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Sakana Chat、覚えているメモリーを見られる新機能「My Fish(マイ・フィッシュ)」を追加一覧・つながりマップ・履歴の3画面、設定→My Fishから

執筆:約9分で読めます

Sakana AIは、Sakana Chatに新機能「My Fish」を追加したと発表した。9月に導入されたメモリー機能について、覚えた内容・使われた時期・メモリー同士のつながりを、一覧・つながり・履歴の3つの見方で確認できる。ウェブとモバイルの設定から開く。

Sakana Chat、覚えているメモリーを見られる新機能「My Fish(マイ・フィッシュ)」を追加──一覧・つながりマップ・履歴の3画面、設定→My Fishから
目次

Sakana AI(サカナAI)は、対話AI「Sakana Chat(サカナ・チャット)」に新機能「My Fish(マイ・フィッシュ)」を追加したと公式ブログで発表した。ページの日付表記は2026年10月15日。9月に導入したメモリー機能について、Sakana Chatが何を覚えているのか、そのメモリーがいつ使われたのか、メモリー同士がどうつながっているのかを確認できる。開き方は、ウェブまたはモバイルで「設定」→「My Fish」。

3行まとめ

  1. Sakana AIが2026年10月15日付の公式ブログで、Sakana Chatの新機能「My Fish」を発表。覚えた内容・使われた時期・つながりを見られる。
  2. 画面は「一覧」「つながり」「履歴」の3つ。上部のヒートマップと、チャット中に出る「メモリーを確認しました」のチップも加わる。
  3. ウェブとモバイルの「設定」→「My Fish」から開く。メモリー機能は初期設定でオンで、設定からいつでもオフにできると同社は説明している。

本記事の内容は、日本時間10月14日23時台に公式ページで確認したものです。

My Fishでは何が見えるのか

公式ブログによると、My Fishは「これまでは舞台裏で働いていた」メモリーを見える形にする画面だ。見られる内容は次のとおり。

見方・機能 公式ブログの説明
ヒートマップ My Fishの上部に表示。Sakana Chatがメモリーを使ったタイミングと、新しく覚えたタイミングがわかる。画面を切り替えても常に表示される
一覧 すべてのメモリーをまとめて確認できる。プロフィール、好み、進行中のプロジェクト、関心のあるトピックなどに分類される
つながり My Fishを中心に広がるメモリーのマップ。同じ回答で一緒に使われたメモリーは線で結ばれる
履歴 メモリーが読み出されたタイミングと使われたタイミングを時系列で確認できる。覚えた記録を開くと、追加された事実も見られる
チャット中のチップ 回答を考える過程で、メモリーを使ったり新しく覚えたりすると、思考プロセスの中に小さなチップが出る

「一覧」では、それぞれのメモリーに、含まれている事実の数、使われた回数、最後に使われた日時が表示される。メモリーを開くと個々の事実と、それを学んだ会話を確認でき、元のチャットへ直接移動することもできると公式ブログは書いている。

「つながり」マップの読み方

つながりの画面は、公式ブログが4つの見方を挙げている。

  • 中心に近いほど、最近使われたメモリー
  • 大きいほど、よく使われているメモリー(ノードの大きさが使用頻度を表す)
  • 薄く表示されたものは、30日以上使われていないメモリー
  • 線は、同じ回答で一緒に使われたメモリーどうしを結ぶ

メモリーを選ぶと、含まれる事実、学んだ日時、使われた会話、一緒に使われることの多いメモリーが表示される。関連するメモリーはリンクになっていて、マップの中をたどれる。中央のMy Fishを選ぶとプロフィールが開く、とも書かれている。

チャットの中でメモリーの動きが見える

公式ブログは、設定を開かなくてもメモリーの動きがわかると説明している。Sakana Chatが回答を考えるときにメモリーを使ったり新しく覚えたりすると、思考プロセスの中にチップが出る。例として挙がっているのは「メモリーを確認しました:スペイン旅行、ハイキング」と「新しいことを覚えました:大阪マラソン」だ。チップを選ぶと、My Fishで該当するメモリーが直接開く。

どこから開くのか、スマートフォンではどう見えるのか

公式ブログは、My Fishについて「ウェブまたはモバイルで、設定 → My Fish を開いてください」と案内している。モバイルでは、つながりのマップでメモリーを選ぶと画面下部からドロワー(引き出し状の欄)が開き、選んだメモリーが見える位置にグラフが移動する。上にスワイプすると詳細が出て、別のメモリーを選べばそのまま探索を続けられるという。

Sakana Chatの入口は https://chat.sakana.ai/ だ。発表は日本語で書かれていて、末尾に英語版が付いている。

前と何が違うのか:9月のメモリー機能との関係

メモリー機能そのものは今回の新規追加ではない。Sakana AIは2026年9月17日の更新で、Sakana Chatにメモリー機能を追加している。同日の発表(https://sakana.ai/chat-fugumax/)には、次の内容がある。

  • 役割や文体の好みなど、一度伝えた内容を次回以降の会話に引き継げる
  • Namazu・Fugu Maxのどちらでも使える
  • 記憶した内容は設定画面からいつでも確認でき、機能をオフにすることもできる
  • 記憶されるのは更新以降の会話で、過去の会話は対象にならない

9月の発表の時点でも、記憶した内容を設定画面から確認できると書かれていた。2つの発表を読み比べると、今回の10月の発表は、それに加えて、使われた時期、メモリー同士のつながり、時系列の履歴、チャット中のチップを見られるようにしたものだ。9月の「設定画面」での確認と、今回のMy Fishの画面が同じものかどうかは、公式ページの記載からは判断できなかった。

何を覚えるのか、オフにできるのか

公式ブログは、メモリー機能は初期設定でオンだが、すべての会話をそのまま保存するわけではなく、会話をまたいで役立つ可能性がある情報に注目すると説明している。例として挙がっているのは次の3つだ。

  • 「日本語でカジュアルに答えてほしい」といった継続的な好み
  • 進行中のプロジェクトや目標
  • あなたについて知っておくと役立つこと

覚えてほしくないことがある場合や、メモリーを使わずに会話したい場合は、設定からメモリー機能をいつでもオフにできる、と同社は書いている。

筆者が確認できた範囲

筆者は日本時間10月14日23時44分に公式ページ(sakana.ai/my-fish/)を取得して読んだ。製品そのものは試していない。ページの本文には「October 15, 2026」とあり、取得した10月14日23時台より日付が先だった。どの時刻基準の日付かはページに記載がないため、本記事では「ページの日付表記は10月15日」と書くにとどめた。9月17日の発表ページも同じ時刻に取得し、メモリー機能の導入時の説明と読み比べた。

公式ページから読み取れなかったこと

今回取得した2つの公式ページ(10月の発表と9月17日の発表)の本文には、次の点の記載がなかった。本文(日本語版・英語版)を「料金」「無料」「プラン」「削除」「編集」「消去」「有料」「iOS」「Android」「アプリ」を検索して確かめた範囲の話だ。

  • 料金や対応プランの区分。My Fishが一部のプランに限られるかどうかは書かれていない
  • 個々のメモリーを画面から削除・編集できるかどうか。書かれているのは、閲覧と、メモリー機能全体のオフだ
  • モバイルの提供形態(専用アプリかブラウザか)や対応OS。「ウェブまたはモバイル」とだけある
  • ヒートマップの集計期間や、メモリーの保存場所・保存期間

この記事の内容はすべてSakana AIの公式ブログの説明に基づく。画面の見え方や動作は、実際に使って確かめたものではない。

出典と確認時刻

Sakana AIという会社やSakana Chatの全体像は、Sakana AI(サカナAI)とはにまとめている。

本記事は続報があり次第更新します。

この記事でよく聞かれること

Sakana Chatの「My Fish」とは何ですか?
Sakana AIがSakana Chatに追加した、メモリー機能の中身を見るための画面です。公式ブログによると、Sakana Chatが何を覚えているのか、そのメモリーがいつ使われたのか、メモリー同士がどうつながっているのかを確認できます。
My Fishはどこから開きますか?
公式ブログによると、ウェブまたはモバイルで「設定」→「My Fish」を開きます。Sakana Chatは https://chat.sakana.ai/ から使えます。
Sakana Chatのメモリーをオフにできますか?
公式ブログによると、覚えてほしくないことがある場合や、メモリーを使わずに会話したい場合は、設定からメモリー機能をいつでもオフにできます。同ブログはメモリー機能が初期設定でオンになっているとも書いています。
メモリー機能はいつから使えますか?
Sakana AIは2026年9月17日の更新でメモリー機能を追加したと発表しています。同日の発表では、記憶されるのは更新以降の会話で、過去の会話は対象にならないと書かれています。
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出典・参照資料

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