無料のChatGPTはファイル添付が1日3件までChatGPT・Gemini・Claude・NotebookLMのPDF要約手順と、無料枠の書かれ方の違い
ChatGPT・Gemini アプリ・Claude・NotebookLM(Gemini Notebook)でPDFを要約する手順と、無料で使うときの上限を各社の公式ヘルプで確かめた。OpenAIはヘルプに、無料ユーザーのファイルアップロードは1日3件までと書いている。Googleは回数ではなく5時間ごとにリセットされる計算量ベースの上限で、Gemini アプリの無料枠のコンテキストは3万2,000トークン。NotebookLMは9月2日に同じ方式へ移ると告知する一方、別のページに「チャット 50 回 / 1 日」の表が残る。ClaudeのヘルプはPDFを1000ページまで、100ページ以下なら図表も解析すると書くが、プランによる違いは書いていない。

目次
手元にあるPDFを、ChatGPT・Gemini アプリ・Claude・NotebookLM(Googleのヘルプ上の名称は現在「Gemini Notebook」)に渡して要約させる手順と、無料で使うときの上限を、各社の公式ヘルプで確かめた(2026年9月25日未明・日本時間時点。ファイルのアップロードと使用量の上限は変更の多い分野なので、以下の数字はこの時点のもの)。PDFを渡して要約させる使い方そのものは、4つともヘルプに載っている。違うのは無料枠の書き方だ。OpenAIはヘルプに、無料ユーザーのファイルアップロードは1日3件までと回数で書いている。GoogleはGemini アプリで2026年5月17日から、Gemini Notebookで9月2日から、回数ではなく「コンピューティング量に基づく使用量上限」に移ったと告知しており、Gemini アプリの無料枠の回数は出していない。Anthropicのヘルプは、PDFは1000ページまで、100ページ以下なら図表も解析すると書く一方、それがプランによって変わるのかは書いていない。
3行まとめ
- 4サービスとも、PDFを渡して要約させる手順が公式ヘルプにある。無料プランでのファイルの扱いに触れているのはOpenAIとGoogleで、Claudeのアップロードのヘルプはプランを区別せずに書かれている
- 無料枠を回数で書いているのはOpenAI(無料ユーザーのファイルアップロードは1日3件まで)。Gemini アプリは5時間ごとにリセットされる計算量ベースの上限で回数は非公表、NotebookLMは同じ方式への移行告知と「チャット 50 回 / 1 日」の表が別々のページに併存している
- 図表の扱いは、Claudeのヘルプが100ページ以下のPDFはテキストと視覚要素の両方、101〜1000ページはテキストのみを処理すると書き、ChatGPTはEnterprise以外のプランでテキストのみ。Gemini アプリとNotebookLMについては、今回読んだヘルプにPDF内の図表の扱いの記述が無かった
4つのサービス、無料枠の中身を並べる
手順に入る前に、各社の公式ヘルプで確認できた上限を一覧にする。
| サービス | 無料での利用についてのヘルプの記述 | ファイルサイズ・件数の上限 | 無料枠の上限の書き方 |
|---|---|---|---|
| ChatGPT | 無料・有料の両プランで使えると明記。PDF内の画像はEnterprise以外のプランでは読まず、テキストだけを抽出 | 1ファイル512MB、文書は1ファイル2Mトークンまで。アップロードは3時間で80ファイルまで | 無料ユーザーはファイルのアップロード1日3件まで(混雑時は引き下げることがあると注記) |
| Gemini アプリ | 「AI プランなし」の上限とコンテキスト(3万2,000トークン)が表にある。アップグレードするとアップロードできるファイル数などの上限が上がると案内 | 動画以外は1ファイル100MBまで、1プロンプトに最大10ファイル | 回数は非公表。計算量ベースの上限が5時間ごとにリセットされ、週の上限もある(18歳以上は2026年5月17日から、18歳未満は7月24日から) |
| Claude(claude.ai) | アップロードのヘルプはプランを区別していない。料金ページの比較表にアップロードの行は無い | チャットへの添付は1ファイル500MB、1チャット20ファイル、PDFは1000ページまで | 料金ページのFAQは「固定のメッセージ数はありません」。Freeは「日常的な質問に対応」、Proは5時間あたりFreeの少なくとも5倍 |
| NotebookLM(Gemini Notebook) | ソースの上限に「無料ユーザーの場合」の数字がある。Standardは「Gmail アカウントを使用して無料で登録」 | 1ソース50万語、1ファイル200MBまで。無料は1ノートブック50ソース、1ユーザー100ノートブック | 2026年9月2日から計算量ベース(5時間ごとにリセット・週の上限あり)と告知。一方でアップグレードのページには「チャット 50 回 / 1 日」が残る |
以下、それぞれの手順と、この表の数字の出どころを見ていく。
NotebookLM(Gemini Notebook)でPDFを要約する手順
GoogleのNotebookLMは、ヘルプ上の名称が「Gemini Notebook」に変わっている(本サイトのNotebookLMの使い方記事で扱った変更)。旧URLの notebooklm.google.com は、2026年9月25日に確認した時点で notebook.google.com へ転送された。PDFを「ソース」としてノートブックに入れ、そのソースを根拠に答えさせる作りで、Googleのヘルプ「Gemini Notebook の詳細」は、回答に「インラインで引用が明記」されると説明している。
notebook.google.com(ヘルプが「Gemini Notebook」としてリンクしている先)を開き、新しいノートブックを作成する- 左側の「ソースを追加」からPDFをアップロードする
- 要約のさせ方は2通りある、とヘルプは書いている。チャットで要約を頼むか、左側のソースビューアで[ソースを開く]を選び、自動生成された「ソースガイド」の要約を読む
公式ヘルプ「ノートブックの新しいソースを追加または検索する」は、PDFを含む対応ファイル形式をこう挙げている。
Microsoft Word(docx)、テキスト(txt)、マークダウン(md)、PDF ファイル(pdf)、CSV(csv)、PowerPoint(pptx)ファイル
同じページは上限も書いている。
1 つのソースには最大 500,000 語を含めることができます。アップロードできるファイルのサイズは 200 MB までです。最大 50 個のソースを含めることができます(無料ユーザーの場合)。
チャットで要約を頼むときの書き方にも例がある。複数のソースを選んでいる場合は、「このソースを要約して」ではなく、「『犬のトレーニング入門』ドキュメントで述べられている犬のトレーニングに関する主な知見を要約して」のように、ソースの名前と知りたいことを具体的に書くよう勧めている。
ノートブックの数にも上限があり、「Gemini Notebook をアップグレードする」ページの比較表では、無料(Standard)が「100 件 / 1 ユーザー」、Google AI Plusが「200 件」、Proが「500 件」となっている。
なお、同じノートブックはGemini アプリ(gemini.google.com)の側からも作って使える。Gemini アプリ ヘルプ「Gemini アプリのノートブックでプロジェクトを整理する」によると、ノートブックはGemini アプリでもGemini Notebookでも作成・編集でき、変更は自動で同期される。ただし個人のGoogleアカウントに限られ、機能は段階的に提供中とされている。
ChatGPTでPDFを要約する手順──無料ユーザーのアップロードは1日3件
chatgpt.comに無料アカウントでログインする- 入力欄のファイル添付の操作からPDFを選ぶ(ボタンの位置や表記は、今回参照したOpenAIのヘルプには書かれていないので、画面の表示に従ってほしい)
- 「このPDFを要約して」のように入力して送信する
公式ヘルプ「File Uploads FAQ」は、この使い方を「Transformation」の例として挙げている。
Upload a complicated research paper and ask ChatGPT to provide a simple summary. (複雑な研究論文をアップロードして、ChatGPTに簡単な要約を作ってもらう)
同じページの「Availability」の項は、ファイルアップロードが無料プランでも使える機能だと書いている。
File uploads are available on Free and paid ChatGPT plans, subject to plan-specific usage limits and account settings, on the web and in supported mobile apps. (ファイルアップロードは、ChatGPTの無料プランと有料プランで、プランごとの利用上限とアカウント設定の範囲内で、ウェブと対応するモバイルアプリで利用できる)
無料プラン固有の制約は、同じページの「What are the file upload size restrictions?」にある。
Users can upload up to 80 files every 3 hours. Free users are limited to 3 file uploads per day. Note that we may lower these limits during peak hours. (3時間ごとに最大80ファイルまでアップロードできる。無料ユーザーは1日3ファイルまでに制限される。混雑する時間帯にはこれらの上限を引き下げることがある)
ファイルのアップロード件数を1日単位の数字で書いていたのは、4つの中でOpenAIだけだった(NotebookLMの表に1日単位で並んでいるのはチャットや音声解説などの回数で、ソースは1ノートブックあたりの件数で書かれている)。この数字はPDFに限らずファイルのアップロード全体について書かれているので、1日に4件以上の資料を渡したい場合はこの上限に当たる。
もう一点、同じページの「Are you able to handle images embedded in docs/presentations/PDF?」にはこうある。
ChatGPT Enterprise supports Visual Retrieval for PDF files. [...] All other plans and document files only support text-based retrieval. This means that ChatGPT will extract digital text from the file and discard any images. (ChatGPT EnterpriseはPDFのVisual Retrievalに対応している。それ以外のプランと文書ファイルはテキストベースの取得のみに対応する。つまりChatGPTはファイルからデジタルのテキストを抽出し、画像は破棄する)
この記述に従えば、無料プランを含むEnterprise以外のプランでは、PDF内のグラフや図そのものは読まれない。図に意味がある資料を無料のChatGPTで要約する場合は、図の中身が要約から抜ける前提で使うことになる。文字が抽出できないPDF(スキャン画像のPDF)を渡した場合の切り分け方は、「AIにPDFを渡しても読めないとき」の記事で扱った10秒の判定手順が使える。
同じPDFに続けて質問したい場合、ChatGPTにはプロジェクトにファイルを置いておく方法もある。同じFAQはプロジェクトに置けるファイル数を、無料プランは「Up to 5 files per project」(1プロジェクト5ファイルまで)としている。
Gemini アプリでPDFを要約する手順──無料枠は回数でなく計算量で決まる
Gemini アプリ(gemini.google.com)では、チャットにPDFを添付して要約させる。
gemini.google.comを開く- 下部のテキストボックスにあるファイル追加のアイコンをクリックし、[ファイルをアップロード]からPDFを選ぶ
- 「要約して」のようなプロンプトを入力して送信する
公式ヘルプ「Gemini アプリでファイルをアップロードして分析する」は、この機能の目的をこう説明している。
Gemini アプリにドキュメントやスプレッドシート、ノートブック、写真、動画などをアップロードして、コンテンツに関する回答や要約、分析情報を得ることが可能です。
ファイル数とサイズの上限は次のとおり。
最大 10 個のファイルを同一のプロンプトにアップロードできます(状況により制限がかかる場合があります)。(中略)動画のサイズは 1 ファイルにつき最大 2 GB です。その他のサポートされているファイル形式のファイルについては、それぞれ 100 MB まで対応しています。
同じページは冒頭のヒントで、有料プランにすると「アップロードできるファイルの数を増やしたり」できると案内している。有料プランなしでも使えて、件数には上限がある、という書き方だ。その上限の中身について、同ページのエラーメッセージの説明(「ファイルを含むチャットの上限に達しました」)は回数を出していない。
アップロードと分析ができるファイル数は、一定期間の利用回数に応じて制限がかかります。一定期間経過後に制限がリセットされ、再びファイルのアップロードと分析が可能になります。
同ページが「上限の詳細」としてリンクしているヘルプ「Google AI のサブスクリプション プランに応じた Gemini アプリの使用量上限とアップグレード」は、上限の仕組みをこう書いている。
Gemini アプリには、Gemini のツールや機能を利用できる上限を定める、コンピューティング量に基づく使用量上限が設定されています。この上限は、プロンプトの複雑さ、使用するモデルと機能、チャットの長さなどを考慮して決定されます。使用量上限は、週ごとの上限に達するまで 5 時間ごとにリセットされます。
この方式に切り替わった時期は、別のヘルプ「Gemini モデルへのアクセスと使用量上限の変更」にある。
2026 年 5 月 17 日より、18 歳以上のユーザーを対象に、Gemini アプリの使用量上限と利用可能なモデルが変更されました。18 歳未満のユーザーには、2026 年 7 月 24 日にこれらの変更が適用されました。
「1日に何回まで」ではなく、5時間ごとにリセットされる枠と週の枠の二段で数える方式だ。プランごとの違いは倍率でしか書かれておらず、「AI プランなし」が「標準の上限」、AI Plusが「標準の 2 倍」、AI Proが「標準の 4 倍」となっている。無料枠の量については本サイトのGemini無料版の制限の記事でも扱った。
PDFの要約で回数とは別に効いてくるのが、コンテキスト ウィンドウ(一度に読める量)の大きさだ。同じ上限のページの表では、「AI プランなし」が32,000トークン、AI Plusが128,000トークン、AI Pro・Ultraが100万トークンとなっている。同ページは100万トークンを「最大 1,500 ページのテキスト」と換算しており、この比率を単純に当てはめると3万2,000トークンは48ページ分になる(ページあたりの文字量で変わる目安で、Googleが無料枠について示した数字ではない)。超えた場合について、同ページは次のように書いている。
プロンプトがコンテキスト ウィンドウを超えた場合、提供されたコンテンツの一部が考慮されていない、またはコンテンツ全体のつながりや詳細情報が欠落した回答が返される可能性があります。
Claude(claude.ai)でPDFを要約する手順──ページ数で読み方が変わる
claude.aiを開いてログインする- チャット欄左下の「+」ボタンから「ファイルまたは写真を追加」(日本語版ヘルプの表記)を選び、PDFを選択する(チャット画面へのドラッグ&ドロップも可)
- 「要約して」のように入力して送信する
公式ヘルプ「Upload files to Claude」は、「Claude can work with the following document types:」(Claudeが扱える文書形式)として、PDF・DOCX・CSV・TXT・HTML・ODT・RTF・EPUB・JSON・XLSXを挙げている(XLSXはコード実行とファイル作成を有効にする必要があると注記)。
チャットへの添付の上限はこう書かれている。
File size: 500MB per file / Number of files: Up to 20 files per chat / [...] / Number of pages: PDFs are limited to 1000 pages (1ファイル500MBまで/1チャット最大20ファイル/PDFは1000ページまで)
ページ数によって読み方そのものが変わる、と書いていたのは、今回読んだ4社のヘルプの中ではClaudeだけだった。「PDF processing」の項にはこうある。
Claude analyzes both text and visual elements (like images, charts, and graphics) in PDFs of 100 pages or fewer. For PDFs from 101 to 1000 pages, Claude processes text only and doesn't analyze visual elements. You can't upload PDFs over 1000 pages. (100ページ以下のPDFはテキストと視覚要素=画像・グラフ・図の両方を解析する。101〜1000ページのPDFはテキストのみを処理し、視覚要素は解析しない。1000ページを超えるPDFはアップロードできない)
グラフや図の多い資料は、100ページを超えるとClaudeでも文字だけを読む扱いになる。100ページ以下なら視覚要素も解析するとヘルプは書いているが、このページはプランを区別していないので、無料プランでも同じ扱いなのかはページからは言い切れない(ChatGPTは、画像込みでPDFを読むVisual RetrievalをEnterpriseに限ると明記している)。
プランとの関係は、今回読んだAnthropicの一次情報では書き分けられていなかった。「Upload files to Claude」はプラン別の数字を出しておらず、料金ページ「プランと料金」の比較表にも「ファイルのアップロード」の行は無い。Freeプランの説明欄にあるのは「Web検索、ファイル作成、コード実行」などで、アップロードを有料プラン限定とする記述も、無料プランで使えると明記した一文も、今回読んだAnthropicのページには無かった。
使える量については、ヘルプ「Get started with Claude」が無料プランをこう説明している。
While using the free Claude plan, there is a session-based usage limit that will reset every five hours. Also, the number of messages you can send will vary based on demand, and we may impose other types of usage limits to ensure fair access to all users. (無料プランには5時間ごとにリセットされるセッション単位の使用量上限がある。また、送れるメッセージ数は需要によって変わり、公平なアクセスのために他の種類の上限を設けることもある)
料金ページのFAQはもう少し具体的で、「利用可能な量は、会話の長さと複雑さ、選択するモデル、使用する機能によって異なるため、固定のメッセージ数はありません。Freeは日常的な質問に対応します。Proは5時間セッションあたりFreeの少なくとも5倍の使用量を提供します」と相対値まで書いている。ヘルプ「How do usage and length limits work?」も、数字は出さずにこう書く。
Different subscription plans (Pro, Max, Team, etc.) have different usage allowances, with paid plans offering higher limits. (サブスクリプションプラン(Pro、Max、Teamなど)ごとに使用量の割り当ては異なり、有料プランのほうが上限が高い)
同じPDFに続けて質問したい場合は、プロジェクトのファイル欄に置く方法もある。「Upload files to Claude」によると、プロジェクトのファイルは1ファイル30MBまでで、マルチモーダルのPDFを除いてテキスト抽出のみ。料金ページの比較表では、Freeのプロジェクトは「最大5」となっている。
なお、Anthropicの開発者向けAPIのドキュメント「PDF support」(docs.claude.com のURLは、2026年9月25日時点で platform.claude.com へ転送された)では、上限の表が「Maximum request size」を32 MB(プラットフォームにより異なる)、「Maximum pages per request」を600(リクエストのコンテキストウィンドウが100万トークン未満なら100)としている。claude.aiのチャットへの添付(500MB・1000ページ)とは数字が違う。この記事の手順はclaude.aiのチャット添付についてのものなので、後者を採った。
資料の性質でどれを使うか
ここまでの確認範囲で整理すると、選ぶときの軸は3つある。
まず、同じPDFに何度も質問し続けたいか。NotebookLMはPDFをソースとしてノートブックに置き、回答に引用を付ける作りなので、1本の論文や資料集を何日かかけて読み込む用途に合う。同じノートブックはGemini アプリからも使える。ChatGPTとClaudeもプロジェクトにファイルを置いておけるが、無料プランではChatGPTが1プロジェクト5ファイルまで、Claudeがプロジェクト5つまでとされている。
次に、PDFの中に図表がどれだけあるか。Claudeのヘルプは100ページ以下なら視覚要素も解析すると書いている(プラン別の記述は無い)。ChatGPTは無料・Plusを含むEnterprise以外のプランではテキストしか読まない。Gemini アプリとNotebookLMについては、PDF内の図表をどう扱うかを書いた一次情報を、この記事の確認範囲では見つけられなかった。
最後に、1日に何件、どれくらいの長さのPDFを処理したいか。ChatGPTの無料プランは1日3ファイルという上限が明示されている。ほかの3つは、1回のチャットやノートブックに入れられる件数(Gemini アプリは1プロンプト10ファイル、Claudeは1チャット20ファイル、NotebookLMは1ノートブック50ソース)は書かれているが、無料で1日に何件処理できるかは書かれていないので、ChatGPTより多く処理できるかどうかはヘルプからは比べられない。長いPDFでは、Gemini アプリの無料枠のコンテキストが3万2,000トークンである点も上限として効いてくる。
5時間ごとのリセットはGoogleとAnthropicで共通、残りの見え方は違った
4社のヘルプを並べて読んで(2026年9月25日未明)目についたのは、GoogleとAnthropicが同じ形の上限をとっていることだった。Gemini アプリとGemini Notebookは5時間ごとにリセットされる計算量ベースの上限と週の上限を書き、Anthropicも料金ページで「すべてのプランには、5時間のローリングセッションウィンドウでリセットされる使用量制限があり、有料プランではさらに週次制限が加わります」と書く。どちらもこの仕組みの説明では無料枠の絶対量を出さず、有料プランを無料の何倍という相対値で示している(Google:AI Plusが標準の2倍、AI Proが4倍。Anthropic:Proが5時間あたりFreeの少なくとも5倍)。Googleの側では、Gemini Notebookのアップグレードのページにだけ「チャット 50 回 / 1 日」のような1日単位の数字が残っている。ファイルのアップロード件数を回数で書いていたのはOpenAIだけだった。
残りをどこで確かめられるかも、書き方が分かれた。Gemini アプリは左下の設定から使用量上限を確認でき、Gemini Notebookは右上の[設定]→[使用量]で見られる、とGoogleのヘルプにある。Anthropicは料金ページのFAQで「設定 > 使用状況」を案内している。OpenAIのFAQは、保存容量(Library storage)は Settings > Storage で確認できるとしたうえで、アップロードの枠についてはこう書いている。
ChatGPT does not currently show how much of your rolling upload-rate quota has been used or how much remains. (ChatGPTは現在、時間で区切ったアップロードの枠をどれだけ使ったか、どれだけ残っているかを表示しない)
アップロード件数を1日単位で書いているのはOpenAIだけなのに、その無料の1日3件の枠が今日あといくつ残っているかを画面で確かめられるという記述は、同じFAQには無かった。
この記事で数字を出せなかったこと
- Gemini アプリとGemini Notebookの無料プランで、5時間あたり・1日あたり実際に何回・何ファイルまで処理できるかという絶対数は、今回読んだ公式ヘルプには無かった。書かれているのは仕組みと、有料プランの倍率まで
- 「Gemini Notebook をアップグレードする」ページには無料プランの「チャット 50 回 / 1 日」という数字が今も載っているが、別ページの「2026 年 9 月 2 日より、Gemini Notebook にはコンピューティング量に基づく使用量上限が適用され」という告知とこの数字がどう両立するのか(数字が今も有効なのか、更新が追いついていないのか)は、ヘルプからは判別できなかった
- Gemini アプリ・NotebookLMがPDF内の画像やグラフをどこまで解析するか(Claudeのヘルプの、100ページ以下なら視覚要素も解析するという記述に当たるもの)は、今回参照したヘルプページの中には無かった
- Claudeで、無料プランでもファイルをアップロードできると明記した一文、およびファイルサイズやページ数の上限がプランで変わるのかどうかは、今回読んだAnthropicのページ(ヘルプ3本・料金ページ)には無かった
- ChatGPTのファイル添付ボタンの位置や表記は、今回参照したOpenAIのヘルプには書かれていなかった
確認に使った一次情報
- Upload files to Claude | Claude Help Center(日本語版:Claudeにファイルをアップロード)
- How do usage and length limits work? | Claude Help Center
- Get started with Claude | Claude Help Center
- PDF support | Claude Docs
- プランと料金 | Claude by Anthropic
- File Uploads FAQ | OpenAI Help Center
- Gemini アプリでファイルをアップロードして分析する | Gemini アプリ ヘルプ
- Google AI のサブスクリプション プランに応じた Gemini アプリの使用量上限とアップグレード | Gemini アプリ ヘルプ
- Gemini モデルへのアクセスと使用量上限の変更 | Gemini アプリ ヘルプ
- Gemini アプリのノートブックでプロジェクトを整理する | Gemini アプリ ヘルプ
- ノートブックの新しいソースを追加または検索する | NotebookLM ヘルプ
- Gemini Notebook の使用量上限を管理する | NotebookLM ヘルプ
- Gemini Notebook をアップグレードする | NotebookLM ヘルプ
- Gemini Notebook の詳細 | NotebookLM ヘルプ
いずれも2026年9月25日未明(日本時間)に開いて本文を確認した。OpenAIのヘルプはcurlでは403が返り、ブラウザ(Playwright)で開いて本文を読んだ。Googleのヘルプの日本語ページには「AI 技術を使用して翻訳されたコンテンツが含まれている場合があります」との注記があるため、引用した日本語は原文の翻訳である可能性がある。ファイルのアップロードと使用量上限は各社とも変更の多い分野なので、実際に試す前に最新のヘルプページで確かめてほしい。この記事にスポンサー・アフィリエイトのリンクは含まれていない。
出典・参照資料
- 一次資料Upload files to Claude | Claude Help Center ↗
- 一次資料Claudeにファイルをアップロード | Claude ヘルプセンター ↗
- 一次資料How do usage and length limits work? | Claude Help Center ↗
- 一次資料Get started with Claude | Claude Help Center ↗
- 一次資料PDF support | Claude Docs ↗
- 一次資料プランと料金 | Claude by Anthropic ↗
- 一次資料File Uploads FAQ | OpenAI Help Center ↗
- 一次資料Gemini アプリでファイルをアップロードして分析する | Gemini アプリ ヘルプ ↗
- 一次資料Google AI のサブスクリプション プランに応じた Gemini アプリの使用量上限とアップグレード | Gemini アプリ ヘルプ ↗
- 一次資料Gemini モデルへのアクセスと使用量上限の変更 | Gemini アプリ ヘルプ ↗
- 一次資料Gemini アプリのノートブックでプロジェクトを整理する | Gemini アプリ ヘルプ ↗
- 一次資料ノートブックの新しいソースを追加または検索する | NotebookLM ヘルプ ↗
- 一次資料Gemini Notebook の使用量上限を管理する | NotebookLM ヘルプ ↗
- 一次資料Gemini Notebook をアップグレードする | NotebookLM ヘルプ ↗
- 一次資料Gemini Notebook の詳細 | NotebookLM ヘルプ ↗
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