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Illustrator(イラストレーター)は無料で使える?無料なのは7日間の体験だけで、メンバーシップなしでは使えない。体験後は単体で年間プランの月々払い3,280円/月(税込)、月々プランは4,980円。AI機能(Firefly・生成クレジット)の無料の範囲【2026年10月版】

執筆:約32分で読めます

Illustrator(イラストレーター)は、Adobeのベクターグラフィック(拡大しても荒れない絵)を作るアプリで、無料で使えるのは7日間の無料体験だけ。Adobeの日本語ページは「IllustratorはCreative Cloudメンバーシップの一部としてのみ利用できます」と書く。体験後の単体プランは、年間プランの月々払いで3,280円/月、月々プランで4,980円/月(どちらも税込)。筆者は2026年10月8日の5時台と9時台に、Adobe公式の体験ページ・プランページ・申し込み画面の1ページ目・ヘルプを開き、AI機能の生成クレジット(単体プランは月25)と、無料ユーザーの対象にIllustratorが入っていないことを確かめた。

Illustrator(イラストレーター)は無料で使える?──無料なのは7日間の体験だけで、メンバーシップなしでは使えない。体験後は単体で年間プランの月々払い3,280円/月(税込)、月々プランは4,980円。AI機能(Firefly・生成クレジット)の無料の範囲【2026年10月版】
目次

2026年10月8日・日本時間時点の情報です。 Illustrator(イラストレーター)は、Adobeの「ベクターグラフィック」を作るアプリで、無料で使えるのは7日間の無料体験だけです。メンバーシップ(月額・年額のプラン)に入らずに、期限なしで使える無料版は、Adobeの日本語ページに載っていません。体験の期限が過ぎると自動で有料に移ります。この記事は、Adobeの公式ページとヘルプの原文、筆者が10月8日の朝に開いたAdobeの画面だけをもとに、無料体験の仕組み、体験後の料金、web版・iPad版の扱い、AI機能(Fireflyの生成機能)を無料で試せる範囲を書きます。Fireflyの料金はAdobe Firefly(アドビ ファイアフライ)の記事、アカウントの作り方とログイン画面はAdobe(アドビ)のログイン方法に書いてあるので、ここでは繰り返しません。

3行まとめ

  1. Illustratorの無料は7日間の体験だけ。 Adobeの体験ページは「Illustratorを7日間無料で始める」、よくある質問は「IllustratorはCreative Cloudメンバーシップの一部としてのみ利用できます」と書く。体験を延長する方法はなく、期限後は自動で有料に移る。
  2. 体験後の料金(2026年10月8日の表示・税込)。 Illustrator単体は、年間プランの月々払いで3,280円/月、一括払いで34,680円/年、月々プランで4,980円/月。申し込みの時にこの3つから選ぶ。年間プランは返金期間の後に解約すると残りの半分の料金がかかる。20以上のアプリが入るCreative Cloud Proは年間プランの月々払いで通常9,080円/月で、新規向けの割引はページによって6,810円(最初の12か月)と4,539円(最初の3か月)の2通りが出ていた。
  3. AI機能。 Illustratorには「ベクターを生成」「生成塗りつぶし(シェイプ)」などの生成AI機能があり、生成クレジットは単体プランで月25、Creative Cloud Proで月4,000。プランなしで毎日の無料生成が使える対象としてAdobeが挙げているのは、Firefly・Express・Photoshop web版などで、Illustratorは入っていない。

Illustrator(イラストレーター)とは何をするアプリか

Illustratorは、ロゴ・アイコン・ポスターなど、図形を組み合わせてできた絵を作るアプリです。Adobeの日本語の製品ページは、冒頭でこう説明しています。

ロゴからブランドグラフィックまで、あらゆる規模のデザインに対応。

体験ページは「ロゴやイラストの作成からポスターのデザインまで。グラフィックデザインツールの決定版」と書き、できることとして、ロゴのデザイン、デジタル広告、拡大・縮小できるアートワーク、フォントのカスタマイズ、インフォグラフィック(図やグラフで伝える絵)を並べています。

Illustratorの説明に出てくる「ベクター」は、絵の作り方の種類です。Adobeの「IllustratorとPhotoshopの違い」のページは、次のように書いています。

ベクター画像とグラフィックは、ピクセルを使わず、数学フォーミュラに基づいて点、線、形、曲線を描いています。

同じページは、そのため画像の質を保ったまま大きくも小さくもできる、と続けます。体験ページの言い方では「看板からSNS広告まで」、品質を損なわずにサイズを変えられる、というのがベクターの利点です。反対に、写真の編集は同じページがPhotoshop(ピクセルで絵を作る「ラスター」のアプリ)の役目と説明しています。

Illustratorは無料で使えるのか:メンバーシップなしでは使えない

Adobeの体験ページの「無料体験に関するよくある質問」には、無料で使えるかどうかを聞く項目が2つあります。1つ目は、体験そのものについてです。

はい。Illustratorをダウンロードし、アプリ公式の完全版を7日間無料でご試用いただけます。

2つ目は、メンバーシップなしで使えるかどうかを聞く項目で、答えは次のとおりです。

いいえ。IllustratorはCreative Cloudメンバーシップの一部としてのみ利用できます。

続けて、Illustratorだけの単体プランと、複数のアプリを含むプランがある、と書かれています。ここでいう「メンバーシップ」は、Adobeの月額・年額のプランのことです。

この記事が確認した範囲(体験ページ、製品ページ、プラン比較ページ、iPad版のページ、生成クレジットのヘルプ、Illustratorのヘルプ)では、期限なしで無料のIllustratorを案内する記述は見つかりませんでした。「無料」と書かれているのは、7日間の体験、無料のオンライン講座の対象(有料メンバー向け)、Illustrator以外のAdobeの無料アプリの話でした。

体験は、パソコン(macOS・Windows)とiPadで使えます。体験ページのよくある質問は「Illustrator無料体験は、macOS、iOS(iPad)、Windowsに対応しています」と書き、スマートフォンについては「いいえ。デスクトップPCとiPadでのみ無料でご体験いただけます」と答えています。

7日間の無料体験はいつ終わり、いつ料金がかかるか

体験ページの図は、日にちを次のように示しています(2026年10月8日5:40取得)。

日 起きること(Adobeのページの表示)
1日目 無料で始める。7日間の無料体験が始まる
8日目 無料体験の終了後、料金の請求が開始される
21日目 購入後14日以内に解約すると全額返金される

ページ上部には「無料体験期間が終了するまで料金は発生せず、購入から14日以内にキャンセルをご希望された場合、全額返金いたします」とあります。体験ページの文章は「すべての機能を十分にお試しいただけなかった場合もご安心ください。追加の14日間の猶予があり、その間に解約いただければ、全額返金いたします」とも書いています。

体験ページの「無料で始める」から開いた申し込み画面の1ページ目(2026年10月8日9:32・ログインせずに表示)には、10月8日に始めた場合の日付が出ていました。Illustratorの体験の画面は「10月15日の前日までに解約すると、料金は請求されません」と書き、年間プランの月々払いには「10月29日 以降に解約する場合は、残りの年間契約の半分の料金が適用されます」と添えていました。図の「8日目」「21日目」と合う日付です。

体験期間は延ばせません。よくある質問は「Illustratorの無料体験期間は、お一人につき7日間に限られています」と答え、終了すると解約しない限り有償のメンバーシップに自動で移る、と書きます。

解約の手順も、同じよくある質問に書かれています。開始した日から7日以内に、アドビのアカウントページで次の順に進む、という内容です。

  1. 該当するプラン名を見つけ、「プランを管理」をクリックする
  2. 「プランを解約」をクリックする
  3. 解約の理由を選び、「続行」をクリックする
  4. 画面の指示に従って解約手続きを完了する

筆者は体験に申し込んでいないので、この手順の画面は見ていません。Adobeのよくある質問の文面をそのまま写した手順です。

体験後はいくらか:単体は年間プランの月々払いで3,280円、月々プランは4,980円

体験が終わると、申し込みの時に選んだプランと支払い方法の料金が始まります。Adobeの「アドビサブスクリプションおよび解約条件」は「体験版が終了するとサブスクリプションが開始され、アドビは、サブスクリプションの条件に従い、購入時に提示された料金」を自動で請求する、と書きます。Adobeの日本語の製品ページ・プラン比較ページ(2026年10月8日5:40取得)の表示は次のとおりです(税込・年間プラン月々払い)。

プラン 月額 生成クレジット/月 含まれるもの(ページの表示)
Illustrator(単体) 3,280円 25 Illustrator、Adobe Expressプレミアムプラン、フォントや画像、100GBのクラウドストレージ
Creative Cloud Pro 通常9,080円 4,000 Photoshop、Illustrator、Premiere、Acrobat Proなど20以上のアプリとサービス、Adobe Expressプレミアムプラン、100GBのクラウドストレージ

支払い方法は3つあり、解約した時の扱いが違う

製品ページとプラン比較ページの価格は、どれも「年間プラン(月々払い)」の値段です。体験ページの「無料で始める」から開いた申し込み画面の1ページ目(2026年10月8日9:32・ログインせずに表示)には、Illustrator単体の支払い方法が3つ並んでいました(すべて税込)。最初から選ばれていたのは年間プラン(月々払い)でした。

支払い方法 料金(画面の表示) 解約についての画面の注記
年間プラン(月々払い) 3,280円/月(39,360円/年) 「10月29日 以降に解約する場合は、残りの年間契約の半分の料金が適用されます」
年間プラン(一括払い) 34,680円/年(2,890円/月) 「10月29日までの解約は全額返金されます」
月々プラン 4,980円/月 「いつでも手数料なしで解約できます」

Adobeの解約条件のページ(9:30取得)は、Creative Cloud個人版の年間契約(毎月請求)について「14日経過後に解約する場合、契約残存期間の料金の50%が一括払いで請求され、サービスはその月の請求期間の終わりまで継続されます」と書きます。月々プランは「14日が経過してから解約する場合、料金は返金されず、サービスはその月の契約期間の終わりまで継続されます」です。同じ申し込み画面は「無料体験版が終了するまで、代金が請求されることはありません」とも書いていて、体験期間のうちに解約すれば、どの支払い方法でも料金はかかりません。

Creative Cloud Proは、体験ページから開いた申し込み画面で、月々プランが14,480円/月、年間プランの一括払いが102,960円/年でした。年間プランの月々払いの割引は、同じ時刻に取得した3つのページで表示が違いました。

ページ 表示された割引
製品ページ・体験ページ 最初の12か月25%OFF。6,810円/月、その後は9,080円/月(新規購入者限定・年間プラン月々払いのみ)
プラン比較ページ 最初の3か月50%OFF。特別価格4,539円/月(新規ご契約者のみ)
iPad版のページ 割引の表示なし。9,080円/月

申し込み画面の1ページ目も、入ったページによって割引が違いました(9:32〜9:33)。体験ページから入ると「12 か月間 25% 割引」で6,810円/月(画面の年額は81,720円)、プラン比較ページの「無料で始める」から入ると「3 か月間 50% 割引」で4,539円/月(同95,337円)でした。その先の画面には進んでいないので、実際の請求額はこの記事では確かめていません。割引の条件は、各ページの「利用条件」にあります。

学生・教職員向けは、プラン比較ページの学生・教職員向けのタブに、Creative Cloud Proが「最初の3ヵ月980 円/月(税込)、 4か月目以降2,180 円/月(税込)、2年目以降は4,180 円/月(税込)」とあります(年間プラン月々払い)。iPad版のページは特別価格2,180円/月(初年度)、製品ページは「学生教職員版も今だけ最初の3か月980円」と書きます。体験ページのよくある質問は「単体プランには学生割引が適用されません。ただし、対象となる学生・教職員の方には、Illustratorをはじめとする20以上のクリエイティブアプリが含まれるCreative Cloud Proプランを89%以上お得な価格でご提供します」と答えています。法人向けは、iPad版のページにビジネス版11,990円/月ライセンスごと、とあります。

ブラウザ版・iPad版・スマホでも無料で使えるか

Illustratorにはパソコン版のほかに、ブラウザで使うweb版(Adobeのヘルプの名前は「Illustrator web 版」)とiPad版があります。

  • iPad版。 AdobeのiPad版のページは「Illustratorが含まれるすべてのプランで利用可能」と書きます。無料体験でiPad版が使えることは、体験ページのよくある質問(macOS、iOS(iPad)、Windowsに対応)にも出ています。プラン比較ページの「7日間の無料体験」の欄には「Illustratorデスクトップ版、iPad版、web版の試用」とあります。
  • ブラウザ版(Illustrator on the web)。 Adobeのヘルプ「Illustrator web 版(Beta)の概要」(最終更新日2025年3月26日)は「Illustrator web 版(Beta)は、Illustrator サブスクリプションの一部として試し、フィードバックを送ることができます」と書きます。Betaは、試験提供中という意味です。アクセスの手順を書いたヘルプ(最終更新日2026年4月20日)は、ChromeまたはMicrosoft Edgeで開き、「ログイン」を選んで資格情報を使う、という3つの手順だけを載せています。
  • スマートフォン。 体験ページは、スマートフォンでは体験できないと答えています(前の節)。

つまり、ブラウザ版・iPad版は、無料で単独に使えるアプリとしては書かれておらず、Illustratorの契約(または7日間の体験)の中で使うものです。

IllustratorのAI機能は何で、だれが無料で使えるのか

Illustratorの生成AI機能は、Adobeの画像生成AI「Firefly」の仕組みをIllustratorの中で使うものです。ヘルプ「Adobe Illustrator の生成 AI 機能についてよくある質問」(最終更新日2026年6月1日)は、機能を次のように挙げています。

機能の名前(ヘルプの表記) ヘルプの説明の要点
ベクターを生成 文章の指示から、シーン・被写体・アイコンの編集できるベクターグラフィックを作る
コンセプトからベクター生成 スケッチなどの画像を、編集できるベクターに変える
生成塗りつぶし(シェイプ) 文章の指示で、シェイプを編集できるベクターグラフィックで塗りつぶす
生成再配色・プロンプトで編集 文章の指示で、色を付け替える。作ったアートワークの要素を足す・消す・置き換える
ターンテーブル 物の回転ビューを作り、いろいろな角度から見る

ほかに、パターンを生成、生成拡張(アートワークと画像)、背景を削除、書き直し(文章の言い換え・校正・翻訳)もヘルプに載っています。

無料で試せるのは体験の期間中だけ、と読める

AI機能を無料で使えるかどうかについて、Adobeの記述は2つに分かれます。

1つ目は、体験です。体験ページは、無料体験に含まれるものの一覧に「毎月25の生成クレジットを利用可能」を入れています。体験の7日間で、生成AI機能が使えると読めます。ただし、体験の移行先が単体プランかCreative Cloud Proかで、体験中のクレジットの数が違うかどうかは、体験ページに書かれていません(後の節)。

2つ目は、プランに入らない人向けの、毎日の無料生成です。生成クレジットのヘルプ(日本語・最終更新日2026年9月22日)は、こう書きます。

Adobe Firefly、Adobe Express、Adobe Stock、Photoshop web 版、Acrobat、およびアドビモバイルアプリの無料ユーザーは、厳選されたモデルセットで利用可能なすべての生成 AI 機能において、毎日制限された数の無料生成を使用することができます。

この一文に、Illustratorは入っていません。筆者は同じページを「Illustrator」で検索し、無料ユーザーの節にIllustratorが出てこないことを確かめました。つまりAdobeの記述どおりなら、体験が終わったあとにメンバーシップに入らないままIllustratorの生成AI機能を毎日少しずつ使う、という使い方は用意されていません。AIで絵を作るだけなら、無料の入口はFirefly(ブラウザのアプリ)の側にあります。無料でどこまで使えるかはFireflyの記事に書いてあります。

生成クレジットは何に使われるか

生成クレジットは、AIで絵・動画・音声を作る時に減るAdobe共通のポイントです。仕組みの一般的な説明は生成AIの「クレジット」とはにあります。IllustratorについてのAdobeの記述は次のとおりです。

  • ヘルプ「生成クレジット FAQ」は、クレジットがPhotoshop、Illustrator、Lightroom、Fireflyなど、ほとんどのCreative Cloud製品の機能で使えると書きます。
  • クレジットは毎月、プランごとの数が付き、翌月に繰り越されません。
  • 同じヘルプのプラン別の表では、Illustratorを含む「Creative Cloud 単体プラン」の欄が、2025年6月17日以降に始めた契約で月25です(それより前に始めた契約は月500)。製品ページの表示(Illustrator単体は月25、Proは月4,000)と合います。
  • Creative Cloud Proは標準的な生成に「無制限にアクセスできる」とヘルプにあります。クレジットが減るのは、動画の生成のような高度な機能(ヘルプの言う「プレミアム」)が中心です。

Illustratorの生成AI機能のうち、どれが何クレジットかは、この記事では確かめられていません。ヘルプの機能別の表に、Illustratorの項目として載っているのは、パートナーモデルを使った4つの機能(ベクターを生成・コンセプトからベクター生成・生成塗りつぶし(シェイプ)・プロンプトでテキストを編集)で、消費量の欄は「様々」です。Adobe自身のモデル(ヘルプに「Firefly Vector 3」という名前が出てきます)で使った時の消費量は、この表からは読み取れませんでした。

パートナーモデル:GoogleやOpenAIのモデルも使える

Illustratorでは、Adobeのモデルのほかに、他社の「パートナーモデル」も選べます。ヘルプ「Adobe Illustrator のパートナーモデル」(最終更新日2026年9月15日)の表は次のとおりです。

モデル 使える機能
GPT Image ベクターを生成、生成塗りつぶし(シェイプ)、プロンプトで編集
GPT Image 1.5 ベクターを生成
GPT-4.1 mini 書き直し
Gemini 3(Nano Banana Pro) ベクターを生成、プロンプトで編集
Gemini 3.1(Nano Banana 2) ベクターを生成、プロンプトで編集、コンセプトからベクター生成
Imagen 4 ベクターを生成

同じヘルプは、仕組みをこう説明します。

パートナーモデルがラスター画像を生成し、Illustrator が自動的にこれらの画像をベクターグラフィックに変換します。

つまり、パートナーモデルの場合、AIが作るのはまず普通の画像で、それをIllustratorがベクターに直します。プラグインの追加は要らず、Illustratorを最新版に更新すれば使える、ともあります。使えるプランについては「パートナーモデルはプレミアム機能であり、可用性は Creative Cloud プランによって異なります」と書かれ、どのプランで使えるかは、この記事では確かめられていません(理由は最後の節)。

そのほかのAdobeの記述

  • インターネット接続。 生成AI機能は「はい、インターネットに接続する必要があります」とヘルプにあります。
  • 対応地域と言語。 「アドビがサービスを提供しているすべての Illustrator アプリで利用でき(中国本土を除く)、100 を超える言語に対応しています」とあります。同じ項目は「問題なく商用利用できるように設計されています」とも書きます。
  • 商用利用とContent Credentials。 生成AIで作った素材をJPG・PNG・SVGで書き出すと、「Content Credentials」(作った経緯を残す印)が付く場合があります。ヘルプによると、Illustratorのバージョン29.4以降は、ファイルに生成AIの内容が含まれていない場合、新しく作る生成AIの内容にはこの印を付けない、という細かい条件があります。印の考え方はAI動画の見えない透かしに、日本の著作権の考え方は画像生成AIと著作権にあります。
  • AIアシスタント(Beta)。 Illustratorの中でチャットのように指示するAIアシスタントのヘルプ(最終更新日2026年8月23日)は「AI アシスタントが、テストおよびフィードバックにご利用いただけるようになりました」と書き、レイヤーの整理、アートボードの書き出し、印刷前の確認、再配色、画像のトレースなどを例に挙げます。AIアシスタントの発表の経緯はAdobe MAX 2026の前に出ていた情報にあります。

いつ何が加わったか:Illustratorの生成AI機能の年表

Adobeのヘルプ「Adobe Illustrator デスクトップ版の新機能」(最終更新日2026年8月31日)は、月ごとに追加を書いています。2025年12月以降の追加のうち、AIに関係するものを、ヘルプの記載のまま日付順に並べます。

時期(バージョン) 追加された内容(ヘルプの記載)
2025年12月(30.1) 「ベクターを生成」にパートナーモデル(GPT Image 4o、Ideogram 3、Gemini 2.5(Nano Banana))が加わった(中国本土では利用不可)
2026年2月(30.2) 「ベクターを生成」に自動モデルレコメンデーション(自動選択)と、Gemini 3(Nano Banana Pro)・Imagen 4が加わった。生成塗りつぶし(シェイプ)にパートナーモデル(GPT Image 4o・Gemini 2.5(Nano Banana))。Firefly ボードへの書き出しも追加
2026年3月(30.3) ターンテーブル。自動選択で1つの指示から最大4つのバリエーション。パートナーモデルでスタイル参照
2026年4月(30.4) 画像の生成拡張、背景を削除、生成されたテキストのアートワーク内での直接編集、ブラウザの画像をスタイル参照にする機能
2026年5月(30.5) 「コンセプトからベクター生成」、「書き直し」、「プロンプトで編集」、アプリケーションバーでの生成クレジットの確認
2026年8月(30.8) 「コンセプトからベクター生成」で最大8個のプリセットバリエーションを並べて比較でき、GPT Image 2.0を活用する、と記載

製品ページの機能紹介(5:40取得)は「生成塗りつぶし(シェイプ)」が「GPT‑4o、Gemini 2.5などの強力なAIモデル」を使える、と書きます。これは2026年2月の追加と同じ組み合わせです。9月15日更新のパートナーモデルのヘルプの表では、生成塗りつぶし(シェイプ)に使えるモデルは GPT Image だけで、Gemini 2.5 の行はありません。製品ページの文面は、ヘルプの表より古い時点のまま残っているように読めます。

筆者が開いたAdobeの画面(10月8日5時台と9時台)

筆者は、アカウントを作らず、ログインせず、体験にも申し込まずに、Adobeの公式ページをヘッドレスのブラウザ(画面を出さないブラウザ)で開きました。

  • 5:48。 体験ページ(1280×800)の見出しは「Illustratorを7日間無料で始める」、真ん中に青い「無料で始める」ボタン、その下に「無料体験期間が終了するまで料金は発生せず、購入から14日以内にキャンセルをご希望された場合、全額返金いたします」の文でした。390×844の画面でも同じ見出しが出ました。ボタンは押していません。
  • 5:48。 ブラウザ版の入口 illustrator.adobe.com を開くと、アドレスが illustrator.adobe.com/home に変わり、左上に「Illustrator (Beta)」、右上に「ログイン」と「無料体験を開始」のボタンが出ました。画面の中央は「ロゴのデザイン」というチュートリアルの案内で、その下に「新規ファイルを作成」の欄がありました。ログインしていないので、ここからファイルを作る操作は試していません。
  • 9:32。 体験ページの「無料で始める」から、申し込み画面の1ページ目を開きました。見出しは「7 日間無料体験で、アドビアプリの完全版をお試しください。」、その下に「無料体験期間終了後 14 日以内に解約すると全額が返金されます。」。IllustratorとCreative Cloud Proのカードが並び、右側の「サブスクリプションを選択」に3つの支払い方法(前の節の表)が出ました。ログインはせず、「続行」も押していません。

この画面から、生成AI機能を実際に動かすところまでは確かめていません。

よくある質問の移行先の書き方が2通りあるほか、確かめていない点

  • 体験後に移るプラン名。 体験ページのよくある質問には、体験終了後の移行先を書いた答えが複数あり、「有料のCreative Cloud Single Appに移行します」と書く答えと、「有料のCreative Cloud Proプランに移行します」と書く答えがありました。申し込み画面の1ページ目では、Illustrator単体とCreative Cloud Proのどちらかと支払い方法を選ぶ形になっていたので、選んだプランに移ると読めます。その先の確認画面は見ていません。
  • 体験中の生成クレジット。 体験ページは「毎月25の生成クレジットを利用可能」と書きますが、Creative Cloud Proの体験で月4,000かどうかは、書かれていません。
  • パートナーモデルを使えるプラン。 生成クレジットのヘルプには、「はい、ほとんどの Creative Cloud プランにプレミアム生成機能へのアクセスが含まれています」と「いいえ、ほとんどの Creative Cloud プランにはプレミアム生成機能へのアクセスは含まれていません」の2つの答えが並んでいました。一方、同じページのプラン別の表は、Illustratorを含む単体プランを「標準およびプレミアム」としています。後の答えの列挙には Creative Cloud Pro・Firefly・Express プレミアムなどが挙がっていて、単体プランは入っていません。Illustratorの単体プランでパートナーモデルが使えるかどうかは、確定できませんでした。
  • GPT Image 2.0。 新機能のヘルプ(8月)は「GPT Image 2.0を活用」と書きますが、パートナーモデルのヘルプ(9月15日更新)の表にこの名前は見つかりませんでした。
  • パートナーモデルの商用利用。 Adobeのヘルプに「パートナーモデルは商用利用において安全ですか?」という項目がありますが、リンク先の中身は取得していません。

この記事が引いたAdobeのページ

  • 体験・料金・iPad版・機能:adobe.com/jp/products/illustrator の4ページ(体験ページ、製品ページ、プラン比較ページ、iPad版。いずれも2026年10月8日5:40取得)と機能ページ(5:43取得)
  • ベクターの説明:adobe.com/jp/creativecloud/design/illustrator-vs-photoshop.html(5:49取得)
  • 生成AI機能・パートナーモデル・新機能・AIアシスタント:helpx.adobe.com/jp/illustrator のヘルプ(最終更新日は本文の各所に記載。5:46〜5:50取得)
  • 生成クレジット:helpx.adobe.com/jp/creative-cloud/apps/generative-ai/generative-credits-faq.html(最終更新日2026年9月22日・5:44取得)
  • ブラウザ版:helpx.adobe.com/jp/illustrator/web のヘルプ2本と、illustrator.adobe.com(筆者が10月8日5:48〜5:49に開いた画面)
  • 支払い方法と解約:commerce.adobe.com の申し込み画面の1ページ目(体験ページとプラン比較ページの「無料で始める」から・10月8日9:32〜9:33・ログイン前)と、adobe.com/jp/legal/subscription-terms.html(9:30取得)
  • 料金・割引・体験の内容が変わったら更新する

この記事でよく聞かれること

Illustrator(イラストレーター)は無料で使えますか?
無料で使えるのは7日間の無料体験だけです。Adobeの日本語の体験ページは「Illustratorを7日間無料で始める」と書き、よくある質問では「IllustratorはCreative Cloudメンバーシップの一部としてのみ利用できます」と答えています。体験の期限が過ぎると有料に移ります。本記事が確認した範囲では、期限なしで無料のIllustratorは見つかりませんでした。
Illustratorの無料体験は何日間ですか?解約はいつまでにすればいいですか?
7日間です。Adobeの体験ページは、1日目に開始、8日目に料金の請求が始まり、購入後14日以内(図では21日目まで)に解約すると全額返金される、と図で示しています。解約は、開始した日から7日以内にアドビのアカウントページで「プランを管理」から「プランを解約」を選ぶ、とよくある質問に書かれています。年間プランの月々払いで申し込んだ場合、返金期間を過ぎてから解約すると、残りの年間契約の半分の料金がかかります(Adobeの解約条件と申し込み画面の表示)。
Illustratorの料金はいくらですか?
Adobeの日本語ページと申し込み画面(2026年10月8日取得・税込)では、Illustrator単体プランが年間プランの月々払いで3,280円/月、年間プランの一括払いで34,680円/年、月々プランで4,980円/月です。20以上のアプリが入るCreative Cloud Proは、年間プランの月々払いで通常9,080円/月です。Proには新規向けの割引が出ており、製品ページは最初の12か月25%OFFの6,810円/月、プラン比較ページは最初の3か月50%OFFの4,539円/月と、ページによって表示が違いました。
IllustratorのAI機能(生成AI)は無料で使えますか?
無料体験の期間中は使えると読めます。体験ページは、体験に含まれるものとして「毎月25の生成クレジットを利用可能」と書きます。一方、生成クレジットのヘルプが挙げる、プランなしで毎日の無料生成が使える対象は、Firefly・Adobe Express・Adobe Stock・Photoshop web版・Acrobat・モバイルアプリで、Illustratorは名前がありません。
Illustratorの生成クレジットとは何ですか?毎月いくつ付きますか?
AIで絵などを作る時に使うAdobe共通のポイントです。Adobeの製品ページでは、Illustrator単体プランに毎月25、Creative Cloud Proに毎月4,000の生成クレジットが付くと表示されています。未使用分は翌月に繰り越されません(生成クレジットのヘルプ)。
Illustratorのブラウザ版(web版)やiPad版は無料ですか?
どちらもIllustratorのメンバーシップの中で使う形です。iPad版についてAdobeのページは「Illustratorが含まれるすべてのプランで利用可能」と書き、ブラウザ版のヘルプは「Illustrator サブスクリプションの一部として試し、フィードバックを送ることができます」と書きます(ブラウザ版はBeta)。筆者がログインせずに開いたブラウザ版の画面には、ログインと「無料体験を開始」のボタンが出ました。
スマートフォンでIllustratorの無料体験はできますか?
Adobeの体験ページのよくある質問は「いいえ。デスクトップPCとiPadでのみ無料でご体験いただけます」と答えています。同じ答えは、スマートフォン向けにはアドビが別の無料モバイルアプリを出している、とも続けます。
IllustratorのAI機能で作った絵は商用利用できますか?
Adobeのヘルプは、Illustratorの生成AI機能について「問題なく商用利用できるように設計されています」と書きます。ただし、GoogleやOpenAIなどのパートナーモデルで作った場合の扱いは別のヘルプ項目になっており、本記事では中身を確かめていません。Fireflyの商用利用の条件は、当サイトのFireflyの記事に原文を引いてあります。
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出典・参照資料

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