Veo 3.1の使い方と料金【2026年9月版】──8秒・720p〜4K・音声つき、Standard/Fast/Liteの1秒あたり$0.05〜0.60、延長・最初と最後のフレーム指定・参照画像3枚、Googleが「既定はGemini Omni Flash」と書く現在の位置づけ、Flowでの使い方
Veo 3.1はGoogleの動画生成モデルで、Gemini APIでは8秒(720p・1080p・4K)の音声つき動画を生成し、動画の延長、最初と最後のフレームの指定、最大3枚の参照画像による誘導ができる。Gemini APIの公式ガイド(9月17日更新)と料金ページ(9月18日取得)をもとに、3モデル(Standard/Fast/Lite)の1秒あたりの価格($0.40・4K $0.60/$0.10〜0.30/$0.05〜0.08)、パラメータ(4・6・8秒、16:9/9:16、personGeneration)、制約(生成に最短11秒〜最長6分、動画はサーバーに2日だけ保持、SynthID、EU等の地域制限)を整理し、概要ページが「既定はGemini Omni Flash。Veo 3.1は延長・ラストフレーム制御・旧パイプライン向け」と位置づけている点と、Geminiアプリ・Flowでの入口をまとめる。

目次
2026年9月18日・日本時間時点の情報です。 Veoは「Googleの動画生成AI」として知られているが、2026年のGemini APIには動画生成のモデルが2系統(Gemini Omni FlashとVeo 3.1)あり、公式の概要ページは「既定はGemini Omni Flash」と書くようになった。この記事は、Veo 3.1の公式ガイドと料金ページの記載を材料に、何ができて、いくらで、どこから使うかを整理し、Omni Flashとの使い分けも公式の言い方で示す。プロンプトの書き方はVeoは7要素・Sora 2は散文、用語の索引は/terms。
3行まとめ
- 何ができるか。 8秒(720p・1080p・4K)の音声つき動画をテキストまたは画像から生成。横(16:9)と縦(9:16)、前に生成した動画の延長、最初と最後のフレームを指定した生成、最大3枚の参照画像による誘導。長さは4・6・8秒だが、延長・参照画像・1080p・4Kでは8秒のみ。生成には最短11秒〜最長6分(ピーク時)かかり、動画はサーバーに2日しか残らないので必ずダウンロードする。
- 料金(1秒あたり・有料枠のみ)。 Standard $0.40(720p・1080p)・$0.60(4K)、Fast $0.10(720p)・$0.12(1080p)・$0.30(4K)、Lite $0.05(720p)・$0.08(1080p。4Kなし)。8秒1本ならStandard 720pで$3.20、Fast 720pで$0.80、Lite 720pで$0.40。音声の安全フィルタなどで生成が止まった場合は課金されない。無料枠は「Not available」。
- 位置づけと入口。 公式の概要ページは「動画生成の既定モデルはGemini Omni Flash(多入力・キャラクターの一貫性・多ターンの会話型編集)。Veo 3.1は延長・ラストフレーム制御・既存パイプラインとの統合が必要なときに」と書く。アプリ側ではGeminiアプリの動画生成とGoogle Flow(Google AI Plus以上のクレジット。Plus 200・Pro 1,000・Ultra 10,000/25,000)から使う。
3つのモデルと価格(料金ページ・9月18日)
| モデル | モデルID | 720p | 1080p | 4K | 最終更新 |
|---|---|---|---|---|---|
| Veo 3.1(Standard) | veo-3.1-generate-preview |
$0.40/秒 | $0.40/秒 | $0.60/秒 | 2026年1月 |
| Veo 3.1 Fast | veo-3.1-fast-generate-preview |
$0.10/秒 | $0.12/秒 | $0.30/秒 | 2026年1月 |
| Veo 3.1 Lite | veo-3.1-lite-generate-preview |
$0.05/秒 | $0.08/秒 | 非対応 | 2026年3月 |
いずれも入力はテキスト(1,024トークンまで)と画像、出力は音声つき動画1本。Veo 3(veo-3.0-generate-001・Fast)は非推奨(Deprecated)に移っている。公式は「Fast版は音声つきで品質を保ちながら速度と業務用途に最適化。広告のプログラム生成、クリエイティブのA/Bテスト、SNS用コンテンツのアプリ向け」と説明する。同じ1秒単価の比較で、Gemini Omni Flashは720pが$0.10/秒(正式版の記事)。
パラメータ(公式ガイド)
| パラメータ | 値 | 注意 |
|---|---|---|
aspectRatio |
16:9(既定)、9:16 |
|
durationSeconds |
4・6・8 |
延長・参照画像・1080p・4Kでは8のみ |
resolution |
720p(既定)・1080p(8秒のみ)・4k |
Liteは4K非対応 |
personGeneration |
テキストから動画・延長はallow_allのみ。画像から動画・補間(最初と最後のフレーム)・参照画像はallow_adultのみ |
EU・英国・スイス・中東北アフリカではallow_adultのみ |
生成は非同期で、generateVideosを呼んだあと操作の完了をポーリングし、files.downloadで取り出す(公式のJavaScript例は10秒おきに確認)。Veo 3.1はgenerateContent APIのみで、Nano BananaやOmni Flashが使うInteractions APIとは経路が違う。参照画像にNano Banana Proの生成物を使う手順はこちら、公式が「書いていない効果音とカメラワークを足す」prompt rewriterの仕様はこちら。
制約(公式ガイド「Limitations」)
- 待ち時間:最短11秒、最長6分(ピーク時)
- 保存期間:生成した動画はサーバーに2日間保存され、その後削除。手元に残すには2日以内にダウンロード。延長した動画は新規生成として扱われる
- 透かし:SynthIDが入り、SynthIDの検証プラットフォームで確認できる(見えない透かしの記事)
- 安全フィルタ:プライバシー・著作権・バイアスのリスクを下げるためのフィルタと記憶チェックを通る。音声の処理で止まることがあり、その場合は課金されない(失敗時にクレジットは戻るかを5社で確認した記事)
- 地域:EU・英国・スイス・MENAでは人物生成が
allow_adultのみ
Gemini Omni Flashとの使い分け(公式の言い方)
Gemini APIの動画生成の概要ページは、2つのモデルをこう分けている。
- Gemini Omni Flash:既定の動画生成モデル。動画の一貫性、テキスト・画像・音声・動画を同時に入力する推論、キャラクターの一貫性、事実の正確さ、複数ターンの会話型編集(要素の差し替え・視点の変更など)
- Veo 3.1:シーンの延長、ラストフレームの制御、既存パイプラインとの統合が必要なとき
つまり「新しく動画を作って会話で直す」ならOmni Flash(10秒刻みで累計40秒まで延長、360p〜4K。正式版の記事)、「最初と最後のフレームを決めて8秒を作る」「Veoで作った動画を延長する」ならVeo 3.1、という分担になる。プロンプトの型が違う点はモデルを乗り換えると同じプロンプトが通らないに。
アプリ側の入口
- Geminiアプリ:動画生成は有料プラン(Geminiアプリの使い方)。使われるモデル名はアプリの画面に出ない
- Google Flow:無料枠は制限つき、Google AI Plus(月725円)で200クレジット・Gemini Omni Flash、Pro(月2,900円)で1,000、Ultraで10,000または25,000(プラン比較)
- 他社のスタジオ:LTX StudioのようにVeo・Kling・Seedanceを1つの制作フローに束ねるサービスや、Feloのようにクレジット制でVeo 3.1を載せるサービスもある
筆者が確かめた点
この記事の下調べで、筆者はGemini APIの「Generate videos with Veo 3.1」(Last updated 2026-09-17 UTC)、動画生成の概要ページ、料金ページを9月18日に取得し、モデルID・パラメータ・制約・単価と「既定はGemini Omni Flash」の記述がその原文にあることを確認した。筆者はこの記事のためにVeo 3.1で動画を生成して費用や待ち時間を実測したものではない。
書かれていないこと
- Geminiアプリ・Flowの動画生成が内部でVeo 3.1とOmni Flashのどちらを使うか(プランページはFlowの無料枠以外に「Gemini Omni Flash」とだけ書く)
- Fast・Liteと Standardの画質の差(公式は「品質を保ちながら」と書くが数値は無い)
- レート制限の具体値(公式ガイドはRate limitsページへの参照のみ)
出典はGoogleの公式ドキュメント3ページ
- Gemini API「Generate videos with Veo 3.1」(機能・パラメータ・制約・モデルバージョン)
- Gemini API「Video generation in the Gemini API」(Omni FlashとVeoの使い分け。Last updated 2026-06-30 UTC)
- Gemini API「Pricing」(Veo 3.1 Standard/Fast/Liteの単価)
- アプリ側は当サイトのGeminiアプリの使い方・プラン比較
- 本記事はモデル・価格・制約が変わったら更新する
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