Google、Gemini(ジェミニ)アプリに「Customize」を追加スキルの追加と40以上のアプリ連携を左メニューの1か所で管理
Googleは2026年10月13日付のGeminiアプリのリリースノートで、左メニューの「Customize」から応答のカスタマイズ(スキルの追加)と40以上のアプリ・サービスの連携をまとめて扱えるようにしたと発表した。Web・モバイル・Windows/macOSのデスクトップアプリで、全ユーザー層向けに世界で順次提供する。

目次
Googleは2026年10月13日付のGeminiアプリのリリースノートで、左メニューの「Customize」から、Geminiの応答のカスタマイズ(スキルの追加)と、40以上のアプリ・サービスの連携をまとめて扱えるようにしたと発表しました。Web、モバイル、Windows・macOSのGeminiデスクトップアプリで、全ユーザー層向けに世界で順次提供するとGoogleは書いています。リリースノートに時刻の記載はありません。
3行まとめ
- Googleは2026年10月13日付のGeminiアプリのリリースノートで、左メニューの「Customize」を追加したと発表。
- スキルの追加と、Instacart・OpenTable・Adobeなど40以上のアプリ・サービスの連携を、1つの会話の中で使えるとしている。
- 提供は全ユーザー層向けに世界で順次。ただし連携アプリの多くは米国の英語向けで、今回確認した項目に日本の記載はない。
本記事の内容は、日本時間10月14日1時台に公式ページで確認したものです。
Customizeで何ができるのか
Googleのリリースノートは、使い方を次のように書いています。
Open the left menu and click Customize to tailor how Gemini responds and connects to your everyday tools in one place.
(左メニューを開いて Customize をクリックすると、Geminiの応答の仕方と、日常で使うツールへの接続を一か所で整えられる。)
同じ項目で、Googleは2つのことを挙げています。
- スキルの追加: アプリを見つけたり、スキルを追加したりすることで、「自分の文体で書く」「書式のルールに従う」といった繰り返しの作業をGeminiに任せられる、という説明です。
- アプリ・サービスの連携: 40以上のアプリやサービスを連携し、1つの会話の中で作業を進められるとしています。例として、Instacartでの食料品の注文、OpenTableでの席の予約、Adobeでの写真編集が挙げられています。どのアプリと連携するかは利用者が決め、設定はいつでも管理できるとGoogleは書いています。
リリースノートの「Why」欄では、Googleは、お気に入りのアプリとカスタムのスキルを1つの会話にまとめることで、文脈の切り替えを省いて作業を進めやすくする狙いだと説明しています。
今回確認した項目に名前が出ている連携アプリは、Instacart、OpenTable、Adobeの3つだけです。40以上の全リストは、この項目には載っていません。
誰が、どこで使えるのか
| 項目 | 公式の記載(2026年10月13日付の項目) |
|---|---|
| 提供形態 | 世界で順次提供(rolling out globally) |
| 対応する場所 | Web、モバイル、WindowsとmacOSのGeminiデスクトップアプリ |
| 対象ユーザー | 全ユーザー層(all user tiers) |
| 連携アプリの言語・地域 | 多くは米国の英語。一部は他の英語圏、ブラジル、インド |
「全ユーザー層」とあるため、有料プラン限定とは書かれていません。ただし「順次」なので、自分のアカウントにいつ表示されるかはリリースノートからは分かりません。
同じ日のリリースノートには、Gemini 4 Argon(ジェミニ4 アルゴン)をGoogle AI Pro・Ultra向けにGeminiアプリで展開する項目と、macOS版にGoogle Antigravityを組み込む項目も並んでいます。Argonの価格やAPIについては別記事にまとめています。
日本ではどうなのか
今回確認した2026年10月13日付のCustomizeの項目には、日本や日本語への言及がありません。書かれているのは「連携アプリの多くは米国の英語、一部は他の英語圏とブラジル、インド」という範囲です。Customizeの画面そのものが日本語環境で出るのか、スキルの部分だけが使えるのかは、この項目からは判断できません。日本の利用者に何が届くかは、公式の続報か実際の画面で確かめる必要があります。
前の発表とどうつながるのか
同じリリースノートの2026年9月30日付の項目で、Googleはスキルを次のように説明していました。
- スキルは「Geminiに特定のタスクの扱い方を伝える、再利用できる指示の集まり」で、保存しておく近道のようなもの。
- Geminiはチャットからカスタムスキルを作る手伝いができ、一致するプロンプトを入力すると自動で実行する。大きな作業では複数のスキルを同時に重ねられる(文体のスキルとブランドガイドラインのスキルを組み合わせる例)。
- スキルは近く、特定のタスク向けに指示を整えるツールとしてGemsにかわる。Gemsがなくなる時には、Gemsを自動でスキルに移行する。
- 提供は世界向けだが、注記には「現在は18歳以上、より多くのユーザーへ近日拡大」とある。
10月13日のCustomizeは、アプリを見つけてスキルを追加する入口と、アプリ連携の管理を同じ画面にまとめたもの、というのが公式の記載から読み取れる位置づけです。ただし、10月13日の項目はGemsにもスキルの18歳以上という条件にも触れていないので、Customizeでスキルを使える年齢条件が9月30日と同じかどうかは、今回の資料では確認できません。
料金は?
Customizeの項目に、料金や必要なプランの記載はありません。「全ユーザー層向け」としか書かれていないため、個別のアプリ(InstacartやOpenTable、Adobe)側の利用条件や料金がどうなるかも、この項目からは分かりません。
筆者が公式ページで確認したこと
日本時間10月14日1時14分に、Geminiの米国向けリリースノートのページ(英語版)を取得して確認しました。10月13日付の欄には3項目(Gemini 4 Argon、macOS版Antigravity、Customize)が並び、Customizeの項目に出ていた具体的なアプリ名は上の3つだけでした。ページは英語表記で、ヘルプセンターへのリンクはGemsからスキルへの移行などの項目に付いていましたが、Customizeの項目自体にはリンクが付いていませんでした。なお、この記事の筆者はCustomizeの画面を自分で開いて試してはいません。以上は、公式ページの記載を読んだ範囲の話です。
発表だけでは分からないこと
- 40以上のアプリの一覧: 名前が出ているのは3つだけです。
- 日本での提供: 今回の項目には記載がありません。連携アプリの言語は英語が中心とされています。
- 提供の時期: 「順次」であり、各アカウントに届く日は書かれていません。
- 年齢などの条件: 9月30日のスキルは18歳以上が対象と注記されていましたが、Customizeの項目に同様の条件があるかは書かれていません。
- Gemsとの関係の詳細: 移行の手順は9月30日の項目が「ヘルプセンターを参照」としており、今回は確認していません。
いずれも、Googleの公式リリースノート1ページから確認した範囲です。ヘルプセンターなど他のページには、より詳しい記載がある可能性があります。
出典と確認時刻
- Google「Gemini Apps' release updates & improvements」(Release Notes、2026.10.13・2026.09.30の項目): https://gemini.google/us/release-notes/?hl=en
- 確認した時刻: 日本時間2026年10月14日1時14分
本記事は続報があり次第更新します。
この記事でよく聞かれること
- Geminiアプリの「Customize」とは何ですか?
- Googleのリリースノート(2026年10月13日付)によると、Geminiアプリの左メニューから開く画面で、Geminiの応答の仕方と日常で使うツールとの接続を一か所で整えられます。アプリを見つけたり、文体や書式のルールに沿って書くといった繰り返しの作業向けにスキルを追加したりできると説明されています。
- Customizeはどのユーザーが使えますか?
- Googleは、Web・モバイル・WindowsとmacOSのGeminiデスクトップアプリで、全ユーザー層(all user tiers)向けに世界で順次提供していると書いています。有料プラン限定とは書かれていません。ただし順次提供のため、自分の環境にいつ届くかはリリースノートからは分かりません。
- Customizeで連携できるアプリは日本語で使えますか?
- リリースノートには、連携アプリの多くは米国の英語で利用でき、一部のアプリは他の英語圏、ブラジル、インドでも使えると書かれています。今回確認したこの項目には、日本や日本語についての記載はありませんでした。
- スキルとGemsの関係は?
- 同じリリースノートの2026年9月30日付の項目で、Googleはスキルが近く(soon)GemsのかわりになるツールになるとしGemsは「Gemsがなくなる時に」自動でスキルへ移行すると書いています。10月13日のCustomizeの項目自体は、Gemsには触れていません。
出典・参照資料
大きいニュースはYouTubeでも解説しています。Xでは新着記事をお知らせしています。
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