クラシック Outlook・新しい Outlook・Outlook on the web の違いクラシックは少なくとも2029年までサポート、切り替えは右上のトグル。Copilot を使える人と入口の場所【2026年10月版】
クラシック Outlook は Windows に入れる従来のアプリ、新しい Outlook は右上に「設定」ボタンのある新しいアプリ、Outlook on the web は職場・学校のアカウントでブラウザーから開く版で、画面の違いで見分けられる。Microsoft の Learn は、クラシック Outlook の既存の環境を「少なくとも2029年まで」サポートすると書き、強制的に切り替える日は公表していない。自動切り替えの対象は条件を満たす個人アカウント(2024年10月〜)と Business プランの最新チャネル(2025年1月〜)で、Enterprise プランは現時点で対象外。筆者は2026年10月8日未明に Microsoft の日本語ヘルプと Learn の移行計画などを取得し、Copilot の下書き・要約を使える人の条件も確認した。

目次
- どの版を使っているか、画面でどう見分けるか
- 3つの版は、何がどう違うか
- クラシック Outlook はいつまで使えるか
- Windows で新しい Outlook に切り替える手順と、クラシックに戻す手順
- 新しい Outlook に勝手に切り替わった、またはトグルが出ない時
- 新しい Outlook は無料か
- Outlook の Copilot の下書きと要約を、だれが使えるか
- Copilot の入口は、版でどう違うか
- 新しい Outlook の提供からいままで、日付の分かる変化
- 筆者が開いた公式の画面で分かったこと
- 本記事が確認できていないこと
- この記事の手順と日付の元になった Microsoft のページ
- この記事でよく聞かれること
2026年10月8日・日本時間時点の情報です。 クラシック Outlook(アウトルック)・新しい Outlook・Outlook on the web(アウトルック オン ザ ウェブ)の違いは、「どこで動くか」にある。クラシック Outlook は Windows に入れる従来のデスクトップ アプリ、新しい Outlook は右上に「設定」ボタンがある新しい Windows アプリ、Outlook on the web はブラウザーで開く版で、Microsoft のサポートによると職場・学校のアカウント向けである。Microsoft Learn は、クラシック Outlook の既存のインストールを「少なくとも2029年まで」サポートすると書き、強制的に切り替える日はまだ公表していない。切り替えは無料で、いまの段階ではいつでも戻せる。Copilot の下書き・要約を使えるかは、使っている版よりも契約で決まる。
3行まとめ
- 2026年10月8日時点で、右上に「設定」ボタンがあれば新しい Outlook、無ければクラシック Outlook(Microsoft サポートの見分け方)。Outlook on the web は outlook.office.com などで開く職場・学校向けのブラウザー版。
- クラシックは「少なくとも2029年まで」サポート(Microsoft Learn・2026年2月24日更新)。ただし買い切りの Office 2021 は2026年10月13日、Office 2024 は2029年10月9日で終わる。
- Copilot の下書き・要約は、クラシックと新しい Outlook のどちらにもある。使えるのは Microsoft 365 の契約者(個人は Personal・Family・Premium の所有者)で、無料の Microsoft Copilot とは別。
どの版を使っているか、画面でどう見分けるか
Microsoft のサポート「所有している Outlook のバージョンが不明な場合」(HTML 内の更新日 2026年9月19日)は、Windows の見分け方を次のように書く。[ ]の所は原文では歯車の画像で、画像の説明は「[設定] の歯車アイコン」。
Outlook for Windows が新しいバージョンかクラシック バージョンかを確認するには、右上隅にある[歯車のアイコン]を探します。 [ 設定 ] ボタンがある場合は、新しい Outlook があります。 [ 設定 ] ボタンがない場合は、従来の Outlook を使用しています。
そのほかの手がかりも、同じページにある。
- 新しい Outlook を開くと、リボンのタブは「ホーム」「表示」「ヘルプ」。
- クラシック Outlook は、「ファイル」タブを押すとアカウントやオプションの画面に移る。ダウンロードしてインストールするデスクトップ アプリで、Microsoft 365 のサブスクリプションや Office Home & Business などに含まれる。
- ブラウザーで開いている場合は、アドレスで分かる(「Outlook Web」で検索した人が取り違えやすいのはこの2つ)。outlook.live.com で始まれば Outlook.com(個人の Microsoft アカウント用)、outlook.office.com または outlook.office365.com を含めば Outlook on the web(職場・学校のアカウント用)。
3つの版は、何がどう違うか
次の表は、Microsoft のサポート(機能比較・バージョンの見分け方・Outlook 比較のページ)の記載を同じ観点で並べたもの。Copilot の違いは後の節に書く。
| 観点 | クラシック Outlook | 新しい Outlook | Outlook on the web |
|---|---|---|---|
| 動く場所 | Windows のデスクトップ アプリ(ダウンロードしてインストール) | Windows のアプリ(Microsoft Store から入手でき、新しい PC には入っている場合がある) | ブラウザー(職場・学校のアカウントで outlook.office.com など) |
| 対応アカウント | 職場・学校、Outlook.com、Gmail、Yahoo、IMAP、POP、Exchange。iCloud は「部分的に利用可能」 | 同じ顔ぶれ(iCloud も使用可能)。ただし Exchange のオンプレミスは IMAP 経由で機能が限られる | 職場・学校のアカウント |
機能比較のページ(最終更新日 2026年9月23日)には、機能ごとの「使用可能」「部分的に利用可能」「サポートされていません」「今後の予定」「調査中」などを並べた一覧がある。筆者が一覧の行を機械的に数えると、189行のうち76行でクラシックと新しい Outlook の状態が違った(表記の揺れも違いとして数えた)。切り替える前に確認したい行を、ページの表記のまま抜き出す。
| 機能 | クラシック | 新しい Outlook |
|---|---|---|
| VBA マクロ | 使用可能 | サポートされていません |
| COM アドイン | 使用可能 | サポートされていません |
| ルールのインポート/エクスポート | 使用可能 | サポートされていません |
| 複数のメール プロファイル | 使用可能 | 今後の予定 |
| .PST サポート | 使用可能 | 部分的に利用可能 |
| オフライン サポート | 使用可能 | 部分的に利用可能 |
| メッセージをピン留めする | サポートされていません | 使用可能 |
| 送信のスケジュール設定 | サポートされていません | 使用可能 |
| 再通知(スヌーズ) | サポートされていません | 使用可能 |
ページは「すべての機能が一覧表示されるわけではありません」と断り、機能の予定はフィードバックで変わりうると書く。仕事で VBA マクロ(Office の作業を自動にするプログラム)や COM アドイン(Outlook に機能を足す従来型の拡張)を使っている場合は、この2行が切り替えを見送る理由になりうる。
クラシック Outlook はいつまで使えるか
「いつまで」の答えは、何を使っているかで3つに分かれる。
| 対象 | 日付 | 出典 |
|---|---|---|
| Microsoft 365(サブスクリプション)と永続ライセンスの既存のクラシック Outlook | 「少なくとも2029年まで」サポート。切り替えを強制する「カットオーバー」の日付は書かれていない | Microsoft Learn「Stages of migration to new Outlook for Windows」(最終更新 2026年2月24日) |
| 買い切りの Office 2021(Outlook 2021 を含む) | 2026年10月13日にサポート終了(延長なし) | 「Office 2021 のサポートの終了」 |
| 買い切りの Office 2024 | 2029年10月9日にサポート終了 | 「Microsoft 365 にはどのような製品が含まれていますか」 |
Learn のページは、移行をオプトイン・オプトアウト・カットオーバーの3つの段階で説明している。原文は次のとおり。
Currently, new Outlook for Windows is in the opt-in stage. Customers see the Try the new Outlook toggle at the top right of the classic Outlook experience.
(訳)現在、新しい Outlook for Windows はオプトイン(自分で選んで入る)の段階にある。クラシック Outlook の右上に「新しい Outlook を試す」トグルが表示される。
In the cutover stage, users won't be able to switch back to classic Outlook. ... IT administrators will have at least 12 months of notice before the cutover stage is implemented in Production rings. Existing installations of classic Outlook through perpetual and subscription licensing will continue to be supported until at least 2029.
(訳)カットオーバーの段階では、ユーザーはクラシック Outlook に戻せなくなる。… IT 管理者には、本番のリングでカットオーバーを実施する前に少なくとも12か月前の通知がある。永続ライセンスとサブスクリプションの既存のクラシック Outlook のインストールは、少なくとも2029年までサポートが続く。
本記事が確認した範囲では、「クラシック Outlook は〇年〇月に使えなくなる」という日付は、Microsoft の日本語ヘルプにも Learn にも、英語の Outlook ブログ(Microsoft Tech Community の一覧と2025年6月24日の移行の記事)にも無い。管理者向けのメッセージ センターはサインインが必要で、見ていない。
「現在はオプトイン」と自動切り替えは、対象が違う
Learn の「現在はオプトイン」と、サポートが書く個人・Business プランの自動切り替え(次の節)は、対象を分けて読むと食い違わない。
- 同じ Learn のページの移行の図は、現在地(We are here)を「Opt-out for SMB」(中小企業のオプトアウト)に置き、その先に「Opt-out for EDU」(教育機関)、「Opt-out for Enterprise」、「Cutover」などを並べる。オプトアウトは、新しい Outlook が既定でオンになり、必要ならクラシックに戻せる段階。
- Learn の本文と図の注記は、オプトアウトの少なくとも12か月前の通知を「managed Enterprise plans」(管理された Enterprise プラン)向けと書く。
- サポートは、Enterprise プランの職場・学校アカウントは「現時点では自動的に切り替えられることはありません」と書く。
合わせると、Business プランはオプトアウトに入り、Enterprise(図の順番では教育機関も)はまだオプトイン、と読める(筆者の読み)。個人アカウントの1回限りの切り替えは図に出てこない。図の時点はページに書かれていない(画像のファイル名は2025年6月)。
Mac は別の日付になる。「従来の Outlook for Mac のサポート終了」は、従来の Outlook for Mac が2026年10月以降 Exchange Online のメールボックスで動作を停止し(メール配信に使う EWS=Exchange Web サービスは2026年10月1日に廃止)、Exchange のオンプレミスでは2029年10月9日まで動くと書く。最新版へはトグルで切り替える。
Windows で新しい Outlook に切り替える手順と、クラシックに戻す手順
以下は Microsoft のサポートの記載による(筆者は Outlook 本体を操作していない)。
新しい Outlook に切り替える(「新しい Outlook for Windows に切り替える」)
- クラシック Outlook の右上にある「新しい Outlook を試す」トグルを選ぶ。
- 新しい Outlook のアプリのダウンロードが始まり、数分かかる。完了するとクラシックが閉じ、新しい Outlook が開く。
- サインインし、アカウントと設定のインポートを選ぶ。
トグルが無い場合の入手方法は、「新しい Outlook for Windows を使い始める」に3つある。トグル、Microsoft Store からのダウンロード、Windows 11 23H2 以降のプレインストール版。サポートは、Store から入れるには Windows 10 のバージョン 17763.0 以降が必要と書く。
クラシック Outlook に戻る(「新しい Outlook for Windows から切り替える」)
- 新しい Outlook の右上のトグルを選ぶ。
- 2つの選択肢が出る。「従来の Outlook に戻る」は、フィードバックの画面のあとクラシックに戻り、次にクラシックを起動した時もクラシックが開く。「今回はクラシック Outlook を使用」は、今回だけクラシックを開く。次にクラシックを起動すると、また新しい Outlook にリダイレクトされる。
両方を並べて使う方法は「新しい Outlook と従来の Outlook を同時に実行する」にある。両方のアプリをタスクバーにピン留めし、行き来する。新しい Outlook からクラシックに切り替えるたびに、フィードバックを求められる。
新しい Outlook に勝手に切り替わった、またはトグルが出ない時
「新しい Outlook for Windows に切り替える」は、自動切り替えの条件を次のように書く。
- 個人アカウント: 2024年10月以降、クラシックのメール アカウントがすべて Microsoft がプロバイダーの個人用アカウント(Outlook.com、Hotmail.com など)で、個人用の Microsoft 365 サブスクリプション(Family・Personal)に関連付いている場合、1回限りの切り替えが行われる。
- 中小企業: 2025年1月から、Business プランで最新チャネルのクラシック Outlook は、アプリ内の通知のあとで自動的に切り替わる。ユーザーと IT 管理者のどちらも、自動切り替えをオフにできる。
- Enterprise プランの職場・学校アカウント、Gmail や Yahoo などの個人アカウントは、「現時点では自動的に切り替えられることはありません」。
自動切り替えを止める手順は、クラシックの「ファイル」→「オプション」→「全般」→「新しい Outlook オプション」で、「自動的に新しい Outlook に切り替える」のチェックを外す。この項目が表示されなければ、そのアカウントは自動切り替えの対象外とされる。
トグルが表示されない理由として、同じページは、管理者が非表示にしている、アカウントが新しい Outlook に非対応、Office が1回限りの購入やスタンドアロン版に関連付いている場合を挙げる。新しい PC にクラシックが入っていないのは別の問題で、「Windows PC にクラシック Outlook をインストールまたは再インストールする」が、2024年から多くの新しいデバイスに新しい Outlook がプレインストールされ、従来の Outlook は含まれていないと書き、言語を選んでダウンロードする手順を載せている。
新しい Outlook は無料か
Windows に組み込まれた新しい Outlook について、Microsoft のサポート(英語のページ「Outlook for Windows: The Future of Mail, Calendar, and People on Windows 11」)は次のように書く。
New Outlook is for everyone. Now everyone with Windows gets the best of Outlook built into Windows for free. No subscription needed.
(訳)新しい Outlook はすべての人のためのもの。Windows を使う人は、Windows に組み込まれた Outlook を無料で使える。サブスクリプションは不要。
同じページは、Windows メール・予定表・People のサポートが2024年12月31日に終わり、メールの送受信ができなくなったとも書く。
職場・学校のアカウントは別の扱いになる。Microsoft Learn の「Licensing in new Outlook for Windows」は、組織のメールアドレスで Outlook for Windows のデスクトップ アプリ(クラシックも新しい版も)を使うには、デスクトップ版のアプリを含むプラン(例として Business Standard・Business Premium)が必要と書く。Business Basic は Web とモバイルの Outlook だけ、としている。
上の英語のページは「advanced AI」(高度な AI)がメールを書く助けになるとも書くが、それが Copilot の下書き・要約を指すかは書いていない。
Outlook の Copilot の下書きと要約を、だれが使えるか
Copilot(コパイロット)は、Microsoft の AI アシスタント。Outlook では、メールの要約、下書き、文面のコーチング、チャットなどに使われる。「Microsoft Copilot (無料) と Microsoft 365 の Copilot の違いは何ですか」は、3種類を分けて説明している。
| 種類 | 公式の記載 |
|---|---|
| Microsoft Copilot(無料) | copilot.cloud.microsoft などで無料。ページが使う場所として挙げるのは Web ブラウザー・アプリ・Edge で、Outlook は挙げていない |
| 個人の Microsoft 365(Personal・Family・Premium・Pro) | サブスクリプション所有者が、Word・Excel・PowerPoint・Outlook・OneNote などのデスクトップ アプリで Copilot を使える。AI クレジットの使用制限あり。Family・Premium を共有している場合、デスクトップ アプリの Copilot は所有者だけ |
| 仕事・学校の Microsoft 365(ビジネス プラン) | ライセンスの種類で変わる。組織が Copilot のアドオン ライセンスを割り当てているかどうか |
「所有している Copilot ライセンスの種類」(最終更新日 2026年4月)は、Word などの Copilot の使用可否はライセンスで決まるとしたうえで、「すべてのサブスクライバーが Outlook の Copilot にアクセスできます」と書く。ここでの「サブスクライバー」は Microsoft 365 の契約者を指す書き方で、契約のない人について、このページは何も書いていない。
筆者は、Outlook の Copilot の3ページ(FAQ・下書き・要約)の本文で「無料」の語を探したが、無料で使えるという記載は見つからなかった。Microsoft の日本向けブログ(Windows Blog for Japan、2025年10月2日)の比較表は、「Microsoft アカウントで無料」の列で「Copilot 搭載のWord、Excel、PowerPoint、Outlook、OneNote」を「なし」としている。ただしこれは1年前の表で、サブスクリプションなしの Outlook.com(Web 版)で下書きや要約のボタンが出るかは、本記事が確認した範囲では言い切れない。
仕事・学校のアカウントについて、Outlook の Copilot の FAQ(最終更新日 2026年8月)は、チャットのアイコンは Microsoft Copilot のサブスクリプションを持つ会社でのみ使え、Copilot は自分のプライマリ メールボックスでだけ動く(アーカイブ・共有・代理人のメールボックスや、S/MIME で暗号化されたメールは対象外)と書く。
Outlook に追加した Gmail などのアカウントでは、Copilot は使えないと Microsoft サポートは書く。クラシック Outlook の Copilot のチュートリアルは「Gmail、Yahoo、iCloud、または汎用 Imap アカウントを Outlook に追加した場合、そのアカウントは Copilot 機能を利用できません。」と書く(2026年10月8日5時32分取得)。例外として、「Microsoft 以外のメール アカウントを既存の Microsoft サブスクリプションにリンクする」(5時31分取得)は、新しい Outlook で Gmail・Yahoo・iCloud などを使い、同じメール ID の Microsoft アカウントに Microsoft 365 のサブスクリプションがある場合は、リンクすれば「Outlook (Copilot* を含む) のサブスクリプション機能にアクセスできます。」と書く(Copilot* の脚注の対象は Personal・Family・Premium)。
Copilot の入口は、版でどう違うか
機能比較の表で、Copilot の行はクラシックと新しい Outlook で次のようになっている。Web 版も、下書き・要約の手順ページに手順がある。
| Copilot の機能 | クラシック | 新しい Outlook |
|---|---|---|
| Copilot を使った下書き | 使用可能 | 使用可能 |
| メール スレッドの要約 | 使用可能 | 使用可能 |
| コーチング(トーンや明瞭さの提案) | 使用可能 | 使用可能 |
| Copilot とのチャット | 使用可能 | 使用可能 |
| 会議の準備 | 利用不可 | 利用可能 |
| メール スレッドから Copilot で会議を設定 | 利用不可 | 利用可能 |
| Copilot によるテーマ | 使用不可 | 使用可能 |
チャットの行は、ページ同士で書き方が違う。Outlook の Copilot の FAQ は、チャットを使えるのは「職場または学校アカウントを使い、かつ新しい Outlook for Windows または Outlook on the web を使用している場合のみ」と書き、上の表の「クラシック=使用可能」と合わない。
入口の場所は、サポートの手順ページから次のとおり。
- 要約: メール スレッドの上部の「Copilot による要約」(または「要約」)。新しい Outlook で PDF・PowerPoint・Word の添付がある時は「ファイルの要約」も選べる。
- 下書き(新しい Outlook・Web 版): 「ホーム」→「新しいメール」を選び、空のメールの上のツールバーの Copilot アイコンから「下書き」を選ぶ。「Copilot」ボックスにプロンプトを入れて「生成」の矢印を押し、結果に問題がなければ「保持」。
- 下書き(クラシック): 「ホーム」→「新しいメール」を選び、ツールバーの Copilot アイコンから「Copilot で下書き」を選ぶ。
- 新しい Outlook と Web 版では、Copilot を使った下書きはプレーン テキストで作ったメッセージに対応しない。HTML に切り替えるには「設定」→「メール」→「作成と返信」で HTML を選ぶ。
入口を画面から隠す「Copilot トグル」(設定の「Copilot」タブ)、クラシック Outlook のビルド 20026.20182 以降で Copilot のボタンが消える既知の問題(状態は「調査中」)、Outlook 以外の Office アプリの Copilot の見つけ方は、Word・Outlook・PowerPoint の Copilot が表示されない時の記事とExcel の記事に書いた。契約の種類と料金はMicrosoft Copilot の料金ガイドにある。
新しい Outlook の提供からいままで、日付の分かる変化
日付が Microsoft の公式ページに書いてある変化だけを並べた。これから先の日付(2026年10月13日・2029年10月9日など)は「いつまで」の表のとおり。
| 日付 | 何が変わったか | 出典 |
|---|---|---|
| 2023年10月 | Windows 11 23H2 で新しい Outlook がプレインストールされる | 「新しい Outlook for Windows を使い始める」 |
| 2024年8月1日まで | 新しい Outlook がプレビューを終え一般提供(GA)に入る予定(サポートは「2024年8月以降、すべてのユーザーに一般提供」) | Learn/「新しい Outlook for Windows に切り替える」 |
| 2024年10月以降 | 条件を満たす個人アカウントが1回限りの自動切り替えの対象に | 「新しい Outlook for Windows に切り替える」 |
| 2024年12月31日 | Windows メール・予定表・People のサポート終了 | 「Outlook for Windows: The Future of Mail…」 |
| 2025年1月 | Business プランの最新チャネルが、通知のあと自動切り替えの対象に | 「新しい Outlook for Windows に切り替える」 |
| 2026年10月1日 | Exchange Online の EWS(従来の Outlook for Mac がメール配信に使う)の廃止 | 「従来の Outlook for Mac のサポート終了」 |
筆者が開いた公式の画面で分かったこと
筆者は2026年10月8日の2時25分から2時33分に、Microsoft の日本語のサポートと Learn のページを取得し、2時29分から2時32分にヘッドレスのブラウザーで画面を撮影した(幅1280と390の2通り)。2時37分から2時42分に英語の Learn・Outlook ブログなどを追加で取得した。ログインはしていない。
- 2時29分37秒に開いた Microsoft Learn の移行計画のページ(日本語版の URL)には、「このコンテンツはお使いの言語では利用できません。 英語版はこちらです。」と表示され、本文は英語だった。取得した本文には「最終更新: 2026/02/24」とあり、「until at least 2029」(少なくとも2029年まで)の文もあった。2時37分に取得したこのページの図では、「We are here」の線が「Opt-out for SMB」の丸を指していた。
- 2時32分37秒に撮ったバージョン確認のページは、右上に「Microsoft アカウントでサインイン」の吹き出しが出たが、ログインしなくても読めた。Windows のタブの説明は、「右上隅にある」の後に歯車のアイコンの画像が入っていた。
- 2時29分50秒に開いた Outlook の製品ページ(Microsoft 365)には「サインイン」「ダウンロード」「無料アカウントを作成」の3つのボタンがあり、画面の右側の絵には Copilot の「Summarize this email」(このメールを要約する)という入力欄が描かれていた。
- 2時29分59秒に outlook.office.com/mail/ を開くと、login.microsoftonline.com のサインイン画面(「アカウントにサインイン」)に移った。Outlook on the web は、サインインしないとメールの画面まで進めない。何も入力せずに閉じた。
本記事が確認できていないこと
- ログイン後の Outlook の画面は見ていない。トグルの位置、手順の細部、Copilot のボタンの出方は、公式ヘルプによる。
- 管理者向けのメッセージ センターに、クラシック Outlook の終わりの日付が出ていないか。
- Enterprise と教育機関のオプトアウトがいつ始まるか。Learn の図は順番だけで、日付は書いていない。
- サブスクリプションなしの Outlook.com で、Copilot の下書き・要約が使えるかどうか。画面でも試していない。
- 機能比較の表の「今後の予定」の時期。
- Learn のページは2026年2月24日の更新で、その後の変更は反映されていない可能性がある。
この記事の手順と日付の元になった Microsoft のページ
本文で名指しした Microsoft のページは、すべて出典欄に取得日時つきで載せた。日本語版がある物は日本語版を使った(Learn・Windows メール終了のページ・Outlook ブログは英語)。仕事・学校のアカウントで Outlook を使っている場合、トグルや Copilot の設定が管理者に固定されていることがあり、画面の通りに進まない時は、社内の IT 担当者への確認が先になる。
この記事でよく聞かれること
- クラシック Outlook と新しい Outlook の違いは何ですか?
- どちらも Windows の Outlook だが、クラシックは「ファイル」タブのある従来のデスクトップ アプリ、新しい Outlook は右上に「設定」ボタンがある新しいアプリ。Microsoft のサポートによると、右上に「設定」ボタンがあれば新しい Outlook、無ければクラシックを使っている。新しい Outlook は VBA マクロや COM アドインが非対応で、クラシックにはない機能もある(機能比較の表、2026年9月23日更新)。
- Outlook on the web とは何ですか?新しい Outlook と同じですか?
- 同じではない。Outlook on the web はブラウザーで開く版で、Microsoft のサポートによると職場・学校のアカウント用(outlook.office.com など)。個人の Outlook.com や Hotmail は outlook.live.com で開く別の Web 版。新しい Outlook は Windows に入れるアプリで、Copilot の下書きなどのヘルプでは「新しい Outlook/Web」と同じ手順にまとめて説明されることがある。
- クラシック Outlook はいつまで使えますか?
- Microsoft Learn は、クラシック Outlook の既存のインストールは「少なくとも2029年まで」サポートすると書く。ただし買い切り版は別の日付で、Office 2021 は2026年10月13日、Office 2024 は2029年10月9日にサポートが終わる。強制的にクラシックを使えなくする日は、本記事が確認した範囲では公表されておらず、Learn はその段階(カットオーバー)の少なくとも12か月前に IT 管理者へ通知すると書く。
- 新しい Outlook に切り替える方法は?クラシックに戻せますか?
- クラシック Outlook の右上の「新しい Outlook を試す」トグルをオンにする。Microsoft のサポートによると、いつでもクラシックに戻せ、新しい Outlook のトグルから「従来の Outlook に戻る」か「今回はクラシック Outlook を使用」を選ぶ。トグルが出ない時は、管理者が非表示にしているか、アカウントや Office の種類が非対応の場合がある。
- 新しい Outlook は無料ですか?
- 個人なら無料。Microsoft のサポート(Windows メールの案内ページ・英語)は、Windows に組み込まれた新しい Outlook を無料とし「No subscription needed」(サブスクリプションは不要)と書く。Microsoft Store からも入手できる。職場・学校のメールアドレスで使うには、デスクトップ版のアプリを含む Microsoft 365 のプランが必要と Microsoft Learn は書く。Copilot の下書き・要約などは別で、使えるかは契約やライセンスで決まる。
- Outlook の Copilot は無料で使えますか?
- Microsoft のサポートによると、Outlook の Copilot は Microsoft 365 のサブスクライバー向けで、個人は Personal・Family・Premium の所有者が使える(AI クレジットの制限あり)。無料の Microsoft Copilot は copilot.cloud.microsoft などで使う別のサービス。2025年10月2日の Windows Blog for Japan の比較表は、無料の Microsoft アカウントでは Copilot 搭載の Outlook などを「なし」とする。サブスクリプションなしの Outlook.com で下書き・要約が使えるとの記載は、本記事が当たったページには無かった。
- Copilot の下書きと要約はクラシック Outlook でも使えますか?
- 使える。Microsoft の機能比較の表では、Copilot による下書き・スレッドの要約・コーチングは、クラシックと新しい Outlook のどちらも「使用可能」。会議の準備、メール スレッドからの会議の設定、Copilot によるテーマは、クラシックが「利用不可」。チャットは表ではどちらも「使用可能」だが、Outlook の Copilot の FAQ は職場・学校アカウントで新しい Outlook か Web 版の場合のみと書く。クラシックはビルド 20026.20182 以降でボタンが消える既知の問題(調査中)もある。
出典・参照資料
- 一次資料クラシック Outlook for Microsoft 365 の Microsoft Copilot - スクリーン リーダー ユーザー向けのチュートリアル(Microsoft サポート・日本語・Gmail などを追加したアカウントは Copilot 機能を利用できないという記載・2026年10月8日5時32分取得) ↗
- 一次資料Microsoft 以外のメール アカウントを既存の Microsoft サブスクリプションにリンクする(Microsoft サポート・日本語・新しい Outlook でリンクすると Copilot を含むサブスクリプション機能にアクセスできるという記載・2026年10月8日5時31分取得) ↗
- 一次資料新しい Outlook と従来の Outlook の機能の比較(Microsoft サポート・日本語・最終更新日 2026年9月23日・Copilot の行を含む機能一覧・2026年10月8日2時25分取得、2時31分に画面撮影) ↗
- 一次資料所有している Outlook のバージョンが不明な場合(Microsoft サポート・日本語・Windows・Mac・Web の見分け方・2026年10月8日2時25分取得、2時32分に画面撮影) ↗
- 一次資料新しい Outlook for Windows に切り替える(Microsoft サポート・日本語・自動切り替えの条件と止め方・2026年10月8日2時25分取得、2時32分に画面撮影) ↗
- 一次資料新しい Outlook for Windows から切り替える(Microsoft サポート・日本語・クラシックへ戻る手順・トグルが出ない時の確認・2026年10月8日2時25分取得) ↗
- 一次資料新しい Outlook と従来の Outlook を同時に実行する(Microsoft サポート・日本語・並べて使う方法・2026年10月8日2時25分取得) ↗
- 一次資料新しい Outlook for Windows を使い始める(Microsoft サポート・日本語・入手の3つの方法・2026年10月8日2時26分取得) ↗
- 一次資料Windows PC にクラシック Outlook をインストールまたは再インストールする(Microsoft サポート・日本語・新しい PC にクラシックが入っていない場合・2026年10月8日2時26分取得) ↗
- 一次資料Stages of migration to new Outlook for Windows(Microsoft Learn・移行の3段階・「少なくとも2029年」・移行の図の現在地は Opt-out for SMB・最終更新 2026年2月24日・2026年10月8日2時28分取得、2時29分に画面撮影、2時37分に図を取得) ↗
- 一次資料Outlook for Windows: The Future of Mail, Calendar, and People on Windows 11(Microsoft サポート・英語・Windows メール・予定表の終了日と、新しい Outlook を無料とする記載・2026年10月8日2時27分取得) ↗
- 一次資料Licensing in new Outlook for Windows(Microsoft Learn・英語・組織のメールアドレスで使うにはデスクトップ版のアプリを含むプランが必要・最終更新 2025年10月23日・2026年10月8日2時37分取得) ↗
- 一次資料Outlook for PC、Outlook on the web、Outlook for iOS & Android を比較する(Microsoft サポート・日本語・HTML 内 updated_at 2026-09-21・2026年10月8日2時25分取得) ↗
- 一次資料Outlook on the web にサインインする方法(Microsoft サポート・日本語・職場・学校アカウント向け・2026年10月8日2時26分取得) ↗
- 一次資料Office 2021 のサポートの終了(Microsoft サポート・日本語・2026年10月13日・2026年10月8日2時27分取得) ↗
- 一次資料Microsoft 365 にはどのような製品が含まれていますか(Microsoft サポート・日本語・Office 2024 と Office 2021 の終了日・2026年10月8日2時27分取得) ↗
- 一次資料従来の Outlook for Mac のサポート終了(Microsoft サポート・日本語・2026年10月以降 Exchange Online で動作停止・EWS 廃止 2026年10月1日・2026年10月8日2時33分取得) ↗
- 一次資料Outlook の Copilot についてよく寄せられる質問(Microsoft サポート・日本語・最終更新日 2026年8月・HTML 内 updated_at 2026-09-25・Copilot の入口と制限・2026年10月8日2時28分取得) ↗
- 一次資料所有している Copilot ライセンスの種類(Microsoft サポート・日本語・最終更新日 2026年4月・「すべてのサブスクライバーが Outlook の Copilot にアクセスできます」・2026年10月8日2時28分取得) ↗
- 一次資料Microsoft Copilot (無料) と Microsoft 365 の Copilot の違いは何ですか(Microsoft サポート・日本語・無料版・個人プラン・ビジネスプランの区別・2026年10月8日2時27分取得) ↗
- 一次資料Outlook で Copilot を使用してメール メッセージを下書きする(Microsoft サポート・日本語・HTML 内 updated_at 2026-09-29・2026年10月8日2時27分取得) ↗
- 一次資料Outlook で Copilot を使用してメール スレッドを要約する(Microsoft サポート・日本語・HTML 内 updated_at 2026-09-21・2026年10月8日2時27分取得) ↗
- 一次資料Copilot トグル(Microsoft サポート・日本語・Outlook の設定メニューの Copilot タブ・HTML 内 updated_at 2026-09-28・2026年10月8日2時28分取得) ↗
- 一次資料従来の Outlook for Windows に Copilot ボタンがありません(Microsoft サポート既知の問題・日本語・最終更新日 2026年9月15日・ビルド 20026.20182 以降・状態「調査中」・2026年10月8日2時50分取得) ↗
- 一次資料Microsoft 365 Premium のご紹介(Windows Blog for Japan・2025年10月2日付・比較表で「Microsoft アカウントで無料」の列は Copilot 搭載の Outlook などが「なし」・2026年10月8日2時42分取得) ↗
- 一次資料Embracing the future: Transitioning to new Outlook for Windows(Microsoft Tech Community の Outlook Blog・英語・2025年6月24日・移行は段階的とし、クラシックの終了日の記載なし・2026年10月8日2時38分取得) ↗
- 一次資料Microsoft Outlook の個人用メールと予定表(Microsoft 365・日本語・Outlook の製品ページ・2026年10月8日2時29分に画面撮影) ↗
大きいニュースはYouTubeでも解説しています。Xでは新着記事をお知らせしています。
コメント
まだコメントはありません。最初のコメントを書いてみませんか?
AIについて聞きたいことはありますか?
質問箱で無料で受け付けています。回答は公開され、他の方の参考にもなります。
質問箱を見る →