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1面2026年(令和8年)11月6日(金)第13号11月6日 6:09発行ニュース約4分・コラム約3分

日刊AIニュース

11月6日(金)号

第13号・11月6日 6:09発行

きのうの要点 作れる動画は最大15秒に、価格は720pで1秒$0.07に──Google DeepMind が Gemini Omni 1.2 Flash を公開し、Gemini API と Google Cloud で一般提供すると発表しました。Meta は Muse アプリに音声会話と表情で反応するアバターを加えると発表し、提供は米国から順次としています。

オムニ、15秒動画に

Gemini Omni 1.2 Flash を公開、動画は最大15秒に、720pは1秒$0.07で30%値下げ

Google DeepMind は11月5日(米国の発表日)、動画の生成と編集ができる Gemini Omni 1.2 Flash(ジェミニ オムニ 1.2 フラッシュ)を公開しました。同社の発表によると、長さは Omni 1.1 の10秒から最大15秒に伸び、価格は1.1から30%下げて720pで1秒あたり$0.07です。商品や背景の差し替え、縦横比の切り替えなどを1ターンずつ直す、会話での編集にも対応するとしています。

Google DeepMind、動画生成・編集モデルGemini Omni 1.2 Flash(ジェミニ オムニ)を一般提供

なぜ大事かGemini API と Google Cloud では一般提供で、Google Vids は Google アカウントまたは Google Workspace の契約で15秒クリップを追加費用なしで生成できると同社は案内しています。ただし Vids の生成本数などの上限や、720p以外の単価は今回取得した発表ページの本文になく、国や地域別の提供状況の記載もありません。Gemini アプリの15秒動画は Google AI Ultra 契約者向けに順次とされ、日本で使えるかは各サービスでの確認が必要です。記事の筆者はこのモデルを試しておらず、内容は公式ページの記載の整理です。

Muse、声で会話(米国から)

Meta、Muse アプリに割り込める音声会話と表情で反応するアバターを追加

Meta は現地時間11月5日、モバイル・Web・Mac版の Muse(ミューズ)アプリにリアルタイムの音声会話と、表情やしぐさで反応するアバターを加えると発表しました。Meta によると、右上の電話アイコンをタップすると話し始められ、話の途中で割り込むこともできます。声は数百種類から選べるとしています。

なぜ大事かMeta の発表では、提供は米国から順次です。今回確認した公式ページには、日本での提供時期、日本語での会話への対応、料金の記載はなく、日本の読者がいつ使えるかはこの発表からは分かりません。応答の速さや自然さにも数値や比較はなく、Meta の説明にとどまります。AI グラスと Muse Charm への音声会話は「近日」とされ、日付は書かれていません。

AIの天気主要AIの稼働状況

開いた時点の各社の公式ステータスページの値。晴れ=正常・くもり=メンテナンス・雨=障害

コラム

おたまが箸に変わったのは、どちらの版か

動画の背景が、縞模様のパビリオンテント、オークの森、白馬のいる馬屋などへと順に移っていく。Google DeepMind の発表ページが Gemini Omni 1.2 Flash の編集の例として載せているのは、そんな1本のクリップです。同社の説明では、背景を順に差し替えても、2人の登場人物の演技と鎧の反射、カメラの構図は保たれたといいます。目を引くのは15秒への延長や30%の値下げですが、私がこのページで面白いと思ったのは、「変わらないこと」が何度も語られている点です。顔、服、パッケージの文字、ブランドカラーは、カメラの角度が変わっても保たれる。最初から最後のフレームまで、キャラクターや物、場面のずれを減らした。いずれも同社の説明で、要するに「頼んでいないところは動かさない」という約束なのだと私は読みました。その約束が効いてきそうなのが、ページがコストを抑える使い方として挙げている流れです。まず360pか720pで素早く下書きし、細部は全体を作り直さず追加の編集で直し、気に入った作品だけを1080pか4Kに引き上げる。企画書をいきなり清書せず、骨組みから少しずつ直していく手順に似ていて、動画の作り方が文書の作り方に寄ってきたようにも見えます。もっとも、これは私の見立てです。今回取得した発表ページの本文に書かれている単価は720pの$0.07だけなので、この流れでいくら節約できるのかは、このページからは計算できません。おかしみがあるのは、ここからです。ページには、最初の画像と最後の画像をつなぐ例で1.1と1.2を比べたものがあり、屋根の猫や、おたまが箸に変わるといった細かな違いが見られると説明されています。ところが、それぞれの変化がどちらの版で起きたのかは、説明文からは特定できません。「ずれを減らした」というモデルの比較で、おたまが箸になったのがどちらなのかは、文章だけでは分からないのです。比較は同社が選んだ例で、今回取得した発表ページに数値のベンチマーク表は載っていません。ページ自身も、速いスポーツの動き、急な台本変更、複雑な物理はさらに改善を進めている分野だと書いています。モデルカードなど別のページは記事では確認しておらず、記事の筆者もこのモデルを試していません。もし手元で試せるなら、派手なカメラワークより先に、背景を一度差し替えて、机の上の小物が同じ小物のままかを見てみたいところです。新しいモデルの実力は、変えてと頼んだ場所より、頼まなかった場所に出るのかもしれません。

コラムは筆者の見方を含みます。事実はリンク先の記事と、その出典によります。

きょうの仕事のAI

仕事で使う道具の変更を、影響の大きい順に8件。各項目に公式の出典があります
  1. ChatGPT 障害ChatGPT Workとdotでエラーが増加
  2. ChatGPT 障害有料プランのChatGPTでメッセージ送信エラー
  3. Copilot 仕様・画面の変更新OutlookのカレンダーのCopilotでアカウント選択
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  5. Gemini 新機能Googleフォームの回答をGeminiが分析(インサイト)
  6. Copilot 新機能ExcelのCopilot回答から変更箇所へ直接移動
  7. Copilot 新機能SharePoint list agentでリストを文章から作成
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2面ほかのニュース・これからの期限・きょうの1問11月6日(金)号

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