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watsonxとはIBMのAI基盤、watsonx.ai/watsonx.data/watsonx.governanceの構成とAzure OpenAI・Bedrock・Vertex AIとの違い

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日刊AIニュース10月25日(日)号:前日のAIのニュース2本を短くまとめました(約4分)›

IBMのwatsonxは、生成AI開発の「watsonx.ai」・データ基盤の「watsonx.data」・AIガバナンスの「watsonx.governance」を中核とする製品群である。2026年9月25日に確認したwatsonx.aiの料金ページでは、プランはEssentials(月0ドルから)とStandard(月1,110ドルから)。IBMが提供するモデルの一覧はIBM Granite・Meta Llama・Mistral・OpenAIのオープンウェイト版gpt-ossなどで、Claude・GPTの商用モデル・Geminiは載っていなかった。一方でIBMのドキュメントは、各社のAPIキーを登録してAnthropic・OpenAI・Google Geminiなどへ要求を中継する「モデルゲートウェイ」をプレビューとして案内している。Azure OpenAI・Amazon Bedrock・Vertex AI(現Gemini Enterprise Agent Platform)との違いを、各社の公式ページにもとづいて整理する。

watsonxとは──IBMのAI基盤、watsonx.ai/watsonx.data/watsonx.governanceの構成とAzure OpenAI・Bedrock・Vertex AIとの違い
目次

2026年9月25日(日本時間)に、IBM公式の製品ページ・料金ページ・ドキュメントを直接確認した内容にもとづきます。 IBMの「watsonx」は単一の製品名ではない。公式の製品群ページ(ibm.com/products/watsonx。旧URLのibm.com/watsonxはこのページへ転送される)は、生成AI開発の「watsonx.ai」、データ基盤の「watsonx.data」、AIガバナンスの「watsonx.governance」を含む複数の製品を並べ、「IBM watsonx™ accelerates data-driven decisions by delivering AI-powered insights with trusted, governed data, enabling faster, smarter business outcomes that integrate seamlessly with existing tools and infrastructure.(訳: IBM watsonxは、信頼できる、ガバナンスの効いたデータでAIによる洞察を届け、既存のツールやインフラとシームレスに統合しながら、データドリブンな意思決定を加速し、より速く賢いビジネス成果を実現する)」とwatsonx全体を説明している。同じページはこの3製品に加えて、watsonx BI・watsonx Orchestrate・watsonx Code Assistant系列・watsonx.data intelligence/integrationも並べているが、本記事はwatsonx.ai/watsonx.data/watsonx.governanceの3つに絞り、それぞれの機能と料金を確認したうえで、同じく企業向けに生成AIモデルを提供するクラウドの基盤であるAzure OpenAI Service・Amazon Bedrock・Google CloudのVertex AI(現Gemini Enterprise Agent Platform)との違いを整理する。

3行まとめ

  1. 正体。 watsonxは単一製品ではなく、生成AI・機械学習の開発スタジオ「watsonx.ai」、データ基盤の「watsonx.data」、AIガバナンスの「watsonx.governance」を中核とする製品群の総称。IBM公式ページはこの3つに加えてwatsonx BI・watsonx Orchestrateなどをまとめて「watsonx」として説明している。
  2. 料金。 watsonx.aiの料金ページには、無料の「Toolbox playground」(基盤モデル月30万トークンまで)、Essentials(Pay-as-you-go、月0ドルから)、Standard(Pay-as-you-go、月1,110ドルから)の3つが並ぶ。IBMのドキュメントによると、Standardの月1,110ドルは2,500 CUHを含むインスタンス料金で、使わなくても請求される。watsonx.dataは「Buy from IBM」欄で従量課金が1リソースユニットあたり1ドルから、サブスクリプションが月83.30ドルから(いずれもAWS上のインスタンス)。watsonx.governanceは製品ページには金額が無く、料金ページにIBM Cloud版の「Risk & Compliance - Basic」が月3,500ドルから、AWS版が42,000ドルから(月額か年額かの記載なし)などと出ている。
  3. 搭載モデルの違い。 2026年9月25日確認のwatsonx.aiファウンデーションモデル一覧には、IBM Granite・Meta Llama・Mistral・DeepSeekの蒸留モデル・OpenAIのオープンウェイト版gpt-ossなどが並ぶ一方、Claude・GPTの商用モデル・Geminiという名前は無かった。IBMのドキュメントは、各社のAPIキーを登録してAnthropic・OpenAI・Google Geminiなどへ要求を中継する「モデルゲートウェイ」をプレビューとして案内している。Azure OpenAIの料金ページにはOpenAIのGPT系列、BedrockにはClaudeやGPT系列、Vertex AIにはGeminiとClaudeが載っており、ここが違いになる。

3製品と料金を並べて確認する

IBM公式ページの記載を、確認できた料金とあわせて表にする。watsonx.governanceは製品ページ自体には金額が無く、そこから「Explore pricing」でリンクされた料金ページ(ibm.com/products/watsonx-governance/pricing)に金額が出ていた。

製品 IBM公式の位置づけ 主な機能(公式ページの記載) 料金(公式ページで確認できた範囲)
watsonx.ai 生成AI・機械学習の開発スタジオ 予測/処方型AI開発、Enterprise RAG、モデルカスタマイズ(プロンプトエンジニアリング・チューニング)、スケーラブルな推論、AIライフサイクル管理、watsonx Orchestrateと連携するAIサービス Free(Toolbox playground)/Essentials(月0ドルから)/Standard(月1,110ドルから)
watsonx.data オープンでハイブリッドなデータ基盤 Presto・Spark・OpenSearch・Cassandraのマルチエンジン構成、ガバナンス・リネージの組み込み、OpenRAG(文書処理+ハイブリッド検索+エージェント型検索) Pay Per Use(1リソースユニットあたり1.00ドルから)/Subscription(月83.30ドルから)。いずれも「Buy from IBM」欄の表示で、AWS上のインスタンス
watsonx.governance AIガバナンスの自動化 ガバナンスグラフによる可視化、Shadow AI検出、ポリシー実施と義務のマッピング、継続的モニタリング、規制対応 Trial(14日間・無料)/Model Management(0.64ドルから・単位の記載なし)/Risk & Compliance - Basic(月3,500ドルから)/同Advanced(月6,450ドルから)/AWS版(42,000ドルから・期間の記載なし)

(出典: watsonx.ai・watsonx.data・watsonx.governanceの各製品ページと、watsonx.ai・watsonx.data・watsonx.governanceの各料金ページ。IBMの料金表示には「Prices shown are indicative, may vary by country」という注記が付いている)

watsonx.ai──予測・処方・生成のAIを1つのスタジオに

watsonx.aiの製品ページは、自らを「Build and run predictive, prescriptive and generative AI with choice across models, frameworks and hybrid infrastructure(訳: モデル・フレームワーク・ハイブリッドインフラを自由に選びながら、予測・処方・生成AIを構築し実行する)」と説明する。本文はさらに「IBM watsonx.ai unites machine learning, Decision Optimization and generative AI from Red Hat AI Enterprise, applying the right intelligence to every decision and scaling innovation with speed, choice and control over models, frameworks and hybrid infrastructure.(訳: IBM watsonx.aiは、機械学習・Decision Optimization・Red Hat AI Enterpriseの生成AIを統合し、あらゆる意思決定に適切なインテリジェンスを適用しながら、モデル・フレームワーク・ハイブリッドインフラへのスピード・選択肢・コントロールをもってイノベーションを拡大する)」と書いており、機械学習・数理最適化・生成AIの3つを同じスタジオで扱う点を特徴としている。

機能は6つに整理されている。予測・処方型AI開発(フォーキャスト・分類・リスク分析とDecision Optimizationによる計画最適化)、Enterprise RAG、モデルカスタマイズ(プロンプトエンジニアリング・チューニング)、スケーラブルな推論、AIライフサイクル管理(実験から本番運用まで)、そしてwatsonx Orchestrateと連携するアプリケーション向けAIサービス。ページ内の「news」欄には日付表記の無いお知らせとして「OpenAI gpt-oss models now on watsonx.ai」とあり、本文は「Use OpenAI's open-source gpt-oss models in watsonx.ai, with more model access coming soon.(訳: OpenAIのオープンソースgpt-ossモデルをwatsonx.aiで使える。今後さらにモデルへのアクセスが追加される予定)」と続く。ページはまた「IBM has been named a Leader in the 2026 Gartner® Magic Quadrant™ AI Platforms for Data Science and Machine Learning (DSML) Platforms, for the second year in a row.」とも記載しているが、これはIBM自身の発表であり、本記事はGartnerのレポート原本までは確認していない。

watsonx.data──AIに使わせるためのデータ基盤

watsonx.dataの製品ページは、自らを「an open, hybrid data foundation that helps organizations connect, understand, govern and optimize real-time AI-ready data across hybrid environments(訳: ハイブリッド環境全体にわたって、リアルタイムでAI対応のデータを接続・理解・統治・最適化する、オープンでハイブリッドなデータ基盤)」と説明する。特徴は4つ。①クラウド・マルチクラウド・SaaS・顧客管理のVPC・オンプレミスにまたがってデータを扱う「ハイブリッド」、②Presto(分散SQL、BI・分析向け)・Spark(分散処理・学習パイプライン向け)・OpenSearch(ベクトル+キーワード検索、生成AI・検索アプリ向け)・Cassandra(分散NoSQL)という用途別エンジン構成、③アクセス制御・ポリシー・リネージを組み込んだ「ガバナンス」、④オープンソースのエンジン・オープンフォーマットに基づく「オープン」。ユースケースの1つとして紹介される「OpenRAG on watsonx.data」は、文書処理・ハイブリッド検索・エージェント型検索・オーケストレーションを組み合わせ、ベクトル検索だけに頼らないRAGを実現するとしている。

製品ページの「Ways to buy」欄には、「Use cloud credits」(IBM Cloud・AWSでの購入へのリンク)と「Buy from IBM」の2つの入口があり、「Buy from IBM」に2つのプランが出ていた。「Pay Per Use」はAWS上にインスタンスを立て、1リソースユニットあたり1.00ドルから使った分だけ課金される。「Subscription」も同じくAWS上のインスタンスで、月83.30ドルからと表示されていた。料金ページ(ibm.com/products/watsonx-data/pricing)の注記によると、リソースユニット(RU)の定価は1RUあたり1ドルで、表示価格は計算リソースだけのもの。「Pricing includes compute costs only and does not include the core support services cost per account of 3.00 RUs/hr.(訳: 価格は計算コストのみで、アカウントごとに1時間あたり3.00RUのコアサポートサービス費用は含まない)」とある。いずれも「Starting at」という表記で、実際の請求額は使用量と構成に応じて変わる。

watsonx.governance──AIガバナンスを自動化する製品

watsonx.governanceの製品ページは、「helps enterprises govern any AI, anywhere with real-time visibility, enterprise controls, and continuous accountability, powered by AI-native governance and enterprise-grade GRC(訳: AIネイティブなガバナンスとエンタープライズ級のGRCによって、あらゆるAIをどこにあっても、リアルタイムの可視性・企業レベルの統制・継続的な説明責任とともにガバナンスする)」と説明する。機能は「Visibility(AIエコシステムの関係を可視化するガバナンスグラフ)」「Control(ポリシー実施・義務のマッピング・コンプライアンス証跡の自動取得)」「Accountability(成果の追跡とリスクシグナルへの対応)」の3本柱。ユースケース欄には、許可されていないAI利用を見つける「Shadow AI detection」や、組み込みのAIアシスタントで業務ツールや対話インターフェースの中からガバナンス作業を自動化する「AI-native governance」が並ぶ。

ページは「IBM has been recognized as a Leader in Gartner’s first-ever Magic Quadrant for AI Governance Platforms」と記載し、見出しでは「2026 Gartner® Magic Quadrant™ for AI Governance Platforms」としている。Gartnerとして初めてのAIガバナンス・プラットフォーム向けMagic Quadrantで「Leader」に位置づけられた、というIBMの説明だ。IDC MarketScape・Forrester Waveでも「Leader」とされたとしているが、これらもIBM自身の要約であり、本記事は各調査会社のレポート原本までは確認していない。

料金は、製品ページには金額が無く、「Explore pricing」のリンク先の料金ページに出ている。並んでいたのは、「Trial」(無料・14日間)、「Model Management」(0.64ドルから。IBM Cloud・従量課金・30日間のトライアル付き。何あたりの金額かはページに書かれていない)、「Risk & Compliance - Basic」(月3,500ドルから。IBM Cloud・1インスタンス・1モジュール・同時ユーザー1人)、「Risk & Compliance - Advanced」(月6,450ドルから。区分は「Enterprise software」)。AWS向けには「watsonx.governance」が42,000ドルから(1ベーシックインスタンス・AIユースケース5件・評価12,000回・同時ユーザー25人を含む。月額か年額かの記載は無い)と表示されていた。ソフトウェア版の価格は仮想プロセッサーコア(VPC)の数にもとづくとされている。

Azure OpenAI・Bedrock・Vertex AIと何が違うのか──搭載モデルの中身

当サイトは2026年9月25日にwatsonx.aiのFoundation Modelsページと料金ページを開き、掲載されているモデル名を1つずつ確認した。並んでいたのは、IBM自社の「Granite」ファミリー(granite-4-1-3b・granite-4h-small・granite-guardian-3-8bなど)、MetaのLlama(llama-4-maverick-17b-128e-instruct-fp8など)、Mistral AIのモデル(mistral-large-2512など)、DeepSeekの蒸留モデル(deepseek-r1-distill-llama-70bなど)、NVIDIAのNemotron系、そしてOpenAIのオープンウェイト版「gpt-oss-120b」「gpt-oss-20b」だった。Claude・GPTの商用モデル(GPT-5系・GPT-6系など)・Geminiという名前は、この2ページのどこにも無かった。 料金ページの説明文には「third-party models from Meta, Google, DeepSeek, Mistral, and more」とGoogleの名前があるが、同じページの料金表にGoogleのモデルは載っていなかった。

ただし、これは「IBMがwatsonx.ai上で提供するモデル」の一覧の話だ。IBMのドキュメント「Supported foundation models in watsonx.ai」は、他社のモデルにはモデルゲートウェイ(model gateway)経由でアクセスできるとし、「The model gateway provides an OpenAI-compatible API that routes requests to these foundation models.(訳: モデルゲートウェイは、これらのファウンデーションモデルへ要求を振り分けるOpenAI互換のAPIを提供する)」と説明する。設定手順のページ「Setting up the model gateway (preview) programmatically」の対応表には、Anthropic・AWS Bedrock・Azure OpenAI・Cerebras・Cohere・Google Gemini・Groq・Mistral・NVIDIA NIM・Ollama・OpenAI・IBM watsonx.aiが並び、Anthropic・OpenAI・Google Geminiはいずれも必須項目がAPIキー(apikey)になっている。各社のAPIキーなどはIBM Secrets Managerに保存する手順で、機能名には「preview」と付いている。watsonx.aiからClaudeやGPTの商用モデルを呼ぶ道はあるが、それは各社のAPIキーを登録して中継させる形で、watsonx.aiの料金表にそれらのモデルの単価は載っていない。

これに対して比較対象の3つは、料金ページそのものに主力モデルを載せている。Azure OpenAI Serviceの料金ページにはOpenAIのGPT-6 AstraやGPT-5.6系列などの行があり、Amazon Bedrockの料金ページにはAI21 LabsからZ AIまで19社のタブが並び、AnthropicのClaudeやOpenAIのGPT-6 Astra・GPT-5.4などが載る。Google CloudのGemini Enterprise Agent Platform(旧Vertex AI)の料金ページは、Google自身のGemini系列に加えて「Partner models」としてAnthropicのClaudeの単価を載せている。各サービスの詳細は、本サイトのAzure OpenAI Serviceとは・Amazon Bedrockとは・Google Cloud Vertex AIとは(Vertex AIからの名称変更の経緯もここで扱った)で整理している。watsonx.aiがIBM自身の料金表で出しているのはIBMのGraniteとオープンウェイトのモデル群で、Claude・GPT(商用版)・Geminiは、使うとしてもプレビューのゲートウェイ経由になる。今回開いたIBMのページには、この線引きの理由は書かれていなかったため、本記事は違いを事実として示すにとどめる。

料金の見せ方も違う

料金の組み立て方にも違いがある。watsonx.aiは「Free」「Essentials(月0ドルから)」「Standard(月1,110ドルから)」という名前つきのプランを前面に出し、そのうえでモデルごとの従量課金(100万トークンあたりの単価)や、専用GPUでモデルを動かす時間単価が乗る。IBMのドキュメント「watsonx.ai Runtime service plans」は、Standardについて「The Standard plan incurs a monthly instance fee of $1,110 USD per month that includes a block of 2500 capacity unit hours (CUH).(訳: Standardプランには月1,110ドルのインスタンス料金がかかり、そこに2,500 CUH=capacity unit hoursが含まれる)」と書き、これを超えるCUHとその他の利用はStandardの単価で従量課金になること、インスタンス料金はCUHを使わなくても請求されることを明記している。同じドキュメントは、料金ページには無い「HIPAA-Ready」プラン(月1,800ドルのインスタンス料金)も挙げていた。

Azure OpenAI Serviceの料金ページは、課金方式をStandard(On-Demand。入出力トークンの従量)、Provisioned(PTU。時間単価に加えて月単位・年単位の予約がある)、Batch APIの3つとして説明する。Amazon Bedrockの料金ページは、Standard・Flex・Priority・Reservedのサービス層、バッチ推論、プロビジョンドスループット(時間単価で、1か月・6か月のコミットメントあり)をモデルごとに示す。Google CloudのGemini Enterprise Agent Platform(Vertex AI)の料金ページは、Standard・Priority・Flex/Batchのモデル単価と、Provisioned Throughput(GSU単位。17 GSUを1年契約すると月34,000ドルという計算例が載っている)が中心だった。3社にも月単位・年単位の予約や確約はあるが、いずれも処理量やモデルの容量を買う形で、watsonx.aiのように先に利用プランを選び、そのプランに月額のインスタンス料金が付く構成は、今回開いた3社の料金ページには見当たらなかった。

なお、watsonx.aiのモデル料金表自体にも表記の揺れがあった。granite-4h-smallは「USD 0.0636 per 1M tokens input」「USD 0.265 per 1M tokens output」と入力・出力が分けて書かれているのに対し、granite-8b-code-instructは「USD 0.636」、granite-guardian-3-8bは「USD 0.212」と、単一の金額だけが書かれていた。料金ページの脚注は「For foundation model inference, charges are based on a Resource Unit (RU) metric equivalent to 1000 tokens (including both input and output tokens).」と書き、Foundation Modelsページの脚注は「Input and completion tokens are charged at the same rate.(訳: 入力トークンと出力トークンは同じ単価で課金される)」としている。当サイトが2つのページを突き合わせると、入力と出力で別の単価を示す行と、同じ単価だとする脚注がIBMの2つのページに並んでおり、どちらが現行の扱いなのかは今回見たページだけでは判断できなかった。

IBMのページから読み取れなかったこと

  • watsonx.governanceの「Model Management」の0.64ドルが何あたりの金額か、AWS版の42,000ドルが月額か年額か。料金ページには単位・期間の記載が無かった。
  • IBMが自ら提供するモデルの一覧に、Claude・GPT(商用)・Geminiが加わる計画があるか。watsonx.aiの製品ページにある「more model access coming soon」という一文以上の記載は見つからなかった。
  • モデルゲートウェイがプレビューを外れる時期。今回読んだゲートウェイの設定手順3ページには書かれていなかった。
  • Gartner・IDC・Forresterの各種評価は、いずれもIBM自身がページに引用した内容であり、各調査会社のレポート原本は本記事の確認範囲に含まれない。
  • IBMの価格表示には「indicative, may vary by country」と注記があり、日本から購入する場合の価格や円建ての金額は確認していない。

照合に使ったIBM・Microsoft・AWS・Googleのページ

当サイトはIBM公式の製品ページ6本(watsonx全体・watsonx.ai・watsonx.ai pricing・watsonx.ai foundation models・watsonx.data・watsonx.governance)、料金ページ2本(watsonx.data・watsonx.governance)、IBMのドキュメント4本(watsonx.ai Runtime service plans・Supported foundation models in watsonx.ai・モデルゲートウェイの設定手順2本)を2026年9月25日に開いて確認した。Azure OpenAI・Amazon Bedrock・Vertex AIとの比較部分は、同じ日に開いた各社の公式料金ページ(Microsoft Azure・AWS・Google Cloud)と、本サイトのAmazon Bedrockとは・Azure OpenAI Serviceとは・Google Cloud Vertex AIとはの記載にもとづく。外部の一次資料のURLは、同日にいずれも200を返すことを確認した。watsonx.aiを契約して実際に操作した検証はしていない。用語の索引は/termsに。

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