fps(エフピーエス)とは動画やゲームが1秒間に表示する画像(フレーム)の枚数で、フレームレートの単位。リフレッシュレート(Hz)はディスプレイが1秒間に画面を更新する回数で別の数字。確認はWindows 11が「設定」>「システム」>「ディスプレイ」>「詳細表示」、Macが「システム設定」>「ディスプレイ」【2026年10月版】
日刊AIニュース10月17日(土)号:前日のAIのニュース17本を短くまとめました(約8分)›
fps(エフピーエス)とは、frames per second の略で、動画やゲームの映像が1秒間に何枚の画像(フレーム)で表示されるかを表すフレームレートの単位です。リフレッシュレート(Hz)はディスプレイが1秒間に画面を更新する回数で、別の数字です。総務省は更新日の記載のないページで現在の放送を1秒間に30コマ、4K・8Kは最大120コマ、DCIのデジタルシネマ規格は24、YouTubeは24・25・30・48・50・60 fpsが一般的と書きます。総務省・ITU・ARIB・NHK技研・DCI・YouTube・Microsoft・Apple・AMD・NVIDIAの公式の原文を2026年10月13日に取得し、この Mac の外付けディスプレイが「@ 144.00Hz」と出たことも確かめました。

目次
2026年10月13日・日本時間時点の情報です。 fps(エフピーエス)とは、frames per second の略で、動画やゲームの映像が1秒間に何枚の画像(フレーム)で表示されるかを表す、フレームレートの単位です(DCIの映画の仕様書の用語集、デジタル大辞泉、YouTube ヘルプの説明)。ディスプレイが1秒間に画面を更新する回数は、リフレッシュレート(Hz、ヘルツ)という別の数字で、Microsoft サポートはWindows 11の「ディスプレイ」の画面、Apple サポートはMacの「システム設定」の「ディスプレイ」で確かめると書きます。
3行まとめ
- fpsは映像やゲームが1秒間に表示する画像の枚数(デジタル大辞泉・YouTube ヘルプ)。リフレッシュレート(Hz)はディスプレイが1秒間に画面を更新する回数(Microsoft サポート)。2つは別の数字で、AMDは「同期」させる機能を作っている。
- 公式の資料にある数字は、総務省(更新日の記載のないページ)が現在の放送を1秒間に30コマ・4K8Kは最大120コマ、DCIのデジタルシネマ規格が24(2Kのみ48も)、YouTubeが一般的なものとして24・25・30・48・50・60 fps、Xbox Series Xが「最大 120 FPS」、PS5が対応タイトルで120fps。
- 確かめ方は、Windows 11が「[スタート]>[設定]>[システム]>[ディスプレイ]>[詳細表示]」、Macが「システム設定」の「ディスプレイ」。筆者のMacは3時35分のコマンドで、外付けディスプレイが「1920 x 1080 @ 144.00Hz」と出た。
fps(フレームレート)とは何か。辞書・YouTube・DCI・総務省・NHK技研はどう書いているか
動画は、静止画を1秒間に何枚も続けて見せることで動いて見えます。この1枚1枚を「フレーム」と呼びます。デジタル大辞泉(小学館)は fps を次のように説明しています(コトバンクに載る本文で確認)。
「フレームレートの単位。動画を構成する個々の静止画の、1秒間当たりの連続表示回数を表す。動画のなめらかさを表す指標となる。フレーム毎秒。」
同じ辞書の「フレームレート」の項は、「コンピューターグラフィックスや動画において、1秒間に何回画面を書き換えるかを表した数値。大きい値ほど、画面表示が滑らかになる」と書きます。ディスプレイが画面を更新する回数(リフレッシュレート)は、次の節で分けて書きます。
事業者や標準を作る団体も、同じ数え方をしています。
- YouTube ヘルプは「一般的なフレームレートは 24、25、30、48、50、60 fps(1 秒あたりのフレーム数)」と書きます。
- **DCI(Digital Cinema Initiatives)**は自らを「a Technology Consortium Comprised of the Major Hollywood Studios」(訳:大手ハリウッドスタジオで構成される技術コンソーシアム)と書き、映画館のデジタル上映の仕様書を出しています。仕様書の用語集は FPS を「Acronym for Frames Per Second」(訳:Frames Per Second の頭字語)と書き、「Table 4: Required Image Structure Information」の表で、「Frame Rate」を次のように定義します。
"The rate that images are to be projected, expressed in frames per second" (訳:画像を映写する速さで、1秒あたりのフレーム数で表す。)
- 総務省の4K・8K放送の情報サイトと、NHK技研の刊行物は「コマ」と書きます。総務省は「1秒間に30コマ」、NHK技研R&D No.141(2013年9月)の巻頭言は「毎秒30コマの基本のフレームレート」と書き、コマ数をフレームレートとして扱っています。
- **ITU(国際電気通信連合)とARIB(電波産業会)**の標準規格は「Frame frequency」(フレーム周波数)の欄に、単位Hzで数字を並べます(値は後の放送の表)。
つまり、本記事が読んだ資料では、「fps」「フレームレート」「コマ」「フレーム周波数」は、どれも1秒あたりの画像の枚数に当たる数字の呼び名です(この整理は筆者の読みです)。1枚あたりの表示時間は、DCIの仕様書が「24 FPS (1/24 sec)」と書くとおり、1秒を枚数で割った値です。筆者が計算すると、30fpsで約33.3ミリ秒、60fpsで約16.7ミリ秒です。
リフレッシュレート(Hz)とは何か。fpsとはどこが違うか
Microsoft サポートの「Windows でモニターのリフレッシュ レートを変更する」は、リフレッシュレートを次のように書いています。
「ディスプレイのリフレッシュ レートは、画像が画面上で更新される 1 秒あたりの回数です。 たとえば、60Hz のディスプレイは 1 秒間に 60 回画面を更新します。」
同じページは、リフレッシュレートが高いとゲームのモーション ブラーや画面のティアリング(画面の上下がずれて見える現象)が軽減され、下げるとバッテリーの電力を節約できる、と書きます。
2つの違いを、各出典の言い回しで筆者が表にすると次のとおりです。
| 観点 | fps(フレームレート) | Hz(リフレッシュレート) |
|---|---|---|
| 何を数えるか | 映像やゲームが1秒間に何枚の画像で作られているか(デジタル大辞泉・YouTube ヘルプ・DCI) | ディスプレイが1秒間に何回画面を更新するか(Microsoft サポート) |
| 数字を持つ側 | 映像・ゲームの側。AMDは「グラフィックス カードのフレーム レート」と書く | ディスプレイの側。Microsoftは「ディスプレイのリフレッシュ レート」と書く |
| 単位の書き方 | fps、FPS、コマ。ITU・ARIBの標準規格は「フレーム周波数」をHzで書く | Hz |
| 決まる場所 | 映像を作る・書き出す時(YouTube ヘルプは「記録したときと同じフレームレートでエンコード」と書く) | OSの設定で選ぶ。選べる値はディスプレイが対応する範囲(Microsoft サポート) |
NVIDIAのGeForceの解説記事(2019年12月3日)も、「簡単に言えば、FPS はシステム、特に GPU がフレームの処理を完了する速度であり、Hz はディスプレイがこれらの完了したフレームを表示する速度です」と書き、FPS と Hz が異なると「テアリングのような現象が発生します」と続けます。
AMDが書く次の2つの文は、この2つの数字が別々に動くことを示します。
- FreeSync の説明:「AMD FreeSync テクノロジにより、ディスプレイのリフレッシュ レートが FreeSync 対応グラフィックス カードのフレーム レートと同期される」。
- 低フレームレート補正(LFC)の例:「リフレッシュ レートが 60 〜 144 Hz のディスプレイの場合、40 FPS で実行されているゲームのフレームを 2 倍にすることで同期されます。その結果、ディスプレイが同期され、80 Hz で実行できるようになります。」
逆向きの場合も、AMDは FreeSync の推奨設定の中で「ゲームの FPS がディスプレイのリフレッシュ レートを常に超えている場合は、V-Sync をオンにするか、フレーム レートの上限を設定してください」と案内しています。
「Hz」は、ITUの標準規格のフレーム周波数のように映像の数字にも使われます。「120Hz」と「120fps」が出てきたら、映像の話かディスプレイの話かを、前後の文で見分けます。
放送・映画・動画配信・ゲームのfpsは、公式の原文でいくつか
公的機関・標準を作る団体・事業者の公式ページに、数字が原文で書かれているものだけを並べます。
| 場面 | 公式の原文にある数字 | 出典 |
|---|---|---|
| 総務省が「現在」と書く放送(ハイビジョン) | 「1秒間に30コマ」(注「60iの2フィールドを1コマと表現しています」) | 総務省(ページに更新日の記載なし) |
| 4K・8K放送 | 「最大で120コマの表示に高速化できます」 | 総務省 |
| 4K・8Kの番組制作の規格 | フレーム周波数 120、120/1.001、60、60/1.001 Hz(走査はプログレッシブ) | ARIB STD-B56(1.1版・2014年) |
| 超高精細テレビの国際規格 | 120、120/1.001、100、60、60/1.001、50、30、30/1.001、25、24、24/1.001 Hz の11種類 | ITU-R BT.2020-2(2015年10月) |
| 映画館のデジタル上映 | 24(4K・2K)、48(2Kのみ) | DCI仕様書 v1.5.0(2026年1月承認) |
| YouTubeにアップロードする動画 | 一般的には 24、25、30、48、50、60 fps | YouTube ヘルプ |
| ゲーム機 | 「最大 120 FPS」(Xbox Series X)、「対応タイトルでは、120fpsの高フレームレート」(PS5) | Xbox・PlayStation の公式ページ |
数字の読み方を4点補います。
「60i」と「30コマ」。 総務省の注の60iは、1秒間に60の「フィールド」を送る方式で、2フィールドが1コマ、つまり1秒に30コマです。YouTube ヘルプも、60フィールドのインターレースを30フレームのプログレッシブに変換すると書きます。
「/1.001」は何か。 ITUとARIBの表には「30/1.001」のような値が並びます。筆者が計算すると、30/1.001は約29.97、24/1.001は約23.976、60/1.001は約59.94です。AppleのMacBook Proの仕様ページが並べる固定リフレッシュレート「47.95Hz、48.00Hz、50.00Hz、59.94Hz、60.00Hz」にも同じ型の値があり、同社のMacBook Proの紹介ページは、ProMotionが「最大120Hzのリフレッシュレートを、コンテンツの動きに合わせて自動的に調整します」と書いたうえで、「ビデオの編集では、映像にぴったり適応した固定リフレッシュレートを選ぶこともできます」と続けます。
NHK技研の刊行物の巻頭言にある、30コマでは足りないという指摘。 同じ巻頭言(執筆は2013年当時の静岡大学電子工学研究所の川人祥二教授)は「高精細の映像を大画面で楽しむ場合,十分な動解像度を得るためには毎秒30コマの基本のフレームレートでは不十分であり,毎秒60コマあるいは120コマとフレームレートを高めることが求められている」と書きます。
ゲームの「最大」。 Xboxのページは「最大 120 FPS で 4K: サポートされているコンテンツとディスプレイが必要です」と注記します。120は上限で、タイトルと接続したディスプレイが対応して初めて出る数字です。
自分のディスプレイのリフレッシュレートを確かめて変えるには
Windows 11
Microsoft サポートの手順(日本語版)は次のとおりです。
- 「[スタート]>[設定]>[システム]>[ディスプレイ]>[詳細表示] を選択します。」
- 「[ディスプレイ情報] パネルには、選択したディスプレイの現在の解像度とリフレッシュ レート、ディスプレイで可変リフレッシュ レート (VRR) がサポートされているかどうかが表示されます。」
- 変えるなら、「[リフレッシュ レートの選択] の横にある 必要なレートを選択します。」
選べる値について、ページは「表示されるリフレッシュ レートは、ディスプレイとそれがサポートするものによって異なります」と書きます。また、「[更新レート] ドロップダウン リストには、現在の解像度をサポートしていないリフレッシュ レートの横にアスタリスク (*) が表示されます。 これらのレートのいずれかを選択すると、選択したリフレッシュ レートを実現するためにディスプレイの解像度が変更されます」とも書きます。
項目名の書き方は、Microsoftのページによって揺れています。このページの日本語版はWindows 11のタブで「詳細表示」「詳細ディスプレイ設定」、Windows 10のタブで「詳細表示設定」、英語版は「Advanced display」「Advanced display settings」「Choose a refresh rate」と書きます。Microsoftの「Windows の HDR 設定」(日本語版・Windows 11のタブ)は、「[詳細表示]」を選んだ先の画面を「[ディスプレイの詳細設定]」と呼び、そこで「[リフレッシュ レートの選択]」を選ぶと書きます。「ディスプレイの詳細設定」と「詳細表示」は、「ディスプレイ」の中の同じ画面を指していると筆者は読みました(2つのページの手順の並びから)。
Windows 11だけの「動的リフレッシュ レート(DRR)」。 Microsoftは、実行している内容に応じてリフレッシュレートを自動で調整する機能だと書き、条件として「DRR では、ディスプレイで VRR と 120 Hz 以上のリフレッシュ レートがサポートされている必要があります」と挙げます。
Windows 10の場合。 同じページのWindows 10のタブは「[設定] > [システム] > [ディスプレイ] > [詳細表示設定]」を選び、「[リフレッシュ レート] で、必要なレートを選択します。」と書きます。ページには「Windows 10 のサポートは 2025 年 10 月 14 日に終了しました」という注もあります。自分のWindowsが11か10かはOSの記事、ディスプレイを2台つなぐ設定はモニター2台の記事にあります。
Mac
Apple サポート「Macにディスプレイを接続する」(公開日2026年4月22日)は、次のように書きます。
「画面の左上にある Apple メニュー から「システム設定」(または「システム環境設定」) を選択し、「ディスプレイ」をクリックします。ディスプレイの設定画面で、ディスプレイの解像度を変更する、リフレッシュレートを選択する、ディスプレイの配置を変えるなど、各種設定ができます。」
- 画面左上のAppleメニューから「システム設定」を開く。
- サイドバーの「ディスプレイ」を開く(AppleのMacユーザガイドは「下にスクロールする必要がある場合があります」と書きます)。
- 変えたいリフレッシュレートを、その設定画面で選ぶ。
Appleは、Apple製以外のディスプレイについて「ディスプレイに内蔵されているコントロールやメニューシステムを使わないと、一部の設定を調整できない可能性があります」とも書きます。
思ったより低い数字が出るとき
Appleのサポート「外付けディスプレイの画面が暗い場合や解像度が低い場合」(公開日2026年4月9日)は、「外付けディスプレイの解像度やリフレッシュレートに対応していないビデオケーブルやアダプタを使った場合、画面が暗くなったり、解像度やリフレッシュレートが低くなることがあります」と書きます。「Macで8Kディスプレイを使う」(公開日2025年3月18日)は、対応するMacでは解像度を4Kにすれば「リフレッシュレートを最大240 Hzまで上げることができ」る、と書きます。ケーブルと端子の見分け方はHDMIの記事にあります。
筆者がこのMacで確かめたこと
ディスプレイの認識。 2026年10月13日3時35分24秒に、system_profiler SPDisplaysDataType を実行し、解像度とリフレッシュレート(「@ …Hz」)などの行を取り出しました。3時52分には接続方式の行も取り出して、どちらが内蔵かを確かめました。ディスプレイの名前・ベンダー・シリアルは取り出さず、設定は変えていません。
| 順番 | 解像度の行 | リフレッシュレートの行 |
|---|---|---|
| ディスプレイ1(内蔵。「Connection Type: Internal」「Main Display: Yes」) | 3024 x 1964 Retina | この行は出なかった |
| ディスプレイ2(外付け) | 1920 x 1080 (1080p FHD - Full High Definition) | 「UI Looks like: 1920 x 1080 @ 144.00Hz」 |
ディスプレイ2は1秒間に144回、1回あたり筆者の計算で約6.9ミリ秒で画面を更新する設定と読めます。ディスプレイ1にはHzの行が出なかったので、このコマンドの出力だけでは、1台目のリフレッシュレートは分かりません。「システム設定」の「ディスプレイ」の画面は開いていません。
fpsを変えた試験映像。 3時35分41秒に、ffmpegで同じ10秒の試験映像(1280×720の動くテスト画像・H.264)を、fpsだけ変えて4本作り、ffprobeで枚数と長さを、statでファイルサイズを読みました。
| 指定したfps | 10秒間のフレーム数 | 長さ | ファイルサイズ |
|---|---|---|---|
| 24 | 240枚 | 10.00秒 | 約3.43MB |
| 30000/1001(約29.97) | 300枚 | 10.01秒 | 約3.91MB |
| 30 | 300枚 | 10.00秒 | 約3.89MB |
| 60 | 600枚 | 10.00秒 | 約5.18MB |
枚数は、24fpsの240枚に対して60fpsは600枚で、10秒ならfpsを10倍した数になりました。29.97fpsは300枚のまま長さが10.01秒になり、「30/1.001」の分だけ少し長くなります。一方、60fpsは枚数が2.5倍でもファイルサイズは約1.5倍でした。これは動くテスト画像を決まった画質設定で圧縮した1回の結果で、実際の動画のサイズは映像の中身で変わります。データ量の単位は容量の単位の記事にあります。
AIとのつながり:NVIDIAのDLSSは、AIで作ったフレームでFPSを上げると書いている
NVIDIAのDLSSの日本語ページは、DLSSを「AI を使用して FPS を向上させ、遅延を低減し、画質を向上させる」技術と説明し、英語ページは次のように書きます。
"new DLSS Multi Frame Generation boosts FPS by using AI to generate up to five frames per rendered frame" (訳:新しいDLSSのマルチフレーム生成は、レンダリングしたフレーム1枚ごとに最大5枚のフレームをAIで生成して、FPSを上げる。)
NVIDIAの説明は、AIが作ったフレームを加えて1秒あたりの枚数を増やす機能、と読めます(筆者の読み)。同じページは、この機能を「GeForce RTX 50 シリーズ」と第5世代のTensorコアで動くものとして書いています。この Mac ではDLSSを試していません。NVIDIAの会社と製品はNVIDIAの記事にあります。
「FPS」が一人称視点のシューティングゲームを指す場合
ゲームの話で「FPS」と言うとき、フレームレートではなく、ゲームの種類を指すことがあります。デジタル大辞泉は、小文字の fps を「frame per second」(フレームレートの単位)、大文字の FPS を「first person shooting」と別の項に載せ、後者を「ファーストパーソンシューティング」の項に送ります。その項の説明は「ゲーム内の主人公から見た視界が表示され、画面中央に備えられた銃や武器を使って標的を攻撃するゲーム」です。
ただし、Xboxは「最大 120 FPS」、AMDは「40 FPS で実行されているゲーム」、NVIDIAは「boost FPS」と、フレームレートの意味で大文字を使っています。大文字か小文字かでは見分けられません。「60 FPS 出る」のように数字が付けばフレームレート、「FPSをやる」のようにゲームの種類の話ならシューティングゲーム、と文脈で判断します。
この記事が確かめていない3点
- Windowsの実機の画面。 Windows 11の項目名は、Microsoftのページの文言を引いたもので、筆者はWindowsの機器でその画面を開いていません。
- 出どころの古さ。 総務省のページには更新日の記載が見つからず(2018年12月の4K8K衛星放送の開始を、すでに始まったこととして書いています)、ARIB STD-B56は2014年の英語版(第1.1版)、NHK技研は2013年の刊行物、NVIDIAのFPSとHzの説明は2019年の記事です。ARIBの日本語版の本文(一般は購入)は読んでいません。ITU-RのBT.2020は、取得した版の一覧でBT.2020-2が有効(In force)と出ていました。
- 配信サービスと個別のゲーム。 YouTube以外の配信サービスのfps、個別のゲームタイトルのfpsは調べていません。
引用した公式ページと取得時刻(2026年10月13日・日本時間)
公式ページは3時24〜35分に取得しました(Microsoft「Windows の HDR 設定」は3時49分、NVIDIAの解説記事は7時40分)。各ページの取得時刻は出典の一覧に書き、原文は保存しています。
この記事でよく聞かれること
- fpsとは何ですか
- fpsは frames per second の略で、動画やゲームの映像が1秒間に何枚の画像(フレーム)で表示されるかを表す、フレームレートの単位です。映画館のデジタル上映の規格を作るDCIの仕様書は FPS を「Acronym for Frames Per Second」(Frames Per Second の頭字語)と書き、デジタル大辞泉は「動画を構成する個々の静止画の、1秒間当たりの連続表示回数を表す」と説明し、YouTube ヘルプも「24、25、30、48、50、60 fps(1 秒あたりのフレーム数)」と書きます(2026年10月13日取得)。「60fps」は1秒に60枚という意味です。
- フレームレートとリフレッシュレートの違いは何ですか
- フレームレート(fps)は映像やゲームが1秒間に作る画像の枚数、リフレッシュレート(Hz)はディスプレイが1秒間に画面を更新する回数です。Microsoft サポートは「画像が画面上で更新される 1 秒あたりの回数」と書き、AMD は FreeSync を「ディスプレイのリフレッシュ レートが FreeSync 対応グラフィックス カードのフレーム レートと同期される」ものと説明します。2つの数字は別で、NVIDIA の解説記事(2019年)は「GPU -> FPS、ディスプレイ -> Hz」とまとめ、AMDは両者を同期させる機能(FreeSync)を提供しています。
- 自分のディスプレイのリフレッシュレートはどこで確認できますか
- Microsoft サポートによると、Windows 11 は「[スタート]>[設定]>[システム]>[ディスプレイ]>[詳細表示]」を開くと、[ディスプレイ情報] パネルに現在の解像度とリフレッシュ レートが出ます。Microsoft の「Windows の HDR 設定」のページは、この画面を「[ディスプレイの詳細設定]」と呼んでいます。Apple サポートによると、Mac は Apple メニューの「システム設定」から「ディスプレイ」を開き、その設定画面でリフレッシュレートを選べます(2026年10月13日取得)。
- 60fpsと120fpsは何が違いますか
- 1秒に表示する画像の枚数が60枚か120枚かの違いです。総務省の4K・8K放送の情報サイト(更新日の記載なし)は、現在の放送の「1秒間に30コマ」から最大で120コマに高速化でき、動きの速いスポーツも「ぼやけず」「なめらかに」表示できると書きます。ただし Xbox は「最大 120 FPS で 4K」にはサポートされているコンテンツとディスプレイが必要と注記しており、対応する映像とディスプレイの両方が要ります。
- 映画は何fpsですか
- 映画館のデジタル上映の規格を作る Digital Cinema Initiatives(DCI)の仕様書(v1.5.0)は、24 FPS を必須とし、2K の画像に限って 48 FPS にも対応できると書きます(2026年10月13日取得)。すべての映画が24fpsという意味ではなく、劇場上映の規格が書く数字です。
- YouTubeの動画は何fpsですか
- YouTube ヘルプは、動画は記録したときと同じフレームレートでエンコードしてアップロードするよう書き、一般的なフレームレートとして 24、25、30、48、50、60 fps を挙げています。それ以外のフレームレートも使えるとも書きます(2026年10月13日取得)。1080i60 のようなインターレース方式は、アップロード前に 1080p30 などへ変換するよう案内しています。
- FPSゲームのFPSと、フレームレートのfpsは同じ意味ですか
- 別の意味です。デジタル大辞泉は、frame per second の fps をフレームレートの単位とし、FPS には first person shooting(ファーストパーソンシューティング)の意味もあると載せています。後者は「ゲーム内の主人公から見た視界が表示され」る射撃ゲームです。記号だけでは見分けられないので、数字が付くか、ゲームの種類の話かで判断します。
- ゲームのfpsがディスプレイのHzを常に超えるときは、どう設定しますか
- AMD の FreeSync のページは、FreeSync 対応モニターの推奨設定として、ゲームの FPS がディスプレイのリフレッシュレートを常に超えている場合は、V-Sync をオンにするか、フレームレートの上限を設定するよう案内しています(日本語版・2026年10月13日取得)。AMDはこれを、ティアリング(画面の上下のずれ)のない表示を得る方法として書いています。
出典・参照資料
- 一次資料Microsoft サポート:Windows でモニターのリフレッシュ レートを変更する(日本語版。Windows 11 と Windows 10 のタブ。2026年10月13日3時24分に取得、3時35分に筆者が画面を開いて撮影) ↗
- 一次資料Microsoft Support:Change the refresh rate on your monitor in Windows(英語版。「Advanced display」「Choose a refresh rate」の原文。2026年10月13日3時24分に取得) ↗
- 一次資料Microsoft サポート:Windows の HDR 設定(日本語版。Windows 11 のタブで「[詳細表示]」の先の画面を「[ディスプレイの詳細設定]」と書く。2026年10月13日3時49分に取得) ↗
- 一次資料Apple サポート:Macにディスプレイを接続する(公開日 2026年4月22日。「システム設定」の「ディスプレイ」でリフレッシュレートを選ぶ記述。2026年10月13日3時25分に取得) ↗
- 一次資料Apple Mac ユーザガイド:Macディスプレイの解像度を変更する(「システム設定」のサイドバーの「ディスプレイ」。2026年10月13日3時25分に取得) ↗
- 一次資料Apple サポート:外付けディスプレイの画面が暗い場合や解像度が低い場合(公開日 2026年4月9日。ケーブルとアダプタでリフレッシュレートが下がる記述。2026年10月13日3時25分に取得) ↗
- 一次資料Apple サポート:Macで8Kディスプレイを使う(公開日 2025年3月18日。4Kで最大240Hz。2026年10月13日3時25分に取得) ↗
- 一次資料Apple:MacBook Pro 仕様(ProMotionの最大120Hzと固定リフレッシュレートの欄。2026年10月13日3時34分に取得) ↗
- 一次資料Apple:MacBook Pro(ProMotionの説明。2026年10月13日3時35分に取得) ↗
- 一次資料総務省:4K放送・8K放送 情報サイト「4K8Kの特徴」(「1秒間に30コマ」「最大で120コマ」。取得したページに更新日の記載なし。2026年10月13日3時29分に取得、3時36分に筆者が画面を開いて撮影) ↗
- 一次資料ITU-R:Recommendation BT.2020-2(10/2015)Parameter values for ultra-high definition television systems(Table 2 のフレーム周波数。2026年10月13日3時31分に取得) ↗
- 一次資料ITU-R:BT.2020 の版の一覧(BT.2020-2 が In force。2026年10月13日3時30分に取得) ↗
- 一次資料電波産業会(ARIB):標準規格概要 STD-B56 超高精細度テレビジョン方式スタジオ規格(1.1版 2014年3月18日の改定の概要。2026年10月13日3時33分に取得) ↗
- 一次資料電波産業会(ARIB):ARIB STD-B56 Version 1.1-E1 英語版(Table 2 のフレーム周波数。2026年10月13日3時34分に取得) ↗
- 一次資料NHK技研R&D No.141 高フレームレート撮像技術 特集号(2013年9月発行。巻頭言の「毎秒30コマ」「60コマあるいは120コマ」。2026年10月13日3時35分に取得) ↗
- 一次資料Digital Cinema Initiatives:Digital Cinema System Specification Version 1.5.0(PDF表紙は2026年1月28日承認。24 FPS と 48 FPS。2026年10月13日3時32分に取得) ↗
- 一次資料Digital Cinema Initiatives:DCI Specification のページ(v1.5.0。2026年10月13日3時31分に取得) ↗
- 一次資料Digital Cinema Initiatives:トップページ(「a Technology Consortium Comprised of the Major Hollywood Studios」。2026年10月13日3時31分に取得) ↗
- 一次資料YouTube ヘルプ:YouTube にアップロードする動画におすすめのエンコード設定(日本語版。フレームレートの項。2026年10月13日3時26分に取得) ↗
- 一次資料YouTube Help:Recommended upload encoding settings(英語版。「Frame rate」の項。2026年10月13日3時26分に取得) ↗
- 一次資料Xbox:Xbox Series X(日本語。「最大 120 FPS」と注記。2026年10月13日3時31分に取得) ↗
- 一次資料PlayStation:PlayStation 5(日本語。「120fps」の記述。2026年10月13日3時32分に取得) ↗
- 一次資料AMD:FreeSync テクノロジ(日本語版。フレームレートとリフレッシュレートの同期、LFC、V-Sync の記述。2026年10月13日3時28分に取得) ↗
- 一次資料AMD:FreeSync Technology(英語版。原文。2026年10月13日3時28分に取得) ↗
- 一次資料NVIDIA:DLSS(日本語版と英語版。AIで FPS を向上、マルチフレーム生成。2026年10月13日3時34分に取得) ↗
- 一次資料NVIDIA:DLSS(英語版。原文。2026年10月13日3時34分に取得) ↗
- 一次資料NVIDIA GeForce News:高いフレーム レートが e スポーツに重要な理由(日本語版。投稿日 2019年12月3日。「FPS と Hz とは何か」の節とテアリングの説明。2026年10月13日7時40分に取得) ↗
- 一次資料NVIDIA GeForce News:Why Does High FPS Matter For Esports?(英語版。Tony Tamasi、2019年12月3日。2026年10月13日7時40分に取得) ↗
- 二次資料コトバンク:fps(デジタル大辞泉。2026年10月13日3時32分に取得) ↗
- 二次資料コトバンク:フレームレート(デジタル大辞泉。2026年10月13日3時32分に取得) ↗
- 二次資料コトバンク:ファーストパーソンシューティング(デジタル大辞泉。2026年10月13日3時32分に取得) ↗
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