AI翻訳は無料で使えるか英語を日本語に訳すなら文章はDeepL(無料版は月5万文字)、ウェブページはGoogle翻訳、会話・音声はGoogle翻訳アプリ。Gemini・Copilot・ChatGPTの無料の範囲と選び方【2026年10月版】
無料で英語を日本語に翻訳するなら、文章はDeepL、ウェブページはGoogle翻訳(Edgeの翻訳も可)、会話・音声はGoogle翻訳アプリが入口になる。公式の料金ページとヘルプ(2026年10月8日取得)では、DeepL無料版は月5万文字・ファイル1件、Google翻訳は一度に貼れるのが5,000文字・ファイルは10MBまで。Gemini・Copilotは取得した公式ページに翻訳専用の上限の記載が無く、ChatGPTは無料版のテキストチャットを無制限とし、翻訳専用の画面もある。筆者がログインせずに開いた画面も添えた。

目次
2026年10月8日・日本時間時点の情報です。 無料で英語を日本語に翻訳するなら、文章はDeepL(ディープエル)、ウェブページはGoogle翻訳(ウェブサイトのタブ)かMicrosoft Edgeの翻訳、会話・音声はスマートフォンのGoogle翻訳アプリが入口になる。選んだ基準は3つで、無料の範囲が公式ページに数字で書かれているか、ログインしなくても画面が開くか、その場面の機能が公式の説明にあるか。AI翻訳の「精度」は、DeepLが自社のページで他社との比較の勝率を発表しているが、当事者の発表で、各社を同じ条件で比べた中立の数字ではない。この記事では順位をつけず、自分の文章で試すところまでを案内する。Gemini・Copilot・ChatGPTのように、チャットで頼んで訳してもらう方法(ChatGPTには翻訳専用の画面もある)は後半に分けて書いた。
3行まとめ
- 文章はDeepL。 公式の料金ページ(日本語版)によると、無料版は1か月5万文字・ファイル翻訳1件(5MBまで)で、アカウントを作ると一度に5,000文字まで訳せると画面の文言ファイルにある。有料のIndividualは月¥1,380(年払いなら月換算¥1,150・税込)。
- ウェブページはGoogle翻訳かEdge、会話・音声はGoogle翻訳アプリ。 Google翻訳のヘルプは、貼り付けは一度に5,000文字、ドキュメントは.docx・.pdf・.pptx・.xlsxで10MBまで(PDFは300ページ以下)と書く。Edgeの公式ページは70以上の言語に対応とし、Edge 136以降が必要と書く。
- Gemini・Copilotは、本記事が取得した公式ページに「翻訳専用の無料枠」の記載が無い。 ChatGPTは料金ページが無料版のテキストチャットを無制限とし、翻訳専用の画面「ChatGPT Translate」もある。筆者が10月8日1時台にログインせずに開いた画面で、Google翻訳は入力欄に「0 / 5,000」と出ていた。
無料で英語を日本語に訳す時、場面ごとに何を使うか
訳したいものが「文章」「ウェブページ」「会話・音声」のどれかで、最初に開くものが変わる。下の表は、2026年10月8日に筆者が開いた公式ページの記載をそのまま整理したもの。
| 場面 | 最初に開くもの | 無料の範囲(公式の記載) | ログイン |
|---|---|---|---|
| 文章(メール・文書) | DeepL翻訳 | 月5万文字・ファイル1件(5MB)。一度に5,000文字まで(画面の文言) | アカウントを作ると5,000文字(ログインなしの値は画面で未確認) |
| 文章(貼り付け) | Google翻訳(ウェブ版) | 一度に5,000文字まで(ヘルプ)。月ごとの上限は取得したヘルプに記載なし | 筆者の画面ではログインなしで入力欄が出た |
| ファイル | DeepL/Google翻訳の「ドキュメント」 | DeepLは無料版1件・5MB。Googleは10MBまで・.docx/.pdf/.pptx/.xlsx(PDFは300ページ以下) | Googleはログインなしで画面が開いた |
| ウェブページ | Google翻訳の「ウェブサイト」/Microsoft Edge | Googleは取得したヘルプに文字数の記載なし。Edgeは70以上の言語 | EdgeはEdgeに組み込み(ログインの要否は取得した公式ページに記載なし) |
| 会話・音声 | Google翻訳アプリ/Microsoft Translatorアプリ | 両アプリのApp Storeのページで「無料」 | 本記事は確認していない |
| チャットで頼む | Gemini・Copilot・ChatGPT | 取得した公式ページに翻訳専用の枠の記載なし。各サービスの無料の使用量に従う(ChatGPTは無料版のテキストチャットが無制限と料金ページ) | サービスによる。ChatGPT Translateは筆者の画面でログインなしで入力欄が出た |
精度は公式に載っているのか
他社と比べた精度を公式ページに載せていたのは、本記事が取得した範囲ではDeepLだけだった。DeepLの「高い品質」のページ(10月8日1時55分取得)は、次のように書く。
2026年3月に行われたブラインドテストにおいて、DeepLはGPT-5.2、Gemini 3.1 Pro、Claude Opus 4.6、Google翻訳、Microsoft Translatorとの直接対決で94%の勝率を記録しました。
これはDeepL自身の発表だ。同じページは、競合ごとに別々のテストで評価したもので、異なるラウンドの競合どうしの勝率を直接比べるものではない、と注記している。16の言語ペアに英語と日本語の組み合わせが入っているかは、このページの文字からは読み取れなかった。Google・Microsoftの取得したページには、他社との精度の比較は無かった。当事者の発表は順位の根拠にしにくいので、この記事は順位をつけない。次の節に、第三者の比較記事が言っていることを、出どころ付きで置いた。
文章を訳す:DeepLの無料版とGoogle翻訳の貼り付け
DeepL無料版は月5万文字・ファイル1件
DeepL公式の料金ページ(日本語版)の比較表を、筆者は2026年10月8日1時41分から45分にかけて読んだ。無料版の欄は次のとおり(○×は画像で描かれているので、ページの構造から「Check」「XMark」を読み取って確かめた)。
| 項目 | 無料版 | Individual |
|---|---|---|
| テキストの文字数(1か月) | 50,000 | 300,000 |
| ファイル翻訳(1か月) | 1件・5MBまで | 3件・30MBまで |
| 語調の切り替え(敬称/親称) | ×(なし) | あり |
| ページ全体の翻訳 | ×(なし) | あり |
| データの訓練に使用されない | ×(なし) | あり |
| 用語集 | 1つ(言語ペアごとに5語) | 1つ(5語) |
日本語の文章で5万文字は、400字詰めの原稿用紙で約125枚分にあたる(筆者の計算)。メールや短い文書を時々訳す量なら届かない人が多いが、長い文書を毎日訳すなら足りなくなる。
一度に訳せる文字数は料金表に載っていない。翻訳画面が読み込む日本語の文言ファイル(10月8日取得)に、次の文が入っていた。
DeepLのアカウントを作成すると、一度に5000文字まで翻訳できます。
同じファイルには「無料版で翻訳できる上限に達しました。{{numberHours}}時間後に無料版のご利用を再開するか…」という文もある。月の文字数とは別に、短い時間での上限があるように読めるが、筆者は実際の画面でこの表示を見ていないので、仕組みは確認できていない。
DeepLの翻訳画面には、旧版が触れていた「です・ます」の切り替えにあたる「語調」がある。筆者の画面(10月8日1時48分・ログインなし)では、この「語調」に緑の「Pro」の印が付いていた。料金表の×と合っている。無料版では敬体・常体を選べない、ということになる。
Google翻訳の貼り付けは一度に5,000文字
Google翻訳ヘルプ「単語や語句を入力して翻訳する」は、「テキストをコピーして貼り付ける場合は、一度に 5,000 文字まで翻訳できます。」と書く。筆者がログインせずにウェブ版を開くと、原文の入力欄の下に「0 / 5,000」と出た。ヘルプと同じ数字だ。
月ごとの合計の上限は、筆者が取得したヘルプの2ページ(テキスト翻訳・ドキュメントとウェブサイト)には書かれていなかった。「無制限」とも書かれていない。旧版は第三者の比較記事(OpenL Blogは「Unlimited, free」と書く)にならって「実質無制限」としていたが、公式ヘルプにこの言い方は無いので、公式の数字に置き換えた。
第三者の比較記事が言っていること
比較の材料は、OpenL Blog、IntlPull、Sintra AIの2026年版の記事。それらを横断した傾向は次のとおり。いずれも各社の公式の数字ではなく、記事ごとの条件の違う試験である。
- DeepL:フォーマルな文体、ビジネス文書、欧州言語間で評価が高いとされる。
- ChatGPTなどの汎用AI:文脈をふまえた訳、口語・スラングで強いとする記事がある。IntlPullの独自テストでは、ChatGPT(GPT-4)が中国語・日本語・韓国語への翻訳でBLEU値の点がDeepL・Google翻訳を上回ったとされる。ただし言語ペアによって結果は変わる。
- Google翻訳:言語の幅と手軽さ。精度は3つの中で低いとする記事が多いが、意味をつかむ用途には足りるという評価。
日本語が絡む翻訳では、条件が統一されていないため、日本語ではチャット型AIが上回ったという報告(IntlPull)も、自分の用途で確かめるのが確実だ。
ウェブページとファイルを訳す
Google翻訳の「ウェブサイト」タブ
Google翻訳ヘルプ「ドキュメントやウェブサイトを翻訳する」の手順は、ブラウザでGoogle翻訳を開き、上部の「ウェブサイト」を選び、元の言語を「言語を検出する」にして、URLを入れて移動アイコンを押す、というもの。同じページは「重要: この機能は、地域によってはご利用いただけない場合があります。」とも書く。原文と翻訳の切り替えも、画面の上の言語タブからできる。
Microsoft Edgeの翻訳
Microsoft公式の「ウェブページを瞬時に翻訳 | Microsoft Edge」は、外国語のページを開くとEdgeが翻訳を提案し、アドレスバーのアイコンか右クリックの「翻訳」でも訳せると説明する。対応は「70以上の言語」。同じページに「ウェブページの翻訳には Microsoft Edge バージョン 136 以降が必要です。2026年7月30日以降、以前のバージョンでは翻訳機能が利用できなくなります。」という注意がある。古いEdgeのまま使っている場合は、更新が要る。
ファイルを訳す
- Google翻訳:ヘルプは「.docx、.pdf、.pptx、.xlsx の形式のドキュメントを最大 10 MB まで翻訳できます。PDF ファイルは 300 ページ以下でなければなりません。」と書く。パソコンのブラウザで「ドキュメント」を選ぶ。ヘルプは、ドキュメントの翻訳は現時点では小さい画面とモバイルでは対応していない、とも書く。
- DeepL:筆者の画面には「文書ファイルを翻訳するには、PDF、Word(.docx)またはPowerPoint(.pptx)のファイルをドラッグ&ドロップしてください。」と出ていた。無料版は月1件・5MBまで。
DeepLの無料版と、Google翻訳のどちらを使うかは、ファイルの大きさと月に何件訳すかで分かれる。5MBを超える、または2件目を訳したい場合は、Googleの10MB・300ページまでの範囲に収まるかを見る、という順番になる(筆者の整理)。
会話・音声を訳す
Google翻訳アプリの「会話」と「ライブ翻訳」
Google翻訳ヘルプ「ライブ翻訳で音声翻訳をリアルタイムで聞く」(Android版の表示)は、ヘッドフォンの有無にかかわらずライブ翻訳が使えると書き、モードとして「リスニング」「会話」「テキストのみ」「カスタム設定」を挙げる。音声で訳を聞く2つは次のとおり。
- リスニング:「ヘッドフォンを接続するか、スマートフォンを耳に当てると、リアルタイムで翻訳を聞くことができます。」
- 会話:「翻訳はスマートフォンのスピーカーまたはヘッドフォンで再生されます。交互にお話しください。」
同じヘルプは、ウェブ版のGoogle翻訳では「同時に会話と翻訳を行うことはできません」と書く。会話はスマートフォンのアプリで使う機能だ。パソコンのブラウザでは、「音声入力で翻訳する」のヘルプにあるとおり、マイクで話した単語や語句を翻訳できる(Chromeでマイクが使え、SafariとEdgeは制限される、とヘルプは書く)。
アプリの紹介ページの言語数は、ストアごとに違っていた。App Storeの日本語ページは「最大 249 言語間での翻訳に対応。機能のサポート状況は言語によって異なります。」、Google Playの日本語ページは「108 言語間で翻訳可能」で、会話は「70 言語に対応」と書く。Google Playの同じページには「100 以上の言語に対応」という一文もある。249と108のどちらが新しい記載かは、2つのページから読み取れなかった。日本語と英語の組み合わせで会話が使えるかは、言語の一覧が画面の中にあり、本記事が取得したページの文字には出ていなかった。
Microsoft Translatorアプリ
App Storeの日本語ページは、Microsoft Translatorを「無料」と表示し、「テキスト、音声、画像を100以上の言語で無料で翻訳できます」と説明する。機能の箇条書きに「話し言葉をリアルタイムで翻訳する」がある。Microsoft公式のアプリのページ(英語版)には、「Download offline translation packs before your next adventure and translate while off the grid.」(訳:次の冒険の前にオフライン翻訳パックをダウンロードして、ネットワークから離れても翻訳できる)とある。
DeepLの音声翻訳
筆者が開いたDeepL翻訳の画面の上部には、「テキストの翻訳」「ファイルの翻訳」「音声翻訳」「API」「AIアプリでの使用」の5つが並んでいた。音声翻訳(DeepL Voice)の料金は、料金ページの「Voice」タブで、Voice Starterが年払いで月換算¥1,900(ユーザー1人あたり毎月300分)、Voice Businessが¥5,280(毎月600分)、50名以上は個別。Starterには14日間の無料体験がある。このタブには無料プランの欄がない(本記事が取得した範囲)。翻訳ツールのタブでは、Individual・Team・Businessの欄に「DeepL Voice 30分」「ユーザー1名あたり毎月含まれます」とある。
Gemini・Copilot・ChatGPTで訳す時の無料の範囲
この3つは、基本はチャットで「次の英文を自然な日本語に訳して。丁寧語で」のように頼む形になる。長い文書の文脈をふまえた訳や、「専門用語はカタカナのまま」といった指示を付けられるのが、第三者の比較記事が挙げる強みだ。
ChatGPTには、翻訳専用の画面「ChatGPT Translate」(chatgpt.com/translate)もある。筆者が10月8日1時56分にログインせずに開くと、「ChatGPT を使用して翻訳」の見出しの下に、左に「入力、貼り付け、または写真をアップロードして翻訳」と書かれた入力欄、右に「翻訳」の欄が並び、その下に「より自然な表現に」「ビジネス用にする」などのボタンが出た。ページの説明文は「40以上の言語を翻訳」「テキスト、音声、写真を翻訳」と書く。何文字まで・何回まで無料で使えるかは、このページの文字には書かれていなかった。
| サービス | 公式ページに書かれている無料の範囲 | 翻訳専用の記載 |
|---|---|---|
| Gemini | Googleのヘルプによると、Google AIプランなしは使用量の「標準の上限」(Plusは2倍、Proは4倍)で、5時間ごとにリセットされ、週ごとの上限がある。文脈の大きさ(コンテキスト ウィンドウ)は32,000トークン。ファイルは1回のプロンプトに最大10個、動画以外は1ファイル100MBまで | 取得した2ページに「翻訳」の機能説明なし |
| Copilot | Microsoftのサポートページは、無料のCopilotでできることとして、文章作成・ブレーンストーミング・要約などのChat、Web検索に基づく回答、EdgeでのWebページの概要を挙げる | 取得した2ページ(サポートページとcopilot.com)に「翻訳」の語なし |
| ChatGPT | 料金ページ(日本語)は無料版を「GPT-5.6 Luna でのテキストチャットは無制限」とし、不正利用防止の安全対策が適用されると注記。アップロードを含むメッセージ数・画像作成・音声チャットには上限あり(ChatGPTの記事も参照) | 翻訳専用の画面「ChatGPT Translate」がある。無料の上限はそのページに記載なし |
旧版の「ChatGPTの無料版はGPT-4oが使える」は古くなっていた。無料版の既定モデルは、10月8日時点でGPT-5.6 Lunaと当サイトの記事が書いている。無料版の上限の詳細は無料版でできること・制限に、GeminiとCopilotはGeminiの無料版とCopilotの無料版にある。
数え方も翻訳専用の画面とは違う。Geminiのヘルプは、使用量の上限をプロンプトの複雑さやチャットの長さなどを考慮した「コンピューティング量」に基づくと書き、ChatGPTの料金ページはテキストチャットを無制限としたうえで、アップロードを含むメッセージの数に上限があると書く。何文字まで訳せるかの数字は、本記事が取得したGemini・Copilot・ChatGPTのページには無かった。
有料はいくらか:DeepLの円の料金
DeepL公式の料金ページ(日本語版)を円表示に切り替えて読んだ値(税込・2026年10月8日1時45分)。筆者の画面では最初にドイツ向けの表示(ユーロ)が出たので、通貨の選択欄で「日本 (JPY ¥)」を選ぶ。
| プラン | 月払い | 年払い(月換算) | 文字数・ファイル |
|---|---|---|---|
| Individual | ¥1,380 | ¥1,150 | 30万文字/月・ファイル3件(30MBまで) |
| Team(1ユーザー) | ¥4,500 | ¥3,750 | 100万文字/月・ファイル20件 |
| Business(1ユーザー) | ¥9,000 | ¥7,500 | 文字数制限なし(公正利用の注記あり)・ファイル100件 |
| DeepL Write Proのアドオン | ¥1,450 | ¥1,150 | 文章の推敲。IndividualとTeamに追加できる |
IndividualとTeamには「30日間無料。いつでもキャンセル可能。」の体験がある。開発者向けのAPIは、Developerが「1回限りのクレジット:100万文字数」、Growthが年払い月¥3,025+追加は100万文字あたり¥2,750(同日の表示)。旧版にあった米ドルの金額(Individual $8.74、Growth $26、超過$27.50)は、この円の表示に置き換えた。無料版・有料版の使い方とログインは、DeepLの無料版と料金とDeepLのログインに詳しい。
無料版に入れた文章はどう扱われるか
DeepLの個人情報保護方針(日本語版・最終改定2026年9月)は、無料サービスについて次のように書く。
当社では、ニューラルネットワークと翻訳アルゴリズムの訓練および性能向上を目的として、入力済みのテキストおよびアップロード済みの文書ファイルとそれぞれの訳文やテキストの推敲内容を一定期間保存します。
料金ページの比較表で「データの訓練に使用されない」が付くのはIndividual以上で、無料版は×だった。契約書や個人情報を含む文章を訳す場合は、無料版に入れる前に、この扱いを確かめる必要がある(筆者の提案)。ChatGPT Translateのページの下部には「チャット内容は確認され、AI モデルの改善に使用される場合があります。」という一文がある(筆者がログインせずに開いたページの文字)。Googleやほかのチャット型AIの文章の扱いは、本記事では取得していない。
用途別の選び方(筆者の提案)
以下は、公式の記載と第三者の比較記事をふまえた筆者の整理で、公式の推奨ではない。
- ビジネスメール・契約書の下訳:フォーマルな文体で評価されるDeepLを試し、語調を変えたい・5万文字を超えるなら有料を検討する。最終稿は人が確認する。
- 長いレポート・記事:文脈をふまえた訳を頼みたいなら、Gemini・Copilot・ChatGPTのチャットに指示を付けて頼む。関連記事:ChatGPT有料版 Plus/Pro 料金比較【2026年版】
- 英語の記事をざっと読む:Google翻訳の「ウェブサイト」かEdgeの翻訳。意味をつかむ用途。
- 旅行・日常の会話:スマートフォンのGoogle翻訳アプリかMicrosoft Translator。
- アプリへの組み込み:DeepL APIかチャット型AIのAPI。料金はOpenAI API 料金・使い方ガイドも参照。
日本語が絡む時の注意
- 敬語:DeepLの語調切り替えは有料。チャット型AIは指示で「です・ます」「だ・である」を指定できる。謙譲語・尊敬語の使い分けは、LLM(大規模言語モデル)のほうが柔軟だという指摘が比較記事にある。
- 固有名詞・数字:人名・地名・製品名の誤りは、どのツールでも起こりうる。重要な文書では人が確認する。
- 和製英語:「ナイーブ」「マンション」のような語は誤訳しやすい(筆者の見方)。
AI翻訳の任せ方の線引きは、AI翻訳はどこまで任せていいかに、Google翻訳のGemini統合や音声の話題まで整理してある。動画の字幕の翻訳はAI翻訳字幕ツールの比較へ。DeepL Writeの日本語対応は別記事にある。
Perplexity・Claudeという選択肢
Perplexityは検索結果を要約して答えるサービスで、外国語の情報を日本語で理解したい用途の候補になる(筆者の見方)。ClaudeもChatGPTと同様に、チャットで頼む形の翻訳ができる。どちらも本記事では無料の範囲を取得していない。関連記事:Perplexity AI 使い方・料金ガイド【2026年版】
筆者が10月8日にログインせずに開いた画面
筆者は2026年10月8日1時41分から1時58分にかけて、ヘッドレスのChromium(日本語設定)で公式ページを開いた。アカウントは作らず、ログインもしていない。
- Google翻訳(ウェブ版):1時48分、画面の上に「テキスト」「画像」「ドキュメント」「ウェブサイト」の4つが並び、原文の欄に「0 / 5,000」と出た。ドキュメントの画面には「サポートされるファイル形式: .docx、.pdf、.pptx、.xlsx。」とあった。
- DeepL翻訳:1時48分、上部に「テキストの翻訳」「ファイルの翻訳」「音声翻訳」「API」「AIアプリでの使用」が出た。ヘッドレスのブラウザでは、画面の中央にCloudflareの「私はロボットではありません」の確認が出たため、文字入力は試していない(確認の画面は押していない)。
- DeepLの料金ページ:開いた直後の通貨表示は「ドイツ (EUR €)」で、Individualは「€7.49」(年払いの月換算)だった。通貨を「日本 (JPY ¥)」に切り替えると、「¥1,150」になった。
- ChatGPT Translate:1時56分、chatgpt.com/translate を開くと chatgpt.com/ja-JP/translate/ に移り、ログインしていない状態で「ChatGPT を使用して翻訳」の画面と入力欄、右上に「ログイン」「無料でサインアップ」が出た。
画面の撮影と取得したページの文字は、筆者の作業フォルダに取得時刻つきで保存してある。
DeepLの上限やアプリの中など、確かめきれなかった4点
- DeepLのログインなしの上限:今回確かめたのは、文言ファイルにある「DeepLのアカウントを作成すると、一度に5000文字まで翻訳できます。」という文だけ。ログインなしの上限の数字と、長文を貼った時の実際の表示は見ていない(当サイトの10月2日の記事は、画面のプログラム内の設定で1,500文字だったと書いている)。
- Google翻訳・Microsoft Translatorのアプリ:アプリの中の画面は開いていない。日本語と英語の会話が使えるか、無料の範囲に回数や時間の上限があるかは、公式ページの文字からは読み取れなかった。
- Gemini・Copilot・ChatGPTの翻訳:「翻訳専用の無料枠が書かれていない」は、本記事が取得したページの範囲での話で、ほかのヘルプにあるかは確認していない。ChatGPT Translateは画面と説明文を見ただけで、文章を入れて訳した結果や、ログインなしで何回使えるかは試していない。
- 精度の順位:材料は第三者の記事と、DeepL自身の発表だけ。各社を同じ条件で比べた中立の数字は、本記事では見つけていない。
この記事が開いた公式ページと取得時刻
公式ページはすべて2026年10月8日1時41分から1時58分の間に取得した(URLと取得時刻はこの記事の出典欄にある)。OpenL Blog・Sintra AI・IntlPull・AI Unpackerは旧版が読んだ第三者の比較記事で、今回は傾向の紹介にだけ使い、公式の数字は公式ページから取り直した。
捏造引用と誤った料金を訂正した記録
- 2026-08-14: 「アジア言語ではLLMが優位」の出典として本文にあった「ToolChaseの比較記事」はfrontmatterのsourcesに存在せず、実在を確認できなかったため、実際にこの主張を裏付けているIntlPullの比較記事に出典を訂正した
- 2026-08-14: 「IntlPullの2026年ベンチマーク記事によると、ChatGPT 4oは『最小限の修正で、文脈とイディオムの把握に優れた翻訳』を出した」という鉤括弧付きの引用を、IntlPullの原文と突合したところ、該当する文言も「GPT-4o」という表記も見つからなかった(原文は「ChatGPT (GPT-4)」と表記し、BLEU値で中国語・日本語・韓国語がDeepL・Googleを上回ったという記述はあるが、引用符内の文言そのものは存在しない)。捏造引用だったため、原文に基づく言い換えに訂正した
- 2026-08-14: DeepL API料金を「100万文字あたり$5.49(Pro)」としていたが、出典のeesel AI記事を直接確認したところ、現行のDeepL API料金体系に「Pro」というプランはなく、無料のDeveloperプラン(100万文字まで、買い切り)とGrowthプラン(月額$26・年払い、超過分は100万文字あたり$27.50)だった。該当箇所(料金比較表・本文)を正しい数値に訂正した
- 2026-08-14: 「Google翻訳はDeepLが対応していないアラビア語やヒンディー語もカバー」としていたが、DeepL公式の対応言語ドキュメントを直接確認したところ、DeepLは現在アラビア語・ヒンディー語ともに翻訳に対応しており、この記述は誤りだった。具体的な言語名を挙げない表現に訂正した
この記事でよく聞かれること
- AI翻訳は無料で使えますか。英語を日本語にするなら何がいいですか。
- 無料で使えます。文章はDeepL(無料版は月5万文字。アカウントを作ると一度に5,000文字までと画面の文言にある)、ウェブページはGoogle翻訳のウェブサイトタブかEdgeの翻訳、会話・音声はGoogle翻訳アプリかMicrosoft Translatorが入口です。どれも公式ページの記載(2026年10月8日取得)で、訳の出来は自分の文章で試して選ぶのが確実です。
- DeepLの無料版は何文字まで翻訳できますか。
- DeepL公式の料金ページ(日本語版)は、無料版を1か月5万文字・ファイル翻訳1件(5MBまで)としています。1回に訳せる文字数は料金表になく、翻訳画面の文言ファイルに「DeepLのアカウントを作成すると、一度に5000文字まで翻訳できます。」とあります。ログインなしの上限は、本記事は画面上では確認していません。
- Google翻訳は無料ですか。文字数やファイルの上限はありますか。
- App Storeの日本語ページはGoogle翻訳を「無料」と表示しています。公式ヘルプによると、貼り付けは一度に5,000文字まで、ドキュメントは.docx・.pdf・.pptx・.xlsxで10MBまで(PDFは300ページ以下)です。月ごとの上限は、本記事が取得したヘルプには書かれていませんでした。
- 英語のウェブページを日本語にするにはどうすればいいですか。
- Google翻訳の「ウェブサイト」タブにURLを入れる方法と、Microsoft Edgeに組み込まれた翻訳を使う方法があります。Edgeは公式ページによると70以上の言語に対応し、外国語のページを開くと翻訳を提案します(Edge 136以降)。Google翻訳のウェブサイト翻訳は、地域によっては使えない場合があるとヘルプに書かれています。
- 英語の会話や音声を無料で日本語にできますか。
- スマートフォンのGoogle翻訳アプリに「会話」と、リアルタイムで訳を聞く「ライブ翻訳」があります(公式ヘルプ・App Storeの説明。ヘルプはヘッドフォンなしでも使えると書く)。Microsoft Translatorのアプリも「話し言葉をリアルタイムで翻訳する」と説明しています。DeepLの音声翻訳(DeepL Voice)は、公式の料金ページ上は有料で、Individual以上に毎月30分が含まれ、Voice専用のVoice Starterは年払いで月¥1,900(14日間の無料体験あり)です。
- GeminiやCopilot、ChatGPTでも英語を日本語に翻訳できますか。
- チャットで「次の英文を日本語に訳して」と頼む形で使えます。ChatGPTには翻訳専用の画面「ChatGPT Translate」もあり、筆者がログインせずに開くと入力欄が出ました(ページの説明は40以上の言語)。ChatGPTの料金ページ(日本語)は、無料版のテキストチャットを無制限(不正利用防止の安全対策の対象)としています。翻訳専用の無料枠は、Gemini・Copilotの公式ページに本記事が確認した範囲では書かれていません。Geminiの無料版は使用量に上限があり、ファイルは1回に10個、動画以外は1ファイル100MBまでです。
- DeepL無料版に入れた文章は安全ですか。
- DeepLの個人情報保護方針(最終改定2026年9月)は、入力したテキストとアップロードした文書を、翻訳アルゴリズムの訓練と性能向上のために一定期間保存すると書いています。料金ページの比較表で「データの訓練に使用されない」はIndividual以上にあり、無料版は×です。個人情報や社外秘の文章は、扱いを確かめてから入れてください。
- DeepLの有料版はいくらですか。無料版から変える必要はありますか。
- DeepL公式の料金ページ(円表示・税込)で、Individualは月払い月¥1,380、年払いは月換算¥1,150で、30万文字・ファイル3件(30MBまで)・語調の切り替えが付きます。無料版の月5万文字で足りる量なら、変える理由は料金表からは読み取れません。ファイルが大きい・語調を変えたい場合が分かれ目です。
出典・参照資料
- 二次資料Google Translate vs DeepL vs ChatGPT: Which Translates Best in 2026? - OpenL Blog ↗
- 二次資料DeepL vs ChatGPT: Which AI Tool Is Better in 2026? - Sintra AI ↗
- 二次資料Machine Translation Accuracy 2026: DeepL vs Google vs ChatGPT - IntlPull ↗
- 二次資料DeepL Translator Review 2026 - AI Unpacker ↗
- 二次資料DeepL pricing in 2026 - eesel AI(旧版が料金の根拠にした二次記事。現在の料金は下の公式ページで取り直した) ↗
- 一次資料DeepL 料金・プラン(日本語版・円表示に切り替えた年払い/月払い・翻訳ツール/API/Voiceの各タブ・2026年10月8日1時41分〜1時45分取得) ↗
- 一次資料DeepL翻訳(日本語版・テキスト翻訳画面。ヘッドレスブラウザではCloudflareの確認が出た・2026年10月8日1時48分撮影) ↗
- 一次資料DeepL翻訳の画面が読み込む日本語の文言ファイル(「DeepLのアカウントを作成すると、一度に5000文字まで翻訳できます。」・2026年10月8日取得) ↗
- 一次資料DeepL 個人情報保護方針(日本語版・「最終改定:2026年9月」・入力した文章の保存・2026年10月8日取得) ↗
- 一次資料DeepL 高い品質(日本語版・DeepLが発表した2026年3月のブラインドテストの勝率94%・2026年10月8日1時55分取得) ↗
- 一次資料ChatGPT Translate(日本語版・ログインなしで開いた翻訳専用の画面・「40以上の言語」・2026年10月8日1時56分撮影) ↗
- 一次資料ChatGPT 料金(日本語版・無料版「GPT-5.6 Luna でのテキストチャットは無制限」・2026年10月8日1時57分取得) ↗
- 一次資料単語や語句を入力して翻訳する — Google 翻訳ヘルプ(「一度に 5,000 文字まで翻訳できます」・2026年10月8日1時42分取得) ↗
- 一次資料ドキュメントやウェブサイトを翻訳する — Google 翻訳ヘルプ(.docx/.pdf/.pptx/.xlsx・10MB・PDF300ページ・2026年10月8日取得) ↗
- 一次資料ライブ翻訳で音声翻訳をリアルタイムで聞く — Google 翻訳ヘルプ(リスニング/会話・2026年10月8日取得) ↗
- 一次資料音声入力で翻訳する — Google 翻訳ヘルプ(パソコン版のマイク入力・2026年10月8日取得) ↗
- 一次資料Google 翻訳(ウェブ版・ログインなしで開いた画面・テキスト欄「0 / 5,000」・2026年10月8日1時48分撮影) ↗
- 一次資料Google 翻訳 — App Store(日本語・無料・「最大 249 言語間での翻訳に対応」・会話・音声文字変換・2026年10月8日取得) ↗
- 一次資料Google 翻訳 — Google Play(日本語・「108 言語間で翻訳可能」・会話70言語・2026年10月8日取得) ↗
- 一次資料Microsoft Translator — App Store(日本語・無料・100以上の言語・2026年10月8日取得) ↗
- 一次資料Microsoft Translator アプリ(公式・オフライン翻訳パック・英語版・2026年10月8日取得) ↗
- 一次資料ウェブページを瞬時に翻訳 | Microsoft Edge(70以上の言語・Edge 136 以降・2026年10月8日取得) ↗
- 一次資料Google AI のサブスクリプション プランに応じた Gemini アプリの使用量上限とアップグレード — Gemini アプリ ヘルプ(2026年10月8日1時42分取得) ↗
- 一次資料Gemini アプリでファイルをアップロードして分析する — Gemini アプリ ヘルプ(ファイル10個・100MB・2026年10月8日取得) ↗
- 一次資料Microsoft Copilot (無料) と Microsoft 365 の Copilot の違いは何ですか — Microsoft サポート(日本語・2026年10月8日取得) ↗
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