AI時短ラボ
検索
1面2026年(令和8年)10月25日(日)第8号10月25日 6:08発行ニュース約4分・コラム約3分

日刊AIニュース

10月25日(日)号

第8号・10月25日 6:08発行

きのうの要点 GitHub は Microsoft Teams 向けに、届いた通知へ @GitHub で返信すると GitHub Copilot に課題の調査やバグ修正、プルリクエストの作成を頼める新しいアプリを公開し、旧アプリは11月16日に廃止すると案内しました。OpenAI は Codex CLI 0.164.0 を公開し、繰り返し使うプロンプトを番号付きの10枠に保存できる /presets などを加えています。

通知から修正依頼

GitHub、Teams向けに新アプリ 通知への返信でCopilotに修正やPR作成を依頼

GitHub は10月23日(米国太平洋時間)、GitHub の通知と GitHub Copilot のコーディング機能をまとめた Microsoft Teams 向けの新しい GitHub アプリを公開しました。公式 changelog によると、チャネルやグループチャット、個人チャットに届いた通知へ @GitHub を付けて返信すると、課題の調査、バグの修正、テストの実行、プルリクエストの作成を頼めます。公式が示す流れでは、提案された変更のレビュー・テスト・マージはチームが行います。

GitHub Copilot(コパイロット)、Microsoft Teams向けの新GitHubアプリを公開

なぜ大事か旧 GitHub アプリは「GitHub (deprecated)」に名前が変わり、11月16日に廃止されます。公式の案内では、Teams で Copilot を使い続けるには統合版のインストールが必要で、「GitHub notifications」を入れている場合は最新版に更新すれば既存の通知機能は引き続き動きます。必要な Copilot のプランや追加料金、日本を含む提供地域は、記事が確認した公式ページには見つからなかったとしています。

Codex CLI、プロンプト10枠

OpenAI、Codex CLI 0.164.0を公開 プロンプトを10枠に保存、/modelは引数で指定

OpenAI の変更履歴によると、10月23日付の Codex CLI 0.164.0 で、再利用できるプロンプトとスラッシュコマンドを番号付きの10枠に保存してキーボードのメニューから呼び出せる /presets が加わりました。/model ではモデル・推論の深さ・速度を、/permissions では権限プロファイルを、引数で直接指定できるようになったとしています。

なぜ大事かほかに、Kitty または Sixel に対応した端末での画像プレビュー、企業の MCP 接続の認証、Windows でサインイン中ユーザーの資格情報を使ったプロキシ認証への対応も載っています。企業向け MCP 認証の対象となるプランや、/presets の上限・設定の書式は、変更履歴からは読み取れなかったと記事は書いています。記事の筆者は実際にインストールして動かしてはいません。

AIの天気主要AIの稼働状況

開いた時点の各社の公式ステータスページの値。晴れ=正常・くもり=メンテナンス・雨=障害

コラム

返信欄で頼むか、10枠に預けるか──同じ日に出た「打つ手間」の減らし方

10月23日付で出た2つの更新は、向いている方向が逆に見えます。GitHub の新しい Teams アプリは、コードの仕事をチャットの画面へ持ち出します。OpenAI の Codex CLI 0.164.0 は、端末の中での入力を短くします。けれど並べてみると、削ろうとしている手間は案外近い、というのが筆者の見立てです。まず Teams のほうです。GitHub の公式 changelog によると、Teams のチャネルやチャットに届いた課題の通知へ @GitHub を付けて返信すると、課題の調査、バグの修正、テストの実行、プルリクエストの作成を頼めます。@GitHub は、リンクされた課題やプルリクエストと会話の文脈を使って、何をすればよいかを理解するとされています。通知を読んだその場所で、次の一手まで頼める作りです。Codex CLI のほうは、変更履歴によると、再利用できるプロンプトとスラッシュコマンドを番号付きの10枠に保存し、キーボードのメニューから呼び出せる /presets が入りました。/model と /permissions も、モデルや推論の深さ、権限プロファイルを引数で直接指定できるようになっています。いつも同じ前置きを打っている人なら、それを番号の付いた引き出しにしまえる、ということです。片方は「どこで頼むか」を、もう片方は「何を打つか」を減らしている。言い換えると、頼むまでの道のりと、頼む言葉の長さです。AI に仕事を渡すときの手間が、どこで起きているかを別々の側から削っている、と読むこともできます。もうひとつの共通点は、どちらも人が確かめる場所を残していることです。GitHub が示す流れは「通知を受ける」「@GitHub に頼む」「提案された変更をチームがレビュー・テストしてマージする」の3段で、最後の段はチームの手にあります。Codex CLI の変更履歴にも、キューに入れたプロンプトは、保留中の権限の選択が解決されるまで待つという修正が載っています。ただし、細かいところはまだ短い公式文の中にしかありません。Teams アプリについて、記事の筆者は、旧アプリの廃止日(11月16日)が載っているのは「Get started」の節の1文だけで、見出しや冒頭では触れられていないと書いています。/presets の記載も1行で、保存できる内容の上限や設定の書式は読み取れなかったそうです。手間を減らす機能ほど、その手前の確認は人の側に残ります。旧アプリを使っている職場なら、まずは11月16日を予定表に入れておくところからです。

コラムは筆者の見方を含みます。事実はリンク先の記事と、その出典によります。

きょうの仕事のAI

仕事で使う道具の変更を、影響の大きい順に1件。各項目に公式の出典があります
  1. Gemini 新機能Vaultで「Workspace内のGemini」の会話を書き出し
2面ほかのニュース・これからの期限・きょうの1問10月25日(日)号

この号はここまで

ニュース約4分・コラム約3分。/daily を開くと、いつでも最新の号が出ます

この号のつくり:前の朝6時から今朝6時(日本時間)までにこのサイトで公開したAIの記事を、AIを使ってまとめ、記事の本文と照らし合わせて確かめています。号の中の事実は、すべてリンク先の記事に書いてあることです。「AIの天気」は開いた時点の各社の公式ステータスページの値、「きょうの仕事のAI」と「これからの期限」は各社の公式の告知によります。

バックナンバー