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AI議事録ツール おすすめ比較Zoom・Teams会議を自動文字起こし【2026年】

執筆:約14分で読めます

Notta・tl;dv・Zoomの会議AI機能(旧AI Companion)・Teams Copilotなど主要製品の料金・日本語精度・連携機能を比較。AI GIJIROKUのサービス終了(2025年10月31日)とCLOVA Note終了後の乗り換え先も整理した。

AI議事録ツール おすすめ比較──Zoom・Teams会議を自動文字起こし【2026年】
目次

訂正(2026年7月31日):本記事は初出時、AI GIJIROKUを現行サービスとして掲載していましたが、同サービスは2025年10月31日にサービスを終了していました(Rimo合同会社の発表によると、正式な移行先は同社の「Rimo Voice」)。確認不足をお詫びし、比較対象から除外のうえ訂正します。

3行まとめ

  1. 日本語精度重視ならNotta(年払い月1,185円〜・精度98.86%を公称)が第一候補。AI GIJIROKUはサービス終了(2025年10月31日)のため比較対象から除外した。
  2. Zoomの会議要約などのAI機能(旧AI Companion)は、Zoom公式ブログ(2026年6月24日)によるとZoom Workplaceの対象の有料プランに追加費用なしで含まれる。Teams Copilotは、Microsoftの料金ページ(2026年10月8日取得)でMicrosoft 365 Copilot Businessが通常月3,148円・2026年12月31日までの割引で月2,698円(税別・年払い・対象プランの既存顧客向け)。
  3. CLOVA Note βは2025年7月に終了済み。後継のLINE WORKS AiNoteは法人向け有料サービスで、個人利用者は他ツールへの移行が必要。

訂正(2026年10月7日):tl;dvの無料プランを「月2.5時間」の録画と文字起こし、Proを「無制限録画が解放される」プランと書いていましたが、tl;dvの公式ヘルプは無料プランでも録画と文字起こしを無制限としており、この記事を書いた2026年6月の時点でも同じでした。比較表・tl;dvの節・選び方の3か所を、公式の料金ページ・ヘルプ・利用規約の記載に直しました(内容は末尾の「更新・訂正履歴」)。


会議のあとに議事録を手打ちする時間は、AIツールで大幅に減らせる。ただしツールの数が多すぎて選びにくい。本記事では2026年6月時点の公開情報をもとに、主要7製品の料金・日本語対応・連携先を整理する。精度の数値は各社の公称値であり、実環境での精度は話者数・マイク品質・専門用語の有無で変わる点に注意。


AI議事録ツール 主要7製品の料金比較

ツール 無料枠 有料プラン(税別目安) 日本語 Zoom連携 Teams連携
Notta 月120分 年払い月1,185円〜(Pro) 対応(精度98.86%公称) ○ ○
tl;dv 録画は無制限(公式の料金ページ・ヘルプ)。ただし同じ料金ページの比較表(ウェブレコーディングの週間上限)と利用規約では週40回まで 月$18〜(Pro・公式ヘルプ)。日本から開いた料金ページはプロが年払いで1シート月¥3,080〜 対応(30言語以上) ○ ○
AI GIJIROKU(終了) — 2025年10月31日サービス終了(移行先=Rimo Voice) — — —
Otter.ai あり(制限付き) Pro/Business(要公式確認) 対応(英語が主力) ○ ○
Zoom のAI機能(旧AI Companion) 一部機能のみ Zoom有料プランに付属(Zoom Workplace プロは年払い月2,237円・月払い2,684円、税別) 対応 ネイティブ —
Teams Copilot — Copilot Business 通常月3,148円・割引月2,698円(税別・年払い・2026年12月31日まで・既存顧客向け)。大企業向けは月4,497円(税別・年払い) 対応 — ネイティブ
LINE WORKS AiNote — 法人向け有料 対応 — —

※ 料金は2026年6月時点の公開情報(tl;dvの行は2026年10月7日に公式の料金ページ・ヘルプ・利用規約で確認)。為替や改定で変動する可能性あり。


Notta──日本語精度と価格のバランス

Nottaは年払いで月1,185円(年額14,220円)からプレミアムプランが使え、月1,800分(30時間)の文字起こしが可能(生成AI総合研究所の2026年6月時点の報告による)。104言語対応で、日本語の認識精度は公称98.86%。ZoomやTeamsのボット参加による自動録音・文字起こしに対応している。ビジネスプランは年払い月2,508円で、チーム共有やCRM連携が追加される。

CLOVA Note終了後の乗り換え先としてNotta公式が移行ガイドを公開しており、個人利用者の受け皿として最も情報が多い。


tl;dv──無料枠の広さとCRM連携

tl;dvの公式ヘルプは、無料プランでも録画とトランスクリプト(文字起こし)を無制限としている。ただし、公式の料金ページの比較表は「ウェブレコーディングの週間上限」を無料プランで40回/週(プロは80回、ビジネスは120回。モバイルの録画は無制限)とし、利用規約も無料プランの録画を週40回までとしている。AIメモが会議全体を要約するのは最初の10回の会議までで、その後は各会議の最初の10分だけになる(公式ヘルプ。アカウントを通しての回数で、毎月は戻らない)。Pro(公式ヘルプによると月18ドルから)では1回の会議のAI要約が無制限になり、HubSpotやSalesforceへの連携、AIレポート生成が利用可能。30言語以上に対応し、日本語・英語の同時字幕が追加料金なしで使える点が特徴。営業チームの商談録画・分析用途で採用されるケースが報告されている。


Zoomの会議AI機能・Teams Copilot──既存環境に乗せる選択肢

すでにZoomやTeamsを使っている場合、追加ツールを入れずに議事録を自動化できる選択肢がある。

Zoomの会議AI機能は、以前は「Zoom AI Companion」の名前で案内されていた。Zoom公式ブログ「Meet ZoomMate」(2026年6月24日付・2026年10月8日取得)は、AI Companion の機能はZoom Workplaceに組み込まれ、会議要約(meeting summary)、チャットの作成支援(chat compose)のように機能ごとの名前(原文は "functional names")で呼ばれるようになったと書き、対象の有料プランには追加費用なしで含まれると書く(原文は "Eligible paid Zoom Workplace plans continue to include core AI features at no additional cost")。同じブログによると、ZoomMate は新しいアドオン製品(原文は "a new add-on product")で、Zoomの日本語の料金ページ(2026年10月8日取得)では有料のアドオンとして月¥2,633.33(年払い・税別)と表示されていた。Zoom Workplace のプロは、同じ日本語の料金ページで年払いが月¥2,237、月払いが月¥2,684(いずれも1ユーザー・税別)。以前の版は、情シス365の比較レポートによるとして、2026年3月から無料のBasicユーザーにも一部機能が制限付きで開放されたと書いていたが、この点は今回の公式ページでは確かめていない。

Teams Copilotは、Microsoft 365 Copilot のライセンスが必要(ailead Blogの報告による)。Microsoftの日本語の料金ページ(2026年10月8日取得)で、対象のビジネスプランに足すMicrosoft 365 Copilot Businessは「Originally starting from ¥3,148 now starting from ¥2,698」(通常¥3,148、割引¥2,698・1ユーザー月相当・年払い・税別)。割引は2026年7月1日から12月31日までで、対象のビジネスプランを使っている既存のMicrosoft 365顧客だけが対象と同ページの注記にある。大企業向けのMicrosoft 365 Copilotは同じ料金体系の別ページで月¥4,497(年払い・税別)と表示されていた。以前の版が書いた月3,750円(ailead Blog)は、この公式ページの数字と合わない。リアルタイム要約とアクションアイテム抽出に加え、2026年にはフォローアップ自動化のエージェント機能が追加された。M365エコシステム内で完結するため、OutlookやSharePointとの連携が自然。


AI議事録ツールを選ぶときの判断軸

  1. 日本語精度が最優先:Nottaを試用して確認。旧AI GIJIROKUからの移行を検討している場合は、正式な移行先とされるRimo Voice(Rimo合同会社)が候補になる
  2. すでにZoom/Teamsを契約済み:まずZoomの会議AI機能(旧AI Companion)/Copilotを試し、不足があれば専用ツールを追加
  3. 営業録画・CRM連携が欲しい:tl;dvのPro以上を検討
  4. コストを最小にしたい:tl;dvの無料プラン(録画は無制限と表示。ウェブレコーディングは週40回まで、AIメモの全体要約は最初の10会議まで)またはNotta無料枠(月120分)で運用可能か確認

試用では何を見るのか──同じ10分音声を数社に通す

判断軸の1番目「日本語精度を試用で確認する」は、見る観点を決めずに始めると「なんとなく良さそう」で終わる。当サイトでは動画制作の下調べで文字起こしを日常的に使っており、その実作業から手順を詰めた結果、契約前の試用は次の形に落ち着いた。

  1. 自分の会議に近い音声を10分ぶん用意する(議事録が目的なら実際の会議の録音)
  2. その10分に、固有名詞・複数話者の会話・フィラー(「えー」「あの」)が入っていることを確認する
  3. 同じ音声をそのまま、無料枠のある数社に通す
  4. 出てきたテキストを並べ、固有名詞の変換・話者分離・フィラー処理の3点を目視で比べる

ツールごとに別の音声で試すと、音声側の条件差が結果に混ざって比較にならないため、同じ音声を使うことが肝心だ。見るのは誤りの「量」だけでなく「直しやすさ」で、毎回同じ形で間違えるなら一括置換で済み、揺れるなら1つずつ直すことになる。当サイトの実作業では、固有名詞の修正が作業時間の大半を占めた。手順の詳細と、無料で試せる入口(Whisperのローカル実行/無料枠つきクラウド型)の整理は同じ10分音声で文字起こしAIを比べる手順に書いている。なお、Whisper単体には話者分離の機能がないため、3点のうち話者分離だけはクラウド型の無料枠など別の入口で確認することになる。

Whisper文字起こしの使い方・精度・無料で使う方法【2026年版では、OpenAI Whisperを使ったローカル文字起こしの手順を解説している。クラウドに音声を送りたくない場合の選択肢として参考になる。また、AI要約ツール おすすめ5選【論文・動画・会議対応 2026年】では要約ツール全般を比較している。


公称値と実測値のズレに注意

  • 精度の数値(98.86%、99.8%)は各社の公称値であり、測定条件が統一されていない。実際の精度は環境次第で大きく変わるため、必ず自社の会議で試用してから判断すべき。
  • CLOVA Note終了後の個人向け無料選択肢は実質的にtl;dvかNottaの無料枠に限られ、以前ほどの選択肢はない。
  • Teams CopilotはM365 Copilotのライセンスが前提で、公式の料金ページでは月2,698円(割引・2026年12月31日まで)〜4,497円(税別・年払い)と、小規模チームには負担になりうる。Zoomの会議AI機能の「追加費用なし」はZoom有料プラン(Workplace プロは年払い月2,237円・月払い2,684円、税別)の契約が前提。
  • 本記事の料金は2026年6月時点。SaaS製品は頻繁に改定されるため、契約前に公式サイトで最新価格を確認してほしい。

料金・機能情報の確認時点

料金・機能の情報は上記sourcesに記載した各社公式サイトおよび比較レポートの2026年6月時点の記載に基づく(tl;dvの無料枠と料金は、2026年10月7日に公式の料金ページ・ヘルプ・利用規約で確かめて直した)。筆者が全製品を同条件でテストしたわけではなく、精度や使用感の保証はしない。

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出典・参照資料

更新・訂正履歴

  • Teams Copilot の料金を訂正。「Microsoft 365 Copilotライセンス(月3,750円/ユーザー)」(ailead Blogの報告による)と書いていたが、Microsoft の日本語の料金ページ(2026年10月8日取得)は Microsoft 365 Copilot Business を通常¥3,148・2026年12月31日までの割引で¥2,698(税別・年払い・既存顧客向け)、大企業向けの Microsoft 365 Copilot を¥4,497(税別・年払い)と表示している。初出時(2026年6月)に近い Internet Archive の2026年5月20日の版でも Copilot Business は¥3,148(割引¥2,698)で、3,750円はどの公式の数字とも合わなかった。公式の数字に直した。
  • tl;dvの無料枠と有料プランの説明を訂正。比較表・tl;dvの節・選び方の3か所で、無料プランを「月2.5時間」の録画と文字起こし(AI PICKSの料金比較による)とし、Pro(月$18〜)で「無制限録画が解放され」と書いていたが、tl;dvの公式ヘルプ「What are the limits of the Free plan?」(日本語版「無料プランの制限は何ですか」)は、無料プランでも録画とトランスクリプトを無制限(unlimited)としている。Internet Archiveに保存された同じヘルプ(2025年11月24日付の版)は、この記事の公開日(6月30日)より前の2026年6月14日の版でも同じ書き方で、「月2.5時間」は書いた時点でも公式の記載と合っていなかった。2026年10月7日に確認した公式の料金ページ・利用規約・ヘルプのどこにも「2.5時間」は無く、出典にしていたAI PICKSの同日のページにも「2.5時間」の記載は無かった(このため出典から外し、公式の料金ページ・利用規約・ヘルプに替えた)。3か所を、録画は無制限と表示されること、ただし料金ページの比較表(「ウェブレコーディングの週間上限」)と利用規約では無料の録画が週40回まで(プロ80回・ビジネス120回)であること、AIメモが会議全体を要約するのは最初の10回の会議まで(アカウントを通しての回数で、毎月は戻らない)であることに直した。Proの月$18からは公式ヘルプの表記と合っているので残し、出典をヘルプにした。
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