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GitHub Copilot(コパイロット)のMemoryが有料プランで一般提供に記憶を整理するdreamingは公開プレビュー、リポジトリ横断のコード検索も

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日刊AIニュース10月27日(火)号:前日のAIのニュース12本を短くまとめました(約8分)›

GitHubは2026年10月28日、Copilotが好みやリポジトリの慣例を覚えるMemoryを有料プランで一般提供にした。記憶を自動で整理するdreamingは公開プレビュー(オプトイン)で、リポジトリ横断のコード検索も加わる。公開プレビュー中のCopilot CLIのセッションでは、記憶を使った場合に93%で好みへの沿い方が良くなったとGitHubは説明している。

GitHub Copilot(コパイロット)のMemoryが有料プランで一般提供に──記憶を整理するdreamingは公開プレビュー、リポジトリ横断のコード検索も
目次

GitHubは現地時間2026年10月28日(日本時間10月29日午前0時台)、Copilot(コパイロット)が好みやリポジトリの慣例を覚える「Copilot Memory」を有料のCopilotプランで一般提供にしたと発表しました。あわせて、記憶を自動で整理する「dreaming(ドリーミング)」を公開プレビュー(オプトイン)で、リポジトリをまたぐコード検索をCopilotから使えるようにしたことも「GitHub intelligence」としてまとめて公表しています。

3行まとめ

  1. GitHub Copilot Memoryが2026年10月28日、有料のCopilotプランで一般提供に。Copilotアプリ・CLI・VS Code・Slack・Teams・GitHub Mobileなど8つの場所で記憶を作れる
  2. 新機能のdreamingは公開プレビューでオプトイン。個人メモリー・リポジトリ・コードレビューの3種類があり、実行にはAIクレジットを消費する
  3. 公開プレビュー中のCopilot CLIでは、記憶を使ったセッションの93%で好みへの沿い方が良くなり、42%で作業が効率的になったとGitHubは説明(GitHub自身の集計)

本記事の内容は、日本時間10月29日2時台に公式ページで確認したものです。

今回発表されたのは何か

発表の題名は「GitHub intelligence puts your code, context, and history to work」です。GitHubはGitHub intelligenceを「GitHubのデータのグラフから作る、文脈と学習のレイヤー」と説明しています。エージェントが「あなたの働き方を覚え」「その指針を最新に保ち」「次の作業に関係するコードと開発履歴を見つける」ためのもの、という位置づけです。

この下に3つの機能が並びます。

機能 状態(GitHub発表) 一言で
Memory 有料のCopilotプランで一般提供 セッションをまたいで好みや慣例を覚える
Dreaming 公開プレビュー・オプトイン 記憶と指示ファイルを振り返って整える
Code Search 提供区分(一般提供かプレビューか)は発表に明記なし チェックアウトの外のコードまで探す

発表は冒頭で「提供状況と設定は機能によって異なる」と断っています。

Memoryでは何が覚えられて、どこで作れるのか

発表によると、Copilotは「個人の好み」と「リポジトリの慣例」を、セッションとクライアントをまたいで覚えます。記憶を作れる場所として挙げられているのは次の8つです。

  • Copilotアプリ
  • Copilot CLI
  • VS Code
  • Copilot cloud agent
  • Copilot code review
  • Slack
  • Teams
  • GitHub Mobile

発表の例は、Copilotに「プルリクエストの説明はTL;DRから始めて」と覚えさせると、その好みが別のCopilotの使い方でも再利用される、というものです。リポジトリ単位の記憶には、正しいテストコマンドや、チームがCopilotに期待する確認の仕方を残せるとしています。さらに「Copilotのセッションは自律的にメモリーを生成し整理する」とも書かれています。

見たり消したりする場所も発表に書かれています。Copilotアプリ、Copilot CLI、VS Codeで記憶を操作でき、個人の記憶はCopilotの設定画面から保存済みの好みを表示・削除できます。

公開プレビュー中の数字はどう読むか

GitHubは効果の数字を1か所だけ出しています。

Among the Copilot CLI sessions reviewed during the public preview where the agent used memory, 93% showed better adherence to developer preferences and 42% showed more efficient workflows attributed to the memories included in the session context. (公開プレビュー中にレビューしたCopilot CLIのセッションのうち、エージェントがメモリーを使ったものでは、93%で開発者の好みへの沿い方が良くなり、42%でセッション文脈に含まれたメモリーによる作業の効率化が見られた。)

この数字の母集団は「公開プレビュー中のCopilot CLIで、メモリーを使ったセッション」です。Copilot全体の数字ではありません。何件を、誰が、どんな基準で「良くなった」と判定したのかは、今回取得した発表ページには書かれていませんでした。GitHub自身の集計として読むのが妥当です。

dreamingは何をして、どう有効にするのか

GitHubの発表によると、dreamingは、過去の作業を振り返って、今後のエージェントのセッションを良くする機能です。現在は公開プレビューで、次の3種類があります。

種類 発表での説明
Personal memory curation エージェントとの会話をもとに個人メモリーを更新し、好みに合わせる
Repository customization リポジトリ単位のメモリーを管理し、既存のスキルやカスタム指示ファイルの更新・改善を提案する
Code review customization 繰り返し受け入れられたコードレビューの指摘を、Copilot code reviewの指針にする

書き換えの範囲も発表に書かれています。dreamingは個人とリポジトリのメモリーを「追加・更新・削除」できます。一方、チェックインされたスキルや指示ファイルへの変更は、チームがレビューできるようプルリクエストで提案されます。つまり、コードベースにあるファイルは提案止まりで、メモリーは直接変わる、という区別です。

有効にする場所

dreamingはオプトインです。

  • 個人契約: Copilotの設定で個人向けの整理(personal curation)を有効にし、リポジトリ向けは各リポジトリの設定で有効にする
  • 組織・エンタープライズ: 管理者がCopilotのポリシーでdreamingを有効にする。エンタープライズ管理者は、その判断を組織の管理者に委ねることもできる。リポジトリ向けのdreamは、Copilot Memoryのリポジトリアクセス設定で許可されたリポジトリが対象。ユーザーも自分のCopilot設定で個人向けのdreamingを有効にする必要がある

費用については「dreamの実行はAIクレジットを消費する」と書かれ、前提条件・設定・費用はdreamingのドキュメントを見るよう案内されています。金額や1回あたりの消費量は、今回取得した発表ページにはありませんでした。

コード検索で何が変わるのか

3つめは、チェックアウト(手元のクローン)の外までCopilotが探せるようになることです。発表では、GitHubのコード検索により、Copilotがローカルにクローンしなくても、関連するプロジェクトや依存先のコード・設定・スキーマ・ドキュメントを見つけられるとしています。

検索の方法は次のとおりです。

  • 完全一致の文字列とシンボル
  • 正規表現(ファイルの中身とパスの両方)
  • リポジトリ・パス・言語での絞り込み
  • セマンティック検索(例として「失敗した支払いの再試行」のように、何をするコードかで探す)

発表の使い方の例は /research です。決済サービス、共有ライブラリ、バックグラウンドワーカーに再試行の処理が散らばっている場合に「これらのコンポーネントは失敗した課金をどう再試行していて、どこで再試行が重なりうるか」と聞くと、Copilotが複数リポジトリの実装と呼び出し元を調べる、という流れです。ほかに、移行の計画(旧APIを使うプロジェクトの確認)、バグ調査、組織の標準パターンの探索が例に挙がっています。

検索の範囲は「組織内のリポジトリ」と書かれています。アクセス権のないリポジトリを横断できるのか、といった権限の細部は、今回の発表ページにはありません。権限について発表にあるのは、冒頭でGitHub intelligence全体について「アクセスできるものを制御できる」と述べた一文だけです。

前と何が違うのか

Copilot関連の当サイトの記事とあわせて見ると、位置づけがつかめます。モデルを使い分けるGitHub Copilot Fusionや、複数リポジトリをまとめて任せるCopilotアプリのProjectsは、エージェントに作業を任せる側の機能です。今回の発表についてGitHubは、エージェントが毎回のセッションをまっさらな状態から始めず、自分やチームがすでに知っていることの上に積み上げるための層だと説明しており、Memoryはその中心にあたります(両者の関係は発表本文には書かれていないため、位置づけは筆者の整理です)。なお、今回の発表ページの関連投稿欄にも、同じ10月28日付でCopilot Fusionのローカルモデル対応などが並んでいました。

また、Memoryは「公開プレビューを経て一般提供になった」という書き方で、一般提供前の期間があったことが発表から分かります。dreamingとコード検索は、今回の発表ではそれぞれ公開プレビューと、区分の明記なしです。

日本語の読者が気にする点

私は日本時間10月29日2時台に、この発表ページを取得して読みました。そこで確認できたのは、ページ本文が英語のみであることと、「有料のCopilotプラン」という書き方で、個別のプラン名(Pro、Pro+、Business、Enterpriseなど)が列挙されていないことです。日本での提供時期や日本語の対応についても、このページには記載がありませんでした(取得した本文に「Japan」の語は出てきません)。自分のプランで使えるかは、設定画面のメモリーの項目か、公式ドキュメントで確かめる必要があります。

今回の発表だけでは分からないこと

  • 対象プランの内訳: 「有料のCopilotプラン」とだけ書かれ、個別のプラン名は発表本文にありません
  • dreamingの費用: AIクレジットを消費することは書かれていますが、1回あたりの量や上限は、今回取得した発表ページにはありません。詳細は発表がリンクするdreamingのドキュメントにあるとされています
  • コード検索の提供区分: Memoryは一般提供、dreamingは公開プレビューと明記されていますが、Copilotからのコード検索については、同様の区分が今回のページには見当たりませんでした
  • 93%と42%の根拠: 調べたセッション数、判定方法は、今回取得したページには書かれていません
  • ドキュメント側の記載: 発表がリンクしているMemoryとコード検索のドキュメントは、今回は取得できていません。細かい制限や設定手順はそちらで変わりうるため、確認でき次第この記事に反映します

私はこの機能を自分で試していません。ここまでの内容はすべてGitHubの発表ページの記載に基づきます。

この記事が読んだGitHubのページ

上記ページは日本時間2026年10月29日2時台に取得して確認しました。本記事は続報があり次第更新します。

この記事でよく聞かれること

GitHub Copilot Memoryは誰でも使えますか?
GitHubの2026年10月28日の発表によると、Copilot Memoryは有料のCopilotプランで一般提供になりました。無料プランについては、今回取得した公式ページに記載がありません。個別のプラン名も、そのページには列挙されていませんでした。
Copilotのdreamingとは何ですか?
GitHubの発表では、過去の作業を振り返って今後のエージェント作業を良くする機能で、現在は公開プレビューです。個人のメモリー整理、リポジトリのメモリー管理とスキル・指示ファイルの改善案、承認されたコードレビューの指摘をレビュー用の指針にする3種類があります。オプトイン(自分で有効にする方式)で、実行にはAIクレジットを消費します。
dreamingはリポジトリのファイルを勝手に書き換えますか?
GitHubの発表によると、dreamingは個人とリポジトリのメモリーを追加・更新・削除できます。一方、リポジトリにチェックインされたスキルや指示ファイルの変更は、プルリクエストで提案され、チームがレビューする流れです。
Copilotのコード検索で何ができるようになりましたか?
GitHubの発表によると、ローカルにクローンしなくても、関連するリポジトリや依存先のコード・設定・スキーマ・ドキュメントをCopilotが探せます。完全一致の文字列やシンボル、正規表現、リポジトリ・パス・言語での絞り込み、動作の説明からコードを探すセマンティック検索に対応するとしています。
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出典・参照資料

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