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GMO「お名前.com デスクトップクラウド」犯人が利用者の個人情報を公開「被害者 第1号」のページと「毎日正午に公開」の予告、声明ページは開かない

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日刊AIニュース10月27日(火)号:前日のAIのニュース12本を短くまとめました(約8分)›

GMOインターネットの「お名前.com デスクトップクラウド」への不正アクセスで、攻撃者とみられる者が2026年10月27日正午すぎに利用者の個人情報と称するものを公開し、GMOは12時30分に確認したと発表した。Xに投稿されたぼかし済みの画像では「被害者 第1号」のページに顔写真・氏名・住所・電話番号・パートナーの名前・法人口座などが並び、その下に家族構成・金融・行動的特徴などの見出しが続いていた。報道によると犯人は今後も毎日正午に順次公開するとしている。GMOは第11報で、声明ページにアクセスした人の情報は攻撃者に取得されていると警告している。

GMO「お名前.com デスクトップクラウド」犯人が利用者の個人情報を公開──「被害者 第1号」のページと「毎日正午に公開」の予告、声明ページは開かない
目次

2026年10月27日16時(日本時間)時点のまとめです。GMOインターネットのFX自動売買向けのVPS「お名前.com デスクトップクラウド(おなまえドットコム デスクトップクラウド)」への不正アクセスで、攻撃者とみられる者が予告していた10月27日正午を過ぎ、利用者の個人情報と称するものを公開しました。GMOは12時30分に確認したと発表しています。同じ内容を動画(YouTube)でも解説しました。

犯人の声明ページのURLは、何があっても開かないでください。 GMOは第11報で、そのページにアクセスした人の情報が攻撃者に取得されていることを確認したと書いています。

  • 攻撃者とみられる者が10月27日正午すぎに「被害者 第1号」のページを公開し、GMOは12時30分に確認した(第10報)。報道各社は公開されたのを1人分と伝え、真偽は不明としている
  • Xに投稿されたぼかし済みの画像では、顔写真・氏名・住所・電話番号・パートナーの名前・法人口座などの基本情報の下に、家族構成・金融・行動的特徴などの見出しが続いていた
  • 報道によると犯人は今後も毎日正午に順次公開するとしている。GMOは要求に応じない方針で、声明ページへのアクセスと拡散をしないよう求めている(第11報)

正午の予告から第11報までの5時間

GMOはこの日だけでお知らせを4本出しました。Xの投稿の時刻と合わせて並べます。

時刻 出来事
9:58 第8報。攻撃者とみられる者から、10月27日12:00に利用者の情報の公開とランサムウェア攻撃を行うとの予告を受けていると公表
正午前 第9報。「解析を終えた端末からは、マルウェア(ランサムウェア含む)は確認されておりません」(ただし全部の端末の安全を確かめたものではない)
12:00 犯人が予告した時刻
12:30 GMOが、攻撃者とみられる者による情報の公開を確認
13:07 Xに「被害者1人目の情報が公開されている」という投稿(表示240万回超)
13:55 第10報。公開を発表。ランサムウェア攻撃は13:55時点で確認されていない
14:55 第11報。情報の拡散防止のお願いと、要求に応じない理由

第8報でGMOは、利用者に「10月27日(火)12:00になる前に、バックアップを取得したうえで、ネットワークを切断、電源を落とし、PCにつながっているコードを抜いてください」と求めていました。

第10報では、公開について「攻撃者とみられる者が、当社およびお客様に関する情報と称するものを公開したことを、10月27日 12:30 に確認いたしました」と書き、「その中には、事実と異なる内容が含まれるおそれがあります」と添えています。

「被害者 第1号」のページにあった欄

公開されたページの中身は、Xに投稿された画像で分かってきました。AI時短ラボが見たのは、ミヤハラ氏(13:07)、kokyo氏(12:54)、なん速ニュース(13:25)の3本の投稿の画像で、いずれも投稿者が値と顔をぼかしています。ここでは欄の名前と見出しだけを書き写します。

ページの見出しは「被害者 第1号(10月27日 第1号)」で、その下に「2026年10月27日 12:00(JST) — GMOとの交渉拒否により公開される、最初の被害者。」という犯人側の一文があります。ページの上には「概要」「タイムライン」「送付メール」「破壊済み口座」「被害者」「今後の計画」というタブが並んでいます。

欄 書かれていた項目・見出し
基本情報 顔写真・氏名・生年月日・住所・電話番号・パートナーの名前・職業・会社設立日・会社登録申請日・登録完了日・法人口座
対象者のプロフィール 活動範囲・ライフステージ/家族構成・職業/事業・金融・ライフスタイル/習慣・技術環境および通信事業者・行動的特徴

画像の中身はぼかされていて読めません。投稿者の記述では、ミヤハラ氏が「口座情報、子供の情報」や生活スタイル、「FXをしているのでリスク許容度が高い」という書き込みがあったと書き、なん速ニュースは「これまでの人生」や「他のアカウントのID」、ギャンブルでのリスク許容度も晒されていたと書いています。

報道では、読売新聞が「氏名や電話番号などが含まれている」、日本経済新聞が「個人1人分の名前や住所など」と伝え、どちらも真偽は不明としています。

声明ページを開いてはいけない理由

GMOは第11報で、【極めて重要】【危険】と見出しを付けて、公開された情報と称するものにアクセスも拡散もしないよう求めています。理由として「当該サイトにアクセスした方の情報は、攻撃者に取得されていることを確認しています」と書き、アクセスに起因して生じた被害には責任を負えないとしています。すでにアクセスした人には、ウイルス対策ソフトなどでのフルスキャンを求めています。

見かけた場合も、転載、SNSでの再投稿、その情報へ誘導するリンクの共有を「厳にお控えください」と書いています。悪質性の高い拡散者には「証拠保全の上、民事手続における開示請求、刑事告訴・刑事告発をはじめ法的措置の準備を進めております」としています。

犯人の声明と「毎日正午」の予告

犯人のサイトに出た声明の中身は、報道で伝えられています。テレ朝NEWSによると、「声明」と題したページで、正午を期限として示したがGMOは交渉に一切応じていないとして、予告どおり個人情報を公開すると書いています。犯人はGMOに27日正午までに100万ドル(TBS NEWS DIGは1億5000万円あまりと報道)を払うよう求めていたといいます。

テレ朝NEWS・読売新聞・日本経済新聞・TBS NEWS DIGはいずれも、犯人が今後も毎日正午に順次公開するとしていると報じています。テレ朝NEWSによると「分析が完了した情報から」公開するとし、100万ドルを払えば直ちに活動を停止するとも書いています。

なお、10月21日に届いた脅迫メールの要求は約80億円で(GMO第11報の経緯・熊谷正寿代表のブログでは5,000万ドル)、100万ドルとの関係は分かっていません。

GMOが払わない理由と、Xで出ている「払うべきか」の声

GMOは、攻撃者からの要求には応じない方針を続けています。第11報ではその理由を広げて、「要求に応じても、取得された情報の削除や不正利用の防止が保証されるものではないため」に加え、「要求に応じた場合、犯罪者や犯罪組織への資金提供につながり、さらなるサイバー攻撃を助長するとともに、新たな被害を生み出すおそれがあります」と書いています。

補償については第10報で、公開された情報に自分の情報が含まれていることをGMOが確認した利用者に対し、第4報の見舞金(一律5,000円)とは別に「緊急会議にて検討を開始しております」としています。

Xでは、13:07に投稿したミヤハラ氏が、今後数万人分が開示されるなら「GMOは潰れてでも支払いに応じるべきかもしれない」と書きつつ、支払っても公開を止められるわけではないとも書いています。

使っていた人と、それ以外の人がやること

GMOの第10報・第11報の呼びかけをまとめます。

  1. 犯人の声明ページのURLは、何があっても開かない。流れてきても貼らない・広めない
  2. すでに開いてしまった場合は、ウイルス対策ソフトなどでフルスキャンする
  3. お名前.com デスクトップクラウドを使っていた人は、自分のPCのフルスキャンとバックアップを取り、ネットワークを切って電源を落とす
  4. GMOや関係機関を装うメール・SMS・電話に注意する。GMOがパスワードや認証コードを尋ねることはない
  5. 「被害金を取り戻す」などと費用を求める連絡には応じない。メールやSMSのリンクやファイルは開かず、GMOの公式ページで確かめる

自分の情報が含まれていたかどうかは、GMOが確認したうえで対象者に個別に連絡するとしています。自分で犯人のページを見に行って確かめることはしないでください。前回まとめたFX口座のパスワード変更や二段階認証(第5報)がまだの人は、10月24日の記事の手順も済ませてください。

動画を作りながら見ていたこと

この速報は、正午の公開から約4時間後に作り始めました。最初の版を書き出した直後に、晒されている情報はもっと多いという別の投稿を見つけました。開いてみると、最初の画像に写っていたのは基本情報の欄だけで、その下に「対象者のプロフィール」として7つの見出しが続いていました。そこで作り直しています。

見出しの並びを見て思ったのは、これは漏れたデータをそのまま貼ったページではない、ということです。「行動的特徴」「金融」「ライフスタイル/習慣」という見出しは、盗んだ情報を1人ずつ分析してまとめた人物ファイルの形をしています。犯人自身も「分析が完了した情報から」公開すると書いています(テレ朝NEWSの報道)。

ここからはAI時短ラボの見方です。顔写真と住所に、家族・お金・行動の特徴まで並んだページが予告どおりに出て、しかも毎日続けると言っている。これはもう最悪の展開です。口座のお金は補償で戻せても、顔と住所と家族の情報は取り戻せません。預かった利用者の情報が持ち出されて顔写真つきで晒されている以上、GMOの責任は重すぎ、見舞金や損失の補填で済む話ではなくなりました。

確かめていないことと、この記事の作り方

この記事と動画を作るにあたって、犯人のサイトには一度もアクセスしていません。ページの中身は、Xの投稿者がぼかした画像の欄の名前と見出し、投稿の本文、報道から読んでいます。動画でも記事でも、画像そのものは載せていません。

確かめていないこと:公開された情報が本物かどうか(GMOも報道各社も真偽は不明としている)、何人分のデータを犯人が持っているのか、ランサムウェア攻撃が実際に行われるかどうか、100万ドルと約80億円の要求の関係。10月24日までの流れは「犯人が「利用者の自宅PCにも侵入」と声明」にまとめています。本記事は、GMOの続報や翌日正午以降の動きがあり次第更新します。

この記事でよく聞かれること

お名前.com デスクトップクラウドの件で、10月27日に何が起きたのですか?
攻撃者とみられる者が、10月27日の正午すぎに、GMOと利用者に関する情報と称するものを自分のサイトで公開しました。GMOは12時30分に公開を確認し、13時55分の第10報で発表しました。報道各社によると公開されたのは1人分で、真偽は分かっていません。GMOも「事実と異なる内容が含まれるおそれがあります」としています。
公開されたページには何が載っていたのですか?
Xに投稿された画像(値と顔は投稿者がぼかし済み)によると、見出しは「被害者 第1号」で、基本情報として顔写真・氏名・生年月日・住所・電話番号・パートナーの名前・職業・会社設立日・会社登録申請日・登録完了日・法人口座の欄があり、その下の「対象者のプロフィール」に、活動範囲・ライフステージ/家族構成・職業/事業・金融・ライフスタイル/習慣・技術環境および通信事業者・行動的特徴の見出しが続いていました。投稿者は、口座の情報や子どもの情報、これまでの人生、ほかのアカウントのIDも載っていたと書いています。
犯人の声明ページを見に行ってもいいですか?
何があっても開かないでください。GMOは第11報で「当該サイトにアクセスした方の情報は、攻撃者に取得されていることを確認しています」と書き、アクセスは絶対に控えるよう求めています。すでに開いた人は、ウイルス対策ソフトなどでフルスキャンするよう呼びかけています。URLや晒された情報を転載・再投稿・共有することも控えるよう求めており、悪質な拡散者には法的措置の準備を進めているとしています。
これからも公開は続くのですか?
テレ朝NEWS・読売新聞・日本経済新聞・TBS NEWS DIGによると、犯人は今後も毎日正午に、分析が完了した情報から順次公開するとしています。テレ朝NEWSによると、犯人はGMOに27日正午までに100万ドルを払うよう求めており、払えば直ちに活動を停止するとも書いています。GMOは要求に応じない方針です。
利用者は今すぐ何をすればいいですか?
GMOは第10報・第11報で、声明ページにアクセスしないこと、拡散しないこと、PCのウイルスチェックのフルスキャンとバックアップ、PCのネットワーク切断と電源断、GMOや関係機関を装うメール・SMS・電話への注意を呼びかけています。GMOがパスワードや認証コードを尋ねることはなく、「被害金を取り戻す」などと費用を求める連絡には応じないよう求めています。自分の情報が含まれていた場合は、GMOが個別に連絡するとしています。
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出典・参照資料

YouTubeで見る ↗
AI時短ラボ

大きいニュースはYouTubeでも解説しています。Xでは新着記事をお知らせしています。

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