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Teams(チームズ)会議の録画の保存先開催者のOneDrive、チャネル会議はSharePoint。見られるのは原則として招待された人、有効期限は既定で120日。会議のCopilot要約に要るのは録画でなく文字起こしと有料ライセンス【2026年10月版】

執筆:約28分で読めます

Microsoft Teams(チームズ)の会議の録画は、職場・学校のアカウントでは開催者のOneDriveの「レコーディング」フォルダーに、チャネル会議ではチャネルのSharePointサイトに保存される。Microsoft のサポートページによると、既定では会議に招待された人が見られ(組織外の人は直接リンクを共有された時だけ)、ダウンロードできるのは開催者(別のページは開催者と共同開催者)。Learn は有効期限の既定を120日と書き、日数は管理者が変えられる。筆者は2026年10月8日に Microsoft のサポートと Learn の日本語版を取得し、録画のヘルプ画面も開いた。会議のCopilot要約は録画を要件にせず、アドオンの Microsoft Copilot ライセンスが要る。

Teams(チームズ)会議の録画の保存先──開催者のOneDrive、チャネル会議はSharePoint。見られるのは原則として招待された人、有効期限は既定で120日。会議のCopilot要約に要るのは録画でなく文字起こしと有料ライセンス【2026年10月版】
目次

2026年10月8日・日本時間時点の情報です。 Teams(チームズ)会議の録画は、職場・学校のアカウントでは、開催者のOneDriveの「レコーディング」フォルダーに保存される。チャネルで開いた会議だけは、チャネルのSharePointサイトに保存される。Microsoft のサポートページによると、既定で見られるのは会議に招待された人(組織外の人は、録画への直接リンクを受け取った時だけ)で、ダウンロードできるのは開催者(別のページは「既定では、会議の開催者と共同開催者」と書く)。会議のあとにCopilot(コパイロット)で要約を見るのに要るのは、録画ではなく文字起こしと、有料のCopilotライセンス。

3行まとめ

  1. 保存先は開催者のOneDrive for Business(チャネル会議はチャネルのSharePoint)。Microsoft Learn によると、開催者が会議に出ていなくても、録画は開催者のOneDriveに入る。
  2. 録画の有効期限は、Microsoft Learn が「既定で 120 日」と書く。日数は管理者が変えられる。期限が来ると録画はごみ箱に移り、Teams のヘルプは「最大 90 日」で戻せると書く(Learn はごみ箱の保持を93日と書く)。個人用Teams(Microsoft 365 の個人契約が要る)は30日。
  3. 会議のあとにCopilotで要約を見るのに要るのは文字起こしで、前提はアドオンの Microsoft Copilot ライセンス。公式の料金ページでは Copilot Business が年払いで月¥3,148相当(税別)、2026年12月31日までの割引で初年度¥2,698相当(対象のビジネスプランを使う既存顧客向け)。

この記事は、Teams会議の録画の手順・保存先・見られる人・消える時期を、Microsoft のサポートと Learn の文言に沿って並べる。会議への参加方法はTeams会議にIDで参加する方法、OneDriveの容量はOneDriveとは、AIの議事録ツール全般はAI議事録ツールの比較に分けた。

Teams会議の録画は、どこから始めて、どこで止めるのか

Microsoft サポートの「Microsoft Teams で会議の記録を開始、停止、検索する」(デスクトップ版)は、開始の手順を次のように書いている。

  1. 会議を開始するか、会議に参加する。
  2. 会議コントロールで「その他のアクション」から「レコーディングと文字起こし」を選び、「レコーディングを開始」を選ぶ。
  3. 「確認」を選ぶ。

音声だけを残したいときは、同じ「レコーディングを開始」のあとの「その他のオプション」で、「録音するものを選択」のメニューから「オーディオのみ」を選ぶ、と書かれている。

止めるときは、「その他のアクション」から「レコーディングと文字起こし」を選び、「レコーディングを停止」を選ぶ。同じページは、「文字起こしの停止」を選ぶと文字起こしだけが止まり、録画は「レコーディングを停止」を選ぶまで続くと書く。

録画について、同じページに次の決まりがある。

Teams 会議では、一度に 1 人のユーザーが記録できます。 会議の記録を開始すると、すべてのユーザーに自動的に通知されます。

録画に入らないものも挙がっている。同じページによると、会議の記録では次はキャプチャされない。

  • 一度に 4 人以上のユーザーのビデオ ストリーム
  • ホワイトボードと注釈
  • 共有メモ
  • アプリが共有するコンテンツ
  • PowerPoint Live プレゼンテーションに埋め込まれたビデオまたはアニメーション

止め忘れについても書かれている。記録を始めた人が退席しても録画は続き、参加者が全員退席すると自動で止まる。「誰かが退出し忘れた場合、記録は終了し、最後の参加者が会議を離れるまで 4 時間ごとに自動的に再開されます。」と、同じページは書いている。

録画ファイルの保存先は、OneDriveか、SharePointか

Microsoft サポートのページには、保存先についてこの1文がある。

Teams 会議のレコーディングは、 職場または学校用 OneDrive と SharePoint のいずれかに保存されます。

どちらになるかは、会議の種類で決まる。「会議の記録を再生、共有、ダウンロードする」のページは、次のように書いている。

非チャネル会議のレコーディングは、開催者の OneDrive for Business に自動的に保存されます。 チャネル会議のレコーディングは、チャネルの SharePoint サイトに保存されます。

OneDrive は Microsoft のクラウドストレージ(ネット上のファイル置き場)、SharePoint は組織やチームで共有するファイルの置き場。表にすると、こうなる。

会議の種類 録画の保存先 出どころ
チャネルではない会議(予定表で予約した会議、「今すぐ会議」など) 開催者の OneDrive の「レコーディング」フォルダー サポート「会議の記録を再生、共有、ダウンロードする」
チャネルで開いた会議 チャネルの SharePoint サイト(Teams では、チャネルの「ファイル」タブ) 同上
1対1の通話・グループ通話 「記録」を選んだ人の OneDrive Microsoft Learn「OneDrive と SharePoint での Teams 会議のレコーディング…」

非チャネル会議の保存先について、同じサポートページは「チャネル以外の会議の場合、レコーディングは会議開催者の OneDrive フォルダーの [ レコーディング] フォルダーに保存されます。」と書く。

保存先は開催者で決まる。Microsoft Learn は、「会議やイベントについては、開催者が会議やイベントに出席していなくても、レコーディングは開催者の OneDrive に保存されます。」と書いている。録画ボタンを押したのが参加者でも、保存先は開催者のOneDriveだ。

開催者がOneDriveを持っていない時は

Microsoft Learn の同じページは、開催者が OneDrive アカウントを持っていない場合の順番を次のように書いている。

  1. 共同開催者の OneDrive(共同開催者が複数いれば、会議オプションの並びの順)。
  2. どの共同開催者も OneDrive を持っていなければ、レコーディングを開始した人の OneDrive。
  3. 開始した人にも OneDrive がなければ、「非同期メディア ストレージに一時的に保存されます」。

3番目について、同じページは、OneDrive か SharePoint に正常にアップロードできないとエラーメッセージが出て、一時保存になると書く。一時保存になった録画は自動ではアップロードされず、「21 日以内にダウンロードされない場合、記録は削除されます。」と書かれている。

録画ファイルの大きさとOneDriveの容量

Microsoft Learn は容量についても書いている。

1 時間のレコーディングのサイズは 400 MB です。

録画ファイルは OneDrive と SharePoint にあり、それぞれのクォータ(容量の上限)に含まれる、とも書かれている。OneDrive がいっぱいになると録画を保存できなくなる場合があるので、容量の見方はOneDriveの記事に分けた。

録画を見られるのはだれか、ダウンロードできるのはだれか

Microsoft サポートの「会議の記録を再生、共有、ダウンロードする」は、権限を次のように分けている。

できること 公式の文言(要点)
見る 「会議に招待されたすべての人がレコーディングを表示できます」
編集する 「会議の開催者と共同開催者のみがレコーディングを編集できます」
ダウンロードする 「会議のレコーディングをダウンロードできるのは、会議の開催者だけです」
組織外の人が見る 「ゲストと外部の出席者は、レコーディングへの直接リンクを受信した場合にのみレコーディングを表示できます」
招待されていない人に見せる 「会議の開催者は、他のファイルを共有するのと同じように、会議に招待されなかった人ともレコーディングを共有することができます」

ダウンロードについては、公式のページの書き方がそろっていない。上の表のページは「開催者だけ」と書くが、「会議の記録を開始、停止、検索する」のページは「既定では、会議の開催者と共同開催者のみが記録をダウンロードまたは削除できます。」と書く。Microsoft Learn の「OneDrive と SharePoint での Teams 会議のレコーディング…」の表では、予約した会議を開催者が録画した場合、開催者と同じ組織のほかの参加者は、読み取りはできるが「共有とダウンロードのアクセス許可はありません」。Learn は、外部の参加者には自動で共有リンクが付かず、開催者が共有リストに加える必要があること、参加者が250人を超える会議では一部の人に自動でアクセス許可が付かないことも書いている。

開催者が、見られる人を絞ることもできる。サポート「Microsoft Teams でレコーディングまたはトランスクリプトにアクセスできるユーザーをカスタマイズする」によると、会議オプションの「レコーディングと文字起こしにアクセスできるユーザー」で、「すべてのユーザー」「開催者と共同開催者」「特定のユーザー」(開催者と、選んだ発表者)から選べる。既定は「すべてのユーザー」。この設定は Copilot ライセンスか Teams Premium ライセンスがある時だけ使え、チャネル会議と、予約せずに始めたアドホック会議では使えない。SharePoint で権限を変えたり録画へのリンクを共有したりすると、この設定は適用されない、とも同じページは書く。

チャネル会議は少し違う。「会議の記録を再生、共有、ダウンロードする」のページは、チャネルに参加しているすべての人が録画を編集して表示する権限を持つと書く。ただし Microsoft Learn によると、管理者がチャネル会議の録画のダウンロードを「ブロック」にしている場合、録画はチャネルのSharePointサイトの「Recordings\View only」フォルダーに保存され、チャネルのメンバーは見るだけでダウンロードも編集もできない。

録画を手元に保存する手順

ダウンロードの手順は、サポートページによると次のとおり。

  1. 会議チャットまたはチャネルで「共有」タブを選ぶ。
  2. 会議の記録を見つけて選ぶ。
  3. 「その他のオプション」から「ダウンロード」を選ぶ。

録画はいつ消えるのか──既定は120日、消えたあとはごみ箱

録画は、置いたままでは消える。Microsoft Learn「Teams レコーディングの有効期限ポリシーを管理する」は、次のように書く。

会議のレコーディングと文字起こしの有効期限は既定で 120 日です。

同じページは、この設定の変更は新しく作られた録画と文字起こしにだけ影響し、すでにある録画の期限は変えられない、とも書く。120日は管理者が変えられる既定値で、同じページによると、管理者は Teams 管理センターの会議ポリシーで自動の期限切れをオフにでき、日数は最小1・最大99999で決められる。同じページには「A1 ユーザーの既定の最大有効期限は 30 日です」という注記もある(A1 は教育機関向けライセンスの種類)。

個々の録画の期限は、サポートページによると、開催者が変えられる。会議チャットの録画をブラウザーのビデオプレーヤーで開き、ビデオの下にある有効期限のカウントダウンを選んで、時間枠を選ぶ。「有効期限の削除」を選ぶと期限がなくなる。期限を変えるには、録画の編集権限が要り、通常は開催者と共同開催者に付く。同じページは、「記録を視聴しても、有効期限には影響しません。」とも書く。

期限が来たあとの動きを、公式のページは次のように書く。

  • Microsoft Learn: 録画の期限が切れると、OneDrive(チャネル会議はSharePoint)のごみ箱に移る。「一度リサイクルから削除したレコーディングは、復元できません。」
  • Microsoft サポート(Teams の録画のヘルプ): 「記録の所有者は、有効期限が切れるとメールを受け取ります。 その時点で、記録をごみ箱から回復するために最大 90 日の猶予があります。」
  • Microsoft Learn: 職場・学校のアカウントでは、ごみ箱のアイテムは「自動的に 93 日後に削除されます」。ただし管理者が設定を変えている場合がある。個人用のMicrosoftアカウントでは30日後。

Teams のヘルプは「最大90日」、Learn は「93日後」と、数字が3日ずれる。93日が何を数えているかは、SharePoint のヘルプ「サイト コレクションのごみ箱から、削除したアイテムを復元する」に書かれている。OneDrive のファイルも含め、消したものはまず「サイトのごみ箱 (第 1 段階のごみ箱とも呼ばれます)」に入り、そこから消すと「サイト コレクションのごみ箱 (第 2 段階のごみ箱とも呼ばれます)」に移る。保持は「元の場所から削除したときから 93 日間」で、第2段階には「93 日間のうちの残りの日数だけ」とどまる。第2段階を使うには「管理者または所有者のアクセス許可が必要です」と同じページは書く。つまり93日は、2つのごみ箱を合わせた日数だ。録画に当てはめると、期限が切れてごみ箱に移った日から数えることになる(筆者の読み)。

一方、Teams のヘルプの「最大 90 日」は、何を数えた日数かを書いていない。本記事が確認した範囲では、93日との3日の差を説明する公式の記述は見つからなかった。期限切れのメールが届いたら90日以内に戻す、と読めば、どちらの数字にも反しない。

消えた録画を見ようとすると、Microsoft Learn によれば「レコーディングは現在利用できません。 まだアップロード中かどうか、期限切れになっているかどうか、または削除されたかどうかを開催者にチェックしてください。」と会議の要約ページに出る。

自分で消す、消した録画を戻す

サポート「会議の記録を削除する」によると、録画を削除できるのは開催者と共同開催者。手順は、Teams で「OneDrive」を選び、「個人用ファイル」の「レコーディング」で録画にカーソルを合わせ、「その他のアクション」から削除を選ぶ。戻すときは、Teams の「OneDrive」の「ごみ箱」から録画を選んで復元する。

録画ボタンが押せない時は、何が起きているのか

「Microsoft Teams で会議を記録できない」のページは、「[記録の開始] ボタンの [ロック] アイコンにカーソルを合わせると、ボタンが機能しない理由を説明するヒントが表示されます」と書き、理由を表にしている。要点は次のとおり。

画面のヒント 原因(公式の説明の要点)
この組織内のユーザーのみがレコーディングを開始できます 匿名ユーザー、または開催者と別の組織の人(ゲストとして入っている人も含む)。開催者の組織の人に開始と共有を頼む
organization ポリシーにより、この会議には参加できません Teams 管理者が会議での個人の録画を許可していない。IT 管理者に頼む
会議の開催者と共同開催者だけが、この会議の記録を開始できます 開催者が会議オプションの「レコーディングおよび文字起こしできるユーザー」を「開催者と共同開催者」にしている。変更を頼むか、共同開催者にしてもらう

録画を開始する条件は、「会議の記録を開始、停止、検索する」のページにも出ている。同じ組織の人で、Office 365 Enterprise E1・E3・E5・F3・A1・A3・A5、M365 Business、Business Premium、Business Essentials のいずれかのライセンスが付いていて、IT 管理者が録画を有効にしていること、ゲストや他の組織の人ではないこと、が条件。会議の開催者と録画する人の両方にライセンスが要る、とも書かれている。

録画を残さずに済ませたい人向けの設定もある。同じページによると、Teams Premium か Copilot ライセンスがあれば、開催者は予約時に、録画と文字起こしができる人を「開催者と共同開催者」「開催者、共同開催者、発表者」「該当者なし」から選べる。

個人用Teams(無料版)の録画は、保存の仕組みが違う

仕事・学校用ではなく、個人のMicrosoftアカウントで使う Teams(Teams 個人用)には、別のヘルプがある。Microsoft サポート「Microsoft Teams 無料版で会議と通話のレコーディングを管理する」(適用先は「Microsoft Teams 個人用」)の冒頭の注記は次のとおり。

会議の記録は、Teams 個人アカウントを持つ Microsoft 365 Personal、Family、または Premium の個人用アカウントが利用できます。

同じページによると、Microsoft 365 の契約を持つ参加者は録画を開始・停止でき、契約を持たない参加者は開始も停止もできない。録画を削除できるのは、録画を始めた参加者だけ。

保存先と期限は、仕事・学校用と違う。

録画した動画は、録画保存から 30 日後に期限切れになります。 記録を視聴しても、有効期限には影響しません。 録音をより長く保持するには、ダウンロード機能を使用できます。

録画は会議チャットに出て、クラウドに30日間保存される。残したいなら、30日以内にダウンロードする。Microsoft Teams のアプリや無料の範囲そのものは、Teamsの入れ方と使い方に書いた。

会議のCopilot要約は、録画がなくても使えるのか

ここからは、このサイトのテーマであるAIの話。Teams会議のCopilotは、会議の内容の要約やアクション項目の提案をするAIアシスタントで、録画とは別の仕組みで動く。Microsoft サポートの「Teams で Microsoft Copilot を使用して会議に追いつく」は、機能をこう説明する。

Copilot は、誰が話したか、何を言ったかなど、主要なディスカッション ポイントを要約します。 また、アクション アイテムを提案し、会議中または会議後にリアルタイムで質問に回答します。

Copilotに要るのは、録画ではなく文字起こし

同じページは、録画との関係を次のように書いている。

会議で Copilot を有効にするには、文字起こしは必要ありません。 ただし、会議について Copilot にプロンプトを送信したり、会議の終了後に Copilot の会話履歴を確認したりするには、 会議中にライブ文字起こしをオンにしてください。

開催者が「Copilot およびその他の AI」で選べる値と、録画・文字起こしとの関係は、次のとおり(同じページ)。

開催者の選択 Copilot の動き 録画・文字起こし
会議中および会議後 会議中にだれかが文字起こしを始めるとCopilotが起動する。文字起こしを止めるとCopilotも止まる 文字起こしが必要
会議中のみ 音声テキスト変換データを使う。会議が終わると、文字起こしされなかった部分とCopilotとのやり取りは使えなくなる 文字起こししなければ、会議後には残らない
オフ 会議のCopilotは無効 「会議の記録と文字起こしも無効になります」

「オフ」の行について、同じページは「共有された可能性のある機密情報に Microsoft Copilot がアクセスできないように、会議の記録と文字起こしも無効になります。」と書く。Copilot をオフにすると、録画もできなくなる。

録画と文字起こしの関係は、「Microsoft Teams 会議でライブ トランスクリプトを開始、停止、ダウンロードする」のページが書いている。「会議を記録すると、文字起こしが自動的に開始されます。」録画を始めれば、Copilotに必要な文字起こしも同時に始まる。文字起こしだけを始めることもでき、会議のあとは予定表の会議イベントで確認できる。既定では、開催者と共同開催者が .docx か .vtt のファイルとしてダウンロードできる。

会議の要約を、AIで作れるのはだれか

Microsoft サポートの Recap(要約)のページは、要約の画面に録画・文字起こし・共有ファイルが並ぶと説明している。AIによるインテリジェント要約について、2つの入口を書く。

インテリジェント要約エクスペリエンスは、Teams Premium の一部として利用できます。

インテリジェント要約エクスペリエンスは、Microsoft Copilot ライセンスの一部としても利用できます。

Teams Premium は Teams の有料アドオン。同じページは、AIが生成した内容について「一部の AI 生成コンテンツは、不正確、不完全、または不適切な場合があります」と注意している。

いくらかかるのか

Microsoft Learn「Teams の会議やイベントで Microsoft Copilot を管理する」は、前提条件を「対象ユーザー向けのアドオン Microsoft Copilot ライセンス」と書く。同じページは、ライセンスを持つ人だけが、自分にしか見えないプロンプトでCopilotに質問できる、とも書いている。

筆者が2026年10月8日9時台にヘッドレスのブラウザーで開いた Microsoft の日本の料金ページには、アドオンの Microsoft 365 Copilot Business が「Originally starting from ¥3,148 now starting from ¥2,698」、「ユーザー/月相当、年払い」、「価格には消費税は含まれていません。」と出ていた。¥2,698の脚注は「この割引キャンペーンは、2026 年 7 月 1 日から 2026 年 12 月 31 日まで利用できます。」と書き、対象のビジネスプランを使っている既存の Microsoft 365 顧客だけが使え、年間契約が必要で、プロモーション価格は初年度だけ、としている。同じページの別の脚注は、Microsoft 365 Copilot を買うには「対象となる Microsoft 365 プランのライセンスが別途必要です」と書く。Learn の書き方に沿うと、ライセンスが要るのは、会議でCopilotに質問したり要約を見たりする人の側だ。

Copilot の名前や料金の整理はCopilotとはとCopilotの使い方と料金にある。Teams以外のAI議事録ツールとの比較は、冒頭の比較記事に分けた。

「録画」で調べたのに、公式の画面は「記録」と「レコーディング」だった

筆者は2026年10月8日9時35分、ログインせずに、ヘッドレスのブラウザー(画面を出さない自動操作のブラウザー)で、Microsoft サポートの録画のヘルプを開いた。画面(1280×800と390×844で撮影)で見えたことは次のとおり。

  • ページの題名は「Microsoft Teams で会議の記録を開始、停止、検索する」で、「録画」ではなく「記録」だった。
  • 左の目次には「レコーディング & トランスクリプト」の下に「会議を記録する」「レコーディングの共有とダウンロード」「レコーディングの削除」が並んでいた。
  • 本文の上には「Copilot に関するヘルプを利用する」の囲みがあり、「Microsoft Teamsで会議を録画する方法は?」という質問が出ていた。

同じヘルプの中で、「記録」「レコーディング」「録画」の3つが混ざって使われている。検索で「Teams 録画」と打っても、公式のページは「記録」「レコーディング」と書くので、公式の画面で操作を探すときは、この3つの言葉のどれでも探す。Teams の画面のボタンも、このヘルプでは「レコーディングを開始」「レコーディングを停止」だった。

この記事で確かめていない画面と点

  • ログインした Teams の画面は見ていない。ボタン名や並びは、Microsoft サポートの日本語版の記述による。Teams の画面は更新されるので、実際の表示と違う場合がある。
  • 有効期限の120日は、Microsoft Learn が書く既定値。実際の期限は管理者の設定で変わる。自分の会議の期限は、ビデオプレーヤーのカウントダウンで見る、とサポートページは書く。
  • Teams のヘルプの「最大90日」が何を数えた日数か(Learn の「93日」との3日の差の理由)は、公式の記述が見つからなかった。93日の数え方は SharePoint のヘルプによる。
  • 開催者が見られる人を絞る会議オプションと、共同開催者がダウンロードできるかどうかは、ログインした画面で確かめていない。ダウンロードの権限は、サポートのページによって「開催者だけ」と「既定では、会議の開催者と共同開催者のみ」に分かれている。
  • スマホのTeamsアプリの手順は、サポートページの記述を読んだだけで、実機では試していない。
  • 大きな組織向けのCopilotの価格と、Teams Premium の価格は取得していない。

本文で名指しした Microsoft のページと取得時刻

すべて2026年10月8日9時台に取得した。Microsoft Learn のページの「最終更新」は、保存先のページが2026-08-19、有効期限のページが2026-08-26、Copilot の管理のページが2026-08-29だった。出典の一覧は、記事冒頭のメタ情報(sources)に入っている。保存した原文は、筆者の作業フォルダーに残してある。

この記事でよく聞かれること

Teams会議の録画はどこに保存されますか?
職場・学校のアカウントでは、開催者のOneDriveの「レコーディング」フォルダーに保存される。Microsoft のサポートページによると、非チャネル会議の録画は開催者のOneDrive for Businessに、チャネル会議の録画はチャネルのSharePointサイトに保存される。開催者が会議に出ていなくても、保存先は開催者のOneDriveになる(Microsoft Learn)。2026年10月8日確認。
Teams会議の録画は、どこから見られますか?
会議チャットか、Teamsの予定表にある過去の会議の「要約」から再生できる。Microsoft のサポートページは、チャットの「共有」タブと、予定表の「要約」を手順に挙げている。チャネル会議はチャネルの「共有」(ファイル)に録画の .mp4 ファイルが出る。
Teams会議の録画は、参加者全員が見られますか?ダウンロードできますか?
既定では、見られるのは会議に招待された人で、ダウンロードできるのは開催者。Microsoft のサポートページは「会議に招待されたすべての人がレコーディングを表示できます」「会議のレコーディングをダウンロードできるのは、会議の開催者だけです」と書く(録画の開始・停止のページは「既定では、会議の開催者と共同開催者のみが記録をダウンロードまたは削除できます」)。組織外のゲストは、録画への直接リンクを受け取った時だけ見られる。チャネル会議はチャネルのメンバーが見られる。開催者は Copilot か Teams Premium のライセンスがあれば、見られる人を開催者と共同開催者などに絞れる(チャネル会議などを除く)。
Teams会議の録画はいつ消えますか?
既定では120日で期限切れになる。Microsoft Learn は「会議のレコーディングと文字起こしの有効期限は既定で 120 日です」と書き、この日数は管理者が変えられる。開催者も個々の録画の期限を変えられる、とサポートページは書く。期限が来た録画は保存先(OneDrive、チャネル会議はSharePoint)のごみ箱に移る。戻せる期間を、Teams の録画のヘルプは「最大 90 日」、Learn は職場・学校のアカウントのごみ箱について「93 日後に削除」と書く。ごみ箱から完全に消えた録画は復元できない。
Teamsで会議を録画できない時は、どうすればよいですか?
録画ボタンの鍵アイコンにカーソルを合わせると理由が出る、とMicrosoft のサポートページは書く。同じページが挙げる理由には、管理者のポリシー、開催者の「レコーディングおよび文字起こしできるユーザー」の設定、会議の Copilot がオフになっていることなどがある。組織外のゲストや匿名の参加者は録画を開始できず、開催者の組織の人に頼む。
Teamsの無料版(個人用)でも会議を録画できますか?
Microsoft 365 Personal・Family・Premium の契約がある人は録画できる。Microsoft のサポートページは、個人用の録画はこの3つの個人用アカウントが利用できると書く。契約のない人は録画を開始できない。録画はクラウドに30日間保存され、その後は見られなくなるので、残すならダウンロードする。
Teams会議のCopilotの要約は、録画しないと使えませんか?
録画は要らないが、会議のあとにCopilotに質問するには文字起こしが要る。Microsoft のサポートページは「会議で Copilot を有効にするには、文字起こしは必要ありません」と書き、会議のあとに質問するには会議中に文字起こしをオンにするよう案内している。なお、会議を録画すると文字起こしが自動で始まる。
Teams会議のCopilot要約は無料で使えますか?
無料ではない。Microsoft Learn は前提条件を「対象ユーザー向けのアドオン Microsoft Copilot ライセンス」と書く。日本の料金ページ(2026年10月8日)では、Microsoft 365 Copilot Business のアドオンが年払いで1ユーザー月¥3,148相当(税別)、2026年12月31日までの割引キャンペーンでは初年度¥2,698相当で、対象のビジネスプランを使っている既存の Microsoft 365 顧客向け。本記事が確認した範囲では、無料のTeamsで会議要約が使えるとする記載は見つからなかった。
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出典・参照資料

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