Meta、Muse(ミューズ)アプリに言葉で作る自分用の画面「spaces(スペース)」を追加Museが使えるすべての場所で現地11月6日から
日刊AIニュース11月6日(金)号:前日のAIのニュース2本を短くまとめました(約4分)›
Metaは2026年11月6日(現地)、Museアプリで作りたいものを言葉で説明すると自分用の画面を作ってくれる新機能「spaces」を発表した。Metaによると、サイドバーやメインのタブに置け、表示するタイミングを予約でき、Museが使えるすべての場所で当日から提供される。

目次
Meta(メタ)は現地時間2026年11月6日、Muse(ミューズ)アプリに「spaces(スペース)」という機能を追加したと発表した。作りたい画面を言葉で説明すると、Museがそれを組み立ててくれる仕組みだ。Metaによると、提供は当日から、Museが使えるすべての場所で始まっている。公式ページの公開時刻は日本時間11月7日午前3時ごろにあたる。
3行まとめ
- Meta は2026年11月6日(現地)、Muse アプリに説明するだけで自分用の画面を作れる「spaces」を追加したと発表した。例はギフト管理、単語ゲーム、DIY計画ボード
- Metaによると、作った space はサイドバーかメインのタブに置け、隠したり表示するタイミングを予約したりできる。連携したアプリの情報はバックグラウンドで更新されるという
- Metaによると、提供は「Museが使えるすべての場所」で当日から。料金・対応端末・日本での扱いは、今回確認した公式ページには記載が見当たらなかった
本記事の内容は、日本時間11月7日3時台に公式ページで確認したものです。
spacesで何ができるのか
Metaの説明では、space は「Muse の中に、アイデアを説明して作るカスタム体験」だ。公式が挙げる最初の例は、ホリデーギフトの管理表、毎日の単語ゲーム、次のDIYに向けた計画ボードの3つ。暮らしに役立つものでも、遊びに寄ったものでもよいという。
使い方の流れは、公式によると次のとおり。
- 試したいアイデアをMuseに伝える。Museがそれを作る
- 最初のアイデアは出発点で、使いながらMuseと一緒に調整を続けられる(足りないものを足す、見た目を変える、動き方を変える)
- 作った space はMuseの一部になり、好きな場所に置いていつでも戻れる
公式が挙げる作例
公式ページは、次のような作例を並べている。
| 種類 | 公式の説明(要旨) |
|---|---|
| 買い物ハブ | ホリデーや誕生日のギフト案、Instagramの保存から作ったほしいものリスト、Marketplaceの出品と購入希望者とのメッセージを1つの画面に集める |
| 学校ダッシュボード | 学校からのメールから子どもに関係する行事を見つけ、カレンダーに追加する |
| 音楽トラッカー | 好きなアーティストの新曲と今後のライブ |
| 結婚式プランナー | 出欠リスト、業者の請求書、やることリスト |
| クイズゲーム | 好きな映画・音楽・スポーツチームについて出題する |
| ポッドキャストスタジオ | 企画案、調査、台本をまとめて置く |
| 小規模事業の注文トラッカー | 新規注文、顧客メッセージ、今日発送するもの |
| フリーランスの顧客ハブ | 案件、締め切り、請求書 |
| 旅行プランナー | 航空券、ホテル、予約、日ごとの行程 |
公式は、メモアプリに置いたままの半端なアイデア、整理しきれていない表計算、深掘りしたい趣味があれば、それを space にできるだろうとも書いている。
どこに置ける? 表示を予約できる
置き場所の自由度は、今回の発表で具体的に書かれている部分だ。公式によると、space はサイドバーに追加することも、メインのタブに移すこともできる。今は要らないものは隠せて、表示される時期も予約できる。
公式が挙げる例は、平日は週間プランナーを前面に出し、土曜日になったら週末の予定に入れ替える、というもの。Metaはこれを、Museアプリを自分の日課に合わせるための機能と説明している。
アプリ連携で自動更新される
公式の説明では、space は最初からその人専用のものになる。使っているアプリをつなぐと、space はバックグラウンドで自分を最新の状態に保ち、新しいコンサート日程、価格の変化、貯金の進み具合などが、頼まなくても表示される。画面上でチェックを付けたりメモを足したり編集したりでき、戻ってきたときにそのまま残っている。
どのアプリと連携できるのか、連携でどんなデータが渡るのかは、今回取得した公式ページの本文には一覧がなかった。上の作例にはInstagramの保存、Marketplace、学校のメール、カレンダーが出てくるが、これらが実際にどの範囲で連携されるかは、作例の説明から先は読み取れない。
誰がいつから使えるのか・日本では
Metaの発表は次の1文だ。
Starting today, spaces are available everywhere Muse is available.
(本日から、spacesはMuseが使えるすべての場所で利用できる)
提供範囲を「Museが使える場所」に合わせる書き方で、今回取得したページの本文に国名や端末名の列挙はない。
日本で使えるかどうかは、この文だけでは決まらない。当サイトの前日の記事では、Museアプリの音声会話とアバターを「米国から順次提供」と伝えた(詳しくはMeta、Museアプリに音声会話と表情で反応するアバターを追加)。今回の spaces は「Museが使えるすべての場所」と書かれているので、Museが自分の国で使えるかどうかが前提になる。
今後の予定と、モデルの話
公式ページの最後には、2点が書かれている。
- space を他の人と共有して、共同作業できる体験を探っている(検討中の段階で、提供時期の記載はない)
- Muse Wonder で得た知見をもとに学習した「特化版のモデル」をMuseに順次展開している。公式ページはこの文から research.meta.ai のブログ記事へリンクしているが、本記事ではそのページを取得していないため、内容は扱わない
Muse Wonder 自体については、別の記事で扱っている(Meta、エージェント向けに「最も高性能」とする「Muse Wonder」を発表)。
公式ページは発表文で、操作手順は載っていない
日本時間11月7日3時台に英語の公式ページを取得して文字を読んだ範囲では、spaces の画面やボタンの名称、設定の入り口といった操作手順の記載はなかった。ページには動画2本(ヘッダーと本文中の1本)へのリンクと作例の文章があり、手順書ではなく発表文の体裁だ。動画の中身は確認していない。本記事では spaces を実際に作ったり、サイドバーへ置いたりもしておらず、内容は発表文の整理にとどまる。
料金も対応端末も、今回読んだページには無かった
「無いこと」を言うので、範囲を限定して書く。今回取得した公式ページ(Meta ニュースルームの1ページ)の文字を検索した範囲では、次の点の記載は見当たらなかった。
- 料金: 無料か有料かの記載、プランによる違い
- 対応端末: iOS・Android・Webのどれで使えるか
- 日本での提供: 言語の切り替え表示に「日本語」はあるが、これはページ自体の表示言語の選択肢で、spaces の対応言語や日本提供の説明ではない
- データの扱い: 連携したアプリの情報の扱い、作った space の保存先や削除の方法
- 作れるものの上限: 1人が作れる space の数や、複雑さの制限
作例には請求書、注文、メッセージなど個人や取引先の情報が含まれる。連携の許可の範囲や、情報がどこに保存されるかは、使う前に確認したい点だ。これは公式の記載の有無の話で、実際の挙動を確かめたものではない。
また、ここに書いた機能の説明はすべてMeta自身の発表によるもので、第三者による検証や、実際の使い勝手の評価は含まれていない。
前の機能との違いと、位置づけ
直近のMuse関連の発表と並べると、位置づけが見えやすい。
| 日付(現地) | 発表 | 内容 |
|---|---|---|
| 11月5日 | 音声会話とアバター | Museに声で話しかけ、表情で反応する(当サイト既報では米国から順次) |
| 11月6日 | spaces | 説明して作る自分用の画面。Museが使えるすべての場所で当日から |
前者は「Museとの話し方」を増やす発表で、今回は「Museというアプリの形そのものを自分で作る」発表だ、と整理できる。ただしこれは筆者の整理で、今回の公式ページには、Metaがこの2つを一続きの施策とする説明はない。
読んだページと確認時刻
- Meta Newsroom「Design the Muse App, Just for You」(2026年11月6日付): https://about.fb.com/news/2026/11/introducing-spaces-customize-muse-app/
- 公式ページの確認時刻: 日本時間2026年11月7日 3時06分ごろ(HTTP 200)
関連記事:
本記事は続報があり次第更新します。
この記事でよく聞かれること
- Museアプリの「spaces」とは何ですか?
- Metaの発表によると、Museアプリの中で、作りたいものを言葉で説明して作る自分用の体験です。公式の例は、ホリデーギフトの管理表、毎日の単語ゲーム、DIYの計画ボード。作った space はMuseの一部になり、いつでも戻って使えるとされています。
- spacesはいつから、どこで使えますか?
- Metaの発表では、2026年11月6日(現地)から「Museが使えるすべての場所」で使えます。日本が対象かどうかは、今回確認した公式ページには書かれていません。
- 作った space はどこに置けますか?
- 公式によると、サイドバーかメインのタブに追加でき、今は要らないものは隠せます。表示する時期も予約でき、例として平日は週間プランナーを前面に、土曜日に週末の予定へ入れ替える使い方が挙げられています。
- spacesは料金がかかりますか?
- 今回確認した公式ページには、spacesの料金や利用条件の記載は見当たりませんでした。
出典・参照資料
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