テザリング(デザリング)のやり方iPhoneは「設定」の「インターネット共有」、Androidは「アクセス ポイントとテザリング」(Galaxyは「テザリング」)でオン。パソコンはWi-Fi・USB・Bluetoothで接続、料金とデータ量は契約先で違う【2026年10月版】
テザリング(デザリング)は、スマートフォンのモバイルデータ通信でパソコンなどをネットにつなぐ機能。iPhoneは「設定」の「インターネット共有」で「ほかの人の接続を許可」をオン、Androidは「ネットワークとインターネット」>「アクセス ポイントとテザリング」で「Wi-Fi アクセス ポイント」をオン(Galaxyは「接続」>「テザリング」)にし、パソコン側はWi-Fiの一覧から選んでパスワードを入れる。料金はドコモが申込不要・月額無料、楽天モバイルが追加料金なし、auとソフトバンクは申込・加入が必要でプランにより月550円(税込)。Apple・Google・Microsoft・Samsungの公式ヘルプと4社の公式ページを2026年10月8日に取得し、原文で確かめた。

目次
- テザリングとは何か。「デザリング」「インターネット共有」とは違うのか
- iPhoneでテザリングを始めるには
- パソコンからiPhoneのインターネット共有につなぐには
- Androidでテザリングを始めるには
- Windowsのパソコンから、スマートフォンのテザリングにつなぐには
- Wi-Fi・USB・Bluetoothはどれを選ぶか
- テザリングは無料か。契約でどう違うか
- パソコン側でデータ量を使いすぎない工夫は公式に書かれているか
- テザリングが機能しないときは
- スマートフォンのAI機能は、テザリングの通信量に影響するのか
- 2026年10月8日の朝、AppleとGoogleのヘルプを開いて見えたこと
- 実機での接続とMVNOの条件は、この記事では確かめていない
- 手順と契約の条件の出典
- この記事でよく聞かれること
2026年10月8日・日本時間時点の情報です。 テザリング(デザリング)は、スマートフォンのモバイルデータ通信を使って、パソコンなど別の機器をインターネットにつなぐ機能で、iPhoneでは「設定」の「インターネット共有」で「ほかの人の接続を許可」を、Androidでは「設定」の「ネットワークとインターネット」>「アクセス ポイントとテザリング」で「Wi-Fi アクセス ポイント」をオンにして使います(Galaxyは「接続」>「テザリング」)。使えるかどうか・追加料金・データ量の上限は携帯会社との契約で決まり、2026年10月8日に取得した公式ページでは、ドコモは申込不要・月額無料、楽天モバイルは追加料金なし、auとソフトバンクはオプションの申込・加入が必要で、プランによって月550円(税込)でした。
3行まとめ
- iPhoneは「設定」>「インターネット共有」>「ほかの人の接続を許可」をオン。Androidは「設定」>「ネットワークとインターネット」>「アクセス ポイントとテザリング」>「Wi-Fi アクセス ポイント」をオン(Pixelの場合。Galaxyは「接続」>「テザリング」)。Apple・Google・Samsungの公式サポート、2026年10月8日取得。
- パソコンとの接続はWi-Fi・USB・Bluetoothの3種類。WindowsからはWi-Fiの一覧で選んでパスワードを入れる。MacからAndroidへのUSB接続とmacOS Monterey以降でのBluetooth接続は、Googleのヘルプによると使えない。
- 料金は契約先で違う。ドコモは申込不要・月額無料、楽天モバイルは追加料金なし、auは申込が必要で一部のプランは月550円(税込)、ソフトバンクは「テザリングオプション」の加入が必要で月550円(税込。一部のプランは無料)。auは使い放題のプランでもテザリングには上限があると書く。
テザリングとは何か。「デザリング」「インターネット共有」とは違うのか
名前は3つ出てきますが、指しているのは同じ機能です。
GoogleのPixel向けヘルプは次のように書いています。
「スマートフォンのモバイルデータを使用して、他のスマートフォン、タブレット、パソコンをインターネットに接続できます。このように接続を共有することは、テザリングまたはアクセス ポイントの使用と呼ばれます。」
Appleのサポートでは同じ機能を「インターネット共有」と呼び、次のように説明しています。
「インターネット共有は、iPhoneやiPad(Wi-Fi + Cellular)のモバイルデータ通信接続を使用して、ほかのデバイスが一時的にインターネット接続のために利用できるポータブルなWi-Fiネットワークを形成します。信頼できるWi-Fiネットワークの圏外にいるときに便利です。」
「デザリング」は「テザリング」の表記ゆれです。本記事が取得したApple・Google・Samsung・Microsoftのヘルプと携帯会社4社のページに、「デザリング」という表記は1つもありませんでした。この記事では、機能の総称をテザリング、iPhoneの画面に出る名前をインターネット共有と書きます。
用語を2つ補います。スマートフォンのように回線を持っていて、データを分ける側を「親機」、パソコンのように分けてもらう側を「子機」と呼びます(ドコモの公式ページもこの言葉を使っています)。モバイルデータ通信は、携帯会社の回線でネットに出る通信のことで、自宅のWi-Fiとは別のものです。
iPhoneでテザリングを始めるには
Appleサポートの「iPhoneやiPadのインターネット共有に接続する」(公開日2026年5月21日)は、親機の操作を次の順で書いています。
- 「設定」を開いて「インターネット共有」をタップする(または「モバイル通信」をタップしてから「インターネット共有」をタップする)。
- 「ほかの人の接続を許可」をオンにする。
- パスワードを変えたいときは「Wi-Fiパスワード」をタップし、8文字以上のパスワードを入れる(ASCII文字のみ)。
- ほかのデバイスが接続されるまで、この画面を表示したままにしておく。
途中のメニューの名前は、Appleのページでは「モバイル通信」、ソフトバンクのiPhone向けの案内では「モバイルデータ通信」と書かれていて、同じではありません。どちらの場合も、その中の「インターネット共有」を開きます。
つまずきやすい点も、Appleの同じページに書かれています。
- 「インターネット共有」がグレイ表示のとき、または利用できないときは、「設定」の「モバイル通信」で「モバイルデータ通信」がオンになっているか確認する。
- 通信事業者がインターネット共有に対応している必要があり、追加料金がかかる場合がある。
- 同時につなげるデバイスの数は、通信事業者とiPhoneのモデルによって違う。
- 名前を変えたいときは「設定」>「一般」>「情報」>「名前」で、iPhone自体の名前を変える。
同じApple Accountでサインインしている機器や、ファミリー共有のメンバーは、Instant Hotspot(インスタント ホットスポット)という機能でパスワード入力なしに接続できる、とAppleは別のページで書いています。
パソコンからiPhoneのインターネット共有につなぐには
Appleのページは3つの方法を並べています。パソコンがWindowsのときの読み替えは後の節に書きます。
Wi-Fiで接続する
Appleのページによると、パソコン側では近くのWi-Fiネットワークの一覧からiPhoneの名前を選び、案内に従ってインターネット共有のWi-Fiパスワードを入れます。Macの場合は、メニューバーのWi-Fi、コントロールセンター、または「システム設定」から選ぶ、と書かれています。
USBで接続する
Appleのページは、WindowsパソコンからUSBで接続するときは、最新バージョンの「Appleデバイス」アプリまたはiTunes for Windowsが入っていることを確認する、と書いています。そのうえでUSBケーブルでつなぎ、「このアクセサリの接続を許可する」かの確認が出たら「許可」、iPhone側で「このコンピュータを信頼しますか」と聞かれたら「信頼」をタップします。
USBでつないでいる間はインターネット共有が続きます。Appleは、不要なデータ通信料金を課金されないように使っていないときはオフにすることを勧め、オフにしておかないと充電のためにパソコンへつなぐたびにインターネット共有で接続してしまう可能性がある、と書いています。
Bluetoothで接続する
Appleのページでは、iPhoneで「ほかの人の接続を許可」をオンにしたあと、「設定」の「Bluetooth」画面を開いたままにし、パソコンのBluetooth設定からiPhoneを選びます。「Bluetoothペアリングの要求」にコードが出たら、両方のコードが同じことを確認して、iPhoneで「ペアリング」をタップします。
Androidでテザリングを始めるには
Googleは、Android全般のヘルプと、Pixel向けのヘルプの2つを出しています。どちらも、携帯通信会社によってはテザリングに制限があったり追加料金が発生したりするため、契約先に確認することを勧めています。また、手順の一部はAndroid 14以上でのみ動作する、とも書いています。
Androidのヘルプが書くWi-Fiテザリングの手順は次のとおりです。
- 画面を上から下にスワイプする。
- 「アクセス ポイント」アイコンを長押しする(アイコンが無いときは、左下の編集アイコンをタップし、「アクセス ポイント」アイコンをクイック設定にドラッグする)。
- 「Wi-Fi アクセス ポイント」をオンにする。アクセス ポイントの名前やパスワードは、アクセス ポイントをタップすると表示・変更できる。場合によっては、先に「Wi-Fi アクセス ポイントをセットアップ」をタップする必要がある。
- 接続する側のWi-Fiの一覧でスマートフォンのアクセス ポイント名を選び、パスワードを入れて「接続」をクリックする。
Pixelのヘルプは、設定アプリから行う手順として「ネットワークとインターネット」>「アクセス ポイントとテザリング」>「Wi-Fi アクセス ポイント」をオンにする、と書いています。データセーバーをオンにしている場合は、Wi-Fiでテザリングするためにこれをオフにする、という注記もあります。
メニューの名前は機種で違います。Samsungのサポートは、Galaxyでは「設定」の「接続」>「テザリング」を開き、「Wi-Fi テザリング」などのスイッチをオンにすると書いています。ソフトバンクのAndroid向けの案内も「機種により表記や手順が一部異なる場合があります」と書いています。
同時につなげる台数は、GoogleとSamsungのヘルプが最大10台、ソフトバンクのページが最大5台と書き、Appleは通信事業者とモデルで変わると書いています。台数は、契約先と機種で確かめる項目です。
日本のPixelで見落としやすい注意
Pixelのヘルプには、日本向けの注意が1つ入っています。
「現在のところ、日本では Wi-Fi 5 GHz AP モードをアクセス ポイントで使用することはできません。アクセス ポイントでは、他の Wi-Fi モードをご使用ください。」
USBとBluetoothで接続する
Androidのヘルプによると、USBテザリングはUSBケーブルでスマートフォンとほかの機器をつなぎ、アクセス ポイントの画面で「USB テザリング」をオンにします。Bluetoothテザリングは、先にスマートフォンと相手をペア設定し、「Bluetooth テザリング」をオンにします。
制限が2つ書かれています。
- 「Mac パソコンでは USB 経由で Android デバイスのテザリングを行うことはできません。」
- 「macOS Monterey 以降を搭載する Mac パソコンでは、Android と Bluetooth を使用してテザリングすることはできません。」(Pixelのヘルプ)
つまり、macOS Monterey以降のMacにAndroidをつなぐとき、Googleのヘルプに制限の記載が無いのはWi-Fiだけです。
Windowsのパソコンから、スマートフォンのテザリングにつなぐには
Microsoftの「インスタント ホットスポット」のページは、「PC の Wi-Fi メニューに追加して、携帯電話のモバイル ホットスポットに接続できます」と書いています。スマートフォン側でテザリングをオンにすれば、パソコンからはWi-Fiネットワークの1つとして見える、ということです。Microsoftのページは、この機能を「テザリング」ではなく「ホットスポット」と呼んでいます。
Microsoftの「Windows で Wi-Fi ネットワークに接続する」は、Windows 11の手順を次のように書いています(Windows 10は、タスクバーの「ネットワーク」アイコンから接続先を選ぶ手順が別に載っています)。
- タスクバーの「ネットワーク」「サウンド」「バッテリー」のアイコンを選んでクイック設定を開く。
- Wi-Fiのクイック設定で「Wi-Fi 接続の管理」を選ぶ。
- 接続するWi-Fiネットワークを選んで「接続」を選ぶ。目的のネットワークが出ないときは、右下の更新ボタンで再スキャンできる。
- ネットワークのパスワードを入れて「次へ」を選ぶ。
ここで選ぶネットワーク名は、iPhoneなら「設定」>「一般」>「情報」の「名前」、Androidならアクセス ポイントの名前です。パスワードは親機のインターネット共有またはアクセス ポイントの設定画面に表示されます。
インスタント ホットスポットのページによると、Windows 11 バージョン 22H2 以降のパソコンと、Samsung(One UI 4.1.1 以降)など一部のAndroidの組み合わせでは、「スマートフォン連携」アプリの「インスタント ホットスポット」を使うと、毎回パスワードを入れずにつなげます。
Bluetoothでつなぐ手順は、Microsoftの「Windows で Bluetooth ネットワークに接続する」が書いています。パーソナル エリア ネットワーク(PAN)という仕組みで、Windows 11では次の順です。
- WindowsとスマートフォンのどちらもBluetoothをオンにしてペアリングし、スマートフォン側でBluetooth経由の共有をオンにする。
- Windowsで「スタート」>「設定」から「Bluetooth & デバイス」の「デバイス」を開き(Microsoftのページの表記)、「その他のデバイス」の下で電話を選んで展開する。
- 「パーソナル エリア ネットワーク(PAN)」の横の「参加」を選び、開いたウィンドウで「アクセス ポイント」が選ばれていることを確認して「接続」を選ぶ。
USBでWindowsとつなぐ手順は、本記事が取得したMicrosoftの4ページ(Wi-Fi・Bluetooth・インスタント ホットスポット・モバイル ホットスポット)の文面を「USB」で検索しても出てきませんでした。USB側は、iPhoneならAppleの「Appleデバイス」アプリまたはiTunes for Windowsの案内、Androidなら「USB テザリング」をオンにする手順が、それぞれの公式ヘルプにあります。
Wi-Fi・USB・Bluetoothはどれを選ぶか
違いを公式ページの記述で並べます。選び方は筆者の提案で、公式の推奨ではありません。
| 観点 | Wi-Fi | USB | Bluetooth |
|---|---|---|---|
| 手順(パソコン側) | Wi-Fiの一覧から選んでパスワードを入れる | ケーブルでつなぎ、iPhoneは「信頼」、Androidは「USB テザリング」をオン | 先にペアリングし、Windowsは「参加」から接続 |
| 公式が挙げる特徴 | ドコモは「対応機器が豊富」「同時に複数台の外部機器を接続可能」と書く | ドコモは給電しながらのテザリングが可能と書く | ドコモはWi-Fiテザリングよりも電池持ちがよいと書く |
| Macにつなぐとき | 制限の記載なし | Androidは不可(Google) | macOS Monterey以降とAndroidは不可(Google) |
筆者の提案としては、迷ったらWi-Fiが先です。パソコン側の手順が短く、Macにつなぐときの制限も公式ページに書かれていないためです。スマートフォンの電池が気になるときは、パソコンから給電できるUSBか、Wi-Fiより電池持ちがよいとドコモが書くBluetoothが候補になります。Googleのヘルプは、テザリング中はデバイスを電源につなぐことを勧め、使わない間はアクセス ポイントを自動でオフにする設定を挙げています。
テザリングは無料か。契約でどう違うか
ここは契約先で答えが変わります。2026年10月8日に取得した4社の公式ページの原文で確認できた範囲だけを書きます。金額は各社のページの表記で税込です。特定の会社を勧める意図はありません。
| 契約先 | 申込 | 月額 | 公式ページが書く注意 |
|---|---|---|---|
| NTTドコモ | 「お申込み:不要」(ウルトラデータパックL/LLなど一部のプランは事前の申込が必要) | 「月額使用料:無料」(一部のプランや機種では別途spモード契約が必要) | 外部機器でもデータ通信を使うため、一定量で通信速度制限や高額な通信料になる場合がある |
| au | 「お申し込み 必要」(テザリングオプション) | 「無料」、一部の料金プランは550円 | 使い放題のプランでも、テザリングには上限がある(プランごとに違う) |
| ソフトバンク | 「テザリングオプション」の加入が必要 | 550円、「データプランペイトク2」「データプランテイガク無制限」など一部のプランは無料 | 接続できる機器は最大5台 |
| 楽天モバイル | 取得したページには申込の記載なし | 「プランのご契約で追加料金なしでご利用いただけます」 | テザリングを使うとデータ利用量が消費される |
補足です。
- ドコモは「eximo」「ドコモ MAX」など7つの料金プランの名前を挙げ、「テザリングも無制限で使える」と書いています。「ドコモ MAX」のページには「大量通信時などに通信制限がかかる場合があります」という注意もあります。
- auは、月額が550円になる料金プランの名前を列挙し、「ご利用には、別途パケット通信料がかかります」とも書いています。「auバリューリンクプラン ALL STARパック」などは、テザリングとデータシェアを合わせて「合計100GB」が上限で、プランごとに80GB・70GB・60GB・30GB・20GB・2GBの区分があります。
- ソフトバンクは、550円のプランでも、ソフトバンクで4G対応の機種を買って期日までに加入した場合などは「ご加入から2年無料」(初回加入時)と書いています。iPhoneに「インターネット共有を設定」と出るのはオプション未加入の場合だ、とも書いています。
- 楽天モバイルのページは、他社のSIMカードを入れてテザリングを使う場合は動作確認をしておらず保証しない、と書いています。ドコモの注意事項のページにも同じ趣旨の記載があります。
Appleの「iPhoneの通信事業者のサポートと各機能(アジア太平洋)」のページには、日本のau・NTT docomo・Rakuten Mobile・SoftBankが「インターネット共有」に対応する通信事業者として載り、「インターネット共有やロック解除には、別途料金や条件が課される場合があります」と注記されています。Appleのインターネット共有のページのリンクは米国とカナダの一覧に飛ぶので、日本はそこから「アジア太平洋」を選びます。
MVNO(格安SIMなど)の条件は、この記事では取得していません。
パソコン側でデータ量を使いすぎない工夫は公式に書かれているか
Microsoftの「Windows での従量制課金接続」は、従量制課金接続(使ったデータ量で課金される回線)に設定すると、バックグラウンド更新やアプリの同期などの一部の機能が制限される場合があり、Windows の更新プログラムの一部は自動でインストールされない、と書いています。Wi-Fiの接続先ごとに、「設定」の「ネットワーク & インターネット」>「Wi-Fi」で接続先を選び、「従量制課金接続」をオンにできます。
既定の扱いについて、英語版のページは「By default, Windows sets Wi‑Fi networks to non-metered.」(Windowsは既定でWi-Fiネットワークを従量制にしない)と書いています。2026年10月8日5時41分に筆者が日本語版と並べて読んだところ、日本語版のこの一文は「既定では、Windows は Wi-Fi ネットワークを従量制課金に設定します」と、逆の意味になっていました。テザリングの接続先が自動で従量制になるかどうかは、どちらの版にも書かれていません。
Appleは別の注意も書いています。インターネット共有の使用中は、Wi-Fi接続を必要とする一部のアプリや機能が使えない場合があり、例としてiCloudバックアップの作成と、iCloud写真ライブラリへの写真のアップロードを挙げています。
テザリングが機能しないときは
Appleのサポート「インターネット共有が機能しない場合」(2025年3月7日公開)は、次の順を挙げています。
- 「設定」>「インターネット共有」で「インターネット共有」がオンになっているか確認する。見つからない・オンにできないときは、契約先の通信事業者とプランが対応しているか確認する。
- 提供側のiPhoneと、接続する側のデバイスを再起動する。
- iOSが最新バージョンか確認する。
- 提供側で「設定」>「一般」>「転送または[デバイス]をリセット」>「リセット」から「ネットワーク設定をリセット」を行う。Wi-Fiネットワークとパスワード、モバイルデータ通信設定、VPNやAPNの設定もリセットされる、とAppleは注記している。
iPhone 12モデル以降などでは、「設定」>「インターネット共有」の「互換性を優先」をオンにする方法も挙がっています。Appleは、オンにするとインターネットのパフォーマンスとWi-Fiのセキュリティが低下する場合がある、と書いています。
Android側では、Googleのヘルプが、データセーバーがオンならWi-Fiテザリングのためにオフにする、と書いています。auとソフトバンクのページは、オプション加入済みでも使えないときは電源のオフ・オンを案内し、それでもだめなら「インターネット共有」のオフ・オンを試す、と書いています。
スマートフォンのAI機能は、テザリングの通信量に影響するのか
Googleストアの「AI が支える Google Pixel の便利な機能」は、Geminiモバイルアプリについて「インターネット接続が必要です」と書いています。Appleのサポートは、Siri AIなどサーバサイドモデルに依存する機能には「1日の使用回数の制限が適用されます」と書いています。各社のAI機能の内容と無料の範囲は、PixelのAI機能の記事、Galaxy AIの記事、Apple Intelligenceの記事に書いてあります。
一方で、テザリング中にAI機能がどれだけデータを使うかについて、本記事が取得した公式ページ(Apple・Google・Microsoft・Samsungのヘルプ、携帯会社4社のページ、Googleストア)に数字はありませんでした。数字が出ていないので、目安も書きません。
2026年10月8日の朝、AppleとGoogleのヘルプを開いて見えたこと
筆者は2026年10月8日の5時29分から5時49分に、各社のヘルプと携帯会社4社のページをログインせずに取得し、5時32分にApple・Googleのページを撮影しました。
- Appleのページは、冒頭の説明の下に「Wi-Fiを使って接続する」「USBを使って接続する」「Bluetoothを使って接続する」「インターネット共有が機能しない場合」の4つの見出しを並べていました。
- Googleの2つのヘルプは、末尾に「このページには、AI 技術を使用して翻訳されたコンテンツが含まれている場合があります。AI 翻訳には誤りが含まれている可能性があります。」と注記していました。
実機での接続とMVNOの条件は、この記事では確かめていない
- 実機での接続。iPhone・Android端末でテザリングをオンにしてパソコンをつなぐ操作は、筆者は行っていません。手順はすべて公式ヘルプの文面に基づいています。
- MVNOと、ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイル以外の会社の条件。
- 料金プランごとの細かな条件(ドコモの「無制限」の料金プランで通信制限がかかる基準など)。各社の料金プランのページと提供条件書で確かめてください。
- Windowsのモバイル ホットスポット(パソコンを親機にする機能)の使い方。この記事はスマートフォンを親機にする場合に絞っています。
- スマートフォンのAI機能の通信量。公式の数字は見つかっていません。
手順と契約の条件の出典
手順はApple・Google・Samsung・Microsoftの公式サポート、契約の条件はドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルの公式ページ、AIとの関係はGoogleストアのページに基づきます。いずれも2026年10月8日に取得し、ページの名前とURLは記事末尾の出典欄に並べています。ヘルプの文面と契約条件は変わることがあるので、使う前に契約先の最新の案内を見てください。
この記事でよく聞かれること
- テザリングとデザリングは同じですか
- 同じものを指します。「デザリング」は「テザリング」の表記ゆれで、本記事が2026年10月8日に取得したApple・Google・Samsung・Microsoftのヘルプと携帯会社4社の公式ページには、「デザリング」という表記はありませんでした。Googleのヘルプは「テザリング」、Appleのサポートは同じ機能を「インターネット共有」と呼んでいます。
- iPhoneのテザリングはどこでオンにしますか
- Appleのサポートによると、「設定」を開いて「インターネット共有」をタップし(または「モバイル通信」から「インターネット共有」)、「ほかの人の接続を許可」をオンにします。グレイ表示や利用できないときは、「モバイル通信」で「モバイルデータ通信」がオンか確認します。Appleは、通信事業者がインターネット共有に対応している必要があり、追加料金がかかる場合があるとも書いています。
- Androidのテザリングはどこでオンにしますか
- Pixelの場合、Googleのヘルプによると「設定」の「ネットワークとインターネット」>「アクセス ポイントとテザリング」で「Wi-Fi アクセス ポイント」をオンにします。画面を上から下にスワイプし、「アクセス ポイント」アイコンを長押しする方法も載っています(手順の一部はAndroid 14以上のみ)。Galaxyは、Samsungのサポートによると「設定」の「接続」>「テザリング」です。ソフトバンクは「機種により表記や手順が一部異なる場合があります」と書いています。
- テザリングは無料で使えますか
- 契約先によって違います。2026年10月8日に取得した公式ページでは、ドコモは申込不要・月額使用料無料(一部のプランは事前の申込が必要)、楽天モバイルは「プランのご契約で追加料金なし」、auは申込が必要で月額無料(一部のプランは550円・税込)、ソフトバンクは「テザリングオプション」の加入が必要で月額550円(税込。一部のプランは無料)です。使うデータ量は契約のデータ容量に含まれます。
- パソコンにつなぐときはWi-Fi・USB・Bluetoothのどれがよいですか
- AppleもドコモもWi-Fi・USB・Bluetoothの3種類を挙げ、ドコモは「利用シーンに応じて使い分けが可能」と書いています。ドコモによると、BluetoothはWi-Fiより電池持ちがよく、USBは給電しながら使えます。筆者の提案としては、迷ったらパソコン側の手順が短いWi-Fiです。MacからAndroidへのUSB接続は、Googleのヘルプによると使えません。
- テザリングはデータ量をどれくらい使いますか
- 本記事が取得した公式ページには、テザリングで使うデータ量の目安の数字はありませんでした。ドコモは、接続した外部機器でもデータ通信を使うため、一定量で速度制限がかかったり通信料が高額になる場合があると書き、auは使い放題のプランでもテザリングとデータシェアには上限(プランにより合計2GB〜100GB)があると書いています。契約先のページで確認してください。
- テザリング中に充電や電話はできますか
- 公式ページに書かれている範囲では、ドコモは音声通話中のテザリングも可能と書き、Googleのヘルプはテザリング中はデバイスを電源に接続することを勧めています。ただしAppleは、インターネット共有をオンのままにすると、充電のためにパソコンにつなぐたびにパソコンがインターネット共有で接続する可能性があると書き、使わないときはオフを勧めています。
- テザリング中にAI機能を使うとデータ量はどれくらいかかりますか
- 本記事が取得した公式ページ(Apple・Google・Microsoft・Samsungのヘルプ、携帯会社4社のページ、Googleストア)に、その数字はありませんでした。GoogleストアはGeminiモバイルアプリについて「インターネット接続が必要です」と書き、楽天モバイルは「テザリングを利用する際はデータ通信が行われ、データ利用量が消費されます」と書いています。契約先のデータ容量の説明を参照してください。
出典・参照資料
- 一次資料Apple サポート:iPhoneやiPadのインターネット共有に接続する(公開日 2026年5月21日・2026年10月8日5時29分に取得) ↗
- 一次資料Apple サポート:Instant Hotspotを使ってインターネット共有で接続する(2026年10月8日取得) ↗
- 一次資料Apple サポート:iPhoneやiPad(Wi-Fi + Cellular)でインターネット共有が機能しない場合(公開日 2025年3月7日・2026年10月8日取得) ↗
- 一次資料Apple サポート:iPhoneの通信事業者のサポートと各機能(アジア太平洋)。日本の4社のインターネット共有の対応(2026年10月8日取得) ↗
- 一次資料Google Pixel ヘルプ:Pixel でテザリングやアクセス ポイントを使用してモバイル接続を共有する(2026年10月8日取得) ↗
- 一次資料Android ヘルプ:Android でアクセス ポイントやテザリングを使用してモバイル接続を共有する(2026年10月8日取得) ↗
- 一次資料Samsung サポート:(Galaxy) テザリングを使用する方法を教えてください。(2026年10月8日取得) ↗
- 一次資料Microsoft サポート:Windows で Wi-Fi ネットワークに接続する(2026年10月8日取得) ↗
- 一次資料Microsoft サポート:Windows で Bluetooth ネットワークに接続する(2026年10月8日取得) ↗
- 一次資料Microsoft サポート:インスタント ホットスポット(2026年10月8日取得) ↗
- 一次資料Microsoft サポート:Windows での従量制課金接続(2026年10月8日取得) ↗
- 一次資料Microsoft Support:Metered connections in Windows(英語版・既定の扱いの原文。2026年10月8日取得) ↗
- 一次資料NTTドコモ:テザリング(申込・月額と注釈。2026年10月8日取得) ↗
- 一次資料NTTドコモ:ドコモ MAX(料金プランのご注意事項。2026年10月8日取得) ↗
- 一次資料au:テザリングオプション(2026年10月8日取得) ↗
- 一次資料ソフトバンク:テザリング(設定方法。2026年10月8日取得) ↗
- 一次資料ソフトバンク:テザリングオプション(月額使用料。2026年10月8日取得) ↗
- 一次資料NTTドコモ:テザリング ご注意事項(2026年10月8日取得) ↗
- 一次資料楽天モバイル:テザリング(ご利用方法)(2026年10月8日取得) ↗
- 一次資料楽天モバイル:テザリング(オプションサービス。2026年10月8日取得) ↗
- 一次資料Apple サポート:次世代のApple Intelligenceの入手方法(機能の使用制限。2026年10月8日取得) ↗
- 一次資料Google ストア:AI が支える Google Pixel の便利な機能(2026年10月8日取得) ↗
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