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Slack(スラック)とは仕事用のチャットツール。フリープランは0円だが、見られるメッセージは過去90日分。有料はプロが1人月¥1,050(月払い・税抜)から。AIはフリーでは使えず、アプリと絵文字の使い方も公式で確認【2026年10月版】

執筆:約27分で読めます

Slack(スラック)は、仕事の会話を「チャンネル」という部屋ごとに分けて進める、チーム向けのチャットツールで、フリープランは0円から始められる。Slackの料金ページでは、フリーは過去90日分のメッセージしか見られず、有料のプロは1人あたり月¥1,050、ビジネスプラスは月¥2,160(どちらも月払い。Slackのヘルプによるとウェブサイトの料金は税抜で、請求先が日本なら消費税が加わる)。AIはフリーに含まれず、プロは会話の要約など一部、ビジネスプラス以上でSlackbotやAI検索が使える。筆者は2026年10月8日の朝、公式サイトとヘルプをログインせずに開いて確かめた。

Slack(スラック)とは──仕事用のチャットツール。フリープランは0円だが、見られるメッセージは過去90日分。有料はプロが1人月¥1,050(月払い・税抜)から。AIはフリーでは使えず、アプリと絵文字の使い方も公式で確認【2026年10月版】
目次

2026年10月8日・日本時間時点の情報です。 Slack(スラック)は、仕事の会話を「チャンネル」という専用の部屋ごとに分けて進める、チーム向けのチャットツールです。フリープランは0円で始められますが、見られるメッセージは過去90日分までです。有料プランは、Slackの料金ページ(日本語・円表示)でプロが1人あたり月¥1,050(月払い・税抜)から。AIの機能は、フリープランには含まれず、有料プランの中でも段階が分かれています。この記事は、公式サイトとヘルプセンターをログインせずに開き、読み取れた範囲を書いています。

3行まとめ

  1. Slack(スラック)は、Slackヘルプセンターが「ビジネスの基本システム」と説明する仕事用のチャットツール。仕事は「チャンネル」で進める。フリープランは¥0で、メッセージとファイルは過去90日分まで表示・検索できる。
  2. 有料は、2026年10月8日の料金ページでプロが月¥1,050、ビジネスプラスが月¥2,160(どちらも1人あたり・月払い)。年払いはそれぞれ月¥925と月¥1,920。Enterprise+は問い合わせ。Slackのヘルプによると、ウェブサイトの料金は税抜で、請求先が日本なら消費税が加わる。
  3. AIは、料金ページの機能表でフリーには印がなく、プロは会話の要約など一部、ビジネスプラスからSlackbot(パーソナルAIエージェント)やAI検索。Slackbotはフリー・プロにも限定的なトライアルがあるとヘルプに書かれている。

Slack(スラック)とは何か:公式ヘルプの定義

Slackヘルプセンターの「Slack とは?」は、次のように書いています。

「Slack はビジネスの基本システムです。人、プロセス、データ、エージェント、AI を 1 つの対話型インターフェイスにまとめることで、Slack は組織の目標達成方法を変革します。」

「エージェント」は、人の代わりに調べたり作業したりするAIのことです。この定義はAIを前面に出した言い方ですが、実際の使い方はもっと単純です。同じヘルプは「Slack での仕事は、チャンネルと呼ばれる専用のスペースで行われます」と書いています。LINEのグループに近いものを、プロジェクトや話題ごとに分けて作る、と考えると見当がつきます(これは筆者のたとえです)。Microsoftの Teams(チームズ)でグループチャットを作る手順は、Teamsのグループチャットの記事にまとめています。

画面の左側(サイドバー)には、公式のクイックスタートガイドによると「ホーム」「DM」「アクティビティ」「ファイル」が並びます。

名前 公式ガイドの説明(要旨)
ホーム チャンネルなどの会話にアクセスする場所
DM 個人または少人数のグループ宛のダイレクトメッセージの一覧。ハドルミーティング(音声・ビデオの簡易通話)もここから
アクティビティ メンションされたメッセージ、参加しているスレッド、絵文字リアクションなどをまとめて確認する場所
ファイル Slackで共有・作成されたファイルを探す場所。canvas(文書)やリストも作れる

メンションは、相手の名前の前に「@」を付けてメッセージを送り、その人の注意を引く機能です。

フリープランは0円。何ができて、何が足りないか

Slackの料金ページは、フリープランを「会話やコラボレーションをもっとシンプルに」「¥0」「ずっと無料」と表示しています。筆者が開いた画面(2026年10月8日4時53分)で、フリーのカードでチェックマーク(有効)が付いていたのは次の4つでした。

  • 90日間のメッセージ履歴
  • 最大で10個のアプリ
  • 1対1のミーティング(ハドルミーティング)
  • 1対1の外部メッセージ(Slackコネクト)

下の表は、料金ページとヘルプセンターの「Slack の料金プラン & 機能」から、フリーと有料の差が出る所を並べたものです。

項目 フリー プロ以上(有料)
メッセージ履歴 過去90日分を表示・検索 無制限(料金ページの表記)
連携アプリ 最大10個 無制限
ハドルミーティング 1対1のみ グループも可
社外の人とのやり取り(Slackコネクト) 1対1のみ グループの外部メッセージも可
リスト なし(料金ページ・ヘルプとも印なし) 対象
canvas ヘルプでは「チャンネルと DM のみ」 対象
AI機能 機能表に印なし プランごとに異なる(後の節)

canvas の行は、公式ページの間で書き方が違います。ヘルプの機能表はフリーに「チャンネルと DM のみ」と書き、料金ページの比較表はフリーの欄が横線(対象外の印)です。本記事は、ヘルプの表記を載せています。

「90日」の意味:消えるのはいつか

フリープランで一番つまずきやすいのは、メッセージの保存期間です。公式ページの書き方が2通りあります。

料金ページのカードは、こう書いています。

「メッセージは 90 日間保存され、検索可能です。過去 12 か月分のメッセージにアクセスするにはアップグレードが必要です。」

一方、ヘルプセンターの「無料ワークスペースにおける使用制限」は、次のように書いています。

「90 日が経過したメッセージとファイルはワークスペースで非表示になります。1 年以上経過したメッセージとファイルは完全に削除されます。」

この2つを並べると、フリープランでは次のように読めます。

  1. 過去90日分は、普通に表示・検索できる。
  2. 90日より古いものは、画面から非表示になる。過去12か月分のメッセージにアクセスするにはアップグレードが必要、と料金ページは書いている。
  3. 1年を超えたものは、完全に削除される。

ヘルプは、ワークスペースのオーナーが「すべてのメッセージとファイルを 1 年間保持するか、90 日が経過した後に削除できます」とも書いています。残したい資料は、Slackの中だけに置かないほうが安全です。これは筆者の提案で、公式の文言ではありません。

その他のフリーの制限として、ヘルプは「短期間での大量のメッセージやファイルの送信は阻止される場合があります」と書いています。

有料プランはいくらか:円の料金表

2026年10月8日に筆者が開いた料金ページ(日本語)の表示は、次のとおりでした。金額は、どれもユーザー1人あたりです。

プラン 月払い 年払い(月あたり)
フリー ¥0 ¥0
プロ ¥1,050 ¥925
ビジネスプラス ¥2,160 ¥1,920
Enterprise+ 営業担当者への問い合わせ 営業担当者への問い合わせ

料金ページ自体には税込か税抜かの表記がありませんでしたが、Slackのヘルプ「米国売上税と付加価値税 (VAT)」は、こう書いています。

「Slack のウェブサイトに表示されている料金には売上税や消費税、付加価値税 (VAT) などの税は含まれません。」

同じヘルプによると、ワークスペースの請求先住所が日本国内にある場合は日本の消費税が課税され、セルフチェックアウト(ウェブサイトでの申し込み)では購入時に消費税が請求されます。つまり、上の表の金額は税抜です。支払いの通貨について、ヘルプ「支払いに使える通貨」は、アカウントの所在地をSlackが自動で検知して通貨を判定すると書き、対応する通貨に日本円を挙げています。

料金ページには「3 か月間 50% オフ」の表示もあり、プロは¥1,050が¥525、ビジネスプラスは¥2,160が¥1,080に見えました。注記によると、この割引の条件は次のとおりです。

  • チームの作成から7日以内に、プロプランまたはビジネスプラスプランをオンラインで購入すること
  • 割引は、アップグレードした日から3か月間
  • 年払いのプランとEnterprise+には適用されない
  • 利用前でも、Slackは予告なく中止・変更する場合がある

人数の数え方は、公式の「フェアビリングポリシー」が説明しています。有料プランで請求の対象になるのは、Slackをアクティブに使っているメンバーです。Slackを28日以上使っていないメンバーは「非アクティブ」とされ、使われなかった日数分の Slack クレジットポイントが払い戻されます。ただし、メンバー全員が非アクティブになった場合も、フリープランに戻さない限り、最低料金として1人分は請求されるとヘルプは書いています。このポリシーは、Slackのウェブサイトで購入し、クレジットカードかセルフサービスの銀行振込で支払うプランに適用されます。

料金ページは、支払い方法について「どのプランもクレジットカードでのお支払いに対応しています」と書いています。

SlackのAI機能は、どのプランで使えるか

AIの入口は、2つに分けると分かりやすくなります。1つは、会話やファイルを要約する・検索するといった「Slack AI」の機能。もう1つは、質問して仕事を頼める「Slackbot(スラックボット)」という、パーソナルAIエージェントです。

Slackの料金ページの機能表(4つのプランが列になっている表)を、筆者が保存したHTMLの列ごとに読み取り、ヘルプセンターの「Slack の AI 機能の使い方ガイド」と合わせたものが下の表です。

AI機能 フリー プロ ビジネスプラス Enterprise+
スレッドとチャンネルの要約 なし あり あり あり
ハドルミーティング議事録 なし あり あり あり
AIアシスタントアプリ(他社のAIアプリ) なし あり あり あり
自動検索フィルター なし あり あり あり
AI検索(回答の検索) なし なし あり あり
毎日のまとめ なし なし あり あり
ファイルの要約 なし なし あり あり
翻訳 なし なし あり あり
ワークフロー生成 なし なし あり あり
Slackbot 限定的なトライアルのみ 限定的なトライアルのみ あり(週15通まで) あり(週の上限なし)
エンタープライズ検索 なし なし なし あり

「AIアシスタントアプリ」の行は料金ページの表から、「自動検索フィルター」の行はヘルプの「Slack の AI 機能の使い方ガイド」の表から取りました(フリーの列は料金ページの表による)。Slackbotの行は、複数のページを合わせています。ヘルプの「Slack の AI 機能の使い方ガイド」の表は、Slackbotをビジネスプラスと Enterprise+ に付け、注記で「フリープランとプロプランのワークスペースでは、Slackbot を限定的にプレビュー利用できる場合があります」と書いています。料金ページのよくある質問には、こうあります。

「Slack フリープランおよびプロプランを利用中の皆さまは、期間限定のトライアルを通じて Slackbot の機能を体験できます。」

ヘルプの「Slackbot の制限とクレジットの使用」は、送信数をこう書いています。

「ビジネスプラスのワークスペースの各メンバーは、月曜日から日曜日までの一週間に、Slackbot に 15 通のメッセージを送信できます。」

フリーとプロについては、同じヘルプが「Slackbot プレビューに含まれているメッセージ数を使い切ると、アップグレードするか Flex Credits を有効にするまで Slackbot を使用できなくなります」と書いています。ヘルプによると、Salesforce Flex Credits を使って Slackbot の追加の使用を購入できます。

つまり、公式の表記どおりなら、AIをフリープランで普段使いすることはできません。有料のプロは要約と議事録が中心(ほかに他社のAIアプリと自動検索フィルター)、ビジネスプラスでSlackbotとAI検索まで、という段階になっています。

Slackbotに頼める仕事

Slackbotの製品ページは、Slackbotを「Slack 内でチーム全体を助ける AI チームメイト」と説明し、調査、仕事の自動化、ダッシュボードの作成、コンテンツの開発、レコードの更新を例に挙げています。ヘルプの「Slackbot の活用方法」によると、パソコンでは画面右上かサイドバーの上部にある「Slackbot」をクリックし、質問を入力して Enter キーを押します。スマホでは「ホーム」タブの上部にある Slackbot をタップします。

ヘルプは、Slackbotの答えが「あなたが Slack 内でアクセスできる情報のみにもとづいています」と書いています。参加していないプライベートチャンネルの内容は出てこない、という意味です。

データの扱い

料金ページのよくある質問は、Slackの AI について、こう書いています。

「Slack がユーザーの皆さまのデータを大規模言語モデル(LLM)プロバイダと共有したり、LLM のトレーニングに使用したりすることはありません。」

これはSlack自身の説明です。筆者は、この記述を外部の監査などで裏取りしていません。

他社のAIをSlackで使う

Slackの上で他社のAIを動かす話は、別の記事にまとめています。AnthropicのClaudeをSlackに置く「Claude Tag」はClaude Tagの記事、GitHubのCopilotをSlackから呼ぶ仕組みはGitHub Copilot × Slackの記事にあります。AIの会議メモの比較は議事録AIの比較記事で扱っています。

Slackの始め方:公式ヘルプの手順

Slackのヘルプセンターは、新しく使い始める人向けに、ワークスペースの作成手順を載せています。ワークスペースは、チームのSlackの「本拠地」にあたるものです。パソコンでの手順は、ヘルプの文言では次のとおりです。

  1. 「https://slack.com/get-started#/createnew に移動します。」
  2. 「ご使用のメールアドレスを入力してから『続行する』をクリックするか、Apple または Google を選択して続行します。」
  3. 「Slack から届いたメールにある確認コードをチェックします。」
  4. 「コードを入力し、『ワークスペースを作成する』をクリックして表示される指示に従います。」

ヘルプは「Slack を仕事で使用する予定の場合には、勤務先のドメインのメールアドレスを使用してワークスペースを作成してください」とも書いています。すでに同僚が使っているワークスペースに入る場合は、新しく作らず、招待を受けて参加する形になります。ヘルプ「ワークスペースに新規メンバーを招待する」によると、フリープランではオーナー、管理者、メンバーが新しいメンバーを招待でき、招待は送信後30日間有効です。筆者はアカウントを作っておらず、この手順は公式ヘルプの記載を引いたものです。

クイックスタートガイドが基本として扱っているのは、サイドバー、チャンネル、メッセージ欄(ファイルの添付・書式設定・メンション)です。

Slackのアプリ:パソコンとスマホで何が出るか

検索で多い「Slack アプリ」の答えは、あります、です。Slackのダウンロードページ(筆者がMacの設定で開いたもの)には「Mac 版 Slack」と表示され、「バージョン 4.52.178」の表記があり、Windows と Linux でも使えると書かれていました。Mac App Storeからのダウンロードも案内されています。

スマホ用は、2026年10月8日4時56分に開いたストアの画面で、次のとおりでした。

ストア 提供元の表示 表示された数字
App Store(日本) Slack Technologies, Inc. 無料、評価3.8(1.1万件)
Google Play SLACK TECHNOLOGIES L.L.C. 5,000万+ダウンロード、最終更新2026/10/06

アプリはどちらも無料でインストールできますが、アプリを入れただけで有料プランの機能が使えるようになるわけではありません。使える範囲は、参加しているワークスペースのプランで決まります(ヘルプ「Slack の AI 機能の使い方ガイド」も、利用できるAI機能はプランやメンバー種別などによって異なると書いています)。

Slackの絵文字:入れ方とカスタム絵文字

Slackでは、絵文字が会話の一部として使われます。ヘルプの「絵文字と絵文字リアクションを使う」には、メッセージに絵文字を入れる方法が2つ書かれています。

  • 絵文字コードを直接入力する: 「:」(コロン)に続けてコードを入力する。コードが分からない時は、単語で検索できる。
  • メニューから選ぶ: メッセージフィールドの端にある「スマイリーフェイスアイコン」をクリックし、カテゴリーか検索で選ぶ。

メッセージへの反応(リアクション)は、同じヘルプによると、反応したいメッセージにマウスポインターを合わせ、「リアクションする」アイコンから絵文字を選びます。付けたリアクションは青でハイライトされ、もう一度クリックすると外せます。

ワークスペース独自の絵文字を足すこともできます。ヘルプ「ワークスペースにカスタム絵文字とエイリアスを追加する」は、画像の条件をこう書いています。

「JPG、PNG または GIF 形式の画像を使用できます。GIF には最大 50 個のフレームを含めることができます。」

同じ段落でヘルプは、背景が透明で「128 KB 以下の正方形の画像」を勧めています。

パソコンでの手順は、スマイリーフェイスアイコンから「絵文字を追加する」、「画像をアップロードする」、「名前を付ける」で名前を入れて「保存」の順です。同じヘルプは、現時点でSlackのAndroidアプリではカスタム絵文字を追加できないとも書いています。ワークスペースのオーナーがカスタム絵文字を追加する権限を制限できる、ともヘルプにあります。

公式が日付を書いている変更

Slackのフリープランと AI まわりで、公式ページが日付を明記している変更は、本記事が確認した範囲では次の4つでした。

日付 何が 出典
2024年8月26日 「メッセージやファイル履歴などのユーザー企業データのうち 1 年以上経過したもの」が、フリープランのワークスペースから順次削除される場合がある ヘルプ「無料ワークスペースにおける使用制限」
2025年6月17日 Slackが料金とプランの変更を発表。AI機能をすべての有料プランに組み込み、プロに会話の要約とハドルミーティング議事録を加え、ビジネスプラスにワークフロー生成・まとめ・翻訳・検索などを加えるとした Slack公式ブログ「Salesforce updates Slack pricing」(英語)
2025年8月17日より後の最初の契約更新日 Slackのウェブサイトでビジネスプラスを購入している場合、新しいバージョンのプランに自動で切り替わる。Slack AI アドオンを購入済みの場合も、この更新日まで機能を使える ヘルプ「Slack プランごとの利用できる機能と料金に関する最新情報」
2026年6月以降 「2026 年 6 月以降にリリースされた Slackbot の高度な機能」について、使用制限や従量課金などの別のビジネスモデルに移行する可能性がある。従量課金が有効になる30日前に書面で通知する ヘルプ「Slackbot の制限とクレジットの使用」

「Slack AI」のアドオン(有料の追加機能)についても、ヘルプは古い版のビジネスプラスについて「Slack AI アドオンなしでレガシーバージョンのビジネスプラスプランまたは Enterprise Grid プランをご利用の場合は、上記のプロプランの機能のみにアクセスできます」と書いています。同じヘルプ群の「Slack プランごとの利用できる機能と料金に関する最新情報」によると、Slack AI アドオンはウェブサイトで新規購入できなくなっており、古い版からの切り替えの時期は上の表の2025年8月17日の行のとおりです。

筆者が開いた画面:公式ページの食い違い

筆者は、2026年10月8日の4時52分から4時57分に、Slackの日本語の公式ページを、ログインせずにパソコンの大きさ(1280×800)とスマホの大きさ(390×844)で開きました。保存したHTMLで気づいた点は次のとおりです。

  • 料金ページのフリーのカードには、「基本的な AI 機能」という項目の下に、会話の要約・Slackbot・AIワークフロー生成・AI検索・毎日のまとめ・ファイルの要約が並んでいます。読み取ると、この6項目は灰色(無効)の表示で、チェックマークではなく横線のアイコンが付いていました。プロのカードでは「AI による会話の要約」だけが有効の表示でした。文字だけをコピーすると、フリーにAIが付いているように読めてしまいます。
  • 料金ページの「有料 vs 無料」のページの比較表は、フリーのAIの欄が「-」で、有料の欄に「AI による会話の要約、検索、ワークフローの生成、毎日のまとめ」と書いてありました。ただし、ヘルプの機能表ではプロに検索やまとめは付かず、ビジネスプラスから付く書き方です。有料ならどのプランでも同じAIが使える、という意味ではありません。
  • 料金ページのフリーのカードの「90 日間のメッセージ履歴」の説明文は「メッセージは 90 日間保存され、検索可能です」で、ヘルプは「非表示」と「完全に削除」を分けて書いており、言葉の使い方が違います。料金ページの比較表の「データ保存ポリシー」の説明は「Slack のフリープランでは、1 年後にデータが削除されます」で、こちらはヘルプの「1 年」と合っています。

プロに付くAIの数も、ページによって違って見えます。料金ページの比較表はプロに「AI アシスタントアプリ」を付け、ヘルプ「Slack の料金プラン & 機能」の表はプロに会話の要約とハドルミーティング議事録の2つだけ、ヘルプ「Slack の AI 機能の使い方ガイド」の表はプロに「自動検索フィルター」も付けています。英語版の料金ページとヘルプ(5時4分に取得)も、それぞれ日本語版と同じ並びでした。Slackのヘルプのページには更新日の表示がなく、どれが新しいかを日付で比べることはできませんでした。

ただし、これは古い・新しいの違いではなく、載せている範囲の違いと読めます。「AI アシスタントアプリ」は他社のAIアプリのことで、ヘルプ「Slack で AI エージェントとアシスタントを表示する」は、「誰がこの機能を利用できますか?」の欄に「有料プランでご利用いただけます」と書いています。Slack公式ブログ(2025年6月17日)も、こう書いています。

"Additionally, AI agents from Agentforce and partner AI apps can now be deployed in all paid plans."

(訳: さらに、Agentforce の AI エージェントとパートナーの AI アプリを、すべての有料プランで導入できるようになった。)ヘルプの「Slack の AI 機能の使い方ガイド」は冒頭の一文を「Slack に組み込まれた AI 機能は」で始めており、ヘルプの2つの表には他社のAIアプリの行がありません。

公式ページの間で言い方が違う場合は、プランを選ぶ前に、ヘルプセンターの「Slack の料金プラン & 機能」と、料金ページの比較表の両方を見るのが確実です。これは筆者の提案です。

この記事で確かめられていない点:ログイン後の画面と請求

  • ログイン後の画面は見ていません。フリープランのワークスペースにSlackbotのトライアルの表示が出るか、出る場合に何通まで送れるかは、筆者は確認していません。
  • 申し込みの画面まで進んでいないため、消費税を含めた実際の請求額と、請求が円になるかは見ていません(ヘルプには、通貨は所在地から自動で判定し、対応通貨に日本円があると書かれています)。
  • 「3か月間 50% オフ」の条件は、2026年10月8日に表示されていたものです。いつまで続くかは分かりません。
  • 非営利団体と教育機関向けの割引があることは料金ページに書かれていますが、金額や条件は確認していません。
  • Slackのヘルプのページには更新日が表示されず、Slackのサイトマップ(日本語版・米国英語版)にもヘルプ記事の更新日は載っていませんでした。プロに付くAIの範囲は前の節のように読み取りましたが、各ページがいつ更新されたかは確かめられていません。

取得した Slack の公式ページと取得日時

本文で名指しした出典は、frontmatter の sources にまとめています。Slack(slack.com)の日本語ページを中心に、2026年10月8日の4時50分台から5時10分前までに取得しました。App StoreとGoogle Playは提供元と数字の確認に使っています。

この記事でよく聞かれること

Slack(スラック)とは何ですか?
仕事の会話を「チャンネル」という専用の部屋ごとに分けて進める、チーム向けのチャットツールです。Slackヘルプセンターは「Slack はビジネスの基本システムです」と説明し、人・データ・AIを1つの会話の画面にまとめるとしています(2026年10月8日に筆者が確認)。
Slackは無料で使えますか?
使えます。Slackの料金ページはフリープランを「¥0 ずっと無料」と表示しています。ただしメッセージとファイルは過去90日分までしか表示・検索できず、連携アプリは10個まで、ハドルミーティングと社外とのやり取りは1対1だけです。
Slackの有料プランはいくらですか?
2026年10月8日に筆者が開いた料金ページでは、プロが1人あたり月¥1,050(月払い)・月¥925(年払い)、ビジネスプラスが月¥2,160(月払い)・月¥1,920(年払い)、Enterprise+は営業担当者への問い合わせです。料金ページ自体に税の表記はありませんが、Slackのヘルプ「米国売上税と付加価値税 (VAT)」は、ウェブサイトに表示されている料金には消費税などの税は含まれず、請求先住所が日本なら消費税が課税されると書いています。
SlackのAI機能は無料で使えますか?
フリープランでは使えません。料金ページの機能表でフリーの列にAI機能の印は付いていません。プロは会話の要約とハドルミーティング議事録などの一部、ビジネスプラス以上でSlackbotやAI検索が使えます(料金ページとヘルプの機能表による)。Slackbotはフリーとプロでも限定的なトライアルかプレビューとして試せる場合があるとヘルプにあります。
Slackのメッセージは何日で消えますか?
フリープランでは、過去90日より前のメッセージは画面から非表示になります。Slackのヘルプは、1年以上経過したものは完全に削除されるとも書いています。有料プランでは、料金ページが無制限のメッセージ履歴と表示しています。
Slackのアプリはありますか?
あります。Slackのダウンロードページには、Mac・Windows・Linux用のデスクトップアプリと、iOS・Android用のアプリが載っています。App Storeの提供元は「Slack Technologies, Inc.」、Google Playは「SLACK TECHNOLOGIES L.L.C.」で、どちらも無料でインストールできます。
Slackの絵文字はどうやって入れますか?
メッセージ欄で「:」に続けて絵文字コードを入力するか、メッセージ欄の端のスマイリーフェイスアイコンからメニューで選びます。メッセージへの反応は、メッセージにマウスを合わせて「リアクションする」アイコンから選びます。手順はSlackヘルプセンターの記載に沿っています。
Slackのアカウントはどうやって作りますか?
Slackヘルプセンターによると、ワークスペースの作成はメールアドレスを入力するか、AppleまたはGoogleを選んで始めます。届いた確認コードを入力して「ワークスペースを作成する」を押す流れです。筆者はアカウントを作っておらず、この手順はヘルプの記載を引いたものです。
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出典・参照資料

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