GPT-6 Astraの使い方──どのプランで、どこで使えて、週に何通まで送れるか(ChatGPT・Work・Codex・API)
GPT-6 Astraは2026年9月17日時点で、ChatGPT ProならChat・Work・Codexのすべて、Plusなら「WorkとCodexだけ」で使える。Chatでの名前は「GPT-6 Pro」で、Pro $200は週200通、Pro $100は週50通の上限がある。Codexの5時間あたりの目安はPlusで5〜45通、APIは入力$10・出力$50で、入力27.2万トークンを超えると入力2倍・出力1.5倍。OpenAIの公式ヘルプ・料金ページ・モデルページの記載だけで、使い方と上限を1枚に整理した。

目次
2026年9月17日未明・日本時間時点の情報です。「GPT-6 Astra 使い方」で検索して来た人が知りたいのは、たいてい「自分のプランで使えるのか」「どこを押せば出てくるのか」「何通まで送れるのか」の3つだと思う。この記事は、OpenAIのヘルプセンター「GPT-5.6 and GPT-6 Pro in ChatGPT」(本記事の確認時点で「8時間前に更新」の表示)、Codexの料金ページ、APIの料金ページとモデルページに書かれていることだけで、その3つに答える。Astra全体の経緯と記事の一覧はまとめページ、公開当日の速報はGPT-6 Astra公開、Proへの提供開始時の整理はGPT-6 AstraがChatGPT Proに到着、公式のプロンプト指南は公式ガイド全体解説とその続きに分けてある。
3行まとめ
- Plusで使えるのは「Work」と「Codex」だけ。通常のChatでAstraを使えるのはPro($100・$200)・Business・Enterpriseで、Chatでの表示名は「GPT-6 Pro」。上限はPro $200が週200通、Pro $100が週50通(GPT-5.6 Sol Proと共有)、Business Premiumが週50通、Business Standardが月15通。
- Codexの5時間あたりの目安は、Astraがローカル送信でPlus 5〜45通、Pro 5倍枠 25〜225通、Pro 20倍枠 100〜900通。同じ表のGPT-5.6 Solの半分にあたる。Codex CLIは0.153.0以上(2026年9月3日公開)が必要で、デスクトップアプリも更新が要る。
- APIのモデルIDは
gpt-6-astraで、100万トークンあたり入力$10・キャッシュ入力$1・出力$50。入力が27万2,000トークンを超える呼び出しは入力・キャッシュが2倍、出力が1.5倍。BatchとFlexは半額、Fastモードは2倍。コンテキストは105万トークン、最大出力は12万8,000トークン。
どのプランで、どこで使えるか
ヘルプセンター「GPT-5.6 and GPT-6 Pro in ChatGPT」は、冒頭でこう書いている。
GPT‑6 Pro, powered by GPT‑6 Astra, is available in ChatGPT for Pro $100, Pro $200, Business and Enterprise plans. Enterprise access also depends on your workspace's model-access permissions. Plus plans include GPT‑6 Astra in ChatGPT Work and Codex.
(GPT-6 Astraを動力とするGPT-6 Proは、ChatGPTのPro $100・Pro $200・Business・Enterpriseで利用できる。Enterpriseはワークスペースのモデルアクセス権限にも依存する。Plusは、ChatGPT WorkとCodexでGPT-6 Astraを含む)
同じ記事の「GPT-6 Astra in ChatGPT Work and Codex」の節は、Proについて「Chat、ChatGPT Work、Codexに含まれる」、Plusについて「ChatGPT WorkとCodexに含まれる」と分けて書いている。Codexの料金ページの目安表には、Astraの列としてPlus・Pro 5x・Pro 20x・Standard Business・API Keyが並ぶ。BusinessとEnterpriseのWorkについては、9月5日の公式Xのポストが「Pro・Enterprise・Business PremiumのすべてのユーザーがChatGPT WorkとCodexで利用できる」と書いている。整理すると次のようになる。
| プラン | Chat(通常の会話) | Work | Codex | 出典 |
|---|---|---|---|---|
| Free・Go | 記載なし | 記載なし | 記載なし(Codexの表にAstraの列が無い。Free・GoのCodexは「Terra」と記載) | ヘルプ・Codex料金ページ |
| Plus($20) | 含まれない(ヘルプはWorkとCodexだけを挙げている) | ○ | ○(5時間あたり5〜45通の目安) | ヘルプ・Codex料金ページ |
| Pro $100 | ○ 「GPT-6 Pro」として週50通 | ○ | ○(25〜225通) | ヘルプ・Codex料金ページ |
| Pro $200 | ○ 「GPT-6 Pro」として週200通 | ○ | ○(100〜900通) | ヘルプ・Codex料金ページ |
| Business | ○ 「GPT-6 Pro」(Standardは月15通・Premiumは週50通) | Premiumは○(9月5日の公式X)。Standardは同ポストで「数日」とされ、その後の確定を本記事では未確認 | ○(Standardは5〜45通) | ヘルプ・Codex料金ページ・公式X |
| Enterprise | ○ 「GPT-6 Pro」(ワークスペースの権限に依存) | ○(9月5日の公式X) | ○(同) | ヘルプ・公式X |
| API | — | — | Codex CLI/SDK/IDE拡張からgpt-6-astraを従量課金で |
APIモデルページ |
Free・Goについては、本記事が確認したヘルプとCodex料金ページのどちらにもAstraの記載が無い。「使えない」と書いてある文を見つけたわけではなく、記載が無いという意味で読んでほしい。
なお、ヘルプセンターの各ページの上部には、本記事の確認時点で「ChatGPT Pro $200プランの新規申し込みとアップグレードは一時的に停止している。既存のPro $200は通常どおり更新される」という告知が出ていた。週200通の枠が欲しくても、今は新しく$200プランに入れない状態である。
ChatGPTでの選び方──「GPT-6 Pro」はThinkingスライダーの「Pro」にいる
ChatGPTのモデル選択は、2026年9月時点では「モデル名を選ぶ」より「どれだけ考えさせるか」を選ぶ形になっている。ヘルプの「Choose a thinking level」の節によると、有料プランではThinkingスライダーで次の5段階を選ぶ。
| 段階 | 中身(ヘルプの記述) |
|---|---|
| Instant | 日常の質問向けの速い応答。有料プランではGPT-5.6 Sol、Free・GoではGPT-5.6 Luna |
| Medium | GPT-5.6 Solの標準的な思考 |
| High | GPT-5.6 Solの拡張思考 |
| Extra High | GPT-5.6 Solで選べる最高の思考量 |
| Pro | 難しい課題と長時間のワークフロー向けのProモデル。GPT-5.6 Sol Proと、対象プランではGPT-6 Pro |
つまりAstraは「GPT-6 Pro」という名前で、スライダーの一番上の「Pro」の中に出てくる(ヘルプの原文は「GPT-6 Astra is available as GPT-6 Pro on eligible plans」)。Plusにはこの「Pro」の段が無い(ヘルプの表で、PlusはMedium・Highのみ「含まれる」、Extra HighとProは「含まれない」)。
もう一つ、9月14日のリリースノートで挙動が変わった。PlusとProでは、Instantから自動でThinkingに切り替わる仕組みが廃止された。原文は次の通り。
We're retiring automatic switching from Instant to Thinking (reasoning) for ChatGPT Plus and Pro users globally. You can still select an available option in the model picker to give ChatGPT more time to think or reason.
(ChatGPT PlusとProのユーザーについて、InstantからThinking(推論)への自動切り替えを世界的に廃止する。より長く考えさせたい場合は、引き続きモデルピッカーで選べる選択肢を選ぶことができる)
ヘルプは「『もっと深く考えて』と頼んでも別の思考レベルには自動で切り替わらない。安全のための自動切り替えは残る」とも書いている。Astraで答えてほしいなら、自分でProを選ぶ必要がある。
Chatの上限──週200通・週50通・月15通
ヘルプの「GPT-6 Pro and GPT-5.6 Sol Pro limits」の節は、Proプランでも無制限ではないと明言している(「A Pro subscription does not include unlimited use of the GPT-6 Pro model」)。Chatでの上限は次の表の通りで、WorkとCodexは別枠である。
| プラン | Chatでの GPT-6 Pro の枠 | GPT-5.6 Sol Proとの関係 |
|---|---|---|
| Pro $200 | 週200通 | Sol Proは別に1日170通。ただし両方合わせて1日200通まで |
| Pro $100 | 週50通 | GPT-6 ProとSol Proで共有の週50通 |
| Business Standard | 月15通 | 2モデル共有 |
| Business Premium | 週50通 | 2モデル共有 |
Pro $200で週の枠を使い切ると、ChatGPTは自動でGPT-5.6 ThinkingのMediumに切り替わる。Sol Proを使いたい場合は、モデルメニューでGPT-5.6 Solを選んでからProを選ぶ、とヘルプは説明している。Pro $100は2モデルが1つの枠を分け合うので、切り替えても通数は増えない。
枠に達しても契約が変わるわけではなく、リセット時刻が分かる場合はChatGPTが表示する(「ChatGPT displays the reset time when that information is available」)。
Codexでの使い方──CLIは0.153.0以上、5時間あたりの目安
Codexでは、まずヘルプの注記にある版の条件を満たす必要がある。
Note: Astra requires Codex CLI version 0.153.0 or newer. Additionally, please update to the latest available ChatGPT Desktop app. If you do not see Astra available in Chat, Work or Codex in the desktop app, ensure that you update your app by clicking Menu > Check for Updates
(注:AstraにはCodex CLI 0.153.0以降が必要。加えて、ChatGPTデスクトップアプリも最新版に更新すること。デスクトップアプリのChat・Work・CodexでAstraが見当たらない場合は、メニュー>アップデートを確認、から更新すること)
Codexのchangelogによると、Codex CLI 0.153.0は2026年9月3日(Astra公開日)に公開され、9月4日までに0.153.4まで出ている。手元の版が古ければnpm install -g @openai/codexで上げる(changelogが各版に添えているコマンド)。
5時間あたりに送れる目安は、Codex料金ページの表にプラン別で載っている。「ローカル送信の目安であり固定の上限ではない。クラウドのチャットはGPT-5.6 Solを使い、より多く消費することがある」という前置きつきだ。
| モデル | Plus | Pro 5倍枠 | Pro 20倍枠 | Standard Business |
|---|---|---|---|---|
| GPT-6 Astra | 5〜45通 | 25〜225通 | 100〜900通 | 5〜45通 |
| GPT-5.6 Sol | 10〜100通 | 50〜500通 | 200〜2,000通 | 10〜100通 |
| GPT-5.6 Terra | 25〜200通 | 125〜1,000通 | 500〜4,000通 | 25〜200通 |
| GPT-5.6 Luna | 250〜2,000通 | 1,250〜10,000通 | 5,000〜40,000通 | 250〜2,000通 |
同じページの「クレジット単価」の表では、Astraは100万トークンあたり入力250クレジット・キャッシュ入力25・出力1,250で、GPT-5.6 Sol(100・10・500)の2.5倍。「FastモードはAstraのStandard単価に2.5倍の係数がかかる」とも書かれている。枠を使い切ったあとにクレジットで延ばす場合、Astraは同じ作業でSolの2.5倍のクレジットを消費する計算になる。
APIでの使い方──gpt-6-astra、$10/$50、27.2万トークンの境界
APIのモデルページ「GPT-6 Astra」の記載を表にする。
| 項目 | モデルページの記載 |
|---|---|
| モデルID | gpt-6-astra(既定のスナップショットも同名) |
| 入力/出力 | テキスト・画像 / テキスト |
| コンテキストウィンドウ | 1,050,000トークン |
| 最大入力 | 922,000トークン |
| 最大出力 | 128,000トークン |
| 知識のカットオフ | 2026年4月30日 |
reasoning.effort |
low / medium / high / xhigh / max |
| 対応エンドポイント | Chat Completions・Responses・Batch |
| 非対応 | Realtime・Assistants・Fine-tuning・Embeddings・画像生成・音声 |
| 対応機能 | streaming・structured_outputs・function_calling・file_search・image_input・web_search・prompt_caching |
料金は次の通り(100万トークンあたり・USD)。
| 処理 | 入力 | キャッシュ入力 | キャッシュ書き込み | 出力 |
|---|---|---|---|---|
| Standard(27.2万トークン以下) | $10.00 | $1.00 | $12.50 | $50.00 |
| Standard(27.2万トークン超) | $20.00 | $2.00 | $25.00 | $75.00 |
| Batch / Flex | $5.00 | $0.50 | $6.25 | $25.00 |
| Fast | $20.00 | $2.00 | $25.00 | $100.00 |
モデルページの但し書きを逐語で写す。
Prompts with more than 272K input tokens are priced at 2x input and cache rates and 1.5x output for the full request.
(入力が27万2,000トークンを超えるプロンプトは、そのリクエスト全体について、入力とキャッシュの単価が2倍、出力が1.5倍になる)
「全体について」なので、境界を1トークン超えただけで、そのリクエストの全トークンが割増単価になる。長い文書を丸ごと渡す使い方では、27.2万トークンの手前で区切るかどうかで費用が倍近く変わる。
料金ページには他に2つの注記がある。EUのデータレジデンシーではAstraのFastモードが使えない(Standardを使うこと)、および地域処理(データレジデンシー)のエンドポイントは2026年3月5日以降に公開されたモデルについて10%の上乗せがある。
「ダウンロード」で探している人へ
「gpt 6 astra ダウンロード」という検索も一定数ある。本記事が確認したモデルページ・料金ページ・ヘルプのどこにも、Astraのモデル本体(重み)を配布するという記載は無い。オープンウェイトのモデルではなく、使う方法はChatGPT・Work・Codex・APIの4つである。
「ダウンロード」に当たるものがあるとすれば、次の2つだ。
- ChatGPTデスクトップアプリ:ヘルプが「最新版に更新すること」と書いているアプリ。Chat・Work・Codexの入口になる
- Codex CLI:
npm install -g @openai/codexで入るコマンドラインツール。Astraには0.153.0以上が必要
音声でも使える──9月9日の変更
9月9日のリリースノートは、ChatGPT Voiceについてこう書いている。
ChatGPT Voice can now use GPT-5.6 or GPT-6 Astra when it needs to search or reason through harder questions. Choose your model and reasoning effort using the same controls as text chat. Available models and their usage limits depend on your plan.
(ChatGPT Voiceは、検索や難しい質問の推論が必要なときにGPT-5.6またはGPT-6 Astraを使えるようになった。モデルと推論の強さはテキストチャットと同じ操作で選ぶ。使えるモデルと上限はプランによる)
音声でAstraを使う場合も、プラン別の提供条件は上の表と同じと読める。音声の上限(GPT-Live-1の1日あたりの時間)は同じ項目に別建てで書かれており、Plusは1日3時間、Pro $100は15時間、Pro $200は無制限とされている。
筆者の環境で確かめたこと・確かめていないこと
- 当サイトのChatGPT Pro環境では、9月5日05:32(日本時間)にCodexのモデル欄に「GPT-6 Astra」が表示されたことを提供開始時の記事に記録している
- 9月17日未明にChatGPTのトップ画面を開いたところ、画面上部にあったのは「Chat」と「Work」の切り替えで、旧来のモデル名のプルダウンは見当たらなかった。モデルと思考量の選択は投稿欄側の操作に移っている(本記事の確認範囲)。今回はProの週の枠を消費したくなかったので、Chatで実際にGPT-6 Proを選んで送るところまでは試していない
- 上の表の数字は、いずれも公式ページの記載を写したもので、筆者が自分で上限に当たって計測したものではない。Codexの「5〜45通」のような幅は公式の目安であり、実際の通数は文脈の長さやツール使用で変わると同じページに書かれている
- ヘルプ「What is ChatGPT Pro」と「Plugins in ChatGPT and Codex」は、本記事の確認時点で当方の環境から開けなかった(HTTP 403)。Pro $100と$200の違い(Plusの5倍・20倍)は9月5日の記事で確認した内容を参照している
提供条件と上限は変わりやすい。この記事は変更が分かり次第、日付を明記して更新する。
出典と時点
- OpenAIヘルプセンター「GPT-5.6 and GPT-6 Pro in ChatGPT」(確認時点で「8時間前に更新」の表示)、同「ChatGPT Release Notes」の9月3日・9月9日・9月14日の項目
- OpenAI Developers「Codex pricing」「Pricing」「GPT-6 Astra(モデルページ)」「Codex changelog」
- 確認日時:2026年9月17日未明(日本時間)。引用の訳は筆者による
出典・参照資料
- 一次資料GPT-5.6 and GPT-6 Pro in ChatGPT — OpenAI Help Center(プラン別の提供・上限) ↗
- 一次資料ChatGPT Release Notes(2026年9月3日・9月9日・9月14日の項目)— OpenAI Help Center ↗
- 一次資料Codex pricing — OpenAI Developers(プラン別の5時間あたり目安・クレジット単価) ↗
- 一次資料Pricing — OpenAI API(gpt-6-astra の Standard / Batch / Flex / Fast 料金) ↗
- 一次資料GPT-6 Astra — OpenAI API モデルページ(コンテキスト・上限・対応エンドポイント) ↗
- 一次資料Codex changelog(Codex CLI 0.153.0 の公開日)— OpenAI Developers ↗
- 一次資料OpenAI公式X 提供開始ポスト(2026-09-05 05:13 JST・Pro/Enterprise/Business PremiumのWork・Codex) ↗
AIニュースの解説を動画でも
YouTubeでは注目ニュースの背景を解説し、Xでは新着記事をお知らせしています。
コメント
まだコメントはありません。最初のコメントを書いてみませんか?
AIについて聞きたいことはありますか?
質問箱で無料で受け付けています。回答は公開され、他の方の参考にもなります。
質問箱を見る →新しい記事をメールで受け取る
AIの新しい発表を、出典付きで整理して届けます。