AI資格まとめ【2026年9月版】──生成AIパスポート・G検定・E資格・PEP検定の受験料・形式・日程を公式で並べる。終了したJDLA Generative AI Test、「AI資格」で検索して出てくる民間資格の見分け方、非エンジニアが取る意味
「AI資格」で検索すると名前が多すぎて比較しにくい。この記事は、実施団体の公式ページ(GUGA・JDLA・日本プロンプトエンジニアリング協会)と当サイトの記事をもとに、2026年9月時点で実際に受けられる主なAI資格──生成AIパスポート(11,000円・オンライン60分60問・年5回)、G検定(13,200円・オンライン100分/会場120分・145問程度・2026年はオンライン年6回+会場3回・次回11月6日/7日)、E資格(33,000円・認定プログラム修了が条件)、PEP検定(CBTテストセンター)──の受験料・形式・日程・受験資格を1つの表に並べ、終了したJDLA Generative AI Test(2025年第1回が最後)、動画編集分野で「AI資格」と呼ばれるものの実態、非エンジニアが取る意味の考え方をまとめる。

目次
2026年9月18日・日本時間時点の情報です。 AIに関する資格は、実施団体も対象も費用もばらばらで、「どれを受ければいいか」の前に「そもそも何があるか」が分かりにくい。この記事は、各団体の公式ページの記載だけを材料に、2026年9月時点で受けられる主な資格を1つの表に並べ、個別の資格は当サイトの各記事へつなぐハブである。用語の索引は/terms。
3行まとめ
- 一般向けの入口は2つ。 生成AIに特化した生成AIパスポート(GUGA・11,000円・オンライン60分60問・受験資格なし・年5回)と、AI全般のG検定(JDLA・13,200円・オンライン100分または会場120分・145問程度・受験資格なし・2026年はオンライン年6回+会場年3回。次回は11月6日16:00〜/7日13:00〜のオンライン)。どちらも学生は5,500円。
- エンジニア向けと専門特化。 E資格(JDLA・33,000円)はJDLA認定プログラムを試験日の過去2年以内に修了していることが条件で、PythonとPyTorch/TensorFlowの実装を問う。PEP検定(日本プロンプトエンジニアリング協会)はプロンプトエンジニアリング専門で、2025年9月からAIエージェント・コンテキストエンジニアリングを出題範囲に加え、全国のCBTテストセンターで受ける。
- 終わった試験と、名前だけの「AI資格」に注意。 JDLAのGenerative AI Test(2,200円・20分のミニテスト)は2025年第1回を最後に「次回試験の開催はございません」と告知された。動画編集分野で「AI資格」と呼ばれるものの中で実在を確認できたのは1つだけで、出題範囲にAIツールの操作は含まれていなかった。
主なAI資格の比較(公式ページの記載)
| 資格 | 実施団体 | 対象・内容 | 受験料(税込) | 形式 | 受験資格 | 日程 | 記事 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 生成AIパスポート | 一般社団法人生成AI活用普及協会(GUGA) | 生成AIの基礎知識・活用方法・情報漏洩や権利侵害などの注意点(初心者向け) | 11,000円(学生5,500円) | オンラインIBT・60分・60問・四肢択一 | 制限なし | 年5回(2・4・6・8・10月)。直近は10月試験(申込9月30日まで) | 生成AIパスポートとは |
| G検定 | 一般社団法人日本ディープラーニング協会(JDLA) | AI・ディープラーニング全般の基礎知識とビジネス活用 | 13,200円(学生5,500円) | オンライン(自宅)100分/会場120分・145問程度・多肢選択 | 制限なし | 2026年はオンライン年6回・会場年3回。次回2026年11月6日(金)16:00〜17:40/7日(土)13:00〜14:40(会場なし)。個人申込は9月11日〜10月29日 | 非エンジニアはAI資格を取るべきか |
| E資格 | JDLA | ディープラーニングの実装(Python・PyTorch/TensorFlow) | 33,000円(学生22,000円・会員27,500円) | 各地の指定試験会場・120分・多肢選択100問程度 | JDLA認定プログラムを試験日の過去2年以内に修了 | 2026年は第1回2月20〜22日・第2回8月28〜30日 | 同上 |
| PEP検定 | 一般社団法人日本プロンプトエンジニアリング協会 | プロンプトエンジニアリング(AIエージェント・コンテキストエンジニアリングを追加) | — | 全国47都道府県340以上のCBTテストセンター | — | — | PEP検定とは |
| Generative AI Test(終了) | JDLA | 生成AIの理解度を測るミニテスト | 2,200円 | オンライン20分・20問 | 制限なし | 2025年第1回(6月7日)が最後。「次回試験の開催はございません」 | 生成AIパスポートとはの比較表 |
G検定は受験チケットを購入して有効期限(1年)内に希望回を予約する方式。オンライン試験と会場試験の相互変更・振替はできない。合格率は、G検定が2026年第4回で9,241名受験・7,677名合格(83.1%)、E資格が2026年第1回で1,317名受験・911名合格(69.2%)、Generative AI Testは過去5回で63.78〜78.29%。生成AIパスポートの合格率はGUGAの試験概要ページに載っていない。
どれを選ぶか(公式の位置づけから)
- 生成AIを業務で「安全に使う」側の知識を証明したい → 生成AIパスポート。GUGAは「生成AIリスクを予防する」試験と位置づけ、合格は無期限、毎年のシラバス改訂に合わせた資格更新テスト(6,600円)は任意
- AI全般を体系的に、ビジネス側から理解したい → G検定。JDLA自身が「G検定は生成AIも含めたAI・ディープラーニング全般を広く体系的に」と説明している
- 実装できることを証明したい → E資格。ただし認定プログラム(有料講座)の修了が前提で、費用は受験料だけでは済まない
- プロンプト設計・エージェントの扱いを専門に → PEP検定
「AI資格」で検索して出てくるものの見分け方
- 実施団体のページで受験料・形式・日程が確認できるか。 この記事の表は、すべて実施団体の公式ページの記載である
- 試験が続いているか。 JDLAのGenerative AI Testのように、ページは残っていても終了している試験がある
- 出題範囲にAIが入っているか。 動画編集分野で「AI資格」として紹介されるものを調べたところ、実在を確認できたのはJPPAの「映像音響処理技術者資格認定試験」だけで、出題範囲は電気・映像信号・音響工学の基礎でAIツールの操作は含まれていなかった(記事)
- 国家資格で守られる職種かどうかは別の話。 野村総研の2015年リストでは、測量士・通関士のような国家資格職が「代替可能性が高い」側に入っていた(記事)。資格の有無とAIによる代替のされにくさは一致しない
非エンジニアが取る意味
非エンジニアはAI資格を取るべきかで整理したとおり、G検定・生成AIパスポートのような一般向け資格が測るのは「AIで何ができて何ができないか」「何をしてはいけないか」の理解で、実務スキル(実際にプロンプトを設計し、ツールをつなぎ、結果を検証する力)は別に積む必要がある。資格は「学んだ範囲の証明」として使い、実務はChatGPT・Claude・Geminiの使い方やAIエージェントの作り方で手を動かす、という分け方になる。
筆者が確かめた点
この記事の下調べで、筆者はJDLAのG検定・E資格のページ(次回の試験概要・2026年の開催回数・受験費用・実施概要)、GUGAの生成AIパスポート試験概要、JDLAのGenerative AI Testページを9月18日に取得し、表の数字と日程がその原文にあることを確認した。筆者はいずれの資格も受験していない。PEP検定の受験料と日程は当サイトの既存記事の時点(2026年9月6日)の情報で、この記事のために再取得はしていない。
書かれていないこと
- 生成AIパスポートの合格率・合格基準(GUGAの試験概要ページに記載がない)
- PEP検定の受験料(当サイトの記事にも公式の金額の記載がない)
- 海外ベンダーの資格(AWS・Google Cloud・Microsoftの認定)は、この記事では扱っていない
出典は各実施団体の公式ページ
- JDLA「G検定とは」「E資格とは」「Generative AI Test」、GUGA「生成AIパスポート」試験概要(いずれも2026年9月18日取得)
- PEP検定・動画編集資格・野村総研リストは当サイトの各記事(それぞれ一次ソースへのリンクあり)
- 本記事は受験料・日程・開催の有無が変わったら更新する
出典・参照資料
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