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Power Automate(パワーオートメイト)とはPower Automate for desktop のダウンロードとインストール、ログイン先、料金(Premium ¥2,248/月相当)、Copilot、Macで使えるかを公式資料で整理【2026年10月版】

執筆:約22分で読めます

Power Automate は Microsoft の自動化サービスで、ブラウザーで動くクラウドフローと、Windowsアプリの Power Automate for desktop(RPA)の2本立て。公式のLearnは、Windows 11 にはプレインストールされていて、Microsoft アカウントなら追加料金なしで使えると書く。この記事は、2026年10月2日に取得した公式ページから、ダウンロード先(約475MBの Setup.Microsoft.PowerAutomate.exe)、必要なアカウント、Premium ¥2,248・Process ¥22,488(いずれも月相当・年払い・税抜き)などの料金、Copilot の提供範囲、Mac が対応OSに入っていない点を整理する。

Power Automate(パワーオートメイト)とは──Power Automate for desktop のダウンロードとインストール、ログイン先、料金(Premium ¥2,248/月相当)、Copilot、Macで使えるかを公式資料で整理【2026年10月版】
目次

2026年10月2日・日本時間時点の情報です。 Power Automate(パワーオートメイト)は Microsoft の自動化サービスで、ブラウザーで動かす「クラウドフロー」と、Windows にアプリを入れて動かす「デスクトップフロー」(Power Automate for desktop)の2つの使い方がある。この記事は、公式の製品ページ・料金ページ・Learn の記載だけを材料に、ダウンロード・ログイン・料金・Mac の可否を、検索する人が知りたい順に整理する。

3行まとめ

  1. Power Automate for desktop は、Learn によると Windows 11 にはプレインストールされていて、Microsoft アカウントでサインインすれば追加料金なしで使える。 ただし Learn のライセンス FAQ は、Windows 11 ではアイコンを最初に選んだときにアプリが自動でダウンロードされると書く。Windows 10 などに入れる MSI インストーラーは、公式のリンク先が約475MBの Setup.Microsoft.PowerAutomate.exe(2026年10月2日に筆者がヘッダーだけ確認)。公式の対応OSは Windows 10/11/Server で、Mac は入っていない。
  2. 有料の入口は Power Automate Premium で、日本語の料金ページは¥2,248(ユーザー/月相当・年払い・税抜き)、英語版は $15.00。 無人で動かす Process は¥22,488(ボット/月相当、英語版 $150.00)、Microsoft がホストする Hosted Process は¥32,233($215.00)。
  3. Copilot(自然言語でフローを作る機能)は、Learn によると個人の Microsoft アカウントでは使えない。 デスクトップ用の Copilot でフローを作る機能はプレビューで、地域別一覧では「米国」だけ、アカウントは職場または学校のみ。

Power Automate とは何か:クラウドフローとデスクトップフローの違い

公式の製品ページは、Power Automate を「エンタープライズ向けに構築されたエンドツーエンドの自動化ソリューション」と説明し、「ロー コードと AI を利用したロボティック プロセス オートメーション」を使って業務を自動化できるとする。ページ内では「クラウド フロー (DPA)」と「デスクトップ フロー (RPA)」が別のタブに分かれている。

クラウドフロー(DPA) デスクトップフロー(RPA)
公式の説明 「デジタル プロセス オートメーション (DPA) を使用して、クラウドまたはオンプレミスで実行されているアプリ、データ、サービスを自動化します」 「ロボティック プロセス オートメーション (RPA) を使用して、事前構築済みまたはカスタムのユーザー インターフェイス アクションを使用してレガシ システムを自動化します」
動く場所 クラウド(ブラウザーで作る) 自分のPC(Windows のアプリ「Power Automate for desktop」で作る)
向く場面 メールが届いたら Teams に投稿する、など API のあるサービス同士の連携 API のないアプリや画面操作の自動化

「向く場面」の行は、製品ページのよくある質問の「API 以外のサービスを自動化するには、デスクトップ フロー (RPA) を使用してシステムに接続します」と上の説明から筆者が要約した。デスクトップフローは、ドラッグ アンド ドロップの操作で組むか、自分の操作を記録して作る(Learn の概要ページ・最終更新2026-08-24)。

Power Automate for desktop は無料で使えるのか

Windows アプリにサインインできるアカウントは3種類あり、そのうち2種類は追加料金なしというのが Learn の記載だ。

アカウント 公式の記載(Learn) クラウドフローとの接続(トリガー/スケジュール)
Microsoft アカウント 「Microsoft アカウントで Power Automate を使用する場合は、追加料金なしで利用できます。」作ったフローは自分の OneDrive に自動保存される いいえ
職場または学校アカウント 「追加料金なしで利用できます。」ただし既定の環境に Dataverse データベースが必要 いいえ
組織の Premium アカウント プレミアム コネクタ、フローの自動実行、共有、監視などが使える はい

右端の列は、Learn の「前提条件と制限」の「サインイン アカウントの比較」表から写した。AI Builder・プレミアムコネクタ・非アテンド型 RPA の行も、「はい」は組織の Premium アカウントだけだった。

「アテンド型」は人が見ている画面で動かす実行、「非アテンド型」は人がいない状態での自動実行を指す。料金ページでは、前者が Premium、後者が Process に含まれる。

どこからダウンロードしてインストールするか

Windows 11 にはプレインストールされている(Learn の記載)

Learn の「Windows 11 で Power Automate の使用を開始する」(最終更新2026-09-01)は、日本語版で「Windows 11では、デスクトップ アプリ用にプレインストールされたPower Automateを使用して自動化を作成できます」と書く(英語版の原文は "the preinstalled Power Automate for desktop app"=プレインストールされた Power Automate for desktop アプリ)。

一方、Learn の「Power Automate のライセンスに関するよくあるご質問」(最終更新2026-09-22)は、Windows 11 ユーザーは Windows 検索バーで "Power Automate" を検索でき、「デスクトップ向け Power Automate アプリは自動的にダウンロードされ、アイコンを最初に選択したときに起動します」と書く。最初から使える状態なのか、初回の起動でダウンロードが走るのかは、2つのページで表現が揃っていない。同じ FAQ は、Windows 10 と Windows Server 2016 については「ダウンロード センターからダウンロードする必要があります」と答えている。

MSI インストーラーか Microsoft Store か

Learn のインストールページ(最終更新2026-08-23)は、MSI インストーラーとMicrosoft Storeの2つの入れ方を示し、違いを次のように整理している。

MSI インストーラー Microsoft Store
管理者権限 必須 不要
更新 手動(v2.54 以降は自動更新も設定可) 自動
コンピューター ランタイム アプリ 含まれる 含まれない(MSI とは別にインストール)
サイレントインストール 対応 非対応
向く場面(公式) マネージドデバイス・エンタープライズデバイス 管理者権限のない個人のデバイス

公式は「MSI と Microsoft Store (MSIX) の両方のバージョンの Power Automate をコンピューターにインストールすることはできません」と書く。MSI の手順は、Setup.Microsoft.PowerAutomate.exe を保存して実行し、入れる機能を選んで「使用条件に同意する」にチェックを入れ、インストールを選ぶ。インストーラーは32ビットと64ビットで共通の1つだけとある。

筆者が公式のダウンロードリンクを叩いてみた

インストールページのダウンロードリンクは https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=2102613 だった。筆者は2026年10月2日11時6分ごろ、このリンクにヘッダーだけを返させる curl -sIL を実行した(インストーラー本体はダウンロードも実行もしていない)。

  • 最初の応答は 302 Moved Temporarily、転送先は https://download.microsoft.com/download/cd30c352-a269-4d2c-ab84-4ba59478a32b/Setup.Microsoft.PowerAutomate.exe
  • 転送先は 200 OK、Content-Length: 475564440(約475.6MB)、Content-Disposition のファイル名は Setup.Microsoft.PowerAutomate.exe
  • Last-Modified は Thu, 17 Sep 2026 10:53:00 GMT

公式ページの記載(download.microsoft.com で始まるURLから提供)と、実際の転送先は一致した。

動作要件:Windows 11 Home でも使えるが、できないことがある

Learn の「前提条件と制限」(最終更新2026-04-01)によると、対応OSは Windows 10(Home/Pro/Enterprise)、Windows 11(Home/Pro/Enterprise)、Windows Server 2016/2019/2022/2025で、**「ARM プロセッサ搭載のデバイスはサポート対象外」**とある。.NET Framework 4.7.2 以降も要る。最小のハードウェアは、2コア以上・1.00GHz以上のプロセッサ、ストレージ1GB、RAM 2GB だ。

Home エディションについては、次の記載がある。「Windows 10 Home または Windows 11 Home を実行している場合は、Power Automate を使用してデスクトップ フローを作成し、Power Automate ポータルで監視できます。ただし、クラウドからデスクトップ フローをトリガーすることはできません。」同ページの表でも、Home はローカルでの実行が「はい」、クラウドランタイムでの実行が「いいえ」だった。

ログインはどこから? make.powerautomate.com と Windows アプリの違い

ログイン先は2系統ある。

  • ブラウザー(クラウドフロー): make.powerautomate.com。筆者が2026年10月2日11時7分ごろ curl -sL で開くと、200、約7,959バイトのHTMLが返り、<title> は「Microsoft Power Automate」だった。サインイン後の画面は開いていない。
  • Windows アプリ(デスクトップフロー): アプリを起動し、Microsoft アカウント、職場または学校アカウント、組織の Premium アカウントのどれかでサインインする(概要ページ)。

製品ページのよくある質問は、使うのに必要なものを「Web ブラウザーとメール アドレス」とし、ブラウザーは「Microsoft Edge、Safari、Chrome、または Firefox」の最新版と書く。

何ができるのか:公式が挙げる具体例

Learn の概要は、自動化できる例として、ファイルとフォルダーの専用アクションでドキュメントを整理する、Web と Excel のオートメーションで Web サイトのデータを Excel ファイルに格納する、などを挙げ、メールや Excel のような日常のツールや、最新・レガシーのアプリケーションを操作できると書く。「Microsoft アカウントの基本」には、選んだフォルダーをデスクトップの「バックアップ」フォルダーにコピーする最初のフローが手順つきで載っており、使うアクションは「特別なフォルダーを取得する」「フォルダー選択ダイアログを表示する」「フォルダーの作成」「フォルダーのコピー」の4つだ。作成済みのアクションは、サインイン アカウントの比較表で「400 以上」とある。

クラウドフロー側のコネクタ数は、製品ページの機能欄が「1,000 を超える API コネクタ」、同じページのよくある質問が「1,400 を超える事前構築済みの認定コネクタ」と書き、数字が揃っていない(どちらが現在の数字かは判定していない)。

料金:日本円とドルを並べる

日本語と英語の料金ページを、筆者が2026年10月2日11時5分と11時7分ごろに取得して比べた。日本語は「ユーザー/月相当、年払い」、英語は「user/month, paid yearly」で、どちらも年払いの月額相当の表示だ。

プラン 日本語ページ(税抜き) 英語ページ 単位 内容(公式の説明)
無料試用版 無料(30日間) Free(30-day trial) — プレミアム機能を含む Power Automate を30日間無料で体験(製品ページ)。クレジットカードが必要と表示
Power Automate Premium ¥2,248 $15.00 ユーザー/月相当 クラウドフロー、アテンド型デスクトップフロー、個人向けプロセスマイニング(50MB)
Power Automate Process ¥22,488 $150.00 ボット/月相当 クラウドフローと非アテンド型デスクトップフロー。組織内の無制限のユーザーがアクセス可(製品ページ)
Power Automate Hosted Process ¥32,233 $215.00 ボット/月相当 Microsoft が管理し Azure でホストする仮想マシンで非アテンド型を実行
プロセスマイニング アドオン ¥749,625 $5,000.00 テナント/月相当 Premium のアドオンとしてのみ利用可

日本語ページには、価格に消費税は含まれないと明記されている。「ボット」は脚注5によると、マシンに割り当てられ、一度に1つの非アテンド型デスクトップフロー実行を行える単位だ。

料金ページのHTMLには「この製品はお客様の市場で提供されていません。」という一文も含まれる。筆者が11時14分ごろ、ブラウザー(Playwright で動かす Chromium・日本語設定)で日本語の料金ページを開くと、画面に出たのは各プランの金額と「購入はこちら」ボタンで、この一文は非表示の要素の中にあり画面には出ていなかった。英語版も11時15分ごろに同じだった。

¥2,248を$15.00で割ると約149.9で、ほかの3つも小数第1位までは同じ約149.9だった(筆者の割り算。料金ページに為替レートの記載は無い)。料金ページの下部には「掲載されている価格情報はマーケティングのみを目的としており、〜実際の価格は精算時に反映されます」とあるので、購入前に精算画面の金額を確認する。

個人でデスクトップフローを試すだけなら有料プランは要らない(前の節の2種類のアカウント)。Premium が要るのは、フローをクラウドから起動・スケジュールしたい、プレミアムコネクタを使いたい場合だ(サインイン アカウント比較表から筆者が整理)。

Copilot(自然言語でフローを作る機能)でできること

Copilot は2か所にあり、提供範囲が違う。

クラウドフロー: Learn の「Copilot で最初のクラウド フローを作成する」(最終更新2026-09-25)は、ホームページの「Copilot を使用して作成」に、やりたいことを「X が発生した場合、Y をする」の形で書くと、トリガーとアクションを含むフローの構造を提案する、と説明する。地域は Learn の「リージョンの概要」(最終更新2026-08-19)の表にあり、日本は名指しされていないが「ヨーロッパおよびその他すべてのリージョン」の行(管理者が地域間のデータ共有をオプトアウトしない限り既定で有効)に入ると筆者は読んだ。同じ表は「MSA ユーザーは Copilot 機能にアクセスできません」と書く。

デスクトップフロー: Learn の「デスクトップ用 Power Automate で Copilot の利用を開始する」(最終更新2026-08-23)は、冒頭に「このトピックはプレリリース ドキュメントであり、変更される場合があります」とあり、Copilot の自然言語によるフロー作成を「プレビュー機能」とする。同ページの条件は次のとおり。

項目 公式の記載
フロー作成(プレビュー)の地域 「米国」
製品の質問への回答、アクションとサブフローの要約の地域 日本を含む複数(アジア太平洋、オーストラリア、ヨーロッパ、日本、韓国、米国など)
アカウント 「現在、デスクトップ用 Power Automate の Copilot は、職場または学校のアカウントを持つユーザーのみが利用できます」
言語 「英語で使用できるように最適化されており、他の言語のサポートは限られています」

つまり、これらの Learn ページを読んだ範囲では、個人の Microsoft アカウントではクラウドフローでもデスクトップフローでも Copilot は対象外で、デスクトップ版で日本が対象と書かれているのは「質問への回答」と「アクション・サブフローの要約」だけだった。対象なのに表示されない場合は管理者に確認するよう、どちらのページも書いている。

Mac では使えるのか

Power Automate for desktop の公式の対応OSは Windows だけで、macOS は入っていない。 Learn の動作要件が挙げるのは Windows 10/11 と Windows Server で(取得した各ページに「macOS」「Mac」の語は無かった)、製品ページのよくある質問も「デスクトップ アプリ用の Power Automate は、Windows 10 および 11 のオペレーティング システムでも使用できます」と書く。

一方、クラウドフローのブラウザーの条件には Safari が入っている(同じよくある質問)。Mac で公式の対象になるのはブラウザーで作るクラウドフローだけ、というのが公式資料からの読み取りだ。

筆者がこの記事を書いている Mac(macOS 26.6・arm64)では、上の判断は動かした結果ではなく動作要件との照合だ。Apple シリコンの Mac 上の仮想マシンで動くかは、本記事が確認した範囲の公式資料には書かれておらず、確かめていない(動作要件は「ARM プロセッサ搭載のデバイスはサポート対象外」としている)。

手元で確かめられなかったこと

  • Windows の画面では使っていない。 インストーラーはヘッダーを確認しただけで、Windows 11 で実際にどの状態で入っているか、ログイン後の画面、Copilot の表示は確かめていない。
  • Learn の2ページは更新日が古い。 「Microsoft アカウントの基本」「職場または学校アカウントの基本」は最終更新が2023-03-18、「前提条件と制限」は2026-04-01。無料の範囲が今も同じかは、サインインして確かめるのが確実だ。
  • .NET の記載の揺れ。 インストールページは「バージョン 2.69 以降では、デスクトップ用のPower Automateには .NET 10 ランタイムが必要です」と書く一方、同じ節の接続先URLは dotnet/8.0/... で、エラーの説明も .NET 8 のままだ。どちらが正しいかは判定していない。

Microsoft の別の AI サービスの料金はMicrosoft Copilot 使い方・料金ガイド、自動化をオープンソースで組む選択肢はn8n の使い方と料金とDify のノーコードAIガイド、AIエージェントの入門はAIエージェントの作り方ガイド、Excel 作業のAI化はExcelのAI活用ガイドにまとめている。

料金とインストール手順の出どころ(Microsoft Learnほか)

本文の金額・仕様・引用は、2026年10月2日11時5分から11時17分ごろに筆者が取得した、Power Automate の製品ページと料金ページ(日本語・英語)、本文で名前を挙げた Microsoft Learn の各ページ、ダウンロードリンクのHTTPヘッダーの原文による(原文は筆者の作業フォルダーに保存してある)。

金額は公式ページの表示を写したもので、筆者が契約して試したものではない。プラン内容・価格・Copilot の提供範囲は変わりうるので、契約前に公式の最新ページで確認してほしい。

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出典・参照資料

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