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Word・Outlook・PowerPoint の Copilot(コパイロット)が表示されない時の直し方Word と PowerPoint は右下隅のボタン、Outlook は新しい版とクラシックで違い、消したい時は個人は設定で・組織は管理者。確認順と無効化の手順【2026年10月版】

執筆:約27分で読めます

Word と PowerPoint の Copilot(コパイロット)のボタンは、2026年4月から右下隅の「Copilot 動的アクション ボタン」に一本化され、Outlook はその変更の対象外で別の場所にある。ボタンが無い時は、ライセンス・更新・プライバシー設定・管理者設定の順に確認する。消したい時は、個人用アカウントなら設定のチェックやトグルで切れ、仕事・学校のアカウントは管理者の領域になる。筆者は2026年10月8日未明に Microsoft の日本語のヘルプ14ページを取得し、クラシック Outlook の既知の問題(調査中)も確かめた。

Word・Outlook・PowerPoint の Copilot(コパイロット)が表示されない時の直し方──Word と PowerPoint は右下隅のボタン、Outlook は新しい版とクラシックで違い、消したい時は個人は設定で・組織は管理者。確認順と無効化の手順【2026年10月版】
目次

2026年10月8日・日本時間時点の情報です。 Word・Outlook・PowerPoint の Copilot(コパイロット)が表示されない時は、アプリごとに最初に見る場所が違う。Word と PowerPoint は画面の右下隅の「Copilot 動的アクション ボタン」、Outlook は新しい版とクラシック版で別の場所と別の事情がある。Microsoft のサポートによると、Word・Excel・PowerPoint の入口は2026年4月から右下隅に一本化されたが、Outlook はその変更の対象外で、既存の入口を使い続けている。どちらの場合も、確認はお金のかからない設定の見直しから始められ、逆に Copilot を消したい時は、個人用アカウントなら自分で、仕事・学校のアカウントなら管理者の設定になる。

3行まとめ

  1. 2026年10月8日時点で、Word と PowerPoint の Copilot の入口は右下隅の「Copilot 動的アクション ボタン」(2026年4月に展開開始、6月までに完了予定)。Outlook は対象外で、新しい Outlook は設定の「Copilot」タブのトグル、クラシック Outlook for Windows はビルド 20026.20182 以降のボタン消失が Microsoft の既知の問題(状態は「調査中」)になっている。
  2. 出ない時の確認順は、右下隅 → ライセンス → ビルドの更新 → 「ライセンスの更新」 → (仕事用)更新チャネル → プライバシー設定の2項目。どれも設定の確認でお金はかからない。Excel 固有の話と契約の中身はExcel 版の記事にある。
  3. 消す方法は、個人用アカウントなら Word・PowerPoint が「Copilot を有効にする」のチェック(2025年3月13日の時点のバージョン条件つき)、Outlook がトグル。仕事・学校のアカウントでは Word・PowerPoint のチェックは使えず、管理者が Microsoft 365 管理センターで制御する(Outlook のトグルは組織のメールにも適用されると書く公式ページもある)。

アプリごとに、Copilot の入口はどこか

Excel を含む共通の原因(契約・更新・プライバシー設定)は、同じ原文を使ってExcel の Copilot が表示されない時の記事に書いた。この記事は Word・Outlook・PowerPoint で違う所だけを書く。契約の種類と円の価格は、そちらとCopilot の無料版でできることを見てほしい。

アプリ Copilot の入口(公式の記載) 出典
Word ドキュメントの隅にある「Copilot 動的アクション ボタン」を選ぶと、チャット ウィンドウで開く Word の Copilot へようこそ
PowerPoint 同じ右下隅のボタン。PowerPoint の Copilot は PowerPoint ファイル(.ppt、.pptx)でのみ使え、ネット接続が要る 動的アクション ボタン/PowerPoint FAQ
Outlook 「既存のエントリ ポイントを引き続き使用」する。職場・学校アカウントのチャットは、Outlook の上部領域の「Copilot」ボタン。メールの「要約」はスレッドの上部、下書きとコーチングはメッセージ作成中のリボン 動的アクション ボタン/Outlook FAQ/Outlook とチャット

「動的アクション ボタン」は、Copilot を開くためのボタンのこと。サポートの「動的アクション ボタン」のページは、ボタンが「Copilot にアクセスできるユーザーにのみ表示」され、アクセスできなければ表示されないと書く。つまり「ボタンが無い」は、動いた場合にも、契約の対象外の場合にも起きる。

Copilot の入口と設定は、いつ何が変わったか

検索で上に出る古い解説には、「リボンの Copilot ボタンを押す」と書かれたものが残っている。次の表は、公式ページに日付が書いてある変化だけを並べた。

日付 何が変わったか 出典
2025年3月13日の時点 Word・Excel・PowerPoint の「Copilot を有効にする」のチェックボックスが、決まったバージョン以降で使える(Windows の Word は 2412、PowerPoint は 2501、Mac の Word は 16.93 以降など) 「Copilot をオフにする」
2025年6月3日の時点 Outlook の「Copilot を有効にする」トグルが Android・iOS・Mac・Web・新しい Outlook で使える 「Copilot をオフにする」
2026年4月〜6月 Word・Excel・PowerPoint で Copilot を開く入口を右下隅の動的アクション ボタンに一本化(4月に開始、6月までに完了予定。GCC などの政府向けは2026年10月以降) 「動的アクション ボタン」
2026年8月18日(最終更新日) クラシック Outlook で Copilot Chat を開くと3つのドットが出る問題。修正済み(現在のチャネル 2607・ビルド 20228.20190、月次エンタープライズ チャネル 2607・20228.20188) 既知の問題「3 つのドット」
2026年9月15日(最終更新日) クラシック Outlook でビルド 20026.20182 以降、Copilot のボタンが無くなる問題。状態は「調査中」 既知の問題「ボタンがありません」

2つの既知の問題は、ページに載っているのは最終更新日だけで、問題が始まった日は書かれていない。

Word で Copilot が出ない時

Word の Copilot へようこそ(HTML 内の更新日 2026年9月22日)は、冒頭の注記で次のように書く。

Copilot または特定の Copilot 機能が表示されない場合は、Microsoft 365 サブスクリプションに含まれていないか、organization の設定で有効になっていない可能性があります。

見る順番は、右下隅のボタン → 契約(個人は Microsoft アカウントのダッシュボード)→ 下の「どのアプリでも共通の確認順」。個人の契約では、サポートの FAQ(ms.date 2026-08-31)が、Family と Premium の Word・Excel・PowerPoint・Outlook の AI 機能は「サブスクリプション所有者のみ」が使え、他のユーザーと共有できないと書く。家族のアカウントで開いている Word に出ない時は、これが理由の場合がある。

PowerPoint で Copilot が出ない・灰色の時

PowerPoint の FAQ(HTML 内の更新日 2026年9月15日)に、「リボンの Copilot ボタンが淡色表示または非アクティブになっているのはなぜですか?」という項目がある。答えは次のとおり。

  • PowerPoint の Copilot は、PowerPoint ファイル(.ppt、.pptx)でのみ使え、インターネット接続が必要。
  • アプリのバージョン、ライセンス、ネットワーク、プライバシーの設定に要件がある。リボンに Copilot が無いのに使えるはずの時は、Microsoft Copilot の要件を満たしているか確認する。

もう1つ、「出ない」と「一部の機能が使えない」は別の話になる。同じ FAQ は、Microsoft Designer ライセンスが無い場合、要約・自由な質問・基本のチャットは使えるが、スライドの追加、特定のトピックからの資料作成、ファイルからの資料作成、画像の追加などは Designer ライセンスのある人だけだと書く。仕事用で、機能の一部だけ出ない時の相談先は、ここでも管理者になる。

Outlook は新しい版とクラシックで何が違うか

Outlook は、Word などと「出ない理由」が違う。

ライセンス。 「所有している Copilot ライセンスの種類」(最終更新日 2026年4月)は、Word・Excel・PowerPoint・OneNote の Copilot はサブスクリプションの種類とライセンスで決まるが、「すべてのサブスクライバーが Outlook の Copilot にアクセスできます」と書く。Word に出ないのに Outlook には出る、という状態は、公式の書き方とは矛盾しない。

アカウントと版。 Outlook の FAQ(最終更新日 2026年8月)は、Outlook で Copilot とチャットできるのは「職場または学校アカウントを使い、かつ新しい Outlook for Windows または Outlook on the web を使用している場合のみ」と書く。個人のメールアドレスで開いた Outlook に「チャット」が出ないのは、この書き方では理由になりうる。メールの要約・下書き・コーチングなどのボタンは、別の説明になる。

新しい Outlook(Windows)・Outlook on the web クラシック Outlook for Windows
入口の例 上部領域の「Copilot」(職場・学校アカウントのチャット)、スレッド上部の「要約」 リボンの上の右上領域と左側のアプリ バーに Copilot(既知の問題のページが書く現象の裏返し)
入口を隠す設定 「設定」→「Copilot」のトグル 「オンまたはオフにできる推定日付はありません」
既知の問題 本記事が取得した範囲では見当たらない ボタン消失(調査中)・3つのドット(修正済み)

クラシック Outlook の「ボタン消失」の既知の問題(最終更新日 2026年9月15日)が書く内容は次のとおり。

  • クラシック Outlook for Windows がビルド 20026.20182 以降に更新されると、Copilot Chat または Copilot のエントリ ポイントがなくなる。
  • 起きるのは、Copilot Chat (Basic) ライセンスか、有料の M365 Copilot (Premium) のアカウントの場合。
  • 現象は、リボンの上の右上領域と左側のアプリ バーに Copilot が出ない、「アプリの追加」で開いても何も出ない、リボンのカスタマイズで追加したコマンドが使えない・灰色になる、など。
  • Outlook on the web や Microsoft Copilot のスタンドアロン アプリなど、ほかの入口からは使い続けられる。
  • 原因の分析として、影響を受ける環境では Outlook が null プロファイル セクション内で MAPI プロパティ PR_PROFILE_USER_SMTP_EMAIL_ADDRESS_W を見つけられない、と書く。状態は「調査中」。
  • 回避策は、新しい Outlook か Outlook Web Access(OWA)を使う、新しい Outlook プロファイルを作る、「ファイル」→「オプション」→「詳細設定」→「Outlook ウィンドウ」の「Outlook でアプリを表示」にチェックを入れる、の3つ。

もう1つの既知の問題は、Copilot Chat を選ぶと3つのドットが出るもの(最終更新日 2026年8月18日)で、状態は「修正済み」(現在のチャネル バージョン 2607 のビルド 20228.20190 など)。ページには回避策として、Outlook とほかの Office アプリを閉じ、%LOCALAPPDATA%\Microsoft\Office\16.0\Wef フォルダーの名前を wef.old に変えて Outlook を再起動する方法も載っている。

どのアプリでも共通の確認順(お金も時間もかからない順)

「Microsoft 365 アプリで欠落している Copilot ボタンを見つけて有効にする方法」(最終更新日 2026年7月)が、Word・PowerPoint にも当てはまる手順を書いている。サポートの記載で、筆者は Word・PowerPoint 本体では試していない。

  1. 右下隅を見る。 ボタンが移動しただけの場合がある。リボンの横へ「リボンに移動」で動かしていないかも見る。
  2. 契約とアカウントを見る。 この項目は別のページ「所有している Copilot ライセンスの種類」による。個人の Microsoft アカウントでは、Personal・Family・Premium などの条件を満たす契約の所有者だけがデスクトップ アプリで使える、と同ページは書く。仕事・学校のアカウントは、Microsoft 365 のホームを一番下までスクロールして出るラベル(「Copilot Chat (基本)」「M365 Copilot (基本)」「M365 Copilot (Premium)」)を見る。同ページは、「Copilot Chat (Basic)」は「Word、Excel、PowerPoint、OneNote の Copilot にアクセスできません」と書く。
  3. 最新のビルドに更新する。
  4. 「ライセンスの更新」を押す。 Windows は「ファイル」→「アカウント」→「ライセンスの更新」。Mac は画面上部のアプリ名→「(アプリ名)について」→「詳細情報...」→「ライセンスの更新」。押したあと、開いている Microsoft 365 アプリをすべて閉じて開き直す。
  5. (仕事用)更新チャネルを見る。 Semi-Annual エンタープライズ チャネルだと、Copilot 機能を使えないことがある。「ファイル」→「アカウント」→「製品情報」で確かめ、最新チャネルか月次エンタープライズ チャネルへの切り替えは社内のヘルプデスクに頼む。
  6. プライバシー設定の2項目を見る。 Windows は「ファイル」→「アカウント」→「アカウントのプライバシー」の「設定の管理」で、「コンテンツを分析するエクスペリエンス」と、下へスクロールした先の「すべての接続エクスペリエンス」がオンか。Mac は「Word」→「基本設定」→「プライバシー」。組織が管理している場合は IT 管理者に確認する。
  7. Web 版は、ページを更新する。 ブラウザーがサードパーティの Cookie をブロックしていると、Copilot がライセンスを検証できない場合がある、とサポートは書く。

6番の「コンテンツを分析するエクスペリエンス」は、次の節で書く「消す」方法の1つと同じ設定になる。以前に Copilot を消そうとしてこれをオフにしたなら、それが Copilot が出ない原因になりうる。同じように、個人用アカウントで「Copilot を有効にする」のチェックを外していると、動的アクション ボタンのページによれば Copilot の入口が非表示になる。

Copilot を消したい(無効化したい)時の手順

個人の Microsoft アカウントの場合

「Microsoft 365 Apps で Copilot をオフにする」は冒頭で、この記事の情報は Microsoft アカウントでサインインしている場合にのみ適用され、職場・学校アカウントでは設定が使えない、と断っている。

Word・PowerPoint(・Excel)。 公式の手順は次のとおり。

  1. Windows は、アプリで「ファイル」→「オプション」→「Copilot」を開き、「Copilot を有効にする」のチェックを外す。
  2. 「OK」を選び、アプリを閉じて再起動する。
  3. Mac は、アプリ メニュー→「基本設定」→「作成および校正ツール」→「Copilot」で同じチェックを外し、アプリを再起動する。

押さえる点は4つある。

  • 設定はアプリごと・端末ごと。Word と PowerPoint の両方で切りたければ両方で外し、複数の端末ならすべての端末で外す。
  • 端末で外すと、その端末を使うすべてのユーザーの Copilot が止まる、とサポートは書く。
  • チェックがあるのは、2025年3月13日の時点で Windows の Word 2412・PowerPoint 2501・Excel 2501、Mac の Word 16.93・PowerPoint 16.93.2 以降。見当たらなければ、アプリのバージョンを更新する。
  • iOS、Android、Web 版の Word・Excel・PowerPoint では Copilot をオフにできない、と明記されている。

リボンのアイコンを消すだけの方法(「Office のリボンをカスタマイズする」)もあるが、サポートは、これは Copilot をオフにしないので、ショートカット メニューなどから使えてしまうと書く。

チェックが見当たらない時の代わりの方法は、プライバシー設定の「コンテンツを分析するエクスペリエンスを有効にする」をオフにすること。ただしサポートは、これで Outlook の返信の候補、Word・PowerPoint Designer の予測入力、画像の自動代替テキストなど、ほかの機能もオフになると書く。

Word の FAQ にも、Microsoft 365 Family や個人用のユーザーが Word で Copilot をオフにする時は、このサポートのページへ進むよう書かれている。

Outlook。 手順が違う。サポートによると、Outlook には「Copilot を有効にする」のトグルがあり、場所はプラットフォームごとに次のとおり。

プラットフォーム 場所
新しい Outlook(Windows) 設定 → Copilot
Outlook on the web Settings → Copilot
Mac・iOS・Android クイック設定 → Copilot

必要なバージョンは、Mac が 16.95.3 以上、iOS・Android は各ストアの最新版(Web は更新不要)。Word などとの違いとして、同じアカウントでサインインすれば、選択がすべての端末の Outlook に適用される。「Copilot トグル」のページ(HTML 内の更新日 2026年9月28日)は、このトグルが隠すのは「Copilot エントリ ポイント (例: このメールを要約する)」で、アカウントごとに設定でき、「組織のメールと、アプリにある個人のメール アカウントの両方に適用されます」と書く。

クラシック Outlook for Windows は、サポートが「従来の Outlook on Windows で Copilot をオンまたはオフにできる推定日付はありません」と書いている。消したい時にクラシック Outlook で使える公式のトグルは、2026年10月8日に取得した範囲では無い。

仕事・学校のアカウントの場合

上の個人用の設定は、仕事・学校のアカウントでは使えないと「Copilot をオフにする」のページが書いている。ただし Outlook のトグルについては、ページ同士で書き方が違う。「Copilot トグル」のページは、上で引いたとおり、トグルは組織のメールにも適用されると書く。仕事用の Outlook の設定に「Copilot」タブが出るかは、本記事は画面で確かめていない。

管理者の側については、Microsoft Learn の「Microsoft Copilot Chat の管理」(最終更新 2026年10月1日)に次の記載がある。

  • 管理者は、Microsoft 365 管理センターで、特定のユーザーやグループにだけ Copilot のエクスペリエンスを使えるようにできる。
  • 管理者は、すべてのユーザー、または特定のユーザーとグループの Copilot Chat へのアクセスをブロックできる。ブロックされると、Copilot アプリ・Outlook・Teams・Web ベースの Copilot Chat で使えなくなる。
  • 「Copilot Chat のピン留めを外す」設定は、「Copilot Chat へのアクセスは削除されません」とページ自身が書く。

ピン留めの設定を説明する別の Learn のページ(最終更新 2026年9月19日)は、この設定は Microsoft Copilot アプリには適用されなくなり、2026年1月(ページ内で20日と28日の2つの日付が書かれている)以降、世界中のすべてのテナントのナビゲーションから Copilot Chat のピン留めを解除することはできない、と書く。同じページは、「Copilot Chat をピン留めしない」を選ぶと Teams と Outlook のユーザーは既定で Copilot Chat を使えない、とも書く。

ユーザー本人にできることは、まず管理者へ依頼すること。Word・PowerPoint の Copilot を、アプリ別に個別にオフにする管理者向けの手順は、本記事が取得したページには見当たらなかった。Excel については、Excel の Copilot の FAQ が「Excel の Copilot はMicrosoft Copilot Chatツールであり、個別にオフにすることはできません。」と書き、Copilot Chat へのアクセスを制御する管理者設定がすべて適用される、としている。Word と PowerPoint の FAQ には、同じ趣旨の記載は見当たらなかった。

ヘルプ4ページを撮影した時に出ていたもの

筆者は2026年10月8日の2時12分から2時17分にかけて、ログインせずに開ける Microsoft サポートと Microsoft Learn の日本語のページ約20本を、ヘッドレスのブラウザーで取得した(Excel の FAQ と Learn の検索は2時25分に追加で取得)。2時17分から2時18分には、Copilot ボタンのヘルプ、Copilot をオフにするヘルプ、クラシック Outlook の既知の問題、Outlook の Copilot トグルの4ページを、パソコンの大きさ(1280×800)とスマホの大きさ(390×844)の画面で撮影した。Word・Outlook・PowerPoint 本体にはサインインしておらず、アカウントも作っていない。ヘルプの説明どおりに画面が変わるかは、実機で試していない。

  • クラシック Outlook の既知の問題は、2時13分の取得でも2時17分の撮影でも、状態が「調査中」と出ていた(最終更新日は 2026年9月15日のまま)。撮影した画面の右上には、サインインを促すポップアップが先に出た。何も入力していない。
  • Word の FAQ は、2時14分の最初の取得で「Service unavailable」「The request is blocked.」という画面が返った。ブロックを避ける操作はせず、1分後の2時15分に同じ URL を取り直すと、本文が取れた。
  • Copilot ボタンのヘルプは、パソコンの大きさの最初の画面で、2つの理由の1つ目に「ボタンが移動したので、欠落していない可能性があります。」が出ていた。タブ(Windows・Mac・Web)の手順は、取得した HTML には3つとも含まれていた。

Outlook の入口と管理者の手順で残る疑問

  • クラシック Outlook の既知の問題の解決時期。 状態は「調査中」で、修正ビルドの番号は書かれていない。
  • Outlook のチャットがどの版で使えるか、個人のアカウントで何が出るか。 Outlook の FAQ はチャットを「職場または学校アカウントを使い、かつ新しい Outlook for Windows または Outlook on the web を使用している場合のみ」とする。一方、「Copilot in Outlook とチャットする」のページの「適用先」には「Outlook for Microsoft 365」「Outlook for Microsoft 365 for Mac」「新しい Outlook for Windows」が並び、クラシック版の既知の問題のページは「Copilot Chat (Basic)」のクラシック版の利用者にもボタンがある前提で書く。個人のアカウントについては、ライセンスのページが「すべてのサブスクライバーが Outlook の Copilot にアクセスできます」と書き、トグルのページは個人のメール アカウントにも適用されると書くが、個人のアカウントでどの入口が出るかを並べたページは、本記事が取得した中には無かった。画面では確かめていない。
  • 仕事用の Outlook でトグルが使えるか。 上のとおり「Copilot をオフにする」と「Copilot トグル」のページで書き方が違う。
  • Word・PowerPoint を個別にオフにする管理者の手順。 取得したページには見当たらなかった。筆者は Microsoft Learn の検索を、日本語と英語の別の語(「無効」「disable」「turn off」「Word agent」など)でも試したが、見つからなかった。見つからなかったことは「無い」ことの証明ではないので、管理者は Microsoft 365 管理センターの Copilot の設定画面で最新の手順を確かめてほしい。

引いた公式ページ

Microsoft サポートの日本語ページ(動的アクション ボタン、Copilot ボタンを見つける方法、Copilot をオフにする、Copilot ライセンスの種類、Copilot トグル、クラシック Outlook の既知の問題2本、Outlook・Word・PowerPoint・Excel の Copilot の FAQ、Outlook のチャット、サブスクリプションの FAQ)と、Microsoft Learn の日本語ページ(Copilot Chat の管理、Copilot Chat のピン留め)。ページ名と取得した時刻は、frontmatter の出典一覧に書いた。

この記事でよく聞かれること

Word の Copilot のボタンが見つからない時、最初にどこを見ればよいですか?
画面の右下隅を見る。Microsoft のサポートによると、Word・Excel・PowerPoint で Copilot を開く入口は、ドキュメントの右下隅に固定された「Copilot 動的アクション ボタン」に一本化された(展開は2026年4月に始まり6月までに完了予定)。リボンの横へ動かしている場合もある。右下隅にもリボンの横にも無ければ、ライセンスや設定を確認する。
Outlook の Copilot が表示されないのは、新しい Outlook とクラシック Outlook で違いますか?
違う。新しい Outlook(Windows)と Outlook on the web は、設定の「Copilot」タブのトグルで入口を出し入れできる。クラシック Outlook for Windows は、ビルド 20026.20182 以降で Copilot Chat または Copilot の入口が無くなる既知の問題を Microsoft が「調査中」としていて(2026年10月8日に確認)、回避策は新しい Outlook か Outlook on the web の利用、新しいプロファイルの作成、「Outlook でアプリを表示」のチェック。
Copilot のボタンが無いのは、契約が足りないからですか?
契約が原因の場合がある。Microsoft のサポートによると、動的アクション ボタンは Microsoft 365 Personal・Family・Premium か Microsoft Copilot ライセンスで Copilot を使える人にだけ表示され、使えなければボタン自体が出ない。一方で同サポートは、Outlook の Copilot には「すべてのサブスクライバー」がアクセスできると書く。
契約しているのに Word や PowerPoint に Copilot が出ない時の確認順は?
公式ヘルプの順は、最新のビルドへの更新、ファイル→アカウントの「ライセンスの更新」と全アプリの再起動、(仕事用)Semi-Annual エンタープライズ チャネルでないか、プライバシー設定の2項目(「コンテンツを分析するエクスペリエンス」と「すべての接続エクスペリエンス」)がオンか。どれもお金はかからない。Web 版はページの更新とサードパーティの Cookie を見る。
PowerPoint のリボンの Copilot ボタンが灰色で押せないのはなぜですか?
Microsoft の PowerPoint FAQ によると、PowerPoint の Copilot は PowerPoint ファイル(.ppt、.pptx)でのみ使え、インターネット接続が要る。そのうえで、アプリのバージョン・ライセンス・ネットワーク・プライバシー設定の要件を満たしているかを確認するよう案内している。
Word や PowerPoint の Copilot を自分で消す(無効化する)方法はありますか?
個人の Microsoft アカウントでサインインしている場合はある。Microsoft のサポートによると、Windows は「ファイル」→「オプション」→「Copilot」の「Copilot を有効にする」を外し、アプリを再起動する。アプリごと・端末ごとの設定で、iOS・Android・Web 版の Word・Excel・PowerPoint では Copilot をオフにできない。仕事・学校のアカウントでは、この設定は使えない。
Outlook の Copilot を無効化するには?
新しい Outlook(Windows)は「設定」→「Copilot」のトグル、Outlook on the web は Settings→Copilot、Mac・iOS・Android はクイック設定→Copilot(Microsoft サポートの記載)。同じアカウントなら選択がすべての端末の Outlook に適用される。クラシック Outlook for Windows については、サポートは「オンまたはオフにできる推定日付はありません」と書く。
会社や学校のパソコンで Copilot を消したい時は?
Word・PowerPoint は管理者に頼む。Microsoft のサポートによると、個人用の「Copilot を有効にする」のチェックは仕事・学校のアカウントでは使えない。Microsoft Learn によると、管理者は Microsoft 365 管理センターで Copilot Chat へのアクセスを、特定のユーザーやグループに限ったり、ブロックしたりできる。Outlook は、「Copilot トグル」のページがトグルは組織のメールにも適用されると書く一方、「Copilot をオフにする」のページは仕事・学校のアカウントでは使えないと書き、公式ページ同士で食い違う。
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