NotebookLM 使い方・できること・料金(現Gemini Notebook)【2026年版】
GoogleのAIノートツールNotebookLMの機能・料金プラン・活用法を解説。無料で100ノートブック・50ソース、Audio Overviewによる音声要約が特徴。Google AI ProやPlusとの関係も整理。

更新(2026年7月31日):GoogleはNotebookLMを「Gemini Notebook」に改称しました(notebooklm.google.com→notebook.google.comへリダイレクト)。料金・モデル情報を各社公式ページで再確認し最新化しました。初出時の誤りの訂正を含みます:1ソースあたりの上限を「最大50,000語」と記載していましたが、正しくは「最大500,000語または200MB」でした。
3行まとめ
- NotebookLMはGoogleのAIノートツール。アップロードした資料に基づいてAIが回答・要約してくれる
- 無料プランで100ノートブック・50ソース/ノート、音声要約(Audio Overview)も1日3回使える
- 有料版はGoogle AI Plus($4.99/月)やPro($19.99/月)に含まれ、単体購入はできない
NotebookLMとは何か
Gemini Notebook(旧NotebookLM)は、Googleが提供するAIベースのノート・リサーチツール。最大の特徴は**「自分がアップロードした資料だけを情報源としてAIが回答する」**という点にある。
ChatGPTやClaudeのような汎用AIは、学習データ全体から回答を生成する。一方NotebookLMは、ユーザーが指定したPDF・Webページ・Google Docs・YouTubeの文字起こしなどを「ソース」として登録し、そのソースの範囲内でのみ回答する。これにより、ハルシネーション(事実と異なる情報の生成)のリスクを抑えている。
主な機能
ソースベースのQ&A
資料をアップロードして質問すると、その資料に基づいた回答が返ってくる。回答には元のソースへの引用が付くため、どこから情報を取ったか確認できる。
自動生成フォーマット
アップロードした資料から以下のような形式を自動生成できる(SimplifyAIToolsのレビューによる)。
- 要約(Summary)
- FAQ
- ブリーフィング文書
- タイムライン
- 学習ガイド
- フラッシュカード
Audio Overview(音声要約)
NotebookLMの代名詞的な機能。アップロードした資料の内容を、2人のホスト役AIが対話形式で解説する音声コンテンツを自動生成する。ポッドキャストのような聞き心地で、通勤中や移動中に資料の概要を把握できる。
Video Overview
Audio Overviewの映像版。資料の内容をビジュアル付きで解説する動画を生成する。2026年に追加された比較的新しい機能。
Deep Research
複数ソースを横断した深い調査機能。NotebookLM内のソースに加え、Web上の情報も組み合わせてレポートを生成する。無料プランを含む全プランで利用できるが、回数上限がプランによって大きく異なる(無料は月10回、Google AI Plusは1日3回、Google AI Proは1日20回。Google公式ヘルプ「Upgrade Gemini Notebook」による)。
料金プラン
2026年6月時点で、NotebookLMは単体サービスとしては販売されていない。Google AIのサブスクリプションに含まれる形で提供されている(FelloAI、The Droid Guyの料金記事による)。
| プラン | 月額(USD) | ノートブック数 | ソース/ノート | チャット/日 | Audio Overview/日 |
|---|---|---|---|---|---|
| 無料 | $0 | 100 | 50 | 50 | 3 |
| Google AI Plus | $4.99 | 200 | 100 | 200 | 6 |
| Google AI Pro | $19.99 | 500 | 300 | 500 | 20 |
| Google AI Ultra(20TBプラン) | $99.99 | 500 | 500 | 2,500 | 100 |
| Google AI Ultra(30TBプラン) | $199.99 | 500 | 600 | 5,000 | 200 |
Google AI Plusプランでは、NotebookLMの制限が無料プランの概ね2倍に拡張される(Google公式サイトも「利用枠が2倍に拡大」と説明)。200ノートブック、100ソース/ノート、1日200チャット、Audio/Video Overviewが各6回/日、Deep Researchが1日3回。Google AI Proプランではさらに大きく拡張され(Google公式サイトは「利用枠が4倍に拡大」と説明)、500ノートブック、300ソース/ノート、1日500チャット、Audio/Video Overviewが各20回/日、Deep Researchが1日20回となる(Google公式ヘルプ「Upgrade Gemini Notebook」、FelloAI、Elephasの各記事による)。
なお、Google AI Proの学生向け割引について「18歳以上の米国の学生は$9.99/月(通常の半額)で利用できる」とする記事(The Droid Guy、2026年3月時点)があるが、より新しい情報(FelloAI、2026年5月20日更新)によれば、この学生特典は実際には「12か月無料」であり「半額」ではなく、米国での最終受付は2026年4月30日で終了している。2026年6月以降、新規の学割は存在しない。日本での学割対応も確認できなかった。
無料プランでどこまで使えるか
無料プランの制限は以下の通り。
- ノートブック: 100冊
- ソース: 1ノートブックあたり50件
- 1ソースあたり最大500,000語または200MB
- チャット: 1日50回
- Audio Overview: 1日3回
- Video Overview: 1日3回
個人の学習や少量のリサーチであれば、無料プランで十分に使える。50ソース×500,000語は、論文や書籍の章単位での分析には余裕のある容量。
活用シーン
論文・レポートのリサーチ
複数の論文PDFをアップロードし、「これらの論文に共通する主張は何か」「著者Aと著者Bの見解の違いは」といった横断的な質問ができる。
関連記事: AI要約ツール おすすめ5選【2026年】
会議の議事録整理
Google Meetの文字起こしやメモをソースとして登録し、「決定事項をリストアップして」「次回までのアクションアイテムを抽出して」と指示できる。
資格試験・語学学習
教科書やテキストをアップロードし、フラッシュカードや模擬問題を自動生成。Audio Overviewで耳から復習することもできる。
動画の内容把握
YouTube動画のURLをソースとして追加すると、文字起こしをベースにした要約・Q&Aが可能になる。長時間の解説動画の要点だけを掴みたい場合に便利。
ChatGPTやClaudeとの違い
NotebookLMと汎用AIチャットの最大の違いは情報源の限定にある。
| 比較項目 | NotebookLM | ChatGPT / Claude |
|---|---|---|
| 情報源 | ユーザー指定のソースのみ | 学習データ全体 + Web検索 |
| ハルシネーション | 低い(ソース外の情報を生成しにくい) | 起こりうる |
| 引用の透明性 | ソースへの参照が明示される | 出典が曖昧なことがある |
| 汎用的な質問 | 不向き(ソースにない質問には答えられない) | 対応可能 |
| Audio/Video生成 | 対応 | 非対応 |
「自分の資料についてAIに質問したい」場合はNotebookLM、「広く一般的な知識について質問したい」場合はChatGPTやClaudeが向いている。
関連記事: Gemini vs ChatGPT 比較【2026年版】
関連記事: Deep Research ツール ベンチマーク比較【2026年版】
ソース限定AIの強みと限界
NotebookLMの「ソース限定AI」というコンセプトは、ハルシネーション対策として理にかなっている。ただし、ソースの内容が間違っていればAIの回答も間違う。AIが正確だからといって情報源の検証が不要になるわけではない。
Audio Overviewは体験としては面白いが、内容の正確性を耳だけで検証するのは難しい。重要な情報はテキストベースで確認することを勧める。
有料プランについては、NotebookLM単体で$19.99/月を払う価値があるかは人による。Google AI Proには上位のGeminiモデルへのアクセスや5TBストレージも含まれるため(Google公式ヘルプ、FelloAI・Elephas各記事による。ストレージは2026年4月に2TBから5TBへ増量された)、Googleのエコシステムを広く使っている人にはまとめて入る意味がある。
料金情報の確認できた範囲とできなかった範囲
- 料金・利用上限の情報はGoogle公式ヘルプ(Gemini Notebook Help「Upgrade Gemini Notebook」「Frequently asked questions」)、およびFelloAI・The Droid Guy・Elephasの2026年版記事を参照した
- 月額USD価格(Plus $4.99、Pro $19.99、Ultra $99.99/$199.99)はFelloAI・Elephas記事による。Google公式サイトは地域により表示価格の直接確認ができなかったため、月額数値そのものは一次ソースで裏取りできていない
- Google AIのプラン構成は2025年末〜2026年にかけて再編されており、プラン名・内容は変更される可能性がある
- 日本語での利用は可能だが、Audio OverviewやVideo Overviewの日本語対応状況は公式情報で確認すること
- 2026年8月時点の情報
出典・参照資料
- 二次資料NotebookLM Pricing 2026: Free vs Plus vs Pro vs Ultra - FelloAI ↗
- 二次資料Google NotebookLM Pricing Guide - The Droid Guy ↗
- 二次資料Is NotebookLM Plus Worth It in 2026? (Now Gemini Notebook) - Elephas ↗
- 二次資料Google NotebookLM Review 2026 - SimplifyAITools ↗
- 二次資料NotebookLM Pro Pricing 2026 - SuperLore ↗
- 一次資料Upgrade Gemini Notebook - Google Help ↗
- 一次資料Frequently asked questions - Gemini Notebook Help (Google) ↗
更新・訂正履歴
- 料金プラン表の「Google AI Pro」の行(200ノートブック/100ソース/1日200チャット/Audio 6回)が実際にはGoogle AI Plus($4.99/月)の値であり、Proの実際の値(500ノートブック/300ソース/1日500チャット/Audio 20回)とずれていた。Google公式ヘルプ「Upgrade Gemini Notebook」(support.google.com/gemininotebook/answer/16213268)およびFelloAI・Elephas記事(いずれも数値が一致)で突合し、Plus行を追加した上でPro行を訂正、Ultra行も20TB/30TBの2プランに分けて訂正した。
- Google AI Plusの月額を「$7.99」と記載していたが、FelloAI(2026年5月20日更新)・Elephas(2026年8月12日更新)の両記事によれば2026年6月8日に$4.99へ値下げされている。本文中の3行まとめと料金プラン表を$4.99に訂正した。
- 学生向け割引の記述「$9.99/月(通常の半額)」の出典をElephas記事としていたが、実際にElephas記事にはこの数値の記載がなく、The Droid Guy記事(2026年3月時点)の記述だった。出典を訂正した上で、より新しいFelloAI記事(2026年5月20日更新)によればこの学生特典は「12か月無料」であって「半額」ではなく、米国での最終受付は2026年4月30日で終了していることを追記した。
- 「50ソース×50,000語は...余裕のある容量」という記述が残っていた。2026年7月31日の更新で1ソースあたりの上限を「50,000語」から「500,000語」に訂正した際、この箇所の数値が修正から漏れていた。500,000語に訂正した。
- Deep Researchの説明で「Google AI ProやUltraプランで利用可能な」機能と記載していたが、Google公式ヘルプによれば無料プランでも月10回まで利用できる。無料プランを含む全プランで利用可能で、回数上限がプランごとに異なる旨に訂正した。
- Google AI Proに含まれるストレージを「2TB」と記載していたが、FelloAI・Elephas記事および公式Google AIプランページ(one.google.com/about/google-ai-plans、日本語版で「5 TB のストレージ」と明記)によれば2026年4月に2TBから5TBへ増量されている。5TBに訂正した。
AIニュースの解説を動画でも
YouTubeでは注目ニュースの背景を解説し、Xでは新着記事をお知らせしています。
コメント
まだコメントはありません。最初のコメントを書いてみませんか?
AIについて聞きたいことはありますか?
質問箱で無料で受け付けています。回答は公開され、他の方の参考にもなります。
質問箱を見る →新しい記事をメールで受け取る
AIの新しい発表を、出典付きで整理して届けます。