GPT-6 AstraがChatGPT Proに到着Plus・Businessも後日拡大、Proは2段の枠、Codexの5時間目安はAstraがGPT-5.6 Solの半分
日刊AIニュース10月20日(火)号:前日のAIのニュース12本を短くまとめました(約8分)›
OpenAI公式Xが2026年9月5日05:13(日本時間)、GPT-6 AstraをChatGPT WorkとCodexのPro・Enterprise・Business Premiumに提供開始したと告知した。APIも稼働。「数日かかる場合がある」とされたPlusとBusinessも、その後WorkとCodexで使えるようになった(OpenAIヘルプセンターの記載。通常のChatでAstraを使えるのはPro・Business・Enterprise)。Proは月16,800円からの5倍枠と$200の20倍枠の2段で、Codexの公式目安ではAstraは5時間あたりPlus 5〜45通、Pro 20倍枠で100〜900通と、GPT-5.6 Solの半分にあたる。なお$200は2026年9月10日から新規申込・引き上げを一時停止中。

目次
GPT-6 Astraに関する当サイトの記事の入口はまとめページに。
2026年9月5日朝・日本時間時点の情報です。OpenAI公式Xが日本時間9月5日05:13、GPT-6 Astraの提供開始を告知した。今日から使えるのはChatGPT WorkとCodexのPro・Enterprise・Business Premiumの全ユーザーで、APIも稼働している。PlusとBusinessは「数日かかる場合がある」。この記事は、公式X・公式ヘルプ・料金ページ・Codex料金ページの記載だけで、誰が使えるか、いくらか、5時間にどれだけ送れるか、止まる仕様の4点を整理する。
動画版も公開しています: https://youtu.be/CMKPQyf15oY
9月3日の公開時点の数字と安全装置は前回の記事に整理してある(GPT-6 Astra公開──自社比較表では首位、独立指標では5位)。
公式ガイド「Using GPT-6 Astra」の全体解説(癖5つと対処法11本の原文つき)も公開した(GPT-6 Astra公式ガイド全体解説)。
9月17日時点のプラン別の提供条件と上限(Plusは Work・Codexのみ、ProはChatで「GPT-6 Pro」として週50〜200通、APIの27.2万トークン境界など)はGPT-6 Astraの使い方にまとめ直した。
9月11日には、公式ガイドの続きにあたる開発者ブログ「Rethinking skills and prompts for GPT-6 Astra」が出た。skillの説明文・AGENTS.md・境界の言葉・完了の定義の4か所をどう減らすかの解説はこちら(GPT-6 Astra公式ガイドの続き──skillとAGENTS.mdは足すより減らせ)。
Pro $100・$200の料金体系そのものの解説(2026年9月10日からのPro $200新規停止の詳細など)はChatGPT有料版 Plus・Proの料金記事に、AstraとClaude Fable 5.1の突合は比較記事にまとめてある。日本時間9月23日には、同じGPT-6世代のGPT-6 SolとLunaも公開された。OpenAIの公式ブログは、Astraを引き続き最上位のモデルとしたうえで、SolとLunaのAPI価格を「GPT-5.6のプロモーション価格と比べて50%引き下げ」たと書いている。
更新(2026年9月25日):2026年9月24〜25日(日本時間)に一次ソースを再確認し、公開後の変化を反映した。
①公開時点で「数日かかる場合がある」とされていたPlusとBusinessへの提供は、その後確認できている。Plusは、ヘルプセンター「GPT-5.6 and GPT-6 Pro in ChatGPT」に「Plus plans include GPT‑6 Astra in ChatGPT Work and Codex」(PlusプランはChatGPT WorkとCodexでGPT-6 Astraを含む)とあり、2026年9月17日時点で確認済み(使い方の記事の提供状況表)。Businessは、ヘルプセンター「ChatGPT Work and Codex」に「Plus and Business Standard seats include limited Astra usage, with optional credits for additional usage afterward」(PlusとBusiness Standardのシートには限られたAstraの利用が含まれ、その後は任意でクレジットを使って追加利用できる)とあることを2026年9月25日に確認した。同じ節によると、Pro $100・Pro $200とBusiness Premiumのシートは既存の枠をすべてAstraに使える。正確な提供完了日はOpenAIが公表しておらず、本記事では特定できない。
②通常のChatでAstra(表示名は「GPT-6 Pro」)を使えるのは、ヘルプセンターの記載ではPro $100・Pro $200・Business・Enterpriseで、Plusは含まれない。
③2026年9月10日からPro $200(Pro 20倍枠)の新規申込・他プランからの引き上げが一時停止中(既存のPro $200契約は通常どおり更新される。9月10日時点で$200を使っていた人などには、1回限りの再加入の例外がある)。ヘルプセンター「About ChatGPT Pro tiers」で2026年9月25日時点も継続を確認(9月30日追記:OpenAIは9月29日にPro $200の新規受付を再開した。新規の契約は以前より少ない利用枠で、既存の契約者は10月29日まで旧来の枠を使える。あわせて月500ドルのPro 500が加わった。詳しくはPro 100・Pro 200・Pro 500の違い)した。
④Pro $100・$200の利用量(Plusの5倍・20倍)、日本の料金ページの「月額16,800円から」、Codexの5時間あたりのAstraの目安、API価格(入力$10・出力$50)は、2026年9月25日時点で本文の記載と変わっていない。一方、料金ページのPro欄の表示と、Codex料金ページのBusinessの扱いは変わっており、該当箇所に注記した。
3行まとめ
- 9月5日05:13(日本時間)、公式Xが提供開始を告知。対象はChatGPT WorkとCodexのPro・Enterprise・Business Premium、APIも稼働、PlusとBusinessは「数日」(その後PlusとBusinessもWork・Codexで使えるようになったことを、OpenAIヘルプセンターの記載で確認。提供完了日は未公表)。筆者環境(ChatGPT Pro)では同日05:32にCodexのモデル欄に「GPT-6 Astra」が表示された。
- Proは月16,800円から(日本の料金ページ)。ヘルプによれば**$100がPlusの5倍、$200が20倍**の利用量で、機能は同じ。年払いは無い。2026年9月10日からPro $200は新規申込・引き上げを一時停止していたが、9月29日に再開した(新規は以前より少ない利用枠・既存は10月29日まで旧来の枠。同日にPro $500も新設)。
- Codex料金ページの目安では、Astraはローカル送信で5時間あたりPlus 5〜45通、Pro 5倍枠 25〜225通、Pro 20倍枠 100〜900通。同じ表のGPT-5.6 Solは10〜100/50〜500/200〜2,000通で、Astraは同じ枠でSolの半分にあたる。
公式Xの原文
GPT-6 Astra is now available to all Pro, Enterprise, and Business Premium users in ChatGPT Work and Codex. It's also live in the API.
It might take a few days to roll out to our Plus and Business users. Thank you for your patience.
(GPT-6 Astraは、ChatGPT WorkとCodexのすべてのPro、Enterprise、Business Premiumユーザーが利用できるようになった。APIでも稼働している。PlusとBusinessユーザーへの展開には数日かかる場合がある。お待ちいただき感謝する)
投稿は日本時間9月5日05:13。9月3日の公式ブログは「今日は限られた組織に、数日のうちにPlus・Pro・Business・Enterpriseの全員とAPI・AWSに」と書いており、そのうちPro・Enterprise・Business Premiumが先に来た形である。
誰が今日から使えるか
| 区分 | 状態(公式X・9月5日05:13) |
|---|---|
| ChatGPT Pro | 提供開始(WorkとCodex) |
| ChatGPT Enterprise | 提供開始(WorkとCodex) |
| ChatGPT Business Premium | 提供開始(WorkとCodex) |
| OpenAI API | 稼働 |
| ChatGPT Plus | 「数日かかる場合がある」 |
| ChatGPT Business | 「数日かかる場合がある」 |
| 通常のチャット画面 | 本記事が確認した公式Xの文面には記載がない。書かれているのは「Work」と「Codex」の2つ |
BusinessとBusiness Premiumは別の扱いで、Premiumだけが先に来ている。この表は2026年9月5日05:13時点の告知内容そのものである。Plus・Businessのその後の状況は、冒頭の2026年9月25日の更新注記を参照。
Proはいくらか、2段の枠は何が違うか
| 項目 | 内容 | 出典 |
|---|---|---|
| Plus | 月3,000円 | 料金ページ(日本) |
| Pro | 「月額16,800円から」 | 料金ページ(日本) |
| Proの2段 | $100はPlusの5倍、$200は20倍の利用量。機能は同じで量だけ違う | ヘルプ「About ChatGPT Pro tiers」 |
| 上段の円価格 | 料金ページに表示なし(米ドルで$200) | 料金ページ(日本)・ヘルプ |
| 年払い | Go・Plus・Proは月払いのみ。年払い・複数月の前払いは無い | ヘルプ |
| 上段へ変更 | 即日反映、請求サイクルがそこから始まり直す | ヘルプ |
| 下段へ変更 | 次回更新日から | ヘルプ |
| 解約 | 期末まで使える | ヘルプ |
料金ページのPro欄には、5倍または20倍の利用量、GPT-5.6 Sol ProによるPro推論、Codexの最大タスク数、高速で無制限の画像作成、が並んでいる。(9月5日時点の表示。2026年9月25日に再確認した時点では、Pro欄は「利用枠が5倍に拡大」「GPT-6 Astra による Pro 推論」という表示に変わっている)
Codexで5時間にどれだけ送れるか
Codex料金ページには、プランごとに「5時間あたりのローカル送信の目安」が載っている。数値はOpenAIが「目安であり固定の上限ではない」としているものである。
| モデル | Plus | Pro 5倍枠 | Pro 20倍枠 |
|---|---|---|---|
| GPT-6 Astra | 5〜45通 | 25〜225通 | 100〜900通 |
| GPT-5.6 Sol | 10〜100通 | 50〜500通 | 200〜2,000通 |
| GPT-5.6 Luna | 250〜2,000通 | 1,250〜10,000通 | 5,000〜40,000通 |
同じ枠でAstraはSolの半分の回数で、1通あたりの消費が約2倍にあたる。幅が広いのは、作業の大きさで消費が変わるためだと同ページは説明している。小さな修正は少なく、長い自走や大きな文脈を持たせる作業は1通で多く減る。
同ページの注意書きは4つある。ローカル送信とクラウドの会話は同じ枠を共有する。週の上限もあり得る。クラウドの会話はGPT-5.6 Solで動き、ローカルより多く消費することがある。高速モードは消費が速く、画像生成は枠を3〜5倍速く使う。Businessプランは「Pro 5倍枠と同じ目安」と書かれている。(2026年9月25日に再確認した時点では、表に「Standard Business」の列があり、AstraはPlusと同じ5〜45通になっている。「Pro 5倍枠と同じ目安」とされているのは「Business ($100)」である。同じ表には、日本時間9月23日に公開されたGPT-6 Sol(Plus 15〜150通)とGPT-6 Lunaの行も加わっている。GPT-6 Astra・GPT-5.6 Sol・GPT-5.6 Lunaの上の数値は変わっていない)
筆者の環境で見えたもの
この記事を書いている筆者はChatGPT Proを使っている。9月5日05:32、macOSのChatGPTデスクトップアプリでCodexを開いたところ、入力欄右下のモデル欄に「GPT-6 Astra 中」と表示され、その上に推論の強さを選ぶスライダーが出ていた。「中」はそのスライダーの現在位置である。公式Xの投稿から19分後の画面で、Proについては告知どおりに使える状態だった。Plusについては筆者の手元に確認できる環境がなく、本記事では公式の「数日」以上のことは書けない(公開時点の記述。その後の提供状況は冒頭の更新注記を参照)。
Codexでの挙動と、止まる仕様
9月3日の公式ブログは、Codexでの挙動を2つ書いている。
In Codex, it can ask asynchronously while continuing work that doesn't depend on your reply. If you don't respond, it proceeds with sensible assumptions where appropriate, but waits for your input on consequential decisions.
(Codexでは、返事に依存しない作業を続けながら非同期で質問できる。返事が無ければ、妥当な前提で進めてよい所は進めるが、重大な判断はあなたの入力を待つ)
Combined with Astra's efficiency, this translates to a 1.9x faster task completion compared to the current GPT-5.6 Sol experience, on the Mind2Web benchmark.
(Astraの効率と合わせ、Mind2Webベンチマークで現行のGPT-5.6 Solより1.9倍速いタスク完了になる。Codexハーネスの更新と合わせた値である)
止まる仕様については、9月3日のChatGPTリリースノートがこう書いている。
Astra includes additional safety monitoring to look for cases where agents may not have interpreted your instructions correctly. If a potential case is detected, the conversation may be paused or stopped as a precaution for you to review and decide how to proceed.
(Astraには、エージェントが指示を正しく解釈していない可能性を探す追加の安全監視が含まれる。該当しそうな場合が検知されると、会話は予防的に一時停止または停止し、あなたが内容を確認して進め方を決める)
前回記事に書いたとおり、9月1日の「Path to Astra」ではChatGPTとCodexは確認して続行、APIは停止という設計が予告されていた。
APIの価格
APIも同日に稼働した。価格は9月4日に確認したとおり、100万トークンあたり入力$10・出力$50で、Claude Fable 5.1と同額である。GPT-5.6 Solは入力$4・出力$20のプロモ価格で、料金ページは少なくとも2026年11月21日までとしている。Astraはその2.5倍にあたる。
本記事で確かめられなかった4点
- Pro上段(20倍枠)の円価格。日本の料金ページは「月額16,800円から」とだけ表示しており、上段の円価格は本記事が取得したページには載っていない
- Plusへの実際の提供完了日。公式は9月3日も9月5日も「数日」としたのみで具体的な日付は出していない。2026年9月25日に確認したChatGPTリリースノート(9月23日の項目まで)と、ヘルプセンター「GPT-5.6 and GPT-6 Pro in ChatGPT」「ChatGPT Work and Codex」にも、本記事が確認した範囲では完了日の記載は無い。提供されたこと自体は確認できている(上の更新注記)
- 通常のチャット画面での提供。公式Xの文面はWorkとCodexを挙げており、チャット画面については本記事が確認した範囲では言及がない(その後のヘルプセンターの記載では、ChatでAstraを「GPT-6 Pro」として使えるのはPro $100・Pro $200・Business・Enterpriseで、Plusは含まれない)
- 一部の報道が伝えた「GPT-6 Astra Pro」の提供範囲。本記事が確認した公式ブログの本文にはその名称が無く、本記事では扱っていない
公式X・料金ページなど6件を9/25再確認
- 提供開始の告知はOpenAI公式X(日本時間9月5日05:13)。原文は本文に引用した
- 料金はChatGPT料金ページ(日本)とヘルプ「About ChatGPT Pro tiers」、Codexの目安はCodex料金ページ、止まる仕様はChatGPTリリースノート(9月3日)。いずれも9月5日05時台から06時台(日本時間)に確認した
- API価格はOpenAI API料金ページ(9月4日確認)、Fable 5.1の価格はAnthropic公式ドキュメント
- 筆者環境の表示はChatGPT Pro・macOSデスクトップアプリのCodex(9月5日05:32)。画面事実であり、他の環境での表示を保証するものではない
- 【2026年9月25日 追記】2026年9月24〜25日(日本時間)に、ChatGPT料金ページ(日本)・Codex料金ページ・API料金ページ・ヘルプ「About ChatGPT Pro tiers」「GPT-5.6 and GPT-6 Pro in ChatGPT」「ChatGPT Work and Codex」・ChatGPTリリースノートを再確認した。Pro $100/$200の5倍/20倍の利用量・「月額16,800円から」・Codexの5時間あたりのAstraの目安・API価格(入力$10・出力$50)は本文の記載と一致した。変わっていたのは、Pro $200の新規申込・引き上げの一時停止(9月10日から)、Plus・BusinessのWork・Codexでの提供、料金ページのPro欄の表示、Codex料金ページのBusinessの扱いの4点で、いずれも本文に反映・注記した。Plusの提供はGPT-6 Astraの使い方(2026年9月17日時点の確認)でも整理している
- 本記事は続報があり次第更新します。Plusへの提供が確認できた具体的な日時、Pro上段の円価格、システムカードの内容は追記予定です
ChatGPTの最近の変更
- 10月16日障害:広い範囲で機能が低下、アプリのログインにも影響
- 10月16日新機能:ChatGPT Slidesでスライドを作成・共同編集
- 10月16日仕様・画面の変更:チャットのGPT-6 Proが高速化・複数エージェント対応
出典・参照資料
- 一次資料OpenAI公式X 提供開始ポスト(2026-09-05 05:13 JST) ↗
- 一次資料About ChatGPT Pro tiers — OpenAI Help Center(Pro $200新規停止の告知・2026-09-25再確認) ↗
- 一次資料GPT-5.6 and GPT-6 Pro in ChatGPT — OpenAI Help Center(プラン別のChat・Work・Codexでの提供・2026-09-25確認) ↗
- 一次資料ChatGPT Work and Codex — OpenAI Help Center(Plus・Business StandardのAstra利用・2026-09-25確認) ↗
- 一次資料Codex pricing — OpenAI Developers(プラン別の5時間あたり目安・2026-09-25再確認でAstraの数値変更なし) ↗
- 一次資料ChatGPT 料金ページ(日本・2026-09-25再確認で価格変更なし) ↗
- 一次資料ChatGPT Release Notes(2026-09-03 Introducing GPT-6 Astra)— OpenAI Help Center ↗
- 一次資料GPT-6 Astra: A new generation of intelligence — OpenAI公式ブログ(Codexでの挙動・提供予定) ↗
- 一次資料OpenAI API 料金ページ ↗
- 一次資料Introducing GPT-6 Sol and Luna — OpenAI公式ブログ(API価格はGPT-5.6のプロモーション価格から50%引き下げ) ↗
この記事の解説動画
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