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GitHub Copilot(コパイロット)、権限の確認をLLMが判定する「Assisted permissions」を一般提供「明らかに安全」と判定した要求だけ自動で通る

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日刊AIニュース10月27日(火)号:前日のAIのニュース12本を短くまとめました(約8分)›

GitHubは2026年10月26日(米国時間)、Copilot CLI・Copilotアプリ・VS CodeでAssisted permissionsを一般提供にした。コマンド実行・ファイルパスへのアクセス・URLを開く要求をLLMが評価し、明らかに安全と分類したものだけ自動で進む。企業管理者向けにAllow Allの遮断や既定モードの指定も追加された。

GitHub Copilot(コパイロット)、権限の確認をLLMが判定する「Assisted permissions」を一般提供──「明らかに安全」と判定した要求だけ自動で通る
目次

GitHubは2026年10月26日(米国太平洋時間)、GitHub Copilot(コパイロット)の「Assisted permissions(アシステッド・パーミッションズ)」を一般提供にしたと公式Changelogで発表した。対象はGitHub Copilot CLI、GitHub Copilot app、Visual Studio Codeの3つ。Copilotがコマンドの実行、ファイルシステムのパスへのアクセス、URLを開く許可を求めたときに大規模言語モデル(LLM)が要求を評価し、明らかに安全と分類したものは自動で進み、それ以外は人間の承認を待つ。ページの公開時刻は米国時間10月26日15時31分で、日本時間では10月27日7時台にあたる。

3行まとめ

  1. GitHubは10月26日(米国時間)、Copilot CLI・Copilotアプリ・VS CodeでAssisted permissionsを一般提供にした。
  2. コマンド実行・ファイルパスへのアクセス・URLを開く要求をLLMが評価し、「明らかに安全」なものだけ自動で進む。それ以外は承認が必要。
  3. 企業管理者はAllow Allの遮断、Assistedだけの無効化、新規セッションの既定モードの指定ができる。

本記事の内容は、日本時間10月27日11時台に公式ページで確認したものです。

何が変わるのか?

GitHubの発表によると、仕組みは1段落で言い切られている。Copilotが「コマンドを実行したい」「このパスのファイルにアクセスしたい」「このURLを開きたい」と許可を求めると、LLMがその要求を評価する。

Requests classified as clearly safe automatically proceed. Other requests require your approval. (「明らかに安全」と分類された要求は自動で進む。それ以外はあなたの承認が必要。)

つまり、Assistedを選ぶと、許可の確認のうちLLMが「明らかに安全」と判定したものはユーザーに出ずに進む形になる。判定したLLMがどのモデルか、何を基準に「明らかに安全」とするかは、今回取得した変更履歴のページには書かれていない。発表は基準の詳細について、公式ドキュメント「Allowing safe commands to run without manual approval」を案内している。

どこで、どう切り替えるのか?

発表に書かれた手順は、環境ごとに次のとおり。

環境 切り替え方(GitHub発表)
GitHub Copilot CLI /permissions を実行し、assisted を選ぶ
GitHub Copilot app モードピッカーを開き、Tool permissions をクリックして Assisted を選ぶ
Visual Studio Code 権限ピッカーを開き、Assisted permissions を選ぶ

発表の見出しは「generally available(一般提供)」で、プレビューの文言は本文にない。

企業の管理者には何が増えたのか?

発表の「Enterprise controls」の節に、管理者向けの内容が3点ある。

  1. エンタープライズ管理の設定で、Allow All(すべて許可)を遮断しつつ、Assistedは使える状態にできる
  2. Assistedだけを個別に無効にできる
  3. 新しいセッションの既定の権限モードを選べる。開発者はポリシーが許す範囲で別のモードを選び直せる。既定のモードが使えない、またはポリシーで禁止されている場合、セッションは手動承認で始まる

「全部許可は禁止したいが、毎回の確認で開発が止まるのも困る」という組織には、中間の選択肢として置ける設計だと読める。ただし、これは発表の記載から読み取った用途であって、運用での使い勝手は確かめていない。

Copilot全体の管理者設定については、10月22日から順次適用が始まった「全体の既定ポリシー」の記事も参照してほしい。→ GitHub Copilot、未設定の機能に「全体の既定ポリシー」を10月22日から順次適用

Allow All・手動承認とはどう違うのか?

発表には、Assistedのほかに「Allow All」と「manual approval(手動承認)」という権限モードの名前が出てくる。発表の記述から読める範囲で並べると次のとおり。

  • Allow All: 名前から「すべて許可」のモードと読める。発表では、企業管理者が遮断できる対象として出てくる
  • 手動承認: 既定のモードが使えない、またはポリシーで禁止されている場合に、セッションがこのモードで始まると書かれている
  • Assisted: 「明らかに安全」と判定された要求は自動で進み、それ以外は承認を求める

各モードのこれまでの提供状況や、Assistedが一般提供の前にどんな形で出ていたかは、今回取得したページには書かれていない。

Copilotの機能の全体像や、Cursor・Claude Codeなど他のツールとの違いは、GitHub Copilotの仕組み・基礎にまとめている。同じ10月26日にGitHubが出したモデル追加の発表は、GPT-6.1 TerraのCopilot一般提供の記事で扱った。

筆者が確認できたこと

日本時間10月27日11時54分に公式のChangelogページを取得した時点で、ページは英語のみで、本文は「1 minute read」の短い告知だった。対応プランや料金の記載を探したが、本文に該当する語は見つからなかった。ページ末尾の関連記事は、10月19日〜26日のCopilot関連の更新(GPT-6.1 Terra、利用メトリクスAPI、Teamsとの連携など)が並ぶ構成だった。

この記事は取得したページの記述を整理したもので、Assisted permissionsを自分で動かして試したわけではない。「明らかに安全」という判定が実際にどこまで通すのかは、筆者は確認していない。

今回の発表だけでは分からないこと

今回取得した公式ページ(変更履歴の1本)には、次の項目の記載がなかった。本文を語句検索して確認した結果で、別のページに書かれている可能性は残る。

  • 対応するCopilotのプラン(Free・Pro・Business・Enterpriseなど)
  • 料金や、判定に使うLLMの利用が課金対象かどうか
  • 判定に使うモデルの名前
  • 日本を含む地域ごとの提供状況
  • 誤判定(危険な要求を安全と判定する、またはその逆)の頻度や、誤判定が起きた場合の扱い

判定をLLMが行う以上、判定が常に正しいとは限らない。権限の扱いが重要な環境では、公式ドキュメント「Allowing safe commands to run without manual approval」で判定の考え方を読んでから、有効にするかを決めるのが確実だ。このドキュメントのページは変更履歴からリンクされているが、本記事の作成時には取得していない。

参照したのはGitHubの変更履歴1本

確認時刻は日本時間2026年10月27日11時54分。本記事は続報があり次第更新します。

この記事でよく聞かれること

GitHub Copilotの Assisted permissions とは何ですか?
GitHubの発表によると、Copilotがコマンドの実行、ファイルシステムのパスへのアクセス、URLを開く許可を求めたとき、大規模言語モデル(LLM)がその要求を評価する機能です。明らかに安全と分類された要求は自動で進み、それ以外はユーザーの承認が必要になります。2026年10月26日(米国時間)に、GitHub Copilot CLI、GitHub Copilot app、Visual Studio Codeで一般提供になりました。
Assisted permissions はどこで有効にしますか?
GitHubの発表によると、Copilot CLIでは /permissions を実行して assisted を選びます。Copilotアプリではモードピッカーを開き、Tool permissions から Assisted を選びます。VS Codeでは権限ピッカーを開いて Assisted permissions を選びます。
企業の管理者は Assisted permissions を制限できますか?
GitHubの発表によると、企業管理者はエンタープライズ管理の設定で、Allow Allを遮断しつつAssistedは使える状態にすることも、Assistedだけを無効にすることもできます。新しいセッションの既定の権限モードも選べます。既定のモードが使えない、またはポリシーで禁止されている場合、セッションは手動承認で始まります。
Assisted permissions の対応プランや料金は?
今回取得したGitHub Changelogのページには、対応するCopilotのプランも料金も書かれていませんでした。企業管理者向けの制御についての記載はあります。プランや課金は、GitHubの公式ドキュメントや契約の画面で確認してください。
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