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Claude・GPT・Gemini API料金の読み方2026年8月27日に公式ページで確認した単価早見表

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日刊AIニュース10月20日(火)号:前日のAIのニュース12本を短くまとめました(約8分)›

Claude(Anthropic)・GPT(OpenAI)・Gemini(Google)のAPI料金の読み方を、2026年8月27日に各社公式ページを開いて確認できた数値だけで整理した台帳型ガイドです。入力/出力単価の違い、キャッシュ・バッチ割引、トークナイザ差という比較の落とし穴まで解説します。

Claude・GPT・Gemini API料金の読み方──2026年8月27日に公式ページで確認した単価早見表
目次

Claude(Anthropic)・GPT(OpenAI)・Gemini(Google)のAPI料金は、「入力と出力で単価が別」「キャッシュとバッチに割引がある」「同じ文章でもモデルによってトークン数が違う」の3点を押さえると読めるようになります。この記事では料金表の読み方を解説したうえで、2026年8月27日に各社の公式料金ページを実際に開いて確認できた数値だけを、取得日つきの早見表として載せます。

  • API料金は入力単価と出力単価の別建て。今回確認した主要モデルでは出力が入力の4〜6.25倍
  • キャッシュ読み取りはAnthropic・OpenAIとも多くのモデルで入力単価の1/10(それより安いモデルもある・※7※13※14)。バッチ処理は3社ともおおむね半額
  • 掲載数値は2026年8月27日に公式ページで確認したもののみ。価格は改定されるため利用前に原典の再確認を

料金表のどこを見ればいいのか

各社とも単価は「100万トークンあたりの米ドル」で表記されます。トークンとは、AIが文章を処理する最小単位のことです。

見るべき列は2つあります。**入力(Input)**はプロンプト・会話履歴・ツール定義など「モデルに渡すもの」、**出力(Output)**は「モデルが生成する文章」の単価です。会話履歴を毎回送り直すチャット的な使い方では入力が、長文を書かせる使い方では出力が費用の中心になります。出力単価は入力より高く、今回確認した範囲では4〜6.25倍でした。

主要モデルの単価早見表(2026年9月10日に公式ページで再確認)

すべて標準ティア・100万トークンあたりの米ドル。バッチ/Flex/優先処理などの別ティアは含みません。

社 モデル 入力 $/1M 出力 $/1M
Anthropic Claude Fable 5.1※7 10 50
Anthropic Claude Fable 5 10 50
Anthropic Claude Mythos 5.1※1 10 50
Anthropic Claude Mythos 5※1 10 50
Anthropic Claude Opus 5.5※13 4 20
Anthropic Claude Opus 5 5 25
Anthropic Claude Opus 4.8 5 25
Anthropic Claude Sonnet 5.5※13 2 10
Anthropic Claude Sonnet 5※2 2 10
Anthropic Claude Sonnet 4.6 3 15
Anthropic Claude Haiku 5.5※13 0.10 0.50
Anthropic Claude Haiku 4.5※13 1 5
OpenAI gpt-6-astra※8 10.00 50.00
OpenAI gpt-6.1-sol※14 2.00 10.00
OpenAI gpt-6-sol※14 2.00 10.00
OpenAI gpt-6-luna※14 0.10 0.50
OpenAI gpt-5.6-sol※3 4.00 20.00
OpenAI gpt-5.6-terra 2.00 12.00
OpenAI gpt-5.6-luna 0.20 1.20
OpenAI gpt-5.6-cyber※9 12.50 75.00
OpenAI gpt-5.5 5.00 30.00
OpenAI gpt-5.4 2.50 15.00
OpenAI gpt-5.4-mini 0.75 4.50
OpenAI gpt-5.4-nano 0.20 1.25
Google Gemini 3.8 Flash※4 0.75 3.75
Google Gemini 3.7 Flash※4 0.75 3.75
Google Gemini 3.6 Flash※4 0.75 3.75
Google Gemini 3.5 Flash 1.50 9.00
Google Gemini 3.1 Pro Preview※5 2.00 12.00
Google Gemini 2.5 Pro※5 1.25 10.00
Google Gemini 2.5 Flash 0.30 2.50
Google Gemini 2.5 Flash-Lite 0.10 0.40
xAI Grok 4.6※10 2.00 6.00
xAI Grok 4.3※10 1.25 2.50
Moonshot Kimi K3※6 3.00 15.00
Zhipu (Z.ai) GLM-5.3 1.40 4.40
Zhipu (Z.ai) GLM-5.3-Flash 0.15 0.50
DeepSeek DeepSeek-V4.1-Flash※11 0.30 1.20
Alibaba Qwen3.8-Max※12 2.00 6.00
Alibaba Qwen3.8-Flash 0.15 0.47

※1 限定提供(Project Glasswing 経由)。公式料金表には Fable 5 と同額で掲載されています。アクセス経路はMythos 5の記事を参照。 ※2 2026年7月の取得時点では「2026年8月31日までの導入価格」でしたが、Anthropic公式APIリリースノートの2026年8月10日の項で「$2/$10が標準価格になり、9月1日に予定していた$3/$15への値上げは実施しない」と明記されました。値上げは撤回されています。 ※3 プロモーション価格。公式ページに「少なくとも2026年11月21日までは有効」と記載があり、その後の扱いは書かれていません。2026年8月21日に入力20%・出力33%の値下げが行われた結果の価格です。gpt-5.6系はプロンプトが272Kトークンを超えると別単価(solで入力$8.00・出力$30.00)になります。 ※4 2026年12月31日までの導入価格。公式表に「2027年1月1日から入力$1.50・出力$7.50」と明記されています(バッチ・Flex・優先処理の各ティアも同じ日にそれぞれ2倍になります)。Gemini 3.7 Flash のGAは2026年8月13日(公式changelog)。Gemini 3.8 Flash は2026年9月2日公開で、単価は3.6/3.7と同額です。 ※5 プロンプト20万トークン以下の価格。超過分は$4.00/$18.00。 ※6 キャッシュヒット時の入力は$0.30。正式発表の詳細は速報記事を参照。 ※7 Claude Fable 5.1 は2026年9月1日公開。単価は Fable 5 と同額ですが、キャッシュ読み出しは $1 から $0.25 に下がっています(Fable 5 は $1 のまま)。 ※8 GPT-6 Astra は2026年9月3日公開。272Kトークンを超える入力を含むリクエストは入力2倍・出力1.5倍になります。 ※9 gpt-5.6-cyber は利用に別途の承認・プロビジョニングが必要と公式ページに記載があります。 ※10 xAI は200Kトークン以上の長コンテキストで単価が2倍になります(Grok 4.6 なら入力$4.00・出力$12.00)。 ※11 DeepSeek はピーク/オフピークで単価が変わります。表はピーク時で、オフピークは入力$0.15・出力$0.60。9月10日時点の公式料金ページには、2026年9月14日12:00(北京時間)以降 deepseek-v4-pro 宛てのリクエストは V4.1-Flash へ自動ルーティングされ同料金になる、と記載がありました。【2026年9月18日追記】同ページの脚注は「ユーザーの要望を受け、2026年9月14日以降も DeepSeek V4 Pro の API 提供を継続し、課金方法は変更なし」に差し替わっています(deepseek-v4-pro はピーク時 入力$1.32・出力$3.96、オフピーク 入力$0.66・出力$1.98)。詳細はDeepSeekの使い方。 ※12 Qwen3.8-Max はリージョンで単価が違います。表は International(シンガポール)で、中国(北京)は入力$1.65・出力$4.951。 ※13 Claude Opus 5.5(2026年9月22日公開)・Claude Sonnet 5.5(9月28日公開)・Claude Haiku 5.5(10月7日公開)の3行は、2026年10月8日4時29分に取り直したAnthropicの料金ページとModels overviewの値です(この表の他の行は9月10日時点)。Haiku 5.5は、プロンプトが10万トークンを超えると要求全体が入力$0.50・出力$2.50になります。キャッシュ読み出しは、Opus 5.5が入力単価の0.05倍($0.20)と料金ページは書き、Sonnet 5.5も10月7日に$0.20から$0.10(0.05倍)に下がったとAnthropicのAPIリリースノートは書いています。同じModels overviewは、表のClaude Fable 5・Opus 5・Opus 4.8・Sonnet 5・Sonnet 4.6・Haiku 4.5を「Legacy models (still available)」(旧モデル・まだ使える)に分類しています。 ※14 gpt-6.1-sol・gpt-6-sol・gpt-6-luna の3行は、2026年10月8日5時33分に取り直したOpenAIのAPI料金ページ(Standardの表)の値です(この表の他のOpenAIの行は9月10日時点)。公式の表は gpt-6.1-sol の入力$2.00・出力$10.00(キャッシュ入力$0.10)、gpt-6-sol の入力$2.00・出力$10.00(キャッシュ入力$0.20)、gpt-6-luna の入力$0.10・出力$0.50(キャッシュ入力$0.01)を載せています。公式の表は short context(入力272Kトークン以下)と long context(272K超)の2段に分かれ、long context は gpt-6.1-sol で入力$4.00・出力$15.00、gpt-6-sol で入力$4.00・出力$15.00、gpt-6-luna で入力$0.20・出力$0.75です。上の表は short context の値です。

なお、API単価とは別に、Claudeの有料プランに付く毎月のAPIクレジットがあります。Anthropicのリリースノートは、2026年10月7日の項で「Max and Team plans now include monthly API credits」(訳:MaxとTeamのプランに毎月のAPIクレジットが付くようになった)と書きます。ヘルプ「Monthly API credits for Max and Team plans」(2026年10月8日取得)の金額は、Max 5xが$100、Max 20xが$200、Teamはスタンダードシート1席あたり$20、プレミアムシート1席あたり$100です。Teamは全席分が1つにまとまり、上限は月$500です。Free・Pro・Enterpriseは対象外で、Claude Consoleの組織を紐づけて受け取ります。新しく加入した人は、対象のプランに7日いると受け取れます。使えるのはClaude API・Consoleの Playground・Managed Agents・Agent SDKで、ターミナル・IDE・デスクトップ・Webで使う対話型のClaude Codeと追加の使用量(Extra usage)には使えません。使い残しは請求サイクルの終わりに失効し、翌月へは繰り越されません。

キャッシュ割引とバッチ割引はどれくらい効くのか

プロンプトキャッシュは、毎回同じ内容(システムプロンプトや長い資料)を送り直す場合に、2回目以降の読み取りを安くする仕組みです。Anthropicは公式に「書き込み1.25倍(5分有効)または2倍(1時間有効)、読み取り0.1倍」と明記しています。OpenAIも各モデルにcached input価格があり、今回確認した4モデルはいずれも入力単価の1/10でした(2026年10月8日に足した gpt-6.1-sol は1/20・※14)。GoogleはContext cachingとしてモデル別に別建て価格を掲載しています。

バッチ処理は、即時応答が不要なリクエストをまとめて非同期処理する代わりに割引を受ける仕組みです。Anthropicは「入力・出力とも50%割引」と明記。OpenAI・Googleもモデル別のバッチ価格を掲載しており、今回確認した行はおおむね標準の半額でした。

100万トークンは体感でどれくらいか

Anthropicの公式FAQには「英語では1トークンは約4文字」という目安が載っています。ただしトークン数は言語や内容によって大きく変わるため、日本語で正確に知りたい場合は各社のトークンカウント機能で実測するのが確実です。

もうひとつ重要なのがトークナイザ(文章をトークンに分割する仕組み)の差です。Anthropicは公式ページで、新しい世代のモデルは「同じテキストで約30%多くトークン化される」と明記しています。つまり単価が同じでも、実際の請求額はモデルによって変わります。単価表の比較だけでは費用は確定しません。

どのモデルに投げるかで費用はどう変わるか

考え方は分かれます。A案は上位モデルに一発で任せる方法で、単価は高いものの、やり直しの回数が減れば総額で有利になる場合があります。B案は軽量モデル(Haiku 5.5、gpt-5.4-nano、Flash-Liteなど)で下処理や分類をこなし、要所だけ上位モデルに回す方法です。どちらが安いかは作業内容に依存するため、少量のテストで自分のタスクの実測値を取ってから本投入するのが安全です。

動画制作の検証業務で感じるコスト差

私は動画制作の台本チェックや検証で複数社のAPIを日常的に使っています。同じチェック作業でも、どのモデルに投げるかで費用が大きく変わる体感があります。だからこの記事は「どれが一番安いか」の断定ではなく、単価の読み方と、取得日を明記した台帳として作りました。価格が変わったら表も更新していく前提です。

価格表を読む前に押さえておきたい5点

  • 掲載数値は2026年8月27日に公式ページで確認したものです。価格改定は頻繁で、初出(2026年7月16日)からの42日間だけでも、値下げが2件(gpt-5.6-sol / gpt-5.6-luna・terra)、予告されていた値上げの撤回が1件(Claude Sonnet 5)ありました。利用前に必ず原典を確認してください。
  • すべて米ドル建てです。円換算は為替で変動します。
  • キャッシュ割引には最低キャッシュ長などの適用条件があり、常に割引になるわけではありません。
  • 単価表の外にもコストがあります。例えばAnthropicのWeb検索ツールは1,000回あたり$10と公式に記載されています。レート制限や利用ティアも別途あります。
  • 公式ページで確認できなかった数値は載せていません。表にないモデルは各社の公式料金ページを参照してください。

自分の使い方だと月いくらになるか

単価表は「1トークンあたりいくらか」までしか教えてくれない。実際の請求額を決めるのは、入力と出力のどちらが重い使い方をしているかと、月に何回動かすかだ。

この表と同じデータを読んで月額を出す道具を用意した:AI API 料金シミュレータ。チャット・要約・コード生成・エージェント自走の4つのプリセットから選んで、回数とトークン数を自分の実測値に入れ替えると、掲載モデルの月額が安い順に並ぶ。エージェントは1回の指示で何十ターンも回り、そのたびに文脈を送り直すので、同じ単価でもチャットとは桁が変わる——という部分まで計算に入れてある。

モデルの世代交代を追うならAIモデル世代・後継早見表も使える。この記事の表に古いモデルが残っていないかは、そちらと突き合わせれば分かる。

なお、この記事が扱っているのはAPIの従量課金で、ChatGPT PlusやClaude Proのような月額サブスクとは料金の仕組みが別物だ。「月にいくら払うと何がどれだけ使えるのか」を比べたい場合はAI有料プラン比較のほうを見てほしい。こちらは各社の公式ページから取り直した月額と、公式が書いている上限の文言を、1セルずつ出典と取得日つきで並べてある。

確認した公式料金ページ一覧

更新履歴

  • 2026-10-08: OpenAIの gpt-6.1-sol・gpt-6-sol・gpt-6-luna の3行を追加(※14)。MaxとTeamの毎月のAPIクレジット(10月7日から)を表の下に追記。
  • 2026-10-08: Claude Opus 5.5(9月22日公開)・Sonnet 5.5(9月28日公開)・Haiku 5.5(10月7日公開)の行を追加し、Haiku 4.5などがLegacy(旧モデル)に移ったことを※13に注記。軽量モデルの例をHaiku 5.5に差し替えた。ほかの行は9月10日時点のまま。
  • 2026-08-27: 全社の公式料金ページを再取得して表を更新。(1) Claude Sonnet 5の値上げ撤回を反映(公式APIリリースノート「August 10, 2026」の項で「$2/$10が標準価格になり、9月1日に予定していた$3/$15への値上げは実施しない」と明記)。(2) gpt-5.6-solを$5.00/$30.00から**$4.00/$20.00**に更新(2026年8月21日に入力20%・出力33%の値下げ。少なくとも2026年11月21日までのプロモーション価格)。(3) 初出後に登場・未掲載だった6行を追加(Claude Mythos 5 / Claude Opus 5 / gpt-5.6-terra / gpt-5.6-luna / Gemini 3.7 Flash / Gemini 3.6 Flash)。(4) 出典に4本を追加し、全出典の取得日を更新。
  • 2026-07-17: Moonshot「Kimi K3」の行を追加(公式ドキュメント掲載確認・正式発表前)
  • 2026-07-16: 初版公開

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出典・参照資料

更新・訂正履歴

  • 単価早見表を2026年9月10日時点へ更新した。8月27日の取得以降に出たモデル(Claude Fable 5.1 / Mythos 5.1・GPT-6 Astra・gpt-5.6-cyber・Gemini 3.8 Flash・DeepSeek-V4.1-Flash)と、表に無かったモデル(Claude Sonnet 4.6・gpt-5.5・Gemini 2.5 Pro / 2.5 Flash・Grok 4.6 / 4.3・GLM-5.3 / GLM-5.3-Flash・Qwen3.8-Max / Qwen3.8-Flash)を追加し、各社の公式ページを取り直して単価を確認した。あわせて、二段階価格(xAIの長コンテキスト、GPT-6 Astraの272K超、Qwenのリージョン差)とDeepSeekのピーク/オフピーク、Gemini 3.x Flashが2027年1月1日に全ティアで倍額になる点を脚注に加えた。
  • Claude Sonnet 5の価格に関する脚注を修正。2026年7月16〜17日取得時点でAnthropic公式ページは「導入価格$2/$10は2026年8月31日まで、9月1日以降$3/$15に値上げ」と明記しており、記事の元の記述(脚注)はこれと一致していた(wayback機械で2026-07-17時点のアーカイブを確認して裏取り済み)。しかし2026年8月27日に同ページを再確認すると記載が変わっており、「$2/$10は今や標準価格となり、9月1日の値上げは行われない」と明記されていた。値上げ撤回を反映して脚注を更新した。表中の他の数値(Fable 5、Opus 4.8、OpenAI gpt-5.6-sol/gpt-5.4系、Gemini 3.1 Pro Preview/3.5 Flash/2.5 Flash-Lite、Kimi K3)は取得時点の公式ページ記述と一致することを確認済み(OpenAI gpt-5.6-sol と Anthropic Sonnet 5 は2026-07-17時点のwayback機械アーカイブでも裏取り)。なお2026年8月27日時点のOpenAI公式ページではgpt-5.6-sol の標準価格が$4/$20(プロンプション価格、2026年11月21日まで)に変更されており、記事執筆時の$5.00/$30.00から下がっている。これは記事の誤りではなく時点の違いによるものだが、価格改定が頻繁である旨は本文の但し書きに既に明記されている。
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