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OpenAI、ChatGPT ProとBusinessの会員にAPIクレジットを月最大500ドル無料でProは100・200・500ドル、Businessは1席20〜100ドルで上限500ドル

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日刊AIニュース10月29日(木)号:前日のAIのニュース54本を短くまとめました(約22分)›

OpenAIは2026年10月28日付のAPI変更履歴で、対象のChatGPT ProとBusinessの会員が月最大500ドルのAPIクレジットを無料で受け取れると掲載した。Proは100・200・500ドルの3段階、Businessは有料1席あたり20ドルまたは100ドルで、ワークスペース上限は月500ドル。

OpenAI、ChatGPT ProとBusinessの会員にAPIクレジットを月最大500ドル無料で──Proは100・200・500ドル、Businessは1席20〜100ドルで上限500ドル
目次

OpenAIは2026年10月28日付(現地)のAPI変更履歴で、対象のChatGPT ProとBusinessの会員が、月最大500ドルのAPIクレジットを会員特典として無料で受け取れるようになったと掲載しました。ChatGPTまたはAPI Platformの画面から、自分がオーナーのAPI組織を契約にリンクして有効化します。金額はプラン別で、Proは100・200・500ドルの3段階、Businessは有料1席あたり20ドルまたは100ドルです。

3行まとめ

  1. OpenAIは10月28日付のAPI変更履歴で、ChatGPT ProとBusinessの対象会員に月最大$500の無料APIクレジットを掲載。
  2. Proは$100・$200・$500の各プランで同額、BusinessはStandard席$20・Premium席$100で、ワークスペース上限は月$500。
  3. 受け取りは一度の有効化が必要。未使用分は請求サイクル末に失効し、Codexの利用上限は増えない。

本記事の内容は、日本時間10月29日6時台に公式ページで確認したものです(変更履歴は6時07分、ガイドは6時08分に取得)。

何がもらえるのか

公式ガイド「API credits for ChatGPT subscribers」は、対象のProとBusinessの契約が、サブスクリプション特典の一部として無料のAPIクレジットを受け取れると説明しています。ガイドが挙げる要点は次の4つです。

  • 月最大$500。金額はProのプラン、またはBusinessワークスペースの有料席数で決まる。
  • 有効化は一度。以降は、特典が提供されていて契約が対象である間、更新のたびに自動でクレジットが入る。
  • 未使用分は請求サイクルの終わりに失効し、繰り越されない。
  • 無料クレジットが有効な間は、APIの支払い方法を登録しなくても使える。

特典はAPIの規約・ポリシー(レート制限を含む)の対象とも書かれています。

プラン別の金額は?

ガイドの「Credit amounts」の表は次のとおりです。

ChatGPTの契約 月間のAPIクレジット(米ドル)
Pro($100プラン) $100
Pro($200プラン) $200
Pro($500プラン) $500
Business Standard 有料Standard席1つにつき$20
Business Premium 有料Premium席1つにつき$100

補足として、ガイドには次の記載があります。

  • 最初の付与は、現在の請求サイクルの残り日数で日割りになり、そのサイクルの終わりに失効する。
  • Businessのクレジットはワークスペース内でプールされ、1ワークスペースあたり月$500が上限。
  • 年額一括払いのBusinessワークスペースは、1年分を一度に受け取り、年間の請求サイクルの終わりに失効する。
  • 請求サイクルの途中で有料席を増やしたり席の種類を上げたりすると、日割りの追加クレジットが出ることがある。ワークスペース共通の上限は、月払いで1サイクル$500、年払いで1サイクル$6,000。

上限の$500から単純に割ると、Standard席だけなら25席、Premium席だけなら5席で上限に達する計算になります(これは筆者の計算で、ガイドの記載ではありません)。

誰が受け取れるのか

ガイドの「Eligibility」によると、条件は3つです。

  1. 有料のChatGPT ProまたはBusinessの契約が、開始から7日以上経っていること。無料トライアルや無償提供の契約は対象外。
  2. そのChatGPTの契約またはBusinessワークスペースのオーナーであり、クレジットを受け取るAPI組織のオーナーでもあること。
  3. ChatGPTアカウントと、組織のリンクに使うAPIアカウントで同じメールアドレスを使うこと。

プランの変更についてもガイドに記載があります。PlusやGo、Freeなど対象外のプランに下げると、API組織とのリンクは請求サイクルの終わりに外れます。ProからBusinessへ移るとProのリンクは終わり、Businessの有料契約が7日続いた後に、ワークスペースのオーナーが新しくリンクを作ります。BusinessからChatGPT Enterpriseへ移る場合もリンクは外れ、Enterpriseは対象外と明記されています。

どうやって受け取るのか

ガイドは、入口が2つあり、どちらも同じ特典を選んだAPI組織に結びつけると説明しています。APIが初めての人は、個人用のAPI組織にリンクできます。その場合は、対象のChatGPT契約と同じメールアドレスを使います。

入口 手順(ガイドの記載)
ChatGPT 契約を持つアカウントでChatGPTにサインイン。Proは「Settings → Billing」、Businessはワークスペースの請求設定またはAdmin Consoleを開く。「API credits」特典を見つけて申請を始め、受け取るAPI組織を確認(複数あれば選ぶ)し、確定する
API Platform 対象のChatGPT契約と同じメールアドレスでサインイン。受け取るAPI組織を選び、Billingを開いてAPIクレジット特典を見つける。リンクする契約またはBusinessワークスペースを選んで確定する

付与後は、API Platformの請求設定でクレジットを確認できると書かれています。

クレジットは何に使えるのか

ガイドによると、リンクしたAPI組織に請求される有料のAPI Platform利用が対象です。例として次が挙がっています。

  • Responses API(テキスト・コード・画像の理解)
  • Agents API(OpenAIがホストするサンドボックスの課金を含む)
  • Decisions API
  • GPT-LiveとRealtime API(リアルタイム音声)
  • Images API(画像の生成・編集)
  • web search、file search、Code Interpreterなど組み込みツールの利用料・保存料

一方で、APIキー経由のCodex利用はこの特典の対象外です。また、このクレジットはChatGPTやサインイン経由のCodexの利用上限を増やしません。ChatGPT側の枠が足りない人の救済にはならない点は、先に押さえておく必要があります。

使い切るとどうなるのか

ガイドの「When your free credits run out」によると、組織は無料クレジットを購入済みクレジットより先に使います。無料分がなくなった後の挙動は次のとおりです。

組織の残高 起きること
購入済みクレジットが残っている 購入済みクレジットでAPIの利用が続く
クレジットが何も残っていない リクエストはHTTP 429とエラーコード credit_balance_exhausted で失敗する

続けて使うには、請求設定で有料クレジットを追加するか、Auto Rechargeを設定します。無料クレジットだけで運用しているアプリは、請求サイクルの終わりの失効時や残高を使い切った時に429で止まる前提で設計しておく必要があります。

契約を解約しても、すでに付与されたクレジットは取り消されず、失効まで使えるとガイドに書かれています。新しい付与は、契約が対象でなくなった時点で止まります。リンク先のAPI組織を変えたい場合はサポートへ連絡する、とも書かれています。

前と何が変わったのか

変更履歴の同じ月には、APIの利用ティアを5段階から3段階(Build・Launch・Grow)に簡素化した項目もあります。ただし、今回の特典との関係は、取得したページには書かれていません。

今回の変更履歴の項目自体は、ProとBusinessの契約がAPI向けの無料枠を持つようになった、という一点です。今回取得した2ページには、この特典が始まる前の状態を説明する記述はなく、「以前は何がなかったか」は読み取れませんでした。

筆者が公式ページで確認したこと

日本時間10月29日6時07分に変更履歴を開くと、10月28日の項目は一番上にあり、種別は「Feature」でした。続けて6時08分にガイドのページを取得し、金額の表、申請手順、失効の条件まで書かれていることを確認しました。ガイドはどちらの入口も英語の記載で、日本語の説明は取得したページに見当たりませんでした。

私は申請画面を実際には操作していません。本記事の手順は、すべて公式ガイドの記載を写したものです。

日本の読者が確認しておきたい未確認点

  • 日本のアカウントで有効化できるか。 今回取得した変更履歴の項目とガイドのページには、日本を対象とするか除外するかの記載を見つけられませんでした。ガイドのナビゲーションには「Supported countries」へのリンクがありますが、そのページは今回取得していません。
  • ChatGPT Proの$100・$500プランが自分の契約にあるか。 ガイドの表には$100・$200・$500の3段階が載っていますが、各プランの提供状況や円建ての価格は今回取得したページにはありません。
  • 特典の期限。 ガイドは「these benefits are available」という条件付きで更新時の付与を説明しており、特典がいつまで続くかの記載は、今回取得したページでは見つかりませんでした。
  • 金額の円換算。 ガイドはすべて米ドル表記です。為替の影響などは扱っていません。

関連記事として、Claude(クロード)のMax・Team向けAPIクレジットの受け取り方を「Claude Max・TeamのAPIクレジットの受け取り方」にまとめています。

出典と確認時刻

引用した金額と条件は、OpenAIの公式ドキュメントの記載です。本記事は続報があり次第更新します。

ChatGPTの最近の変更

ChatGPTのいま(稼働状況・料金と上限・変わったことの一覧)

この記事でよく聞かれること

ChatGPT ProやBusinessの会員は、APIクレジットを無料でいくらもらえますか?
OpenAIの公式ガイドによると、Proは$100・$200・$500の各プランでそれぞれ月$100・$200・$500です。Businessは有料のStandard席1つにつき$20、Premium席1つにつき$100で、ワークスペース全体で月$500が上限です。受け取りには申請(有効化)が必要で、未使用分は請求サイクルの終わりに失効し、翌月へ繰り越されません。
APIクレジットを受け取る条件は何ですか?
公式ガイドによると、①有料のChatGPT ProまたはBusinessの契約が開始から7日以上経っている(無料トライアルや無償提供は対象外)、②そのChatGPT契約またはBusinessワークスペースのオーナーであり、クレジットを受けるAPI組織のオーナーでもある、③ChatGPTアカウントとAPI側で同じメールアドレスを使う、の3点です。
ChatGPT PlusやEnterpriseでも使えますか?
公式ガイドの記載では、対象はProとBusinessです。PlusやGo、Freeへ下げるとAPI組織とのリンクは請求サイクルの終わりに外れ、BusinessからEnterpriseへ移った場合も同様にリンクが外れると書かれています。ChatGPT Enterpriseは対象外と明記されています。
無料クレジットを使い切ったらどうなりますか?
公式ガイドによると、無料クレジットは購入済みクレジットより先に使われます。購入済みクレジットが残っていればそれで使い続けられ、何も残っていなければAPIリクエストはHTTP 429とエラーコードcredit_balance_exhaustedで失敗します。支払いを続けるには有料クレジットの追加か、Auto Rechargeの設定が必要です。
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出典・参照資料

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