チャットボットとは文字や声で会話して答えるプログラム。決まった選択肢で答えるルール型と、ChatGPTのような生成AI型がある。無料で試せるものと注意点【2026年10月版】
チャットボット(chatbot)とは、Weblio辞書に掲載のデジタル大辞泉が「人工知能を利用し、人間との対話やメッセージのやりとりを行うコンピュータープログラム」と説明する言葉。ただしAWSとIBMは、AIを使わない決まった選択肢型も含めて呼ぶと書いている。この記事は辞書・総務省・個人情報保護委員会・各社の公式ページの原文と、2026年10月8日未明に筆者が開いたChatGPT・Gemini・Claude・Copilot・LINE公式アカウントの画面から、2つの型の違い、身近な例、無料で試せる範囲、間違いと個人情報の注意点を整理した。

目次
2026年10月8日・日本時間時点の情報です。 チャットボット(chatbot)とは、文字や声で会話しながら質問に答えるプログラムのことだ。Weblio辞書に掲載のデジタル大辞泉は「人工知能を利用し、人間との対話やメッセージのやりとりを行うコンピュータープログラム。また、これを用いたサービス」と説明している。ChatGPT(チャットジーピーティー)、Gemini(ジェミニ)、Claude(クロード)、Copilot(コパイロット)は、このうち生成AIを使う型だ。決まった選択肢で答える昔ながらの型もあり、どちらも「チャットボット」と呼ばれる。
3行まとめ
- チャットボットは「会話の形で答えるプログラム」の総称。 デジタル大辞泉は人工知能を使うものとして書くが、IBM(2026年10月8日取得)は「すべてのチャットボットがAIを使っているわけではない」と書き、AWSは事前に決めたルールで答える型を従来の型として挙げる。
- 型は大きく2つ。 ボタンやキーワードに対して決まった答えを返すルール型と、文章を作って答える生成AI型(ChatGPTなど)。LINE公式アカウントには両方があり、生成AIの「AIチャットボット(β)」は2025年11月13日に有料オプション「チャットProオプション」(月額3,000円・税別)に追加された機能。
- 間違いと個人情報に注意。 総務省の教材は生成AIが「裏付けのない回答をする場合がある」と書き、個人情報保護委員会(令和5年6月2日)は入力した個人情報が機械学習に利用されることがあると注意している。
チャットボットとは何か。辞書と公的な文書は何と書いているか
「チャットボット」は、Weblio辞書に載る人事労務用語辞典によると、「対話(chat)」と「ロボット(bot)」を掛け合わせてできた言葉だ。この節では、辞書・国・クラウド事業者が書いている説明を、原文のまま並べる。
| 出どころ | 原文 | 読み取れること |
|---|---|---|
| デジタル大辞泉(Weblio辞書の掲載ページで確認) | 「人工知能を利用し、人間との対話やメッセージのやりとりを行うコンピュータープログラム。また、これを用いたサービス。」 | 人工知能を使うプログラムとその提供サービス、の両方を指す |
| IT用語辞典バイナリ(同じページに掲載) | 「人工知能(AI)を用いて人間と自然な対話・応答を行うコンピュータプログラムの総称である。」 | 「総称」と書く。同ページはMicrosoftが2016年に試験運用した「Tay」の例を挙げる |
| 総務省 平成30年版 情報通信白書(2018年) | 「顧客の問い合わせ対応において、AIによる回答候補の提示やチャットボットなどによる自動応答など、AIによる業務の効率化の取り組みが進んでいる。」 | 国の白書は、問い合わせ対応の自動応答の例としてチャットボットを挙げる |
| AWS「チャットボットとは」 | 「チャットボットは、ユーザーが音声またはテキストを使用して会話できるプログラムまたはアプリケーションです。」 | AIという語は定義に入らない |
| IBM「What is a chatbot?」 | 「A chatbot is a software application that communicates with people through text or voice.」 | 同じく、AIは定義に入らない |
IBMの原文の直後の訳は次のとおり。(訳)チャットボットは、文字や音声で人と会話するソフトウェアのアプリケーションである。
辞書の説明は「人工知能を利用し」と書き、AWSとIBMの説明は人工知能の語を定義に入れていない。この違いは、IBMの別の段落に答えがある。
Not all chatbots use artificial intelligence (AI).
(訳)すべてのチャットボットが人工知能(AI)を使っているわけではない。
AWSの日本語ページも、チャットボットは1960年代に最初に作られたと書いたうえで、従来は「事前定義されたルールを使用してユーザーと会話し、スクリプト化された回答を提供」していたと説明する。「チャットボットとは」の検索結果で説明が食い違って見えるのは、AIを使う型だけを指す場合と、使わない型も含める場合があるためだ。次の節で2つの型を分ける。
ルール型と生成AI型は何が違うのか
ルール型は、先に決めた答えの中から選んで返す。生成AI型は、入力された文脈に合わせて文章を作って返す。 筆者が取得した原文で、それぞれ次のように書かれている。
ルール型(決まった選択肢・キーワードで答える)
AWSの日本語ページは、ルールベースのチャットボットを次のように説明する。
特定の情報を求めるためのボタンまたはメニューがユーザーに提供されます。ユーザーは、一連のステップと事前に決められた質問を実行して問題を解決します。ユーザーは質問を入力できず、事前に決められた質問セットから 1 つをクリックすることしかできません。
同じページは、キーワードを拾って決まった答えを返す「キーワードベース」の型も挙げる。IBMの英語ページは、ルール型について次のように書く。
Traditional chatbots, also called rule-based chatbots, follow predefined rules, decision trees or scripted responses. They work well for predictable interactions but have limited flexibility.
(訳)従来のチャットボット(ルールベースのチャットボットとも呼ばれる)は、事前に決めたルール、分岐図、台本どおりの返答に従う。予測できるやりとりには向いているが、柔軟性は限られる。
生成AI型(文章を作って答える)
IBMは、生成AIを使うチャットボットについて次のように書く。
Generative AI enables modern chatbots to create original responses instead of selecting only from predefined answers.
(訳)生成AIによって、現代のチャットボットは、事前に決めた答えから選ぶだけでなく、独自の返答を作れる。
IBMは同じページで、AIチャットボットのよく知られた例にChatGPTとClaudeを挙げる。GeminiとMicrosoft Copilotは、チャットボットの機能を含みつつ予定の管理なども手伝う、より役割の広い「AIアシスタント」の例として挙げている。
仕組みの説明は、国の資料にある。総務省の教材「生成AIはじめの一歩」は、生成AIの仕組みを図で示し、「生成AIに指示を入力すると、文脈に沿った回答が出力される」と書く。指示(プロンプト)を入れると、「インターネット上の文書などを大量に学習」した生成AIが答える、という図だ。個人情報保護委員会(令和5年6月2日)の注意喚起は、もう一歩踏み込み、生成AIが「自然な文章を出力することができる」が、「当該文章は確率的な相関関係に基づいて生成される」と書く。つまり、答えは台帳から引いたものではなく、確率にもとづいて作られた文章であり、そのため内容が不正確なことがある。
言葉の関係は、当サイトの生成AIとはとLLMとはに詳しい。ChatGPTなどの土台になっているのがLLM(大規模言語モデル)で、生成AIの一つの型だ。
2つの型を並べた表
| 観点 | ルール型 | 生成AI型 |
|---|---|---|
| 答えの作り方 | 先に決めたボタン・キーワード・台本から選ぶ(AWS・IBM) | 入力に合わせて文章を作る(IBM、総務省の教材) |
| 質問の入力 | 選択肢をクリックするだけの型もある(AWS) | 自由な文で入力できる |
| 得意なこと | 予測できる定型の質問(IBM) | 決まっていない質問、言い方がばらばらの質問 |
| 弱いところ | 決めていない質問には答えられない(AWS「複数の未知の要素が関係するシナリオには適していません」) | もっともらしい間違いを出すことがある(総務省の教材、IBM) |
| 例 | LINE公式アカウントの「応答メッセージ」 | ChatGPT、Gemini、Claude、Copilot |
同じLINEの中にも、2つの型がある
LINEは、1つのサービスの中に両方の型が並んでいる例だ。
LINEヤフー for Businessのマニュアルによると、LINE公式アカウント(店や企業がLINE上で作るアカウント)の基本機能「応答メッセージ」には「キーワード応答」と「一律応答」の2つの応答タイプがある。複数の応答メッセージを設定した場合の説明は、「キーワードと完全一致するメッセージを受信した場合、キーワード応答が送信されます」と書く。決めたキーワードにぴったり合った時だけ返す、ルール型の仕組みだ。
2025年11月13日のLINEヤフーのプレスリリースは、有料オプション「チャットProオプション」(月額3,000円・税別)に「AIチャットボット(β)」を追加したと書く。リリースによると、ユーザーから届いたチャットの内容を生成AIが判別し、オーナーが管理画面で設定したQ&Aのリストから「最適な回答を自動で選択」して返信する。該当する回答が見つからない時は、初期設定では「適切な回答がありません」と表示される、とも書く。
ここで気をつけたい点がある。この機能の生成AIは、Q&Aの中から答えを選ぶ役目で書かれている。ChatGPTのように文章を自由に作る使い方とは違う。同じ「生成AIを使ったチャットボット」でも、答えを作らせるのか、選ばせるのかで仕組みが違う。LINEヤフーの説明ページは、応答メッセージでは事前に設定したキーワードとの完全一致が必要だったのに対して、AIチャットボット(β)は「キーワードの部分一致でもAIが判別して回答します」と書く。
身近なチャットボットの例
| 場面 | 例 | 型 | 出どころ |
|---|---|---|---|
| 国・自治体の相談窓口 | 総務省とデジタル庁の「国・地方共通相談チャットボット(Govbot、ガボット)」。マイナンバー、子育て、医療保険、年金、税などの「よくある質問と回答」を約1,300問用意(2024年3月26日の提供開始時の数) | 用意した質問と回答から答える形で書かれている | 総務省の報道資料(2024年3月26日) |
| 店・企業のLINE | LINE公式アカウントの「応答メッセージ」と「AIチャットボット(β)」 | ルール型と、生成AIでQ&Aから選ぶ型 | LINEヤフーのマニュアルとプレスリリース |
| 企業の問い合わせ窓口(ウェブサイトの右下など) | IBMは、ウェブサイト、メッセージアプリ、SMS、カスタマーサービスのポータルなどで使われると書く | 両方ある | IBM |
| 話しかけて使う生成AI | ChatGPT、Gemini、Claude、Copilot | 生成AI型 | 各社の公式画面(次の節) |
企業の問い合わせ窓口に使うAIチャットボットの製品比較は、当サイトのAIチャットボット比較10選に分けた。この記事は、使う側が最初に知っておくことに絞る。
無料で試せるチャットボットは何か
筆者は2026年10月8日の1時10分から1時14分にかけて、ログインせずに各社の公式ページを開いた。アカウントの作成・ログイン・メールアドレスなどの入力はしていない。
| サービス | 筆者が開いた画面(10月8日) | 無料の表示 |
|---|---|---|
| ChatGPT | 1時11分、chatgpt.comのトップに「どこから始めますか?」と入力欄「ChatGPT に聞く」が出た。右上に「ログイン」と「無料で新規登録」 | 画面に「無料で新規登録」。詳しい無料の範囲はChatGPTの無料プランの上限 |
| Gemini | 1時10分、gemini.google.com/appに「あなただけの AI アシスタント、Gemini のご紹介」と入力欄「Gemini に相談」が出た。右上に「ログイン」 | 料金ページ(1時14分)に「無料」「¥0 JPY / 月(Google アカウントをお持ちの方)」。詳細はGeminiの無料プランの上限 |
| Claude | 1時11分、claude.aiは「これからを、問いかけよう」のログイン画面に移り、Google・Apple・メールなどの選択肢が並んだ。入力欄は出なかった | 料金ページ(1時14分)にFreeの「$0」「すべてのカスタマーに無料で提供」。詳細はClaudeの無料プラン |
| Copilot | 1時11分、copilot.comに「Sign in to your account」と英語の「Sign in」が出た。入力欄は出なかった | 日本語の公式サイト(copilot.com/ja-jp/、1時21分取得)は「Microsoft Copilot は、サインイン済みの Microsoft アカウントで無料です」と書き、「一部の機能には使用制限が適用され」るとも書く。Copilotの無料版でできることに当サイトの整理がある |
ChatGPTとGeminiは、ログイン前の画面から入力欄が出た。Claude・Copilotは先にログインかサインインの画面が出た。ほかのサービスも含めた無料の範囲とログインの要否は無料AIの比較に表で並べてある。無料の範囲や上限は各社が変えるので、使う前に各社の料金ページで見てほしい。
筆者の環境の補足を書く。画面なしのブラウザでは、ChatGPTとClaudeは「しばらくお待ちください...」の確認画面で止まり、先に進めなかった。そのため、上の表のChatGPTとClaudeのトップ画面の観測は、画面つきのChromeで開いたものだ。確認の画面は押していない。

使う時の注意は何か
間違った答え(ハルシネーション)を出すことがある
生成AI型は、もっともらしい文章を作るので、間違いも自然な文章で出る。この間違いを「ハルシネーション」と呼ぶ。仕組みと対策はLLMのハルシネーションにまとめてある。ここでは、公的な資料と、筆者が開いた画面の表示を並べる。
- 総務省の教材は、偽・誤情報が増える原因の一つに、生成AIが「裏付けのない回答をする場合があるため」を挙げる。さらに「正確なデータを学習したとしても、出力される情報が正しくない」場合がある、とも書く。
- 個人情報保護委員会の注意喚起は、生成AIが「確率的な相関関係に基づいて」文章を作るため、「その応答結果には不正確な内容の個人情報が含まれるリスクがある」と書く。
- IBMは、AIチャットボットが「不正確、不完全、または誤解を招く」返答を出すことがあり、こうした返答はAIの分野でハルシネーションと呼ばれることがある、と書く(原文は「inaccurate, incomplete or misleading」)。
- 筆者が開いたGeminiの画面は、最下部に「Gemini は AI であり、間違えることがあります。」と表示していた(10月8日1時10分)。ChatGPTの画面は「ChatGPT は AI です。」と表示していた(同1時11分)。
IBMは、チャットボットはすべての会話を扱えるわけではなく、人の判断や専門知識が要る場面があるため、良い設計のチャットボットは人間の担当者へ進む道を示すべきだ、とも書く。企業の窓口で答えが合わない時は、人の窓口へ切り替える方法がないか探すとよい。この一文はIBMの記述で、各社の窓口に当てはまるかは確かめていない。
個人情報や会社の秘密を入力しない
個人情報保護委員会が令和5年6月2日に出した注意喚起の「一般の利用者における留意点」は、次のように書く。
生成 AI サービスでは、入力された個人情報が、生成 AI の機械学習に利用されることがあり、他の情報と統計的に結びついた上で、また、正確又は不正確な内容で、生成 AI サービスから出力されるリスクがある。そのため、生成 AI サービスに個人情報を入力等する際には、このようなリスクを踏まえた上で適切に判断すること。
同じ文書は、利用者に対し「提供する事業者の利用規約やプライバシーポリシー等を十分に確認」することも求めている。総務省の教材は、個人情報の例として氏名、電話番号、住所、メールアドレス、生年月日、公的ID番号、学校・職場の情報、顔写真を、機密情報の例として経営・営業に関する情報、顧客や社員のデータ、議事録などを挙げる。情報流出を防ぐ3つの行動は、規約の確認、個人情報や機密情報の入力は必要最小限にする、学習に使わせない設定(オプトアウト)をする、だ。
筆者が開いたChatGPTの画面の最下部には、次の表示があった(10月8日1時11分)。
チャット内容は確認され、AI モデルの改善に使用される場合があります。

この表示は、ログイン前の画面のものだ。ログイン後の設定の場所は筆者は見ていない。各社の入力内容の扱いの比較は、当サイトの生成AIに個人情報を入力して大丈夫かと、無料AIの比較の「入力した内容はどう扱われるか」にある。企業の窓口のチャットボットに住所や注文番号を入れる場合も、その企業の個人情報の扱いの案内を見てからにするのが、委員会の文書の趣旨に沿う。
初めて使う人向けの目安(筆者の提案)
ここは公式の文書ではなく、筆者の提案だ。
- 最初は、名前も住所も入れずに、天気・言葉の意味・文章の言い換えのような質問で試す。
- 数字、日付、法律、医療、お金に関わる答えは、公式のページで確かめてから使う。
- 使ったことのあるサービス名と、入力した内容の種類(個人情報が含まれないか)を、あとから思い出せるようにしておく。
この記事が読めていない資料と、動かしていない機能
- コトバンクの原文は取れていない。 筆者はデジタル大辞泉の見出しを、コトバンクではなくWeblio辞書の掲載ページで読んだ。コトバンクの検索は画面の描画が必要で、見出しのページのアドレスは取得できなかった。
- 総務省の白書は2018年版の文。 筆者が確認した範囲では、チャットボットそのものを定義した文は、この平成30年版のページには見当たらなかった(「チャットボットなどによる自動応答」「すでに市場として確立しつつある」という書き方のみ)。新しい版の白書は読んでいない。
- Govbotの仕組みの詳細は読んでいない。 報道資料は「よくある質問と回答を用意」と書く。生成AIを使うかどうかは、取得した資料に書かれていなかった。
- 企業の窓口の無料・有料と、ログイン後の画面は確認していない。 ChatGPT・Gemini・Claude・Copilotは、ログイン前の画面と料金ページ(Copilotは日本語の公式サイトの説明)までだ。
- LINEの「AIチャットボット(β)」は動かしていない。 プレスリリースとマニュアルの文を読んだのみで、実際の返答は見ていない。
取得した原文の一覧と取得時刻
出典は、辞書(Weblio掲載のデジタル大辞泉・IT用語辞典バイナリ・人事労務用語辞典)、総務省(情報通信白書、Govbot報道資料、生成AIはじめの一歩)、個人情報保護委員会(令和5年6月2日の注意喚起)、AWS、IBM、LINEヤフー for Business、ChatGPT・Gemini・Claude・Copilotの公式画面と料金ページで、取得は2026年10月8日の1時08分から1時21分。原文のファイルは筆者のevidenceに保存してある。
この記事でよく聞かれること
- チャットボットとは何ですか?
- チャットボットとは、文字や声で会話しながら質問に答えるプログラムのことです。Weblio辞書に掲載のデジタル大辞泉は「人工知能を利用し、人間との対話やメッセージのやりとりを行うコンピュータープログラム。また、これを用いたサービス」と説明しています。AWSは、決まったルールで答える昔ながらの型もチャットボットと呼ぶと書いています。
- AIチャットボットとふつうのチャットボットは何が違いますか?
- 決まった選択肢やキーワードで答えるのがルール型、文章を生成して答えるのが生成AI型です。AWSはルール型を「事前に決められた質問セットから 1 つをクリックすることしかできません」と説明し、IBMは、生成AIによって事前に決めた答えから選ぶだけでなく独自の返答を作れるようになった、と書いています。
- チャットボットは無料で使えますか?
- ChatGPT、Gemini、Claude、Copilotには無料で試せる入口があります。2026年10月8日未明に筆者が開いた画面では、ChatGPTとGeminiはログイン前から入力欄が出て、Claudeの料金ページはFreeを$0、Geminiは¥0と表示していました。Copilotは日本語の公式サイトが「サインイン済みの Microsoft アカウントで無料です」と書いています。企業の問い合わせ窓口のチャットボットを利用者が使うこと自体の料金は、本記事では確かめていません。
- チャットボットの答えは信用してよいですか?
- そのまま信用せず、重要な内容は公式の情報で確かめてください。総務省の教材は、生成AIが「裏付けのない回答をする場合がある」と書いています。筆者が開いたGeminiの画面には「Gemini は AI であり、間違えることがあります。」、ChatGPTの画面には「ChatGPT は AI です。」と表示されていました。
- チャットボットに個人情報を入力しても大丈夫ですか?
- 必要がなければ入力しないでください。個人情報保護委員会は、入力された個人情報が生成AIの機械学習に利用されることがあると注意しています。ChatGPTの画面も「チャット内容は確認され、AI モデルの改善に使用される場合があります」と表示していました。
- LINEのチャットボットは生成AIですか?
- LINE公式アカウントには2種類あります。基本機能の「応答メッセージ」のキーワード応答は、設定したキーワードと完全一致した時に返信する型です。2025年11月13日に有料オプション「チャットProオプション」(月額3,000円・税別)に追加された「AIチャットボット(β)」は、生成AIがチャット内容を判別し、事前に設定されたQ&Aの中から回答を選んで返信する型です。
- チャットボットとChatGPTは同じものですか?
- ChatGPTはチャットボットの一つです。IBMはChatGPTをAIチャットボットのよく知られた例に挙げています。ChatGPTのような生成AI型は、チャットボットの中の一つの型にあたります。チャットボットには、生成AIを使わないルール型もあります。
出典・参照資料
- 一次資料デジタル大辞泉「チャットボット」・IT用語辞典バイナリ「チャットボット」(Weblio辞書の掲載ページ・2026年10月8日1時09分取得) ↗
- 一次資料Weblio辞書「チャットボット」(人事労務用語辞典の語の成り立ちの説明ほか・2026年10月8日1時09分取得) ↗
- 一次資料総務省 平成30年版 情報通信白書「業務効率化の現状」(2026年10月8日1時09分取得) ↗
- 一次資料総務省 報道資料「国・地方共通相談チャットボット(Govbot)の提供開始」(2026年10月8日1時09分取得) ↗
- 一次資料AWS「チャットボットとは」(2026年10月8日1時08分取得) ↗
- 一次資料IBM「What is a chatbot?」(2026年7月16日更新の表示・2026年10月8日1時08分取得) ↗
- 一次資料総務省「生成AIはじめの一歩」教材PDF(2026年10月8日1時09分取得) ↗
- 一次資料個人情報保護委員会「生成AIサービスの利用に関する注意喚起等について」ページ(2026年10月8日1時08分取得) ↗
- 一次資料個人情報保護委員会(別添1)生成AIサービスの利用に関する注意喚起等(令和5年6月2日・PDF・2026年10月8日1時10分取得) ↗
- 一次資料LINEヤフー for Business「応答メッセージ」マニュアル(2026年10月8日1時11分取得) ↗
- 一次資料LINEヤフー プレスリリース「LINE公式アカウント」に生成AIを活用した新機能「AIチャットボット(β)」を追加(2025年11月13日・2026年10月8日1時11分取得) ↗
- 一次資料LINEヤフー for Business「AIチャットボット(β)」機能の説明(2026年10月8日1時11分取得) ↗
- 一次資料ChatGPT(chatgpt.com)ログイン前のトップ画面(2026年10月8日1時11分に筆者が開いた画面) ↗
- 一次資料Gemini(gemini.google.com/app)ログイン前のトップ画面(2026年10月8日1時10分に筆者が開いた画面) ↗
- 一次資料Gemini 料金ページ(2026年10月8日1時14分取得) ↗
- 一次資料Claude 料金ページ(2026年10月8日1時14分取得) ↗
- 一次資料Microsoft Copilot(copilot.com)サインイン画面(2026年10月8日1時11分取得) ↗
- 一次資料Microsoft Copilot 日本語の公式サイト(copilot.com/ja-jp/・「Microsoft Copilot は、サインイン済みの Microsoft アカウントで無料です」の項・2026年10月8日1時21分取得) ↗
大きいニュースはYouTubeでも解説しています。Xでは新着記事をお知らせしています。
コメント
まだコメントはありません。最初のコメントを書いてみませんか?
AIについて聞きたいことはありますか?
質問箱で無料で受け付けています。回答は公開され、他の方の参考にもなります。
質問箱を見る →