GPT-6 AstraがChatGPT Proに到着──Plusは「数日」、Proは2段の枠、Codexの5時間目安はAstraがSolの半分
OpenAI公式Xが2026年9月5日05:13(日本時間)、GPT-6 AstraをChatGPT WorkとCodexのPro・Enterprise・Business Premiumに提供開始したと告知した。APIも稼働、PlusとBusinessは「数日かかる場合がある」。Proは月16,800円からの5倍枠と$200の20倍枠の2段で、Codexの公式目安ではAstraは5時間あたりPlus 5〜45通、Pro 20倍枠で100〜900通と、GPT-5.6 Solの半分にあたる。

目次
2026年9月5日朝・日本時間時点の情報です。OpenAI公式Xが日本時間9月5日05:13、GPT-6 Astraの提供開始を告知した。今日から使えるのはChatGPT WorkとCodexのPro・Enterprise・Business Premiumの全ユーザーで、APIも稼働している。PlusとBusinessは「数日かかる場合がある」。この記事は、公式X・公式ヘルプ・料金ページ・Codex料金ページの記載だけで、誰が使えるか、いくらか、5時間にどれだけ送れるか、止まる仕様の4点を整理する。
動画版も公開しています: https://youtu.be/CMKPQyf15oY
9月3日の公開時点の数字と安全装置は前回の記事に整理してある(GPT-6 Astra公開──自社比較表では首位、独立指標では5位)。
3行まとめ
- 9月5日05:13(日本時間)、公式Xが提供開始を告知。対象はChatGPT WorkとCodexのPro・Enterprise・Business Premium、APIも稼働、PlusとBusinessは「数日」。筆者環境(ChatGPT Pro)では同日05:32にCodexのモデル欄に「GPT-6 Astra」が表示された。
- Proは月16,800円から(日本の料金ページ)。ヘルプによれば**$100がPlusの5倍、$200が20倍**の利用量で、機能は同じ。年払いは無い。
- Codex料金ページの目安では、Astraはローカル送信で5時間あたりPlus 5〜45通、Pro 5倍枠 25〜225通、Pro 20倍枠 100〜900通。同じ表のGPT-5.6 Solは10〜100/50〜500/200〜2,000通で、Astraは同じ枠でSolの半分にあたる。
公式Xの原文
GPT-6 Astra is now available to all Pro, Enterprise, and Business Premium users in ChatGPT Work and Codex. It's also live in the API.
It might take a few days to roll out to our Plus and Business users. Thank you for your patience.
(GPT-6 Astraは、ChatGPT WorkとCodexのすべてのPro、Enterprise、Business Premiumユーザーが利用できるようになった。APIでも稼働している。PlusとBusinessユーザーへの展開には数日かかる場合がある。お待ちいただき感謝する)
投稿は日本時間9月5日05:13。9月3日の公式ブログは「今日は限られた組織に、数日のうちにPlus・Pro・Business・Enterpriseの全員とAPI・AWSに」と書いており、そのうちPro・Enterprise・Business Premiumが先に来た形である。
誰が今日から使えるか
| 区分 | 状態(公式X・9月5日05:13) |
|---|---|
| ChatGPT Pro | 提供開始(WorkとCodex) |
| ChatGPT Enterprise | 提供開始(WorkとCodex) |
| ChatGPT Business Premium | 提供開始(WorkとCodex) |
| OpenAI API | 稼働 |
| ChatGPT Plus | 「数日かかる場合がある」 |
| ChatGPT Business | 「数日かかる場合がある」 |
| 通常のチャット画面 | 本記事が確認した公式Xの文面には記載がない。書かれているのは「Work」と「Codex」の2つ |
BusinessとBusiness Premiumは別の扱いで、Premiumだけが先に来ている。
Proはいくらか、2段の枠は何が違うか
| 項目 | 内容 | 出典 |
|---|---|---|
| Plus | 月3,000円 | 料金ページ(日本) |
| Pro | 「月額16,800円から」 | 料金ページ(日本) |
| Proの2段 | $100はPlusの5倍、$200は20倍の利用量。機能は同じで量だけ違う | ヘルプ「About ChatGPT Pro tiers」 |
| 上段の円価格 | 料金ページに表示なし(米ドルで$200) | 料金ページ(日本)・ヘルプ |
| 年払い | Go・Plus・Proは月払いのみ。年払い・複数月の前払いは無い | ヘルプ |
| 上段へ変更 | 即日反映、請求サイクルがそこから始まり直す | ヘルプ |
| 下段へ変更 | 次回更新日から | ヘルプ |
| 解約 | 期末まで使える | ヘルプ |
料金ページのPro欄には、5倍または20倍の利用量、GPT-5.6 Sol ProによるPro推論、Codexの最大タスク数、高速で無制限の画像作成、が並んでいる。
Codexで5時間にどれだけ送れるか
Codex料金ページには、プランごとに「5時間あたりのローカル送信の目安」が載っている。数値はOpenAIが「目安であり固定の上限ではない」としているものである。
| モデル | Plus | Pro 5倍枠 | Pro 20倍枠 |
|---|---|---|---|
| GPT-6 Astra | 5〜45通 | 25〜225通 | 100〜900通 |
| GPT-5.6 Sol | 10〜100通 | 50〜500通 | 200〜2,000通 |
| GPT-5.6 Luna | 250〜2,000通 | 1,250〜10,000通 | 5,000〜40,000通 |
同じ枠でAstraはSolの半分の回数で、1通あたりの消費が約2倍にあたる。幅が広いのは、作業の大きさで消費が変わるためだと同ページは説明している。小さな修正は少なく、長い自走や大きな文脈を持たせる作業は1通で多く減る。
同ページの注意書きは4つある。ローカル送信とクラウドの会話は同じ枠を共有する。週の上限もあり得る。クラウドの会話はGPT-5.6 Solで動き、ローカルより多く消費することがある。高速モードは消費が速く、画像生成は枠を3〜5倍速く使う。Businessプランは「Pro 5倍枠と同じ目安」と書かれている。
筆者の環境で見えたもの
この記事を書いている筆者はChatGPT Proを使っている。9月5日05:32、macOSのChatGPTデスクトップアプリでCodexを開いたところ、入力欄右下のモデル欄に「GPT-6 Astra 中」と表示され、その上に推論の強さを選ぶスライダーが出ていた。「中」はそのスライダーの現在位置である。公式Xの投稿から19分後の画面で、Proについては告知どおりに使える状態だった。Plusについては筆者の手元に確認できる環境がなく、本記事では公式の「数日」以上のことは書けない。
Codexでの挙動と、止まる仕様
9月3日の公式ブログは、Codexでの挙動を2つ書いている。
In Codex, it can ask asynchronously while continuing work that doesn't depend on your reply. If you don't respond, it proceeds with sensible assumptions where appropriate, but waits for your input on consequential decisions.
(Codexでは、返事に依存しない作業を続けながら非同期で質問できる。返事が無ければ、妥当な前提で進めてよい所は進めるが、重大な判断はあなたの入力を待つ)
Combined with Astra's efficiency, this translates to a 1.9x faster task completion compared to the current GPT-5.6 Sol experience, on the Mind2Web benchmark.
(Astraの効率と合わせ、Mind2Webベンチマークで現行のGPT-5.6 Solより1.9倍速いタスク完了になる。Codexハーネスの更新と合わせた値である)
止まる仕様については、9月3日のChatGPTリリースノートがこう書いている。
Astra includes additional safety monitoring to look for cases where agents may not have interpreted your instructions correctly. If a potential case is detected, the conversation may be paused or stopped as a precaution for you to review and decide how to proceed.
(Astraには、エージェントが指示を正しく解釈していない可能性を探す追加の安全監視が含まれる。該当しそうな場合が検知されると、会話は予防的に一時停止または停止し、あなたが内容を確認して進め方を決める)
前回記事に書いたとおり、9月1日の「Path to Astra」ではChatGPTとCodexは確認して続行、APIは停止という設計が予告されていた。
APIの価格
APIも同日に稼働した。価格は9月4日に確認したとおり、100万トークンあたり入力$10・出力$50で、Claude Fable 5.1と同額である。GPT-5.6 Solは入力$4・出力$20のプロモ価格で、料金ページは少なくとも2026年11月21日までとしている。Astraはその2.5倍にあたる。
本記事で確かめられなかった4点
- Pro上段(20倍枠)の円価格。日本の料金ページは「月額16,800円から」とだけ表示しており、上段の円価格は本記事が取得したページには載っていない
- Plusへの実際の提供日。公式は9月3日も9月5日も「数日」で、具体的な日付は出していない
- 通常のチャット画面での提供。公式Xの文面はWorkとCodexを挙げており、チャット画面については本記事が確認した範囲では言及がない
- 一部の報道が伝えた「GPT-6 Astra Pro」の提供範囲。本記事が確認した公式ブログの本文にはその名称が無く、本記事では扱っていない
出典と時点
- 提供開始の告知はOpenAI公式X(日本時間9月5日05:13)。原文は本文に引用した
- 料金はChatGPT料金ページ(日本)とヘルプ「About ChatGPT Pro tiers」、Codexの目安はCodex料金ページ、止まる仕様はChatGPTリリースノート(9月3日)。いずれも9月5日05時台から06時台(日本時間)に確認した
- API価格はOpenAI API料金ページ(9月4日確認)、Fable 5.1の価格はAnthropic公式ドキュメント
- 筆者環境の表示はChatGPT Pro・macOSデスクトップアプリのCodex(9月5日05:32)。画面事実であり、他の環境での表示を保証するものではない
- 本記事は続報があり次第更新します。Plusへの提供が確認できた日時、Pro上段の円価格、システムカードの内容は追記予定です
出典・参照資料
- 一次資料OpenAI公式X 提供開始ポスト(2026-09-05 05:13 JST) ↗
- 一次資料About ChatGPT Pro tiers — OpenAI Help Center ↗
- 一次資料Codex pricing — OpenAI Developers(プラン別の5時間あたり目安) ↗
- 一次資料ChatGPT 料金ページ(日本) ↗
- 一次資料ChatGPT Release Notes(2026-09-03 Introducing GPT-6 Astra)— OpenAI Help Center ↗
- 一次資料GPT-6 Astra: A new generation of intelligence — OpenAI公式ブログ(Codexでの挙動・提供予定) ↗
- 一次資料OpenAI API 料金ページ ↗
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