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Copilot ノートブック(Copilot Notebooks)とは集めた資料だけをもとに答える Microsoft の AI ワークスペース。入口は m365.cloud.microsoft の「ノートブック」。使えるかはアカウントとライセンスで決まり、共有・音声概要・マインドマップは条件が分かれる【2026年10月版】

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Copilot ノートブック(Copilot Notebooks)は、ファイル・ページ・会議ノート・リンクを1つのノートブックに集め、その資料だけをもとに Copilot が質問に答え、要約や下書きを作る Microsoft の AI ワークスペース。Microsoft のサポートは、使うには Microsoft Copilot か Copilot Chat のライセンスが要り、Microsoft 365 Personal・Family・Premium・Pro の加入者も使えると書く。筆者は2026年10月8日に Microsoft の公式ヘルプと料金ページを開き、使い方の手順と、機能ごとの条件を表にした。

Copilot ノートブック(Copilot Notebooks)とは──集めた資料だけをもとに答える Microsoft の AI ワークスペース。入口は m365.cloud.microsoft の「ノートブック」。使えるかはアカウントとライセンスで決まり、共有・音声概要・マインドマップは条件が分かれる【2026年10月版】
目次

2026年10月8日・日本時間時点の情報です。 Copilot ノートブック(Copilot Notebooks)とは、ファイル・ページ・会議ノート・リンクを1つのノートブックに集め、その資料だけをもとに Copilot が質問に答え、要約や下書きを作る Microsoft の AI ワークスペースです。Microsoft のサポートによると、使うには Microsoft Copilot か Copilot Chat のライセンスが要り、個人向けの Microsoft 365 Personal・Family・Premium・Pro の加入者も使えます。ノートブック単体の料金は料金ページに出ていません。ヘルプの表には参照50個までの「Copilot Chat (無料)」の枠がありますが、契約の無い個人アカウントで使えるとは、ノートブックのページに書かれていませんでした。

3行まとめ

  1. Copilot ノートブックは、Microsoft Copilot アプリ(m365.cloud.microsoft)の左ナビゲーション「ノートブック」と、OneNote の両方から開く。同じノートブックが両方で開く(Microsoft サポート、2026年9月更新)。
  2. 使うには Microsoft Copilot または Copilot Chat のライセンスと、SharePoint または OneDrive のライセンスが要る。Microsoft 365 Personal・Family・Premium・Pro の加入者も使える。ただしノートブックの共有は加入者にはまだ使えず、音声概要は職場・学校のアカウントだけ。
  3. 参照(ノートブックに入れる資料)は、Copilot Chat のユーザーが最大50個、Microsoft Copilot のユーザーが300個超(使われるのは最初の300個)。Copilot はノートブックに追加した参照だけを使って答える。

Copilot ノートブックは、何をするものか

Microsoft のサポート「Microsoft Copilot ノートブックの使用を開始する」(2026年9月更新)は、こう説明しています。

Copilot ノートブックを紹介します。これは、タスクに最も重要なコンテンツ用に設計された独自の AI 搭載ワークスペースです。 Copilot Chat、ファイル、ページ、会議ノート、リンクなど、関連するすべてのリソースを 1 か所にまとめます。

ここでいう「参照」は、ノートブックに入れる資料のことです。ファイル、会議の記録、ウェブページなどを指します。サポートの「しくみ」のページは、Copilot が何を見て答えるかをこう書いています。

Copilot は OneDrive、メール、Teams チャット、Web 全体にはアクセスせず、ノートブックに追加した参照のみを使って応答を生成します。

つまり、ふつうのチャットが「何でも知っている相手に聞く」のに対して、ノートブックは「自分で選んだ資料だけを渡して、そこから答えさせる」道具です。

「しくみ」のページの「できること」は、要約と分析(重要ポイントの抽出、テーマの特定)、下書き(選んだ資料にもとづくメール・計画・レポート)、質問への回答の3つと、Copilot アプリと OneNote のどちらからも開けることです。同じページは、音声で聞くオーディオの概要も挙げています。音声概要は使える人が限られます(下の表)。

同じ「資料だけをもとに答える」仕組みの Google 版は、別の記事で整理しました。NotebookLM(ノートブックエルエム)とはを見てください(2026年7月16日に Gemini Notebook へ改称)。

名前が似ているもの

Copilot ノートブックは、似た名前のものと取り違えられます。サポートは、Copilot ノートブックをほかの2つと比べています。

  • Copilot ページ:Copilot の応答から作る、編集できる共有可能なキャンバス。
  • Microsoft Loop:リアルタイムの共同編集のためのワークスペース。

出典は「Microsoft Loop、Copilot ページ、Copilot ノートブックを比較する」(2026年1月更新)です。Copilot ノートブックは、ファイル・チャット・ページを集めて Copilot に答えさせる空間と説明されています。ノートブックを使うのに Loop は要るのか、という疑問には、FAQ が「Copilot ノートブックを作成または使用するために、Loop アプリや Loop コンポーネントは必要ありません。」と答えています。

OneNote のふつうのノートブックとも別です。FAQ によると、OneNote ノートブックは「ノートやインクなどの情報の収集と整理に重点を置いて」いて、「長期的な知識リポジトリ」として働きます。Copilot ノートブックは、Copilot に答えさせるために参照を集める場所です。

使えるのはだれか、無料か

先に結論を書くと、条件はアカウントの種類で分かれます。サポートの複数のページに同じ注記があり、2026年9月更新の「使用を開始する」ではこう書かれています。

Copilot ノートブックは、Microsoft Copilot および Copilot Chat のライセンスを持つユーザーが利用できます。 ノートブックを作成するには、アカウントに SharePoint または OneDrive ライセンス (サービス プラン) が必要です。 Copilot ノートブックは、Microsoft 365 Personal、Family、Premium、Pro のサブスクライバーも利用できます。

最後の文の4つは、どれも個人向けの Microsoft 365 のプラン名です。英語版の同じページも「Microsoft 365 Personal, Family, Premium, and Pro subscribers」(訳:Microsoft 365 の Personal、Family、Premium、Pro の加入者)と書きます。「Pro」は日本の料金ページで月16,000円の「Microsoft 365 Pro」のことで、販売を終えた「Copilot Pro」とは別です(Copilot Pro の経緯はCopilot の無料版でできること)。

「ライセンス」は、会社や学校の管理者が割り当てる利用権のことです。「Copilot Chat」は、仕事・学校のアカウントで追加料金なしに使える Copilot のチャットで、Microsoft Copilot ライセンスはそれに高度な機能を足すアドオン(追加の契約)です。この区別はCopilot(コパイロット)とはに表でまとめてあります。

「回答と分析情報を取得する」のページ(2026年8月更新)には、2つの利用形態を比べた表があります。表の見出しは、Microsoft が「Copilot Chat (無料)」と「Microsoft Copilot (職場、学校、個人用、ファミリ、Premium)」と付けています。

項目 Copilot Chat (無料) Microsoft Copilot (職場、学校、個人用、ファミリ、Premium)
追加できる参照 最大 50 300 以上
接地に使われる参照 All 50 最初の 300
使えるエンティティ Web URL Outlook メール、Teams 会議(トランスクリプト、チャット、共有コンテンツを含む)、SharePoint サイトとページ、フォルダー

「接地」(グラウンディング)は、Copilot が資料を答えの根拠にすることです。表にある「無料」は Microsoft の表記で、この見出しの列がどのアカウントを指すかまでは、ページに書かれていません。

機能ごとの条件

機能によって、使える人が違います。次の表は、各ページの注記を並べたものです。

機能 公式ページが書く条件 ページの更新
ノートブックを作る・質問する 上の注記のとおり。作るには SharePoint か OneDrive のライセンスが要る 2026年9月ほか
ノートブックの共有 「ノートブック共有は、Microsoft 365 Personal、Family、Premium、Pro のサブスクライバーではまだ利用できません。」 2026年6月
オーディオの概要 「オーディオの概要機能は、職場または学校 (Entra ID) アカウントを持つ商用 Microsoft 365 ユーザーのみが使用できます。」 2026年9月
インフォグラフィック Microsoft Copilot ライセンスと Copilot Chat ライセンスの両方の人が使える。デスクトップと Web のみ 2026年8月
マインド マップ 「マインド マップは Microsoft Copilot および Copilot Chat ライセンスを持つユーザー専用」。いまは OneNote の Copilot ノートブックだけ (日付の表示なし)
Capture(会話の取り込み) FAQ が「Capture や Mind Maps などの Personal、Family、Premium プランでは利用できません」と書く 2026年6月

「Entra ID」は、職場・学校用の Microsoft アカウントの仕組みの名前です。音声概要のページは、個人向けプランの加入者がノートブック自体は使えることを認めたうえで、音声概要だけは職場・学校のアカウントに限る、と書いています。

料金の目安

ノートブックの値段は、ライセンスの一部としてしか出てきません。本記事が取得した料金ページに、Notebooks 単体の料金は出ていませんでした。

個人向けは、日本の料金ページ「個人向け Copilot の価格プラン」(月払い表示・9時38分取得)が、Personal を月2,130円、Family を月2,740円、Premium を月3,200円、Pro を月16,000円と表示します。プランごとの違いはCopilot の無料版でできることにまとめてあります。

仕事向けのアドオン Microsoft 365 Copilot Business は、同じく日本の料金ページで通常3,148円、2026年12月31日までの割引で2,698円(ユーザー/月相当・年払い・税別。割引は初年度だけ)です。仕事・学校向けの契約の分け方はCopilot(コパイロット)とはを見てください。

このビジネス向けの料金ページの上には、Copilot Notebooks の告知の帯があり、「Copilot Chat ユーザー向けに、ロールアウトを開始しています。」と書かれています。「ロールアウト」は、順番に提供を広げることです。いつ全員に届くかは、帯には書かれていません。

契約のない個人アカウントはどうか

ここは、Microsoft のページどうしで書き方が揃っていません。

  • 「Microsoft 365 アプリから Microsoft Copilot アプリへの移行」(ページの HTML に記された日付 ms.date は2026年9月3日)は、個人アカウントの Copilot Chat について「Microsoft 365 Personal、Family、Premium、Pro の各サブスクライバー (プライマリ アカウント所有者のみ) が利用できます。」と書く。
  • 「個人、職場、学校アカウントの Copilot アプリの更新」(ms.date は2026年9月16日、HTML の updated_at は9月19日)は、「Microsoft 365 サブスクリプションなしで Microsoft Copilot アプリを使用していた場合は、追加料金なしで Copilot Chat にアクセスできるようになります。」と書く。

どちらのページも、画面には日付を出していません。HTML の日付では、2つ目のページのほうが新しいです。それでも、この2つを読んでも、契約のない個人アカウントでノートブックが使えるかは決まりません。ノートブックのページは、使える人として「Copilot Chat のライセンス」と加入者を挙げていて、契約のない個人アカウントには触れていないからです(本記事が取得したページの範囲)。Microsoft Copilot(無料)で使える機能を並べたサポートのページ(10月8日取得)にも、ノートブックの名前は出てきませんでした。自分のアカウントで使えるかは、次の手順の「ノートブック」の項目が左ナビゲーションに出るかで確かめるのが確実です。

Copilot ノートブックの使い方

以下の手順は、サポートのページの文言にもとづきます。筆者はログインしていないので、ログイン後の画面は見ていません。

1. ノートブックを開く

「使用を開始する」のページ(2026年9月更新)の手順です。

  1. 「Microsoft Copilot アプリ (m365.cloud.microsoft) に移動します。」
  2. 「左側のナビゲーションで、[ ノートブック] を選択します。」
  3. 「ノートブック ダッシュボードが開きます。」

左ナビゲーションに「ノートブック」が出ない時は、ページの注記が「左側のナビゲーション ウィンドウの上部にあるアプリ起動ツール (ワッフル メニュー) を開き、[ ノートブック] を選択します」と案内しています。ワッフルメニューは、点が3×3で並んだアプリ一覧のボタンです。

なお、移行のページは、Web アプリの URL を「単一の URL である copilot.cloud.microsoft に統合されます」とも書いています。入口の URL の今の様子はMicrosoft 365 のログイン方法にまとめました。

より本格的な画面を使いたい時は、OneNote で同じノートブックを開けます。同じページは、Microsoft Copilot アプリのほうを「軽量ノートブック エクスペリエンス」、OneNote のほうを「より充実したワークスペース重視エクスペリエンス」と呼んでいます。

2. 新しいノートブックを作る

  1. 「[ ノートブック ] を選択してリストを展開し、[ すべてのノートブック] を選択します。」
  2. 一覧のページで「[ 新しいノートブック] を選択します。」
  3. ノートブックの名前を付ける。
  4. 「[ 参照にコンテンツを追加]」で、参照を足す(次の項目)。
  5. 「[作成] を選択します。」

2つ目以降のノートブックは、左の「ノートブック」の横にあるプラスのボタンから作れます。

3. 参照(資料)を追加する

「参照を追加する」のページ(2026年6月更新)によると、追加の方法は次のとおりです。

方法 公式ページの説明
検索 検索バーに参照の名前を入れ、提案から選ぶ。SharePoint のサイト・ドキュメント ライブラリ・フォルダーも追加できる
アップロード 「アップロード」ボタンでファイルを選ぶ
リンク URL を入れる。ただし追加できるのは、組織の OneDrive または SharePoint にある文書へのリンクで、「organization 外のコンテンツへのリンクは追加できません」
OneDrive OneDrive のアイコンから、ファイルまたはフォルダー全体を選ぶ
ドラッグ アンド ドロップ ファイルをセクションに落とす

同じページが挙げる対応ファイルの種類は、.docx、.pptx、.xlsx、.pdf、.loop、.page、.txt、.rtf、OneNote ページです。「回答と分析情報」のページ(2026年8月更新)は、これに .md と OneNote ノートブックを加え(.rtf は載せていません)、Web URL・Outlook メール・Teams 会議などを「エンティティ」として挙げています。「近日公開予定」は .csv・.tsv・.png・.jpg・Teams チャットです。

数の上限は、Microsoft Copilot のユーザーが「300 を超える参照を追加できますが、グラウンディングに使用されるのは最初の 300 個まで」、Copilot Chat のユーザーが「最大 50 個の参照を追加でき、50 個すべてがグラウンディングに使用されます」です。

4. 質問する

「回答と分析情報」のページの手順です。作業するノートブックを選び、メッセージ欄でノートブックについて質問するか、推奨されるプロンプトを使い、「送信」を選びます。公式の例文は「米国のeBike市場について収集したすべての情報を要約します。」です。「使用を開始する」のページには、次の例も載っています。

[プロジェクト名] に関連するマイ ノートブック内のすべてのドキュメントの概要を作成し、主要なテーマ、主要な結果、実行可能な次のステップを強調します。

ノートブックを共有した場合も、「回答と分析情報」のページは「Copilot との会話は非公開のままです」と書いています。

5. Copilot への指示を決める

「カスタム手順を提供する」のページ(2026年2月更新)によると、Microsoft Copilot アプリの右上の「その他のオプション (...)」から「手順」を選び、ダイアログに指示を入れて「保存」を選びます。OneNote では、ノートブック名の横の矢印から「Copilot の指示」を選びます。ページが挙げる例は、返信の言語、箇条書き、名前の書き方、数字を言葉で書くこと、などです。

6. 共有する

「共有」のページ(2026年6月更新)の手順は、共有するノートブックを開き、右上の「共有」を選び、名前かメールアドレスを入れて「招待」を選ぶ、です。注意が3つあります。

  • 加入者向けプラン(Personal・Family・Premium・Pro)では、ノートブック共有は「まだ利用できません」(上の表)。
  • 共有すると、ノートブック内のファイルにも相手が入れるようになる。各ファイルの共有権限が自分に必要で、無い場合は相手が個別に権限を求める。
  • FAQ によると、招待された人は全員が編集権限を持ち、読み取り専用のメンバーは「現在はサポートされていません」。グループをメンバーに加えることもできません。

7. 音声概要・インフォグラフィック・マインドマップ

3つとも、ノートブックの内容を別の形に作り替える機能です。

  • 音声概要(2026年9月更新)。「Microsoft Copilot アプリの右側の [コンテンツ ] ウィンドウで、[ オーディオの概要] を選択します。」参照が1つ以上要り、1日の使用制限の対象になることがあります。使えるのは職場・学校のアカウントだけです。
  • インフォグラフィック(2026年8月更新)。「左側のウィンドウで [ 作成 ] を選択し、[ インフォグラフィック] を選択します。」できた図は、共有ノートブックから作っても自分専用です。
  • マインド マップ。OneNote の Copilot ノートブックで、「作成」の中の「クイック作成」から選びます。作成から30日間だけ保存されます。

つまずきやすい所

  • 「ノートブック」が出ない。 ワッフルメニューから探す(上の手順1)。それでも無ければ、対象のライセンスが無いか、まだ届いていない可能性があります。サポートは、使うには対象のライセンスが要ると書き、一部の機能は「段階的にロールアウトされており」まだ使えない場合があるとも書いています。Copilot Chat のユーザーへの提供は、料金ページの帯によると始まったところです。
  • 削除は元に戻せない。 「しくみ」のページは「Copilot ページまたはノートブックの削除は現在、永久的で元に戻せません。」と書き、ごみ箱は開発中としています。
  • 300個を超えた分は使われない。 参照を300個以上入れても、答えに使われるのは最初の300個です(Copilot Chat は50個)。特定のファイルを確実に使いたい時は、フォルダーではなくそのファイルを直接ノートブックに入れる、とサポートは案内しています。
  • 画像やグラフを作れるか、ページで書き方が違う。 「しくみ」のページは制限として「画像生成やデータの視覚化は不可: ノートブック内でチャート、グラフ、画像を直接作成できません。」と書きます。一方、インフォグラフィックのページ(最終更新日 2026年8月)は、左側の「作成」から「インフォグラフィック」を選ぶと、ノートブックの内容から図を作れると説明します。日本語の「しくみ」のページは画面に日付が無く、HTML の日付は ms.date が2026年3月27日、updated_at が9月10日です。英語版の「How Copilot Notebooks works」は ms.date が2026年10月5日で、インフォグラフィックの英語版(ms.date 8月13日)より新しいのに、同じ「No image generation or data visualizations」(訳:画像生成やデータの視覚化は不可)を残しています。どちらが今の画面に合っているかは日付では決まらず、実際の画面でも確かめていません。
  • ライセンスの書き方が揃っていない。 音声概要のページは「Copilot ノートブックを使用するには Microsoft Copilot ライセンスが必要」と書き、ほかのページは Copilot Chat のライセンスでも使えると書きます。
  • 資料の扱いと、回答の確かめ方。 FAQ は、ノートブックはデータを大規模言語モデルの学習に使わないと書きます。ただし、回答については「回答が常に正確だと信じていいですか?」への答えとして、「意思決定を行ったり、回答に基づいて行動したりする前に、ユーザー自身で判断し、事実を再確認してください」とあります。

日付で見る、Copilot ノートブックのページと発表

ページの更新日は、各ページの「最終更新日」の表示です。1月(比較のページ)と2月(カスタム手順のページ)の更新もありましたが、省いています。日付が出ていないページは、表に入れていません。

日付 何があったか 出典
2026年5月26日 公式ブログが、Microsoft Copilot アプリの新しいノートブック画面を、Frontier プログラム(先行提供の枠)にこの夏提供と発表。OneNote iPhone アプリの Capture は一般提供へロールアウト中と書いた Microsoft Community Hub
2026年6月 FAQ・参照の追加・共有のページを更新 サポート
2026年8月 回答と分析情報・インフォグラフィックのページを更新 サポート
2026年9月 使用開始・音声概要のページを更新 サポート
2026年10月8日(筆者の取得時) ビジネス向け料金ページに、Copilot Chat ユーザー向けのロールアウト開始の帯 料金ページ

帯そのものに日付はありません。5月26日のブログは、Excel の出力・Teams 会議・Web ページの追加などを、その時点では Frontier 向けと書いていました。それらがいま一般提供になっているかは、本記事では確かめていません。

筆者が10月8日に開いた画面

10月8日の9時30分から9時43分にかけて、画面を出さない Playwright で、ログインせずに公式のページを開きました(1280×800と390×844で撮影)。9時52分から9時57分には、日付を確かめるために一部のページを取り直しました。

  • サポートの「使用を開始する」のページ(9時41分)には、「最終更新日: 2026 年 9 月」と、右上に「Microsoft アカウントでサインイン」の案内が出ていました。左側のメニューには「ノートブック」の下に、「Notebooks の概要」「Copilot ノートブックのしくみ」「参照ファイルを追加する」「カスタム手順を提供する」「ノートブックを共有する」「回答と分析情報を取得する」「インフォグラフィックを作成する」「オーディオの概要を取得する」「マインド マップを作成する」などが並んでいました。
  • 入口の m365.cloud.microsoft(9時42分)は、ログイン前は「サインイン」と「Microsoft 365 を購入する」のボタンがある画面でした。ページの文字には「ノートブック」の語がなく、ノートブックの画面はログイン後でないと見えません。
  • ビジネス向けの料金ページ(9時39分)は、上にロールアウトの帯があり、Copilot Business に「Originally starting from ¥3,148 now starting from ¥2,698」の表示がありました。
  • サポートのサイトは、続けて開くと「Service unavailable」(403)を返しました。時間をあけて取り直し、失敗したページの内容は使っていません。

この記事が見ていないこと

  • ログイン後のノートブックの画面。手順は、公式ヘルプの文言にもとづいて書きました。実際に押して動かしたものではありません。
  • 契約のない個人アカウントで、ノートブックが使えるか。上に書いたとおり、Microsoft のページは2つの書き方に割れていて、ノートブックのページはその場合を挙げていません。
  • Copilot Chat のユーザーへのロールアウトが、いつ終わるか。料金ページの帯に日付はありません。
  • サポートの「最終更新日」は年と月までしか出ません。画面に日付が出ないページ(移行・Copilot アプリの更新・しくみ)は、HTML の ms.date を書きました。ms.date が中身の変わった日と同じかは、ページからは分かりません。
  • 画像・グラフの作成と、インフォグラフィックのページの食い違い。英語版の「しくみ」は10月5日の日付でも制限を残していて、日付では決まりませんでした。

この記事が開いた Microsoft のページ

使い方と条件は、サポートのページ(ja-jp)にもとづきます。個人向けの契約は日本の料金ページ、5月の発表は Microsoft Community Hub の公式ブログ、画面の様子は筆者が10月8日に開いたものです。ページの一覧と取得時刻は、この記事の出典に入っています。

関連する記事:Microsoft 365 Copilot アプリとは、Microsoft 365 のログイン方法、Copilot の無料版でできること。

この記事でよく聞かれること

Copilot ノートブックとは何ですか?
ファイル・ページ・会議ノート・リンクなどを1つのノートブックに集め、その資料だけをもとに Copilot が質問に答え、要約や下書きを作る Microsoft の AI ワークスペースです。Microsoft のサポートは Copilot ノートブックを「タスクに最も重要なコンテンツ用に設計された独自の AI 搭載ワークスペース」と説明しています(2026年9月更新のページ)。
Copilot ノートブックの使い方を教えてください
Microsoft のサポートによると、Microsoft Copilot アプリ(m365.cloud.microsoft)を開き、左のナビゲーションで「ノートブック」を選び、「すべてのノートブック」の一覧で「新しいノートブック」を押して名前を付け、参照(資料)を追加して「作成」を選びます。そのあと、メッセージ欄でノートブックの内容について質問します。
Copilot ノートブックは無料で使えますか?
ノートブック単体の料金は Microsoft の料金ページに出ておらず、使えるかはライセンスで決まります。サポートは、使うには Microsoft Copilot または Copilot Chat のライセンスと、SharePoint または OneDrive のライセンスが要ると書き、個人向けの Microsoft 365 Personal・Family・Premium・Pro の加入者も使えるとします。ヘルプの表には参照50個までの「Copilot Chat (無料)」の枠がありますが、どのアカウントを指すかは書かれていません。契約のない個人アカウントで使えるかも、ノートブックのページに書かれていません(2026年10月8日に確認)。
個人の Microsoft アカウントでも Copilot ノートブックは使えますか?
Microsoft 365 Personal・Family・Premium・Pro の加入者は使えると、サポートの複数のページが書いています。ただし共有は、同じ条件の加入者にはまだ使えず(2026年6月更新のページ)、音声概要は職場・学校のアカウントだけ(2026年9月更新のページ)です。
Copilot ノートブックの音声概要は日本語に対応していますか?
音声概要の入力と出力は、英語・スペイン語・日本語・フランス語・ドイツ語・ポルトガル語・イタリア語・中国語に対応と、サポートが書いています。ただし使えるのは職場または学校のアカウントを持つ商用 Microsoft 365 のユーザーだけで、ノートブックに参照が1つ以上必要です。
Copilot ノートブックと OneNote のノートブックは同じですか?
別のものです。サポートの FAQ によると、Copilot ノートブックは参照を集めて Copilot に答えさせるための AI ワークスペースで、OneNote のノートブックはノートやインクを集めて整理する長期の知識置き場です。同じ Copilot ノートブックを OneNote 側でも開くことはできます。
Copilot ノートブックの資料は AI の学習に使われますか?
サポートの FAQ(2026年6月更新)は「Copilot ノートブックでは、大規模言語モデルのトレーニングにユーザー データは使用されません」と書いています。
NotebookLM と Copilot ノートブックはどう違いますか?
どちらも、集めた資料だけをもとに答える AI ノートです。Copilot ノートブックは Microsoft 365 のファイル・メール・会議を参照に入れられる点(ライセンスで範囲が変わる)、NotebookLM は Google のサービスである点が出発点の違いです。NotebookLM は2026年7月16日に Gemini Notebook へ名前が変わっていて、詳しくは別記事にまとめています。
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