NVIDIA GTC Washington, D.C. 2026は11月30日開幕基調講演は12月1日Jensen Huang氏、AWS re:Inventと4日間重複しAWS自身がダイヤモンドスポンサーに
NVIDIA公式ページによると、GTC Washington, D.C. 2026は2026年11月30日〜12月3日、米ワシントンD.C.のロナルド・レーガン・ビルディング&インターナショナル・トレード・センターほか市内の会場で開かれる。Jensen Huang CEOの基調講演は12月1日午後2時(米東部時間)。同ページに並ぶスポンサーはダイヤモンド10社・プラチナ20社の計30社で、AWSはダイヤモンド枠にいる。会期はAWSの年次イベントre:Invent(11月30日〜12月4日、ラスベガス)と4日間重なり、re:Invent側の公式ページのEmeraldスポンサー欄にはNVIDIAが載っている。セッションカタログの公開は10月中旬予定で、基調講演の内容は2026年9月25日時点で公表されていない。

目次
2026年9月24日夜〜25日未明(日本時間)に確認した情報です。 NVIDIA GTC Washington, D.C. 2026の公式ページ(nvidia.com/gtc/dc)によると、会期は2026年11月30日(月)〜12月3日(木)、会場はロナルド・レーガン・ビルディング&インターナショナル・トレード・センター(ほか市内の会場)で、基調講演はNVIDIA CEOのJensen Huang氏が**12月1日午後2時(米東部時間)**に登壇する。当サイトはこのGTC DC単体の予告記事をまだ出していない。本記事は「基調講演で何が発表されるか」を予測するものではなく、公式が現時点で公開している開催情報とスポンサー一覧を、同じ週に開かれるAWSの年次イベントre:Inventと突き合わせて整理した先取り記事である。
3行まとめ
- NVIDIA公式ページによると、GTC Washington, D.C. 2026は11月30日〜12月3日。会場は前回2025年のWalter E. Washington Convention Centerから、2017年・2019年のGTC DCでも使われたロナルド・レーガン・ビルディング&インターナショナル・トレード・センターに移る。基調講演は**12月1日午後2時(米東部時間)**にJensen Huang氏が登壇し、前回(2025年10月28日正午)から時刻も変わった
- 公式ページに並ぶスポンサーはダイヤモンド10社・プラチナ20社の計30社。ダイヤモンド枠にはAWS・Cisco・Dell Technologies・Google Cloud・HPE・Microsoft・Oracleなどが入り、AWSは自社の年次イベントre:Inventと同じ週にGTC DCのダイヤモンドスポンサーを務める。re:Invent側の公式ページのEmeraldスポンサー欄にはNVIDIAが載っている
- GTC DCの会期(11/30〜12/3)はAWS re:Invent(11/30〜12/4、ラスベガス。AWS公式によると来場60,000人超・セッション2,200件超)と4日間すべて重なる。NVIDIA公式によるとGTC DCのセッションカタログ公開は10月中旬で、基調講演の中身は2026年9月25日時点で公表されていない
日程・会場・基調講演──2025年との違い
NVIDIA公式ページ(同ページのメタデータ上の更新日は2026年9月21日)と、前回2025年の開催をNVIDIAがライブで伝えたNVIDIA Blogの記事(2025年10月28日公開)を突き合わせると、1年でこう変わった。
| 項目 | GTC Washington, D.C. 2025(前回) | GTC Washington, D.C. 2026 |
|---|---|---|
| 会期 | 2025年10月27日(月)〜29日(水) | 2026年11月30日(月)〜12月3日(木) |
| 会場 | Walter E. Washington Convention Center | ロナルド・レーガン・ビルディング&インターナショナル・トレード・センター(ほか市内の会場) |
| 基調講演 | Jensen Huang氏・10月28日 正午(米東部時間) | Jensen Huang氏・12月1日 午後2時(米東部時間) |
| ワークショップ | 10月27日(終日のワークショップ。NVIDIA Blogの同日付の記述) | 11月30日 |
| AI Conference & Expo本編 | (同じ区分での日程は本記事では確認していない) | 12月1日〜3日 |
| セッション規模 | 「70+ sessions」(NVIDIA Blog・2025年10月24日付の予告欄) | セッションカタログは10月中旬に公開予定 |
会場が変わった点は両ページの本文で確認できる。NVIDIA Blogの2025年の記事は「Walter E. Washington Convention Center」を3回書いており、2026年の公式ページは「GTC takes place at the Ronald Reagan Building and International Trade Center, plus venues across the city.」と書いている。
ただし、レーガン・ビルディングはGTC DCにとって初めての会場ではない。Internet Archiveに保存されたNVIDIAの旧GTC DCページを見ると、2017年版は「Join us November 1-2, 2017 for the second annual GTC DC event at the Ronald Reagan Building and International Trade Center.」、2019年版は同じ会場の住所(1300 Pennsylvania Ave NW)を載せ、11月4日にワークショップとサミット、5〜6日にセッションと展示という日程を案内していた。GTC DCは2016年に始まっており(2017年が「second annual」)、2025年は初回ではない。2026年は、2019年以前に使っていた会場へ戻る形になる。2020〜2024年の開催状況は本記事では調べていない。
基調講演の開始時刻は正午から午後2時に2時間後ろにずれた。午後2時(米東部時間)を時差で日本時間に直すと12月2日午前4時にあたる(12月の米東部は標準時UTC-5、日本はUTC+9で14時間差)。これは当サイトの換算で、NVIDIAが日本時間を示しているわけではない。
公式が予告する8つのテーマ
公式ページの「Here’s What to Expect Across Key Topics」欄は、「The session catalog opens in mid-October.(セッションカタログは10月中旬に公開)」と書いたうえで、8つのトピックを紹介文つきで並べている。このページ上には個々のセッション名や内容はまだ載っておらず、トピック名と短い説明文が並ぶだけだ。
| トピック | 公式の紹介文(要約) |
|---|---|
| Agentic AI | オープンモデル・ツール・プラットフォームでAIエージェントを構築・評価・展開する方法 |
| AI for Science | 加速コンピューティングとAIが気候・材料・生物学などの研究をどう進めるか |
| AI Infrastructure | データセンターを「AI工場」に変え、ギガワット級の計算からエンタープライズエージェントまでを支える方法 |
| CUDA and Libraries | CUDA・オープンソースフレームワーク・CUDA-Xライブラリ・開発者ツール |
| Cybersecurity and AI Safety | 透明性・制御・スケールを備えたAIエージェントの構築・評価・展開(公式ページでは説明文がAgentic AI欄と同一) |
| Local AI | ローカルAIへのシフトと、オープン・クローズドモデルをローカル/クラウド/ハイブリッドに振り分ける戦略 |
| Open Source | オープンソースのモデル・ソフトウェア・コミュニティ |
| Physical AI and Robotics | 次世代の工場・ロボット・自動運転車を作るためのモデル・ライブラリ・シミュレーション基盤 |
「Cybersecurity and AI Safety」の紹介文は、公式ページ上で「Agentic AI」の紹介文と一言一句同じ文面になっている。当サイトが2026年9月24日と25日に取得したページでは、どちらも同じ文面のままだった。
登壇者8人の最初に並ぶのは、前回も対談したTodd Young上院議員
公式ページの「Learn About the Latest Breakthroughs From Industry Experts」欄には、肩書き付きで8人の名前が並ぶ。この欄は基調講演の案内とは別に置かれており、各人がどのセッションに出るかはページに書かれていない。
| 氏名 | 肩書き・所属(公式ページの表記) |
|---|---|
| The Honorable Todd Young | Senior U.S. Senator, Indiana(インディアナ州選出の米上院議員) |
| Kari Briski | VP of Generative AI Software for Enterprise, NVIDIA |
| Deepak Pathak | CEO and Cofounder, Skild AI |
| John Zecca | EVP and Global Chief Legal, Risk and Regulatory Officer, Nasdaq |
| Kathy Baxter | Principal Architect of Responsible AI and Tech, Salesforce |
| David Reber | Chief Security Officer, NVIDIA |
| Shiv Rao | CEO and Cofounder, Abridge |
| Rev Lebaredian | VP of Omniverse and Simulation Technology, NVIDIA |
Todd Young上院議員は前回のGTC DCにも登場している。NVIDIA Blogの2025年の記事は、NVIDIAのヘルスケア担当VPのKimberly Powell氏と「U.S. Senator Todd Young」の対談(fireside chat、テーマはAIとバイオテック)を、GTC DC 2025のセッション(NVIDIA On-Demandのセッション番号は「gtcdc25」で始まる)として視聴リンク付きで載せている。同じ記事には、メリーランド州副知事のAruna Miller氏とカリフォルニア州選出の下院議員Sam Liccardo氏が、NVIDIA共同創業者のChris Malachowsky氏とパネルに並んだ記述もある。2026年の公式ページも、参加者の顔ぶれとして開発者や研究者と並べて「public sector professionals, and policymakers」を挙げている。NVIDIAがこうした人選の意図を説明した文章は、本記事が読んだ2ページには無かった。
スポンサー30社の顔ぶれ──AWSはダイヤモンド枠
公式ページには、ダイヤモンドスポンサーのロゴ画像が10枚、プラチナスポンサーのロゴ画像が20枚並んでいる。各画像のalt属性(画像の代替テキスト)とファイル名から、次の社名が読み取れた(表記はファイル名側に合わせて整えた)。
| ランク | 企業(alt属性・ファイル名から確認した社名) |
|---|---|
| ダイヤモンド(10社) | AWS、Booz Allen、Cisco、Dell Technologies、Google Cloud、HPE、Lockheed Martin、Microsoft、Oracle、World Wide Technology |
| プラチナ(20社) | Accenture、Akamai、Anduril、Boyd、Crusoe、DDN、HP、Lenovo、Nebius、NetApp、Northrop Grumman、Palantir、PNY、poolside、Schneider Electric、ServiceNow、Supermicro、Together AI、Vertiv、VMware by Broadcom |
この一覧で目についたのは、AWS・Google Cloud・Microsoftの3社がそろってダイヤモンド枠に入っている点だ。3社はいずれも自社のAIチップ(Trainium・TPU・Maia)を持っている。当サイトの「AIチップ 業界地図」で扱った「脱NVIDIA依存」の動きと、「NVIDIAのAI半導体支配」で扱ったNVIDIAのシェアの大きさは、GTC DCへの協賛と両立している。本記事の確認範囲で言えるのはそこまでだ。
もう一点、ページのHTMLソースを確認していて気づいたのは、プラチナスポンサーのロゴのalt属性に綴り違いが残っていることだ。**Crusoeが「Cruose」、NetAppが「NatApp」、Northrop Grummanが「Northtrop Grumman」**になっている(画像ファイル名の側はgtc-dc-rgb-crusoe・gtc-dc-rgb-netapp・gtc-dc-rgb-northrop-grumman-corporationと正しい綴り)。当サイトが2026年9月24日と25日未明に取得したページでの観測で、後日直される可能性はある。
AWS re:Inventとの4日間重複
AWS公式サイト(aws.amazon.com/events/reinvent)は、re:Invent 2026をページのtitleタグで「Nov 30-Dec 4, Las Vegas」、meta descriptionで「60,000+ attendees」「2,200+ sessions」と紹介している。GTC DC(11/30〜12/3)とre:Invent(11/30〜12/4)を並べると、11月30日・12月1日・12月2日・12月3日の4日間が重なる。開催地はワシントンD.C.とラスベガスなので、両方の全日程に現地で参加することはできない。
この重なりのなかで、AWSはGTC DCのダイヤモンドスポンサーに名を連ねる。一方で、re:Invent 2026の公式ページの「Meet our Emerald sponsors.」欄には、Accenture・Anthropic・Capgemini・Datadog・Deloitte・IBM・MongoDB・OpenAI・PwC・Splunkと並んでNVIDIAのロゴがある。同じ週の2つのイベントで、両社がそれぞれ相手のイベントのスポンサー一覧に載っている形だ。ただし、re:Invent側のロゴ画像は保存先のパスに「reinvent-2025」という文字列を含んでおり、ページ上の欄は2026年のものだが、2026年分の協賛がどの時点で決まったかはページからは分からない。
協賛の狙いをAWS・NVIDIAのどちらかが説明した文章は、本記事が確認した2つの公式ページ(nvidia.com/gtc/dc、aws.amazon.com/events/reinvent)には無かった。当サイトの「NVIDIA AI Infra Summit 2026」の記事では、NVIDIAのブログをもとに、AmazonのAnnapurna LabsがNVIDIAとカスタム高帯域メモリ「NVHBM」で協業し、Trainium4を設計するAWSがNVLink Fusionの採用企業に入っていると扱った。当サイトは、自社チップを持つAWSとNVIDIAの関係には競合と協業の両面があると見ており、相互のスポンサー協賛もその一例と読んでいる。これは当サイトの解釈で、両社の説明ではない。
この記事の時点でまだ公開されていないこと
- 基調講演の内容:Jensen Huang氏が12月1日に何を話すかは、2026年9月25日時点で公表されていない
- 個別セッションの一覧:公式ページ自身が「セッションカタログは10月中旬公開」と書いており、本記事はその前の段階の情報だけを扱っている
- 参加費・登録方法:公式ページのメニューにある「Pricing」の先の料金体系は本記事では開いていない
- 2025年の来場者数:NVIDIA Blogの2025年の記事には「70+ sessions」というセッション規模の予告はあるが、来場者数の数字は本記事が読んだ範囲では見つからなかった
- AWS re:Inventの基調講演の日時・登壇者:AWS公式サイトのトップページだけを確認しており、基調講演のページは本記事では開いていない
出典と確認できた範囲
本記事は以下のページを取得し、本文・メタデータ・HTMLソースを確認して書いている。
- AI Conference - NVIDIA GTC Washington, D.C.(NVIDIA公式・ページ内メタデータの更新日は2026年9月21日・2026年9月24日と25日に取得・HTTP 200)。会期・会場・基調講演の日時・8トピックの紹介文・登壇者8人の氏名と肩書き・スポンサーロゴのalt属性とファイル名を確認した
- NVIDIA GTC Washington, DC: Live Updates on What's Next in AI(NVIDIA Blog・2025年10月28日公開・2026年9月25日取得・HTTP 200)。2025年の会期(10月27〜29日)・会場名・基調講演の時刻(10月28日正午)・ワークショップ(10月27日)・「70+ sessions」・Todd Young上院議員との対談を本文で確認した
- AWS re:Invent 2026 | The Premier Cloud and AI Conference(Amazon Web Services公式・2026年9月24日と25日に取得・HTTP 200)。会期(11月30日〜12月4日)・開催地(ラスベガス)・来場者数60,000人超・セッション2,200件超をtitleタグとmeta descriptionで、Emeraldスポンサー欄のNVIDIAを本文で確認した
- NVIDIAの旧GTC DC公式ページ(Internet Archiveの保存版):2017年10月12日保存(2017年11月1〜2日・second annual・レーガン・ビルディング)、2019年10月19日保存(2019年11月4〜6日・レーガン・ビルディング)
英語の引用は上記ページの原文から写している。スポンサーの社名は、alt属性の表記揺れ(「accenture」「TogetherAI」「VMWare/Broadcom」など)をファイル名に合わせて整えた。セッションカタログが公開される10月中旬以降と、基調講演が終わる12月上旬に、それぞれ別記事で内容を扱う予定だ。
出典・参照資料
- 一次資料AI Conference - NVIDIA GTC Washington, D.C. | Nov 30–Dec 3, 2026(NVIDIA公式・2026年9月21日更新) ↗
- 一次資料NVIDIA GTC Washington, DC: Live Updates on What's Next in AI(NVIDIA Blog・2025年10月28日) ↗
- 一次資料AWS re:Invent 2026 | The Premier Cloud and AI Conference(Amazon Web Services公式) ↗
- 一次資料GPU Technology Conference 2017 - GTC DC(NVIDIA公式ページ・Internet Archive 2017年10月12日保存) ↗
- 一次資料GPU Technology & AI Conference 2019: Washington DC(NVIDIA公式ページ・Internet Archive 2019年10月19日保存) ↗
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