NVIDIA、GeForce NOW(ジーフォース ナウ)にDLSS 4.5の設定項目を追加Ultimate会員のRTX 5080環境はDynamic Multi Frame Generation最大4X
NVIDIAは2026年10月15日、クラウドゲーミングのGeForce NOWでDLSS 4.5の設定項目が使えるようになったと発表した。Super Resolution・Dynamic Multi Frame Generation・Ray Reconstructionが対象で、Ultimate会員のGeForce RTX 5080搭載環境ではDynamic Multi Frame Generationが最大4Xになる。

目次
NVIDIAは2026年10月15日(米国時間)、クラウドゲーミングのGeForce NOW(ジーフォース ナウ)で、DLSS 4.5の設定項目が使えるようになったと公式ブログで発表しました。対象は画質を高める「DLSS Super Resolution」、低遅延化とカクつきの軽減をうたう「Dynamic Multi Frame Generation」、レイトレーシングの見た目を高める「Ray Reconstruction」の3つで、対応ゲームが対象です。ブログの公開は日本時間10月15日22時ごろでした。
3行まとめ
- NVIDIAがGeForce NOWにDLSS 4.5の設定項目を追加。Super Resolution・Dynamic Multi Frame Generation・Ray Reconstructionの3つ
- 設定はGeForce NOWアプリ内で、Windows・macOS・Chrome OS・Steam OSが対象。Ultimate会員のGeForce RTX 5080環境はDynamic Multi Frame Generation最大4X
- 会員プランごとの詳細を載せたNVIDIAのサポートページは、筆者の取得時にHTTP 401で開けず未確認
本記事の内容は、日本時間10月15日22時台に公式ページで確認したものです。
何が使えるようになったのか
NVIDIAのブログは、新しい設定について「対応ゲームの見た目と動作を、クラウド上でどう選ぶかの選択肢が増える。最新のハードウェアがなくても使える」という趣旨で説明しています。機能ごとの説明は次のとおりです(いずれもNVIDIAの説明)。
| 機能 | NVIDIAの説明 |
|---|---|
| DLSS Super Resolution | 画質をシャープにする |
| Dynamic Multi Frame Generation | 低遅延化し、カクつきを減らして、配信をなめらかにする |
| Ray Reconstruction | レイトレーシングの見た目を高める |
ブログは、画質・応答性・両者のバランスのどれを優先するかを、対応ゲームごとに調整できるとも書いています。例として挙げられているのは、パストレーシング対応が加わったと書かれる『007 First Light』、『CONTROL Resonant』、『Resident Evil Requiem』です。
誰が、どこで使えるのか
設定の場所について、ブログは次のように書いています。
These new settings are available in the GeForce NOW app under settings, for Windows, macOS, Chrome OS and Steam OS platforms. (新しい設定項目は、GeForce NOWアプリの設定から、Windows、macOS、Chrome OS、Steam OSで使える。)
会員プランについては、Ultimate会員の記述だけがブログ本文にあります。GeForce RTX 5080搭載のクラウド機で配信するUltimate会員は、Dynamic Multi Frame Generationが最大4Xを含む、最大限の選択肢を使えるという内容です。
GeForce NOWの会員ページ(NVIDIA公式)には、関連する記載が別にあります。
- 「50-Series Performance」と「DLSS 5」は「Only with Ultimate」と表示されている
- DLSS 5は「GeForce RTX 5080で配信するUltimate会員」向けと書かれている
- Install-to-Playは「PerformanceとUltimateの会員のみ」と書かれている
これらはDLSS 4.5の設定項目そのものの対象プランではなく、会員プランごとの機能の違いを示す記載です。DLSS 4.5の設定が各プランでどう違うかは、次の節の理由で確認できていません。
以前のDLSS 4.5とは何が違うのか
DLSS 4.5はもともと、NVIDIAが2026年1月6日付のGeForce Newsで、CES 2026の発表として紹介したものです。そこでは、第2世代のtransformerモデルを使うSuper Resolutionと、新しい6X Multi Frame Generationモードを含むDynamic Multi Frame Generationが説明されています。同ページによると、Super Resolutionは400超のゲームとアプリ、Multi Frame Generationは250超のゲームとアプリが対象です。当時の記述では、手元のGeForce RTX PCの利用者はNVIDIA appのアップデートでSuper Resolutionを使え、Dynamic Multi Frame GenerationはGeForce RTX 50シリーズ向けに「今年の春」に出す予定とされていました。
今回の発表は、その技術をGeForce NOWのクラウド側の設定項目として出したものです。GeForce NOWのブログに載っているUltimate会員向けの上限は最大4Xで、1月のページが書く最大6Xとは数字が違います。両者の違いの理由は、今回確認した2つのページには書かれていません。
試してから決めたい人へ
ブログによると、新しい設定を試したい人向けにDay Pass(デイパス)があります。会員ページ(NVIDIA公式)は、Day Passを「24時間のGeForce RTX性能」と説明し、料金は最初の1か月分の会員料金に充当できると書いています。ブログも同じ趣旨です。
サポートページが開けず分からなかった3点
筆者はGeForce NOWを使って設定項目を試していません。この記事は、公式ページの記述を読んだ範囲のまとめです。
日本時間22時8分に取得を試みた際、ブログが「会員プランごとの詳細」の案内先として張っているNVIDIAのサポートページ(nvidia.custhelp.com の記事5876)は、HTTP 401が返って本文を読めませんでした。このため、次の点は今回の確認では分かっていません。
- Ultimate以外の会員プランで、3つの設定がどう使えるか
- 対象ゲームの一覧と、ゲームごとにどの機能が使えるか
- 日本のGeForce NOWで同じ設定が同時に使えるか
最後の点について、今回取得したブログ・会員ページ・GeForce Newsはいずれも米国向けの英語版(en-us)で、日本での提供時期や日本語ヘルプの記載は確認できていません。また、Day Passの金額も、今回取得したページには載っていませんでした。
同じブログには、DLSS 5の「3D-Guided Neural Rendering」モデルの性能が2倍に向上するという記述もあります。新モデルは10月16日に『NBA 2K27』でGeForce NOW、GeForce RTX 50シリーズ、RTX Spark搭載ノートPC向けに登場するとされています。ただし、これは今回のDLSS 4.5の設定項目とは別の話です。
今回読んだNVIDIAの3ページ
- Dial Up the Cloud: NVIDIA DLSS 4.5 Controls Arrive on GeForce NOW(NVIDIA Blog・2026年10月15日)
- NVIDIA DLSS 4.5 Delivers Major Upgrade With 2nd Gen Transformer Model...(NVIDIA GeForce News・2026年1月6日)
- GeForce NOW Premium Memberships(NVIDIA公式)
確認時刻は日本時間2026年10月15日22時7分〜22時8分です。取得できなかったサポートページは出典に含めていません。本記事は続報があり次第更新します。
この記事でよく聞かれること
- GeForce NOWのDLSS 4.5の設定はどこで変えられますか?
- NVIDIAのブログによると、GeForce NOWアプリの設定(settings)から使えます。対象のプラットフォームはWindows、macOS、Chrome OS、Steam OSと書かれています。
- GeForce NOWで使えるDLSS 4.5の機能は何ですか?
- NVIDIAのブログは3つを挙げています。画質を高めるDLSS Super Resolution、低遅延化とカクつきの軽減をうたうDynamic Multi Frame Generation、レイトレーシングの見た目を高めるRay Reconstructionです。対応ゲームでの提供です。
- Ultimate会員だと何が違いますか?
- NVIDIAのブログによると、GeForce RTX 5080搭載のクラウド機で配信するUltimate会員は、Dynamic Multi Frame Generationが最大4Xを含む「最大限の選択肢」を使えます。Ultimate以外の会員プランごとの違いは、今回取得できたページからは確認できていません。
- 試してから会員になる方法はありますか?
- NVIDIAのブログと公式の会員ページによると、24時間のDay Pass(デイパス)があり、その料金は最初の1か月分の会員料金に充当できます。金額は今回確認したページには載っていませんでした。
出典・参照資料
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