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Lovableとはv0・Boltとの違いと、無料枠・Pro/Businessの中身

執筆:約24分で読めます

Lovableは自然言語の指示でフロントエンド・バックエンド・データベースまで含むWebアプリを生成するAI開発プラットフォームである。2026年9月25日(日本時間)に公式の料金ページとドキュメントを確認したところ、無料プランは1日5クレジット(月30クレジットが上限)、Proは月25ドル・Businessは月50ドルで、どちらも月100クレジットからだった。ドキュメント上のクレジット単価はPro 0.25ドル・Business 0.50ドルだが、アプリの実行とアプリ内AI機能の費用は両プランで同じだと料金ページのFAQは説明している。1ユーザーごとに課金するv0(Vercel)と違い、Lovableは全プランでメンバー数無制限で、席ではなくクレジット量で課金する。

Lovableとは──v0・Boltとの違いと、無料枠・Pro/Businessの中身
目次

Lovableは、チャット欄に「こういうアプリが欲しい」と自然言語で書き込むと、フロントエンド・バックエンド・データベース・認証までを含むWebアプリケーションを生成するAI開発プラットフォームである。公式ドキュメント(docs.lovable.dev)は「Lovable is a full-stack AI development platform for building, iterating on, and deploying web applications using natural language, with real code, security, and enterprise governance.」(訳: Lovableは、自然言語を使ってWebアプリケーションを構築・改良・デプロイするためのフルスタックAI開発プラットフォームであり、実際に動くコード、セキュリティ、企業向けガバナンスを備える)と説明している。2026年9月25日未明・日本時間に料金ページ(lovable.dev/pricing)と公式ドキュメントを確認したところ、無料プランは1日5クレジット(月30クレジットが上限)、Proは月25ドルで月100クレジットから、Businessは月50ドルで同じく月100クレジットからだった。同じ価格帯で名前が並ぶことの多いBolt(StackBlitz)・v0(Vercel)の公式料金ページも同じ日に確認し、料金の建て付けの違いを本記事で整理する。

3行まとめ

  • Lovableは自然言語の指示でフロントエンド・バックエンド・DB・認証まで含むWebアプリを生成するAI開発プラットフォーム(公式ドキュメントの説明)。無料プランは1日5クレジット・月30クレジットが上限(料金ページのFAQとdocs.lovable.dev、2026年9月25日確認)
  • 有料はPro月25ドル・Business月50ドルで、どちらも月100クレジットから。ドキュメントはクレジット単価をPro 0.25ドル・Business 0.50ドルとするが、アプリの実行(Cloud)とアプリ内AI機能の費用は両プランで同じだと料金ページのFAQは説明している
  • Lovableは全プランでメンバー数無制限で、席ではなくクレジット量で課金する(料金ページのFAQ)。v0はPlus・Businessとも1ユーザーごと、BoltはTeamsプランが1メンバーごとの課金

Lovableの料金プラン

lovable.dev/pricingの料金カードで確認できた4プランの内容は次の通り(月払いの表示)。

プラン 月額 クレジット 主な内容(料金カードの表記)
Free $0 1日5クレジット・月30クレジット上限(FAQとドキュメントに記載) クレジットカード不要、ワークスペース内のみで共有されるプロジェクト、コラボレーター数無制限、lovable.appドメイン5つ、Cloud、コミュニティサポート
Pro $25〜 月100クレジットから(プルダウンで100〜10,000クレジット・月25〜2,250ドル) 無制限のユーザー、クレジットの繰り越し、クレジットの追加購入、lovable.appドメイン無制限、カスタムドメイン、ユーザーロールと権限、Lovableバッジの削除、メールサポート
Business $50〜 月100クレジットから(プルダウンで100〜10,000クレジット・月50〜4,300ドル) Proの全機能に加えチームワークスペース、役割ベースのアクセス制御、内部公開、SSO、セキュリティセンター、優先サポート
Enterprise 要問い合わせ 「プラットフォーム料金」と「従量制料金」の表記のみ Businessの全機能に加えSCIMによるディレクトリ同期、監査ログ、専任CSMによるオンボーディング、カスタムSLA

月額/年額の切り替えタブには「2か月無料」とあり、年額に切り替えるとProは月21ドル、Businessは月42ドル(いずれも年払い)の表示に変わった。ドキュメントの「Subscription plans」の表では、年額はProが250ドル、Businessが500ドル(いずれも月100クレジットの場合)である。

Lovableとは何か

docs.lovable.devの「Welcome to Lovable」ページは、Lovableの使い方を次のように説明している。「Lovable lets individuals and teams build production-grade web applications using natural language. You describe what you want to build, and Lovable generates a working application that includes frontend, backend, database, authentication, and integrations, all backed by editable code.」(訳: Lovableは、個人もチームも自然言語で本番品質のWebアプリケーションを構築できるようにする。作りたいものを説明すると、フロントエンド・バックエンド・データベース・認証・外部連携を含む、編集可能なコードに裏付けられた動くアプリケーションが生成される)。

同ページによると、アプリは共有の「ワークスペース」の中で作り、複数人が一つのプランと共有のクレジットから、それぞれ自分のプロジェクトを進める。各プロジェクトのコードはGit sync機能でGitHub・GitLab・Bitbucketに同期できる。ドキュメントの比較表では、Git同期はFreeを含む全プランで使えるが、コードの直接編集とダウンロードはPro以上の機能になっている。

v0・Boltと何が違うのか

同じく自然言語でアプリやサイトを作るツールとして名前が挙がることが多いBolt(bolt.new。料金ページのフッターの利用規約リンクはstackblitz.comを指していた)とv0(v0.app。料金ページのタイトルは「v0 by Vercel」)の公式料金ページも2026年9月25日未明に確認した。3製品の無料枠と、料金ページで最初に並ぶ有料プランは次の通り(いずれも月払いの表示)。

製品 無料枠 最初の有料プラン 課金の単位 人数と料金の関係
Lovable $0(1日5クレジット、月30まで) Pro $25/月(月100クレジットから) クレジット(価値はプランで異なる) 席課金なし。全プランでメンバー数無制限(料金ページのFAQ)
Bolt $0(1日30万トークン、月100万トークンまで) Pro $25/月(月1,000万トークンから、日次上限なし) トークン Proは個人向け(Bolt公式ブログは「individual Pro plan」と表記)。Teamsは$30/月・メンバーごと
v0 $0(月5ドル分のクレジット、1日7メッセージまで) Plus $30/ユーザー/月(ユーザーごとに月30ドル分のクレジット、ログイン時に1日2ドル分) ドル建てのクレジット ユーザーごと(Plus・Businessとも/user/month表記)

LovableとBoltのProはどちらも月25ドルで並ぶ。BoltのProカードには「Bolt Forge included until Oct 14」という記載があり、リンク先のBolt公式ブログ「What is Bolt Forge?」(2026年9月14日)によると、Bolt Forgeはオープンソースのモデルだけで動くエージェントで、個人向けのProプランには2026年10月14日まで追加料金なしで最大50倍の利用枠が付く。同ブログによれば、Forgeを使うには匿名化したビルドのセッションをオープンモデルの学習用データセットに提供することへの同意(オプトイン)が必要で、10月14日以降もForge自体は実験的なエージェントとして続くという。同じブログは、料金ページには載っていない月9ドルの「Bolt Lite」を順番待ち制で案内しており、申し込みは10月14日に締め切るとしている。

v0のPlusは、料金カードの$30の横に取り消し線付きの$90が併記されていた。本記事が確認した範囲では、料金ページの本文にもFAQの回答にも、この$90についての説明は見当たらなかった。

課金の単位も3製品で異なる。Boltは「トークン」をそのまま単位にしており、料金ページのFAQは、トークン消費の大半はプロジェクトのファイル群をAIに同期する処理に由来し、プロジェクトが大きいほど1メッセージあたりのトークンが増えると説明している。v0はドル建てのクレジットで、料金ページにはモデルごとの100万トークンあたりの単価(例: v0 Proは入力2ドル・出力10ドル)が載っている。Lovableのクレジットは自社の単位で、料金ページのFAQは「The value of a credit and the rate at which they are consumed for a given action depend on your subscription plan and the feature used, and credits are not necessarily equal in value across different plans.」(訳: クレジットの価値と、ある操作で消費されるペースは、契約プランと使う機能によって決まり、プランが違えばクレジットの価値が同じとは限らない)と書いている。docs.lovable.devの「Credits and usage」ページによると、このクレジットはビルド(Plan/Buildモードのメッセージや画像・動画の生成)・チャット・デプロイしたアプリのホスティングと内蔵バックエンド(Cloud)・アプリ内のAI機能(AI gateway)・外部連携(Connector)の5種類の利用を一つの残高で支払う単位である。

無料プランの中身──1日5クレジットの実際

料金ページのFreeカードに並ぶのは「クレジットカード不要」「無料付与分」などの項目で、1日あたりの数字はカード自体には書かれていない。数字は同じページ下部のFAQ(What is included in free and paid plans?)と、ドキュメントの「Credits and usage」(docs.lovable.dev/introduction/credits-and-usage)に載っている。後者には次のように明記されていた。

「Free workspaces receive 5 daily build credits, up to 30 per calendar month. After a Free workspace reaches the cap, the daily 5 credits stop being granted for the rest of that calendar month.」(訳: 無料ワークスペースは1日5クレジットのビルド用クレジットを受け取るが、暦月あたり30クレジットが上限。この上限に達すると、その月の残り期間は1日5クレジットの付与が止まる)

ドキュメントの例では、Freeでは毎月最初の6日間(6×5=30)だけ1日分が付与され、その後は翌月まで付与がない。1日分は毎日00:00 UTC(日本時間の午前9時)に付与され、使い残しは翌日に繰り越されない。

同ページの表によると、無料プランにはこのほか、チャット用の「デイリーチャット許容量」、月20クレジットの「Cloud枠」、月4クレジットの「AI枠」が別枠で付く。ドキュメントは月次のCloud・AI枠について「Monthly Cloud and AI grants are a temporary offering and subject to change」(訳: 月次のCloud・AI枠は一時的な提供であり、変更される可能性がある)と注記し、デイリーチャット許容量を含む現在のチャット料金体系も一時的なもので、2026年10月31日まで適用されると書いている。この3つと違い、1日5クレジット・月30クレジット上限のビルド枠には、確認した範囲では「一時的」という注記は付いていなかった。

Pro($25)・Business($50)で何が変わるか

料金カードのPro・Businessには、どちらも月額の下に「100 monthly credits」(日本語版は「月間 100 クレジット」)というプルダウンがある。開くと、Proは100クレジット・月25ドルから10,000クレジット・月2,250ドルまで、Businessは100クレジット・月50ドルから10,000クレジット・月4,300ドルまでの11段階が並び、1,200クレジット以上には「Save 2%」から「Save 14%」までの割引表示が付いていた。同じ表はドキュメントの「Subscription plans」にもある。

料金カード上、Proで増える主な項目は、クレジットの繰り越し(月払いなら1か月)、クレジットの追加購入、lovable.appドメイン無制限、カスタムドメイン、ユーザーロールと権限、メンバーごとのクレジット上限、Lovableバッジの削除、メールサポート、デザインシステムである。Businessではこれに加えてチームワークスペース、役割ベースのアクセス制御、ログインしたワークスペースのメンバーだけが見られるサイトを公開する「内部公開」、他のメンバーに見えない個人プロジェクト、SSO、セキュリティセンター、デザインテンプレート、優先サポートが付く。ドキュメントの比較表では、ワークスペースのデータをAIモデルの学習から既定で除外するのはBusiness以上で、Free・Proはアカウントごとにオプトアウトする形になっている。なお、1日5クレジットのビルド枠と月20クレジットのCloud枠・月4クレジットのAI枠はPro・Businessにも付き、ビルド枠に月30クレジットの上限がかかるのはFreeだけだとドキュメントは説明している(料金ページのFAQは、一部の地域向けプランでは有料でもこの枠に月30の上限があると書いている)。

同じ「月100クレジットから」でも、1クレジットの価値はプランで異なる。ドキュメント「Credits and usage」のFAQは、以前のCloud・AI残高をクレジットに換算した際のプランごとの単価(plan credit rate)をPro 1クレジット0.25ドル、Business 1クレジット0.50ドルとし、10ドルの残高がProでは40クレジット、Businessでは20クレジットになる例を示している。追加購入の価格も、同ページではProが50クレジット15ドル(1クレジット0.30ドル)、Businessが50クレジット30ドル(同0.60ドル)と2倍の差がある。月額で比べると、50ドルでProなら200クレジット、Businessなら100クレジットになる。

ただし、Businessでは全ての利用が2倍高くつく、というわけではない。料金ページのFAQは、Businessが高い理由を次のように説明している。

「The higher price reflects the additional features Business adds on top of Pro for teams and larger organizations. Important: The cost for running their app and for AI features built into apps is the same for Business and Pro subscribers and not more expensive on the business plan.」(訳: 価格が高いのは、BusinessがProに加えてチームや大きな組織向けに追加する機能を反映したものだ。重要な点として、アプリの実行と、アプリに組み込んだAI機能の費用はBusinessとProで同じで、Businessのほうが高くなることはない)

ドキュメントも、Cloud・AI gatewayの利用では、Businessの1クレジットがより多くのドルに相当するぶん差し引かれるクレジット数が少なくなると説明している。一方、ビルド(Plan/Buildモード)で消費するクレジット数がProとBusinessでどれだけ違うのかは、本記事が確認したページに具体的な記載がなかった。

Enterpriseと学生向けプラン

Enterpriseは料金ページ上で「プラットフォーム料金」と「従量制料金」(英語版の表記はPlatform fee・Volume based pricing)とだけ書かれ、具体的な金額はなく「デモを予約」のボタンのみだった。Businessの全機能に加え、SCIMによるディレクトリ同期、監査ログ、公開と招待の権限制限、放置されたアプリの自動アーカイブ、定期的な詳細セキュリティスキャン、機密データの検出と制御、GitHub Enterprise(クラウドまたはセルフホスト)対応、専任CSMによるオンボーディングと導入支援、カスタムSLAといった項目が並ぶ。ドキュメントによると、Enterpriseにはデイリーチャット許容量・1日5クレジットのビルド枠・月次のCloud/AI枠は付かず、条件は契約ごとに決まる。料金ページ下部の「Security and compliance」欄にはSOC 2 Type II・GDPR・ISO 27001のバッジが表示されていた。

学生向けには、料金ページが「学生であることを確認すると、Lovable Pro が最大 50% オフでご利用いただけます」と案内している。ドキュメントの「Subscription plans」によると、対象は大学・カレッジ・学校の学生と教員で、割引が効くのは月100クレジット・月払いのProに限られ、期間は最大12か月。在籍の確認はアカウントのメールアドレスのドメインで行い、申請できるのはFreeプランのワークスペースからだけだという。大学・教育機関向けの請求・管理機能を扱う「キャンパス向け Lovable」という別メニューもあった。

数字が出ていない2点と、10月に切れる条件

  • 無料プランの「デイリーチャット許容量」は量が数字で書かれていない。ドキュメントの表はFreeを「Included」、Pro・Businessを「Included, larger than Free」(Freeより多い)とするだけで、Chatsのドキュメントも「The allowance has no fixed message count.」(訳: 許容量に決まったメッセージ数はない)と説明している
  • ビルド(Plan/Buildモード)の消費がProとBusinessで何クレジット違うかは、料金ページのFAQが、クレジットの消費ペースはプランと機能によって異なると一般的に書くにとどまり、具体的な数字は確認できなかった
  • 期限つきの条件が2つある。Lovableの現在のチャット料金体系(デイリーチャット許容量を含む)はドキュメント上2026年10月31日まで、BoltのProに付くForgeの最大50倍枠はBoltのブログ上2026年10月14日までで、その後は条件が変わりうる
  • 実際にワークスペースを作成してアプリを1本ビルドし、クレジットの減り方を計測する、という検証は行っていない。ここに書いた数字はすべて公式の料金ページ・ドキュメント・Bolt公式ブログの記載にもとづく

8ページの出典と、日本語版への転送

本記事は2026年9月25日未明・日本時間に、以下のページを確認した。料金ページ3本はブラウザで表示し、Lovableのクレジット数のプルダウンと年額の切り替え、Boltの年額の切り替えも操作して表示を確かめた。Lovableのドキュメントは本文を取得して読んだ。

価格・クレジット数・機能一覧は変更されうる。契約前は必ず各公式ページで最新の表示を確認してほしい。バイブコーディングという言葉の意味と、Cursor・Replit・Claude Code・GitHub Copilotの料金比較はバイブコーディングとは、Replitの使い方と料金はReplit Agentの使い方、v0を含むAIコーディングツールの選び方はAIプログラミング初心者の始め方、「クレジット」という単位の考え方は生成AIの「クレジット」とはでそれぞれ扱っている。

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出典・参照資料

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