GitHub Copilot(ギットハブ コパイロット)とはGitHub が提供するプログラミング用の AI。無料の Copilot Free があり、料金は月$10から。使い方は VS Code の「Use AI Features」からサインイン【2026年10月版】
GitHub Copilot(ギットハブ コパイロット)とは、GitHub が提供するプログラミング用の AI で、コードを書く途中の補完、質問への回答、作業を任せるエージェント機能を備える。無料の Copilot Free があり(補完は月2,000回まで・クレジットカード不要)、有料は Pro 月$10、Pro+ 月$39、Max 月$100。筆者は2026年10月8日に GitHub の料金ページとドキュメントを取得し、使用量ベースの課金(AI クレジット)、使えるモデル、エージェント機能を取り直した。

目次
2026年10月8日・日本時間時点の情報です。 GitHub Copilot(ギットハブ コパイロット)とは、GitHub が提供するプログラミング用の AI で、コードを書いている途中の補完、コードについての質問への回答、作業そのものを任せるエージェント機能までを手伝うサービスだ。無料のプラン「Copilot Free」があり、GitHub の料金ページは補完を月2,000回まで、クレジットカード不要と表示する。有料は個人向けが Pro 月$10、Pro+ 月$39、Max 月$100。
この記事は、2026年7月に書いた記事を、2026年10月8日に GitHub の公式ページで取り直して書き直したもの。Microsoft が出している同名の「Copilot」とは別の製品なので、そちらを知りたい人は Copilot とは を先に読むとよい。
3行まとめ
- GitHub Copilot は GitHub のプログラミング用 AI。無料の Copilot Free は補完が月2,000回まで(クレジットカード不要)。有料は Pro 月$10、Pro+ 月$39、Max 月$100、組織向け Business 1席あたり月$19・Enterprise 1席あたり月$39(2026年10月8日の GitHub の表示)
- 2026年6月1日から、チャットやエージェントは「AI クレジット」(1クレジット=$0.01)を消費する。Pro は毎月1,500クレジット($15分)が付き、補完は有料プランでクレジットを消費しない
- 使えるモデルは入れ替わりが速い。GitHub Docs の2026年10月8日の一覧には Claude Opus 5.5・GPT-6 系・Gemini 3.8 Flash などが載り、Gemini 3.1 Pro は2026年9月1日に廃止された。GPT-5 mini・Gemini 3.7 Flash なども10月19日に廃止される予定(GitHub Changelog)
GitHub Copilot は何をするサービスか
GitHub Docs の「About GitHub Copilot」は、冒頭で Copilot をこう定義している。
GitHub Copilot is an AI assistant that helps you write, understand, and ship software. It suggests code as you type, answers questions about a codebase, reviews your changes, and works on tasks you assign it.
(訳)GitHub Copilot は、ソフトウェアを書き、理解し、出荷するのを助ける AI アシスタントです。入力中にコードを提案し、コードベースについての質問に答え、変更をレビューし、割り当てたタスクに取り組みます。
GitHub は、GitHub 上の作業の流れに組み込まれていることを特徴に挙げる。GitHub Docs は、課題(issue)をきっかけにエージェントが作業し、プルリクエスト(変更を取り込んでもらう依頼)として戻り、レビューされ、マージされる流れを例に書く。
「コード補完」は、エディタでコードを書いている途中に、続きの候補が薄い文字で出る機能のこと。「エージェント」は、1つ指示を出すと、複数のファイルを編集したりテストを動かしたりして、作業を何段階か自分で進める機能のこと。
名前が同じ「Copilot」は、Microsoft にもある。Microsoft Copilot(個人向けの無料アシスタントや Microsoft 365 の Copilot)は文章や質問向けで、GitHub Copilot はプログラミング向け。GitHub は、Microsoft が2018年10月26日に買収を完了したと公式ブログで発表した会社だが、GitHub Copilot は GitHub アカウントで使う別の製品で、料金のプランも別なので、料金やログインの話を混ぜない。違いの表は Copilot とは と Microsoft Copilot の使い方・料金の記事 にある。
無料の Copilot Free では何がどこまで使えるか
GitHub の料金ページ(2026年10月8日2時14分に筆者が開いた英語表示の画面)は、Free について次のように並べる。
- 月額 $0
- 「2,000 completions per month」(補完は月2,000回)
- 「Access to Haiku 4.5, GPT-5 mini, and more」(Haiku 4.5・GPT-5 mini などへのアクセス)
- Copilot CLI(ターミナルで使う Copilot)
- 「No credit card required」(クレジットカード不要)
GitHub Docs の「Plans for GitHub Copilot」は、Free と Student では「access to models is available through auto model selection only」(モデルは自動選択でのみ使える)と書く。2026年6月24日の GitHub Changelog も、Free と Student のモデル選択を自動選択(auto)だけにしたと書いており、Docs の書き方はこれに合う。製品ページの「Haiku 4.5、GPT-5 mini などへのアクセス」とは書き方が違い、GitHub Docs の自動選択で使われるモデルの表には GPT-5 mini が無い。ログイン後の画面で実際にどう出るかは、ログインしていないので確かめられていない。
料金ページの比較表(日本語表示)では、Free は次の機能が「Not included」(含まれない)になっている。
- クラウドエージェント(GitHub 上で作業を任せる機能)
- GitHub でのプルリクエストのレビュー
- GitHub AI クレジットの追加購入
一方、エージェントモード(エディタ内で複数ファイルの編集を任せる機能)と Copilot CLI は Free にも「Included」と表示される。Free にも AI クレジットの割り当て(allowance)はあるが、筆者が取得した GitHub Docs のページはその数を書いていない。
無料で使える別の入口もある。
- 学生: 認証済みの学生は、GitHub Education を通じて Copilot Student を無料で使える。GitHub Docs は、資格は毎月再確認されると書く。Copilot Student は補完が無制限で、モデルは自動選択のみ(GitHub Docs「Usage-based billing for individuals」)
- 教員・人気のオープンソースの保守担当者: GitHub Docs は、確認された教員と人気のあるオープンソースの保守担当者は、Copilot Pro を無料で使える場合があると書く
- 組織から割り当てられた人: 勤務先が Copilot Business か Enterprise を契約していて席を割り当てられた人は、Free を使えない。GitHub Docs は、Copilot Free は組織経由で Copilot にアクセスできない個人開発者向けと書く
料金は月いくらか(2026年10月8日の表)
GitHub Docs の「Plans for GitHub Copilot」と、GitHub の製品ページの表を合わせると、次のようになる。価格はドルで表示され、日本円の表示は筆者が開いた画面に無かった。
| プラン | 月額 | 月の AI クレジット | ドル換算 | コード補完 |
|---|---|---|---|---|
| Free | $0 | 割り当てあり(数の記載なし) | - | 月2,000回まで |
| Student | 無料(認証済みの学生) | 割り当てあり(数の記載なし) | - | 無制限 |
| Pro | $10 | 1,500(base 1,000 + flex 500) | $15 | 無制限 |
| Pro+ | $39 | 7,000(base 3,900 + flex 3,100) | $70 | 無制限 |
| Max | $100 | 20,000(base 10,000 + flex 10,000) | $200 | 無制限 |
| Business | 1席あたり $19 | 1席あたり 1,900 | $19 | 無制限 |
| Enterprise | 1席あたり $39 | 1席あたり 3,900 | $39 | 無制限 |
読み方のポイントが2つある。
1つ目は、「$15」の中身。GitHub Docs によると、base credits は「サブスクリプションの価格と一致し、変わらない」分で、flex allotment はその上に乗る変動分。flex は「AI の経済性の変化(モデル価格・新しいモデル・効率の改善)に合わせて変わるように設計されている」と Docs は書く。Pro の「月$15」は、base の$10分と flex の$5分を足した数字になる。GitHub の料金ページの比較表も、Pro は基本クレジット$10・Flex 割り当て$5と分けて表示している。
2つ目は、使い切った分は繰り越されないこと。GitHub Docs は、未使用のクレジットは失効し、毎月1日 00:00:00 UTC に満額へ戻ると書く。日本時間にすると毎月1日の午前9時になる(筆者による換算)。契約の請求日とは関係なく固定だと Docs は書く。
Pro+ は、製品ページの表示で「Opus などのプレミアムモデルへのアクセス」と「Pro の4倍以上の利用枠」が付く。Max は「新しいモデルや機能の優先利用」と「Pro+ の2.9倍以上の利用枠」。Business と Enterprise は、1席ごとのクレジットを組織で共有する形で、Enterprise には「Business の2倍以上の利用枠」の表示がある。
使用量ベースの課金で何が変わったか
2026年6月1日に、Copilot の課金が「リクエスト回数」から「使った量(トークン)」を基準にした AI クレジットへ移った。移行を予告した2026年4月27日の公式ブログは、簡単な質問と数時間続く自動作業が同じ料金になる従来の方式は「no longer sustainable」(もう持続できない)と書いた。経緯と単価の詳細は GitHub Copilot が従量課金へ移行した記事 に書いている。この記事では、初心者が先に知るべき範囲だけを書く。
クレジットを消費するのは、GitHub Docs「Usage-based billing for individuals」が挙げる次の機能。
- Copilot Chat
- Copilot CLI
- Copilot cloud agent(クラウドエージェント)
- Copilot Spaces
- Spark
- サードパーティのコーディングエージェント
「Code completions and next edit suggestions are not billed in AI credits and remain unlimited for all paid plans.」(コード補完と次の編集の提案は AI クレジットで課金されず、すべての有料プランで無制限のまま)と Docs は書く。
付属のクレジットを使い切った時、個人プランの利用者に Docs が示す選択肢は3つ。
- プランを上げる。差額だけを払う(同じ期間で2つのプランに二重には払わない)と Docs は書く
- 追加利用の予算(budget)を設定して、使い続ける。予算はドルで設定し、$10 の予算で1,000クレジット。追加利用には上限が付く場合があると Docs は書く
- 翌月の更新まで待つ
超過分を使えば追加で請求される点は、旧版の本文の「超過分は追加課金となる」のとおりで、GitHub Docs「Models and pricing」も、付属分を超えた使用は AI クレジットで課金されると書く。旧版に無かったのは、その前に予算の設定が要ることで、2026年6月1日の Changelog も、予算を設定すれば付属分を使い切った後も使い続けられ、月末に請求されると書く。予算を設定せずに自動で請求が始まる、とは Docs に書かれていない。
予算を作る時の注意として、GitHub Docs「Setting up budgets」は、「Stop usage when budget limit is reached」を選ばないと、予算を超えてもメールで知らせるだけで利用は止まらないと書く。予算の作り方は 従量課金の記事 にある。
もう1つ、有料プランの利用者向けに Docs が書く話がある。自動モデル選択(auto model selection)を使うと、モデル費用が10%引きになる。
いつ何が変わったか
| 日付 | 何が変わったか | 出典 |
|---|---|---|
| 2026年6月1日 | 課金がリクエスト回数から AI クレジットへ移行(4月27日に公式ブログで予告)。上位プラン Max へのアップグレードが始まる。Student・Pro・Pro+・Max の新規申し込みは止まったまま | GitHub Blog(2026-04-27)・GitHub Changelog(2026-06-01) |
| 2026年6月17日 | Student・Pro・Pro+・Max の新規申し込みを、数週間かけて順に再開すると発表 | GitHub Changelog(2026-06-17) |
| 2026年6月24日 | Free と Student のモデル選択が自動選択(auto)だけになる | GitHub Changelog(2026-06-24) |
| 2026年7月31日 | Gemini 2.5 Pro と Gemini 3 Flash が Copilot から廃止 | GitHub Docs の廃止履歴 |
| 2026年9月1日 | Claude Opus 4.5・4.6、Claude Sonnet 4.5・4.6、Gemini 3.1 Pro などが廃止 | GitHub Docs の廃止履歴・GitHub Changelog(2026-08-31) |
| 2026年9月3日 | Business・Enterprise(カードか PayPal 払い)の新規申し込みを、数週間かけて順に再開すると発表 | GitHub Changelog(2026-09-03) |
| 2026年10月2日 | Claude Opus 4.7、Gemini 3.5 Flash・3.6 Flash、Kimi K2.7 Code が廃止 | GitHub Docs の廃止履歴・GitHub Changelog(2026-10-02) |
| 2026年10月19日(予定) | Gemini 3.7 Flash、GPT-5.5、GPT-5.4、GPT-5.4 mini、GPT-5 mini、Grok 4.5 を廃止する予定 | GitHub Changelog(2026-09-18) |
GitHub Docs の「Supported AI models」は、廃止済みと廃止予定のモデルを「Model retirement history」の表にまとめ、各行に廃止日と「推奨される代わりのモデル」を載せている。筆者が取得した10月8日の時点で、この表には10月19日の廃止予定の6つはまだ載っていなかった。また Claude Sonnet 4.6 は、廃止の表(2026年9月1日)と、プラン別のモデルの表の両方に出る。Docs の脚注によると、Sonnet 4.6 は2026年9月1日に廃止されたが、個人の年額の Copilot Pro・Pro+ の契約者には引き続き使え、月額プランの契約者には使えない。
使えるモデルはどれか(2026年10月8日の一覧)
GitHub Docs「Supported AI models in GitHub Copilot」の「Supported AI models per Copilot plan」の表には、2026年10月8日2時13分の取得時点で、次のモデルが載っている。
- Anthropic: Claude Haiku 4.5、Claude Sonnet 4.6(年額の個人プランのみ)、Claude Sonnet 5、Claude Sonnet 5.5、Claude Opus 4.8(高速モードはプレビュー)、Claude Opus 5、Claude Opus 5.5、Claude Fable 5、Claude Fable 5.1
- OpenAI: GPT-5 mini、GPT-5.3-Codex、GPT-5.4、GPT-5.4 mini、GPT-5.5、GPT-5.6 Luna・Sol・Terra、GPT-6 Astra・Luna・Sol、GPT-6.1 Sol
- Google: Gemini 3.7 Flash、Gemini 3.8 Flash
- xAI: Grok 4.5、Grok 4.6、Grok 4.7
- その他: Kimi K3、MAI-Code-1.1-Flash
このうち GPT-5 mini、GPT-5.4、GPT-5.4 mini、GPT-5.5、Gemini 3.7 Flash、Grok 4.5 は、GitHub Changelog(2026年9月18日)が2026年10月19日に廃止すると予告している。代わりのモデルとして挙げられているのは GPT-5.6 Sol・Luna、Gemini 3.8 Flash、Grok 4.6。
GPT-5.4 nano も表にあるが、脚注によると Codex の VS Code 拡張(Copilot Pro+ のみ)でだけ使え、Copilot Chat では使えない。
プランごとの違いは、Docs の表で次のように説明されている。Free と Student は自動選択のみ。Pro は「a selection of models」(一部のモデル)、Pro+ は「Access to premium models」(プレミアムモデルを使える)、Max は「Priority access to premium models」(プレミアムモデルの優先利用)。どのモデルがどのプランで使えるかの細かい対応表は、筆者が取得したテキストでは対応のしるしが落ちていて読み取れなかった。
2026年8月14日の旧版は、Gemini を「3.1 Pro」と書いていた。取得した Docs の廃止履歴では、Gemini 3.1 Pro は2026年9月1日が廃止日になっている。いまの Gemini は3.7 Flash と3.8 Flash で、3.7 Flash は10月19日に廃止される予定。同じ頃の旧版に書いた「GPT-4o は現行一覧から外れている」は、今回の一覧でも同じで、GPT-4o は「Utility models」(背景機能用で、モデルの選択欄には出ない)として別に載っている。
脚注によると、Claude Fable 5 と Fable 5.1 を使うと、Anthropic は有害な使い方を見つける安全分類のため、プロンプトと出力を含むデータを既定で保持する。組織のゼロデータ保持(ZDR)の扱いは別に定められている。くわしくは GitHub Docs の同じ表の脚注を見てほしい。
モデルごとの単価は、GitHub Docs「Models and pricing for GitHub Copilot」にある。単価の表の読み方は、従量課金の記事 に書いた。
エージェント機能では何を任せられるか
GitHub Docs「About GitHub Copilot」は、Copilot の機能を4つに分ける。
- Assistive(補助): 作業中に提案や回答を返す。提案を受け入れるかは人が決める
- Agentic(エージェント): 目標を伝えると、リポジトリを調べ、計画を出し、ファイルを編集し、プルリクエストをレビューし、ツールを動かす
- Customizations(カスタマイズ): 指示ファイル、再利用できるプロンプト、外部ツールなどで応答を調整する
- 外部の AI エージェント・モデル・ツール: 他社のコーディングエージェントが非同期で作業し、プルリクエストを作る
エージェント機能の主な入口は次のとおり。
- エージェントモード: VS Code などのエディタ内で、複数ファイルの編集を任せる。料金ページの比較表では VS Code、Visual Studio、JetBrains、Eclipse、Xcode で使えると書かれ、Free にも「Included」と表示される
- クラウドエージェント: GitHub.com から作業を任せる。GitHub Docs は、リポジトリの調査、変更の計画と実装、ファイルの編集、テストやリンターの実行を、エディタではなくクラウドの一時的な開発環境で行うと書く。ブランチの作成、コミットメッセージ、プッシュも Copilot が行い、プルリクエストの前に変更を確認して修正を頼める
- Copilot CLI: ターミナルから使う。料金ページの表では全プランで使える
- コードレビュー: プルリクエストへのフィードバックと修正案
- サードパーティのエージェント: 料金ページの比較表は「Claude by Anthropic や OpenAI Codex などのサード パーティ コーディング エージェントにタスクを委任 (プレビュー)」と書き、Pro+ と Max に「Included」と表示する。プレビューの機能
GitHub Docs には「Automations」(スケジュールやリポジトリの出来事をきっかけに、クラウドエージェントが決めた作業を自動で走らせる機能)の説明もある。例として、届いた課題の仕分けや、毎週のリリースノート作成が挙げられている。
エージェントが何段階も作業すると、消費するクレジットも増える。GitHub Docs は、大きなコードベースにまたがる複雑なエージェント作業は、チャットの簡単な質問よりずっと多くの使用量を消費すると書く。
使い方の手順(VS Code の場合)
ここから先は、ログインしていない筆者には見えない画面が含まれる。手順は VS Code ドキュメント「Set up GitHub Copilot in VS Code」の文言による。サインインの詳細や、入れない時の直し方は GitHub Copilot のログイン方法の記事 にある。
- VS Code を開く
- 画面下のステータスバーにある Copilot のアイコンにカーソルを合わせ、「Use AI Features」を選ぶ(ドキュメントの原文は「Hover over the Copilot icon in the Status Bar and select Use AI Features.」)
- GitHub アカウントでサインインする。ドキュメントは、Copilot の契約が無い場合は「you'll be signed up for the Copilot Free plan」(Copilot Free に登録される)と書く。そのとき、補完の月間の枠と AI クレジットの月間の枠がつく
- コードを書き始めると、続きの候補が出る。VS Code ドキュメントは「Accept a suggestion by pressing the Tab key.」(Tab キーで候補を受け入れる)と書く
- 質問や作業の依頼は、チャット画面に自然な言葉で書く。VS Code のチャットのドキュメントは、AI がファイルを変更したら、コミットや取り込みの前に結果を確認して検証するよう書き、チャット画面では変更されたファイルを選ぶと差分が開くと書く
- プロジェクトに合わせた下書きの指示を作りたい時は、サインイン後にチャットへ「/init」と入れる。ドキュメントは、コードベースを分析して、コーディングの慣習を記録した最初のカスタム指示を作ると書く
- 今月の使用量は、VS Code のステータスバーから Copilot のステータス画面を開いて見る。ドキュメントによると、月間の枠のうちどれだけ使ったかの割合が出る
つまずきやすい点は2つ。1つは、サインインに使う GitHub アカウントが、Copilot を契約したアカウントと別になること。ドキュメントは、勤務先が Copilot を提供している場合は組織のアカウントと方針を使うと書く。もう1つは、VS Code や拡張機能のバージョンが古いこと。GitHub Docs は、古いバージョンでも動くが、モデル価格や使用量の表示が正しくない場合があると書き、VS Code の最低バージョンとして1.120を挙げている。
どのエディタで使えるか
GitHub の製品ページ(日本語表示)の末尾は、次のエディタや場所を並べている。GitHub、Visual Studio、Visual Studio Code、Xcode、JetBrains、Neovim、Eclipse IDE、Raycast。料金ページ(日本語表示・英語表示とも)には、これに加えて SQL Server Management Studio と Zed も載っている。
GitHub Docs が使用量ベースの課金に必要な最低バージョンを挙げているのは、VS Code、Visual Studio 2022・2026、SQL Server Management Studio、JetBrains の IDE(プラグイン)、Eclipse、Xcode、Copilot CLI。機能のそろい方はエディタごとに違うので、GitHub Docs の機能比較表「Copilot feature matrix」で、使うエディタの行を確認する必要がある。筆者はこの表を取得していない。
「55%速い」は何の数字か
GitHub は、Copilot の効果の根拠として、2022年の研究をいまも引いている。製品ページの FAQ は「品質を損なうことなくコードライティングの生産性が、最大で 55% 向上している」と書く。元の研究は、2022年9月7日の GitHub ブログと、同じ内容の arXiv の論文(2302.06590)。
arXiv の要旨は、次のとおり。
Recruited software developers were asked to implement an HTTP server in JavaScript as quickly as possible. The treatment group, with access to the AI pair programmer, completed the task 55.8% faster than the control group.
(訳)募集したソフトウェア開発者に、JavaScript で HTTP サーバーをできるだけ早く実装してもらった。AI ペアプログラマーを使えたグループは、対照群より55.8%速く課題を終えた。
読むときの注意は3つある。
- 課題は「JavaScript で HTTP サーバーを作る」1つで、速さを測った数字。コードの質やバグの数を測った数字ではない
- GitHub のブログは、Copilot を使ったグループの完了率が78%、使わなかったグループが70%だったと書く
- 研究は GitHub が自分の製品について行った(2022年・当時のモデル)。2026年10月のモデルや、エージェント機能を使う作業には、この数字は当てはまらない
筆者の見方として、実際の仕事での効果は、使うモデル、課題、確認にかける時間で変わると考える。この見方に公式の裏付けは無い。
他のコーディング AI との違い
GitHub Copilot 以外にも、コードを書く AI は増えている。無料の入口や料金のしくみが違うので、比べる時は同じ観点で並べる。
- Cursor: AI を中心に作られたコードエディタ。Cursor の記事
- Claude Code: ターミナルで動く Anthropic のコーディングエージェント。Claude Code の記事
Copilot の強みを GitHub の公式資料が挙げるのは、GitHub の作業の流れ(課題・プルリクエスト・レビュー)の中で使えること。これは GitHub の自己紹介で、他のツールと並べて測った結果ではない。
ログインせずに GitHub の製品ページと料金ページを開いた結果
2026年10月8日2時14分、筆者はログインしていない状態で、ヘッドレスのブラウザ(Playwright の Chromium)から github.com/features/copilot と github.com/features/copilot/plans を、パソコンの大きさ(1280×800)とスマホの大きさ(390×844)で開いた。
- 製品ページの上部に、「Sign in」と「Sign up」のボタン、見出しの「Command your craft」、緑の「Download for macOS (Intel)」ボタン、「See plans & pricing」ボタンが出た。curl で取得した日本語表示の HTML では、同じ場所が「macOS 版をダウンロード (Silicon)」だった。ページ上端には「Dev Days are here!」という開発者イベントの案内が出ていた
- 料金ページには、「For individuals」と「For businesses」の切り替えと、Free・Pro・Pro+・Max の4列が並び、Max の列に「BEST VALUE」の表示があった。Free は$0、Pro は$10、Pro+ は$39、Max は$100(Pro・Pro+・Max には per user / month の表示)。「Free」の欄には「2,000 completions per month」と「No credit card required」。Pro の欄には「$15 monthly total credits for Pro」、Pro+ は「$70」、Max は「$200」と出た
- 2つのページを、日本語を希望する設定の curl で取得すると日本語表示(製品ページでは「Pro なら 毎月合計 $15 のクレジット」)だったが、ブラウザの言語を日本語にして Chromium で開いた画面は英語表示だった。表示言語は取得の仕方で変わる
ログイン後の画面(Copilot の設定ページや使用量の画面)は、筆者は見ていない。
料金ページと Docs で食い違った所、確かめられていない所
- Free の中身が3つの資料で揃わない。製品ページと料金ページの FAQ(日本語表示)は「コード補完が 2,000 回、チャット リクエストが 50 回に制限」と書き、英語表示の FAQ も「2000 completions and 50 chat requests」と書く。一方、GitHub Docs は Free に「an allowance of GitHub AI Credits」(AI クレジットの割り当て)があるとだけ書き、数は書いていない。料金ページの Free の欄は「Haiku 4.5、GPT-5 mini などへのアクセス」、Docs と2026年6月24日の Changelog は自動選択のみ。FAQ の「50回」が古いのかは、取得した範囲では分からない
- サードパーティのエージェントの対象プランが、同じページの中でも違う。製品ページと料金ページの Pro の欄は、英語表示で「Access to 3rd party agents (Claude Code and Codex)」、日本語表示の製品ページで「外部エージェント (Claude Code、Codex) へのアクセス」と書く。一方、料金ページの比較表(日本語表示・英語表示とも)は Pro を「Not included」、Pro+ と Max を「Included」と表示する
- 使えるモデルの一覧も、ページごとに違う。料金ページの比較表(日本語表示・英語表示とも)には、Docs の廃止履歴では2026年10月2日に廃止されたはずの Claude Opus 4.7、Gemini 3.5 Flash、Gemini 3.6 Flash、Kimi K2.7 Code や、それより前に廃止された Claude Sonnet 4、GPT-5.2 が残っている。また、日本語表示の比較表には Claude Opus 5.5 や GPT-6.1 Sol が無く、英語表示の比較表にはある。最新に近いのは GitHub Docs の「Supported AI models」と読んだが、これは筆者の判断
- 2026年6月1日の Changelog は、Student・Pro・Pro+・Max の新規の受け付けが止まっていて「数週間のうちに」再開すると書き、6月17日の Changelog は、数週間かけて順に再開すると書いた(希望のプランがまだ選べない時は、後でもう一度確かめるよう書いている)。10月8日の料金ページには「Get started」のボタンが出ているが、実際に申し込めるかは、アカウントを作らない筆者は確かめていない
- 個人プランの追加利用が、予算を設定しない時にどう扱われるかは、GitHub Docs の個人向けのページに書かれていなかった。Docs が書くのは「予算を設定すれば使い続けられる」までで、「設定しなければ必ず止まる」とも書いていない
- Microsoft Copilot のページや、GitHub Copilot の機能比較表(Copilot feature matrix)、組織向けの管理者設定は、この記事では読んでいない
取得した GitHub の公式ページと時刻
本文で名指しした公式ページは、すべて記事末尾の出典の一覧に入れている。取得は2026年10月8日の2時13分から2時16分(Changelog の個別ページと Microsoft のブログは2時25分から2時30分)で、取得した原文は筆者の手元に保存してある。
- GitHub Copilot の製品ページ(github.com/features/copilot)と料金ページ(github.com/features/copilot/plans)
- GitHub Docs: Plans for GitHub Copilot、Usage-based billing for individuals、Models and pricing for GitHub Copilot、Supported AI models in GitHub Copilot、About GitHub Copilot、GitHub Copilot on GitHub.com、Access GitHub Copilot for free as a student
- GitHub Blog(2026年4月27日)と Changelog(2026年6月1日・6月17日・6月24日・8月31日・9月3日・9月18日・10月2日)、2022年9月7日の研究ブログと arXiv の論文
- GitHub Docs: Setting up budgets to control spending on metered products
- VS Code ドキュメント: Set up GitHub Copilot in VS Code、Use chat in VS Code、Inline suggestions from GitHub Copilot in VS Code
料金、クレジットの数、使えるモデルは、GitHub が変えることがある。この記事の数字は2026年10月8日に GitHub の公式ページで確認した値で、日本円の換算や消費税は含まない。
この記事でよく聞かれること
- GitHub Copilot(ギットハブ コパイロット)とは何ですか?
- GitHub が提供するプログラミング用の AI です。GitHub Docs は「GitHub Copilot is an AI assistant that helps you write, understand, and ship software.」(ソフトウェアを書き、理解し、出荷するのを助ける AI アシスタント)と書き、入力中のコード補完、コードベースへの質問、変更のレビュー、任せた作業の実行ができると説明します(2026年10月8日取得)。
- GitHub Copilot は無料で使えますか?
- 使えます。無料プランの Copilot Free は月$0で、GitHub の料金ページは「2,000 completions per month」(補完は月2,000回)と「No credit card required」(クレジットカード不要)と表示します(2026年10月8日)。ただし料金ページの比較表ではクラウドエージェントと GitHub でのプルリクエストのレビューは Free に含まれず、GitHub Docs によるとモデルは自動選択のみです。
- GitHub Copilot の料金はいくらですか?
- 個人向けは Free が月$0、Pro が月$10、Pro+ が月$39、Max が月$100です。組織向けは Business が1席あたり月$19、Enterprise が1席あたり月$39です(GitHub の製品ページ・2026年10月8日)。価格はドル表示で、日本円の表示は筆者が開いた画面にはありませんでした。
- GitHub Copilot の AI クレジットとは何ですか?
- チャットやエージェントなど AI モデルを使う機能の消費を数える単位で、1クレジットは$0.01です(GitHub Docs)。Pro には毎月1,500クレジット(base 1,000 と flex 500)が付き、使い切ると、予算を設定して追加で使うか、プランを上げるか、翌月1日を待ちます。コード補完は有料プランでクレジットを消費しません。
- GitHub Copilot の使い方は? 最初に何をしますか?
- VS Code を開き、ステータスバーの Copilot アイコンにカーソルを合わせて「Use AI Features」を選び、GitHub アカウントでサインインします(VS Code ドキュメント)。Copilot の契約が無いアカウントは Copilot Free に登録されます。サインイン後は、コードを書くと出る補完候補を Tab キーで受け入れます。
- GitHub Copilot と Microsoft Copilot は同じものですか?
- 同じものではありません。GitHub Copilot は GitHub の製品で、GitHub アカウントでサインインして使うプログラミング用の AI です(VS Code ドキュメント)。Microsoft Copilot は Microsoft の AI アシスタントで、料金のプランも別です。なお GitHub は、Microsoft が2018年10月26日に買収を完了したと公式ブログで発表した会社です。
- GitHub Copilot はどのエディタで使えますか?
- GitHub の製品ページは、Visual Studio Code、Visual Studio、JetBrains、Xcode、Neovim、Eclipse などを並べています(2026年10月8日)。機能のそろい方はエディタごとに違うので、公式の機能比較表で確認してください。
- 学生は GitHub Copilot を無料で使えますか?
- 使えます。GitHub Docs は、認証済みの学生は GitHub Education を通じて Copilot Student を無料で使えると書き、資格は毎月確認されるとも書きます。Copilot Student は補完が無制限で、モデルは自動選択のみです(2026年10月8日取得)。
出典・参照資料
- 一次資料GitHub Copilot 製品ページ(日本語表示・Free・Pro・Pro+・Max・Business・Enterprise の価格と FAQ・2026年10月8日2時13分取得) ↗
- 一次資料GitHub Copilot プランと価格(日本語表示の比較表・Free は補完2,000回・追加クレジット購入の可否・2026年10月8日2時13分取得) ↗
- 一次資料Plans for GitHub Copilot(GitHub Docs・英語・プラン別の AI クレジット・モデル・機能の表・2026年10月8日2時13分取得) ↗
- 一次資料Usage-based billing for individuals(GitHub Docs・英語・クレジットの仕組み・使い切った時の選択肢・2026年10月8日2時13分取得) ↗
- 一次資料Models and pricing for GitHub Copilot(GitHub Docs・英語・1クレジット=$0.01・2026年10月8日2時13分取得) ↗
- 一次資料Supported AI models in GitHub Copilot(GitHub Docs・英語・使えるモデルとプラン別の表・廃止済みモデルの一覧・2026年10月8日2時13分取得) ↗
- 一次資料About GitHub Copilot(GitHub Docs・英語・Copilot の定義と始め方・2026年10月8日2時13分取得) ↗
- 一次資料GitHub Copilot on GitHub.com(GitHub Docs・英語・クラウドエージェントの説明・2026年10月8日2時14分取得) ↗
- 一次資料Access GitHub Copilot for free as a student(GitHub Docs・英語・学生の無料・2026年10月8日2時14分取得) ↗
- 一次資料GitHub Copilot is moving to usage-based billing(GitHub Blog・2026年4月27日に6月1日からの移行を予告・2026年10月8日2時14分取得) ↗
- 一次資料Updates to GitHub Copilot billing and plans(GitHub Changelog・2026年6月1日・2026年10月8日2時14分取得) ↗
- 一次資料Copilot individual plan sign-ups are reopening(GitHub Changelog・2026年6月17日・Student・Pro・Pro+・Max の新規申し込みの再開・2026年10月8日2時25分取得) ↗
- 一次資料Changes to model selection for Free and Student plans(GitHub Changelog・2026年6月24日・Free と Student は自動選択だけに・2026年10月8日2時25分取得) ↗
- 一次資料Selected GitHub Copilot models deprecated(GitHub Changelog・2026年9月1日の廃止・2026年10月8日2時25分取得) ↗
- 一次資料Reopening Copilot Business and Enterprise signups(GitHub Changelog・2026年9月3日・2026年10月8日2時25分取得) ↗
- 一次資料Upcoming deprecation of selected GitHub Copilot models in mid-October(GitHub Changelog・2026年9月18日・10月19日の廃止予定・2026年10月8日2時25分取得) ↗
- 一次資料Selected models in GitHub Copilot deprecated(GitHub Changelog・2026年10月2日の廃止・2026年10月8日2時25分取得) ↗
- 一次資料Setting up budgets to control spending on metered products(GitHub Docs・英語・Stop usage when budget limit is reached・2026年10月8日2時14分取得) ↗
- 一次資料Usage-based billing for individuals(Internet Archive による2026年6月28日の保存・Pro は base 1,000 + flex 500 = 1,500) ↗
- 一次資料Microsoft completes GitHub acquisition(The Official Microsoft Blog・2018年10月26日・2026年10月8日2時30分取得) ↗
- 一次資料Set up GitHub Copilot in VS Code(VS Code ドキュメント・英語・Use AI Features の手順・2026年10月8日2時13分取得) ↗
- 一次資料Use chat in VS Code(VS Code ドキュメント・英語・AI が変更したファイルの確認・2026年10月8日2時16分取得) ↗
- 一次資料Inline suggestions from GitHub Copilot in VS Code(VS Code ドキュメント・英語・Tab キーで補完を受け入れる・2026年10月8日2時16分取得) ↗
- 一次資料Research: quantifying GitHub Copilot's impact on developer productivity and happiness(GitHub Blog・2022年9月7日・2026年10月8日取得) ↗
- 一次資料The Impact of AI on Developer Productivity: Evidence from GitHub Copilot(arXiv 2302.06590・要旨に55.8%・2026年10月8日取得) ↗
更新・訂正履歴
- 初出時の誤りの訂正。Proプランに含まれるAIクレジットを「月$10分」としていたが、2026年7月31日の再確認では「月$15分」だった。初出(2026年7月2日)より前の2026年6月28日の GitHub Docs「Usage-based billing for individuals」(Internet Archive の保存)も、Pro を合計1,500クレジット(base 1,000 + flex 500)と書いていた。2026年10月8日の再取得でも、GitHub の製品ページは「Pro なら 毎月合計 $15 のクレジット」、GitHub Docs は Pro の月間 AI クレジットを 1,500(1クレジット=$0.01)と書く。
- 旧本文は、AIクレジットの移行について「ライトユーザーにとってはFree枠の拡充でメリットがある」と書き、Free については「以前よりも手軽に始められるようになった」とも書いていた。2026年4月27日の GitHub 公式ブログは、Free を含む個人プランに一時的な制限をかけたこと(reliability and performance measures)と、使用量ベースの課金が始まったら制限を緩めること(We will loosen usage limits once usage-based billing is in effect)を書くが、Free の枠を以前より広げるとは書いていない。2026年6月1日の Changelog にも Free の拡充の記載は無く、2026年6月24日の Changelog は Free と Student のモデル選択を自動選択だけにしたと書く。Free が広がった根拠が確認できないため、この記述を削除した。
- 出典リンクの差し替え。旧本文が出典に挙げていた「GitHub Blog: AI Credits announcement」の URL は Changelog の一覧ページ(github.blog/changelog/)で、個別の発表を指していなかったため、2026年4月27日の公式ブログと2026年6月1日の Changelog の個別ページに差し替えた。「55%速い」の研究ブログの URL は404になっていたため、2026年10月8日に200で開ける現在のページ(URL の末尾が and-happiness)に差し替えた。
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