2026年9月4日 金曜日
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ChatGPTブラウザ拡張がEdge・Brave対応に──ログイン済みサイトでの作業継続機能も

OpenAIは2026年8月20日〜25日、ChatGPT WorkとCodexにブラウザ・自動化まわりの拡張を相次いで追加しました。Apple Messagesプラグイン、AWS Kiroへのモデル提供、ブラウザ拡張の対応拡大、ログイン状態を保ったままのクラウドブラウザ作業などを、公式変更履歴で確認しました。

ChatGPTブラウザ拡張がEdge・Brave対応に──ログイン済みサイトでの作業継続機能も
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2026年8月29日時点の情報です。 OpenAIは2026年8月20日から25日にかけて、ChatGPT WorkとCodexのブラウザ操作・自動化まわりの機能を相次いで拡張しました。Codexのエージェントハーネス公開(別記事で扱った8月19日の動き)に続く形で、AIがブラウザやOS上のアプリを「使う」側の機能整備が進んでいます。Codex変更履歴・OpenAI公式リリースノートのミラーに加え、ChatGPT公式ヘルプセンターとAWS Kiro公式ブログをcurlで直接確認して内容をまとめました。

3行まとめ

  1. 8月25日、ChatGPTブラウザ拡張がChrome以外にEdge・Brave・Opera・Vivaldiにも対応。ただしOpera版だけは「サイドチャット」機能に対応しないと、公式ヘルプセンターに明記されている。
  2. 8月24日前後、AWSの開発エージェント「Kiro」にOpenAIのGPT-5.6ファミリー(Sol・Terra・Luna)が提供された。Kiro公式ブログをcurlで確認すると、Sol/Terra/LunaはKiroの利用クレジット消費倍率がそれぞれ2.4倍・1.2倍・0.6倍と明記されている。
  3. Apple Messagesプラグインは「ChatGPT WorkとCodexで使える機能で、通常のChatGPTチャットでは使えない」とヘルプセンターに明記。既定は送信前承認だが、承認プロンプトを無効化するタスクでは既知の問題があるとも注記されている。

3行まとめ

  • 8月20日、Apple silicon Mac向けにApple Messagesプラグインを追加。iMessage/SMS/RCSの読み取り・検索と送信準備が可能に(既定は送信前承認)
  • 8月24日、AWSのAIエージェント開発ツール「Kiro」にGPT-5.6ファミリーを提供開始。同日codex mcp-serverコマンドを非推奨化
  • 8月25日、ChatGPTブラウザ拡張がEdge・Brave・Opera・Vivaldiにも対応。ログインが必要なサイトでの作業を継続できる「クラウドブラウザでのサイトログイン」機能も追加

8月20日: Apple Messagesプラグインとサイト共同編集

Apple silicon MacのChatGPTデスクトップアプリに、iMessage・SMS・RCSを読み取り・検索し、送信内容を準備できるApple Messagesプラグインが追加されました。ChatGPT公式ヘルプセンター(learn.chatgpt.com)をcurlで確認すると、このプラグインは「ChatGPT WorkとCodexで使うもので、通常のChatGPTチャットでは使えない」と明記されています。既定では送信前に承認を求める仕様ですが、Codex変更履歴の元記事は「承認プロンプトを無効化しているタスクでは既知の問題(known issue)がある」ともあわせて注記しており、この点は本記事執筆時点の日本語記事では見落とされがちな注意点です。同日、ChatGPT Sitesの共同編集とURL変更、Codexスレッドの読み取り専用スナップショット共有、デスクトップとiOS間でのピン留めチャット同期も追加されています。

8月24日前後: AWS Kiroへのモデル提供とmcp-server非推奨化

AWSのエージェント型開発ツール「Kiro」にGPT-5.6ファミリー(Sol・Terra・Luna)が提供されました。Kiro公式ブログ(kiro.dev)をcurlで直接確認したところ、3モデルの性能・コストの位置づけは次の通り明記されていました。

モデル Coding Agent Index Terminal-Bench 2.1 Kiroクレジット消費倍率
GPT-5.6 Sol 80 88.8% 2.4倍
GPT-5.6 Terra 77.4 記載なし 1.2倍
GPT-5.6 Luna 74.6 記載なし 0.6倍

Kiro公式ブログはこの数値の比較対象として、「Sol/TerraはCoding Agent IndexでClaude Fable 5(77.2)を上回り、LunaはClaude Opus 4.8(72.5)を上回る」とも記載しています。3モデルはいずれも272Kトークンのコンテキストウィンドウを持ち、AWS US-East-1(バージニア北部)とAWS Europe(フランクフルト)のリージョンで、Kiro Pro/Pro+/Pro Max/Powerプランの顧客向けに段階展開中(実験的サポート扱い)とされています。

なお、OpenAI側の「Terminal-Bench 2.1で、GPT-5.6 TerraがKiro上で成功タスクあたり約82%のコスト削減」という主張は、releasebot.ioがミラーしたOpenAIブログ記事に基づくもので、AWS側のVipin Mohan氏(Kiro Product)の署名記事とは別に、AWSのSwami Sivasubramanian氏(Vice President, Agentic AI)とOpenAIのColleen Kapase氏(Vice President of Strategic Global Partnerships and Ecosystems)のコメントが添えられています。この82%という数値についての第三者検証は当サイトでは確認できていません。また、Kiro公式ブログ自体の投稿日は2026年7月14日(Kiroの1周年に合わせた発表)となっており、OpenAI側のブログ・Codex変更履歴が8月24日付けで扱っている内容と、日付にややずれがあります。同一の統合について時期の異なる複数の発表がなされた可能性がありますが、本記事のソースだけではこのずれの理由までは特定できませんでした。

同日、codex mcp-serverコマンドが非推奨化されました。Codex変更履歴によれば、今後はCodex app serverへの移行が推奨され、Claude Codeなど他のツールからCodexを使いたい場合は「Codex plugin for Claude Code」を使う案内になっています。

8月25日: ブラウザ拡張の対応拡大とクラウドブラウザ機能

この日にまとまった変更が加わりました。

  • ブラウザ拡張の対応拡大:ChatGPTブラウザ拡張がChromeに加え、Edge・Brave・Opera・Vivaldiにも対応。ヘルプセンターの原文によれば「5つのブラウザすべてがタブメンションとブラウザ制御に対応しているが、Operaだけはサイドチャットに対応していない」という違いがあります
  • Site tools(WebMCP)別記事で詳しく扱っています。ヘルプセンターは例として「ドキュメントエディタが特定のセクションを探す・コメントを追加するといったツールを提供できる」ことを挙げています
  • クラウドブラウザでのサイトログイン:ChatGPT Workがweb/iOS/Androidで、ログインが必要なサイトでの作業を継続できる機能。OpenAIの説明によれば、認証情報はチャットにではなくログイン画面に直接入力され、モデルには渡らず学習にも使われないとされています。ヘルプセンターは「クラウドブラウザのセッションはローカルのブラウザプロファイルとは接続されない」とも補足しています。Enterprise/Eduプランは対象外
  • イベント起動スケジュールタスク:Gmail・Slack・GitHubのイベントをきっかけに動くスケジュールタスク(Plus/Pro向け)。ChatGPTのSlackアプリが監視対象チャンネルのメンバーである必要があり、GitHub連携アプリは監視対象リポジトリへのアクセス権が必要、というセットアップ要件も明記されています
  • タスクの共有機能
  • 無料ユーザーもスケジュールタスクを3件まで利用可能に(1日1回まで、イベント起動は不可)

8月31日に迫るGPT-5.4の退役(参考情報)

本題の8月20〜25日の更新とは別に、ChatGPT公式ヘルプセンターをcurlで確認したところ、直近の動きとして「2026年8月31日、ChatGPTでサインインしたCodexユーザー向けにGPT-5.4・GPT-5.4 miniが退役する」という予告も掲載されていました。ワークスペースの既定モデル・保存済みのモデル設定・カスタムエージェント・スケジュールタスクでgpt-5.4を使っている場合はgpt-5.6-terraに、gpt-5.4-miniを使っている場合はgpt-5.6-lunaに置き換えるよう案内されています。OpenAI APIキーで認証したCodexセッションはこの退役の対象外です。ブラウザ自動化の話題からは外れますが、記事公開時点(9月2日)ではすでに退役後であるため、参考情報として付記します。

「AIがログイン済みサイトで作業を続ける」という論点

このアップデート群の中で実務上もっとも踏み込んでいるのは、クラウドブラウザでのサイトログイン機能です。認証情報がモデルに渡らないという説明はOpenAI側の主張であり、当サイトが独自に技術的な裏取りをしたものではありません。パスワードマネージャーとの併用や、業務で使う場合の承認境界(どこまで自動で進めさせるか)は、導入する側が自分で線引きを考える必要がある論点です。

openai.com本体は403で読めず、数字の独立検証もできていない

  • Kiro連携での「約82%のコスト削減」という数値はOpenAI・AWS双方の共同発表にもとづく主張であり、第三者による独立した再現・検証結果は確認できていません。
  • クラウドブラウザでのサイトログイン機能について、「認証情報はモデルに渡らない」という説明の技術的な実装詳細(暗号化方式、保存場所等)は、公式ヘルプセンター・変更履歴の本文以上の情報を当サイトは持っていません。
  • openai.com本体(openai.com/index/gpt-5-6-in-kiro/など)は本記事執筆時点でもcurlすると403が返り、直接は読めませんでした。本記事はdevelopers.openai.com(Codex変更履歴)・learn.chatgpt.com(ヘルプセンター)・releasebot.ioのミラー・kiro.dev(AWS Kiro公式ブログ)の4つを実際に開いて内容を突き合わせています。
  • Kiro公式ブログ(7月14日付け)とOpenAI側の発表(releasebot.ioミラー基準で8月24日付け)の間にある日付のずれの理由は特定できませんでした。同じ統合について複数回に分けて発表された可能性、あるいはどちらかの日付表記が発表日と異なる(例えば更新日と公開日の違い)可能性のどちらも本記事のソースからは判別できません。
  • 承認プロンプトを無効化したタスクでApple Messagesプラグインにどんな既知の問題が起きるのか、具体的な症状は元記事の注記以上の情報が見つかりませんでした。

関連記事: WebMCP「Site tools」とハッカソン / MCP(Model Context Protocol)とは

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