Leonardo AIとはMidjourney/Stable Diffusionとの違い、無料枠とトークン制の料金
Leonardo AI(運営はLeonardo Interactive)は画像・動画生成のWebサービスで、公式料金ページによると無料プランには1日150トークンが付与され、生成物は公開(Public)になる。有料は月払いでEssential 12ドル・Premium 30ドル・Ultimate 60ドル、年払いにすると月換算10ドル・24ドル・48ドル。Midjourney(Web版に無料トライアルが無い)や、重みが配布されていて自分のPCで動かせるStable Diffusionとの違いも、各社の公式ページで確認して整理した。

目次
Leonardo AIは、テキストや参照画像から画像・動画を生成するWebサービスだ。公式トップページのタイトルは「Generative AI Platform for Images, Art & Video」だ。運営はLeonardo Interactive Pty Ltd(公式サイトのフッターに記載)。公式の料金ページによると、無料プランでも1日150トークンが付与され、課金せずに生成を試せる。有料プランは月額(または年額)の定額制で、毎月決まった量のトークンが付与される。月払いだとEssential($12)・Premium($30)・Ultimate($60)の3段階、年払いにすると月換算でそれぞれ$10・$24・$48になる。以下は2026年9月25日(日本時間)に公式の料金ページとFAQ、Midjourney・Canvaの公式ドキュメントを開いて確認した内容をもとにしている。
3行まとめ
- 公式料金ページによると、Leonardo AIの無料プランは1日150トークン(毎日リセット)で、生成物は公開(Public)扱い。有料のEssential以上で生成が非公開になり、月間トークンも8,500〜60,000に増える
- 月払いはEssential $12 / Premium $30 / Ultimate $60。年払いにすると月換算$10 / $24 / $48で、割引率はEssentialが約17%、Premium・Ultimateが20%
- Midjourneyは公式ドキュメント上、Web版とDiscordに無料トライアルが無く、非公開生成(Stealth Mode)は月$60のPro以上。Stable Diffusionは重みが配布されていて自分のPCで動かせる。Leonardo AIは自社モデルと他社モデルを同じトークンで使い分けるWebサービス
料金プラン(2026年9月25日確認・すべて税別表記)
料金ページの各プランには「ex. tax.」(税別)と書かれている。同じページ下部のFAQ「Does the pricing include tax?」は、表の価格は税抜きで、税がかかる場合はStripeでの決済時に加算される、と説明している。FAQは、現時点でGSTやVATを徴収していない国・地域でも、将来徴収を始めることになればその時点で継続課金に加算する、とも書いている。日本の消費税が実際に加算されるか、何%かは、ページに国別の記載が無く確認していない。
| プラン | 月払い | 年払い(月換算) | Fast Tokens | Token Bank上限 | 主な違い |
|---|---|---|---|---|---|
| Free | $0/月 | $0/月(変わらず) | 150 / 日 | 150(※) | 生成物はPublic(公開)、コレクションは1つまで |
| Essential | $12/月 | $10/月 | 8,500 / 月 | 25,500 | 生成物がPrivateになる。個人AIモデル学習は月10個まで、同時生成2 |
| Premium | $30/月 | $24/月 | 25,000 / 月 | 75,000 | 個人AIモデル学習は月20個、同時生成3、対象モデル(Lucid Origin・Phoenixなど)で画像の緩速生成が無制限 |
| Ultimate | $60/月 | $48/月 | 60,000 / 月 | 180,000 | 個人AIモデル学習は月50個、同時生成6、対象モデルで画像に加え動画(Motion 1.0/2.0など)も緩速生成が無制限 |
※Freeの150はプランカードの表記。同じページの機能比較表では、Freeの「Rollover Token Bank Capacity」は「-」になっている。
有料プランのToken Bankは、使い切れなかったトークンの繰り越し先だ。料金ページのFAQ「Tokens and Token Rollover at Leonardo.Ai」によると、有料プランでは前の周期に使わなかったトークンが「Rollover Bank」に移され、その上限はプランごとに決まっている。無料ユーザーのトークンは毎日リセットされる、とも書かれている。上限の数字は、Essentialの25,500が8,500の3倍、Premiumの75,000が25,000の3倍、Ultimateの180,000が60,000の3倍と、どれも月間付与量のちょうど3倍になっている。ただしFAQは「プランごとの上限」とだけ書いており、3倍という倍率や何カ月分に当たるかの説明はしていない。
トークンが尽きたときのために、有料ユーザー向けの追加購入(Token Top-up)もある。同じFAQによると、追加購入分は失効せず繰り越し上限の対象外で、通常のトークンと繰り越し分を使い切った後に消費される。使えるのはサブスクリプションが有効な間だけだ。
緩速生成の「無制限」には範囲がある。FAQによると、自社の画像モデルはすべて緩速生成(Relaxed Generation)の対象になる一方、GPT-Image-1、Nano Banana Pro、Seedream 4.5、Veo 3.1、Sora 2などの他社モデルは外部の有料APIで動いているため対象外で、使うたびにトークンを消費する。ここに挙がるSora 2について、Leonardoの開発者向け文書(Deprecations & Changes)は、Sora 2とSora 2 Proが2026年7月9日にLeonardoのAPIで使えなくなったと書き、「provider-driven change」(提供元側の事情による変更)と説明している。提供元のOpenAIも、開発者向け文書でSora 2のモデルとVideos APIを2026年9月24日に停止したと書いている(いずれも2026年10月8日取得)。
年払いの割引率は一律ではない。Essentialは$12→$10で約16.7%引き、Premium($30→$24)とUltimate($60→$48)はちょうど20%引きになる。年払いに切り替えるボタンに書かれているのは「Up to 20% off」(最大20%オフ)なので、Essentialの割引率が20%に届いていないこととは食い違わない。
チーム向けプランは1シート単位の料金で、Starterが1シート$24、Growthが1シート$48(いずれも月額表示)。料金ページを開いた時点のシート数は3で、その状態の表示はStarterが$72/月、Growthが$144/月だった。どちらにもチームで共有するトークンとチーム内の非公開生成(Private Team Generations)が付く。「Train AI models using team tokens」(チームのトークンでAIモデルを学習)の行に✓が付いているのはGrowthだけで、Starterのその行には✓が無かった。TEAMのタブに切り替えると月払い/年払いの切り替えボタンが消えてシート数の入力欄に替わり、年払いの価格は表示されなかった。
無料プランでできること、できないこと
Free($0)でも生成自体はでき、1日150 Fast Tokensが付与される。料金ページのFAQは、無料ユーザーのトークンは毎日リセットされると説明していて、繰り越し(Token Rollover)は有料プランの機能として書かれている。追加購入(Token Top-up)も有料ユーザー限定だ。
もう一つの違いは公開範囲と権利だ。料金ページのプランカードでは、Freeの「Creations access」が「Public」、Essential以上は「Private」になっている。FAQ「Will I own the images I make?」によると、有料ユーザーは生成した画像の所有権・著作権などの知的財産権を保持する。無料ユーザーについては、生成した画像を利用・複製・改変・配布する権利をLeonardo.Aiが持ち、利用者には商用利用を含む非独占・ロイヤリティフリーのライセンスが与えられる、とされている。公開された作品は、他のユーザーもサービスの機能の範囲で閲覧・利用できる。無料のまま仕事に使うかどうかを考えるときは、この権利の違いを知っておいたほうがいい。個人コレクションはFreeが1つまでで、Essential以上は無制限(Unlimited)になる。
Midjourneyとの違い──無料トライアルと非公開生成の条件
Midjourneyの公式ドキュメント「Comparing Midjourney Plans」によると、Midjourneyのプランはすべてサブスクリプション(月払いか年払い)で、Basic・Standard・Pro・Megaの4段階、月払いは$10・$30・$60・$120、年払いにすると20%引きになる。公式の「Free Trials」ページは、niji・journeyアプリ(iOS/Android)には限定的なトライアルがあるが、Discordとmidjourney.comのWebサイトでは現在無料トライアルは提供していない、と説明している。
両社の公式ページで確認できた条件を並べると次のようになる。
| 項目 | Leonardo AI(料金ページ) | Midjourney(公式ドキュメント) |
|---|---|---|
| 最も安い有料プラン | Essential:月払い$12、年払い月換算$10 | Basic:月払い$10、年払い月換算$8 |
| 無料で試せる範囲 | Freeプラン:1日150トークン | Web版・Discordは無し。niji・journeyアプリに限定トライアル |
| 生成物を非公開にできるプラン | Essential以上 | Stealth ModeはPro・Megaのみ |
| 画像の緩速生成が無制限になるプラン | Premium・Ultimate(対象モデル限定) | Standard・Pro・Mega(Relax Mode) |
| 動画の緩速生成が無制限になるプラン | Ultimate(対象モデル限定) | Pro・Mega |
| 利用量の単位 | トークン | Fast GPU時間(例:Basicは月3.3時間) |
モデルの幅にも違いがある。Leonardo AIの公式トップページ(2026年9月25日確認)の生成例ギャラリーでは、作例ごとに使用モデル名が添えられており、Lucid Origin・Lucid Realismといった自社モデルと、Seedream 4.5・Nano Banana Pro・GPT 1.5・Flux.2 Pro・Ideogram 3.0といった他社モデルの作例が並んでいた。料金ページの機能比較表でも「Platform Models」「Third-party Models」の両方が全プランで✓になっている。一方、Midjourneyの公式ドキュメント「Version」が案内しているのは同社自身のモデルのバージョンで、既定のバージョンは2026年7月24日からV8.2だ。
インターフェースについては、Midjourneyの公式ドキュメントがWebとDiscordの2通りの操作方法を案内している。当サイトの別記事「Midjourney 使い方・料金・始め方【2026年版】」では、Webアプリ(midjourney.com)が主な入口になった経緯と始め方を扱っている。
Stable Diffusionとの違い──自分のPCで動かすか、Webで使うか
Stable Diffusionは、当サイトの別記事「Stable Diffusion ローカル導入ガイド【2026年版】」で確認した内容によると、モデルの重み(ウェイト)が配布されていて、VRAM 6GB以上のGPUがあれば自分のPCにインストールし、月額料金なし・生成枚数の上限なしで動かせる。
Leonardo AIは、料金ページとAPIドキュメントを見る限り、Webアプリ、モバイルアプリ(料金ページにApp StoreとGoogle Playへのリンクがある)、開発者向けAPIを通じて使うサービスだ。モデルの重みを配布するという案内は、本記事が確認したページの中には見当たらなかった。
Stable Diffusionとのつながりは、Leonardo AI自身のAPIドキュメントに痕跡がある。「Legacy FAQs」(旧機能のFAQ)には「Alchemy V2 works with SDXL models like Leonardo Vision XL, Leonardo Diffusion XL, AlbedoBase XL and KinoXL.」(Alchemy V2は、Leonardo Vision XL、Leonardo Diffusion XL、AlbedoBase XL、KinoXLといったSDXLモデルで動作する)と書かれていて、Leonardoの名前が付いたモデルにStable Diffusion XL(SDXL)系のものがあったことが読み取れる。2026年9月25日に確認した公式トップページと料金ページには、「Stable Diffusion」「SDXL」という語は出てこなかった。トップページの作例に並んでいたのは、Lucid Origin・Lucid Realismといった自社モデルと、前述の他社モデルだった。
CanvaのDream Labを動かしている技術
Leonardo AIの技術は、Canvaの画像生成機能にも使われている。Canva公式ヘルプ「Create on-brand images with AI」のFAQには、次の一文がある。
Leonardo.ai is the AI technology that powers Canva’s Dream Lab image generation feature.
(Leonardo.aiは、CanvaのDream Labの画像生成機能を動かしているAI技術だ)
Dream Labの機能や使い方は「Canva AI 機能まとめ──Magic Studioの使い方【2026年】」で、Dream Labを他のAI写真加工ツールと並べた比較は「AI写真加工・レタッチツール おすすめ比較【2026年版】」で扱っている。ただしDream Lab経由の出力と、Leonardo AIの自社サービスで生成した結果が同じになるかどうかは、今回確認したページからは分からない。
開発者向けAPIはドル建ての従量課金
開発者向けには、月額固定ではなく従量課金の「Pay as you go」プランがある。料金ページのPay as you goの欄には、契約期間の縛りが無く使った分だけ払うこと、自動トップアップ、remove.bgの背景除去APIへのアクセス、最大10並列の生成、APIクレジットが失効しないことが挙げられている。より大規模な利用向けには要問い合わせの「API Custom」プランがあり、並列数のカスタマイズやモデル別の割引が案内されている。
Webアプリのプランとは課金の単位も違う。APIドキュメントの「Pay-As-You-Go (PAYG) Guide」によると、APIの残高は米ドルで管理され、生成するたびに使ったモデルと設定に応じた金額が引かれる。「Pricing & Plans FAQs」によると、1回あたりの費用はLeonardoアプリ内のAPI料金計算機(Pricing Calculator)で事前に見積もれる。モデル別の具体的な単価は料金ページには出ておらず、計算機はアプリ内にあるため、本記事では確認していない。
料金ページの中で表記が揃っていない2か所
当サイトは2026年9月25日(日本時間)、料金ページの上部のプランカード、中段の機能比較表、下部の「FAQS」を読み比べた。ページはcurlでの取得には403(Cloudflareの認証チャレンジ)を返したため、ブラウザで開いている。初期表示は月払いで、「Pay Yearly」を押すと年払いの月換算額に切り替わった。繰り越しの仕組み、税、画像の権利といった条件は表には無く、下部のFAQSまで読まないと分からない。読み比べると、同じページの中で表記が揃っていない箇所が2つあった。
- Freeの繰り越し枠:プランカードは「Token Bank 150」、機能比較表の「Rollover Token Bank Capacity」は「-」。FAQは繰り越しを有料プランの機能として説明しており、カードの150が何を指すのかはページ上で説明されていない
- 緩速生成が無制限になる対象モデル:プランカードの下の注記は対象に「Hailuo 2.3, Hailuo 2.3 Fast and Wan 2.6」まで含めているが、機能比較表の下の注記はMotion 2.0 Fastで終わっている。さらに比較表の本体は、Premium・Ultimateの画像の対象にFLUX Dev・FLUX Schnellを挙げていて、この2つはどちらの注記にも無い
緩速生成の対象モデルを契約前に確かめたい場合は、カード下の注記・比較表の本体・比較表下の注記の3か所を見比べたほうがいい。
料金ページとFAQでも決まらなかったこと
- トークン1個が生成何回分に当たるかの換算表は無い。料金ページのFAQは、1トークンは特定の画像サイズや操作に対応するものではなく、GPUの負荷が大きい操作ほど多く消費する、と説明している
- 繰り越し枠の上限が月間付与量の3倍になっているのは数字の並びから読み取れることで、FAQに倍率の説明は無い
- 日本円での表示と日本の消費税率は、今回アクセスした料金ページが米ドル表示(ex. tax.)で、FAQにも国別の税率の記載が無いため確認できていない
- APIのモデル別単価は、アプリ内の料金計算機で出る仕組みで、本記事では確認していない
- Stable Diffusionの必要スペック(VRAM 6GB以上など)は当サイトの別記事で過去に確認した内容で、本記事の執筆時に取り直してはいない。Midjourneyの料金・無料トライアル・既定バージョンは2026年9月25日に公式ドキュメントで確認した
参照した公式ページ
2026年9月25日(日本時間)確認:
- Leonardo.Ai Pricing: Individual, Team & API Plans : Free/Essential/Premium/Ultimateの月払い・年払い料金、Fast Tokens、Token Bank上限、機能比較表、チームプラン、Pay as you go、FAQS(繰り越し・税・画像の権利・緩速生成の対象)
- Leonardo.Ai 公式トップページ : 運営会社名(フッター)、生成例ギャラリーの作例ごとの使用モデル名(自社モデル・他社モデルの両方)
- Pay-As-You-Go (PAYG) Guide / Pricing & Plans FAQs : APIの米ドル建て残高と料金計算機
- Legacy FAQs : Leonardo Vision XL・Leonardo Diffusion XLなどをSDXLモデルと呼んでいる記述
- Comparing Midjourney Plans / Free Trials / Version : Midjourneyの料金・無料トライアル・既定バージョン
- Create on-brand images with AI(Canvaヘルプセンター) : Dream LabとLeonardo.aiの関係
Leonardo AIの料金・機能は変更される可能性があるため、契約前には公式サイトで最新の表示を確認してほしい。
出典・参照資料
- 一次資料Leonardo.Ai Pricing: Individual, Team & API Plans(プランカード・機能比較表・FAQS) ↗
- 一次資料Leonardo.Ai - Generative AI Platform for Images, Art & Video(公式トップページ) ↗
- 一次資料Pay-As-You-Go (PAYG) Guide — Leonardo.Ai API Documentation ↗
- 一次資料Pricing & Plans FAQs — Leonardo.Ai API Documentation ↗
- 一次資料Legacy FAQs — Leonardo.Ai API Documentation(SDXL系の旧モデルへの言及) ↗
- 一次資料Comparing Midjourney Plans — Midjourney Docs ↗
- 一次資料Free Trials — Midjourney Docs ↗
- 一次資料Version — Midjourney Docs ↗
- 一次資料Create on-brand images with AI — Canva Help Center ↗
- 一次資料Deprecations & Changes — Leonardo.Ai API Documentation(「July 9, 2026 — Sora 2 and Sora 2 Pro retired July 9, 2026」の項。2026年10月8日取得) ↗
- 一次資料Video generation with Sora — OpenAI Developers(2026年10月8日取得。冒頭に「The Sora 2 models and Videos API were shut down on September 24, 2026 and are no longer available.」と記載) ↗
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