Suno(スノ)とは──使い方と料金【2026年9月版】。無料は1日50クレジットで商用不可・ダウンロードは生涯7回、Pro(年払い月$8)で2,500クレジット・月20曲、Premier(年払い月$24)で10,000クレジット・月60曲とSuno Studio。曲の権利は「誰のものか」を公式ヘルプで確認する
Suno(スノ)は、歌詞やスタイルの指示から歌入りの楽曲を生成するAI作曲サービス。この記事は、公式料金ページ(2026年9月22日取得)と公式ヘルプセンターの記載をもとに、無料プラン(1日50クレジット・無料モデルv6-mini・商用利用不可・ダウンロードは生涯7回・ステム分離なし)、Pro(年払いで月$8相当・2,500クレジット/月・月20曲のダウンロード・商用利用可・v6/v6-wild)、Premier(年払いで月$24相当・10,000クレジット/月・月60曲・Suno Studio・30分までのアップロード)の違い、モデルの世代(v6-mini/v6/v6-wild)、クレジットが繰り越されない条件、「無料プランで作った曲の所有者はSuno」という権利の扱い、2026年9月3日から入ったダウンロード上限、旧モデル全廃の告知、独GEMA訴訟の判決まで、公式資料と当サイトの既報で整理する。

2026年9月22日・日本時間時点の情報です。 Suno(スノ)は、テキストで歌詞やジャンルを指示すると、ボーカル入りの楽曲を数十秒で生成するAI作曲サービスとして、日本語の検索でも「suno ai」「suno ログイン」といった語で探されている。この記事は、公式の料金ページと公式ヘルプセンターの記載を材料に、無料と有料の違い、曲の権利の扱い、2026年9月に入った変更を整理する。Udioとの比較は別記事に、クレジット制の一般的な考え方は生成AIの「クレジット」とはに。
3行まとめ
- 無料(Free Plan)は1日50クレジット、無料モデル(v6-mini)のみ、商用利用不可。 曲のダウンロードは月0回(当サイトの既報では生涯7回)、ステム分離なし、追加クレジットの購入もできない。
- Pro(年払いで月$8相当・月払いは$10)は月2,500クレジットと月20曲のダウンロード、商用利用可。Premier(年払いで月$24相当・月払いは$30)は月10,000クレジット、月60曲、Suno Studio、30分までのアップロード。 どちらも上位モデル(v6・v6-wild)と優先キュー(同時10曲)が使える。
- 無料で作った曲の所有者はSunoで、非商用に限り使える。 Pro/Premier契約中に作った曲は作者が所有する。ただし公式ヘルプは「どちらの場合も著作権保護の対象にならない可能性がある」と書く(米国では人間が作った部分だけが保護されるため)。
3つのプランの違い(公式料金ページ)
| Free | Pro | Premier | |
|---|---|---|---|
| 料金 | $0 | 年払いで月$8相当(年$24お得)/月払い$10 | 年払いで月$24相当(年$72お得)/月払い$30 |
| クレジット | 1日50 | 月2,500 | 月10,000 |
| 使えるモデル | 無料モデル(v6-mini) | 上位モデル(v6・v6-wild) | 上位モデル(v6・v6-wild) |
| ダウンロード | 月0回 | 月20曲 | 月60曲 |
| 商用利用 | 不可 | 可 | 可 |
| 生成キュー | 共有キュー・同時4曲 | 優先キュー・同時10曲 | 優先キュー・同時10曲 |
| 音声アップロード | 8分まで | 30分まで(比較表の記載) | 30分まで |
| ステム分離 | なし | 2種類(Auto/Split from mix) | 3種類(+Advanced split) |
| Suno Studio | — | — | あり(MIDI・エフェクト・オートメーション・自作プラグイン) |
| 追加クレジット購入 | 不可 | 可 | 可 |
| そのほか | — | 自分の声で録音・生成、カスタムモデル、新機能の早期アクセス | Proの全部+既存曲へのボーカル/伴奏追加、ペルソナと高度な編集 |
月払いの金額は、料金ページの「年払いなら$24($72)節約」という表示から逆算した($8×12=$96に$24を足すと$120=月$10、$24×12=$288に$72を足すと$360=月$30)。税は決済時に別途加算される。サブスクリプションに含まれるクレジットは日をまたいでも月をまたいでも繰り越されない。買い足したトップアップのクレジットは失効しないが、使うには有効なサブスクリプションが要る。
クレジットとダウンロードは別の上限
Sunoは「生成する回数」をクレジットで、「音声ファイルとして持ち出す回数」をダウンロード数で、別々に数える。2026年8月に公式ブログが告知し9月3日から入ったダウンロード上限は、当サイトの既報で「Free生涯7回・Pro月20回・Premier月60回」と確認している。料金ページの表示は「No monthly song downloads(Free)」「20 song downloads per month(Pro)」「60 song downloads per month(Premier)」で、Freeの「生涯7回」は料金ページには書かれていない。同じ告知で、音楽業界と共同開発した新世代モデルの投入時に旧モデルを全廃する方針も出ており、料金ページのモデル名(v6系)は今後入れ替わる前提で読む必要がある。
曲の権利は「誰のものか」と「著作権があるか」を分けて考える
公式ヘルプセンター「Do I have the copyrights to songs I made?」(2026年9月4日更新)は、所有(ownership)と著作権(copyright)は別だと最初に断る。
- 無料プランで作った曲はSunoが所有者で、利用者は非商用目的に限って使える。
- Pro/Premierの契約中に作った曲は利用者が所有し、配信などで収益化できる唯一の人になる。
- どちらの場合も、著作権保護の対象にならない可能性がある。米国の著作権法は人間が創作したものを保護するため、歌詞も曲も100%AIが作ったものは対象外になる。「プロンプトを書いたこと」は曲の創作にあたらない、と明記。
- 歌詞を自分で書いた場合、その歌詞は自分のもので、歌詞単体での登録や、それを足がかりに曲全体を登録できる場合がある。地域によっては、人を作者、Sunoを楽器とみなす登録機関もある。
- 著作権保護の対象でない曲を配信から除外するディストリビューターがあるので、複数を調べて規約を読むように、とヘルプは勧める。
「所有者がSuno」という無料プランの条件は、料金ページの「No commercial rights」の一行だけ見ると見落としやすい。YouTubeや配信で使うつもりなら、作る前にプランを決めておく必要がある。
訴訟と、消えた曲について
学習データをめぐる訴訟では、ドイツの著作権管理団体GEMAが2026年7月31日にミュンヘン地方裁判所でSunoに勝訴したと発表している(既報)。米国では2024年にRIAAが提訴し、2025年にUMG・WMGとのライセンス和解が続いた経緯を比較記事にまとめた。また「作った曲が消えた」と感じる場合の多くは、既定で「Link Only」(プロフィール非表示)になる仕様が原因で、ゴミ箱・完全削除・モデレーションの3経路と合わせて別記事で公式ヘルプの原文を確認している。
数字の取り方
筆者は2026年9月22日に suno.com/pricing をテキスト取得し、3プランのカードと比較表(Compare Suno plans)の文言を写した。料金ページの既定表示は年払いで、月払いの金額は上記の逆算による。筆者自身はPro・Premierを契約して生成品質やダウンロード上限を試していない。モデル名(v6-mini/v6/v6-wild)は取得時点の表示で、公式が旧モデル全廃を予告している以上、読んだ時点で入れ替わっていることがある。
出典・参照資料
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