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Excel(エクセル)のマクロを有効にする方法黄色い警告バーなら「コンテンツの有効化」、赤い「セキュリティ リスク」でブロックされたら、信頼できるファイルに限りプロパティの「許可する」(ブロック解除)。出所の分からないファイルでは有効にしない【2026年10月版】

執筆:約25分で読めます

Excel(エクセル)でマクロを有効にするには、黄色い警告バーの「コンテンツの有効化」を押す。赤い「セキュリティ リスク」バーで「このファイルのソースが信頼できないため」とマクロがブロックされた時は、出所を信頼できるファイルに限り、ファイルを右クリックして「プロパティ」の「全般」タブ下部のチェック ボックス(日本語の Windows の画面では「許可する」、Microsoft のサポートの本文では「ブロック解除」)をオンにする。Microsoft のサポートは、何をするマクロか分からないファイルは削除するよう勧めている。筆者は2026年10月8日の朝に Microsoft の日本語ヘルプと Learn、日本マイクロソフトのサポート チームのブログを取得して画面の文言を照らし合わせ、AI(Copilot)の入口も確かめた。

Excel(エクセル)のマクロを有効にする方法──黄色い警告バーなら「コンテンツの有効化」、赤い「セキュリティ リスク」でブロックされたら、信頼できるファイルに限りプロパティの「許可する」(ブロック解除)。出所の分からないファイルでは有効にしない【2026年10月版】
目次

2026年10月8日・日本時間時点の情報です。 Excel(エクセル)でマクロを有効にするには、リボンの下の黄色い警告バーにある「コンテンツの有効化」を押す。インターネットやメールで入手したファイルで赤い「セキュリティ リスク」バーが出てマクロがブロックされた時は、出所を信頼できるファイルに限って、ファイルを右クリックして「プロパティ」の「全般」タブ下部のチェック ボックス(日本語の Windows の画面では「許可する」、Microsoft のサポートの本文では「ブロック解除」)をオンにする(どちらも Microsoft のサポートの手順)。操作に料金はかからない。ただし Microsoft のサポートは、マクロの動作が確実で、その機能が必要な場合を除いて有効にしないよう求め、何をするマクロか分からないファイルは「削除することをお勧めします」と書いている。

3行まとめ

  1. Excel のマクロを有効にする入口は2つ。黄色い警告バーの「コンテンツの有効化」と、赤い「セキュリティ リスク」バーでブロックされた時の、ファイルのプロパティのチェック ボックス(日本語の Windows では「許可する」)。後者は Windows の Office の動作で、Microsoft 365 では2022年4月から更新チャネルごとに順に既定になった(Microsoft Learn)。
  2. 有効にする前に、Microsoft のサポートが挙げる3つの問い(予期しない添付ファイルか、見知らぬ相手に有効化を勧められていないか、ポップアップで促されていないか)に当てはめる。ファイルを見る・編集するだけならマクロの有効化は要らない、とサポートは書く。
  3. AI の入口: 本記事が取得した Excel の Copilot の公式ページ4本に VBA の記載は見つからなかった。公式に AI が出てくるのは Office スクリプトの「AI でスクリプトを下書き」(プレビュー)。Excel の Copilot の利用は Personal 月2,130円などの契約が条件。

出所の分からない Excel ファイルで、マクロを有効にしてよいか

有効にしない。手順に進む前に、まずここで判断する。サポート「潜在的に危険なマクロがブロックされました」は、続けるか迷っている人向けに、次の3つの問いを置いている(原文は各問の先頭に四角のチェック記号が付いている)。

マクロを含むファイルを受け取ると予想していましたか? 信頼できるユーザーからの添付ファイルであるように見えても、予期しない添付ファイルを開かないでください。

見知らぬ人からコンテンツを有効にするよう勧められていませんか? 攻撃者の一般的な戦術は、注文をキャンセルしたり、法的文書を読んだりするなど、何らかのふりをすることです。

ポップアップ メッセージによってコンテンツを有効にするよう促されていますか?

そのうえで、次のように書いている。

インターネットからダウンロードしたファイル、またはネットワーク共有から開いたファイルがマクロを許可するように要求し、そのマクロが何を実行するものかわからない場合は、そのファイルを削除することをお勧めします。

同じページは、マクロは Word の文書を読む・編集する、Excel のブックを使うといった日常の使い方には必要なく、ほとんどの場合、マクロの実行を許可しなくても必要なことはすべてできる、と書く。2つ目の問いの説明には、次の一文もある。

正規の企業であれば、注文をキャンセルするために Excel ファイルを開かせることはなく、Word でドキュメントを読むためにマクロが必要になることもありません。

AI が作ったマクロを自分のブックで動かす場合も、サポートの条件は同じで、「マクロの動作が確実」な時だけ有効にする。AI が書いたコードを読んで中身を確かめる力が無い間は、実データのブックでなく、コピーで試す(筆者の提案)。

黄色い警告バーが出た時、マクロを有効にする手順は何か

マクロ入りのブック(拡張子 .xlsm など)を開くと、リボンの下に警告バーが出る。日本マイクロソフトの Office サポート チームのブログに載った日本語の画面では、黄色いバーに「セキュリティの警告 マクロが無効にされました。」と出て、右に「コンテンツの有効化」のボタンがある(Microsoft の日本語のサポートの画像では、左の語が「セキュリティ警告」)。サポート「Microsoft 365 ファイルでマクロを有効または無効にする」は、手順の前に注意を置いている。

Microsoft 365 ファイルでマクロを有効にしないでください。マクロの動作が確実で、マクロが提供する機能が必要な場合を除きます。 ファイルを表示または編集するためにマクロを有効にする必要はありません。

同じページが、ブックごとに有効にする手順を次のとおり書く(例は Excel のブック)。

  1. 警告バーの「コンテンツの有効化」を選択する。
  2. 「セキュリティの警告」ダイアログで「はい」を選択して、ドキュメントを信頼済みにする。

これでそのドキュメントのマクロが有効になる、とサポートは書く。サポート「信頼済みドキュメント」は、このダイアログを「ネットワーク上の場所にあるファイルを信頼しようとすると」出るものとして説明していて、ダイアログが出ないまま有効になっても異常ではない、と読める(筆者の読み)。

「信頼済みドキュメント」のページによると、一度信頼したファイルは、次に開く時にメッセージバーが出なくなる。新しいマクロを足したり書き換えたりしても、最後に信頼してからファイルを移動していなければプロンプトは出ない。あとから別のマクロが入っても警告なしで動く点に注意が要る。信頼を取り消すには、すべての信頼済みドキュメントをクリアする必要がある、とサポートは書いている。

「保護ビュー」(ファイルを読み取り専用に近い状態で開く画面)で開いた場合は、「信頼済みドキュメント」のページによると、編集を有効にしてもマクロは自動では有効にならない。マクロを動かすには、そのうえでコンテンツを有効にする必要がある。

「このファイルのソースが信頼できないため」と赤いバーが出るのはなぜか

赤いバーに「セキュリティ リスク」と出て、マクロがブロックされる場合がある。日本マイクロソフトの Office サポート チームのブログ(2022年2月18日公開・2025年1月16日更新)に載った日本語の画面では、バーの文言は次のとおりで、右のボタンは「詳細を表示」だった。

セキュリティ リスク このファイルのソースが信頼できないため、Microsoft によりマクロの実行がブロックされました。

サポート「潜在的に危険なマクロがブロックされました」は、同じ警告を「ファイルのソースが信頼されていないため、Microsoft はマクロの実行をブロックしました」と訳している。Microsoft Learn によると、このバーには「コンテンツを有効にする」の選択肢が無い。

Learn は、この変更の理由を次のように書いている。

VBA macros are a common way for malicious actors to gain access to deploy malware and ransomware. Therefore, to help improve security in Office, we’re changing the default behavior of Office applications to block macros in files from the internet.

(訳:VBA マクロは、悪意のある攻撃者がマルウェアやランサムウェアを仕込むためによく使う手段だ。そこで Office のセキュリティを高めるため、インターネットから来たファイルのマクロをブロックするよう、Office アプリの既定の動作を変える。)

どのファイルが「インターネットから来た」と扱われるかは、Windows がファイルに付ける印で決まる。Learn はこう書く。

Mark of the Web is added by Windows to files from an untrusted location, such as the internet or Restricted Zone. For example, browser downloads or email attachments.

(訳:Mark of the Web は、インターネットや制限付きゾーンのような信頼されていない場所から来たファイルに、Windows が付ける。たとえばブラウザーでのダウンロードやメールの添付ファイル。)

マクロ入りのファイルにこの印(Web のマーク)があると、Office は既定でマクロをブロックする。Learn のフローチャートの説明によると、ブロックの前に次の順で判定が決まる。

  • 信頼できる場所にあるファイルは、マクロが有効な状態で開く。
  • 信頼された発行元の証明書で署名されたマクロは、有効な状態で開く。
  • 組織のポリシーがブロックまたは有効を決めていれば、それに従う。
  • この変更より前に「コンテンツを有効にする」を選んでいたファイルは、信頼済みとして扱われる。

ブロックされたマクロを直す手順は何か(ファイルが安全だと分かっている場合)

この手順は、出所を信頼できて安全だと分かっているファイルのためのもの。サポートはこの手順を「ファイルの安全性が確実でマクロのブロックを解除する場合」という見出しの下に置き、Learn も「Steps to take to allow VBA macros to run in files that you trust」(訳:信頼できるファイルで VBA マクロを実行できるようにするための手順)としている。最初の節の3つの問いのどれかに当たるなら、ここに進まない(筆者の注意)。

サポートが「ほとんどの場合」の方法として挙げる手順は次のとおり。

  1. Windows のファイル エクスプローラーを開き、ファイルを保存したフォルダーに移動する。
  2. ファイルを右クリックして、メニューから「プロパティ」を選ぶ。
  3. 「全般」タブの下部にあるチェック ボックスをオンにして、「OK」を選ぶ。
  4. Excel でファイルを開き直す。

手順3のチェック ボックスを、サポートの本文は「ブロック解除」と書く。日本のサポート チームのブログに載った日本語の Windows の画面では、「全般」タブの一番下の「セキュリティ:」の欄に「このファイルは他のコンピューターから取得したものです。このコンピューターを保護するため、このファイルへのアクセスはブロックされる可能性があります。」と出て、その横のチェック ボックスは「許可する」だった。手順4は筆者の補足で、サポートの手順には書かれていない。

ブログは、この操作で Web のマーク(ゾーン識別子)が消え、自分のパソコンで作ったマクロ付きファイルと同じ扱いになる、と説明している。Learn によると、PowerShell の Unblock-File コマンドレットでも同じ処理ができる。

「許可する」(ブロック解除)のチェック ボックスが出ない時

サポートは3つの場合を挙げる。

状況 サポートが書く方法
会社の Web サイトや社内のファイル サーバーなど、信頼できる場所のファイルを何度も開く 「インターネット オプション」の「セキュリティ」タブで「信頼済みサイト」を選び、「サイト」にその URL を入れて「追加」。http:// やネットワーク共有で始まる URL を足す時は、https の確認を求めるチェック(ブログの日本語の画面では「このゾーンのサイトにはすべてサーバーの確認 (https:) を必要とする」)を外す
メールで受信した1つのファイル 開く前に OneDrive に保存する。または、パソコンのハード ドライブに保存してから、上のプロパティの手順に従う
パソコン上の特定のフォルダーのファイルをまとめて信頼したい そのフォルダーを「信頼できる場所」に追加する(次の節)

サポートは「信頼済みサイト」に入れる方法について、「重要」の注記で、そのサイトのすべてのマクロが信頼されるので、そこから開くファイルがすべて信頼できると分かっている場合にだけ行う、と書いている。Learn によると、OneDrive や SharePoint のファイルでも、ブラウザーでダウンロードすると Web のマークが付く場合があり、「デスクトップ アプリで開く」で開いたファイルや OneDrive の同期クライアントがダウンロードしたファイルには付かない。

会社や学校のパソコンで「管理者が、organization でのマクロの使用を制限しています」と出る場合は、サポートによると IT 管理者側の制限で、OneDrive や IT 管理者が承認した別の場所にファイルを保存する方法が案内されている。

毎回の警告をなくす方法は、どれが違うのか

Microsoft のページに出てくる「信頼する」仕組みは3つあり、範囲が違う。設定画面の名前は、サポートのページでは「セキュリティ センター」、日本のサポート チームのブログの日本語の画面では「トラスト センター」。下の表は画面の表示で書く。

仕組み 何を信頼するか 設定の場所
信頼済みドキュメント そのブック1つ 警告バーの「コンテンツの有効化」
信頼できる場所 登録したフォルダーの中のファイルすべて 「ファイル」→「オプション」→「トラスト センター」→「トラスト センターの設定」→「信頼できる場所」→「新しい場所の追加」→「参照」でフォルダーを選ぶ
信頼できる発行元 同じ証明書で署名したマクロの作者 サポートによると、先にそのファイルのブロックを解除し、信頼できる発行元として追加する

「信頼できる場所」のサポートは、注意として次のように書く。

信頼できる場所に保存したファイルは、システムによって安全であると判断され、一部のセキュリティ チェックをバイパスします。 そこに置いたファイルのソースを信頼するようにしてください。

サポート「潜在的に危険なマクロがブロックされました」にも、このフォルダーに保存したすべてのファイルが信頼できると分かっている場合にだけ行う、という警告が付いている。ダウンロード フォルダーのように、知らないファイルが入る場所を登録しない(筆者の注意)。

Excel のマクロ設定を変える方法と、各選択肢の意味

設定の入口は2通り。サポート「Excel のマクロのセキュリティ設定を変更する」は、「開発」タブの「コード」で「マクロのセキュリティ」を選ぶ方法と、「ファイル」→「オプション」から「マクロの設定」を開く方法(画面では「トラスト センター」→「トラスト センターの設定」→「マクロの設定」)を書く。「開発」タブが無い時は、先にそのタブを表示する。変更は Excel にだけ適用され、他の Office アプリには及ばない。職場や学校のパソコンでは、管理者が変更できないようにしている場合がある。

選択肢は次の4つ。名前は日本のサポート チームのブログに載った日本語の Excel の画面から、説明はサポートから引いた。サポートのページでは、名前が少しずつ違う(「通知を表示してすべてのマクロを無効にする」など)。

画面の表示 サポートの説明
警告せずに VBA マクロを無効にする マクロとマクロに関する警告が無効になる
警告して、VBA マクロを無効にする 既定の設定。マクロがあれば警告が出て、場合ごとに有効にするか選べる
電子署名されたマクロを除き、VBA マクロを無効にする 信頼できる発行元の署名つきなら実行される。署名のないマクロについては、警告なしで無効になる(「Excel のマクロのセキュリティ設定を変更する」)、警告が出る(「Microsoft 365 ファイルでマクロを有効または無効にする」)とページで説明が違う
VBA マクロを有効にする (推奨しません。危険なコードが実行される可能性があります) すべてのマクロが確認なしで実行される

サポートは「VBA マクロを有効にする」にあたる設定について、「この設定を使用すると、悪意のある可能性があるコードに対してコンピューターが脆弱になる」と書く。警告が面倒だという理由でこれを選ばず、上の「信頼できる場所」で範囲を絞る(筆者の提案)。

Mac・Web版・スマホでも同じ手順か

手順は同じではない。確認できた範囲は次のとおり。

  • Learn は、既定でインターネットのマクロをブロックする変更は、Windows で動く Office にだけ影響し、Mac の Office、Android・iOS の Office、Office on the web には影響しない、と書く。したがって、上の赤いバーと「許可する」(ブロック解除)の手順は Windows の話。
  • Excel for the web(Web版)では、サポート「Excel for the web で VBA マクロを操作する」によると、VBA マクロの作成・実行・編集はできない。マクロを含むブックを開いて編集することはでき、既存のマクロはブックに残る。マクロを動かすには、リボンの上の「デスクトップ アプリで開く」からデスクトップ版で開く。
  • Mac のデスクトップ版でマクロを有効にする画面と手順は、本記事では取得していない。

Web版が無料で使える範囲は、Excel を無料で使う方法の記事に書いた。マクロを自分で作る手順は、Microsoft のサポート「クイック スタート: マクロを作成する」が、「開発」タブの「マクロの記録」を選ぶ方法を Windows と Mac に分けて案内している。

赤いバーの変更は、Excel にいつ届いたか

Learn が Microsoft 365 の更新チャネルごとに書いている日付は次のとおり。

日付 何が変わったか 出典
2022年4月12日 インターネットのマクロを既定でブロックする変更が、最新機能提供チャネル(プレビュー)のバージョン2203でロールアウト開始 Learn
2022年7月27日 最新チャネル(バージョン2206)でロールアウト開始 Learn
2022年10月11日 月次エンタープライズ チャネル(バージョン2208)で提供 Learn
2023年1月10日 半期エンタープライズ チャネル(バージョン2208)で提供 Learn

この表に、買い切り型(永続ライセンス)の Office の日付は無い。一方、日本のサポート チームのブログは、この変更の対象に Microsoft 365 Apps の各チャネルと並べて「製品版 Office 2021」「製品版 Office 2019」「製品版 Office 2016」を挙げている。Learn のフローチャートにある Office LTSC 2021 と Office 2019 の注記は、英語の原文の主語が「this step」(信頼済みドキュメントを確かめる手順)で、確認の順番の話。買い切り型がブロックの対象外になる、という意味には読めない(筆者の読み)。

Excel の Copilot で VBA や Office スクリプトは作れるか

本記事が確認した範囲では、Excel の Copilot が VBA を作ると書いた公式のページは見つからなかった。筆者は2026年10月8日の5時22分に、Microsoft のサポート(日本語)の Excel の Copilot のページ4本(概要・FAQ・ヒント・組み込みスキル)を取得し、「VBA」「マクロ」「スクリプト」で検索した。当たったのは「マクロ経済」という語(金融のスキルの説明)と、Copilot のスキルの仕組みを説明する FAQ の一文だけで、ユーザーのマクロを作る話ではなかった。

公式に AI でコードを作る話が出てくるのは、Office スクリプト(Excel for the web・Windows・Mac で使える自動化の機能)のページ。サポート「Excel の Office スクリプトの概要」は、新しいスクリプトの作り方の1つとして次のように書く。

AI でスクリプトを下書きします。 この方法を使用してスターター スクリプトを生成し、ニーズに合わせて確認および変更します。 この機能はプレビュー段階であり、すべてのユーザーが利用できるわけではないことに注意してください。

AI が作るのは「スターター(出発点)」で、確認と修正は利用者の側にある。プレビューの対象条件や料金は、このページに書かれていなかった。

Excel の Copilot そのものは、FAQ が挙げる4種類の契約のどれかが要り、無料の Microsoft アカウントだけの項目は無い。日本の価格ページでは Personal が月2,130円だった(2026年10月8日5時23分に描画して確認)。契約の種類とボタンが出ない時の確認順はExcel の Copilot が表示されない時の記事に、関数づくりに使う手順はIF 関数と VLOOKUP を AI で作る記事に書いた。

筆者が取得して見えたこと

筆者は2026年10月8日の5時20分から5時24分に Microsoft の日本語サポートと Learn のページを、5時28分にサポートのページに載った画像を、5時31分から5時32分に日本マイクロソフトの Office サポート チームのブログとその画像を取得し、画面の文言を照らし合わせた。見えたことは次のとおり。

  • 日本語の文言は、資料ごとに少しずつ違った。プロパティのチェック ボックスは、サポートの本文で「ブロック解除」、同じページの日本語の画像で「ブロックを解除」、ブログの画面で「許可する」。見つからない時は、名前でなく置き場所(「全般」タブの一番下)で探す(筆者の提案)。
  • Learn の日本語ページに載った公式画像は英語表示で、「SECURITY RISK Microsoft has blocked macros from running because the source of this file is untrusted.」と「Learn More」のボタンがあり、「Enable content」のボタンは無かった。
  • 価格ページは、パソコンの大きさ(1280×800)とスマホの大きさ(390×844)で描画し、Personal・Family・Premium の価格が円で表示されることを確かめた。

Windows 機で押していない操作と、取得したページに無かった点

  • 実際の Windows の Excel で、黄色いバー・赤いバー・プロパティのチェック ボックスを開いて押す操作は、筆者は行っていない。Windows 機が手元に無いため、手順は Microsoft のサポート、Learn、日本のサポート チームのブログの記述に基づく。
  • 日本語の画面の文言(「許可する」「トラスト センター」「詳細を表示」など)は、ブログに載った画面から引いた。ブログは2022年に公開された記事で、Windows や Excel の版によって言い回しが変わっている可能性がある。
  • Mac のデスクトップ版の Excel での、マクロを有効にする手順は取得していない。
  • Copilot に VBA を頼む操作は、ログインが要るため行っていない。Microsoft が「できない」と書いているわけでもない。
  • 買い切り型の Excel で赤いバーがどう出るかは、画面では確かめていない。

引いた Microsoft のページと取得時刻

すべて2026年10月8日の取得で、原文は HTML と本文テキストで保存している。手順と警告は Microsoft のサポートの日本語ページ、変更の理由と日付は Learn(日本語版と英語版)、日本語の画面の文言は日本マイクロソフトの Japan Office Client Support Blog から引いた。ページごとの名前・URL・取得時刻は出典の一覧にある。

この記事でよく聞かれること

Excel でマクロを有効にするには、どこを押せばよいですか?
リボンの下の黄色い警告バー(「マクロが無効にされました。」と出るバー)の「コンテンツの有効化」を押す。Microsoft のサポートによると、これでそのブックは信頼済みドキュメントになり、マクロが有効になる。ネットワーク上のファイルなどで「セキュリティの警告」ダイアログが出たら「はい」を選ぶ。ただしサポートは、マクロの動作が確実で、その機能が必要な場合を除いて有効にしないよう警告している。
「このファイルのソースが信頼できないため、Microsoft によりマクロの実行がブロックされました」と出た時はどうすればよいですか?
出所を信頼でき、安全だと分かっているファイルに限り、エクスプローラーでファイルを右クリックして「プロパティ」を開き、「全般」タブ下部のチェック ボックスをオンにして「OK」を選ぶ(Microsoft のサポートの手順)。日本語の Windows の画面ではこのチェック ボックスは「許可する」、サポートの本文では「ブロック解除」と書かれている。そのあと Excel で開き直す。この赤いバーには「コンテンツの有効化」のボタンが無い。何をするマクロか分からないなら、サポートはファイルの削除を勧めている。
「許可する」(ブロック解除)のチェック ボックスが出ない時はどうしますか?
Microsoft のサポートは、会社の Web サイトや社内のファイル サーバーのファイルなら、そのサイトをインターネット オプションの「信頼済みサイト」に入れる方法を案内している。ただし、そのサイトのすべてのマクロが信頼されるので、そこから開くファイルがすべて信頼できる場合だけにする、とサポートは注記している。メールの添付ファイルなら、開く前に OneDrive に保存するか、パソコンに保存してからプロパティを開く。
知らない人から届いた Excel のマクロを有効にしてよいですか?
有効にしない。Microsoft のサポートは、予期しない添付ファイルを開かないこと、見知らぬ相手に「コンテンツを有効にして」と促されたら疑うこと、何をするマクロか分からない時はファイルを削除することを勧めている。正規の企業が注文のキャンセルのために Excel ファイルを開かせることはない、とも書いている。
マクロが動かないのはなぜですか? Excel の Web版でも使えますか?
Web版の Excel では VBA マクロを作成・実行・編集できない。Microsoft のサポートによると、マクロ入りのブックを開いて編集することはでき、マクロはブックに残るが、動かすにはデスクトップ アプリで開く必要がある。デスクトップ版でも、警告バーが出たままなら有効になっていない。
Excel の Copilot でマクロ(VBA)は作れますか?
本記事が取得した Excel の Copilot の公式ページ4本には、VBA の記載が見つからなかった(2026年10月8日の確認)。公式に AI の名前が出てくるのは Office スクリプト側で、Microsoft のサポートは「AI でスクリプトを下書きします」と書き、プレビュー段階ですべてのユーザーが使えるわけではない、と注記している。
Excel の Copilot は無料で使えますか?
無料の Microsoft アカウントだけでは、Microsoft が挙げる条件に入っていない。Excel の Copilot の FAQ は、AI クレジット プラン付きの Microsoft 365 Personal か Family、Premium、商用の Microsoft Copilot、Copilot Chat 対象の職場・学校向けプランのいずれかを必要とする、と書く。日本の公式ページでは Personal が月2,130円(2026年10月8日確認)。
毎回警告が出るのが面倒です。安全に減らす方法はありますか?
Microsoft のサポートは、信頼できるファイルだけを入れる専用フォルダーを「信頼できる場所」に登録する方法を案内している(日本語の Excel では「トラスト センター」の中)。入れたファイルは一部のセキュリティ チェックを通らなくなるので、そこに置くファイルの出どころを信頼できる場合に限る。署名つきマクロなら「信頼できる発行元」に追加する方法もある。
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出典・参照資料

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