Excel(エクセル)で曜日を自動入力する方法日付から「月」「月曜日」と出すコードは「aaa」「aaaa」、表示形式かTEXT関数で指定。連続する日付はフィルハンドル。公式の手順とCopilotに頼む時の条件【2026年10月版】
Excel(エクセル)で日付から曜日を「月」「月曜日」のように出すには、セルの表示形式(ユーザー定義)か TEXT 関数で「aaa」か「aaaa」を指定する、と Microsoft のコラムは書く。同じコラムと Microsoft の日本語ヘルプ「日付または時刻として数値の書式を設定する」は、「ddd」「dddd」を英語の曜日(Sun~Sat、Sunday~Saturday)と書く。一方、ヘルプ「日付を曜日で表示する」は「ddd」を「月、火、水など」と説明し、同じページの例には「Thu」と書いていた。WEEKDAY 関数は曜日名でなく 1〜7 の数を返す。筆者は2026年10月8日に公式の原文を取得して確かめた。Copilot は契約者向けで、Personal は月2,130円。

目次
- 日付から曜日を出す方法は、表示形式と TEXT 関数でどう違うか
- 表示形式で日付を曜日にする手順と、「aaa」「aaaa」の意味
- TEXT 関数で曜日の文字列にする式
- WEEKDAY 関数は曜日の名前を返すか
- 連続する日付をフィルハンドルで自動入力する手順
- 日付を入れたのに曜日にならない時の確認
- Web版のExcelでは、曜日の表示形式を作れるか
- ExcelのCopilotに「日付の隣に曜日の列を足して」と頼めるか
- ヘルプのページを開いて分かった「Thu」の例と、止められた時間帯
- 曜日の手順のうち、試していない所と取れなかったヘルプ
- 曜日の記事で当たったMicrosoftのページと取得時刻
- この記事でよく聞かれること
2026年10月8日・日本時間時点の情報です。 Excel(エクセル)で日付のセルから曜日を「月」「月曜日」のように出すには、セルの表示形式(ユーザー定義)か TEXT 関数で「aaa」(月)か「aaaa」(月曜日)を指定する、と Microsoft の日本語の公式コラム(Microsoft for business)は書く。同じコラムによると、「ddd」「dddd」は英語の曜日(Sun~Sat、Sunday~Saturday)になる。どちらの方法も Excel に最初からある機能で、Microsoft の日本語ヘルプにも手順がある。ただしヘルプ「日付を曜日で表示する」は「ddd」「dddd」を日本語の曜日と説明していて、公式の資料どうしで書いていることが違う(後の節に原文を並べた)。
Excel の中の AI、Copilot(コパイロット)に「曜日の列を足して」と頼む使い方は、契約者向けの機能になる(後の節に条件を書いた)。
3行まとめ
- 日付から曜日を「月」「月曜日」と出すには、表示形式のユーザー定義に「aaa」「aaaa」を入れるか、=TEXT(A2, "aaa") と書く(Microsoft のコラム・2026年10月8日取得)。「ddd」「dddd」は英語の曜日と同じコラムは書くが、ヘルプの1本は日本語の曜日と書く。WEEKDAY 関数が返すのは 1〜7 の数で、曜日名ではない。
- 連続する日付は、日付のセルのフィルハンドルをドラッグして入れる。曜日の名前を土日抜きで続ける[平日の入力]は、取得できた Mac 向けのヘルプにだけ載っていた。
- ExcelのCopilotは Microsoft 365 Personal(月2,130円)などの契約者向け。Web版のExcelはカスタム書式を作成できないと、ヘルプが書く。
日付から曜日を出す方法は、表示形式と TEXT 関数でどう違うか
Microsoftの「日付を曜日で表示する」は、冒頭でこう書く。
セルに入力した日付値に対して、実際の日付 "2005 年 10 月 3 日" の代わりに "月曜日" と表示したい場合があるとします。日付を曜日で表示するには、いくつかの方法があります。
ヘルプが挙げる方法は2つで、Microsoft のコラムも同じ2つ(TEXT 関数と、表示形式の「ユーザー定義」)を挙げる。次の表は筆者の整理で、手順と文言はヘルプとコラムによる。
| 表示形式にする方法 | TEXT 関数にする方法 | |
|---|---|---|
| 何をするか | 日付のセルの見た目を曜日に変える | 曜日の文字列を、別のセルの式で作る |
| 入力するもの(日本語の曜日) | 「aaa」(月)または「aaaa」(月曜日) | =TEXT(A2, "aaa") など |
| セルの中身 | 日付のまま | 文字列 |
| 向いている場面 | 日付の列そのものを曜日で見せたい | 日付の隣に曜日の列を足したい |
TEXT 関数のヘルプは、使い分けの注意を書いている。
TEXT 関数は数値を文字列に変換するため、後で計算する際の参照が困難になる場合があります。 1 つのセルで元の値を保持し、別のセルで TEXT 関数を使用するのが最善です。
日付の隣に曜日の列を作る時は、元の日付の列を残し、曜日の列に式を置くことになる。
表示形式で日付を曜日にする手順と、「aaa」「aaaa」の意味
「日付を曜日で表示する」の手順は次のとおり。
- 「曜日として表示する日付を含むセルを選択します。」
- 「[ ホーム]タブで、[ 表示形式 ]リスト ボックスのドロップダウンをクリックし、[ その他の表示形式]をクリックして、[ 数値 ]タブをクリックします。」
- 「[項目]で [ユーザー設定] をクリックして、[種類] ボックスに "dddd" または "ddd" と入力します。"dddd" は完全な曜日名 (月曜日、火曜日など) を、"ddd" は曜日の省略名 (月、火、水など) を表示します。」
手順3でヘルプは「dddd」「ddd」を入れるよう書くが、「月」「月曜日」のような日本語の曜日を出すコードとして、Microsoft のコラムは別の「aaa」「aaaa」を挙げる(次の項)。[種類]のボックスに入れるコードを、出したい曜日に合わせて選ぶ。
メニュー名の表記が、資料の中で揺れている。上の手順3は[ユーザー設定]と[項目]と書く。別のヘルプ「ユーザー定義の表示形式を作成する」と Microsoft のコラムは[ユーザー定義]と[種類]、TEXT 関数のヘルプは[カスタム]と書く。同じ画面の同じ項目を指していると筆者は読んだが、日本語の画面での表記は、筆者は Excel を操作していないので確かめていない。画面で[ユーザー設定]が見つからなければ、[ユーザー定義]と[カスタム]も探す。
「月」「月曜日」と出すコードは「aaa」「aaaa」
Microsoft の日本語のビジネス向けサイト「Microsoft for business」のコラム「Excel での曜日入力、色付け機能を初心者向けにわかりやすく解説」(2022年2月2日公開、2026年10月8日10時5分に取得)は、TEXT 関数で使う「aaa」をこう説明する。
TEXT 関数で利用した「aaa」というマジック ワードは、Excel の書式記号と呼ばれるものです。これは、月、火、水…といった簡易的な日本語の曜日を表示するためのもので、曜日関連では以下のような書式記号が利用できます。
続く「曜日の書式記号」の表は次のとおり。
| 書式記号 | コラムの説明 | 表示例 |
|---|---|---|
| aaa | 漢字 1 字の曜日 | (日~土) |
| aaaa | 漢字 3 字の曜日 | (日曜日~土曜日) |
| ddd | 省略形英語の曜日 | (Sun ~ Sat) |
| dddd | 英語の曜日 | (Sunday ~ Saturday) |
表の下には「書式記号は TEXT 関数だけでなく、次に紹介するセルの表示形式の「ユーザー定義」でも使用します。」とある。コラムは続けて、1つのセルに日付と曜日を並べる例として、[ユーザー定義]の[種類]に「m/dd(aaa)」と入れる手順を示している。
「ddd」「dddd」の説明は、公式の資料で分かれている
Microsoft のヘルプには「aaa」「aaaa」が出てこない。筆者が取得した Microsoft のヘルプ(日本語版13ページと英語版2ページ)の本文を「aaa」で検索したところ、1か所も見つからなかった。ヘルプが挙げる曜日のコードは「ddd」「dddd」だけで、その説明が資料によって違う。原文の表記を並べる。
| 資料 | 「ddd」の説明 | 「dddd」の説明 |
|---|---|---|
| Microsoft のコラム | 省略形英語の曜日 (Sun ~ Sat) | 英語の曜日 (Sunday ~ Saturday) |
| ヘルプ「日付または時刻として数値の書式を設定する」 | Sun ~ Sat (曜日) | Sunday ~ Saturday (曜日) |
| ヘルプ「表示形式のカスタマイズに関するガイドラインを確認する」の1つ目の表 | 日を曜日の省略形 (日から土) で表示します。 | 日を曜日の完全名 (日曜日から土曜日) で表示します。 |
| 同じページの2つ目の表 | Sun–Sat | Sunday–Saturday |
| ヘルプ「日付を曜日で表示する」の手順3 | 曜日の省略名 (月、火、水など) | 完全な曜日名 (月曜日、火曜日など) |
| 英語版ヘルプ「Format a date the way you want in Excel」 | Days as Sun–Sat | Days as Sunday–Saturday |
英語の曜日で書く資料と、日本語の曜日で書く資料に分かれている。「ddd」「dddd」で日本語と英語のどちらが出るかを、筆者は Excel で試していない。「月」「月曜日」と出したい時は、コラムが日本語の曜日のコードとして挙げる「aaa」「aaaa」を入れ、[サンプル]の欄で見え方を確かめてから OK を押す(コラムの手順も「「サンプル」欄を確認し、「OK」ボタンをクリックする」となっている)。ヘルプ「日付または時刻として数値の書式を設定する」は、「日付と時刻を他の言語の形式で表示するには、[ ロケール (場所)] ボックスで目的の言語設定をクリックします。」と書いていて、日付と時刻を何語で出すかは、この設定でも変えられる。
TEXT 関数で曜日の文字列にする式
Microsoft のコラムは、TEXT 関数で曜日を出す方法をこう書く。
日付に対応する曜日を表示する場合は、1 つ目の引数に日付の値かセルを指定し、2 つ目の引数に「aaa」と入力することで、月、火、水…といった形で曜日を表示できます。
例として、「1 つ目の引数に B3 セルの値 (2021/11/16) を指定し、2 つ目の引数に「“aaa”」を指定した結果、「火」という曜日が表示されています。」とある。TEXT 関数のヘルプの形「=TEXT(書式設定する値, "適用する表示形式コード")」に当てはめると、次の式になる。
| 式 | 出るもの(コラムの表による) |
|---|---|
| =TEXT(B3, "aaa") | 漢字 1 字の曜日(コラムの例では「火」) |
| =TEXT(B3, "aaaa") | 漢字 3 字の曜日(日曜日~土曜日) |
コラムの文中の引用符は全角の「“ ”」で書かれている。ヘルプの式の例は、引用符とカンマを半角の「"」「,」で書いている。式はヘルプと同じ半角で入力する。
Microsoft のヘルプ「日付を曜日で表示する」の、TEXT 関数の説明は短い。
日付を曜日の文字列に変換する この処理を実行するには、TEXT 関数を使用します。
式の例は2つ。
| 式 | ヘルプの説明 |
|---|---|
| =TEXT(A2, "dddd") | 日付の曜日を計算し、曜日 (月曜日) の完全な名前を返します |
| =TEXT(A3, "ddd") | 日付の曜日を計算し、曜日 (Thu) の省略名を返します |
2つ目の「ddd」の例は、説明の括弧に「Thu」と書かれている。同じページの手順3は「ddd」を「月、火、水など」と説明しているのに、この例は英語の「Thu」だ。前の節の表のとおり、コラムと「日付または時刻として数値の書式を設定する」は「ddd」を英語の省略形(Sun ~ Sat)と書いていて、「Thu」はそちらと合う。逆に1つ目の「dddd」の例の「月曜日」は、コラムの表の「英語の曜日」(Sunday ~ Saturday)と合わない。例のデータは「19-Feb-2007」「3-Jan-2008」と英語の書き方の日付で、2007年2月19日は月曜日、2008年1月3日は木曜日だから、括弧の中の曜日は日付と合っている。英語版の例を日本語にする時に、曜日名が一部だけ日本語にされたのではないかと筆者は推測するが、確かめてはいない。日本語の Excel でこの2つの式が何を返すかは、筆者は試していない。
TEXT 関数のヘルプには、別の例もある。
=TEXT(TODAY(),"DDDD") 今日の曜日 (月曜日など)
ここでも「DDDD」を日本語の「月曜日」で説明している。また、大文字の「DDDD」で書かれている。同じヘルプの「日付」の節は、「TEXT 関数の書式コードでは大文字と小文字が区別されないため、"M" または "m"、"D" または "d"、"Y" または "y" のいずれかを使用できます。」と書く。式の中の表示形式コードは、引用符で囲む必要があることも、ヘルプは書いている。「表示形式コードを引用符で囲む必要があることにご注意ください。」
WEEKDAY 関数は曜日の名前を返すか
曜日に関係する関数に、WEEKDAY がある。ヘルプの説明は次のとおり。
日付に対応する曜日を返します。 既定では、戻り値は 1 (日曜) から 7 (土曜) までの範囲の整数となります。
書式は「WEEKDAY(シリアル値,[週の基準])」。ヘルプの例は、日付 2008/2/14 に対して、次の結果を示す。
| 式 | 結果 | ヘルプの説明 |
|---|---|---|
| =WEEKDAY(A2) | 5 | 1 ~ 7 を日曜日から土曜日とする整数で曜日を取り出します |
| =WEEKDAY(A2, 2) | 4 | 1 ~ 7 を月曜日から日曜日とする整数で曜日を取り出します |
| =WEEKDAY(A2, 3) | 3 | 0 ~ 6 を月曜日から日曜日とする整数で曜日を取り出します |
返ってくるのは数字なので、「月」「火」の文字は出ない。曜日の文字が欲しい時は前の節の TEXT 関数か表示形式を使う。WEEKDAY は、曜日を数として扱う場面で使う。Microsoft のコラムは、土曜日の行に色を付ける条件付き書式の式として「=WEEKDAY($A2)=7」を挙げ、「土曜であったら 7 が返ってくるため、該当の行に書式が設定される」と説明している。
このヘルプは、シリアル値の入れ方にも注意を書く。
日付は、DATE 関数を使って入力するか、他の数式または他の関数の結果として指定します。(中略)日付を文字列として入力した場合、エラーが発生することがあります。
連続する日付をフィルハンドルで自動入力する手順
日付や曜日を1行ずつ打たずに並べる方法を、ヘルプ「連続する日付のリストを作成する」は2つ書く。
フィルハンドル(セルの右下隅の小さな四角)を使う方法:
- 「最初の日付が含まれているセルを選択します。」
- 「連続した日付で塗りつぶしたい隣接するセルにフィル ハンドルをドラッグします。」
フィルのコマンドを使う方法:
- 「最初の日付のセルを選択します。 次に、入力するセルの範囲を選択します。」
- 「[ フィル>シリーズ>日付の単位] を選択します。 使用するユニットを選択します。」
Microsoft のコラムも、日付を月末まで並べる方法としてオートフィルを挙げる。手順は「オートフィルの先頭となるデータのセル」の「右下にカーソルを合わせる」、「カーソルが黒い十字となる」、「必要なデータがコピーされるまでドラッグする」の3つ。コラムの例は、表示形式「m/dd(aaa)」で日付と曜日を1つのセルに出したセル(1月1日)から、月末までをこの手順で入れている。
もう1つのヘルプ「ワークシートのセルに自動的にデータを入力する」は、オートフィルの考え方を書く。
オートフィル機能を使用すると、パターンに従ったデータまたは他のセルのデータに基づいたデータをセルに自動的に入力できます。
そして、連続の幅の変え方を「1、2、3、4、5... のように連続するデータの場合、最初の 2 つのセルに 1 と 2 を入力します。」と書く。日付で1日おきにしたい時にどうするかは、このページには書かれていない。取得した Mac 版のヘルプ「数値や日付などの連続データを入力する」の注に、「塗りつぶしパターンを変更するには、塗りつぶしハンドルをドラッグする前に 2 つ以上の開始セルを選択します。」とあるので、2つの日付を選んでからドラッグする、と筆者は読んだ。
土日を飛ばす[平日の入力]は、どの画面に書かれているか
Mac 版のヘルプ「数値や日付などの連続データを入力する」は、日付、時刻、曜日、月、年を入力する節で、ドラッグの後に出る[オートフィル オプション]のボタンの選択肢を表にしている。日付に関する行は次のとおり。
| 目的(ヘルプの文言) | 操作(ヘルプの表記) |
|---|---|
| 最初のセルの開始日を使用して、セルに続く日付を入力します | [ Fill Days]をクリックします。 |
| 最初のセルで開始曜日の名前を使用して、セルにそれ以降の曜日を入力します (土曜日と日曜日は省略します) | [ 平日の入力]をクリックします。 |
| 最初のセルで開始月の名前を使用して、その年の以降の月をセルに入力します | [ 月の入力]をクリックします。 |
| 最初のセルの開始日を使用して、後続の年単位の日付をセルに入力します | [ 年を埋める]をクリックします。 |
表の2行目のとおり、ヘルプは[平日の入力]を、最初のセルの「開始曜日の名前」から曜日を続ける操作として書いている。日付のセルから始めた時に土日の日付を飛ばすかどうかは、この文面からは読み取れない。
ボタン名に英語の「Fill Days」と日本語の「平日の入力」「年を埋める」が混ざっている。機械翻訳の影響と思われ、実際の画面の表記は、筆者は確かめていない。画面に出る名前が違う時は、ヘルプの「目的」の列の説明(土曜日と日曜日は省略する、など)で選ぶ。
このヘルプの適用先は「Excel 2024、Excel 2024 for Mac、Excel 2021 for Mac」と、ページの冒頭に書かれていた。本文の操作は Return キーなど Mac の書き方だった。適用先に Mac 版の名前が無い(Excel for Microsoft 365、Excel 2024 など)ヘルプ「ワークシートのセルに自動的にデータを入力する」は、「必要に応じて、[ オートフィル オプション] をクリックし、目的のオプションを選択します。」までで、選択肢の名前は書いていない。Windows の画面での[平日の入力]の名前と動きは、本記事では確かめられなかった。
日付を入れたのに曜日にならない時の確認
ヘルプとコラムに書かれた原因を、確認する順に並べる。
1. 日付が文字として入っていないか。 ヘルプ「文字列形式の日付を日付形式に変換する」は、こう書く。
文字列として書式設定された日付は、セル内で (右揃えではなく) 左揃えになります。
日付が左揃えで入っているなら、文字列になっている可能性がある。ヘルプの対処は2つで、2桁の年の日付ならセルの左上の緑色の三角(エラーインジケーター)のメニューから[XX を 20XX に変換]を選ぶ。そのほかの文字の日付は DATEVALUE 関数でシリアル値に変える。WEEKDAY 関数のヘルプも、文字で入れた日付はエラーが出ることがあると書く。
2. 表示形式のコードが合っているか。 「月」「月曜日」と出したいのに英語の曜日が出る時は、コードが「ddd」「dddd」になっていないかを見る(コラムの表では英語の曜日のコード)。表示形式の[種類]には「aaa」「aaaa」を引用符なしで入れる。ヘルプ「ユーザー定義の表示形式を作成する」は、表示形式に文字を足す時は「目的のテキストを引用符で囲んで入力します。」と書いていて、引用符で囲んだ部分は文字として扱われる。TEXT 関数では逆に、「"aaa"」のように引用符で囲む。
3. セルに ##### が出ていないか。 英語版のヘルプ「Format a date the way you want in Excel」は、セルに ##### が出るのは、おそらくセルの幅が数字全体を表示するには足りないからで、列の右の境界線をダブルクリックすると幅が合う、と書く(筆者の訳)。「aaaa」で「月曜日」のように長くなった時にも、この確認は使えると筆者は考える。ヘルプはその場面を書いていない。
4. TEXT 関数の結果を、日付として計算しようとしていないか。 前に引いたとおり、TEXT 関数の結果は文字列で、計算には元の日付のセルを参照する。
Web版のExcelでは、曜日の表示形式を作れるか
無料の Web 版 Excel でどこまでできるかは、別の記事(Excel を無料で使う方法)にまとめた。曜日の表示形式に関係するのは、次の1点。
ヘルプ「ユーザー定義の表示形式を作成する」は、タブを「Windows」と「Web」に分けている。Web のタブの文章は次のとおり。
Excel for the web でカスタム書式を作成することはできませんが、Excel デスクトップ アプリケーションをお持ちの場合は、[Excel で開く]ボタンをクリックしてブックを開いて作成できます。
表示形式の[ユーザー設定]([ユーザー定義])に「aaa」「aaaa」や「dddd」を入力する方法は、自分で表示形式を作る操作に当たるため、Web 版では、ヘルプの文面どおりなら、この方法は使えないことになる。ただし、これは筆者の読みで、Web 版の画面は開いていない。Excel の組み込みの日付の形式に曜日が含まれるかも、取得したヘルプには書かれていない。
TEXT 関数と、フィルハンドルによる連続入力が Web 版で動くかは、取得したヘルプでは分からなかった。WEEKDAY 関数のヘルプの適用先には「Microsoft365.com」が含まれていたが、TEXT 関数のヘルプの適用先には、取得した範囲で同じ表記は無かった。この違いが何を意味するかは、ヘルプには書かれていない。
ExcelのCopilotに「日付の隣に曜日の列を足して」と頼めるか
このサイトはAIの情報サイトなので、公式のAI機能も確かめた。Microsoftのヘルプの範囲で言えることは、次の3点だ。
1. Copilot はブックを直接編集できる。 「Excel の Copilot の使用を開始する」は、Copilot でできることに次を挙げる。
ワークシートの編集: ワークシートの追加、名前の変更、削除を行います。セルの値と範囲を挿入および変更します。条件付き書式、データの入力規則、罫線、スタイルを適用します。ブックのレイアウトを管理できます。 データと数式を生成する: プロンプトに基づいてデータを生成し、計算を実行して複数のシートに数式を適用し、データを集計します。
曜日の列を足す作業は、この「セルの値と範囲を挿入」「数式を適用」に当たる、と筆者は読んだ。モードは3つあり、既定は編集モードで、「編集モードでは、Copilot in Excel は要求に基づいてブックを直接編集できます」とある。ブックを変えずに答えだけ欲しい時のチャットモードと、先に計画を見るプランモードもある。
2. 日付や曜日の頼み方の例は、取得したヘルプには無かった。 筆者は「使用を開始する」と「よく寄せられる質問」の2ページを取得し、「曜日」の語を探したが、どちらにも出てこなかった。この否定は、取得した2ページに限った話だ。
頼み方の例を、筆者の文で挙げる。公式の例ではなく、筆者が試した文でもない。
- 「A列の日付の隣に、曜日の列を足して。曜日は月、火のように1文字で表示して。」
- 「B列の日付を、元の日付は残したまま、曜日の文字の列にして。」
Copilot が曜日の列をどの方法(表示形式、TEXT 関数、値の書き込み)で作るかは、ヘルプに書かれていない。式で作った場合は、前の節の「結果は文字列」という注意がそのまま当たる。Copilot の変更について、「よく寄せられる質問」の別の項は、保存すると共同編集者を含め、ファイルにアクセスできる全員が見られることを書く。
3. 使えるのは契約者。 同じ FAQ は、Excel の Copilot に必要なものを次のように書く。
Excel の Copilot には、次のいずれかが必要です: AI クレジット プラン付きの Microsoft 365 Personal または Family サブスクリプション。 Microsoft 365 Premium サブスクリプション。 商用 Microsoft Copilot サブスクリプション。 Copilot Chat 対象の Microsoft 365 または Office 365 のビジネスまたはエンタープライズ サブスクリプション。
FAQ は、編集・チャット・プランの3つのモードが使える場所を「Windows、Mac、Web」と書く。Web 版でも Copilot の編集モードはある、という書き方になる。
日本の価格は、Microsoftの個人向け Copilot の価格ページ(2026年10月8日9時52分取得)で、月払いの Microsoft 365 Personal が月2,130円、Family が月2,740円。Personal には「1 か月間無料で試す」のボタンがあった。同じページの「Copilot は無料ですか?」の回答は、次のように始まる。
はい。Microsoft では、機能と使用量が限定された制限付き Copilot を無料で提供しています。
続けて、Word、Excel などとの深い連携は「対象の Microsoft 365 サブスクリプションに含まれる Copilot」で使える、と書く。無料の Copilot に表示形式の入れ方を文章で尋ねる使い方は、本記事では確かめていない。Excel の Copilot が表示されない時の確認順はこちらの記事、無料の範囲はCopilot の無料版でできることに書いた。AI に作らせた式の確かめ方と IF 関数はExcel 関数の使い方、同じ「表示形式のコード」の仕組みはExcel で0を表示しない方法にまとめてある。
ヘルプのページを開いて分かった「Thu」の例と、止められた時間帯
筆者は2026年10月8日の9時50分から10時1分にかけて、ログインせずに Microsoft の日本語のページ13(ヘルプ12と価格のページ1)と、英語版のヘルプ2ページを開いた。10時5分と10時8分には、Microsoft のコラムと、日本語のヘルプをもう1ページ取得した。「日付を曜日で表示する」は、10時1分に幅1280ピクセルと幅390ピクセルで画面を撮影した。見えたことは3つ。
1. 日本語ページの「ddd」の例が英語の「Thu」だった。 前の節に書いたとおり。HTML の本文でも、画面撮影から取った文でも、「=TEXT(A3, "ddd")」の説明は「曜日 (Thu) の省略名を返します」だった。あとから取得したコラムとヘルプ「日付または時刻として数値の書式を設定する」は、「ddd」を英語の曜日(Sun ~ Sat)と書いていた。
2. 画面幅によって Copilot の質問ボックスが出た。 幅1280では、見出しの下に「Copilot に関するヘルプを利用する」の枠があり、「日付を曜日のテキストに変換する方法は?」「既定の日付システムを変更できない場合はどうすればよいですか?」「曜日として日付を表示してください。」の3つの質問が並んだ。幅390では、取得したテキストにこの枠は無かった。Excel の中の Copilot とは別の、ヘルプのページ上の質問ボックスにみえる。押していないので、中身は確認していない。
3. 取得を断られた時間帯があった。 9時51分ごろから、同じ端末からのヘルプの取得が数回、「Service unavailable」「The request is blocked.」と出る画面になった。数分あけて取り直すと、通常のページが取れた。ここに書いた内容は、通常の表示で取得した版による。
曜日の手順のうち、試していない所と取れなかったヘルプ
- 筆者は Excel のデスクトップ版も Web 版も操作していない。手順と式はすべて、Microsoftのヘルプ(日本語版と、一部は英語版)と Microsoft のコラムの文面による。式や表示形式が実際にどう見えるかは、読者の Excel で確かめてほしい。
- 「aaa」「aaaa」の出典は、Microsoft のコラム(2022年2月2日公開)だ。取得した Microsoft のヘルプ(日本語版13ページ・英語版2ページ)には出てこなかった。コラムの公開から4年以上たっていて、画面の表記が変わっている可能性はある。
- 「ddd」「dddd」の説明は、公式の資料の間で英語の曜日と日本語の曜日に分かれている。日本語の Excel で何が出るかは、筆者は試していない。
- [オートフィル オプション]の選択肢を説明した Windows 向けのヘルプと、Copilot のヒントのページは取得できなかった。[平日の入力]は Mac 向けの記述のヘルプの表記を引いており、Windows の画面での名前と、日付のセルで土日の日付を飛ばすかは確かめていない。
- 日付の隣に TEXT 関数で曜日を出す方法はコラムにあるが、その式を下のセルへコピーして並べる手順は、筆者の考えで、ヘルプとコラムの1つの手順としては書かれていない。
- Copilot に頼む文は、筆者の例だ。Copilot を契約していないので、実際の結果は見ていない。
曜日の記事で当たったMicrosoftのページと取得時刻
本文で名指ししたページは、すべて2026年10月8日に取得した。
- Excel での曜日入力、色付け機能を初心者向けにわかりやすく解説(Microsoft のコラム・2022年2月2日公開):10時5分取得
- 日付を曜日で表示する:9時55分取得、10時1分に画面撮影(幅1280・幅390)
- 日付または時刻として数値の書式を設定する:10時8分取得
- WEEKDAY 関数/TEXT 関数/ユーザー定義の表示形式を作成する:9時50分取得
- 表示形式のカスタマイズに関するガイドラインを確認する:9時51分取得
- ワークシートのセルに自動的にデータを入力する:9時55分取得
- 数値や日付などの連続データを入力する(Mac 向け):9時56分取得
- Format a date the way you want in Excel(英語版):9時57分取得
- 連続する日付のリストを作成する:9時58分取得
- 文字列形式の日付を日付形式に変換する:10時1分取得
- Excel の Copilot の使用を開始する/個人向け Copilot の価格プラン:9時52分取得
- Excel の Copilot に関してよく寄せられる質問:9時58分取得
取得した原文と画面は、筆者の作業フォルダに時刻つきで保存してある。
この記事でよく聞かれること
- Excelで日付から曜日を「月」「月曜日」と表示するには?
- 日付のセルを選び、表示形式のユーザー定義の[種類]に「aaa」(月)か「aaaa」(月曜日)を入力する。Microsoft のコラム「Excel での曜日入力、色付け機能を初心者向けにわかりやすく解説」(2022年2月2日)は、aaa を「漢字 1 字の曜日」、aaaa を「漢字 3 字の曜日」と書き、「ddd」「dddd」は英語の曜日(Sun~Sat、Sunday~Saturday)とする。セルの値は日付のままで、見え方だけが変わる。なお Microsoft のヘルプ「日付を曜日で表示する」は「ddd」「dddd」を日本語の曜日と説明していて、公式の資料どうしで食い違っている。
- Excelで曜日を関数で出すには?
- TEXT 関数の2つ目の引数に、引用符で囲んだ「aaa」か「aaaa」を指定する。Microsoft のコラムは、2021/11/16 の日付のセルに TEXT 関数と「aaa」を使い、「火」と表示された例を示す。WEEKDAY 関数は曜日名でなく、既定で 1(日曜)から 7(土曜)の整数を返す関数で、曜日の文字は出ない。ヘルプは、TEXT 関数の結果は文字列になるので、計算には元の日付のセルを参照するのがよいと書く。
- Excelで曜日をオートフィルで自動入力するには?
- 日付を入れたセルのフィルハンドル(セルの右下隅)を下へドラッグすると、連続する日付が入る(Microsoftのヘルプ「連続する日付のリストを作成する」)。Microsoft のコラムは、表示形式を「m/dd(aaa)」にした日付のセルを同じようにドラッグし、月末までの日付を曜日つきで入れる手順を示す。曜日を隣の列に出すなら、同じコラムは TEXT 関数で隣のセルに表示する方法を挙げる。
- Excelで土日を除いた平日だけを自動入力できる?
- 曜日の名前を土日抜きで続ける方法は、取得できた Mac 向けのヘルプ「数値や日付などの連続データを入力する」に載っている。オートフィル オプションの[平日の入力]を「最初のセルで開始曜日の名前を使用して、セルにそれ以降の曜日を入力します (土曜日と日曜日は省略します)」と説明する。日付のセルで土日の日付を飛ばすかは、この文面に書かれていない。Windows 版でこの選択肢を説明したヘルプは、本記事では取得できなかった。
- 日付を入れたのに曜日にならないのはなぜ?
- 日付が文字として入っている可能性がある。Microsoftのヘルプ「文字列形式の日付を日付形式に変換する」は、文字列として書式設定された日付はセル内で右揃えでなく左揃えになると書き、DATEVALUE 関数などでの変換を案内する。WEEKDAY 関数のヘルプも、日付を文字列で入れるとエラーになることがあると書く。
- 無料のWeb版のExcelでも曜日の表示形式は作れる?
- 表示形式を自分で作る方法は、Web版では使えないとヘルプが書く。Microsoftのヘルプ「ユーザー定義の表示形式を作成する」は「Excel for the web でカスタム書式を作成することはできません」と書き、デスクトップ版で開いて作るよう案内する。TEXT 関数と連続入力が Web版で動くかは、本記事では確かめていない。
- ExcelのCopilotに「曜日の列を足して」と頼める?
- Copilotはセルの値を挿入し、数式を作れるとMicrosoftのヘルプは書くので、頼む使い方はありうる。ただし本記事が取得したCopilotのヘルプ2本に、日付や曜日の頼み方の例は無かった。使えるのは契約者で、Microsoft 365 Personal は月2,130円、Family は月2,740円(2026年10月8日の価格ページ)。
出典・参照資料
- 一次資料Excel での曜日入力、色付け機能を初心者向けにわかりやすく解説(Microsoft・日本語の Microsoft for business のコラム・2022年2月2日公開・曜日の書式記号 aaa・aaaa・ddd・dddd の表、TEXT 関数と「aaa」で「火」と出る例、表示形式「m/dd(aaa)」とオートフィル・2026年10月8日10時5分取得) ↗
- 一次資料日付を曜日で表示する(Microsoft サポート・日本語・表示形式の「dddd」「ddd」と TEXT 関数の例・ms.date 2026-02-09・updated_at 2026-10-04・2026年10月8日9時55分取得、10時1分に幅1280と幅390で画面撮影) ↗
- 一次資料日付または時刻として数値の書式を設定する(Microsoft サポート・日本語・日付のコード表で ddd を Sun ~ Sat、dddd を Sunday ~ Saturday と記載・[ロケール (場所)]の説明・ms.date 2026-01-23・2026年10月8日10時8分取得) ↗
- 一次資料WEEKDAY 関数(Microsoft サポート・日本語・戻り値が 1〜7 の整数・日付を文字列で入れるとエラーになることがある・ms.date 2026-01-16・2026年10月8日9時50分取得) ↗
- 一次資料TEXT 関数(Microsoft サポート・日本語・=TEXT(TODAY(),"DDDD")・結果は文字列・ms.date 2026-01-01・2026年10月8日9時50分取得) ↗
- 一次資料表示形式のカスタマイズに関するガイドラインを確認する(Microsoft サポート・日本語・日付コード ddd・dddd の表・ms.date 2026-05-18・2026年10月8日9時51分取得) ↗
- 一次資料ユーザー定義の表示形式を作成する(Microsoft サポート・日本語・Web 版ではカスタム書式を作成できないという説明・ms.date 2026-04-13・2026年10月8日9時50分取得) ↗
- 一次資料ワークシートのセルに自動的にデータを入力する(Microsoft サポート・日本語・フィルハンドルの手順・ms.date 2025-10-15・2026年10月8日9時55分取得) ↗
- 一次資料数値や日付などの連続データを入力する(Microsoft サポート・日本語・適用先は Excel 2024 for Mac と Excel 2021 for Mac・オートフィルオプションの「平日の入力」・ms.date 2025-01-01・2026年10月8日9時56分取得) ↗
- 一次資料連続する日付のリストを作成する(Microsoft サポート・日本語・フィルハンドルと[フィル]コマンド・ms.date 2026-04-21・2026年10月8日9時58分取得) ↗
- 一次資料Format a date the way you want in Excel(Microsoft サポート・英語版・日付コードの表と ##### の説明・ms.date 2026-05-14・2026年10月8日9時57分取得) ↗
- 一次資料文字列形式の日付を日付形式に変換する(Microsoft サポート・日本語・文字列の日付はセル内で左揃えになる・DATEVALUE 関数・ms.date 2025-12-15・2026年10月8日10時1分取得) ↗
- 一次資料Excel の Copilot の使用を開始する(Microsoft サポート・日本語・Copilot でできること・3つのモード・ms.date 2026-09-24・2026年10月8日9時52分取得) ↗
- 一次資料Excel の Copilot に関してよく寄せられる質問(Microsoft サポート・日本語・必要な契約4種・Web でも編集モード・ms.date 2026-09-24・2026年10月8日9時58分取得) ↗
- 一次資料個人向け Copilot の価格プラン(Microsoft・日本語・Personal 月2,130円・Family 月2,740円・「Copilot は無料ですか?」の回答・2026年10月8日9時52分取得) ↗
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