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Grammarlyとは英文メール・資料を書く日本語ユーザー向けの使い方、無料版とProの違い

執筆:約21分で読めます

Grammarly公式サイトを2026年9月25日に確認すると、Proは年払いで1メンバーあたり月$12、月払いなら$30。AIプロンプトの上限は無料版の月100回からProの月2,000回に増える。公式の対応言語ページが執筆支援の対象に挙げる23言語に日本語は入っておらず、日本語が載っているのは有料のインライン翻訳の対応言語一覧だけだった。

Grammarlyとは──英文メール・資料を書く日本語ユーザー向けの使い方、無料版とProの違い
目次

Grammarly(グラマリー)は、書いた文章のスペル・文法・トーンをAIが指摘する文章作成支援ツールだ。公式の料金ページ(grammarly.com/plans)を2026年9月25日(日本時間)に開くと、プランは無料の「Free」、有料の「Pro」、法人向けの「Enterprise」の3つだった。公式の対応言語ページによると、執筆支援の対象は英語を含む23言語で、日本語はそこに入っていない。この記事では、公式サイトに表示されていた料金・機能・対応言語の記載だけを根拠に、無料版とProで何が変わるのか、日本語ユーザーが英文メールや資料を書く場面でどう使うツールなのかを整理する。

3行まとめ

  • Grammarly公式の料金ページによると、無料の「Free」でも誤りの指摘と文章のトーン表示は使え、有料の「Pro」では文の書き換え・トーン調整・「Write fluently in English」などが加わる
  • AIプロンプトの上限は、Freeが月100回、Proが1メンバーあたり月2,000回。Proの料金は公式トップページの表示で年払いなら月$12、月払いなら$30(1メンバーあたり・米ドル)
  • 公式の対応言語ページが執筆支援の対象に挙げる23言語(英語を含む)に日本語は無い。日本語が出てくるのは、有料機能「インライン翻訳」の対応言語一覧だけだった

料金・機能の一覧(2026年9月25日・日本時間に確認)

プラン 契約形態 料金(米ドル) 月換算 AIプロンプト上限
Free なし $0 $0 月100回
Pro 月払い $30/月 $30 月2,000回/メンバー
Pro 四半期払い(3か月) $60/3か月 $20 月2,000回/メンバー
Pro 年払い(12か月) $144/年 $12 月2,000回/メンバー
Enterprise 個別見積もり 要問い合わせ 要問い合わせ 月無制限/メンバー

年払いと月払いの金額は、公式トップページ(grammarly.com)の料金欄に「$12 USD / member / month, billed annually」「$30 when billed monthly」と表示されていた。四半期払いの$60は画面上には出ておらず、料金ページに埋め込まれていたPro向けのプランデータ(proPlans)にある値で、periodMonths(1・3・12)で割って月換算を出した。円建て(¥)の表示は、今回の取得では確認できなかった(後述)。

機能 Free Pro Enterprise
文法・スペルの誤りを指摘(Write without mistakes) ○ ○ ○
文章のトーンを表示(See your writing tone) ○ ○ ○
トーンを調整する(Adjust your writing tone) ✕ ○ ○
文を丸ごと書き換える(Rewrite full sentences) ✕ ○ ○
英語で流暢に書く(Write fluently in English) ✕ ○ ○
インクルーシブな言葉遣い(Use inclusive language) ✕ ○ ○
引用表記の一貫性(Keep your citations consistent) ✕ ○ ○
AI生成テキストの検出(Detect AI generated text) ✕ ○ ○
意図しない盗用の検出(Catch accidental plagiarism) ✕ ○ ○
AIプロンプト上限 月100回 月2,000回/メンバー 月無制限/メンバー

出典: grammarly.com/plans の「Compare Plans」比較表(2026年9月25日確認)。○/✕は同ページの「Checkmark」「Unavailable」表示をそのまま置き換えた。

Grammarlyとは何を提供しているツールか

grammarly.comのトップページは、meta descriptionで自社を「Grammarly makes AI writing convenient. Work smarter with personalized AI guidance and text generation on any app or website.」(訳: Grammarlyは、AIを使った文章作成を便利にする。どのアプリやWebサイトでも、パーソナライズされたAIの助言とテキスト生成で、もっとスマートに働ける)と説明している。同じページには「Trusted by 50,000 organizations and 40 million people」(訳: 5万の組織と4,000万人に信頼されている)という記載と、「Grammarly is now a part of Superhuman」(訳: GrammarlyはSuperhumanの一部になった)という告知もあった。フッターの著作権表記も「2026 © Superhuman Platform」で、料金ページのEnterprise欄には「available through Superhuman Go」(Superhuman Go経由で提供)と書かれている。

使える場所は、同ページのフッター「Get Grammarly」欄に、Windows・Mac向けのデスクトップアプリ、Chrome・Safari・Firefox・Edge向けのブラウザ拡張機能、「Grammarly for MS Office」「Grammarly for Google Docs」、iPhone・iPad・Android向けのモバイル版が並んでいた。上のmeta descriptionの「on any app or website」のとおり、専用のエディタに移るのではなく、普段使っているメールやWord、Google Docsの上で動かす使い方が前提になっている。

FreeとProの差は「書き換え」と「トーン調整」と「英語の流暢さ」

料金ページの各プランの欄には、それぞれ次の説明が載っていた。

Freeの説明文は「Write without spelling and grammar mistakes.」(訳: スペルと文法の間違いなく書く)で、項目は「Write without mistakes」「See your writing tone」「Generate text with 100 AI prompts」の3つ。

Proの説明文は「Achieve your goals with clear and confident writing.」(訳: 明確で自信の持てる文章で、目標を達成する)で、「Everything in Free, plus:」(Freeの全機能に加えて)の下に「Rewrite full sentences with a click」「Adjust your writing tone with ease」「Write fluently in English」「Unlimited personalized suggestions」「Detect plagiarism and AI generated text」「Generate text with 2,000 AI prompts」の6項目が続く。

英文を書く日本語ユーザーに近いのは「Write fluently in English」(英語で流暢に書く)だろう。比較表ではFreeが「Unavailable」、ProとEnterpriseが「Checkmark」だった。料金ページで確認できたのは項目名までで、中身の説明は同じ公式サイトの対応言語ページのFAQにある。そこでは、有料の「青い下線」(blue underlines)が「advanced grammar, clarity, fluency, and tone suggestions」(高度な文法・明瞭さ・流暢さ・トーンの提案)を出すと書かれ、英語はその対象6言語の1つに入っている。

比較表ではこのほか、「Use inclusive language」「Keep your citations consistent」「Detect AI generated text」「Catch accidental plagiarism」もPro以上でのみ「Checkmark」になっていた。

ProがPremiumの後継にあたることは、同じページのFAQから読める。「What will happen to my Premium subscription if I switch to Pro?」(Premiumを契約中の人がProに切り替えるとどうなるか)という設問に、公式は次のように答えている。

If you are currently a Premium subscriber, switching to Pro will cancel your Premium subscription, and you will receive a refund prorated to the remainder of your subscription. The Pro plan includes all of the advanced writing features included in Premium, such as tone suggestions and full-sentence rewrites, plus team features that were previously available only in the Business plan.

(訳: 現在Premiumを契約している場合、Proに切り替えるとPremiumの契約は解約され、残り期間分の日割り返金を受けられる。ProプランにはPremiumに含まれていたトーン提案や文の書き換えといった高度な機能がすべて含まれ、さらに以前はBusinessプランでしか使えなかったチーム機能も加わる)

この回答からは、ProはPremiumの機能に旧Businessプランのチーム機能を足したプランだと読める。料金ページのプラン一覧にPremiumとBusinessの欄はもう無かった。

AIプロンプトの上限は月100回から月2,000回へ

比較表の「Generate text with AI prompts」(AIプロンプトによるテキスト生成)の行は、Freeが「100 prompts / month」、Proが「2,000 prompts / member / month」、Enterpriseが「Unlimited prompts / member / month」だった。ProとEnterpriseはメンバー(利用者)1人あたりの上限として書かれている。回数だけで比べると、FreeからProで上限が20倍になる。

日本語ユーザーは英文メール・資料でどう使うか

公式サイトの機能構成から考えると、日本語ユーザーがGrammarlyを使う場面は、英語で書く文章のチェックが中心になる。たとえば次のような使い方が考えられる(編集部の整理で、公式が日本語ユーザー向けに示した使い方ではない)。

  • 英文メールを書くとき、ブラウザ拡張機能(Chrome・Safari・Firefox・Edge)を入れて、GmailなどブラウザのWebメール上で送信前に文法・トーンの指摘を受ける
  • Word・Google Docsで英語の資料や提案書を作るとき、「Grammarly for MS Office」「Grammarly for Google Docs」で文書の中に修正候補を出す
  • 書いた英文を言い回しから直したいとき、Proの「Rewrite full sentences」や「Write fluently in English」を使う

Freeでも誤りの指摘とトーン表示は使えるので、まずFreeでブラウザ拡張機能を入れ、文の書き換えや流暢さの提案が欲しくなった時点でProを検討する、という順番で試せる。

日本語の文章そのものは校正できるのか

料金ページ上部のメニューに「Languages」という項目があり、リンク先の公式ページ(grammarly.com/languages)に対応言語がまとまっていた。同ページのFAQは、執筆支援の対象を次のように挙げている。

Grammarly offers writing support for English, Spanish, French, German, Portuguese, Italian, Turkish, Polish, Dutch, Czech, Vietnamese, Hungarian, Swedish, Romanian, Indonesian, Slovak, Danish, Finnish, Norwegian, Ukrainian, Korean, Tagalog, and Hindi.

(訳: Grammarlyは、英語、スペイン語、フランス語、ドイツ語、ポルトガル語、イタリア語、トルコ語、ポーランド語、オランダ語、チェコ語、ベトナム語、ハンガリー語、スウェーデン語、ルーマニア語、インドネシア語、スロバキア語、デンマーク語、フィンランド語、ノルウェー語、ウクライナ語、韓国語、タガログ語、ヒンディー語の執筆支援を提供している)

英語を含めて23言語で、同じFAQの別の回答にも「one of the 23 supported languages (including English)」とある。Grammarlyは英語だけのツールではないが、この一覧に日本語は無い。対応の深さも言語で分かれていて、スペル・基本的な文法の指摘(赤い下線)は23言語すべてで無料、高度な文法・明瞭さ・流暢さ・トーンの提案(青い下線・有料)は英語・スペイン語・フランス語・ドイツ語・ポルトガル語・イタリア語の6言語、とFAQに書かれている。

同ページで「Japanese」という語が出てくるのは1か所だけで、有料機能のインライン翻訳の対応言語一覧だった。

In-line translation (paid feature) is available in Chinese, Dutch, English (British), English (American), French, German, Indonesian, Italian, Japanese, Korean, Spanish, Spanish (Argentina), Spanish (Mexico), Polish, Portuguese, Portuguese (Brazil), Swedish, Turkish, and Ukrainian.

(訳: インライン翻訳〈有料機能〉は、中国語、オランダ語、英語〈英国〉、英語〈米国〉、フランス語、ドイツ語、インドネシア語、イタリア語、日本語、韓国語、スペイン語、スペイン語〈アルゼンチン〉、スペイン語〈メキシコ〉、ポーランド語、ポルトガル語、ポルトガル語〈ブラジル〉、スウェーデン語、トルコ語、ウクライナ語で利用できる)

なお同ページは、上部の言語一覧(見出し「Trusted writing support, now in more than 20 languages」の下)には「Chinese」を表示している一方で、FAQの執筆支援の一覧には中国語を入れていなかった。日本語はどちらの一覧にも無い。

日本語の文章を校正したい場合は、文賢・Shodo・Typolessなど日本語向けツールを比べた当サイトのAI文章校正ツール おすすめ比較【2026年】や、日本語を含む9言語に対応したことを公式原文で確かめたDeepL Writeの解説記事が参考になる。英文はGrammarly、和文は日本語に対応したツール、と分けて使う形になる。

「7日間無料」の表示と、埋め込みデータの食い違い

料金ページのProの欄には「Try for free」「$0 payment today」「Start 7-day Free Trial」「Email reminder 2 days before trial ends.」(訳: 無料で試す/今日の支払いは$0/7日間の無料トライアルを始める/トライアル終了の2日前にメールで知らせる)と表示されていた。

一方、同じページに埋め込まれていたPro向けのプランデータ(proPlans)は、月払い・四半期払い・年払いの3つとも"hasTrial":false,"trialDays":0だった。"trialDays":7を持っていたのは、institutionPlans・institutionDynamicPlansという別の配列に入った月$25・年$180のプランで、配列名からはチーム・組織向けとみられる。

画面の「7日間無料」が個人でProを契約する場合にそのまま当てはまるのか、トライアル後にどのプランの料金で課金が始まるのかは、アカウント作成や決済情報の入力をしていないため確認していない。

日本から開いても価格は米ドルだった

編集部が9月25日に日本国内の回線からcurlで料金ページを取得したところ、埋め込みデータでは国が"countryCode":"JP"と判定されていた。それでも価格はすべて"currency":"USD"、言語設定は"locale":"en-US"で、画面上の表示も「$12 USD」だった。サイトの表示言語の候補(supportedLocales)は英語・スペイン語・ドイツ語・フランス語・ポルトガル語・イタリア語・オランダ語・スウェーデン語・トルコ語・ポーランド語の10個で、日本語は入っていなかった。ブラウザで開いた場合や、決済画面に進んだ場合に円建てで表示されるかどうかは確認していないため、本記事では米ドル建ての金額だけを扱っている。

取得したページと、試していないこと

  • Grammarly Prices and Plans | Grammarly(https://www.grammarly.com/plans) ── 2026年9月24日夜に記者が取得し、25日に校閲で再取得して照合(いずれも日本時間)。Free/Pro/Enterpriseの説明と「Compare Plans」比較表、Pro欄のトライアル表示、埋め込みの料金データ(proPlansのprice/periodMonths/hasTrial/trialDays、countryCode、currency、locale)、FAQ(Premium→Proの切り替え)を確認
  • Grammarly: Free AI Writing Assistance(https://www.grammarly.com) ── 同上。meta description、利用者数の記載、Superhumanの告知、料金欄の年払い・月払い表示、フッターの対応プラットフォーム一覧を確認
  • Grammarly 対応言語ページ(https://www.grammarly.com/languages) ── 2026年9月25日(日本時間)に取得。執筆支援の23言語、赤い下線・青い下線の対応範囲、インライン翻訳の対応言語をFAQで確認

本記事の機能・料金・対応言語は、2026年9月25日(日本時間)時点の公式サイトの記載に基づく。Grammarlyの校正精度を実際の英文で試すテストはしておらず、AI生成テキスト検出・盗用検出の精度も確かめていない。価格・プラン内容・無料トライアルの条件・対応言語は変わりうるので、契約前に公式サイトで最新の表示を確認してほしい。

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出典・参照資料

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