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NeurIPS 2026を先取り「シドニー開催」だけでは足りない、史上初の三都市開催とワークショップ102件・コンペ16件・AI検出178件デスクリジェクトの中身

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日刊AIニュース10月29日(木)号:前日のAIのニュース54本を短くまとめました(約22分)›

NeurIPS 2026(第40回)は2026年12月6〜13日、シドニー(公式サイトの表記はMain)とアトランタ・パリ(同Satellite)の3都市で開かれ、公式ブログはこれを初の三都市開催としている。公式ブログによるとワークショップは477件の応募から102件(シドニー48・パリ28・アトランタ26)、コンペティションは16件が採択され、Position Paper TrackはAI検出ツールPangramのスコアなどを根拠に178件(18.4%)をデスクリジェクトした。9月25日時点の登録ページでは、シドニーとパリの一般参加枠が満席だった。公式サイトの日程と登録状況を一次資料で整理し、当サイトの関連記事への入り口として書いている。

NeurIPS公式サイトに掲載されている2026年開催日程表のスクリーンショット。シドニー・アトランタ・パリの3都市の日程が並んでいる
画像:NeurIPS公式サイト(neurips.cc)のスクリーンショット
目次

2026年9月25日13時(日本時間)時点の情報である。 NeurIPS公式サイト(neurips.cc)の「Dates」ページによると、NeurIPS 2026は2026年12月6日から13日にかけて、シドニー・アトランタ・パリの3都市で開催される。公式サイトは今回を「The Fortieth Annual Conference on Neural Information Processing Systems」(第40回)と呼び、トップページではシドニーを「Main」、アトランタとパリを「Satellite」と表示している。公式ブログは今回の開催形式を「this year's first-ever three-site NeurIPS's conference」(今年の、史上初となる三都市開催のNeurIPS)と表現している。当サイトはこれまで、NeurIPSと同じ研究領域(エージェント型の強化学習、ロボット向けの方策学習、プロンプト最適化、AIと数学)を扱う個別の論文解説記事を複数公開してきたが、カンファレンス自体の開催概要をまとめた記事はまだ無かった。本稿は公式サイト・公式ブログと各論文のarXivページだけを使って開催日程と採択・登録スケジュールを整理し、それらの個別記事への入り口として書いている。

3行まとめ

  1. NeurIPS 2026(第40回)は2026年12月6〜13日、シドニー(公式サイトの表記はMain)とアトランタ・パリ(同Satellite)の3都市で開催され、公式ブログはこれを史上初の三都市開催としている。シドニーは12/6のExpo Dayに始まり12/11・12のワークショップ&コンペティションで終わるが、アトランタとパリのワークショップは12/12・13まで続くため、全体の会期は「12月6〜12日」ではなく12月6〜13日になる。
  2. 公式ブログによると、ワークショップは477件の応募(有効454件)から102件が採択(シドニー48・パリ28・アトランタ26、採択率はそれぞれ21.5%・25.4%・23.6%)、コンペティション・トラックは16件採択で今年が10回目。Datesページ上の著者への採否通知日は9月24日(AoE)。9月25日昼の時点で、シドニーとパリの一般参加登録は満席(キャンセル待ち)で、アトランタはまだ申し込める状態だった。
  3. Position Paper Trackは、AI検出ツールPangramのスコアと追加の判定材料をもとに969件中178件(18.4%)を異議申し立て不可でデスクリジェクトし、さらに123件(12.7%)に人間が実質的に書いた証拠の提出を求めた(公式ブログ、2026年6月2日付)。当サイトの関連記事4本のうち、GEPAはarXivのComments欄に「Accepted to ICLR 2026」と明記されており、4本ともNeurIPS 2026への採択は本記事の確認範囲では裏付けられなかった。

開催日程(公式サイトで確認できる事実)

都市 日程 内容
シドニー 12月6日 Expo Day
シドニー 12月7日 Tutorial Day
シドニー 12月7日〜10日 展示ホール開場
シドニー 12月8日〜10日 メインカンファレンス
シドニー 12月11日・12日 ワークショップ&コンペティション
アトランタ 12月9日 メインカンファレンス+チュートリアル
アトランタ 12月9日〜12日 展示ホール開場
アトランタ 12月10日・11日 メインカンファレンス
アトランタ 12月12日・13日 ワークショップ
パリ 12月9日〜11日 メインカンファレンス+チュートリアル
パリ 12月9日〜11日 展示ホール開場
パリ 12月12日・13日 ワークショップ

出典: NeurIPS 2026 Meeting Dates(2026年9月25日に確認)

公式サイトの中でも、アトランタの初日は1か所だけ食い違っている。Datesページとトップページ(「Atlanta (Satellite) Dec 9 - 13」)は12月9日からとしているが、2026年9月5日付の公式ニュースレターは「Atlanta, USA: from Tuesday, Dec 8th to Sunday Dec 13th」と12月8日からにしている。上の表はDatesページに合わせた。

なぜ「シドニー開催」だけでは説明にならないか

企画段階では「NeurIPS 2026(12月6〜12日・シドニー)」という前提だった。前回のNeurIPS 2025のページ(neurips.cc/Conferences/2025)には今も「NeurIPS 2026 will be held in Sydney Australia 6-12 December 2026」と書かれており、この前提自体は公式の古い告知と一致する。ところが2026年のページを開くと、開催都市はシドニーだけではなかった。「Dates」ページには冒頭からシドニー・アトランタ・パリの3つの表が並んでおり、それぞれ会期が異なる。9月5日付の公式ニュースレターは今回を「held in Sydney, Australia, with official Satellites in Atlanta, USA and Paris, France」(シドニーで開催し、アトランタとパリに公式サテライトを置く)と説明している。

2026年8月27日付の公式ブログ「Navigating NeurIPS 2026」は、この形式が初めてであることを明言している。

We hope that this experimental process for this year's first-ever three-site NeurIPS's conference will promote fairness and increase accessibility.

(今年の、史上初となる三都市開催のNeurIPSで試みるこの実験的なプロセスが、公平性を促し、参加しやすさを高めることを望んでいる。)

同じブログは冒頭で「managing attendance is a significant logistical challenge」(参加者の管理は大きな運営上の課題である)と書き、そのうえで発表者・委員会メンバー・一般参加者それぞれへの登録枠の割り当てルールを説明している。なお複数拠点での開催自体は今回が初めてではなく、NeurIPS 2025もサンディエゴ(12月2〜7日)とメキシコシティ(11月30日〜12月5日)の2拠点だった(neurips.cc/Conferences/2025)。3拠点になるのが今回初めて、というのが公式ブログの説明である。発表都市の割り当てや都市ごとの登録枠など、1拠点開催の感覚のままでは読み違える点が多い年になっている。

採択・登録スケジュールと、9月25日時点の登録状況

公式サイトの「Dates」ページには、査読・採択・登録それぞれの締切が並んでいる。主要な日付は次の通り。

日付 内容
2026年5月4日(AoE) メイントラック論文アブストラクト提出締切
2026年5月6日(AoE) メイントラック論文本体提出締切
2026年9月3日13:00(UTC) 一般参加登録開始(シドニー・アトランタ。公式ブログでは「23:00 AEST」)
2026年9月24日(AoE) 著者への採否通知(Paper Author Notifications)
2026年9月30日(AoE) 発表都市の希望フォーム提出締切
2026年10月4日(AoE) 採択論文のインポート期限(Accepted papers must be imported)
2026年10月6日17:00(UTC) 発表都市の割り当て通知
2026年10月30日(AoE) 一般参加の早期登録締切(Early Registration Deadline)
2026年11月4日(AoE) 参加登録キャンセルの全額返金の最終期限
2026年12月2日12:00(AEDT) 招待枠の無料登録の割り当て期限・スケジュール確定

出典: NeurIPS 2026 Meeting Dates(「Important Dates and Deadlines」「Dates and Deadlines」の各表、2026年9月25日に確認)、登録開始の対象都市はNavigating NeurIPS 2026

10月30日の期限は料金にも関わる。シドニー・アトランタのPricingページには「Early pricing ends in」(早期料金の終了まで)というカウントダウンがあり、その終了時刻の設定は「2026/10/31 11:59:59 UTC」(10月30日AoEの終わりと同じ時刻)になっている。ただし同じ行の文字は「on 2026-10-31 22:59 pacific time」で、ページ内で時刻の表記が揃っていない。パリの登録ページは、早期料金(EARLY)を「Until October 30, 2026 (CET)」、通常料金(STANDARD)を「From October 31, 2026 (CET)」と分けている。

実際に登録ページを開いた結果(2026年9月25日13時・日本時間)は都市ごとに違った。

都市 登録ページの表示
シドニー 「Sydney Conference & Tutorials」「Sydney Workshops & Competitions」とも「This session is sold out.」(選択不可、Waitlistへの案内あり)
アトランタ 「Atlanta Conference & Tutorials」「Atlanta Workshops & Competitions」とも選択できる状態
パリ 「All registrations (conference, tutorials, workshops and competitions) are now sold out.」(すべて満席)、「We expect to release some tickets in mid October.」(10月中旬に一部チケットを出す見込み)

出典: NeurIPS 2026 Registration、NeurIPS 2026 in Paris — Registration(いずれも2026年9月25日に確認)

パリの登録は、9月5日付の公式ニュースレターの時点では「The Paris registration system is currently undergoing separate testing... we will announce its opening date soon」(パリの登録システムは現在テスト中で、開始日は追って発表する)とされていた。9月25日に開いたパリの公式登録ページ(neurips.cc のトップページのParis欄「Registration」のリンク先)では、登録はすでに満席になっていた。受付を始めた日付は、本記事が確認した公式ブログ・ニュースレター・登録ページのいずれにも書かれていなかった。パリの登録ページは、メイントラック採択論文の発表者(designated author)について「Designated authors for Paris must register from 7 October to claim their reserved seat.」(パリで発表する指定著者は、確保された席を得るために10月7日から登録する必要がある)としている。登録の空き状況は日々変わるので、参加を考えている人は各都市の登録ページで最新の表示を確かめてほしい。

押さえておくべき発表領域は何か

公式の「Call For Papers」は、メイントラックで募集するトピックを「including but not limited to」(これらに限らない)と断ったうえで、原文の列挙順のまま次のように挙げている。

Computer vision / Language and multimodal language models / Robotics, embodied systems, and engineering / AI/ML for physical sciences / AI/ML for health and biotechnology / AI/ML for sustainability / AI/ML for social sciences / AI/ML for creatives / Neuroscience and cognitive science / Socio-technical aspects of AI / Human interaction in AI systems / Decision-making, reinforcement learning, and control / Generalization and multi-task learning / Optimization / Probabilistic methods / AI and network science / Data-centric aspects of AI / SysML Infrastructure / Theory / Deep learning / General machine learning: core contributions in supervised and unsupervised methods

(コンピュータビジョン、言語・マルチモーダル言語モデル、ロボティクス・身体性を持つシステム、物理科学・医療とバイオ・サステナビリティ・社会科学・クリエイティブ領域それぞれへのAI/ML応用、神経科学・認知科学、AIの社会技術的側面、人間とAIシステムの相互作用、意思決定・強化学習・制御、汎化とマルチタスク学習、最適化、確率的手法、AIとネットワーク科学、データ中心のAI、SysMLインフラ、理論、深層学習、一般的な機械学習(教師あり・教師なし学習の基礎的貢献)、の21領域)

これだけでは抽象的なので、2026年8月10日付の公式ブログが公開した採択ワークショップ102件のタイトル一覧(ブログは「preliminary formal list」=暫定の正式リストと呼んでいる)を、筆者が語ごとに数えた。単純な文字列一致による集計で、1本のタイトルが複数の語に該当することもあるため、あくまで目安である。

タイトルに含まれる語 該当件数(全102件中)
agent / agentic 23件
foundation model 13件
safety / trust / reliable / verif- 13件
llm / language model 7件
world model 5件
medical / clinical / health 5件
robot 3件

エージェント関連の23件を筆者が読んだ印象では、エージェントそのものを作る話より、「Who Verifies the Agents?」「Workshop on Evaluation of Interactive Agents」「Agentic AI Benchmark and Application for Enterprise Tasks」のように、エージェントを評価・検証する側に立ったタイトルが目につく。ワークショップの採択率はシドニー21.5%・パリ25.4%・アトランタ23.6%で、公式ブログはこの差について「These variations reflect different numbers of submissions for each location and different numbers of rooms available per venue.」(この違いは、都市ごとの応募数と、会場ごとに使える部屋数の違いを反映している)と説明している。

出典: Announcing the NeurIPS 2026 Workshops(2026年8月10日付、2026年9月25日に確認)、Call For Papers 2026(2026年9月25日に確認)

コンペティション・トラックは16件、今年で10回目

2026年7月28日付の公式ブログによると、NeurIPS 2026のCompetition Trackには16件のコンペティションが採択された。同ブログは「This year marks the tenth edition of the dedicated NeurIPS Competition Track」(今年は、専用トラックとしてのNeurIPS Competition Trackの10回目にあたる)としている。採択されたコンペティションは公式ブログ上で4つのカテゴリーに分類されている。

カテゴリー 件数 例
Scientific AI, Physics, and Engineering 5件 Learn2Design 2026(重力波検出器の物理実験設計)、Fusion Equilibrium Challenge(磁気診断を使わずに磁場の形状を推定・転移する)
Healthcare, Biology, and Humanitarian Applications 4件 Speech Accessibility Project Challenge 2、The Virtual Embryo Challenge
Foundation Models, Reasoning, and AI Evaluation 4件 The Steerability Challenge、AIMO Interpretability Challenge
Robotics, Agents, and Embodied AI 3件 RoboSynChallenge、Agenthon 2026(副題は「Verifiable AI for Quantitative Finance」=クオンツ金融向けの検証可能なAI)

出典: NeurIPS 2026 Competitions Announced(2026年7月28日付、2026年9月25日に確認)

Position Paper Trackは178件を異議申し立て不可で落とし、123件に証拠を求めた

もっとも具体的な数字が出ていたのは、査読ではなく執筆過程そのものについてだった。2026年6月2日付の公式ブログによると、NeurIPS 2026のPosition Paper Trackは今年、「AIは copy-editing 相当の周辺的な修正にのみ使ってよく、本文そのものは実質的に人間が書かなければならない」という方針を掲げ、AI検出企業Pangram(バージョン3.3.2)の判定を使って方針違反の疑いがある投稿を選別した。

公式ブログが公開した判定基準(Table 5)は次の通り。スコアの範囲だけでなく、追加の判定材料(複数の単著論文があるか、AI利用を申告していたか等)を組み合わせている。

Pangram AIスコア 追加の判定材料 件数 扱い
0.9以上 なし 77件 異議申し立て不可のデスクリジェクト
0.8以上 複数の単著論文のうち1本以上が閾値超、または著者の1人が他の投稿で既にデスクリジェクト済み 79件 異議申し立て不可のデスクリジェクト
0.5以上 AI不使用と申告、またはAI利用の申告なし 22件 異議申し立て不可のデスクリジェクト
異議申し立て不可の合計 178件(18.4%)
0.8以上0.9未満 なし(上の79件とはスコア帯が重なるが、追加の判定材料が無いケース) 123件(12.7%) 方針に沿ったAI利用だった証拠の提出を要求。2026年6月15日までに提出が無ければデスクリジェクト

証拠として求められているのは、AIを使う前と後の版を含む編集履歴つきの論文へのリンクと、AIによる編集が新しい実質的な内容を持ち込んでいないことを示す分析である(同ブログ「Appeals Process」の節)。

公式ブログは、他の会議・トラックとの比較データも公開している(Pangramのデフォルト設定・windowサイズ250〜350語での判定)。NeurIPSのEvaluations & Datasets(旧Datasets & Benchmarks)は投稿のサンプル、FAccTは採択論文が対象である。

トラック 論文数 AIスコア90%以上 AIスコア100%
NeurIPS Position Paper Track 2025 536 11.9% 8.2%
NeurIPS Position Paper Track 2026 971 42.7% 28.2%
NeurIPS Evaluations & Datasets 2026 996 9.3% 2.1%
NeurIPS Datasets & Benchmarks 2025 996 0.8% 0.4%
ACM FAccT 2022(ChatGPT登場前・対照群) 159 0.0% 0.0%
ACM FAccT 2025 204 1.0% 0.0%

2026年のPosition Paper Trackの件数は、公式ブログの本文では969件(「28.2% (273 / 969)」)、比較表(Table 1)では971件と、同じ記事の中で2件異なっている。本記事の178件(18.4%)・123件(12.7%)は、ブログが示した割合のとおり969件に対する数字である。

公式ブログは、Pangramのスコアが100%だった投稿が28.2%(273/969件)にのぼったことについて、「Pangramの内部監査・外部監査では誤検出率0.1%未満と報告されており、ICLR 2026の採択論文に適用した際は1%しか検出されなかった」ことと比べて「surprisingly high」(意外に高い)と評している。なお、デスクリジェクトはメイントラックではなくPosition Paper Trackに限った措置であり、公式ブログも「Note that the Position Paper Track's LLM policy differs from the Main Program's LLM policy.」(Position Paper TrackのLLMポリシーはメインプログラムのLLMポリシーとは異なる)と明記している。

出典: AI-Generated Papers in the NeurIPS 2026 Position Paper Track(2026年6月2日付、2026年9月25日に確認)

関連記事4本と、投稿先にNeurIPS 2026を明記していた1本

当サイトは、NeurIPSと同じ研究領域を扱う論文解説記事を複数持っている。この記事を「個別論文記事へのハブ」として書くにあたり、まず企画段階で関連記事に挙げていた4本が、実際にNeurIPS 2026に採択された論文なのかを確認した。結果は次の通りだった。

記事 論文の一次ソース NeurIPS 2026採択の記載
Agentic ESOpt arXiv:2608.17310 Comments欄なし。PDF本文にも投稿先の記載は無く、「Neural Information Processing Systems」は参考文献にだけ出てくる
WarpSAC arXiv:2608.24479 Comments欄なし。PDF本文にも投稿先の記載は無く、「Neural Information Processing Systems」は参考文献にだけ出てくる
GEPA arXiv:2507.19457 Comments欄に「Accepted to ICLR 2026 (Oral)」と明記。NeurIPSではなくICLR
数学者はもう要らない? OpenAI公式発表(2026年9月21日) OpenAI社内モデルの成果発表を起点にした記事であり、そもそも学会への論文投稿を扱った記事ではない

4本とも記事本文に「NeurIPS」という語は出てこない。GEPAについてはarXivのComments欄で会議名がICLR 2026だと明記されている。ESOptとWarpSACの2本は、arXivのComments欄が空欄で、PDFにも投稿先は書かれておらず、投稿先の学会名は本記事の確認範囲では分からなかった。両論文ともarXivへの初回投稿は8月(ESOptが8月18日、WarpSACが8月25日)で、NeurIPS 2026の著者への採否通知(9月24日AoE)より前なので、仮にNeurIPSへ投稿していたとしても、この時点のarXiv上の記載から採否は読み取れない。

一方、当サイトの既存記事を「NeurIPS」で検索し直すと、投稿先としてNeurIPS 2026を明記している論文を扱った記事が1本あった。ConceptGuard(LLMのアンラーニングを文脈込みで評価するベンチマーク)で、arXiv:2608.20338のComments欄に「Submitted to NeurIPS E&D Track 2026」とある。ただしこれは「投稿した」という記載であり、採択されたかどうかは9月25日時点のarXivページには書かれていない。

そのため本稿では、これらの記事を「NeurIPS 2026採択論文の解説記事」としてではなく、NeurIPSの公募領域(エージェント型強化学習・進化的最適化、ロボット向け方策学習、プロンプト最適化、AIと数学、LLMの安全性評価)と重なる関連記事として案内する。特定の論文がNeurIPS 2026に採択されたかどうかは、個別の記事側で確認でき次第、追記する。

9月25日に開いた一次資料16ページと、埋まっていない3つの空白

本記事は、neurips.cc本体の「Dates」「Call For Papers」「Pricing」「Registration」とトップページ、パリの公式登録ページ(neurips-europe.cc)、NeurIPS 2025のページ、NeurIPS公式ブログの記事5本(Multi-Site Registration・Workshops・Competitions・Position Paper Track・8月ニュースレター)、関連論文のarXivページ4本を、いずれも2026年9月25日に開いて内容を照合した。ワークショップ・コンペティションの件数や採択率、Position Paper Trackの検出結果は、いずれも公式ブログが自ら公表した数値をそのまま引用しており、本記事側で独自に集計したのは「ワークショップタイトルに含まれる語の件数」のみである。

確認できなかった点は主に3つ。①パリの一般参加登録の受付開始日(9月25日時点で満席と表示されていたが、いつ受付を始めたかは確認した範囲に書かれていなかった)、②メイントラックなど論文本体の応募・採択件数(公式ブログはワークショップとコンペティション、Position Paper Trackの数字は公表しているが、論文本体の応募・採択件数は本記事の確認範囲では見当たらなかった)、③本記事が案内した関連記事の論文が実際にNeurIPS 2026に採択されているかどうか(GEPAはICLR 2026と判明、ESOpt・WarpSACは投稿先不明、ConceptGuardはE&D Trackへの投稿までを確認)。登録状況や採択論文の一覧は9月25日以降も動くので、続報があれば判明した範囲で追記する。

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出典・参照資料

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