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ChatGPT、8月の新機能まとめ──レストラン予約からLinuxアプリまで

ChatGPTは2026年8月、OpenTable連携のレストラン予約、Google Drive統合、任意機能「Computer History」、インタラクティブ小テスト、Linuxデスクトップアプリの公開プレビューなど、消費者向け機能を立て続けに追加しました。OpenAI公式リリースノートを1件ずつ確認しました。

ChatGPT、8月の新機能まとめ──レストラン予約からLinuxアプリまで
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2026年8月29日時点の情報です。 ChatGPTは2026年8月、消費者向け機能を立て続けに追加しました。派手な新モデル発表の陰に隠れがちですが、レストラン予約からOSレベルの操作履歴連携まで幅広い変更です。OpenAI公式リリースノートの全文ミラー(配信元のhelp.openai.comは403でアクセスできないため、公式ノート本文をそのままミラーしているreleasebot.io経由)で内容を確認しました。

3行まとめ

  • 8月10日、OpenTable・Resy・Yelp連携のレストラン予約がチャット内で完結(OpenTableは全世界、Resy・YelpはUS/カナダ中心。ChatGPT Workは対象外)
  • 8月13日、Google DriveをLibraryに統合。同日、任意機能「Computer History」を追加(既定オフ、EEA/UK/スイスは当初対象外→8月20日に解禁)
  • 8月14日、インタラクティブ小テスト・Free/Goでも使えるThink機能・Linuxデスクトップアプリ公開プレビューを追加

8月7日: Voice機能の拡張

ChatGPT Voice(GPT-Live)がファイルアップロードとProjectsに対応しました。web・iOS・Androidでは、貼り付け時の書式保持、Libraryからのファイル追加、バックグラウンド音声会話時の安全装置など細かい改善も含まれています。

8月10日: レストラン予約がチャット内で完結

OpenTable・Resy・Yelpと連携し、チャット内で空き状況を確認し、予約まで完了できる機能が追加されました。展開は全プラン(無料含む)・モバイル/web/デスクトップ向けですが、対応範囲には地域差があります。OpenTable経由の予約は世界中で使える一方、Resy・Yelpは米国中心(Yelpは米国・カナダ)で、日本では実質的にOpenTable経由の店舗のみが対象になります。なお、ChatGPT Workはこの機能の対象外です。

Yelp公式ブログを直接確認すると、この統合はOpenAIとYelpが約3週間前に結んでいたコンテンツ連携(レビュー・評価・写真をChatGPTの回答に表示する提携)を拡張したものだと説明されている。Yelp側は自社調査(Morning Consult)を引用し、「AIツールで地域の店を探す際、信頼できるプラットフォーム上で予約などの行動が取れることを重視する」と答えた人が65%に上ったとしている。

この機能には実務上の制約がいくつかある。Komando.comの解説記事(消費者向けテックコラム)が整理している注意点を確認する。

  • 予約後の変更・キャンセルはChatGPT側ではできない。Yelp・OpenTable・Resyそれぞれの元のプラットフォームで行う必要があり、無断キャンセル(no-show)扱いになるとアカウントへのペナルティや違約金が発生しうる
  • Yelp経由の予約が使えるのは「Yelp Guest Manager」を導入している店舗のみで、対応していない店も多い
  • 決済のステップは無い。カード情報の入力・前払いは発生しない一方、事前決済が必要な有料イベント(テイスティングメニュー等)は対象外になる
  • ChatGPTが予約のためにクレジットカード番号を尋ねてくることは無いとされ、もしそうした要求があれば正規の機能ではなく詐欺の可能性が高いと注意喚起されている

8月13日: Google Drive統合と「Computer History」

同日に2つの変更がありました。

Google Driveの統合:Docs/Sheets/Slidesを会話の横で開いたまま作業でき、フォルダ単位で指示を出せます。権限があればDrive側のファイルを直接更新することも可能です。

Computer History(macOSアプリの任意機能):アプリやサイトの操作イベントを記録し、ChatGPT・Codexが参照できるようにする機能です。リリースノートによれば、スクリーンショット・画面録画・マイク音声・システム音声は記録されず、プライベートブラウジングは対象外、既定はオフで、Pro/Business/Enterprise向けとされています。当初EEA(欧州経済領域)・UK・スイスは対象外でしたが、8月20日に同地域へも解禁されています。

「PCの操作履歴をAIに参照させる」という性質上、プライバシー面での議論を招きやすい機能です。既定オフである点、記録範囲がイベントログに限定されスクリーンショットや音声を含まない点は、導入を検討する際のチェックポイントになります。

8月14日: 小テスト・Think開放・Linuxアプリ

この日は3つの変更がまとまりました。

  • 全消費者プラン+Eduでインタラクティブ小テスト機能が使えるように
  • プロジェクトのメモリ設定を後から変更可能に
  • Free・Goプランでも、Web上でThink機能(推論量を上げるボタン)を使えるように
  • Linuxデスクトップアプリの公開プレビューを開始(対応:Ubuntu 24.04/26.04 LTS、Debian 13、Fedora 43/44)

8月20日〜28日: 記事執筆後にさらに追加された更新

releasebot.ioのミラーを2026年8月29日に改めて確認すると、当初の記事執筆時点(8月27日)以降も更新が続いていた。あわせて一覧化する。

日付 内容
8月20日 ChatGPT Sites所有者(Plus/Pro)がURLを再デプロイ無しで変更可能に/Apple SiliconMac版デスクトップアプリでApple Messagesプラグイン対応(iMessage・SMS・RCSの検索・送信)/Computer HistoryがEEA・スイス・UK(macOS・Proユーザー)にも拡大/Codexの読み取り専用チャット共有リンク/ピン留めチャットがデスクトップ・iOS間で同期
8月21日 プラグイン推薦の順位づけ基準変更、ローカル時刻を踏まえた応答、長い会話の分割読み込み、生成中コンテンツの逐次表示など(既存の記述どおり)
8月25日 ChatGPT Workにwebhookトリガー型の予定タスク(Gmail新着・Slackメッセージ・GitHub PRの変化で起動)/無料ユーザーもタスクの共有・最大3件の予定タスク作成が可能に/Workのブラウザ機能がサインイン必須のサイトにも対応(パスワードマネージャー連携、重要操作の前には必ず確認を求める)
8月27日 一時チャット(Temporary Chat)にメモリ・プラグイン・カスタム指示を使う設定を追加。通常は履歴に残らない一時チャットを、あとから履歴に保存する選択肢も追加
8月28日 Gmail・Googleカレンダー・Googleコンタクトの複数アカウントを同じ会話内で横断的に扱えるように(Plus/Pro/Business/Enterprise対象)

Computer Historyの地域拡大については、当初の記事本文で「8月20日にEEA/UK/スイスへ解禁」とまとめていたが、releasebot.ioのミラー原文を再確認すると、実際には「macOSのChatGPTデスクトップアプリを使うProプランユーザー」という条件付きの解禁だった。Free/Plusユーザーやデスクトップアプリ以外での提供有無は、このリリースノートの記述からは分からない。

8月21日: プラグイン推薦の見直しなど

プラグイン推薦の順位づけ基準が「インストール後も使い続けられているか」に変更されたほか、ローカル時刻を踏まえた応答、長い会話の分割読み込み、生成中のインタラクティブコンテンツの逐次表示といった細かい体験改善が加わりました。

日本の読者にとっての実質的な影響

レストラン予約機能は、日本国内での対応がOpenTable経由の店舗に限られるため、Resy・Yelp主体の米国ほどの利便性向上は見込みにくいのが実情です。一方、Google Drive統合とLinuxデスクトップアプリは地域を問わず使える変更で、特にLinux環境でAI活用をしている個人事業者にとっては選択肢が広がる話です。Computer Historyは任意機能かつProプラン以上が前提のため、Free/Plusユーザーには直接関係しません。

公式ページは403、ミラー経由でしか確認できていない

  • 本記事はOpenAI公式ChatGPTリリースノートの全文ミラー(releasebot.io、2026年8月29日再確認)に基づいています。配信元のhelp.openai.comは今回の再確認時点でも403でアクセスできず、当サイトはミラー経由でしか本文を確認できていません。ミラーの正確性そのものを検証する手段は限られています。
  • レストラン予約機能について、日本国内で実際に使える店舗数・利用実感は本記事では検証していません。
  • Computer History機能の技術的な実装詳細(どのイベントがどう記録されるか)は、リリースノート本文の記述以上には確認していません。
  • Yelpのブログが引用しているMorning Consult調査は、Yelp自身によるサマリーを経由した数字であり、調査原文そのものは本記事では確認していません。

関連記事: ChatGPT無料版テキスト無制限化とGPT-5.6 Luna既定化 / 生成AIとプライバシー・個人データ

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