Claude・GPT・Gemini API料金の読み方──2026年7月16日に公式ページで確認した単価早見表
Claude(Anthropic)・GPT(OpenAI)・Gemini(Google)のAPI料金の読み方を、2026年7月16日に各社公式ページを開いて確認できた数値だけで整理した台帳型ガイドです。入力/出力単価の違い、キャッシュ・バッチ割引、トークナイザ差という比較の落とし穴まで解説します。

目次
Claude(Anthropic)・GPT(OpenAI)・Gemini(Google)のAPI料金は、「入力と出力で単価が別」「キャッシュとバッチに割引がある」「同じ文章でもモデルによってトークン数が違う」の3点を押さえると読めるようになります。この記事では料金表の読み方を解説したうえで、2026年7月16日に各社の公式料金ページを実際に開いて確認できた数値だけを、取得日つきの早見表として載せます。
- API料金は入力単価と出力単価の別建て。今回確認した主要モデルでは出力が入力の4〜6倍
- キャッシュ読み取りはAnthropic・OpenAIとも入力単価の1/10。バッチ処理は3社ともおおむね半額
- 掲載数値は2026年7月16日に公式ページで確認したもののみ。価格は改定されるため利用前に原典の再確認を
料金表のどこを見ればいいのか
各社とも単価は「100万トークンあたりの米ドル」で表記されます。トークンとは、AIが文章を処理する最小単位のことです。
見るべき列は2つあります。**入力(Input)**はプロンプト・会話履歴・ツール定義など「モデルに渡すもの」、**出力(Output)**は「モデルが生成する文章」の単価です。会話履歴を毎回送り直すチャット的な使い方では入力が、長文を書かせる使い方では出力が費用の中心になります。出力単価は入力より高く、今回確認した範囲では4〜6倍でした。
主要モデルの単価早見表(2026年7月16日に公式ページで確認)
| 社 | モデル | 入力 $/1M | 出力 $/1M |
|---|---|---|---|
| Anthropic | Claude Fable 5 | 10 | 50 |
| Anthropic | Claude Opus 4.8 | 5 | 25 |
| Anthropic | Claude Sonnet 5 | 2※ | 10※ |
| Anthropic | Claude Haiku 4.5 | 1 | 5 |
| OpenAI | gpt-5.6-sol | 5.00 | 30.00 |
| OpenAI | gpt-5.4 | 2.50 | 15.00 |
| OpenAI | gpt-5.4-mini | 0.75 | 4.50 |
| OpenAI | gpt-5.4-nano | 0.20 | 1.25 |
| Gemini 3.1 Pro Preview | 2.00※※ | 12.00※※ | |
| Gemini 3.5 Flash | 1.50 | 9.00 | |
| Gemini 2.5 Flash-Lite | 0.10 | 0.40 |
※ Sonnet 5は2026年8月31日までの導入価格。公式ページに「9月1日以降は$3/$15」と明記されています。 ※※ プロンプト20万トークン以下の価格。超過分は$4.00/$18.00。
キャッシュ割引とバッチ割引はどれくらい効くのか
プロンプトキャッシュは、毎回同じ内容(システムプロンプトや長い資料)を送り直す場合に、2回目以降の読み取りを安くする仕組みです。Anthropicは公式に「書き込み1.25倍(5分有効)または2倍(1時間有効)、読み取り0.1倍」と明記しています。OpenAIも各モデルにcached input価格があり、今回確認した4モデルはいずれも入力単価の1/10でした。GoogleはContext cachingとしてモデル別に別建て価格を掲載しています。
バッチ処理は、即時応答が不要なリクエストをまとめて非同期処理する代わりに割引を受ける仕組みです。Anthropicは「入力・出力とも50%割引」と明記。OpenAI・Googleもモデル別のバッチ価格を掲載しており、今回確認した行はおおむね標準の半額でした。
100万トークンは体感でどれくらいか
Anthropicの公式FAQには「英語では1トークンは約4文字」という目安が載っています。ただし日本語は言語や内容でトークン数が大きく変わるため、正確に知りたい場合は各社のトークンカウント機能で実測するのが確実です。
もうひとつ重要なのがトークナイザ(文章をトークンに分割する仕組み)の差です。Anthropicは公式ページで、新しい世代のモデルは「同じテキストで約30%多くトークン化される」と明記しています。つまり単価が同じでも、実際の請求額はモデルによって変わります。単価表の比較だけでは費用は確定しません。
どのモデルに投げるかで費用はどう変わるか
考え方は分かれます。A案は上位モデルに一発で任せる方法で、単価は高いものの、やり直しの回数が減れば総額で有利になる場合があります。B案は軽量モデル(Haiku 4.5、gpt-5.4-nano、Flash-Liteなど)で下処理や分類をこなし、要所だけ上位モデルに回す方法です。どちらが安いかは作業内容に依存するため、少量のテストで自分のタスクの実測値を取ってから本投入するのが安全です。
筆者の現場から
私は動画制作の台本チェックや検証で複数社のAPIを日常的に使っています。同じチェック作業でも、どのモデルに投げるかで費用が大きく変わる体感があります。だからこの記事は「どれが一番安いか」の断定ではなく、単価の読み方と、取得日を明記した台帳として作りました。価格が変わったら表も更新していく前提です。
正直な但し書き
- 掲載数値は2026年7月16日に公式ページで確認したものです。価格改定は頻繁で、実際にClaude Sonnet 5は導入価格の終了日が公式に予告されています。利用前に必ず原典を確認してください。
- すべて米ドル建てです。円換算は為替で変動します。
- キャッシュ割引には最低キャッシュ長などの適用条件があり、常に割引になるわけではありません。
- 単価表の外にもコストがあります。例えばAnthropicのWeb検索ツールは1,000回あたり$10と公式に記載されています。レート制限や利用ティアも別途あります。
- 公式ページで確認できなかった数値は載せていません。表にないモデルは各社の公式料金ページを参照してください。
出典
- Anthropic 公式料金ページ(Pricing)(2026-07-16取得)
- OpenAI API Pricing(公式ドキュメント)(2026-07-16取得)
- Gemini API Pricing(Google公式)(2026-07-16取得)
出典・参照資料
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