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Apple Intelligence(アップル インテリジェンス)とはiPhone・iPad・Macに入るAI機能のまとまり。日本語は使える、対応機種はiPhone 15 Pro以降・M1以降のiPad/Macなど、Siri AIの日本語は年内予定【2026年10月版】

執筆:約31分で読めます

Apple Intelligence(アップル インテリジェンス)とは、AppleがiPhone・iPad・Macなどに入れているAI機能のまとまり。2026年10月8日時点でApple公式サポートは日本語を対応16言語に含め、iPhone 15 Pro以降・iPhone 16以降、M1以降のiPad/Macなどを対応機種に挙げる。新しい会話型Siriの「Siri AI」は英語のベータ止まりで、日本語は「年内に対応する予定」。筆者はログインせずに公式ページを開き、対応機種表と脚注を原文で確かめた。

Apple Intelligence(アップル インテリジェンス)とは──iPhone・iPad・Macに入るAI機能のまとまり。日本語は使える、対応機種はiPhone 15 Pro以降・M1以降のiPad/Macなど、Siri AIの日本語は年内予定【2026年10月版】
目次

2026年10月8日・日本時間時点の情報です。 Apple Intelligence(アップル インテリジェンス)とは、Apple が iPhone・iPad・Mac などに入れている AI の機能のまとまりで、文章の校正や要約、画像の生成、写真の編集、通知の要約、翻訳などをメールや写真といった標準アプリの中から使えるようにしたものです。日本語は対応言語に入っており、対応機種は iPhone 15 Pro 以降・iPhone 16 以降、M1 以降の iPad と Mac などです。新しい会話型の Siri「Siri AI」は英語のベータで、日本語は年内に対応する予定と Apple(日本)が書いています。

3行まとめ

  1. Apple Intelligence は iPhone 16 以降・iPhone 15 Pro/Pro Max・iPhone Air、M1 以降の iPad と Mac、Apple Vision Pro などで使え、日本語を含む16言語に対応している(Apple サポート、2026年10月8日取得)。iPhone 15 と iPhone 14 以前は一覧にない。
  2. iOS 27 では写真の「空間リフレーム」やクリーンアップ、刷新された Image Playground などが加わった。使うには、機種ごとに最大8GB または14GB の空き容量と、デバイスと Siri の言語をそろえる設定が要る。
  3. Siri AI は英語のベータで日本語は「年内に対応する予定」。サーバ側のモデルを使う機能には1日の回数制限があり、Apple は「今後、有料で拡大する予定」と書く。

Siri AI の中身や Claude・ChatGPT との関係はWWDC 2026 の発表を整理した記事に、日本語で使えない機能の機能別の一覧は日本語版でまだ使えない機能の記事に、Siri AI だけの詳しい説明はSiri AI の解説記事にある。この記事は「自分の機種で使えるか」「何が使えるか」に絞る。

Apple Intelligence とは何か、公式はどう説明しているか

Apple サポート(日本)は、次のように説明している。

「次世代のApple IntelligenceはOSに深く統合されており、ウェブの閲覧、ほぼあらゆるスタイルの画像の生成、コミュニケーションやスケジュールの管理、写真の編集など、毎日することを簡素化する便利な機能をアプリ全体で実現します。」

要するに、ChatGPT のように1つのアプリを開いて使うものではなく、iPhone などの標準アプリに AI の機能が散らばって入っている。名前は「Apple Intelligence」だが、1つの製品というより機能の総称だ。

同じサポートページには、使える状態になるまでの流れも書かれている。

「次世代のApple Intelligenceは、対象となるデバイスでiOS、iPadOS、macOS、watchOS、visionOSにわたり27.0ソフトウェアリリースにアップデートすると、対応する言語と地域で自動的に利用できるようになります。」

OS を27.0以降に更新した対象機種は、自動で使える状態になるという意味だ。Apple のセキュリティアップデートの一覧(2026年10月8日取得)には、iOS 27 と iPadOS 27 が2026年9月14日、iOS 27.0.1 と iPadOS 27.0.1 が2026年9月28日の配信として載っており、iOS 27 はすでに配信されている。対象機種の欄は iPhone 11 以降などと広いが、これは OS 自体の対象で、Apple Intelligence の対象機種はこのあと表にする。

名前が似ている「Siri」との関係を先に整理する。Apple Intelligence は AI 機能全体、Siri AI はその上で動く新しいバージョンの Siri だ。Apple サポートは Siri AI について「Apple Intelligenceは、まったく新しいバージョンのSiriであるSiri AIも支えています」と書いている。Siri AI の現状は後の節で扱う。

日本語で使えるか

使える。Apple サポート(日本)の対応言語の記述は次のとおり。

「Apple Intelligenceは、英語、デンマーク語、オランダ語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、ノルウェー語、ポルトガル語、スペイン語、スウェーデン語、トルコ語、ベトナム語、中国語(簡体字)、中国語(繁体字)、日本語、韓国語に対応しています。」

ただし条件が2つある。

  1. デバイスの言語と Siri の言語を同じ対応言語にそろえる。 サポートページは、Siri の言語を変えると「Siriの新しい言語のダウンロードが完了し、デバイスの言語と一致していることが確認されるまで、Apple Intelligenceが利用できなくなることがあります」と書く。
  2. 機能ごとに言語が違う。 同じページの機能一覧には「メールアプリの提案機能(英語のみ)」「メッセージアプリのパーソナライズされたスマートリプライ(英語のみ)」「Workout Buddy(英語のみ)」のように、言語が絞られた機能がある。日本語が明記された機能(ライブ翻訳、留守番電話の要約、メモアプリの音声入力の要約)と、そうでない機能の区別は別記事に表にしてある。

つまり「Apple Intelligence は日本語に対応している」は正しいが、「Apple Intelligence の全部の機能が日本語で使える」とまでは言えない。

対応機種はどれか

Apple サポート(日本)の「デバイスの必要条件」は、iOS 27 などの Apple Intelligence について次の機種を挙げている。

「iPhone 16以降のモデル、iPhone 15 Pro、iPhone 15 Pro Max、iPhone Air、iPad mini (A17 Pro)、MacBook Neo (A18 Pro)、M1以降を搭載したiPadモデル、M1以降を搭載したMac、Apple Vision Pro、Apple Watch Series 9以降、Apple Watch Ultra 2以降、およびApple Watch SE 3で、Apple Intelligence対応のiPhoneとペアリングした場合に利用できます。」

端末ごとに整理すると次のようになる。

端末 対応するもの 対応しないもの(一覧に出ていないもの)
iPhone iPhone 16 以降の全モデル、iPhone 15 Pro、iPhone 15 Pro Max、iPhone Air iPhone 15、iPhone 15 Plus、iPhone 14 以前
iPad iPad mini(A17 Pro)、M1 以降を搭載した iPad(Apple(日本)の機種一覧では iPad Pro と iPad Air) A17 Pro・M1 より前のチップの iPad
Mac M1 以降を搭載した Mac、MacBook Neo(A18 Pro) Intel Mac
Apple Watch Series 9 以降、Ultra 2 以降、SE 3(対応 iPhone とペアリングした場合) それより前のモデル
Apple Vision Pro 対応(visionOS 27) なし

Apple(日本)の Apple Intelligence ページ(2026年10月8日取得)の機種一覧には、Mac として MacBook Neo(A18 Pro)・MacBook Air(M1以降)・MacBook Pro(M1以降)・iMac(M1以降)・Mac mini(M1以降)・Mac Studio(M1 Max以降)・Mac Pro(M2 Ultra)が並ぶ。iPhone の一覧は、iPhone Duo(A20 Pro)・iPhone 18 Pro Max(A20 Pro)から iPhone 15 Pro(A17 Pro)までチップ名つきで出ている。判断の軸はチップで、iPhone 15 Pro の A17 Pro が最も古い対象だ。

自分の機種は「設定」→「一般」→「情報」でモデル名を確認し、この表と照らす。

空き容量とメモリ

サポートページの「システム条件」には、空き容量の目安も書かれている。

  • iPhone 17 Pro・iPhone 17 Pro Max・iPhone Air、M4 以降で12GB 以上のユニファイドメモリの iPad、M3 以降で12GB 以上のメモリの Mac、Apple Vision Pro(M5):最大14GB
  • その他の対応 iPhone・iPad・Mac・Apple Vision Pro:最大8GB
  • Apple Watch:最大1.5GB

12GB のメモリが話題に出るのは、一部の機能がもっと狭い機種に限られるからだ。どの機能が限られるかは、機能ごとに公式に書かれている。Apple(日本)の Apple Intelligence ページの脚注は、Siri の声のカスタマイズを iPhone 18 Pro・iPhone 18 Pro Max・iPhone Duo・iPhone 17 Pro・iPhone 17 Pro Max・iPhone Air、M4 以降で12GB 以上のユニファイドメモリの iPad、M3 以降で12GB 以上の Mac、Apple Vision Pro(M5)に限り、音声入力の精度の向上(英語)もほぼ同じ機種(Apple Vision Pro を除く)に限る。この記事の旧版は「すべての Siri AI 機能を利用できるのは iPhone Air・iPhone 17 Pro・iPhone 17 Pro Max」と書いていた。iPhone については2026年6月の Apple の発表と合っていたが、iPad と Mac が抜けており、その後に出た iPhone 18 Pro なども入っていなかった(後の「訂正」の節にまとめた)。

使える主な機能

Apple サポートの機能一覧を、使う側の目線で分けた。サポートが「iOS 26、iPadOS 26、macOS Tahoe 26、visionOS 26以降で以下の機能に対応しています」とまとめている機能は、iOS 27 より前からある機能だ。

文章を扱う

  • 作文ツール:文章の校正、書き直し、要約。Apple サポートの一覧では「Siri AIのライティングサポートを利用しないユーザー向け」と注記されている。
  • 自動校正:タイプ入力中に文法やスペルを確認して直す提案。iOS 27 の新機能として一覧にある。
  • メール・メッセージの要約、通知の要約、メールの優先メッセージ。

画像・写真を扱う

  • Image Playground:説明から画像を作る。iOS 27 で「刷新」され、Apple(日本)は写真のようにリアルな画像も作れると説明している。使用制限あり。
  • ジェン文字:オリジナルの絵文字を作る。
  • 写真の高度な編集ツール:空間リフレーム(撮影後に構図を変える)、拡張(写る範囲を広げる)、強化されたクリーンアップ(不要なものを消す)。iPhone・iPad・Mac で使え、使用制限が適用される。
  • 写真アプリの自然言語検索とメモリームービー。

翻訳・通話

  • ライブ翻訳:メッセージ、電話、FaceTime、AirPods。日本語に対応している。
  • 留守番電話の要約、メモアプリの文字起こしの要約:日本語(日本)が対応言語に入っている。
  • 通話のコンテクスト:法人に電話したときに、メールの予約情報など関連する情報を集めて見せる。

ブラウズ・整理

  • Safari:「通知を受け取る」(価格変更や再入荷の監視)、トピック別のタブ整理。
  • ショートカット:説明文からショートカットを作る。iOS 27 の新機能として一覧にあり、使用制限あり。

ChatGPT との連携

Apple サポートの一覧には「ChatGPT機能拡張」があり、注記は「ChatGPTとの統合は、ChatGPTアプリおよびサービスが利用可能な地域でのみ利用できます」と書く。使う場合は ChatGPT 側(OpenAI)の提供条件も関わる。Apple の iPhone ユーザガイド(iOS 27)は、「ChatGPT機能拡張がオフの場合は、「設定」でオンにできます」と書き、「あなたの情報が共有される前に確認が表示されます」と説明している(確認なしで送る設定も選べる)。

使える機能と、まだ先の機能の見分け方

Apple(日本)のページは、一部の機能の紹介カードの下に「現在利用できます」「今後のソフトウェアアップデートで対応予定」「英語で利用できます」という注記を付けている。2026年10月8日に取得したページでは、画像マジックワンドとライブ翻訳に「現在利用できます」、パスワードのワンタップ修正に「今後のソフトウェアアップデートで対応予定」、メッセージ・メールの提案機能と音声入力の精度の向上に「英語で利用できます」が付いていた。また「メッセージアプリの会話における提案機能」は、ページの脚注に「今後のソフトウェアアップデートで利用できるようになります」と書かれている。機能名を見つけたら、そのカードの下の注記と脚注を見るのが確実だ。

Siri AI はどこまで来ているか

2026年10月8日時点で、Siri AI は次の状態だ。

  • Apple(日本)の iOS 27 ページと Apple Intelligence ページは、見出し直下で「Siri AIは英語から対応を開始し、年内に日本語でも利用できるようになります。」と書く。
  • Apple サポート「How to get Siri AI」(公開日2026年9月22日と表示)は、英語で次のように書く。

「Siri AI is currently available in English.」 (訳:Siri AI は現在、英語で利用できる。)

  • 使い始めは、設定の Siri で「Try Siri AI (Beta)」を選ぶと順番待ち(waitlist)に入り、待ち時間は人によって異なる、と同じページは書く(公式ヘルプによる。ログインが要る手順なので筆者は実行していない)。
  • 対象機種は iPhone 15 Pro 以降・iPhone 16 以降・iPhone Air などで、Apple Intelligence の対象機種とほぼ同じ。例外は「表現豊かな声(Expressive voices)」で、同ページは AFM Core Advanced というオンデバイスモデルが必要とし、その対象を iPhone Air・iPhone 17 Pro の各モデル・iPhone 18 Pro の各モデル、12GB 以上のユニファイドメモリの iPad(M4以降)と Mac(M3以降)、Apple Vision Pro(M5)と書く。

つまり、Siri AI を英語で試すだけなら iPhone 15 Pro でも対象になる。日本語の Siri AI は、公式の予告のとおり年内を待つ状態だ。詳しい機能と制限はSiri AI の解説記事に、提供地域(EU・中国)の条件は提供条件を読み直した記事に書いてある。

「中身は Gemini」という報道について

TechCrunch は「With Google Gemini under the hood」と書き、The Next Web は Siri AI が Google の Gemini をカスタマイズしたモデルで動くと伝えている。筆者が今回取得した Apple 自身のページ(Apple(日本)の Apple Intelligence ページ、Apple サポート、Newsroom 2026年6月)には、Gemini と Google の語がなかった。

ただし、Google の公式ブログには2026年1月12日付の「Joint statement from Google and Apple」(Google と Apple の共同声明)が載っている。

「Apple and Google have entered into a multi-year collaboration under which the next generation of Apple Foundation Models will be based on Google's Gemini models and cloud technology.」 (訳:Apple と Google は複数年の協力関係を結んだ。次世代の Apple Foundation Models は、Google の Gemini のモデルとクラウド技術をもとにする。)

同じ声明は、これらのモデルが「a more personalized Siri coming this year」(今年登場する、よりパーソナルな Siri)を含む今後の Apple Intelligence の機能を支える、とも書く。Apple Foundation Models は Apple Intelligence を動かす Apple の基盤モデルのことだ。声明に「Siri AI」という名前は出てこないので、「Siri AI の中身は Gemini」という言い方そのものは報道の表現になる。

Claude や ChatGPT を Siri の代わりに選べる「Extensions」は The Next Web の記述にあり、筆者が取得した Apple のページでは確認できなかった(サポートの機能一覧に載るのは上記の「ChatGPT機能拡張」まで)。こちらはWWDC 発表の記事と同じく、報道ベースの情報として読む。

無料か、回数制限はあるか

2026年6月の Newsroom(日本語版)は、新しいソフトウェア機能を「今年の秋に無料のソフトウェアアップデートとして提供」すると書いた。Apple サポートも、機能の使用に追加料金が要るとは書いていない。ただし制限が1つある。

「Siri AI、インテリジェントな写真編集ツール、Image Playground、ショートカットのAFM 3 Cloudモデルなど、サーバサイドモデルに依存する特定のApple Intelligence機能には、1日の使用回数の制限が適用されます。」 「当該機能へのアクセスは今後、有料で拡大する予定です。」

制限の具体的な回数は、同じページには出ていない。Apple サポートは「1日あたりの制限は、機能、リクエストの複雑さ、システムへの負荷、システムポリシー、その他の要因によって異なる場合があります」と書く。

2026年6月の Newsroom(英語)には、これと少し違う書き方がある。

「Some Apple Intelligence features, including image generation, have daily usage limits because they rely on powerful server models. Increased access is available with most iCloud+ subscription plans」 (訳:画像生成を含む一部の Apple Intelligence 機能は、強力なサーバモデルに頼るため1日の使用回数の制限がある。ほとんどの iCloud+ の購読プランでは、より多く使える。)

どちらも、回数の制限がかかるのはサーバ側のモデルに頼る一部の機能だと書いている。サポートが制限の対象として名指ししているのは Siri AI・写真の編集ツール・Image Playground・ショートカットの AFM 3 Cloud モデルなどで、作文ツールや自動校正は名指しされていない。有料化の価格や開始日は、取得した範囲のどのページにも書かれていない。

プライバシーはどう説明されているか

Apple(日本)のページは、次のように説明している。

  • 端末内の処理により、Apple Intelligence は個人情報を収集することなく認識する。
  • 端末の処理能力を超える場合は「プライベートクラウドコンピューティング」を使い、「あなたのデータにはAppleもあなた以外の人もアクセスできません」。
  • プライベートクラウドコンピューティングの説明として「あなたのデータは決して保存されません」「あなたからのリクエストにのみ使用されます」「プライバシー規定の遵守を証明できます」の3項目が並ぶ。

これは Apple 自身の説明で、第三者の検証結果ではない。ChatGPT の機能拡張を使う場合は、OpenAI 側の条件が別に関わる。

買う前・使う前の確認

筆者の提案として、次の順で確認すると迷いにくい。

  1. 機種:上の表で、自分の iPhone・iPad・Mac が入っているかを見る。iPhone 15 と iPhone 14 以前、Intel Mac は入っていない。
  2. OS:27.0 以降に更新する。更新は「設定」→「一般」→「ソフトウェアアップデート」。
  3. 言語:デバイスの言語と Siri の言語を、どちらも日本語(または使いたい対応言語)にする。
  4. 空き容量:最大8GB、機種によって最大14GB。
  5. 使いたい機能:Apple サポートの機能一覧で、その機能の言語と「使用制限が適用される場合があります」の有無を確認する。
  6. Siri AI を日本語で使いたい場合:年内の対応予定を待つ。英語で試すなら順番待ちに入る。

この記事の旧版の訂正

2026年10月8日に、旧版(2026年8月7日公開)の記述を Apple の公式ページで取り直した。誤りだったものは次の2点だ。

  • 「Mac Studio(M1 Ultra以降)」:誤り。Apple(日本)の機種一覧は「Mac Studio(M1 Max以降)」と書く。あわせて旧版が iPad の例に挙げた「iPad(M1以降)」は、Apple(日本)の iPad 機種一覧(iPad Pro・iPad Air・iPad mini)には出ていないので、本文から外した。
  • 断り書きの「Appleが公式に特定モデル名でこの制限を発表したわけではない」:誤り。旧版は「iPhone Air・iPhone 17 Pro/Pro MaxはすべてのSiri AI機能を利用できる」を、第三者サイトの「12GB」の話からの推論として書いていた。しかし2026年6月の Siri AI の Newsroom は、次のように機種名で書いていた。

「Apple’s most powerful on-device model and the features it enables, like expressive voices and more advanced dictation, are available on iPhone Air, iPhone 17 Pro, iPhone 17 Pro Max, iPad (M4) or later with at least 12GB of unified memory, and Mac (M3) or later with at least 12GB of unified memory.」 (訳:Apple の最も高性能なオンデバイスモデルと、それを使う表現豊かな声やより高度な音声入力などの機能は、iPhone Air、iPhone 17 Pro、iPhone 17 Pro Max、12GB 以上のユニファイドメモリを持つ iPad(M4以降)と Mac(M3以降)で使える。)

iPhone についての旧版の記述はこれと合っていたが、iPad と Mac が抜けていた。Siri AI そのものは、同じ Newsroom と Apple サポート「How to get Siri AI」によると iPhone 15 Pro 以降・iPhone 16 以降などで使える。

単に新しくなっただけの点(iOS 27 が配信された、Siri AI が英語のベータになった、iPhone 18 Pro・iPhone Duo が対象機種に加わった)は、本文を直してある。

Apple(日本)の Apple Intelligence ページを開いたときの画面

2026年10月8日午前1時54分、ログインせずに、ヘッドレスのブラウザ(1280×800 と 390×844 の2つの画面幅)で Apple(日本)の Apple Intelligence ページと Apple サポートの該当ページを開いた。

  • Apple Intelligence ページの見出しは「Siri AI、登場。どこまでも便利に。いつでもあなたのために。」で、すぐ下に「Siri AIは英語から対応を開始し、年内に日本語でも利用できるようになります。」と出ていた。スマートフォン幅でも同じ文言が上部に出た。
  • 同じページの導入の段落には「年内に公開予定。」とも書かれている。一方、Apple のセキュリティアップデートの一覧には iOS 27.0.1 が2026年9月28日と出ており、OS 自体はすでに出ている。ページ内の「公開予定」は、日本語の Siri AI など、まだ出ていない部分を指していると読めるが、ページはどちらかを説明していない。
  • 機種一覧の欄に、iPhone 18 Pro と iPhone Duo が「New」として並んでいた。対応機種表には iPhone Duo(A20 Pro)と iPhone 18 Pro Max(A20 Pro)まで載る。
  • Apple サポートのページは、公開日が「2026年9月15日」と表示され、本文は iOS 27 などの前提で書き直されていた。

この記事で確かめていない点

  • 日本語での各機能の動作(認識の精度、文章の自然さ)は試していない。見たのは公式ページの対応言語の記述だけ。
  • Siri AI の順番待ちの流れ、ChatGPT 機能拡張の使い始めの手順は、ログインが要るため実機で確かめていない。公式ヘルプの記述を引いた。
  • 個々の機能が、日本語でも使える機能かどうかは、脚注がある機能に限って別記事にまとめてある。脚注のない機能は、基本の対応言語に準じるのか、本記事では断定していない。
  • 「今後、有料で拡大する予定」の価格・開始時期は、取得した範囲のページに書かれていない。
  • Siri AI のどの部分が Gemini をもとにしたモデルで動くかは、確かめられていない。Google と Apple の共同声明は Apple Foundation Models の話で、Siri AI の名前は出てこない。Extensions の内容は The Next Web の記述で、筆者が取得した Apple のページでは確認できていない。

対応機種・回数制限・Gemini の記述を確かめたページ(2026年10月8日取得)

この記事でよく聞かれること

Apple Intelligenceとは何ですか?
AppleがiPhone・iPad・Mac・Apple Watch・Apple Vision Proに入れているAI機能のまとまりです。Apple公式サポートは、OSに深く統合され、ウェブの閲覧、画像の生成、コミュニケーションやスケジュールの管理、写真の編集などをアプリ全体で簡素化すると説明しています。ChatGPTのような単独のアプリではなく、写真・メール・メッセージ・Safariなど既存のアプリの中に機能として入っています。
Apple Intelligenceは日本語で使えますか?
使えます。Apple公式サポートの対応言語(2026年10月8日取得)に日本語が入っています。使うにはデバイスの言語とSiriの言語を同じ対応言語(日本語など)にそろえます。ただし機能ごとの例外があり、新しい会話型Siriの「Siri AI」は英語から始まり、日本語は「年内に対応する予定」とApple(日本)が書いています。
Apple Intelligenceの対応機種は?
Apple公式サポートによると、iPhone 16以降のモデル、iPhone 15 Pro、iPhone 15 Pro Max、iPhone Air、iPad mini(A17 Pro)、M1以降のiPad、M1以降のMac、MacBook Neo(A18 Pro)、Apple Vision Pro、Apple Watch Series 9以降などです。iPhone 15・iPhone 14以前、Intel Macは一覧に出ていません。
Apple Intelligenceは無料ですか?
2026年10月8日時点で、使うのに追加料金は要りません。Apple Newsroom(2026年6月)は新しいソフトウェア機能を「無料のソフトウェアアップデート」として提供すると書き、Apple公式サポートは27.0へのアップデートで自動的に使えるようになると説明しています。ただしSiri AI、写真の編集ツール、Image Playgroundなどサーバ側のモデルを使う機能には1日の使用回数の制限があり、サポートは「当該機能へのアクセスは今後、有料で拡大する予定です」と書いています。Newsroom(2026年6月)は、iCloud+のほとんどのプランでより多く使えるとしていました。
Siri AIとApple Intelligenceの違いは?
Apple IntelligenceはAI機能全体の名前で、Siri AIはその上で動く新しい会話型のSiriです。Apple(日本)のApple IntelligenceページはSiri AIを「Apple Intelligenceによる会話型のAIアシスタント」と説明しています。2026年10月8日時点では英語のベータ(順番待ちあり、Apple公式サポートによる)で、日本語は年内に対応する予定(Apple(日本)による)です。
Apple IntelligenceはiPhone 15で使えますか?
使えません。Apple公式の対応機種にはiPhone 15 ProとiPhone 15 Pro Maxが入っていますが、iPhone 15とiPhone 15 Plusは入っていません。目安はチップで、公式の一覧ではiPhone 15 ProのA17 Pro以降が対象です。設定の「一般」から「情報」でモデル名を確認し、Appleの一覧と照らし合わせます。
Apple Intelligenceをオンにするのに必要な空き容量は?
Apple公式サポートによると、iPhone 17 Pro・iPhone Air・M4以降で12GB以上のメモリのiPad・M3以降で12GB以上のメモリのMacなどでは最大14GB、その他の対応iPhone・iPad・Macでは最大8GB、Apple Watchでは最大1.5GBのストレージが必要です。
AppleのAIの中身はGeminiですか?
GoogleとAppleの共同声明(2026年1月12日・Googleの公式ブログに掲載)は、次世代のApple Foundation Models(Apple Intelligenceを支えるAppleの基盤モデル)がGoogleのGeminiのモデルとクラウド技術をもとにすると書いています。TechCrunchとThe Next Webは、新しいSiri(Siri AI)がGeminiをもとにしたモデルで動くと報じています。一方、筆者が確認したApple自身のページ(日本のApple Intelligenceページ、サポート、Newsroom 2026年6月)にはGeminiの語がなく、どの機能のどの部分がGemini由来かはこれらのページに書かれていません。
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出典・参照資料

更新・訂正履歴

  • 出典欄の「Apple Newsroom - June 2026 WWDC発表」のURLが誤っており、実際にはApple Wallet/Find My等を扱う別記事(Apple Wallet split bill機能等)を指していた。本文の「Siri AIの大幅強化」「Extensions:サードパーティAI連携」の根拠にはならないため、正しいApple Newsroom記事(apple-unveils-next-generation-of-apple-intelligence-siri-ai-and-more)に差し替えた。あわせて「Geminiベースのモデル」はTechCrunch記事で、「Extensions(Claude・ChatGPTを既定アシスタントに設定可能)」はThe Next Web記事で本文の記述と一致することを確認し、出典として追加した。本文の記述内容自体に誤りはなかった。
  • 本文末「Apple公式発表とMacworld記事の参照元」欄のApple Newsroom(2026年6月)URLが、8/14の訂正でfrontmatter sourcesは差し替えたのに本文末は誤URL(apple-unveils-innovative-features-and-intelligence-experiences-across-services、サービス全般の別記事)のまま残っていた。curlで両URLの<title>を確認し、本文末URLをfrontmatterと同じapple-unveils-next-generation-of-apple-intelligence-siri-ai-and-moreに差し替えた。
  • 旧版の対応機種の「Mac Studio(M1 Ultra以降)」は誤り。Apple(日本)のApple Intelligenceページの機種一覧は「Mac Studio(M1 Max以降)」と書く。あわせて、旧版がiPadの例に挙げた「iPad(M1以降)」は同じ一覧のiPad(iPad Pro・iPad Air・iPad mini)に無いため外した。
  • 旧版の断り書きは、「iPhone Air・iPhone 17 Pro/Pro MaxはすべてのSiri AI機能を利用できる」を第三者サイトの12GBの情報からの推論とし、「Appleが公式に特定モデル名でこの制限を発表したわけではない」と書いていたが、誤り。Apple Newsroom(2026年6月のSiri AIの発表)は、最も高性能なオンデバイスモデルと、それを使う表現豊かな声・より高度な音声入力について、iPhone Air・iPhone 17 Pro・iPhone 17 Pro Max、12GB以上のメモリのiPad(M4以降)とMac(M3以降)で使えると機種名で書いていた。iPhoneについての旧版の記述はこれと合っていたが、iPadとMacが抜けていた。Siri AIそのものはiPhone 15 Pro以降・iPhone 16以降などで使える(同じNewsroomとApple サポート「How to get Siri AI」)。いまのApple(日本)のページではiPhone 18 Pro・iPhone 18 Pro Max・iPhone Duoも対象に入っている。
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