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Codex(コーデックス)とはOpenAIのコーディング用AIエージェント、FreeとGoでも使えるが量に上限、料金はPlus月3,000円・Pro月16,800円から。使い方・アプリ・CLI【2026年10月版】

執筆:約36分で読めます

日刊AIニュース11月3日(火)号:前日のAIのニュース2本を短くまとめました(約4分)›

Codex(コーデックス)は、OpenAIが提供するコーディング用のAIエージェントで、ChatGPTのアカウントでターミナル(Codex CLI)、エディタ(IDE拡張)、ChatGPTデスクトップアプリ、クラウド(Codex cloud)、スマホから使える。OpenAIのヘルプはFreeとGoにもCodexが含まれるとし、クラウド版はPlus以上と書く。ChatGPTの日本語の料金ページは、Goが月1,400円、Plusが月3,000円、Proが月16,800円から。筆者は2026年10月8日に、公式ドキュメントとログイン前の公式ページを取り直した。

Codex(コーデックス)とは──OpenAIのコーディング用AIエージェント、FreeとGoでも使えるが量に上限、料金はPlus月3,000円・Pro月16,800円から。使い方・アプリ・CLI【2026年10月版】
目次

2026年10月8日・日本時間時点の情報です。 Codex(コーデックス)とは、OpenAIが提供するコーディング用のAIエージェントで、ChatGPTのアカウントを使い、ターミナル・エディタ・ChatGPTデスクトップアプリ・クラウド・スマホから同じエージェントに作業を任せられる。OpenAIのヘルプは、FreeとGoを含む全プランにCodexが含まれると書き(量はプランで変わる)、クラウド版だけはFreeとGoに含まれないとする。ChatGPTの日本語の料金ページでは、Goが月1,400円、Plusが月3,000円、Proが月16,800円から。ログインの手順はCodexのログイン方法に分けた。

本文の大半は2026年9月18日時点の公式文書で書いたものを、10月7日と8日に取り直して直している。Codexの公式ドキュメントは developers.openai.com から learn.chatgpt.com に移った(旧URLは転送される)。この記事は、公式ドキュメントの現在の記述と、当サイトが8月から個別に追ってきた機能・不具合の記事をひとつにまとめたハブである。GPT-6 Astraのプラン別の条件はAstraの使い方、ChatGPT全体はChatGPTの使い方に。用語の索引は/terms。(2026年10月7日追記)公式のCodexのページは「ChatGPT 内の Codex」と書き、ChatGPTのダウンロードページは「現在 Codex アプリをご利用中の方は、ChatGPT にアップデートして Codex を利用できます」と案内している。

3行まとめ

  1. Codexは、OpenAIのコーディング用AIエージェントで、入口はいくつもあり中身は同じ。FreeとGoにも含まれ(量に上限・クラウド版を除く)、ChatGPTの料金はGo月1,400円・Plus月3,000円・Pro月16,800円から(日本語の料金ページ・10月8日確認)。 ターミナルのCodex CLI(codex)、エディタのIDE拡張(VS Code・Cursor・Windsurf。XcodeとJetBrainsは各社の統合経由)、ChatGPTデスクトップアプリ(macOS・Windows・Linux。ChatGPTのドロップダウンから「Codex」を選ぶ)、Codex cloud(ChatGPTのWeb・スマホ・デスクトップアプリから。GitHubのリポジトリを入れたクラウド環境でタスクを動かす)、スマホ(ChatGPTのiOSアプリで「Codex」を開き、クラウドや、つないだパソコンのタスクを始める・承認する・差分を見る)。ログインはChatGPTアカウント(プランの枠で使う)かAPIキー(従量。クラウド機能は使えない)の2択。
  2. 枠はプランで決まり、モデルで消費が違う。 公式の料金の文書(2026年10月7日と8日に取得)の「5時間あたりのローカル送信の目安」は、PlusとStandard BusinessでGPT-6 Astra 5〜45通・GPT-6.1 Sol 15〜160通・GPT-6 Sol 15〜150通・GPT-6 Luna 350〜3,000通。Proのプランには今は5時間の上限が無いと書かれている(9月18日時点ではProにも5倍枠・20倍枠の目安があった)。ChatGPT WorkとCodexは同じ枠を共有する。GPT-5.5は10月14日にChatGPT・Work・Codexの全プランから廃止(APIは対象外)。
  3. 安全に回す道具は揃っている。 リポジトリ直下のAGENTS.mdで指示を渡し、権限プロファイル(:read-only/:workspace/:danger-full-access)で触れる範囲を決め、Goal Modeで長い目標を追わせ、Auto-reviewで境界越えの承認を別エージェントに回す。一方で、完了後もトークンを溶かし続ける既知の不具合(code-mode exec・Desktopのサブエージェント幽霊化)があり、長時間放置する使い方には注意がいる。

訂正(2026年10月7日):Codexの入口を「4つ」(CLI・IDE拡張・デスクトップアプリ・クラウド)と書いていましたが、この記事が拠った9月18日時点の公式文書でも、料金の文書はPlusで使える場所に「on iOS」を挙げ、文書の目次にはスマホから操作する「Remote」が並んでいました。スマホを入口から落としていた誤りで、題・概要文・3行まとめ・1章から「4つ」を外し、入口の表にスマホの行を足しました(内容は末尾の「更新・訂正履歴」)。

更新(2026年10月7日):この記事は9月18日時点の公式文書で書いたもので、その後、料金の文書の「5時間あたりの目安」と、Codex cloudの始め方の手順が書き換わりました。10月7日に取得した文書では、目安の表はPlusとStandard Businessの2列だけになり、モデルの行はGPT-6系に替わり、Proのプランには今は5時間の上限が無いと書かれています。3行まとめと概要文を今の記載に直し、本文の該当箇所に10月7日付の追記を足しました(9月18日時点の表は記録として残しています)。

Codexとは何か、いくらで使えるか

OpenAIのヘルプ「Using Codex with your ChatGPT plan」は、Codexを一文でこう説明している。

Codex is an AI agent that helps you write, review, and ship code.

(訳:Codexは、コードを書き、レビューし、出荷するのを助けるAIエージェント。)

「AIエージェント」は、質問に答えるだけでなく、ファイルを読み、書き換え、コマンドを動かして、作業を何手も続けて進めるAIのこと。Codexの場合の作業の場所は、手元のリポジトリ(コードの置き場)か、OpenAIが用意するクラウドの環境になる。ログイン前のCodexのページ(chatgpt.com/ja-JP/codex)は「強力なコーディングエージェントが、ChatGPT で使えるようになりました。」と書き、使い方の入口として、ChatGPT内のCodex(macOS版のダウンロード)、Codex cloud、Codex IDE拡張機能、Codex CLI(npm i -g @openai/codex)を並べている。

どのプランで使えるか。 次の表は、ChatGPTの日本語の料金ページ(円)と、開発者向けの料金ページ(ドル)、ヘルプの記述を並べたもの(2026年10月8日2時40分〜41分に取得)。

プラン 月額(日本語の料金ページ) 月額(開発者向けの料金ページ) Codexの範囲(公式の記述)
Free 0円 $0 「Codex へのアクセスに上限あり」(日本語の料金ページ)。開発者向けは「GPT-6 Luna at Standard speed in the desktop app, subject to rollout」。クラウド版は含まれない(ヘルプ)
Go 1,400円 $8 開発者向けの記述はFreeと同じ「GPT-6 Luna at Standard speed in the desktop app, subject to rollout」。クラウド版は含まれない(ヘルプ)
Plus 3,000円 $20 「Codex on the web, in the CLI, in the IDE extension, and on iOS」。クラウド連携(自動コードレビュー・Slack)。GPT-6.1 SolとGPT-6 Luna
Pro 16,800円から $100・$200・$500の3段 Plusのすべてに加え、Codexのセッションをより長く使える(日本語の料金ページ)。5時間の上限は今は無い(開発者向け)。Pro $500にAstra Ultrafast
Business (料金ページはビジネス向けの別の欄) 1人あたり月$20(2人以上・年払い。月払いは$25) 管理者の設定のある共有ワークスペース。クレジットで追加購入できる
APIキー プランではなく従量 API価格 CLI・SDK・IDE拡張のみ。クラウド機能なし

円の表示は、ChatGPTの日本語の料金ページをスマホの大きさ(390×844)で開いたときの値。パソコンの大きさ(1280×800)では同じページが「しばらくお待ちください...」の確認画面で止まり、中身を読めなかった。Proの「16,800円から」は、$100の段にあたるとページ自身は書いていない(筆者の読み)。

よく取り違えられるもの。 一つ目は、ChatGPT Workとの違い。料金の文書は「ChatGPT Work and Codex share usage.」(ChatGPT WorkとCodexは使用量を共有する)と書き、ChatGPT Work側の使用もCodexと同じ料金・クレジット・上限になる。二つ目は、APIキーでの利用で、これはサブスクではなくAPI料金になる(2章)。三つ目は、他社のコーディング用エージェントで、AnthropicのClaude CodeはClaude Code(クロードコード)とはに別にまとめた。

9月29日のDevDay 2026でCodexに加わったこと(9月30日追記)

このガイドの公開後、OpenAIは9月29日(米国時間)のDevDay 2026で、Codexの更新をまとめて発表した。公式ブログ「DevDay 2026 Recap」の記述を並べる(下の各節は9月22日時点の記述に、10月7日と8日に取り直した公式文書の変化を足したもの)。

更新 中身 対象プラン
Codex in the cloud パソコンの上でも、スマホから遠隔でも、どの端末からでもクラウドでCodexを動かせる。使い回せる開発環境で作業を早く始められ、承認済みの設定と権限をチームで共有できる Plus・Pro・Business・Healthcare・Education・Enterprise
Codex CLIの刷新 声で作業を始めたり方向を変えたりできる。新しい /agents 画面で、複数の作業を任せて追える。プロンプトの編集・セッションの再開・worktreeの扱いを改善し、画面も見やすくした 全プラン
Code Review ChatGPTデスクトップアプリで、複数のプロジェクトの変更を要約と差分で見て、Codexに問題点を聞いてからGitHubのプルリクエストやGitLabのマージリクエストに意見を返せる。自動レビューを設定すると、離席中にクラウドで最初の確認をする 全プラン
Codex Security Cloud GitHubのリポジトリ全体を、必要な時か定期的に検査し、新しいコミットも確認し続ける。見つけた問題を調べ、重複を除き、修正案をクラウドで用意する(パソコンを閉じていても)。「Daybreak Blue」のモデルを、別途の申請なしで使える Pro・Business・Enterprise・Edu(デスクトップとWeb)
GPT-6 Astra Ultrafast Codexでの生成が最大8倍(毎秒300トークン) Pro 500・Enterprise

Pro 500とUltrafastの条件は「ChatGPT「Pro 100・Pro 200・Pro 500」の違い」、常時動くエージェント「dots」がCodexのクラウド環境で作業を作れることは「OpenAIの「dots」とは」、DevDayの発表全体は「OpenAI DevDay 2026まとめ」にまとめた。

1. 入口とインストール

入口 何ができるか 始め方(公式ドキュメント)
Codex CLI ローカルのリポジトリを読んで編集し、手元のツールを実行。codex execでスクリプトやCIからも呼べる macOS/Linux: curl -fsSL https://chatgpt.com/codex/install.sh | sh/Windows: PowerShellのinstall.ps1/npm install -g @openai/codex/brew install --cask codex。更新も同じコマンド(Homebrewだけはbrew upgrade --cask codex)
IDE拡張 開いているファイルや選択範囲をそのまま文脈に。差分をエディタ内で確認 VS Code・Cursor・Windsurfは拡張openai.chatgpt。Xcodeは「coding intelligence」、JetBrainsはAI Chatで「Codex」を選ぶ
ChatGPTデスクトップアプリ プロジェクト・ローカルのフォルダ・長いタスク。Chat/Work/Codexを1つのアプリで切り替え アプリを入れてサインイン→フォルダを開く→ドロップダウンで「Codex」
Codex cloud クラウドの環境で、タスクごとに別の作業場所を持って動く。パソコンがスリープ中も続く。LinearやSlackからも始められる ChatGPT(Web・スマホ・デスクトップアプリ)にサインイン→WebかデスクトップアプリでWork in > Cloudを選び「Select environment」→GitHubのリポジトリを選ぶ(求められたらGitHubを接続)→設定と結果を見て「Publish」→タスクを始める。スマホは「Codex」を開いて既存の環境を選ぶ
スマホ(ChatGPTのiOSアプリ) クラウドのタスクや、つないだパソコン(Mac・Windows)のタスクを、スマホから始める・指示する・承認する・差分を見る パソコンをつなぐ場合は、パソコンのChatGPTデスクトップアプリで Settings > Connections > Control this Mac or PC の「Set up」(または「Add」)→表示されたQRコードをスマホで読み、同じChatGPTのアカウントとワークスペースでサインインして接続を承認→iOSのChatGPTアプリで「Codex」を開く

スマホの行は、2026年10月7日に取得した公式文書「Codex on mobile」による(10月7日の訂正で足した行)。文書「Remote connections」は、iOSかAndroidのChatGPTアプリからパソコンを操作できると書く一方、「Codex」を開く手順はiOSで書いている。「Codex on mobile」は、使えるかどうかは段階的な提供とワークスペースの設定による(Availability depends on rollout and your workspace settings.)と書く。

(2026年10月7日追記・8日に更新)表のCodex cloudの行は、10月7日と8日に取得した公式文書「Codex Cloud」による。新しい環境はWebかデスクトップアプリで作り、作る途中でCodexがリポジトリを調べ、依存関係とツールを入れて試す。9月18日時点の同じ文書(題は「Codex cloud」)の手順は、chatgpt.com/codexにサインイン→GitHubかGitLab(ベータ)を接続→環境を作る→最初のタスク→差分を見てPR、で、その後書き換わった。今のページ(Markdown版)には「GitLab」の語が無い。GitLabは、同じ文書群の索引(llms.txt)では、マージリクエストのコードレビューとCodex SecurityのCIの文書に出てくる。LinearとSlackから作業を始める文書は、索引に引き続き載っている。

CLIの最初の一手は、プロジェクトのディレクトリでcodexを打ち、「Sign in with ChatGPT」を選ぶ。公式は「タスクの前後でGitのチェックポイントを作って戻せるようにする」ことを勧めている。codex resumeで過去のチャットに戻る、codex --imageで画面写真を渡す、codex --searchでWeb検索を有効にする、codex mcpでMCPサーバーを足す、/permissionsで今の境界を確認する、codex cloudでクラウドに投げる、といったコマンドがCLIのドキュメントに並ぶ。macOSのデスクトップアプリでは、Commandキーを両方押すと最前面のアプリの画面とテキストをそのまま渡せる(Appshots)。

2. ログインとプラン

2つのサインイン。 公式「Authentication」は、ChatGPTでのサインイン(サブスクリプションの枠で使う)と、APIキーでのサインイン(従量課金)の2つを挙げる。デスクトップ・CLI・IDE拡張はどちらでも動くが、Codex cloudはChatGPTでのサインインが必須。APIキーの場合はクラウド機能(GitHubのコードレビュー、Slackなど)が使えず、使えるモデルはそのキーで使えるAPIモデルに従い、料金はAPI価格になる。データの扱いも、ChatGPTならワークスペースの設定、APIキーならAPI組織の設定に従う。

プラン別の目安(公式Pricing・5時間あたりのローカル送信数)。 10月7日と8日に取得した料金の文書は、目安を「Plus and Standard Business」についてだけ載せ、「Pro plans currently have no five-hour limit.」(Proのプランには今は5時間の上限が無い)と書く。

モデル(10月8日の文書) Plus Standard Business
GPT-6 Astra 5〜45通 5〜45通
GPT-6.1 Sol 15〜160通 15〜160通
GPT-6 Sol 15〜150通 15〜150通
GPT-6 Luna 350〜3,000通 350〜3,000通

公式はこれを固定の上限ではない目安と断り、表の下に「Weekly limits may also apply.」(週間上限がかかることもある)と書く。クラウドについては「Cloud tasks may use more of your allowance than local messages.」(クラウドのタスクはローカルの送信より多く枠を使うことがある)。Enterprise/Eduの柔軟課金は固定上限なしでクレジット消費。同じ文書の表では、Fastモードは標準の2.5倍、GPT-6 Astra Ultrafastは8倍の割合でプランの枠を使う。Proの料金の欄は「Plans at $100, $200, or $500 USD per month」(月100・200・500ドルのプラン)としている。枠を使い切ったあとの「貯めておいたリセット」についてはbanked resetsの記事に。

(2026年10月7日追記)この記事を最初に書いた9月18日の料金の文書は、次のように、Proの5倍枠・20倍枠の列を持ち、モデルの行はGPT-5.6系だった。Internet Archiveの保存版では、9月29日0時37分(UTC)の版まではProの5倍枠・20倍枠の列が残っていて、9月30日6時33分(UTC)の版で今の形になっていた。

モデル(9月18日の文書) Plus Pro 5倍枠($100) Pro 20倍枠($200) Business標準
GPT-6 Astra 5〜45通 25〜225通 100〜900通 5〜45通
GPT-5.6 Sol 10〜100通 50〜500通 200〜2,000通 10〜100通
GPT-5.6 Terra 25〜200通 125〜1,000通 500〜4,000通 25〜200通
GPT-5.6 Luna 250〜2,000通 1,250〜10,000通 5,000〜40,000通 250〜2,000通

この時点の文書は、クラウドのチャットはGPT-5.6 Solを使うと書き、「Business ($100) uses the Pro 5x estimates.」(Business($100)はProの5倍枠の目安を使う)とも書いていた。同じ日の文書でも、Businessプランの料金の欄は「$20 / user / month」(2人以上・年払い。月払いなら1人月$25)で、今の文書の料金の欄も同じ額だ。

モデルの選び方。 CLIでは/modelかcodex --model gpt-6.1-sol、codex exec -m gpt-6.1-sol "…"(公式のModelsの文書の例。9月18日の版ではgpt-5.6の例だった)。公式「Models」は、推論の強さ(effort)は既定から始めて、深い計画や分析が要るときに上げること、Ultraはサブエージェントを使う別物であることを書く。GPT-5.5は2026年10月14日にChatGPT・ChatGPT Work・Codexの全プランから廃止され、ワークスペースの既定・保存済みのモデル設定・カスタムエージェント・スケジュール済みタスク・スクリプトのgpt-5.5を置き換えるよう案内されている(APIは対象外)。置き換え先は、10月8日に取り直した文書では、Plus・Pro・Business・Enterprise・Eduがgpt-6-sol、FreeとGoがデスクトップアプリのgpt-6-luna(9月の版はgpt-5.6-solと書いていた。Internet Archiveの9月21日(UTC)の保存版で確認)。Astra公開後にOpenAIが出した「前のモデル向けの指示を減らす」ガイドはこちら。

3. 指示・権限・長い作業

  • AGENTS.md:リポジトリに置く指示ファイル。ただしAGENTS.mdは「お願い」であって強制ではなく、境界は権限側で引く(AGENTS.mdだけでは危ない)
  • 権限プロファイル(ベータ):ファイルシステムとネットワークの規則を組み合わせた名前付きポリシー。組み込みは:read-only/:workspace/:danger-full-accessの3つ。network.enabled=trueだけではプロキシが起動せずドメイン制限がかからない仕様に注意(同上)
  • サンドボックス:Windowsはelevated/unelevatedの2方式で、UACで止まるときの切り分けはこちら。内部のリスク審査「Guardian V2」は専用の解説記事が無く、チェンジログに100件近い変更が積まれている(記事)
  • Goal Mode:5月21日の更新で実験段階を終え、アプリ・IDE・CLIで/goalが使える。ゴールを始めてもサンドボックスと承認ポリシーは変わらない(記事)
  • Auto-review:人間の承認の代わりに「別のCodexエージェント」に承認判断を回す。連続3回、または直近50件中10回の拒否でターンを止めるサーキットブレーカーつき(記事)
  • Codex Security:脅威モデル→コミットスキャン→サンドボックス検証→パッチ提案の4段階。パッチの自動適用はしない。GitHub PR向けのSecurity ReviewはPlus対象外(記事)
  • 中断フック・タスク参照:0.150.0で、中断時に走るフック(タイムアウト既定1秒・最大3秒)と、「@」で別タスクを参照するツール群が入った(フック/@メンション)
  • サブエージェント・マルチエージェント:CLIのsubagentsで調査を分割できる。内部呼称「multi-agent v2」の開発中の様子はv0.150.0の記事に

4. 知っておくべき不具合

  • code-mode execのポーリング:長時間コマンドの完了を「プッシュ」で知る仕組みが無く、モデルがフルコンテキストを送り直してwaitを呼び続ける。作業完了後の90ターンで2,161万トークンを消費した実例(記事)
  • Desktopのサブエージェント幽霊化:完了したサブエージェントが「running」のまま残り、親が延々とポーリング。新規のPro週次枠が15.5時間で90%に達した報告(記事)
  • Windows Desktopの起動不能:更新直後に「バイナリはあるのに実行できない」issueが3日で4件(記事)
  • リモート圧縮の画像予算:画像を含む会話履歴でトークン予算を守れていなかった不具合は修正済み(記事)

いずれも「放置して長時間回す」使い方で被害が大きくなる型で、使用量ダッシュボード(公式Pricingの「Where can I see my current usage limits?」)を日に一度は見ることが対策になる。

5. Codexの中身と周辺

Codexを動かしているハーネス(エージェントの実行ループ)はOpenAIが8月19日にオープンソースで公開し(記事)、9月にはそのハーネスとサンドボックスをAPI 1回で借りられる「Agents API」がパブリックベータになった(記事)。GPUカーネル最適化を自動リサーチで回した232倍の事例はこちら。他社モデルで動かす例として、DeepSeek APIはCodex向けにResponses APIへネイティブ対応している(互換表)。Claude Code・Codex・Devinの「APIキーを配らない認証」への移行はこちら。

筆者の使い方

筆者はChatGPT Pro($100の段)で、ChatよりCodex(macOSのデスクトップアプリ)を使う時間が長い。9月5日05:32にCodexのモデル欄に「GPT-6 Astra 中」と表示されたのを見てその場で切り替えた(画面の記録は提供開始の記事。「中」は推論の強さのスライダーの位置)。上の表の通数は公式ページの記載を写したもので、筆者が自分で上限に当たって計測したものではない。

2026年10月8日2時40分、筆者はログインせずに、ヘッドレスのChromeでchatgpt.com/ja-JP/codexをパソコンの大きさ(1280×800)とスマホの大きさ(390×844)で開いた。パソコンの画面は、上に「ChatGPT」の見出しと「ログイン」ボタン、中央に「Codex」「強力なコーディングエージェントが、ChatGPT で使えるようになりました。」と「macOS 版をダウンロード」のボタンが出た。ページの下の方には、Plus・Pro・Businessの3つのプランの案内があり、FreeとGoの欄は無かった。2時41分に開いた日本語の料金ページ(スマホの大きさ)にはFreeとGoの欄があり、Freeの項目に「Codex へのアクセスに上限あり」と出た。同じ時刻にヘルプセンターの「Using Codex with your ChatGPT plan」を開くと、「Codex is included across ChatGPT plans, including Free and Go.」と出た。アカウントは作らず、ログインしていないので、ログイン後の画面は見ていない。撮影と画面のテキストは筆者の作業フォルダに保存している。

週間上限の数字とAstra選択可否は不明

  • Plusで使えるGPT-6 Astraが「WorkとCodexのみ」である点はAstraの使い方で整理したが、Codex cloudでAstraを選べるかは、本記事が確認した範囲では公式Pricingに明記がない(9月18日の版は「クラウドのチャットはGPT-5.6 Solを使う」とだけ書き、10月7日と8日の版にはこの文が無い)
  • 週間上限の具体的な数字は、公式Pricingに「Weekly limits may also apply」とあるだけで記載がない
  • FreeとGoでCLIやIDE拡張が使えるかは、本記事が確認した範囲では公式ページどうしで書き方が揃っていない。ヘルプは「Codexは全プランに含まれる」とし、開発者向けの料金ページはFreeとGoを「デスクトップアプリで、提供状況による」とする。詳しくはログイン方法の記事に
  • 円の料金は、スマホの大きさで開いた日本語の料金ページの表示。パソコンの大きさではページを開けなかった
  • 各不具合の修正状況は、それぞれの記事の時点のもの

出典はOpenAIの公式ドキュメントと公式ページ

  • Codex CLI/IDE extension/Codex cloud/Authentication/Models/Pricing(learn.chatgpt.com、いずれも2026年9月18日にMarkdown版を取得)
  • (2026年10月8日追記)Pricing・Models・CLI・Codex Cloud・Codex on mobileを10月8日2時40分に取り直し(4時26分にMarkdown版でも突き合わせ、QuickstartとChatGPT desktop appの文書を足した)、ヘルプセンターの「Using Codex with your ChatGPT plan」と、ChatGPTの日本語の料金ページ・Codexのページ(円の価格とFree・Goの扱い)を足した
  • (2026年10月7日追記)PricingとCodex Cloudを10月7日に取り直し、Codex on mobile・Remote connections(learn.chatgpt.com)と、chatgpt.comのCodexのページ・ダウンロードページを足した。9月18日時点の記載は、Internet Archiveに保存された版(Pricingは9月17日20時06分(UTC)、Codex cloudは9月17日20時38分(UTC))と突き合わせた
  • 機能と不具合の詳細は、当サイトの各記事(それぞれ公式ドキュメント・GitHubのissue/PRへのリンクあり)
  • 本記事は入口・料金・目安・廃止日が変わったら更新する

Codexの事例を扱った当サイトの記事

この記事でよく聞かれること

Codexとは何ですか?
Codex(コーデックス)は、OpenAIが提供するコーディング用のAIエージェントです。OpenAIのヘルプは「Codex is an AI agent that helps you write, review, and ship code.」(コードを書き、レビューし、出荷するのを助けるAIエージェント)と説明しています。ChatGPTのアカウントで、ターミナル・エディタ・ChatGPTデスクトップアプリ・クラウド・スマホから使えます。
Codexは無料で使えますか?
一部は使えますが量に上限があります。OpenAIのヘルプは「Codex is included across ChatGPT plans, including Free and Go」(FreeとGoを含む全プランに含まれる)と書き、使える量はプランで変わるとします。ただしクラウド版(Codex Cloud)はFreeとGoには含まれません。開発者向けの料金ページは、FreeとGoを「GPT-6 Luna at Standard speed in the desktop app, subject to rollout」(デスクトップアプリで、提供状況による)としています。
Codexの料金はいくらですか?
ChatGPTの日本語の料金ページ(2026年10月8日に筆者が確認)は、Goが月1,400円、Plusが月3,000円、Proが月16,800円からです。開発者向けの料金ページはGoを月$8、Plusを月$20、Proを月$100から($100・$200・$500の3段)としています。APIキーでの利用はプランではなくAPI料金の従量です。
Codexはどのプランから、どこで使えますか?
開発者向けの料金ページは、Plusの欄に「Codex on the web, in the CLI, in the IDE extension, and on iOS」と書きます。デスクトップアプリはFreeとGoにも案内され、クラウド版はヘルプによるとPlus・Proの各段・Business・Enterprise・Healthcare・Educationの対象です。提供は段階的で、ワークスペースの設定にもよります。
CodexとChatGPTの違いは何ですか?
ChatGPTは対話や調べものの窓口で、Codexは同じChatGPTのアカウントで使う、リポジトリを読み、ファイルを書き換え、コマンドを動かして作業を進めるコーディング用のエージェントです。ChatGPTのアプリの中のほか、ターミナルやエディタからも使えます。OpenAIのCodexのページは「強力なコーディングエージェントが、ChatGPT で使えるようになりました。」と書き、料金の文書は、CodexとChatGPT Workは使用量を共有すると書きます。
Codexのダウンロード先はどこですか?
ターミナル版は npm install -g @openai/codex か、公式ドキュメントのインストールコマンドで入れます。デスクトップは公式のChatGPTのダウンロードページから入れます。ログイン前のCodexのページ(2026年10月8日に筆者が確認)には「macOS 版をダウンロード」のボタンがあり、公式ドキュメントはデスクトップアプリをmacOS・Windows・Linux向けと書きます。
CodexにはAPIキーが必要ですか?
必要ではありません。公式の認証の文書は、サインインの方法を「ChatGPTでのサインイン」と「APIキー」の2つとします。ChatGPTでサインインすれば、プランの枠で使えます。APIキーは自動化やCIに向く方法で、クラウド機能(GitHubのコードレビュー、Slackなど)は使えず、料金はAPI価格になります。ログインの手順は別の記事にまとめています。
Codexの使用量の上限はどう決まりますか?
公式の料金の文書は、PlusとStandard Businessで5時間あたりのローカル送信の目安をモデル別に載せています(GPT-6 Astraは5〜45通など)。固定の上限ではなく、タスクの大きさとモデルで変わります。同じ文書は、Proのプランには今は5時間の上限が無く、週間上限がかかることもあると書きます。
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出典・参照資料

更新・訂正履歴

  • 入口の数を訂正。題・概要文・検索結果用の説明文・3行まとめ・冒頭の段落・1章で、Codexの入口をCodex CLI・IDE拡張・ChatGPTデスクトップアプリ・Codex cloudの「4つ」としていたが、この記事が拠った2026年9月18日時点の公式文書でも、料金の文書(learn.chatgpt.com/docs/pricing)はPlusの欄に「Codex on the web, in the CLI, in the IDE extension, and on iOS」と書き、文書の目次の「Available on」にはスマホから操作する「Remote」も並んでいた(Internet Archiveに9月17日20時06分(UTC)に保存された版で確認)。9月22日(UTC)に保存された「Remote」の文書は、ChatGPTのスマホアプリから、つないだパソコンのタスクを始め、指示し、承認する手順を書いている。スマホを入口から落としていた誤りで、「4つ」を外し、1章の表にスマホの行を足した。スマホの行の手順は、2026年10月7日に取得した文書「Codex on mobile」(iOSのChatGPTアプリで「Codex」を開き、クラウドや、つないだMac・Windowsのパソコンでタスクを動かす)による。
  • サムネイル画像を作り直した。10月7日の訂正で題・概要文・本文から外した「CLI・IDE拡張・デスクトップ・クラウドの4つの入口」が、記事のサムネイル画像の文字に残っていた(題も「Codexの使い方【2026年9月版】」のままだった)。今の題に合わせて作り直した。入口はCLI・IDE拡張・ChatGPTデスクトップアプリ・Codex cloud・スマホ(ChatGPTのアプリの「Codex」)。
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活用(発表 2022年11月30日)