AI時短ラボ
検索
モデル

Perplexity(パープレキシティ)のAgent APIがGoogleのGemini 4 Argon(ジェミニ4 アルゴン)に対応11月30日までの導入価格は入力$2・出力$10(100万トークン)

執筆:約12分で読めます

PerplexityのAgent APIが、Googleのgoogle/gemini-4-argonを使えるようになった。11月30日までの導入価格は100万トークンあたり入力$2.00・キャッシュ入力$0.10・出力$10.00で、思考トークンは出力と同じ単価で課金される。

Perplexity(パープレキシティ)のAgent APIがGoogleのGemini 4 Argon(ジェミニ4 アルゴン)に対応──11月30日までの導入価格は入力$2・出力$10(100万トークン)
目次

PerplexityのAgent APIが、GoogleのGemini 4 Argon(ジェミニ4 アルゴン)に対応した。Perplexityの変更履歴(Changelog)の2026年10月の項目に「The Agent API now supports google/gemini-4-argon」と書かれている。2026年11月30日までの導入価格は、100万トークンあたり入力$2.00、キャッシュ入力$0.10、出力$10.00で、思考(reasoning)トークンも出力に含めて課金される。

3行まとめ

  1. PerplexityのAgent APIが google/gemini-4-argon に対応(Perplexityの変更履歴による)
  2. 2026年11月30日までの導入価格は100万トークンあたり入力$2.00・キャッシュ入力$0.10・出力$10.00で、思考トークンは出力単価
  3. Agent APIのモデル一覧では、サービス階層は「Default only」。12月1日以降の価格は今回確認した3ページに記載なし

本記事の内容は、日本時間10月17日3時台に公式ページで確認したものです。

何が追加されたのか

Perplexityの変更履歴は、今回の追加を「Agent API」「Models」の項目として載せている。本文はこうだ。

The Agent API now supports google/gemini-4-argon. Introductory pricing through November 30, 2026 is $2.00 per million input tokens, $0.10 per million cached input tokens, and $10.00 per million output tokens, including reasoning tokens.

(Agent APIが google/gemini-4-argon に対応しました。2026年11月30日までの導入価格は、100万入力トークンあたり$2.00、100万キャッシュ入力トークンあたり$0.10、100万出力トークンあたり$10.00で、出力には思考トークンを含みます。)

Perplexityの説明では、Agent APIは複数の提供元のモデルをひとつの窓口で使えるAPIで、課金は各モデルに公表された単価での従量制だ。今回の対応で、Googleの行には Gemini 4 Argon と Gemini 3系のモデルが並ぶ。Google側のGemini 4 Argonについては、Gemini 4 Argonの発表記事、一般提供と価格の記事、GitHub CopilotでのGemini 4 Argon一般提供を先に出している。本記事は、Perplexity側の提供と価格だけを扱う。

料金はいくらか

Agent APIのモデル一覧ページ(Agent API Models)に載っている google/gemini-4-argon の行を表にした。単位はいずれも100万トークンあたりの米ドル。

項目 単価($/100万トークン)
入力 2.00
出力(思考トークン含む) 10.00
キャッシュ読み取り 0.10
サービス階層 Default only

同ページには「Gemini 4 Argon rates are introductory pricing through November 30, 2026. Reasoning tokens are billed at the output-token rate.」(Gemini 4 Argonの単価は2026年11月30日までの導入価格です。思考トークンは出力トークンの単価で課金されます)とある。変更履歴の数字と、モデル一覧の数字は一致していた。

目安として、入力10万トークン・出力1万トークンの1回の呼び出しを、上の単価で計算するとこうなる(筆者の計算で、Perplexityの例ではない)。

  • 入力: 0.1百万 × $2.00 = $0.20
  • 出力: 0.01百万 × $10.00 = $0.10
  • 合計: $0.30(モデルのトークン代のみ)

ツールの料金はモデルのトークン代とは別だ。Pricingページによると、web_search(標準)は1回$0.0025、Fast Searchは1回$0.001、fetch_url は1回$0.0005。

同じ表の他モデルと比べるとどうか

Agent APIのモデル一覧には、他社のモデルも載っている。同じページから、入力・出力の単価が近いものと、Googleの安いモデルを1つ並べる。長い入力で単価が上がるモデルは、短い側の単価を書いた。

モデル 入力 出力 備考(表の記載)
google/gemini-4-argon 2.00 10.00 導入価格(11/30まで)
anthropic/claude-sonnet-5-5 2.00 10.00 キャッシュ読み取り0.10
openai/gpt-6.1-sol 2.00(272k以下) 10.00(272k以下) 272k超は入力4.00・出力15.00
google/gemini-3.1-pro-preview 2.00(200k以下) 12.00(200k以下) 200k超は入力4.00・出力18.00
google/gemini-3.7-flash 0.75 3.75 キャッシュ読み取り0.075

Gemini 4 Argonの行には、長い入力で単価が上がるという記載がない。一方、Gemini 3.1 Pro、GPT-6.1 Sol、Claude Haiku 5.5には、入力が長いと単価が上がる記載がある。ただしこれは単価の比較であって、同じ仕事に必要なトークン数や出力の質の比較ではない。その比較は、今回の公式ページからはできない。

前と何が違うのか

Agent APIの Googleの行は、これまで Gemini 3 系だけだったと断定できる材料は、今回の取得ページには無い。確認できたのは、現時点の表が「Gemini 4 Argon and the Gemini 3 family」と説明していることまでだ。

Agent APIの他の動きも、同じ10月の変更履歴に並んでいる。

  • NVIDIAの Nemotron 3.5 Super(perplexity/nemotron-3.5-super-120b-a12b)に対応。入力$0.20・キャッシュ入力$0.04・出力$0.50で、旧モデルの perplexity/nemotron-3-ultra-550b-a55b はAgent APIとOrchestrator APIのモデル文書から外れた
  • Claude Haiku 5.5(anthropic/claude-haiku-5-5)に対応。入力が10万トークンを超える要求は単価が上がる
  • PDF・DOC・DOCX・TXT・RTFの文書を input_file として直接渡せるようになった

日本での使い方は

今回確認した3ページには、日本の利用者だけに向けた記載や、日本円の価格、日本語のドキュメントは見当たらなかった。提供は、Perplexity APIを使う開発者向けのモデル指定(google/gemini-4-argon)という形で書かれている。

Anthropic社のモデルを使う場合は max_output_tokens が必須で、省略するとHTTP 400になると、モデル一覧ページに書かれている。同じページは、max_output_tokens はAgent API共通のパラメータだが、この必須条件はAnthropicのモデルだけに当てはまる、とも書いている。実際にGemini 4 Argonへ送るときの挙動は、筆者は試していない。

筆者が公式ページで見たこと

日本時間10月17日3時1分に変更履歴を取得したところ、2026年10月の項目の先頭が Gemini 4 Argon だった。続けて3時2分にモデル一覧とPricingページを取得し、モデル一覧の Google の行に google/gemini-4-argon が「Default only」で載っていることを確かめた。変更履歴の項目には日付の表記がなく、「October 2026」とだけある。このため、対応した日はページだけでは特定できない。

Perplexityの更新通知(RSS)に付いていた時刻は、UTCの10月15日22時6分(日本時間10月16日7時6分)だった。これは通知の時刻であって、ページ本文に書かれた日付ではない。

もうひとつ気づいた点がある。Pricingページは、Agent APIの「Model Pricing」の詳細をモデル一覧ページに任せていて、Gemini 4 Argonの単価はPricingページ自体には書かれていなかった。価格を見るときは、モデル一覧ページか変更履歴を開く必要がある。

導入価格のあとと、今回確認できなかったこと

  • 12月1日以降の価格: 今回取得した3ページには書かれていない。「導入価格」と明記されているので、期間後に変わる可能性はあるが、どう変わるかは分からない
  • 性能・文脈長・最大出力: 今回取得したPerplexityのモデル一覧ページには、Gemini 4 Argonの文脈長や最大出力トークン数の記載がなかった。同じページで文脈長と最大出力が書かれていたのは Nemotron 3.5 Super の行だけだった。Gemini 4 Argon側の仕様はGoogleの文書で確認する必要があり、本記事では扱わない
  • 品質や速度: Perplexity上での動作は、筆者は試していない。本記事は公式ページの記載を整理したものだ
  • 「導入価格」の対象: 変更履歴は Agent API の価格として書いている。他のPerplexity製品での扱いは、確認したページには出てこない

出典と確認時刻

本記事は続報があり次第更新します。

Geminiの最近の変更

Geminiのいま(稼働状況・料金と上限・変わったことの一覧)

この記事でよく聞かれること

PerplexityのAgent APIでGemini 4 Argonを使うときのモデル名は?
Perplexityの変更履歴(Changelog)によると、モデル名は google/gemini-4-argon です。Agent APIのモデル一覧ページにも同じ名前で載っています。
Perplexity経由のGemini 4 Argonの料金はいくらですか?
Perplexityの公式ページによると、2026年11月30日までの導入価格は100万トークンあたり、入力$2.00、キャッシュ入力$0.10、出力$10.00です。出力には思考(reasoning)トークンも含まれ、同じ出力単価で課金されます。
導入価格は11月30日以降どうなりますか?
今回確認したPerplexityの3ページには、12月1日以降の価格は書かれていませんでした。載っているのは「2026年11月30日までの導入価格」という表記だけです。
Gemini 4 ArgonはPerplexityで優先処理などの料金プランを選べますか?
Agent APIのモデル一覧の「Service tiers」欄は、google/gemini-4-argon が「Default only」(標準の処理のみ)です。同じページのOpenAIの表では、GPT-6.1 Solなどに flex と priority が載っています。
シェア: ポスト はてブ

出典・参照資料

AI時短ラボ

大きいニュースはYouTubeでも解説しています。Xでは新着記事をお知らせしています。

コメント

まだコメントはありません。最初のコメントを書いてみませんか?

AIについて聞きたいことはありますか?

質問箱で無料で受け付けています。回答は公開され、他の方の参考にもなります。

質問箱を見る →

関連記事

Gemini 4 Argon公式ベストプラクティス解説動画のサムネイル動画

Gemini 4 Argon(ジェミニ4 アルゴン)の使い方 考える強さは3段階で試して一番低い段階、temperatureは無視、出力の上限は3万2768以上、Googleが/goalで11時間走らせた頼み方

活用実機で検証
Gemini Enterprise(ジェミニ エンタープライズ)とは──Googleの会社・組織向けAIサービス、料金は1ライセンス月額$21から(公式ページの目安)。Agentspaceからの名前の変化、個人のGeminiアプリやWorkspaceとの違い、日本での対応【2026年10月版】の記事画像

Gemini Enterprise(ジェミニ エンタープライズ)とは Googleの会社・組織向けAIサービス、料金は1ライセンス月額$21から(公式ページの目安)。Agentspaceからの名前の変化、個人のGeminiアプリやWorkspaceとの違い、日本での対応【2026年10月版】

活用
Google Antigravity(アンチグラビティ)とは──無料で使えるGoogleのAIエージェント開発環境。Antigravity 2.0(単体アプリ)・CLI(agy)・IDE拡張の3つの入口、無料/AI Pro/AI Ultraで変わる上限、日本で使えるか、Claude Codeなど他社ツールからのログインが規約違反になる理由の記事画像

Google Antigravity(アンチグラビティ)とは 無料で使えるGoogleのAIエージェント開発環境。Antigravity 2.0(単体アプリ)・CLI(agy)・IDE拡張の3つの入口、無料/AI Pro/AI Ultraで変わる上限、日本で使えるか、Claude Codeなど他社ツールからのログインが規約違反になる理由

活用
AI検索エンジン比較──Perplexity・SearchGPT・Gemini・Arc Search【2026年】の記事画像

AI検索エンジン比較 Perplexity・SearchGPT・Gemini・Arc Search【2026年】

プロダクト
Perplexity(パープレキシティ)、Decisions API(ディシジョンズ)に27Bの「pplx-decider-v1.2」と4Bの「flash-v1.2」──入力100万トークン$0.02と$0.01、旧指定はv1.2に自動で切り替わるの記事画像

Perplexity(パープレキシティ)、Decisions API(ディシジョンズ)に27Bの「pplx-decider-v1.2」と4Bの「flash-v1.2」 入力100万トークン$0.02と$0.01、旧指定はv1.2に自動で切り替わる

モデル
Google、Gemini 4 Argon(ジェミニ4 アルゴン)を世界で一般提供──API・Geminiアプリ・AIモードで、導入価格は入力$2・出力$10(100万トークンあたり)の記事画像動画

Google、Gemini 4 Argon(ジェミニ4 アルゴン)を世界で一般提供 API・Geminiアプリ・AIモードで、導入価格は入力$2・出力$10(100万トークンあたり)

モデル
ピンクの壁のモーテルで、黄色い外階段を緑のワンピースの女性が降りていく写真動画

Nano Banana 2.1をGPT Image 2.5と同じお題5本で比べた 看板の文字はどちらも書け、差がついたのは貼り紙の小さな本文と同じキャラの描き分け

モデル実機で検証
Gemini 4 Argonを発表──公式の比較表19項目のうち13項目で1位、出力の上限は100万トークン、最初に使えるのはサイバー防御の専門家だけの記事画像動画

Gemini 4 Argonを発表 公式の比較表19項目のうち13項目で1位、出力の上限は100万トークン、最初に使えるのはサイバー防御の専門家だけ

モデル