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Cursor(カーソル)、コーディングエージェントと声で通話できる「Voice Chat」を提供開始デスクトップ・Web・iOSで、音声はGrok Voice

執筆:約8分で読めます

日刊AIニュース11月7日(土)号:前日のAIのニュース3本を短くまとめました(約5分)›

Cursorが2026年11月6日(現地)、エージェントとリアルタイムの音声通話で話せる「Voice Chat」を公開した。Agents Window・IDE・Web・iOSアプリで使え、音声はGrok Voice、Privacy Mode時はデータ保持ゼロと公式は説明している。

Cursor(カーソル)、コーディングエージェントと声で通話できる「Voice Chat」を提供開始──デスクトップ・Web・iOSで、音声はGrok Voice
目次

Cursor(カーソル)は現地時間2026年11月6日、コーディングエージェントとリアルタイムの音声通話で会話できる「Voice Chat」を公式Changelogで発表した。Agents Window、IDE、Web、iOS向けのCursorアプリで使える。音声にはGrok Voiceを使い、Privacy Modeをオンにするとゼロデータ保持で動くと公式は説明している。

3行まとめ

  1. Cursorが2026年11月6日(現地)、エージェントと声で通話する「Voice Chat」を公開。公式によるとAgents Window・IDE・Web・iOSアプリで使える。
  2. 音声はGrok Voiceで、Ara・Eve・Leo・Rex・Salなどから声を選べる。Privacy Mode オンならゼロデータ保持と公式は説明。
  3. 公式によると、従来の音声入力(旧称Voice Mode)は別機能として残り、IDEではCmd+Shift+Spaceでオン・オフできる。

本記事の内容は、日本時間11月7日4時台に公式ページで確認したものです。

Voice Chatで何ができるのか

公式Changelogは、この機能を次のように説明している。

You can now talk with your agents in a realtime voice call. Describe a change out loud, ask what an agent is working on, and hear updates as the work moves forward.

(エージェントとリアルタイムの音声通話で話せるようになりました。変更内容を声で説明したり、エージェントが何をしているか尋ねたり、作業が進むにつれて更新を聞いたりできます。)

通話中の動きについて、公式は次のように書いている。

  • 通話相手の「voice agent」が聞き取って返答し、コーディングの作業はチャット内のエージェントに渡す。
  • そのエージェントが動いている間も会話を続けられる。diffで何が変わったかを聞く、実行の状況を確認する、このエージェントとの過去のメッセージや通話を検索する、Projectにワーカーがいればその間を切り替える、といった使い方が挙げられている。
  • コーディングエージェント自身も声で話す。作業中は短い進捗メモを、終わったときは短い答えを伝える。公式は、書かれた返信の全文ではなく、短い更新を聞くことが多いと説明している。

どうやって始めるのか

公式の手順は次のとおり。

場面 操作
共通 エージェントが待機中で、チャット入力欄が空のとき、波形のボタン「Start voice chat」を押す。通常Sendがある位置で、音声入力用のマイクボタンの隣にある
iOS 「Hey Siri, call Cursor」と言うと、新しいエージェントとの通話が始まる
iOS ロック画面のLive Activityからミュートや通話終了ができる

公式は「Update Cursor to try voice chat」として、試すにはCursorの更新が必要だとしている。詳しい説明はドキュメント(https://cursor.com/docs/agent/voice-chat)に案内されているが、今回取得したのはChangelogのページだけで、ドキュメント本体は確認していない。

音声はGrok Voice、プライバシーの扱いは

公式は「Voice chat runs on Grok Voice」と書いている。Voice settingsから、Ara、Eve、Leo、Rex、Salを含む多くの声を選べる。Privacy Modeについては「With Privacy Mode on, voice chat runs with zero data retention.」とあり、オンのときはデータが保持されないと説明されている。

Grok Voice側の動きは、当サイトのxAI、音声対話API用の「Grok Voice 3.0」を公開でも扱っている。ただしCursorのChangelogは、Voice Chatがどのバージョンのモデルで動くかを書いていないため、この記事では両者の関係を断定しない。

従来の音声入力とは何が違うのか

公式は、Voice Chatを音声入力(dictation)と別の機能と位置づけている。

Voice Chat Dictation(音声入力)
動作 エージェントが声で答える双方向の会話 話した内容をチャット入力欄に文字として入れる
呼び方 今回の新機能 以前のリリースではVoice Modeと呼ばれていた
操作 波形ボタン マイクボタン。IDEではCmd+Shift+Spaceでオン・オフ(従来どおり)

公式の説明では、これまでの音声入力も引き続き使える。

実際に公式ページを見て気づいたこと

日本時間11月7日4時台に取得した公式ページの本文は英語で、日本語の説明は含まれていなかった。日本語版のページがあるかどうかは確かめていない。操作の案内も「Start voice chat」「Voice settings」といった英語の名前で書かれていて、日本語環境でどう表示されるか、「Hey Siri, call Cursor」が日本語設定のSiriで通じるかは、このページからは分からない。筆者はVoice Chatを実際には試していない。この記事の内容はすべて、公式ページの記述を読んだ範囲での整理である。

料金・対応プラン・日本語対応はChangelogに書かれていない

次の点は、今回取得したChangelogのページ(本文を「price」「plan」「Japan」「Android」「free」「beta」などで検索した範囲)に記載がなかった。

  • 料金や、Voice Chatを使えるプラン(無料プランで使えるかどうか)
  • 日本を含む提供地域や、日本語での会話への対応
  • Androidアプリでの提供
  • ベータや段階的な提供といった提供形態
  • Privacy Modeをオフにしたときのデータの扱い

通話を始めるときの状態(エージェントが待機中で、チャット入力欄が空)と「Update Cursor to try voice chat」という更新の案内のほかに、利用条件は書かれていない。使える条件は、ドキュメントや各自のアプリ画面で確認する必要がある。また、機能の挙動は公式の説明であり、第三者による検証結果ではない。

確認したのは公式Changelogの1ページ

確認時刻は日本時間2026年11月7日4時台(取得は4時19分)。本記事は続報があり次第更新します。

この記事でよく聞かれること

CursorのVoice Chatとは何ですか?
Cursorの公式Changelog(2026年11月6日付)によると、エージェントとリアルタイムの音声通話で会話できる機能です。変更内容を声で伝えたり、エージェントが何をしているかを尋ねたり、作業の進み具合の更新を音声で聞いたりできます。
Voice Chatはどこで使えますか?
公式Changelogによると、Agents Window、IDE、Web、iOS向けのCursorアプリで使えます。今回確認した公式ページには、Android向けや提供地域、対応プランについての記載はありませんでした。
Voice Chatの始め方は?
公式によると、エージェントが待機中でチャット入力欄が空のとき、通常は送信ボタンがある位置の波形ボタン「Start voice chat」を押します。iOSでは「Hey Siri, call Cursor」と話しかけて新しいエージェントとの通話を始めることもできます。試すにはCursorの更新が必要と案内されています。
Voice Chatで話した内容は保存されますか?
公式Changelogは、Privacy Modeをオンにするとvoice chatはゼロデータ保持(zero data retention)で動くと説明しています。Privacy Modeがオフの場合の扱いは、今回確認したページには書かれていません。
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