ChatGPT、iCloudのメールとカレンダーに接続可能に全プランのWeb・デスクトップ・iOSで、受信箱の確認と予定の更新まで
日刊AIニュース10月27日(火)号:前日のAIのニュース12本を短くまとめました(約8分)›
OpenAIは2026年10月27日、iCloudのMailとCalendarをChatGPTにつなぐプラグインを公開した。全ChatGPTプランのWeb・デスクトップアプリ・iOSで使え、同社の説明では、メールを探す、受信箱の内容をつかむ、予定を確認・更新するといった使い方ができる。

目次
OpenAIは、2026年10月27日付のChatGPTリリースノートで、iCloudのMail(メール)とCalendar(カレンダー)をChatGPTにつなぐ「iCloud Mail and Calendar plugins」を公開したと記載しました。同社の説明によると、メールの検索、受信箱の把握、予定の確認、カレンダーの予定の更新ができます。提供先は、すべてのChatGPTプランのWeb、デスクトップアプリ、iOSです。
3行まとめ
- OpenAIは2026年10月27日付のリリースノートで、iCloud MailとCalendarのChatGPT向けプラグインを公開した。
- 公式の説明では、メールを探す・受信箱をつかむ・予定を確認する・予定を更新するの4つができ、全プランのWeb・デスクトップ・iOSが対象。
- 今回確認した公式ページには、日本を含む地域ごとの提供状況や、Androidでの対応は書かれていない。
本記事の内容は、日本時間10月28日3時台に公式ページで確認したものです。
何ができるようになったのか
リリースノートの該当項目は短く、説明は次の1文です。
iCloud users can now connect Mail and Calendar to ChatGPT to find emails, catch up on your inbox, check your schedule, and update calendar events.
(iCloudユーザーは、メールを探す、受信箱の内容をつかむ、予定を確認する、カレンダーの予定を更新するために、MailとCalendarをChatGPTに接続できるようになりました。)
OpenAIの記載から、できることを4つに分けて整理します。
| 対象 | リリースノートの表現 | 読み方 |
|---|---|---|
| find emails | メールを探す | |
| catch up on your inbox | 受信箱の内容をつかむ | |
| Calendar | check your schedule | 予定を確認する |
| Calendar | update calendar events | カレンダーの予定を更新する |
「update calendar events」は、予定を見るだけでなく書き換える操作を含む書き方です。ただし、予定の新規作成や削除ができるのか、メールの送信や返信ができるのかは、この項目には書かれていません。本記事で確認した範囲では、メールについて挙がっているのは「探す」と「受信箱をつかむ」の2つです。
誰がどこで使えるのか
提供先について、リリースノートは次のように書いています。
Available to all ChatGPT plans on the web, desktop app, and iOS.
(すべてのChatGPTプランで、Web、デスクトップアプリ、iOSで利用できます。)
| 項目 | 公式の記載 |
|---|---|
| 対象プラン | すべてのChatGPTプラン |
| 対象の場所 | Web、デスクトップアプリ、iOS |
| 日付 | 2026年10月27日付の項目 |
| 接続の説明 | 「connected apps」のヘルプ記事にリンク |
接続の手順そのものは、リリースノートには書かれていません。項目内の「ここ」にあたるリンクは、connected apps(連携アプリ)のヘルプ記事(https://help.openai.com/en/articles/11487775-connected-apps-in-chatgpt)を指しています。ChatGPTが連携アプリをどう使うかは、そちらで確認する形です。
前と何が違うのか
同じリリースノートには、これまでの連携の記録が残っています。2026年9月17日付の項目は、複数アカウントの接続が「Gmail、Google Calendar、Google Contacts」を超えて広がったと書いています。また、4月8日付の項目には、Outlookの共有メールボックスと共有カレンダーへの対応があります。
You can now connect multiple accounts to plugins in ChatGPT, expanding support beyond Gmail, Google Calendar, and Google Contacts.
(ChatGPTのプラグインに複数のアカウントを接続できるようになり、Gmail、Google Calendar、Google Contactsを超えて対応が広がりました。)
リリースノートに載っている範囲で言えば、メールとカレンダーのつなぎ先として、これまでGoogleとMicrosoft(Outlook)が登場していました。今回はそこにAppleのiCloudが加わった形です。筆者の整理では、iPhoneやMacでiCloudのメールとカレンダーを使っている人が、上の4つの使い方の範囲でChatGPTから受信箱と予定にアクセスできるようになる、という変化です。
なお、リリースノートの過去の項目には、GmailやOutlookをつないでいるとChatGPTの会話からメールを送れる(Web版のPlus・Pro・Business・Enterprise)という記載があります。同じ操作がiCloud側でも使えるかどうかは、今回の項目には書かれていません。同じ機能がそろっていると考えず、リンク先のヘルプで確かめるのが安全です。
日本の読者にとっての意味
iCloudのメールアドレス(@icloud.comなど)と、iPhoneに入れた予定を日常的に使っている人は、日本にも多いはずです。ただ、これは筆者の推測であり、公式ページに根拠があるわけではありません。この点は本記事の事実としては扱いません。
筆者が日本時間10月28日3時02分にリリースノートを取得した時点で確認できたのは、ページの言語表示が「English」で、本文も英語だったことです。ページ先頭には「Updated: 4 minutes ago」とあり、iCloudの項目はリリースノートの最上段に載っていました。iCloudの項目が10月27日付の一番新しい記載で、その直前の項目は10月26日付のGPT-6.1 Terraでした。
料金や追加費用は
今回確認したリリースノートの該当項目には、iCloudプラグインの追加料金に関する記載はありません。書かれているのは「すべてのChatGPTプランで利用できる」という点までです。各プランの料金や使用量の上限は、この項目とは別の話なので、本記事では扱いません。
リリースノートのiCloud項目に無い6点
今回取得した公式ページには、次の点が書かれていません。取得したテキストを「iCloud」で検索した結果、該当する記述はこの1項目だけでした。
- 日本を含む国・地域ごとの提供状況(地域の言及は、他の機能の項目にはあるが、iCloudの項目にはない)
- Androidアプリでの対応
- 接続にAppleアカウント側で必要な設定
- Business、Enterprise、Eduで管理者が制限できるかどうか
- 予定の新規作成・削除、メールの送信・返信への対応
- 取得したメールや予定が、モデルの学習に使われるかどうかの扱い
これらは「公式が否定している」のではなく、今回確認したページに書かれていない、という意味です。リンク先の連携アプリのヘルプ記事は、今回は取得していません。そのため、そこに答えがあるかどうかも分かっていません。
また、本記事は製品を実際に試したものではありません。接続画面の見え方や、実際の動作の速さ、日本語のメールの扱いについては、何も確認していません。
参照したページ(日本時間10月28日3時02分取得)
- OpenAI Help Center「ChatGPT release notes」(2026年10月27日付の項目): https://help.openai.com/en/articles/6825453-chatgpt-release-notes
- 確認時刻: 日本時間2026年10月28日3時台(取得は3時02分)
関連記事: 同じリリースノートに載った直近の項目として、ChatGPT、選んだ会話をPINで隠せる「ロックチャット」を追加、OpenAI、GPT-6.1 TerraをChatGPT WorkとCodexに追加も書いています。
本記事は続報があり次第更新します。
ChatGPTの最近の変更
- 10月26日新機能:ChatGPT WorkにGPT-6.1 Terraが順次追加
- 10月23日障害:ChatGPTのアプリ連携で一部の接続に失敗
- 10月22日障害:Enterpriseでdotへのメッセージ送信に失敗
この記事でよく聞かれること
- ChatGPTでiCloudのメールとカレンダーは使えますか?
- OpenAIのChatGPTリリースノートによると、2026年10月27日付で、iCloudのMailとCalendarをChatGPTに接続できるプラグインが公開されました。メールを探す、受信箱の内容をつかむ、予定を確認する、カレンダーの予定を更新する、といった使い方が挙げられています。
- iCloudプラグインは無料プランでも使えますか?
- リリースノートには「Available to all ChatGPT plans」(すべてのChatGPTプランで利用可)と書かれています。今回取得したページにはプランごとの違いや制限の記載はありませんでした。利用できる場所はWeb、デスクトップアプリ、iOSです。
- AndroidアプリでiCloudプラグインは使えますか?
- リリースノートが挙げている提供先はWeb、デスクトップアプリ、iOSの3つです。Androidアプリは挙げられていません。Androidで使えるかどうかは、今回確認したページからは分かりません。
- 日本でもiCloudプラグインは使えますか?
- 今回確認したリリースノートの該当項目には、国や地域に関する記載はありませんでした。日本で使えるかどうかは、今回確認した公式ページからは分かりません。リリースノートは、ChatGPTが連携アプリをどう使うかの詳細として「connected apps」のヘルプ記事にリンクしていますが、本記事ではその記事を取得していません。
出典・参照資料
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